デルタ4ヘビーのエンジン始動がダイヤフラム式レギュレーターを使っているとは知らなかったな ― 2020年09月20日 02:05
デルタ4ヘビーのエンジン始動がダイヤフラム式レギュレーターを使っているとは知らなかったな
(ULAは9月26日、次のデルタ4重ロケット打ち上げの試みを目標としています)
https://spaceflightnow.com/2020/09/17/ula-targeting-sept-26-for-next-delta-4-heavy-launch-attempt/
「8月29日、ロケットの3つのAerojet Rocketdyne RS-68Aメインエンジンの1つがすでに点火した後、コンピューターが自動的に中止」
そういえば、あれはどーなった系の話だ。
3週間近く経って、ようやく真相が分かった。
「地上システムレギュレーターの内部コンポーネントの故障がオンパッドの中止の原因である」
「Delta 4-Heavyの3つのRS-68Aメインエンジンのタービンを回転させる高圧ヘリウムガスシステムでは、3つの流量レギュレーターが使用されています。ロケットの右舷エンジンは正常に作動しましたが、中央エンジンのレギュレーターのレギュレーターは開きませんでした。」
「エンジンは、発進前の最後の数秒間に、スターボードエンジンから始まり、センターエンジンとポートエンジンが続く、交互のシーケンスで点火するようにタイミングがとられています。」
打上げの映像では、画面に向かって左側のエンジンに点火した直後にスタックした(サービスタワーから延びるアームがある側からだと、向かって右側になる)。
こっちが、スターボード側(船でいえば右舷側)なわけだな。
「規制当局の問題の根本的な原因は隔膜の破れだと語った。ブルーノは、横隔膜の裂傷は摩耗と疲労が原因であると思われるとツイートした。」
調圧装置は、ダイアフラム式なわけだ。
エイペックスのXTX50とか、セカンドステージにも使われているゴムの膜(ダイヤフラム)を使って調圧する。
(XTX50 レギュレーター)
https://www.apeksdiving.com/jp/products/diving-regulators/product/xtx50-regulator.html
「1stステージ種別:オーバーバランスドダイヤフラムタイプ」
(RS-68 (ロケットエンジン))
https://ja.wikipedia.org/wiki/RS-68_(%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3)
「RS-68Aへの発展とアレスV:
・・・
アレスV用のRS-68の改良項目として長時間の燃焼に応じた異なるアブレーションノズルや始動シーケンスの短縮、始動時の水素の損失を減らす為の変更と始動前と飛行時のヘリウムの使用を減らす為の変更が含まれる。」
始動時にヘリウムガスをしこたま使っていることが分かる(もったいない・・・)。
飛行中にも、タンクの加圧のためにヘリウム使ってるんだろうな(あー、もったいない・・・)。
「RS-68Aは2012年6月29日に打ち上げられたデルタIVヘビーで初めて使用された。」
使い捨ての安物エンジン(SSMEに比べて)だが、大きなトラブルなく飛行している。
このエンジンは、ガス発生器サイクルだ。
(ガス発生器サイクル)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%B9%E7%99%BA%E7%94%9F%E5%99%A8%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB
「燃料と酸化剤の一部を主燃焼室とは別のガス発生器(副燃焼室)で燃焼させ、その燃焼ガスで燃料・酸化剤を供給するターボポンプを駆動させる。ターボポンプを駆動した後のガスはそのまま排出される」
燃焼ガスはポンプの動力源としてだけ使われるので、燃焼効率の点からは不利だがメリットもある。
「ガス発生器に燃料・酸化剤を送る場合には、二段燃焼サイクルの高圧のプレバーナーへ推進剤を供給する場合のように高い圧力を加える必要がない。そのためにターボポンプの開発や製造はより容易になる。」
「二段燃焼サイクルに比べて比推力でやや劣り推力も下がるものの、開発や製造にかかるコストを抑える事が出来る。」
だが、燃料ポンプを回すためには、そのポンプで加圧された燃料を副燃焼室に送らなければならない。
そこで燃やしたガスの圧力で、燃料ポンプ(と繋がったタービン)を回すわけだからな。
だけど、燃料ポンプが回らなければ、そのガスは送れない(どーすりゃいーの?)。
卵が先かニワトリが先か・・・。
で、初めは地上施設で加圧してあるヘリウムガスを送り込んで燃料ポンプを回すわけだ(推測なのでテキトーです)。
その地上側のヘリウムガスの調圧に、ダイやフラム式の調圧装置(レギュレーター)を使ってたわけだが、長年の使用(放置?)が祟って、膜がちぎれてしまったんだろう。
ミディアムクラスのデルタ4ロケットも同じ37B発射台から打ち上げられるが、加圧装置がヘビーと共用されているのかどうかは知らない。
1段目自体は、CBC(コモンブースターコア)で共通だけどな(直径5mバージョン)。
地上施設側の問題ということで、ロケット自体はちゃんと飛ぶらしいが、まあ、お手並み拝見というところか。
前回の寸止めは、結構シビアだったからな(リフトオフコールまでしちまったし)。
ファルコンヘビーも、構造的には似た感じだが、細部は大きく異なる。
そもそも、エンジンの数が違う(9倍)。
強度的にも、ファルコンの場合は、センターコアとサイドブースターは別物だと考えていい。
サイドブースターは、ファルコン9の使い古しで十分だが、センターコアは専用品だ。
まだ、再使用されたことはないが、これも回収だけは成功している(海が荒れて倒れちゃったみたいです)。
そもそも、デルタ4ヘビーは回収しないしな。
燃料も違う(灯油(RP-1)と水素)。
エンジンの形式は、マーリンエンジンも同じガス発生器式だけどな。
あれ?、マーリンは、どうやって点火してるんだろう?(回収の時には再点火するからな)。
(Falcon 9エンジンはどのように再点火しますか?)
https://space.stackexchange.com/questions/13953/how-do-the-falcon-9-engines-re-ignite
「Falcon 9は、TEA - TEBを使用して、発射時と着陸時のすべての燃焼中にエンジンを点火します。混合物は自然発火性です -酸素と接触すると自然に発火します(空気中または過冷却液体中)。」
ははあ、地上施設には頼らない、自前の着火装置を持っているわけだ。
そうじゃなきゃ、回収時のブーストバックバーン、エントリーバーン、ランディングバーンの点火が出来ないからな。
デルタ4ヘビーの場合は、そんな面倒な事せずに、燃やしっぱなしで海に落とせば済んでしまう。
使い捨ての気楽なところだ。
で、イグニッション装置さえも積まずに、地上側から起動してもらう。
安くあげようとして、いろいろ節約しているということか。
しかし、その地上施設の維持管理に失敗して、打ち上げ中止になったというのも笑えない話だ。
地上施設と言えば、スターシップ(SN4)の燃料コネクター不良で、大爆発を起こしたのは記憶に新しい。
打上げロケットは概ね地上から上がる(海上発射もあるし、ペガサスとか、航空機から発射されるのもありますが)。
地上施設が正常に機能しなければ、ロケットは上がらない。
ファルコン9は、以前はヘリウム系のトラブルでの打ち上げ延期が何度もあった。
ああ、アモス6はスタティックファイアテストの際の燃料補給時(液酸投入時)に、ヘリウムタンクCOPV (Composite Overwrapped Pressure Vessel) の製造問題で火だるまになったけどな。
まあ、どうでもいいんですが。
ダイアフラム、調圧器、ヘリウムなど、ダイビングと絡んだ事象が多い。
不活性ガス、高圧ガスを扱う点では共通だからな。
同じようなロケットのコアを3本束ねた構成については、こんな記事もある。
(ULA、バルカンへの長期アップグレードを検討)
https://spacenews.com/ula-studying-long-term-upgrades-to-vulcan/
「3つのブースターコアを備えた「Vulcan Heavy」ロケットは、同社が検討しているものである」
現在のデルタ4ヘビーによる打ち上げ需要は、既に固体燃料ブースターをしこたま括り付けたバルカンロケットで賄えるとしている。
「Vulcan Centaurは、最終的にAtlas 5とDelta 4 Heavyの両方を置き換えるように設計されています。6つの固体燃料ストラップオンブースターを備えた最も強力なバージョンのバルカンは、デルタ4ヘビーとほぼ同じ27,200キログラムをLEO基準軌道に配置できます。」
バルカンヘビーは、それを超える需要があるかどうかを見極めなければならないし、SLSと被ってしまう恐れもある。
S社のスターシップ/スーパーヘビーだけでなく、身内のULAからも刺客が放たれることになる(そうなのかあ?)。
(バルカンは他の2つのトリプルコアに比べて非常に重いです!)
https://www.reddit.com/r/ula/comments/huwgtp/vulcan_superheavy_compared_to_the_two_other/
(バルカンヘビー!「インターネットの要求により、ここに#MarsPerseveranceフリップフロップのトリミングされていない画像があります。ただのモデル。日常的で進行中の貿易調査に関連しています。これ以上何もない。")
https://www.reddit.com/r/ula/comments/hurj0s/vulcan_heavy_by_demand_of_the_internet_here_is/
もしも、スターシップ/スーパーヘビーが近いうちに実現するようなことになれば、ULAは対抗上、超重量級打ち上げロケット(スーパーヘビーリフター)を検討することになるだろう。
軍事衛星にSLSを使うわけにはいかないからな(高いし?)。
「3コアのバルカンヘビーは、私たちが現在検討している多くのことの1つにすぎません。それはかなり先の話です。」
そう、今は、目の前のNROL-44を打ち上げることに集中すべきだ。
ダイヤフラムを取り換える(オーバーホール)わけではなく、レギュレーターごと交換するという太っ腹な対応だ(3つとも?)。
「ミッションの成功が最優先事項です」
「私たちはデルタパッドでのすべての予防保守と発売前のテストプロセスの非常に詳細で包括的なレビューを行っており、今後改善が見られる場合は何でも行います」
打上げは、26日(現地時間)といわれる。
それまでには、スターリンクV1L12を飛ばさなくっちゃな・・・。
<以下追加>----------
(Classified Delta IV Rocket Launch Aborted With Seconds To Go)
https://www.youtube.com/watch?v=1jkjgo0Cs_8
中止の映像と、解説が入っている。
スペースシャトルの中止もあった様だ(STS-68)。
(STS-68)
https://en.wikipedia.org/wiki/STS-68
「打ち上げは当初1994年8月18日に予定されていましたが、3つのメインエンジンすべてが点火した後、RSLSの打ち切りがT-1.9 秒で発生しました。以前のアボートはSTS-41-D、STS-51-F、STS-55、およびSTS-51で発生しました。」
そんなにあったのか・・・。
「発売日 1994年9月30日11:16:01 UTC」
点火されたSSMEは、再使用のために完全に検査されたようだ。
デルタ4ヘビーの点火したスターボード側のエンジンはどうなるんだろうな。
交換になるのかな(未確認)。
映像では、デルタ4ヘビーの点火シークエンスの話も出てくる。
ヘリウムを入れてタービンを回し(そうしないと、燃料の水素も酸化剤の液体酸素も送り込めないからな)、それから水素を入れ、最後に酸素を入れて点火するようだ(テキトーです:ひょっとしたら、ヘリウムは加圧用だけで、タービンは加圧された水素で回しているかも)。
水素だけの時には、ノズルから出た水素と大気中の酸素が反応してファイアボール(火の玉)ができるという。
スペースシャトルもそうだが、ノズル内の余分の水素を燃やすために、ノズル周りでは火花を飛ばしているから、引火した水素が大気中の酸素で燃えるわけだ。
もちろん、ロケットを飛ばす力なんて出ない。
デルタ4ヘビーは、この段階で打ち切りになった様だと言っている(たぶん)。
実際に、どこまで打ち上げシークエンスが進行したかは分からない。
スターボード側の酸素バルブが開いたのかどうか。
いずれにせよ、適切なタイミングで打ち上げは中止された感じだ。
(ULAは9月26日、次のデルタ4重ロケット打ち上げの試みを目標としています)
https://spaceflightnow.com/2020/09/17/ula-targeting-sept-26-for-next-delta-4-heavy-launch-attempt/
「8月29日、ロケットの3つのAerojet Rocketdyne RS-68Aメインエンジンの1つがすでに点火した後、コンピューターが自動的に中止」
そういえば、あれはどーなった系の話だ。
3週間近く経って、ようやく真相が分かった。
「地上システムレギュレーターの内部コンポーネントの故障がオンパッドの中止の原因である」
「Delta 4-Heavyの3つのRS-68Aメインエンジンのタービンを回転させる高圧ヘリウムガスシステムでは、3つの流量レギュレーターが使用されています。ロケットの右舷エンジンは正常に作動しましたが、中央エンジンのレギュレーターのレギュレーターは開きませんでした。」
「エンジンは、発進前の最後の数秒間に、スターボードエンジンから始まり、センターエンジンとポートエンジンが続く、交互のシーケンスで点火するようにタイミングがとられています。」
打上げの映像では、画面に向かって左側のエンジンに点火した直後にスタックした(サービスタワーから延びるアームがある側からだと、向かって右側になる)。
こっちが、スターボード側(船でいえば右舷側)なわけだな。
「規制当局の問題の根本的な原因は隔膜の破れだと語った。ブルーノは、横隔膜の裂傷は摩耗と疲労が原因であると思われるとツイートした。」
調圧装置は、ダイアフラム式なわけだ。
エイペックスのXTX50とか、セカンドステージにも使われているゴムの膜(ダイヤフラム)を使って調圧する。
(XTX50 レギュレーター)
https://www.apeksdiving.com/jp/products/diving-regulators/product/xtx50-regulator.html
「1stステージ種別:オーバーバランスドダイヤフラムタイプ」
(RS-68 (ロケットエンジン))
https://ja.wikipedia.org/wiki/RS-68_(%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3)
「RS-68Aへの発展とアレスV:
・・・
アレスV用のRS-68の改良項目として長時間の燃焼に応じた異なるアブレーションノズルや始動シーケンスの短縮、始動時の水素の損失を減らす為の変更と始動前と飛行時のヘリウムの使用を減らす為の変更が含まれる。」
始動時にヘリウムガスをしこたま使っていることが分かる(もったいない・・・)。
飛行中にも、タンクの加圧のためにヘリウム使ってるんだろうな(あー、もったいない・・・)。
「RS-68Aは2012年6月29日に打ち上げられたデルタIVヘビーで初めて使用された。」
使い捨ての安物エンジン(SSMEに比べて)だが、大きなトラブルなく飛行している。
このエンジンは、ガス発生器サイクルだ。
(ガス発生器サイクル)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%B9%E7%99%BA%E7%94%9F%E5%99%A8%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB
「燃料と酸化剤の一部を主燃焼室とは別のガス発生器(副燃焼室)で燃焼させ、その燃焼ガスで燃料・酸化剤を供給するターボポンプを駆動させる。ターボポンプを駆動した後のガスはそのまま排出される」
燃焼ガスはポンプの動力源としてだけ使われるので、燃焼効率の点からは不利だがメリットもある。
「ガス発生器に燃料・酸化剤を送る場合には、二段燃焼サイクルの高圧のプレバーナーへ推進剤を供給する場合のように高い圧力を加える必要がない。そのためにターボポンプの開発や製造はより容易になる。」
「二段燃焼サイクルに比べて比推力でやや劣り推力も下がるものの、開発や製造にかかるコストを抑える事が出来る。」
だが、燃料ポンプを回すためには、そのポンプで加圧された燃料を副燃焼室に送らなければならない。
そこで燃やしたガスの圧力で、燃料ポンプ(と繋がったタービン)を回すわけだからな。
だけど、燃料ポンプが回らなければ、そのガスは送れない(どーすりゃいーの?)。
卵が先かニワトリが先か・・・。
で、初めは地上施設で加圧してあるヘリウムガスを送り込んで燃料ポンプを回すわけだ(推測なのでテキトーです)。
その地上側のヘリウムガスの調圧に、ダイやフラム式の調圧装置(レギュレーター)を使ってたわけだが、長年の使用(放置?)が祟って、膜がちぎれてしまったんだろう。
ミディアムクラスのデルタ4ロケットも同じ37B発射台から打ち上げられるが、加圧装置がヘビーと共用されているのかどうかは知らない。
1段目自体は、CBC(コモンブースターコア)で共通だけどな(直径5mバージョン)。
地上施設側の問題ということで、ロケット自体はちゃんと飛ぶらしいが、まあ、お手並み拝見というところか。
前回の寸止めは、結構シビアだったからな(リフトオフコールまでしちまったし)。
ファルコンヘビーも、構造的には似た感じだが、細部は大きく異なる。
そもそも、エンジンの数が違う(9倍)。
強度的にも、ファルコンの場合は、センターコアとサイドブースターは別物だと考えていい。
サイドブースターは、ファルコン9の使い古しで十分だが、センターコアは専用品だ。
まだ、再使用されたことはないが、これも回収だけは成功している(海が荒れて倒れちゃったみたいです)。
そもそも、デルタ4ヘビーは回収しないしな。
燃料も違う(灯油(RP-1)と水素)。
エンジンの形式は、マーリンエンジンも同じガス発生器式だけどな。
あれ?、マーリンは、どうやって点火してるんだろう?(回収の時には再点火するからな)。
(Falcon 9エンジンはどのように再点火しますか?)
https://space.stackexchange.com/questions/13953/how-do-the-falcon-9-engines-re-ignite
「Falcon 9は、TEA - TEBを使用して、発射時と着陸時のすべての燃焼中にエンジンを点火します。混合物は自然発火性です -酸素と接触すると自然に発火します(空気中または過冷却液体中)。」
ははあ、地上施設には頼らない、自前の着火装置を持っているわけだ。
そうじゃなきゃ、回収時のブーストバックバーン、エントリーバーン、ランディングバーンの点火が出来ないからな。
デルタ4ヘビーの場合は、そんな面倒な事せずに、燃やしっぱなしで海に落とせば済んでしまう。
使い捨ての気楽なところだ。
で、イグニッション装置さえも積まずに、地上側から起動してもらう。
安くあげようとして、いろいろ節約しているということか。
しかし、その地上施設の維持管理に失敗して、打ち上げ中止になったというのも笑えない話だ。
地上施設と言えば、スターシップ(SN4)の燃料コネクター不良で、大爆発を起こしたのは記憶に新しい。
打上げロケットは概ね地上から上がる(海上発射もあるし、ペガサスとか、航空機から発射されるのもありますが)。
地上施設が正常に機能しなければ、ロケットは上がらない。
ファルコン9は、以前はヘリウム系のトラブルでの打ち上げ延期が何度もあった。
ああ、アモス6はスタティックファイアテストの際の燃料補給時(液酸投入時)に、ヘリウムタンクCOPV (Composite Overwrapped Pressure Vessel) の製造問題で火だるまになったけどな。
まあ、どうでもいいんですが。
ダイアフラム、調圧器、ヘリウムなど、ダイビングと絡んだ事象が多い。
不活性ガス、高圧ガスを扱う点では共通だからな。
同じようなロケットのコアを3本束ねた構成については、こんな記事もある。
(ULA、バルカンへの長期アップグレードを検討)
https://spacenews.com/ula-studying-long-term-upgrades-to-vulcan/
「3つのブースターコアを備えた「Vulcan Heavy」ロケットは、同社が検討しているものである」
現在のデルタ4ヘビーによる打ち上げ需要は、既に固体燃料ブースターをしこたま括り付けたバルカンロケットで賄えるとしている。
「Vulcan Centaurは、最終的にAtlas 5とDelta 4 Heavyの両方を置き換えるように設計されています。6つの固体燃料ストラップオンブースターを備えた最も強力なバージョンのバルカンは、デルタ4ヘビーとほぼ同じ27,200キログラムをLEO基準軌道に配置できます。」
バルカンヘビーは、それを超える需要があるかどうかを見極めなければならないし、SLSと被ってしまう恐れもある。
S社のスターシップ/スーパーヘビーだけでなく、身内のULAからも刺客が放たれることになる(そうなのかあ?)。
(バルカンは他の2つのトリプルコアに比べて非常に重いです!)
https://www.reddit.com/r/ula/comments/huwgtp/vulcan_superheavy_compared_to_the_two_other/
(バルカンヘビー!「インターネットの要求により、ここに#MarsPerseveranceフリップフロップのトリミングされていない画像があります。ただのモデル。日常的で進行中の貿易調査に関連しています。これ以上何もない。")
https://www.reddit.com/r/ula/comments/hurj0s/vulcan_heavy_by_demand_of_the_internet_here_is/
もしも、スターシップ/スーパーヘビーが近いうちに実現するようなことになれば、ULAは対抗上、超重量級打ち上げロケット(スーパーヘビーリフター)を検討することになるだろう。
軍事衛星にSLSを使うわけにはいかないからな(高いし?)。
「3コアのバルカンヘビーは、私たちが現在検討している多くのことの1つにすぎません。それはかなり先の話です。」
そう、今は、目の前のNROL-44を打ち上げることに集中すべきだ。
ダイヤフラムを取り換える(オーバーホール)わけではなく、レギュレーターごと交換するという太っ腹な対応だ(3つとも?)。
「ミッションの成功が最優先事項です」
「私たちはデルタパッドでのすべての予防保守と発売前のテストプロセスの非常に詳細で包括的なレビューを行っており、今後改善が見られる場合は何でも行います」
打上げは、26日(現地時間)といわれる。
それまでには、スターリンクV1L12を飛ばさなくっちゃな・・・。
<以下追加>----------
(Classified Delta IV Rocket Launch Aborted With Seconds To Go)
https://www.youtube.com/watch?v=1jkjgo0Cs_8
中止の映像と、解説が入っている。
スペースシャトルの中止もあった様だ(STS-68)。
(STS-68)
https://en.wikipedia.org/wiki/STS-68
「打ち上げは当初1994年8月18日に予定されていましたが、3つのメインエンジンすべてが点火した後、RSLSの打ち切りがT-1.9 秒で発生しました。以前のアボートはSTS-41-D、STS-51-F、STS-55、およびSTS-51で発生しました。」
そんなにあったのか・・・。
「発売日 1994年9月30日11:16:01 UTC」
点火されたSSMEは、再使用のために完全に検査されたようだ。
デルタ4ヘビーの点火したスターボード側のエンジンはどうなるんだろうな。
交換になるのかな(未確認)。
映像では、デルタ4ヘビーの点火シークエンスの話も出てくる。
ヘリウムを入れてタービンを回し(そうしないと、燃料の水素も酸化剤の液体酸素も送り込めないからな)、それから水素を入れ、最後に酸素を入れて点火するようだ(テキトーです:ひょっとしたら、ヘリウムは加圧用だけで、タービンは加圧された水素で回しているかも)。
水素だけの時には、ノズルから出た水素と大気中の酸素が反応してファイアボール(火の玉)ができるという。
スペースシャトルもそうだが、ノズル内の余分の水素を燃やすために、ノズル周りでは火花を飛ばしているから、引火した水素が大気中の酸素で燃えるわけだ。
もちろん、ロケットを飛ばす力なんて出ない。
デルタ4ヘビーは、この段階で打ち切りになった様だと言っている(たぶん)。
実際に、どこまで打ち上げシークエンスが進行したかは分からない。
スターボード側の酸素バルブが開いたのかどうか。
いずれにせよ、適切なタイミングで打ち上げは中止された感じだ。
米国の感染者は下げ止まった感じか ― 2020年09月20日 10:10
米国の感染者は下げ止まった感じか
毎日入力している米国(感染者6,819,709人、死者201,735人)の感染者と死者数。
追っかけているのは、新規感染者と新規死者数の推移だ。
先週はガクッと下がったが、今週は持ち直してきた感じだ。
アベレージは、おそらく4万人程度に戻るに違いない。
考えてみれば、それだってべらぼーな数字だが、インド(5,308,014、85,619)が今にも10万人を突破しそうな感じだと、4万人て少ないと感じる。
もう、感覚がマヒしていいる。
米国大統領が、超楽観主義(自分では、ウソつきではないと言ってるようですが)な発言を繰り返していることが影響しているのかもしれない。
(トランプ「来年4月までに全国民分のコロナワクチン確保できる」)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/09/4-123.php
「毎月、何億回分ものワクチンが利用可能になり、4月までには全国民分の十分なワクチンが確保できる見込みだ」
こっちも、感覚がマヒしそうだ・・・。
少し前になるが、アンソニーファウチの記事が出ている。
(米国のコロナ感染者数、「峠を越えていない」 ファウチ所長)
https://www.cnn.co.jp/usa/35159491.html
「感染者は1日約4万人で横ばいが続いている。死者数も1000人程度に上る」
米国では気温が下がって、屋内生活が多くなりつつある。
「呼吸器系ウイルスの対策にとって良い状況ではない」
「米国は来年末までコロナ前の生活に戻れない可能性」
CDC所長と大統領で180度真逆の見通しとなったワクチンについては、キッパリと述べている・・・。
「供給体制が整備され、国民の過半数が接種を受けられるようになるのは、来年半ばもしくは来年末」
ファウチは、ワクチン開発の当事者だからな。
本来なら、自らの成果をアピールし、楽観的見通しを語りたいはずだが、知る限りにおいて最も保守的事態を示唆している。
浮沈子には、至極合理的な見通しに聞こえるんだがな。
それでも、ひょっとしたら、相当楽観的な見通しなのかもしれない。
理由の一つとして、米国の場合はワクチンが出来て接種できる状況になったとしても、ワクチンに対する拒否反応が一定程度あることから、効果的に接種が進まないことが予想されるからだ。
最終的な接種割合が、過半数に届かない可能性だってあるかも知れない(そんなあ!)。
ファウチ自身が、そのことを懸念している。
(新しい感染症によるパンデミックは、またいつか発生する:アンソニー・ファウチが語る新型コロナウイルスとの闘い(後編))
https://wired.jp/2020/08/29/anthony-fauci-explains-why-the-us-still-hasnt-beaten-covid-2/
「科学的根拠に基づく思考に対して反感を抱く人もいるようです。それについてどのくらい心配していますか?」
浮沈子が気になったのは、彼が米国民の性質として反ワクチン主義を捉えていたことだった。
「米国人の一部には明らかに反科学的な傾向が見られますし、当局に行動を指図されることに対する反抗心があります。」
「よく言えば、米国人の独立精神と捉えることができます。米国人の特徴のひとつです。」
うーん、これって、救い難いということなのかあ?。
「行動を指図する人への反抗心が、反権威、反科学の傾向と組み合わさると、問題が起きます。人々が自分の健康を守る行動をとらないという、現在のような状況に陥るのです。」
良し悪しの問題ではなく、米国民の気質として、相当数がワクチン接種に応じない恐れがあるという認識なわけだ。
やれやれ・・・。
インドの新規感染者増加のペースは、検査件数の減少(それでも、1日100万人!)と歩調を合わせて停滞し始めている(アベレージで9万人台:十分とてつもないですが)。
米国の新規感染者数が下げ止まったことと合わせ見れば、米国の1位の座はもう暫くは安泰かもしれない。
現在の傾向を延長すれば、逆転の時期は10月中旬と見られるが、10月下旬から11月にずれ込む可能性もある。
世界1位といえば、死者数の増加が続いていることも気になる。
一時期、200人くらいに減っていたのに、現在は1000人台に増え、それが継続している。
感染者の増減に関わらず、一定規模というのが気になるな。
ウィキに掲載されている数字では、既に20万人を超えている。
この先どこまで増えるか分からないが、4月頃は、最終的に24万人と言っていたからな。
その予想を、超えることは間違いない。
年内か、年明けになるか。
時間の問題だけだ。
やはり、何と言ってもワクチンの早期の開発と普及が頼みだが、接種が始まり、流行が終息に向かうには時間がかかる。
ファウチの見通しでは、来年末が一つの区切りになるかも知れない。
まだ、丸1年も、こういう状況と付き合うことになるわけだ。
東京都でも、第2波の終息途上で、下げ止まりの傾向が現れている。
(小池都知事「感染再拡大までギリギリのギリ」…東京で新たに220人)
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb0bb8980fdd6b37e4f6eed7a42cb9c2e39c8c80
「(感染再拡大まで)ギリギリのギリ。このところ高止まりで心配している」
シルバーウイークも始まったしな。
浮沈子が棲息する大田区は、ここにきて感染者が増加している。
既に練馬区を抜いて、累計では都内7位になった。
1位:新宿区(2696人)
2位:世田谷区(1989人)
3位:港区(1126人)
4位:中野区(1030人)
5位:足立区(1018人)
6位:杉並区(977人)
7位:大田区(943人)
8位:練馬区(938人)
9位:渋谷区(927人)
10位:品川区(866人)
(9月18日現在)
直近の18日では、19人の感染者が報告され、1日の新規感染者としては都内区市町村で最大となった。
やれやれ・・・。
昨日は、小笠原村で初の感染者が出たしな。
(東京 小笠原村で初 2人の感染確認 対応病床なく都内に搬送へ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200918/k10012626011000.html
「2人とも発熱の症状があり、抗原検査を行ったところ、きょう(18日)感染が確認されたということです。」
「2人は夫婦で、島外から戻ったあと発症したとみられる」
狭い島のことだから、どこの誰って、みんな知ってるだろうな。
「今後、2人を都内の医療機関に搬送するということです。」
まあいい。
米国の感染者はおそらく下げ止まって、今後、増加に転じるかもしれない。
インドの感染者の増加は続くが、新規感染者が等比級数的に増加することはないだろう(等差級数的増加は続くでしょうが)。
ワクチン開発は進展を見せ、一部では緊急接種が行われるかもしれないが、感染抑制の効果が現れる程に普及するのは来年後半以降、下手したら、2年後くらいの話だ。
それでも、効果が出れば良し、接種率が上がらず、だらだらと感染が続く事態もあり得る。
東京都の感染は、まるで米国に呼応するように下げ止まりつつある(たぶん)。
浮沈子の近所は大丈夫なんだろうか?。
世界は繋がっている。
新型コロナの毒性が下がったという話は聞かないし、高齢者のリスクが高いことも変わらない。
マスク、手洗い、3密を避け、控えめな生活を心がける。
体調は万全ではないけど、なんとか寝込まずに済んでいる(体温は平熱、咳も息苦しさもなく、だるさと睡眠不足が続いている)。
島と言えば、御蔵島、大島に続いて、八丈島でも感染者が出たしな。
もう、聖域(?)は無くなりつつある。
つーか、感染者が十分多くなって、集団免疫が出来た地域が聖域になるのかも知れない(そんなところは、世界中どこにもないけど)。
欧州では、第2波が始まっているしな。
(新型コロナ 欧州で感染拡大傾向 政府や自治体 対応に追われる)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200919/k10012626331000.html
「フランスやスペインなどと同様、イギリスも感染の再拡大は避けられない状況だ」
規制緩和と流行が交互に繰り返され、自然終息するか、ワクチンが出来るまで続く。
今年春先にファウチが描いて見せた構図そのままに、世界は動いている。
この冬は、記憶に残る冬になるかも知れない。
暗い予感と共に、夏は終わり、秋の気配が漂い始めた・・・。
毎日入力している米国(感染者6,819,709人、死者201,735人)の感染者と死者数。
追っかけているのは、新規感染者と新規死者数の推移だ。
先週はガクッと下がったが、今週は持ち直してきた感じだ。
アベレージは、おそらく4万人程度に戻るに違いない。
考えてみれば、それだってべらぼーな数字だが、インド(5,308,014、85,619)が今にも10万人を突破しそうな感じだと、4万人て少ないと感じる。
もう、感覚がマヒしていいる。
米国大統領が、超楽観主義(自分では、ウソつきではないと言ってるようですが)な発言を繰り返していることが影響しているのかもしれない。
(トランプ「来年4月までに全国民分のコロナワクチン確保できる」)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/09/4-123.php
「毎月、何億回分ものワクチンが利用可能になり、4月までには全国民分の十分なワクチンが確保できる見込みだ」
こっちも、感覚がマヒしそうだ・・・。
少し前になるが、アンソニーファウチの記事が出ている。
(米国のコロナ感染者数、「峠を越えていない」 ファウチ所長)
https://www.cnn.co.jp/usa/35159491.html
「感染者は1日約4万人で横ばいが続いている。死者数も1000人程度に上る」
米国では気温が下がって、屋内生活が多くなりつつある。
「呼吸器系ウイルスの対策にとって良い状況ではない」
「米国は来年末までコロナ前の生活に戻れない可能性」
CDC所長と大統領で180度真逆の見通しとなったワクチンについては、キッパリと述べている・・・。
「供給体制が整備され、国民の過半数が接種を受けられるようになるのは、来年半ばもしくは来年末」
ファウチは、ワクチン開発の当事者だからな。
本来なら、自らの成果をアピールし、楽観的見通しを語りたいはずだが、知る限りにおいて最も保守的事態を示唆している。
浮沈子には、至極合理的な見通しに聞こえるんだがな。
それでも、ひょっとしたら、相当楽観的な見通しなのかもしれない。
理由の一つとして、米国の場合はワクチンが出来て接種できる状況になったとしても、ワクチンに対する拒否反応が一定程度あることから、効果的に接種が進まないことが予想されるからだ。
最終的な接種割合が、過半数に届かない可能性だってあるかも知れない(そんなあ!)。
ファウチ自身が、そのことを懸念している。
(新しい感染症によるパンデミックは、またいつか発生する:アンソニー・ファウチが語る新型コロナウイルスとの闘い(後編))
https://wired.jp/2020/08/29/anthony-fauci-explains-why-the-us-still-hasnt-beaten-covid-2/
「科学的根拠に基づく思考に対して反感を抱く人もいるようです。それについてどのくらい心配していますか?」
浮沈子が気になったのは、彼が米国民の性質として反ワクチン主義を捉えていたことだった。
「米国人の一部には明らかに反科学的な傾向が見られますし、当局に行動を指図されることに対する反抗心があります。」
「よく言えば、米国人の独立精神と捉えることができます。米国人の特徴のひとつです。」
うーん、これって、救い難いということなのかあ?。
「行動を指図する人への反抗心が、反権威、反科学の傾向と組み合わさると、問題が起きます。人々が自分の健康を守る行動をとらないという、現在のような状況に陥るのです。」
良し悪しの問題ではなく、米国民の気質として、相当数がワクチン接種に応じない恐れがあるという認識なわけだ。
やれやれ・・・。
インドの新規感染者増加のペースは、検査件数の減少(それでも、1日100万人!)と歩調を合わせて停滞し始めている(アベレージで9万人台:十分とてつもないですが)。
米国の新規感染者数が下げ止まったことと合わせ見れば、米国の1位の座はもう暫くは安泰かもしれない。
現在の傾向を延長すれば、逆転の時期は10月中旬と見られるが、10月下旬から11月にずれ込む可能性もある。
世界1位といえば、死者数の増加が続いていることも気になる。
一時期、200人くらいに減っていたのに、現在は1000人台に増え、それが継続している。
感染者の増減に関わらず、一定規模というのが気になるな。
ウィキに掲載されている数字では、既に20万人を超えている。
この先どこまで増えるか分からないが、4月頃は、最終的に24万人と言っていたからな。
その予想を、超えることは間違いない。
年内か、年明けになるか。
時間の問題だけだ。
やはり、何と言ってもワクチンの早期の開発と普及が頼みだが、接種が始まり、流行が終息に向かうには時間がかかる。
ファウチの見通しでは、来年末が一つの区切りになるかも知れない。
まだ、丸1年も、こういう状況と付き合うことになるわけだ。
東京都でも、第2波の終息途上で、下げ止まりの傾向が現れている。
(小池都知事「感染再拡大までギリギリのギリ」…東京で新たに220人)
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb0bb8980fdd6b37e4f6eed7a42cb9c2e39c8c80
「(感染再拡大まで)ギリギリのギリ。このところ高止まりで心配している」
シルバーウイークも始まったしな。
浮沈子が棲息する大田区は、ここにきて感染者が増加している。
既に練馬区を抜いて、累計では都内7位になった。
1位:新宿区(2696人)
2位:世田谷区(1989人)
3位:港区(1126人)
4位:中野区(1030人)
5位:足立区(1018人)
6位:杉並区(977人)
7位:大田区(943人)
8位:練馬区(938人)
9位:渋谷区(927人)
10位:品川区(866人)
(9月18日現在)
直近の18日では、19人の感染者が報告され、1日の新規感染者としては都内区市町村で最大となった。
やれやれ・・・。
昨日は、小笠原村で初の感染者が出たしな。
(東京 小笠原村で初 2人の感染確認 対応病床なく都内に搬送へ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200918/k10012626011000.html
「2人とも発熱の症状があり、抗原検査を行ったところ、きょう(18日)感染が確認されたということです。」
「2人は夫婦で、島外から戻ったあと発症したとみられる」
狭い島のことだから、どこの誰って、みんな知ってるだろうな。
「今後、2人を都内の医療機関に搬送するということです。」
まあいい。
米国の感染者はおそらく下げ止まって、今後、増加に転じるかもしれない。
インドの感染者の増加は続くが、新規感染者が等比級数的に増加することはないだろう(等差級数的増加は続くでしょうが)。
ワクチン開発は進展を見せ、一部では緊急接種が行われるかもしれないが、感染抑制の効果が現れる程に普及するのは来年後半以降、下手したら、2年後くらいの話だ。
それでも、効果が出れば良し、接種率が上がらず、だらだらと感染が続く事態もあり得る。
東京都の感染は、まるで米国に呼応するように下げ止まりつつある(たぶん)。
浮沈子の近所は大丈夫なんだろうか?。
世界は繋がっている。
新型コロナの毒性が下がったという話は聞かないし、高齢者のリスクが高いことも変わらない。
マスク、手洗い、3密を避け、控えめな生活を心がける。
体調は万全ではないけど、なんとか寝込まずに済んでいる(体温は平熱、咳も息苦しさもなく、だるさと睡眠不足が続いている)。
島と言えば、御蔵島、大島に続いて、八丈島でも感染者が出たしな。
もう、聖域(?)は無くなりつつある。
つーか、感染者が十分多くなって、集団免疫が出来た地域が聖域になるのかも知れない(そんなところは、世界中どこにもないけど)。
欧州では、第2波が始まっているしな。
(新型コロナ 欧州で感染拡大傾向 政府や自治体 対応に追われる)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200919/k10012626331000.html
「フランスやスペインなどと同様、イギリスも感染の再拡大は避けられない状況だ」
規制緩和と流行が交互に繰り返され、自然終息するか、ワクチンが出来るまで続く。
今年春先にファウチが描いて見せた構図そのままに、世界は動いている。
この冬は、記憶に残る冬になるかも知れない。
暗い予感と共に、夏は終わり、秋の気配が漂い始めた・・・。
OFT-2が9月に行われるという記事をさっき見つけて「そんなあ!」な気分 ― 2020年09月20日 17:45
OFT-2が9月に行われるという記事をさっき見つけて「そんなあ!」な気分
(ボーイングとNASAは無人軌道飛行の再挑戦を2020年9月に設定)
https://jp.techcrunch.com/2020/08/29/2020-08-28-boeing-and-nasa-target-december-for-second-try-at-uncrewed-orbital-demonstration-flight/
「米国時間8月28日のNASAのブログ記事には、NASAとパートナーであるボーイングは、無人飛行テストの再挑戦を2020年12月よりも前に実施することを目指していると書かれていた。」
本文にはちゃんと12月と書かれている。
間違ってしまったのは標題だけのようだ。
(ボーイングとNASAは12月に未搭乗の軌道デモ飛行の2回目の試みを目標としています:英文元記事)
https://techcrunch.com/2020/08/28/boeing-and-nasa-target-december-for-second-try-at-uncrewed-orbital-demonstration-flight/
元記事の方は、標題も12月になってるし。
(ボーイングのスターライナーが宇宙飛行士との飛行試験を前に前進:NASAの元ネタ)
https://www.nasa.gov/feature/boeing-s-starliner-makes-progress-ahead-of-flight-test-with-astronauts
「民間乗務員プログラムは現在、2020年12月までに、ハードウェアの準備、飛行ソフトウェアの資格認定、およびロケットと宇宙ステーションのマニフェストの優先順位が未定の無人軌道飛行試験2(OFT-2)の打ち上げを目標としています。」
間違いなく12月を目標としている(つーことは、あれだな、年越し確実ということか・・・)。
記事では、ハードウェアの進捗が記されているが、浮沈子的に気になるのはソフトウェアの方だ。
前回は、表沙汰になった2つのエラーのおかげで、えらい目にあったわけだからな。
「ヒューストンでは、ソフトウェアチームは、最初の乗組員なしの飛行試験の後に、飛行コードの変更と再検証の最終段階に近づいています。」
「その取り組みの一環として、チームは最近、正式な認定テストと呼ばれる主要なマイルストーンを開始しました。これは、フライトソフトウェアの包括的なテストであり、エンドツーエンドのミッションリハーサルテストの準備における重要なステップです。」
このことは、別記事でも報じられている。
(ボーイングのスターライナーは12月に宇宙ステーションに打ち上げることができます)
https://www.space.com/boeing-orbital-flight-test-2-december-2020-launch.html
「ヒューストンのボーイング社のソフトウェアチームは、独立したレビューチームが推奨したスターライナーのフライトコードの変更をまとめています。」
「ソフトウェアチームは現在、StarlinerとAtlas Vロケットで完全に統合されたエンドツーエンドのリハーサルテストを実施する準備をしています。このテストは、問題のあるOFT-1ミッションの前にスキップしたことでボーイングが非難されたテストです。」
そーか、アトラスVとのタイムコードの受け渡しで失敗したわけだからな。
打ち上げロケットからの引継ぎを含めて行わなければならない。
一体、なんでそんな羽目に陥ったのか。
(ボーイング、問題のあるデビュー飛行の後、スターライナーの宇宙カプセル地上試験を防御)
https://www.space.com/boeing-defends-starliner-spacecraft-ground-testing.html
「システム統合ラボでスターライナーの完全なエンドツーエンドの統合テストを実行しなかった」
「ボーイングはミッション全体のテストを実行するのではなく、飛行テストを個別にテストされた「チャンク」に分割した」
「ボーイングのエンジニアは、「ミッションフェーズをチャンクに分割し、それらの小さなチャンクで多くのテストを行う方がより論理的だ」と考えた」
「起動からドッキングまでを1回実行すると、コンピューター上で25時間以上の1回の実行になります。」
「ボーイングはこれらの断片化された認定試験をその時点で「十分かつ包括的」であるとみなし、ボーイングのスタッフは完全なエンドツーエンドの試験を行わないことを選択した」
失敗事例として、後世に語り継がれるだろうチョンボだな。
サービスモジュール分離後の噴射で、あわやクルーモジュールがド突かれたかもしれない噴射マッピングのチョンボについては、奇跡的に回避されたが、それに関する情報はない。
包括的なテストを実行して、その手のミスが明らかになるかどうかも知らない。
テストで暴かれない隠れた瑕疵があれば、本番で露呈することは目に見えている(クルードラゴンは、幸運にも無人テストの後の地上試験で爆発したけどな)。
「宇宙船の衝突を引き起こしたかもしれない宇宙船のスラスタ。」
「ボーイングが後にミッションで経験した問題を潜在的に捕らえた可能性がある」
本当に発見できたかどうかは怪しい。
幸運の女神が微笑まなければ、スターライナーは軌道上でバラバラになっていた可能性がある。
ソフトウェアの統合テストが近々行われるというアナウンスはあったが、それが行われたのかどうか、また、成功裏に終わったという報道はない。
100万行(たぶん、比喩的表現?)のプログラムの監査が、どういうプロセスで行われ、統合テストに持ち込まれるのかも知らない(詳細は、公表されないでしょうが)。
今度は、個々のチャンク(ぶつ切り)の試験が疎かになり、統合テストで想定しなかった事態に対応できなかったりしてな(そんなあ!)。
人間が乗る機械、しかも板子一枚外は地獄の宇宙に乗り出す船の統合テストを割愛したり、点火マップの整合性を確認せずに実装したり、B社の文化は人命軽視と言われても仕方ないだろう。
実証主義的な統合テストの実施は、過剰で不必要な無駄ではない。
そこにあるのは、人間の浅知恵に対する謙虚さと、自然を司る神に対する畏敬の表れだ。
コンピューターのロジックでは推し量ることができない、深い真理の表出に慄き、これでよろしいか、もう他に確認することはないかと夜も寝られずに取り組むべきだ。
テストが全てではない。
実際に起こる全ての現象を、事前に推し量ることはできない。
しかし、テストで行わなければ、本番で何が起こるかを知ることはできないのだ。
本番のようにテストし、テストしたように実施してさえ事故は起こる。
それは、数々のチョンボを積み重ねてきたB社自身が、一番分かっていなければならないはずだ。
ホントは、分かってたんじゃないのかあ?。
個々の事象が発生することは予測できなくても、統合テストをオミットすれば、きっと何かが起こる。
それを知りながら走らせたとすれば、大問題だな。
「OFT-2が成功した後、ボーイングとNASAはスターライナーの最初の搭乗員任務である現在、2021年6月までに対象となるクルーフライトテストを飛行する予定です。 2021年12月下旬。」(NASAのブログより)
慌てることはない。
そもそも、OFT-2が成功する保証などないのだ。
1年でも2年でも、必要な時間をかけ、あるべき姿に持って行くしかない。
現在のB社に、かつての栄光はない。
堕ちた英雄・・・。
平然と手抜きをし、誤魔化し、しらを切る。
民間航空機部門でも宇宙防衛部門でも、似たようなことがまかり通っている。
大空や宇宙は、B社のためにあるわけではない。
人を乗せる機械を作ることに、覇道などない。
誠実に行うべきことを行い、王道を歩むしかないのだ。
ソフトウェアの統合テストがパスできなければ、スケジュールは大幅に遅れるだろう。
ISSの運用計画に影響が出るかもしれず、米国の宇宙開発に支障をきたすかもしれない。
それはやむを得ない。
米国は、そのツケを払い続けなければならない。
さもなくば、泣いて馬謖を斬ることだな(そうなのかあ?)。
浮沈子は、NASA自体の問題は小さくないと考えている。
老舗のメーカーにおんぶにだっこし、その言いなりになり、税金を払った国民に付けを回して当事者責任を回避し続ける役人根性が気に入らない。
まあ、どうでもいいんですが。
早いところ、スターライナーの運用を諦め、既に運用に入ろうとしているクルードラゴン1本に絞って資源を集中すべきだ。
それでなくても、オリオン宇宙船やSLSで分散管理を余儀なくされている。
クルードラゴンにだって、まだまだ隠れた瑕疵は多いに違いない。
安定した実績を積み重ね、あらゆる状況下で堅牢性を証明し続けなければ、有人システムの安全など夢のまた夢だ。
早いとこ決断した方が、傷は浅くて済む。
クルードラゴンやスターライナーは、民間人を乗せて商売しようとしている船だ(ドカンドカンいってるスターシップもそうだけどな:安全など、どこ吹く風・・・)。
見切りをつけることも、安全確保のための手段だ。
スターライナーの成否は、浮沈子の予想では来年にずれ込む公算が高いOFT-2に掛かっている。
ほじくればほじくっただけ、ヤバい話が出てきそうな感じだしな。
このまま埋めてしまった方が、B社のためかも知れない・・・。
(ボーイングとNASAは無人軌道飛行の再挑戦を2020年9月に設定)
https://jp.techcrunch.com/2020/08/29/2020-08-28-boeing-and-nasa-target-december-for-second-try-at-uncrewed-orbital-demonstration-flight/
「米国時間8月28日のNASAのブログ記事には、NASAとパートナーであるボーイングは、無人飛行テストの再挑戦を2020年12月よりも前に実施することを目指していると書かれていた。」
本文にはちゃんと12月と書かれている。
間違ってしまったのは標題だけのようだ。
(ボーイングとNASAは12月に未搭乗の軌道デモ飛行の2回目の試みを目標としています:英文元記事)
https://techcrunch.com/2020/08/28/boeing-and-nasa-target-december-for-second-try-at-uncrewed-orbital-demonstration-flight/
元記事の方は、標題も12月になってるし。
(ボーイングのスターライナーが宇宙飛行士との飛行試験を前に前進:NASAの元ネタ)
https://www.nasa.gov/feature/boeing-s-starliner-makes-progress-ahead-of-flight-test-with-astronauts
「民間乗務員プログラムは現在、2020年12月までに、ハードウェアの準備、飛行ソフトウェアの資格認定、およびロケットと宇宙ステーションのマニフェストの優先順位が未定の無人軌道飛行試験2(OFT-2)の打ち上げを目標としています。」
間違いなく12月を目標としている(つーことは、あれだな、年越し確実ということか・・・)。
記事では、ハードウェアの進捗が記されているが、浮沈子的に気になるのはソフトウェアの方だ。
前回は、表沙汰になった2つのエラーのおかげで、えらい目にあったわけだからな。
「ヒューストンでは、ソフトウェアチームは、最初の乗組員なしの飛行試験の後に、飛行コードの変更と再検証の最終段階に近づいています。」
「その取り組みの一環として、チームは最近、正式な認定テストと呼ばれる主要なマイルストーンを開始しました。これは、フライトソフトウェアの包括的なテストであり、エンドツーエンドのミッションリハーサルテストの準備における重要なステップです。」
このことは、別記事でも報じられている。
(ボーイングのスターライナーは12月に宇宙ステーションに打ち上げることができます)
https://www.space.com/boeing-orbital-flight-test-2-december-2020-launch.html
「ヒューストンのボーイング社のソフトウェアチームは、独立したレビューチームが推奨したスターライナーのフライトコードの変更をまとめています。」
「ソフトウェアチームは現在、StarlinerとAtlas Vロケットで完全に統合されたエンドツーエンドのリハーサルテストを実施する準備をしています。このテストは、問題のあるOFT-1ミッションの前にスキップしたことでボーイングが非難されたテストです。」
そーか、アトラスVとのタイムコードの受け渡しで失敗したわけだからな。
打ち上げロケットからの引継ぎを含めて行わなければならない。
一体、なんでそんな羽目に陥ったのか。
(ボーイング、問題のあるデビュー飛行の後、スターライナーの宇宙カプセル地上試験を防御)
https://www.space.com/boeing-defends-starliner-spacecraft-ground-testing.html
「システム統合ラボでスターライナーの完全なエンドツーエンドの統合テストを実行しなかった」
「ボーイングはミッション全体のテストを実行するのではなく、飛行テストを個別にテストされた「チャンク」に分割した」
「ボーイングのエンジニアは、「ミッションフェーズをチャンクに分割し、それらの小さなチャンクで多くのテストを行う方がより論理的だ」と考えた」
「起動からドッキングまでを1回実行すると、コンピューター上で25時間以上の1回の実行になります。」
「ボーイングはこれらの断片化された認定試験をその時点で「十分かつ包括的」であるとみなし、ボーイングのスタッフは完全なエンドツーエンドの試験を行わないことを選択した」
失敗事例として、後世に語り継がれるだろうチョンボだな。
サービスモジュール分離後の噴射で、あわやクルーモジュールがド突かれたかもしれない噴射マッピングのチョンボについては、奇跡的に回避されたが、それに関する情報はない。
包括的なテストを実行して、その手のミスが明らかになるかどうかも知らない。
テストで暴かれない隠れた瑕疵があれば、本番で露呈することは目に見えている(クルードラゴンは、幸運にも無人テストの後の地上試験で爆発したけどな)。
「宇宙船の衝突を引き起こしたかもしれない宇宙船のスラスタ。」
「ボーイングが後にミッションで経験した問題を潜在的に捕らえた可能性がある」
本当に発見できたかどうかは怪しい。
幸運の女神が微笑まなければ、スターライナーは軌道上でバラバラになっていた可能性がある。
ソフトウェアの統合テストが近々行われるというアナウンスはあったが、それが行われたのかどうか、また、成功裏に終わったという報道はない。
100万行(たぶん、比喩的表現?)のプログラムの監査が、どういうプロセスで行われ、統合テストに持ち込まれるのかも知らない(詳細は、公表されないでしょうが)。
今度は、個々のチャンク(ぶつ切り)の試験が疎かになり、統合テストで想定しなかった事態に対応できなかったりしてな(そんなあ!)。
人間が乗る機械、しかも板子一枚外は地獄の宇宙に乗り出す船の統合テストを割愛したり、点火マップの整合性を確認せずに実装したり、B社の文化は人命軽視と言われても仕方ないだろう。
実証主義的な統合テストの実施は、過剰で不必要な無駄ではない。
そこにあるのは、人間の浅知恵に対する謙虚さと、自然を司る神に対する畏敬の表れだ。
コンピューターのロジックでは推し量ることができない、深い真理の表出に慄き、これでよろしいか、もう他に確認することはないかと夜も寝られずに取り組むべきだ。
テストが全てではない。
実際に起こる全ての現象を、事前に推し量ることはできない。
しかし、テストで行わなければ、本番で何が起こるかを知ることはできないのだ。
本番のようにテストし、テストしたように実施してさえ事故は起こる。
それは、数々のチョンボを積み重ねてきたB社自身が、一番分かっていなければならないはずだ。
ホントは、分かってたんじゃないのかあ?。
個々の事象が発生することは予測できなくても、統合テストをオミットすれば、きっと何かが起こる。
それを知りながら走らせたとすれば、大問題だな。
「OFT-2が成功した後、ボーイングとNASAはスターライナーの最初の搭乗員任務である現在、2021年6月までに対象となるクルーフライトテストを飛行する予定です。 2021年12月下旬。」(NASAのブログより)
慌てることはない。
そもそも、OFT-2が成功する保証などないのだ。
1年でも2年でも、必要な時間をかけ、あるべき姿に持って行くしかない。
現在のB社に、かつての栄光はない。
堕ちた英雄・・・。
平然と手抜きをし、誤魔化し、しらを切る。
民間航空機部門でも宇宙防衛部門でも、似たようなことがまかり通っている。
大空や宇宙は、B社のためにあるわけではない。
人を乗せる機械を作ることに、覇道などない。
誠実に行うべきことを行い、王道を歩むしかないのだ。
ソフトウェアの統合テストがパスできなければ、スケジュールは大幅に遅れるだろう。
ISSの運用計画に影響が出るかもしれず、米国の宇宙開発に支障をきたすかもしれない。
それはやむを得ない。
米国は、そのツケを払い続けなければならない。
さもなくば、泣いて馬謖を斬ることだな(そうなのかあ?)。
浮沈子は、NASA自体の問題は小さくないと考えている。
老舗のメーカーにおんぶにだっこし、その言いなりになり、税金を払った国民に付けを回して当事者責任を回避し続ける役人根性が気に入らない。
まあ、どうでもいいんですが。
早いところ、スターライナーの運用を諦め、既に運用に入ろうとしているクルードラゴン1本に絞って資源を集中すべきだ。
それでなくても、オリオン宇宙船やSLSで分散管理を余儀なくされている。
クルードラゴンにだって、まだまだ隠れた瑕疵は多いに違いない。
安定した実績を積み重ね、あらゆる状況下で堅牢性を証明し続けなければ、有人システムの安全など夢のまた夢だ。
早いとこ決断した方が、傷は浅くて済む。
クルードラゴンやスターライナーは、民間人を乗せて商売しようとしている船だ(ドカンドカンいってるスターシップもそうだけどな:安全など、どこ吹く風・・・)。
見切りをつけることも、安全確保のための手段だ。
スターライナーの成否は、浮沈子の予想では来年にずれ込む公算が高いOFT-2に掛かっている。
ほじくればほじくっただけ、ヤバい話が出てきそうな感じだしな。
このまま埋めてしまった方が、B社のためかも知れない・・・。
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