CCR繋がり2013年02月18日 22:53

CCR繋がり
CCR繋がり


まあ、一度は書いておかなければならない。

(ケーニッグゼグ・CCR)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%BC%E3%82%B0%E3%83%BBCCR

「ボディはアルミ合金、カーボンファイバーが惜しげもなく使われており車重は1180kgに抑えられている。」

軽量化については、APDにも少しは見習って欲しい。

後継車種のCCXというのがあるが、「「コンペテイション・クーペ・X」(Competition Coupe X )の略」とあるので、CCRもそういうことなのだろう。

Rというのは、ホンダに限らずレーシングの略と相場が決まっている。

まあ、どうでもいいんですが。

このケーニッグゼグというメーカーは、スウェーデンにあり、同名の社長が道楽でやっているような会社だ。

(Christian von Koenigsegg)
http://en.wikipedia.org/wiki/Christian_von_Koenigsegg

で、この見事なつるっぱげのおっちゃんが出てくるビデオシリーズが今年になってリリースされている。

(Carbon Fiber Construction - Inside Koenigsegg:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=504I_hJDFck

9本出る予定で、今のところ5本がリリースされている。

「Inside Koenigsegg」でユーチューブを検索すると出てくるようだ。

カーボンファイバーボディを、こんな生産性の低い工程で作っていたら、いつまで経っても普及しないので何とかして欲しい。

手の込んだ加工はいいから、プラモデルのように簡単に成形して接着できるような工夫が欲しい。

エンジンも内製しているというから驚く。特徴的なドアの開閉といい、少量生産ながら、高品質な作りを目指しているようだ。

さて話は変わって、今のところ部品が徐々に揃いつつあるCCR(こっちは、クローズド・サーキット・リブリーザー)だが、酸素シリンダーとディリュエントシリンダーを束ねて本体の後ろにぶら下げるというアイデアを検討中である。

こうすることによって、片側に構成要素を集中させることができ、将来的なデュアルCCRへのプロセスも見えてくる。

使用するタンクの長さによっては、極めて長大な構成になってしまうのが欠点だが、水中での扱いがどうなるかは、やってみなければ分からない。

陸上では悲惨なことになるが、中圧ホースのコネクターとシャットオフバルブを組み合わせて、タンクと本体の分離を行う予定である。

カウンターラングも、ブラダーから分離できるようにする予定なので、ハーネス、プレート、ブラダー、リール、マーカーブイなどだけの身軽な状態(オープンサーキットのサイドマウントと同じだ!)で、水中に行くことができる。

ローカルに担いでもらうにしても、今までのように全部背負うわけではないので喜ばれることだろう。持ちやすい工夫をしてあげれば親切というものだ。

タンクを本体の後ろに付けるのは、タンクのサイズに関わらず、本体とカウンターラングの配置を変えないですむという理由からだが、タンクを本体と並列に抱えてバルブ操作を手元で行うというコンフィギュレーションも捨てがたい。

中圧ホースは短くて済むし、バルブが手元にあるので扱い易い。

うーん、構成としては、こっちに分があるような気がするが、一点だけ、譲れない欠点もある。

水の抵抗が増えてしまうということだ。直列VS並列では、この点で直列に分がある。サイドマウントにする最大のメリットがなくなってしまうのは痛い。

酸素とディリュエントのバルブの区別をどうするかという、新たな問題も浮上してきた。

まあ、この辺は、どうにでもなる気がする。グリップの形状を変えるとか、ゲージの動きで判断するなど、運用面の工夫の余地もある。エマージェンシーの問題なので、慎重に検討するつもりだ。

多少無理があることは分かっていても、直列方式で検討を進めよう。並列にすることは、いくらでもやりようがある。タンクの取り付け方法についても、ロープとフックという安易な発想から、少しでもマシな方法に進化させなければならない。

神(悪魔かも!)は細部に宿る。

インスピベースのサイドマウントCCRが成立するかどうかは、こういった細かい部分の詰めにかかっている。

風呂敷2013年02月18日 23:56

風呂敷
風呂敷


実際に取り入れることができるかどうかはともかく、2本のタンクを纏めることを考えていたら、思い出した。

(ビンの包み方)
http://homepage2.nifty.com/futava/furosiki/method/bin/bin.htm

知っていたのは、「二本巻き」だが、「二本手提げ」、「夫婦つる」など、応用できそうな包み方もある。

水中に風呂敷包みを持ち込むというのも、我ながらユニークな発想だと思うが、現実的に考えると、いささか無理があろう。

ローカルに運んでもらう時の、キャリーバッグ代わり程度にしておいたほうがいいかもしれない。

現実的な纏め方としては、シリンダー同士がぶつかり合わないように、ゴムのパッドを上下2箇所に挟み、中央をバックル付きのベルトでがっしり締め付けるという方法を考えている。ずれないようにゴムパッドは形状を工夫しておく(企業秘密ですなあ!)。

2つのバルブのところをロープで結んで、アルミケースの底に仕込んだフックに引っ掛けるというもの。タンクの中央のバックルにもフックを付けて、メインの重量はこっちで支える。

こうして、タンクの固定方法を考えていると、純正のケースが如何に良く考えられているかということに、改めて感心する。

上と下をゴムで滑らないようにして、中央をベルトで固定しているわけだ。ゴムの滑り止めは、多少Rが付いていて、タンクに密着するようになっている。

なんだ、結局、パクリじゃん!。

いやいや、エジソンも、発明は1パーセントの閃きと、99パーセントのパクリであると言っているじゃあないですか(ウソです!)。

(ビンの縛り方:おまけ)
http://hibikaizen.blog137.fc2.com/blog-entry-48.html