🐼変異種:ドクターファウチの当惑:うそでしょう。ご冗談を ― 2021年09月19日 23:23
変異種:ドクターファウチの当惑:うそでしょう。ご冗談を
ロイターが、渾身の記事を上げている。
(焦点:重症化予防だけじゃない、米当局が追加接種を推す理由)
https://jp.reuters.com/article/us-health-boosters-idJPKBN2GC0ES
「追加接種が重症化や死亡だけでなく、軽症の感染も防ぐことに期待」
「理論上、軽症者が減ればウイルスの感染も抑えられ、米国の回復が早まる可能性」
ここんとこを、よーく押さえておかないと、米国の専門家が何を揉めているのかが理解できないことになるからな。
新型コロナ(ここではデルタを想定)の特徴として、感染してもざっくり半分は無症状、3割は軽症者で全体の2割が酸素飽和度が低い中等症以上となる。
医療制度によって異なるが、一般に、中等症全員が入院するわけではない(もちろん、そうすべきですが)。
我が国では、酸素飽和度が93パーセントを下回らないと、まともな医療を受けることはできない(自宅放置のまま死ぬ)。
助けることができるにも拘らず、当局の無策でむざむざ殺されている人々は、この範囲だな。
運が良ければ、入院治療を受けることができる(判断は、所轄の保健所長が行う)。
ICUに放り込まれて人工呼吸器やエクモのお世話になるのは、全体のごくごく一部(たぶん、1パーセントくらい?)に過ぎない(最近は、ネーザルハイフローとかもあるしな)。
じゃあ、感染力があるのは誰かと言えば、一番大きなグループである無症状の感染者から、発症後1週間程度までの間の感染者だ(重症者はもっと長い:数か月も)。
本人も知らないうちに、他者に感染を広げる。
新型コロナの最大の特徴であり、この特徴のせいで全世界に広がっている。
しかも、ワクチン接種者においても、その特徴は変わらない。
ブレイクスルー感染しても、未発症の状態で他者に感染させる。
さらに、明らかになっているエビデンスとして、感染予防効果が低下している。
ワクチンの抗体価が下がっているだけではなく、疫学的事実として確認されている点が重要だ。
さらに、まあ、発症したとしても、軽症で済んでしまう3割の人々は、おそらく家族や身近な人々に感染させる。
さすがに、37度5分以上の発熱(4日でなくてもいいですが)とか息苦しさを感じる程の中等床程度になれば、用心して他者にうつさないように配慮するだろうが、感染者の8割は容易に他者に感染させるわけだ。
ロイターの記事で、ファウチや政府機関の当局者の一部が、軽症者の発生を抑制する点に期待しているわけはそこにある。
ワクチン接種の有無にかかわらず、感染の大部分(たぶん、殆ど全て)は、無症状者や軽症者によって起こる。
この事実をしっかりと押さえたうえで、記事を読むわけだな。
もう一つ押さえておかなければならないことがある。
米国におけるワクチン接種の停滞だ。
人口の54.5パーセントが完了していると言われる(ブルームバーグワクチントラッカーによる:以下同じ)が、我が国は既に53.3パーセントに迫っており、今月中にも逆転することは確実となった。
ちなみに、英国は66.4パーセント、イスラエルは61.6パーセントだ。
ワクチン接種率が伸びない中で、未接種者の感染及び死亡が激増している(感染者はピークアウトした感じだが、死者数は増え続けている)。
おそらく米国では、100年経っても接種率が70パーセントに到達することはないだろう(そうなのかあ?)。
「ファウチ氏は追加接種を進める主な理由について、ワクチン接種を完了した人が感染する「ブレークスルー感染」の増加傾向を反転させることだと述べた。」
未接種者の割合が多い中で、国民全体の免疫を上げるには、既に接種済みの人々の免疫を高いレベルに保ち、ブレイクスルー感染を抑制するしかないという話なわけだ。
それじゃあ、わくちんうたない人々はただ乗りのままなのかという話が出て来るわけだが、この記事ではそのことには触れていない。
「感染しなければ他者にうつすことはなくなる。より有効にこの疫病を未然に防げるようになり、経済的な恩恵をもたらす」
もちろん、政府関係者が目指しているのは国民一人一人の健康ではなく、社会を正常に戻すことなわけだ(そうなのかあ?)。
未接種者を解消しようとすることがムリポなら、別の手段を繰り出すのみだ・・・。
「米国のエビデンスを見ると、感染、そして軽症・中等症を防ぐ効果が薄れつつあるのは非常に明らかだ」
だから、追加接種で、軽症者を中心とした大部分の二次感染を担っている人々の感染予防効果を高めようということなわけだが、その効果には多くの疑問が呈せられている。
「ただ多くの専門家は、追加接種が実際に感染と伝染を防ぐことを示す科学的根拠は乏しいと指摘している。」
もう一つの懸念は、感染予防効果や発症予防効果の低下が、ゆくゆくは重症化予防効果の低下につながりかねないという点だな。
「イスラエルのデータを引き合いに、ワクチンによる軽症予防効果の減退は、重症化、入院、死亡を防ぐ効果の低下につながりかねない」
常識的に考えて、まあ、ありそうな話だが、ワクチンの働き(つーか、人間の免疫の働き)については未解明な部分も多く、専門家の間でも見解は分かれているようだ。
ロイターの提示した視点は、何をゴールとするかということだ。
「3回目の接種のゴールが重症化予防効果を高めることであるなら、その点が問題になっていることを示す科学的根拠は存在しない」
「無症状の感染者と軽症者を減らすことを目的に、中和抗体のレベルを高めるのがゴールであれば、そうしたデータを検証する必要がある」
「ワクチンが感染拡大を防ぐことを証明するのはハードルが高い」
我が国でも、感染予防効果の証明は不可能という見解だったからな。
ワクチンをうった人とそうでない対象群の人を、ほぼ毎日検査し続けて評価しなければならない(なにしろ、無症状者が半数だからな・・・)。
追加接種でそれを証明しようとすれば、通常接種を終えた人を2つに分け、追加接種した人とそうでない人を長期に継続的に検査し続ける必要がある。
「今現在、(他者を感染させるのを防ぐ)証拠があるか。いや、無い。しかし(防ぐ)可能性と、それが有益かもしれないと信じる根拠には事欠かない」
以前に、トムフリーデンが言っていたように、不確実性の元で行動する場合の予防原則を適用しようというわけだ。
入院さえしなければいいのか、重症化したり、死亡さえしなければいいのか。
浮沈子が考える新型コロナ2.0では、感染者の制御は、医療資源の状況をコントロールするための二次的要素であって、入院さえしなければ、感染者がいくら増えても構わないという考え方に則っている(いくばくかの行動制限(室内や公共交通機関内でのマスク着用など)は継続するでしょうが)。
その前提として、通常のワクチン接種が十分行き渡り(接種対象者の90パーセントくらい?)、ファウチらが画策するように、ブレイクスルー感染を防止するための追加接種もたんまりと行う必要があるわけだがな。
米国の悩ましいところは、その肝心の前提条件を満たせないまま、不確かな根拠に基づいて、追加接種による集団としての免疫を高めようとしているところだ。
邪道なわけだな・・・。
ファウチの言い放った捨て台詞が、そのことを象徴している。
「入院に何か魔法や神秘でもあるのだろうか。理解できない。入院患者を減らすこと以外、一切関心がないと言いたいのだろうか。うそでしょう。ご冗談を」
逆手に取った言い草だが、浮沈子的には、入院患者を減らすことだけに関心があってどこが悪いということになる。
現在の米国は、それすら実現できていない。
FDAの諮問委員会は、一般の追加接種の必要性を否定した(とりあえず、ファイザーだけですが:免疫不全者と65歳以上の高齢者には認める)。
一部の例外に対する追加接種だけでは、ファウチらが望む効果は得られないからな。
ワクチン接種の事実上の強制、ワクチンパスポートによる非接種者の社会排除(そうじゃないって言える?)。
ワクチンうってない1億人を相手に、政権の攻防は続く。
確認しておこう。
重症化予防効果さえ担保されていれば、ワクチンの使命は果たせる。
死にたくなければワクチンをうて!。
接触規制の撤廃で、米国はそういう選択をしたのではなかったのか。
米国には、ワクチンうたずに重症化し、死んじまうという自由はないのか。
もちろん、ハイリスクグループは、うたない選択肢はない(浮沈子はうちました)。
ハイリスクであるにもかかわらずうたないというのは自殺行為だ。
もちろん、ハイリスクでもうてない人もいる。
端的な例は、子供の持病持ちだ。
12歳以下は、接種できないからな。
他にも、ワクチンで免疫ができない人もいる。
そういう人たちを守るためには、周囲が接種して感染させないようにする必要がある。
物事は、単純ではないのだ。
今週には、CDCの会議が開かれる。
米国が、どういう判断で動き出すかは、我が国の動向にも大きな影響を与える。
もっとも、ワクチンが有り余って、政府が頼むからうってくださいと言っている米国と、ワクチンが足りずに2度目の接種がうてないワクチン難民が多数出ている我が国とでは、いささか状況が異なるともいえる。
まあいい。
年内には、先行接種した医療関係者や高齢者の予防効果が続々と切れてくる。
少なくとも、感染予防効果は切れる。
発症しなくても、他者に感染させうるわけだから、第6波の引き金になるだろう。
そう、第6波の主体は、ブレイクスルー感染になる。
浮沈子の免疫が切れるまで、あと4か月と11日。
重症化予防効果が減弱していないことを願うばかりだが、流行の状況によっては感染を免れることはできないに違いない。
我が国では、ワクチン不足から、追加接種のタイミングが遅れる公算が高い。
すでに、医療関係者のブレイクスルー感染は起こっており、先月7日には、高齢者施設でのほぼ100パーセントのブレイクスルー感染の事例もある(栃木県さくら市)。
時間との闘いは続く。
ワクチンの効果減弱と、追加接種の決断。
ああ、もちろん、通常接種の拡大もな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ワクチン「ブースター」世界の流れに日本も追随 デルタ株猛威、欧米で導入加速)
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210920/mcb2109200738001-n1.htm
「免疫の強化を求めて欧米で導入が進むなど世界的な流れ」
「日本も今後の感染流行の抑制に向けて追随」
大どんでん返しがない限り、ブースト接種の流れは止まりそうもない。
「米国では17日、米食品医薬品局(FDA)の委員会が65歳以上と重症化リスクの高い人への推奨に合意し、医療従事者にも必要とした。」
まあ、そういう言い方もあるか。
CDCの見解待ちだがな。
「3回目の必要性について意見は割れており、世界保健機関(WHO)やFDAの専門家チームは13日、英医学誌「ランセット」で「現時点で一般の人向けの実施には十分な科学的根拠がない」とする見解」
世界的なワクチン不足の中、追加接種なんてとんでもないという「正論」を掲げる勢力もある。
混沌の中で進むブースト接種。
通常接種が頭打ちの米国が期待する、間接的感染予防効果の向上は見込めるのか。
それに必要な、若年者を含めた広く一般のブースト接種が承認されるのかどうか。
CDCの見解に注目だな。
ロイターが、渾身の記事を上げている。
(焦点:重症化予防だけじゃない、米当局が追加接種を推す理由)
https://jp.reuters.com/article/us-health-boosters-idJPKBN2GC0ES
「追加接種が重症化や死亡だけでなく、軽症の感染も防ぐことに期待」
「理論上、軽症者が減ればウイルスの感染も抑えられ、米国の回復が早まる可能性」
ここんとこを、よーく押さえておかないと、米国の専門家が何を揉めているのかが理解できないことになるからな。
新型コロナ(ここではデルタを想定)の特徴として、感染してもざっくり半分は無症状、3割は軽症者で全体の2割が酸素飽和度が低い中等症以上となる。
医療制度によって異なるが、一般に、中等症全員が入院するわけではない(もちろん、そうすべきですが)。
我が国では、酸素飽和度が93パーセントを下回らないと、まともな医療を受けることはできない(自宅放置のまま死ぬ)。
助けることができるにも拘らず、当局の無策でむざむざ殺されている人々は、この範囲だな。
運が良ければ、入院治療を受けることができる(判断は、所轄の保健所長が行う)。
ICUに放り込まれて人工呼吸器やエクモのお世話になるのは、全体のごくごく一部(たぶん、1パーセントくらい?)に過ぎない(最近は、ネーザルハイフローとかもあるしな)。
じゃあ、感染力があるのは誰かと言えば、一番大きなグループである無症状の感染者から、発症後1週間程度までの間の感染者だ(重症者はもっと長い:数か月も)。
本人も知らないうちに、他者に感染を広げる。
新型コロナの最大の特徴であり、この特徴のせいで全世界に広がっている。
しかも、ワクチン接種者においても、その特徴は変わらない。
ブレイクスルー感染しても、未発症の状態で他者に感染させる。
さらに、明らかになっているエビデンスとして、感染予防効果が低下している。
ワクチンの抗体価が下がっているだけではなく、疫学的事実として確認されている点が重要だ。
さらに、まあ、発症したとしても、軽症で済んでしまう3割の人々は、おそらく家族や身近な人々に感染させる。
さすがに、37度5分以上の発熱(4日でなくてもいいですが)とか息苦しさを感じる程の中等床程度になれば、用心して他者にうつさないように配慮するだろうが、感染者の8割は容易に他者に感染させるわけだ。
ロイターの記事で、ファウチや政府機関の当局者の一部が、軽症者の発生を抑制する点に期待しているわけはそこにある。
ワクチン接種の有無にかかわらず、感染の大部分(たぶん、殆ど全て)は、無症状者や軽症者によって起こる。
この事実をしっかりと押さえたうえで、記事を読むわけだな。
もう一つ押さえておかなければならないことがある。
米国におけるワクチン接種の停滞だ。
人口の54.5パーセントが完了していると言われる(ブルームバーグワクチントラッカーによる:以下同じ)が、我が国は既に53.3パーセントに迫っており、今月中にも逆転することは確実となった。
ちなみに、英国は66.4パーセント、イスラエルは61.6パーセントだ。
ワクチン接種率が伸びない中で、未接種者の感染及び死亡が激増している(感染者はピークアウトした感じだが、死者数は増え続けている)。
おそらく米国では、100年経っても接種率が70パーセントに到達することはないだろう(そうなのかあ?)。
「ファウチ氏は追加接種を進める主な理由について、ワクチン接種を完了した人が感染する「ブレークスルー感染」の増加傾向を反転させることだと述べた。」
未接種者の割合が多い中で、国民全体の免疫を上げるには、既に接種済みの人々の免疫を高いレベルに保ち、ブレイクスルー感染を抑制するしかないという話なわけだ。
それじゃあ、わくちんうたない人々はただ乗りのままなのかという話が出て来るわけだが、この記事ではそのことには触れていない。
「感染しなければ他者にうつすことはなくなる。より有効にこの疫病を未然に防げるようになり、経済的な恩恵をもたらす」
もちろん、政府関係者が目指しているのは国民一人一人の健康ではなく、社会を正常に戻すことなわけだ(そうなのかあ?)。
未接種者を解消しようとすることがムリポなら、別の手段を繰り出すのみだ・・・。
「米国のエビデンスを見ると、感染、そして軽症・中等症を防ぐ効果が薄れつつあるのは非常に明らかだ」
だから、追加接種で、軽症者を中心とした大部分の二次感染を担っている人々の感染予防効果を高めようということなわけだが、その効果には多くの疑問が呈せられている。
「ただ多くの専門家は、追加接種が実際に感染と伝染を防ぐことを示す科学的根拠は乏しいと指摘している。」
もう一つの懸念は、感染予防効果や発症予防効果の低下が、ゆくゆくは重症化予防効果の低下につながりかねないという点だな。
「イスラエルのデータを引き合いに、ワクチンによる軽症予防効果の減退は、重症化、入院、死亡を防ぐ効果の低下につながりかねない」
常識的に考えて、まあ、ありそうな話だが、ワクチンの働き(つーか、人間の免疫の働き)については未解明な部分も多く、専門家の間でも見解は分かれているようだ。
ロイターの提示した視点は、何をゴールとするかということだ。
「3回目の接種のゴールが重症化予防効果を高めることであるなら、その点が問題になっていることを示す科学的根拠は存在しない」
「無症状の感染者と軽症者を減らすことを目的に、中和抗体のレベルを高めるのがゴールであれば、そうしたデータを検証する必要がある」
「ワクチンが感染拡大を防ぐことを証明するのはハードルが高い」
我が国でも、感染予防効果の証明は不可能という見解だったからな。
ワクチンをうった人とそうでない対象群の人を、ほぼ毎日検査し続けて評価しなければならない(なにしろ、無症状者が半数だからな・・・)。
追加接種でそれを証明しようとすれば、通常接種を終えた人を2つに分け、追加接種した人とそうでない人を長期に継続的に検査し続ける必要がある。
「今現在、(他者を感染させるのを防ぐ)証拠があるか。いや、無い。しかし(防ぐ)可能性と、それが有益かもしれないと信じる根拠には事欠かない」
以前に、トムフリーデンが言っていたように、不確実性の元で行動する場合の予防原則を適用しようというわけだ。
入院さえしなければいいのか、重症化したり、死亡さえしなければいいのか。
浮沈子が考える新型コロナ2.0では、感染者の制御は、医療資源の状況をコントロールするための二次的要素であって、入院さえしなければ、感染者がいくら増えても構わないという考え方に則っている(いくばくかの行動制限(室内や公共交通機関内でのマスク着用など)は継続するでしょうが)。
その前提として、通常のワクチン接種が十分行き渡り(接種対象者の90パーセントくらい?)、ファウチらが画策するように、ブレイクスルー感染を防止するための追加接種もたんまりと行う必要があるわけだがな。
米国の悩ましいところは、その肝心の前提条件を満たせないまま、不確かな根拠に基づいて、追加接種による集団としての免疫を高めようとしているところだ。
邪道なわけだな・・・。
ファウチの言い放った捨て台詞が、そのことを象徴している。
「入院に何か魔法や神秘でもあるのだろうか。理解できない。入院患者を減らすこと以外、一切関心がないと言いたいのだろうか。うそでしょう。ご冗談を」
逆手に取った言い草だが、浮沈子的には、入院患者を減らすことだけに関心があってどこが悪いということになる。
現在の米国は、それすら実現できていない。
FDAの諮問委員会は、一般の追加接種の必要性を否定した(とりあえず、ファイザーだけですが:免疫不全者と65歳以上の高齢者には認める)。
一部の例外に対する追加接種だけでは、ファウチらが望む効果は得られないからな。
ワクチン接種の事実上の強制、ワクチンパスポートによる非接種者の社会排除(そうじゃないって言える?)。
ワクチンうってない1億人を相手に、政権の攻防は続く。
確認しておこう。
重症化予防効果さえ担保されていれば、ワクチンの使命は果たせる。
死にたくなければワクチンをうて!。
接触規制の撤廃で、米国はそういう選択をしたのではなかったのか。
米国には、ワクチンうたずに重症化し、死んじまうという自由はないのか。
もちろん、ハイリスクグループは、うたない選択肢はない(浮沈子はうちました)。
ハイリスクであるにもかかわらずうたないというのは自殺行為だ。
もちろん、ハイリスクでもうてない人もいる。
端的な例は、子供の持病持ちだ。
12歳以下は、接種できないからな。
他にも、ワクチンで免疫ができない人もいる。
そういう人たちを守るためには、周囲が接種して感染させないようにする必要がある。
物事は、単純ではないのだ。
今週には、CDCの会議が開かれる。
米国が、どういう判断で動き出すかは、我が国の動向にも大きな影響を与える。
もっとも、ワクチンが有り余って、政府が頼むからうってくださいと言っている米国と、ワクチンが足りずに2度目の接種がうてないワクチン難民が多数出ている我が国とでは、いささか状況が異なるともいえる。
まあいい。
年内には、先行接種した医療関係者や高齢者の予防効果が続々と切れてくる。
少なくとも、感染予防効果は切れる。
発症しなくても、他者に感染させうるわけだから、第6波の引き金になるだろう。
そう、第6波の主体は、ブレイクスルー感染になる。
浮沈子の免疫が切れるまで、あと4か月と11日。
重症化予防効果が減弱していないことを願うばかりだが、流行の状況によっては感染を免れることはできないに違いない。
我が国では、ワクチン不足から、追加接種のタイミングが遅れる公算が高い。
すでに、医療関係者のブレイクスルー感染は起こっており、先月7日には、高齢者施設でのほぼ100パーセントのブレイクスルー感染の事例もある(栃木県さくら市)。
時間との闘いは続く。
ワクチンの効果減弱と、追加接種の決断。
ああ、もちろん、通常接種の拡大もな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ワクチン「ブースター」世界の流れに日本も追随 デルタ株猛威、欧米で導入加速)
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210920/mcb2109200738001-n1.htm
「免疫の強化を求めて欧米で導入が進むなど世界的な流れ」
「日本も今後の感染流行の抑制に向けて追随」
大どんでん返しがない限り、ブースト接種の流れは止まりそうもない。
「米国では17日、米食品医薬品局(FDA)の委員会が65歳以上と重症化リスクの高い人への推奨に合意し、医療従事者にも必要とした。」
まあ、そういう言い方もあるか。
CDCの見解待ちだがな。
「3回目の必要性について意見は割れており、世界保健機関(WHO)やFDAの専門家チームは13日、英医学誌「ランセット」で「現時点で一般の人向けの実施には十分な科学的根拠がない」とする見解」
世界的なワクチン不足の中、追加接種なんてとんでもないという「正論」を掲げる勢力もある。
混沌の中で進むブースト接種。
通常接種が頭打ちの米国が期待する、間接的感染予防効果の向上は見込めるのか。
それに必要な、若年者を含めた広く一般のブースト接種が承認されるのかどうか。
CDCの見解に注目だな。

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