12号逸れる:影響は軽微か2020年09月23日 11:46

12号逸れる:影響は軽微か
12号逸れる:影響は軽微か


伊豆諸島は大荒れだろうけど、東京地方への影響は軽微に留まる見通しとなった。

やれやれ・・・。

今朝は寝坊して、珍しく水泳教室をサボった。

まあいい。

体調は少し回復し、しかし、体重も増えた。

連休中は大人しくしてたからな。

与太ブログを書き散らし、スターライナーの情報を漁りまくった。

既に関心は薄れてきている。

チェコのイーロンXでは、イジーハダチがスターリンクの記事を書いている。

(SpaceXは、レーザーを搭載した30,000の第2世代スターリンク衛星の運用を申請しました。)
https://www.elonx.cz/spacex-podalo-zadost-na-provoz-dalsich-30-000-druzic-starlink-druhe-generace-vybavenych-lasery/

「同社が構築したスターリンクネットワークをさらに約3万の第2世代衛星で拡張したいと述べています。」

重要な点は2つ。

・スペースレーザーによる衛星間通信(クロスリンク)は、第2世代(まだ承認されていない3万機)で実装される(現在の1万2千機では導入されないのかあ?)。

・ユーザー端末と衛星との通信は、Ku、Kaバンドで行われ、地上局(ゲートウェイ)と衛星との通信にはEバンド(Vバンドより高い周波数帯)が使用される。

まあ、妥当な展開だが、ちょっとガッカリだな。

現在、せいぜい100Mbpsの通信速度が桁違いに早くなることは当分期待できない(第2世代の展開は数年後?)。

せいぜい、数倍程度か。

それでも十分だろうし、安定した通信が行われることの方が重要だ。

バックホールとして使えば、街角の携帯基地局からいきなり衛星に上げて5Gを展開することもできる(中間通さず直接だな)。

Eバンドが使えるなら、そういう運用も可能だ。

重要な点は、それが世界中どこでも(海上でも砂漠の真ん中でも)可能になるということだ。

衛星の軌道配置を見ると、極軌道にもそれなりに送り込んでいるからな。

第2世代の展開は、まだ流動的だろう。

今後、いかようにも変わり得る。

当面は、第1世代(1万2千機)の展開で、地上局経由でやり取りしながらKu、Kaバンドで凌ぐわけだ(今回の記事で触れられていない7千機余りは、違う展開になるのかも知れない:未調査)。

外連味のない、保守的な運用だが、ビジネスとして成功させられれば、まずは目的達成だ。

Vバンドは、第1世代の地上局(ゲートウエイ)と衛星との通信では使うかも知れないな。

現在、Kuバンドでやり取りしているユーザー周りを、第2世代ではKaバンドにも開放しようとしている。

エンドユーザーの通信環境も、世代が進行するにつれて高速化する。

バックホール用途の展開では、第1世代からKaバンドを使わせるんだろう(未確認)。

技術的にも、運用上も無理のない、費用対効果を考慮した展開になってきている。

健全だな・・・。

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