😼デザインの潮流:モノリシック:思想と機能 ― 2025年04月15日 00:21
デザインの潮流:モノリシック:思想と機能
(シグマ製レンズ交換カメラ「Sigma BF」外観レビュー、金属の塊っぽさが全開で「感圧式ハップティックボタン」「内蔵ストレージ230GB」など異質のミラーレス)
https://gigazine.net/news/20250414-sigma-bf-appearance/
「シグマのフルサイズセンサー搭載ミラーレスカメラ「Sigma BF」が2025年4月24日に発売」
浮沈子は、カメラとか写真については全くと言っていいほど何も知らない。
愚弟は、ミラーレス一眼とか持っていて、スマホもカメラで選ぶマニアだが(税込み3000円のジャンクとかは見向きもしません!)、浮沈子的には、んなもん写りゃいいだろう程度にしか考えていない(そんなあ!)。
実際、このブログに掲載されている画像を見れば、その拘りの無さ(!)は明らかだからな(自分でも、そう思います・・・)。
写ってりゃいいだろう!?。
まあ、どうでもいいんですが。
しかし、このシグマBFというカメラの形には、ちょっとしたショックを受けた。
正直に言うと、この会社、知らなかったからな。
先日、記事にした画像のRAWデータの話の中で、ちらっと見た記憶がある程度だ。
(RAW画像:標準なき乱世の世界)
https://kfujito2.asablo.jp/blog/2025/04/08/9767018
「・シグマ:
独自のデータ形式を用いることで、カメラの情報を現像ソフトに正確に提供できるようになります。ただし、汎用(はんよう)性は低くなります。」
ふーん、ソニー、キヤノン、ニコン、オリンパス、フジフィルムだけじゃないんだ・・・。
シグマBFは、ギガジンで発表当時にも記事になっている。
(シグマ製フルサイズミラーレスカメラ「Sigma BF」登場、超シンプルなボディに「230GBの内蔵ストレージ」「振動フィードバック式のボタン」などを詰め込んだユニークなカメラ)
https://gigazine.net/news/20250225-sigma-bf-camera/
「アルミニウムインゴットから7時間かけて削り出した継ぎ目のないユニボディが特徴」
そう、浮沈子が注目したのもそこだ。
まるで、2001年宇宙の旅(映画)に出てくるモノリスのような直方体を彷彿とさせるボディ本体。
カメラは、手に持って、重量のあるレンズを付けた状態でホールドし、動きのある被写体を狙ってシャッターを切るという動的な扱いを要する究極の道具だ。
知的な武器であり、目の機能の延長であり、悠久な時間の一瞬と無限な宇宙の一角をスパッと切り取る鋭利なナイフだ。
機能優先な形で手に馴染み、ホールド感良く、軽量化が難しいレンズシステムとの重量バランスも考慮される必要がある。
カタチは機能に沿う・・・。
が、シグマBFはそうじゃない。
フルサイズの画像センサーや、大容量メモリーなど、機能に妥協はないものの、右手の親指部分と表面の滑り止め加工以外に、持ちやすさを追求した感じはない(未確認)。
カタチ優先なわけだ(そうなのかあ?)。
浮沈子は詳しくないけど、機能もおそらく必要最小限に絞られているんだろう。
それでも、妥協のない性能を発揮するための仕掛けは詰め込まれている。
モノリシックなデザインの中に、見かけによらない機能が隠されているわけだ。
数年前、浮沈子はエジプトに行ってピラミッドを見てきた。
まあ、あれこそモノリシックデザインの原点と言ってもいい。
しかし、内部構造の複雑さや正確な方位による位置決めなど、シンプルで唯一無二のデザインの中に、驚くほどの機能が詰め込まれている。
でもな、浮沈子的にはその対比はあまり感動を呼ばない。
塊感のあるデザインそのものが持つ力、神秘性、超越性がポイントな気がする。
モノリシックというのは、コンピューターの世界でも登場する概念だ。
どっちかと言えば、最近は否定的なニュアンスで語られることが多い気もする。
マイクロサービスとの対比だ。
OSのカーネルが、いい例かもしれない。
モジュール化されず、ガチガチに作られてしまって、何かを変えようとすると全体に影響が及び、発展性に乏しく時代に付いて行けないレガシーなアーキテクチャというニュアンスだな(そうなのかあ?)。
それでも、モジュール間通信のオーバーヘッドなく、資源を最大に生かして高速で高効率に機能を実現できるという何物にも代えがたいメリットがある。
そう、モノリシックな思想に、互換性や発展性は必要ないのだ(そういうことかあ?)。
んなもんはクソ食らえだ!(言葉が汚くてスイマセン・・・)。
唯一無二の存在。
それをカタチにしたデザイン。
何物にも代えがたい価値・・・。
(Sigma BF
本質に宿る美しさ)
https://www.sigma-global.com/jp/cameras/bf/
「Sigma BFの真髄は、そのシンプルさにあります。」
「かつてないほど直感的な撮影体験を提供するカメラを作りたい」
「創造性を妨げるあらゆる要素を排除」
「全ての要素は純粋な撮影体験を体現するために設計」
それが実現できているかどうかはともかく、目的のために機能を絞り込み、それをカタチにするというメーカーとしての姿勢は明確に伝わってくる。
このカメラの評価はこれからだ(4月24日発売)。
本体だけで40万円に迫る価格は安いとは言えない。
もちろん、陸上でしか使えないしな(水中撮影はムリポ!)。
フラッシュとかも使えないのかもしれない(未確認)。
唯一無二の存在に価値を見出すことが出来る人々のための、自己満足なコンセプトのカメラなのかもしれない(そんなあ!)。
でもな、RAWデータの時もそう思ったんだが、モジュール化され、互換性で妥協を強いられた、どれもおんなじようなもんばっかの世界じゃ面白くない(断定的!)。
独自設計、大いに結構!。
浮沈子が、最初にそれを感じたのは、ソニーの初代ウォークマンが出た時だ。
(ウォークマン)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%B3
「日本では最初からウォークマンの商品名で発売されたが、文法に合わない和製英語であるウォークマン(Walkman)を避けて、海外では当初、他の商品名で発売された。」
それは知らなかったな・・・。
カセットテーププレイヤーであることから、直方体デザインは想定の範囲内だが、こういうものはなぜかモノリスに似てくる(そうなのかあ?)。
直方体に限らず、モノリシック(塊感)なカタチが持つデザイン上の力強さ、そこに秘められた超越的な力への憧憬、それを所有し意外な機能性を楽しむ喜びは、製品としての魅力を高めるだろう。
まあ、ピラミッドじゃ、持ち歩くのに不便だしな。
おっと、今気づいたんだが、今日買い求めたモバイルバッテリーも直方体のモノリシックデザインだった。
浮沈子的には、究極のモノリシックな形状は球形だと思っている。
恒星や惑星など、デカい単一の天体は概ね球形だからな(回転していて、多少潰れてるのもありますけど)。
銀河とかは別の形状だけど、あれは、どっちかといえばマイクロチックな形状ともいえる(多数の天体の集合だし:モノリシックじゃない!)。
まあ、どうでもいいんですが。
シグマBFのデザインは、いい意味でちょっとショックだった。
それを可能にしたのは、メカニカルな機構を廃してデジタルに特化したことだろう。
機械の王国から電子の帝国への変貌は、こんなところにも現れている。
思想をカタチにする技術。
うーん、カメラみたいに機能追及のアイテムは、もっと、こう、有機的というか、人間工学的(エルゴノミックな)デザインになってもおかしくはない(キヤノンとかはそっちですなあ・・・)。
カメラそのもののデザインが自己主張するというのは、本道ではないような気もする。
が、カメラ愛好家の中には、カメラを棚に飾って眺めて楽しむ方もいるのかもしれない(そうなのかあ?)。
シグマBFは、間違いなく至高の満足感を与えるだろうな・・・。
今日は、ギガジンの記事に刺激されて、良く知らないカメラの話を書いた。
頓珍漢なことを言ってるかも知れないけど、んなんは今に始まったことじゃないからな・・・。
(シグマ製レンズ交換カメラ「Sigma BF」外観レビュー、金属の塊っぽさが全開で「感圧式ハップティックボタン」「内蔵ストレージ230GB」など異質のミラーレス)
https://gigazine.net/news/20250414-sigma-bf-appearance/
「シグマのフルサイズセンサー搭載ミラーレスカメラ「Sigma BF」が2025年4月24日に発売」
浮沈子は、カメラとか写真については全くと言っていいほど何も知らない。
愚弟は、ミラーレス一眼とか持っていて、スマホもカメラで選ぶマニアだが(税込み3000円のジャンクとかは見向きもしません!)、浮沈子的には、んなもん写りゃいいだろう程度にしか考えていない(そんなあ!)。
実際、このブログに掲載されている画像を見れば、その拘りの無さ(!)は明らかだからな(自分でも、そう思います・・・)。
写ってりゃいいだろう!?。
まあ、どうでもいいんですが。
しかし、このシグマBFというカメラの形には、ちょっとしたショックを受けた。
正直に言うと、この会社、知らなかったからな。
先日、記事にした画像のRAWデータの話の中で、ちらっと見た記憶がある程度だ。
(RAW画像:標準なき乱世の世界)
https://kfujito2.asablo.jp/blog/2025/04/08/9767018
「・シグマ:
独自のデータ形式を用いることで、カメラの情報を現像ソフトに正確に提供できるようになります。ただし、汎用(はんよう)性は低くなります。」
ふーん、ソニー、キヤノン、ニコン、オリンパス、フジフィルムだけじゃないんだ・・・。
シグマBFは、ギガジンで発表当時にも記事になっている。
(シグマ製フルサイズミラーレスカメラ「Sigma BF」登場、超シンプルなボディに「230GBの内蔵ストレージ」「振動フィードバック式のボタン」などを詰め込んだユニークなカメラ)
https://gigazine.net/news/20250225-sigma-bf-camera/
「アルミニウムインゴットから7時間かけて削り出した継ぎ目のないユニボディが特徴」
そう、浮沈子が注目したのもそこだ。
まるで、2001年宇宙の旅(映画)に出てくるモノリスのような直方体を彷彿とさせるボディ本体。
カメラは、手に持って、重量のあるレンズを付けた状態でホールドし、動きのある被写体を狙ってシャッターを切るという動的な扱いを要する究極の道具だ。
知的な武器であり、目の機能の延長であり、悠久な時間の一瞬と無限な宇宙の一角をスパッと切り取る鋭利なナイフだ。
機能優先な形で手に馴染み、ホールド感良く、軽量化が難しいレンズシステムとの重量バランスも考慮される必要がある。
カタチは機能に沿う・・・。
が、シグマBFはそうじゃない。
フルサイズの画像センサーや、大容量メモリーなど、機能に妥協はないものの、右手の親指部分と表面の滑り止め加工以外に、持ちやすさを追求した感じはない(未確認)。
カタチ優先なわけだ(そうなのかあ?)。
浮沈子は詳しくないけど、機能もおそらく必要最小限に絞られているんだろう。
それでも、妥協のない性能を発揮するための仕掛けは詰め込まれている。
モノリシックなデザインの中に、見かけによらない機能が隠されているわけだ。
数年前、浮沈子はエジプトに行ってピラミッドを見てきた。
まあ、あれこそモノリシックデザインの原点と言ってもいい。
しかし、内部構造の複雑さや正確な方位による位置決めなど、シンプルで唯一無二のデザインの中に、驚くほどの機能が詰め込まれている。
でもな、浮沈子的にはその対比はあまり感動を呼ばない。
塊感のあるデザインそのものが持つ力、神秘性、超越性がポイントな気がする。
モノリシックというのは、コンピューターの世界でも登場する概念だ。
どっちかと言えば、最近は否定的なニュアンスで語られることが多い気もする。
マイクロサービスとの対比だ。
OSのカーネルが、いい例かもしれない。
モジュール化されず、ガチガチに作られてしまって、何かを変えようとすると全体に影響が及び、発展性に乏しく時代に付いて行けないレガシーなアーキテクチャというニュアンスだな(そうなのかあ?)。
それでも、モジュール間通信のオーバーヘッドなく、資源を最大に生かして高速で高効率に機能を実現できるという何物にも代えがたいメリットがある。
そう、モノリシックな思想に、互換性や発展性は必要ないのだ(そういうことかあ?)。
んなもんはクソ食らえだ!(言葉が汚くてスイマセン・・・)。
唯一無二の存在。
それをカタチにしたデザイン。
何物にも代えがたい価値・・・。
(Sigma BF
本質に宿る美しさ)
https://www.sigma-global.com/jp/cameras/bf/
「Sigma BFの真髄は、そのシンプルさにあります。」
「かつてないほど直感的な撮影体験を提供するカメラを作りたい」
「創造性を妨げるあらゆる要素を排除」
「全ての要素は純粋な撮影体験を体現するために設計」
それが実現できているかどうかはともかく、目的のために機能を絞り込み、それをカタチにするというメーカーとしての姿勢は明確に伝わってくる。
このカメラの評価はこれからだ(4月24日発売)。
本体だけで40万円に迫る価格は安いとは言えない。
もちろん、陸上でしか使えないしな(水中撮影はムリポ!)。
フラッシュとかも使えないのかもしれない(未確認)。
唯一無二の存在に価値を見出すことが出来る人々のための、自己満足なコンセプトのカメラなのかもしれない(そんなあ!)。
でもな、RAWデータの時もそう思ったんだが、モジュール化され、互換性で妥協を強いられた、どれもおんなじようなもんばっかの世界じゃ面白くない(断定的!)。
独自設計、大いに結構!。
浮沈子が、最初にそれを感じたのは、ソニーの初代ウォークマンが出た時だ。
(ウォークマン)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%B3
「日本では最初からウォークマンの商品名で発売されたが、文法に合わない和製英語であるウォークマン(Walkman)を避けて、海外では当初、他の商品名で発売された。」
それは知らなかったな・・・。
カセットテーププレイヤーであることから、直方体デザインは想定の範囲内だが、こういうものはなぜかモノリスに似てくる(そうなのかあ?)。
直方体に限らず、モノリシック(塊感)なカタチが持つデザイン上の力強さ、そこに秘められた超越的な力への憧憬、それを所有し意外な機能性を楽しむ喜びは、製品としての魅力を高めるだろう。
まあ、ピラミッドじゃ、持ち歩くのに不便だしな。
おっと、今気づいたんだが、今日買い求めたモバイルバッテリーも直方体のモノリシックデザインだった。
浮沈子的には、究極のモノリシックな形状は球形だと思っている。
恒星や惑星など、デカい単一の天体は概ね球形だからな(回転していて、多少潰れてるのもありますけど)。
銀河とかは別の形状だけど、あれは、どっちかといえばマイクロチックな形状ともいえる(多数の天体の集合だし:モノリシックじゃない!)。
まあ、どうでもいいんですが。
シグマBFのデザインは、いい意味でちょっとショックだった。
それを可能にしたのは、メカニカルな機構を廃してデジタルに特化したことだろう。
機械の王国から電子の帝国への変貌は、こんなところにも現れている。
思想をカタチにする技術。
うーん、カメラみたいに機能追及のアイテムは、もっと、こう、有機的というか、人間工学的(エルゴノミックな)デザインになってもおかしくはない(キヤノンとかはそっちですなあ・・・)。
カメラそのもののデザインが自己主張するというのは、本道ではないような気もする。
が、カメラ愛好家の中には、カメラを棚に飾って眺めて楽しむ方もいるのかもしれない(そうなのかあ?)。
シグマBFは、間違いなく至高の満足感を与えるだろうな・・・。
今日は、ギガジンの記事に刺激されて、良く知らないカメラの話を書いた。
頓珍漢なことを言ってるかも知れないけど、んなんは今に始まったことじゃないからな・・・。
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