F様・・・2013年03月22日 00:45

F様・・・
F様・・・


フェラーリの愛好家から、そう呼ばれることがあると、何かで読んだ記憶がある。

(F様の肖像)
http://www.shimizusouichi.com/blog3/

また、濃いーページだこと!。

昨日、代官山の蔦屋で、画像の458スパイダーを拝む。

(458スパイダー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BB458%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2#458.E3.82.B9.E3.83.91.E3.82.A4.E3.83.80.E3.83.BC

展示車両は、白いボディに赤の内装。

白の458は、結構目にする。フェラーリといえば「赤」か「黄」という先入観があったが、白も悪くない。

中古車を検索してみても、白が最も多い。

(フェラーリ 458 スパイダー 中古車一覧)
http://kakaku.com/kuruma/used/spec/Maker=34/Model=31775/AgeTypeFrom=2011/

本日現在は、14台中9台が白だが、もちろん日によって変わる(当然ですが)。

まあいい。

フェラーリについては、このブログでも何度か触れた。

(フェラーリの形)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/10/15/6603408

(フェラーリの形(その2))
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/10/19/6607029

(馬小屋)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/07/07/6502553

(スーパーカー「ズ」(512BB))
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/12/07/6653689

(LaFerrari)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/03/05/6738116

別に、形に拘っているわけではないのだが、走りに拘りたくても乗れないので仕方ない。

庶民にとっては、高嶺の花(「高値」の花?)である。

現行型のフェラーリって、モノによっては新車より高い価格で中古が取引されている。

これって、美味しい商売じゃないのか。

新車並行で仕入れて売り飛ばせば、いい儲け話になるだろうが、元手とノウハウが必要だし、売れ残ればリスクも負う。

売り切りで後腐れがなければいいが、変なお客に絡まれるのもゴメンだ。

まあ、どうでもいいんですが。

(フェラーリの頂点、限定499台のラ・フェラーリ…購入希望者が1000名突破)
http://news.kakaku.com/prdnews/cd=kuruma/ctcd=7010/id=29161/

スーパーカーのラ・フェラーリに至っては、いくら金を積もうと、買いたくても買えない程の人気なのである。

フェラーリって、そんなにいいクルマなのだろうか。

見た目カッコイイし、音は最高だし、押しも押されぬブランドだし、中古価格高いし(すぐに庶民的な感性が・・・)。

(フェラーリについてー自由が丘ヒーリングライフ)
http://www.jiyugaoka-healinglife.com/p2-1.html

この方は、とうとう458イタリアを買ってしまうのだが、機械としての完成度ではなく、感性を刺激する芸術性に痺れている。

そう、F様は、走るゲージュツなのである。

エンジンや排気音、スタイル、コーナーリングの過渡特性。クルマの形をした、何か別の機械。何物にも似ず、何物にも侵されない、唯一無二の世界。

自己顕示欲を、余すところなく満足させる体験を保障する目立ち度や、所有欲を満足させるスタイリング、走りの快感。

これは、もう、クルマではない。

人間の感性を刺激する、媚薬だ。しかも、依存性があるようで、フェラーリ乗りは、一生フェラーリに乗り続ける。サラリーマンが手を出すと、一生を棒に振るかもしれない。

幸いにも、イタ車の経験薄く、ジュリエッタに短い試乗をしたことがあるだけだ。

君子危うきに近寄らず、92の500Eと、03ボクスターと、83タルガでいいや(十分じゃね!?)。

パスカルの原理2013年03月22日 20:30

パスカルの原理
パスカルの原理


人様の揚げ足を取る(内無双ですか?)のは、ルール違反とは言わないまでも、品のいい行為とはいえない。

(0322 桜が咲く)
http://jsuga.exblog.jp/20184875/

「今手をつけている物理学の部分、潜水士の受験でもないと、何の必要もないことなのかもしれないから。例えば、パスカルの定理を知らなくても潜ることはできる。試験、それも国家試験だから勉強してもらうチャンスなのだ。」

ご存知の通り、「パスカルの定理(パスカルのていり)は、ブレーズ・パスカルが16歳のときに発見した円錐曲線に関する定理である。」

(パスカルの定理)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86

ダイビングとは、およそ関係ない。ちょっとした思い違いであろう。

(パスカルの原理)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%90%86

「パスカルの原理(パスカルのげんり、英語:Pascal's principle)は、ブレーズ・パスカルによる「密閉容器中の流体は、その容器の形に関係なく、ある一点に受けた単位面積当りの圧力をそのままの強さで、流体の他のすべての部分に伝える。」という流体静力学における基本原理である。」とある。

こっちのことを言いたかったに違いない。

確かに、「パスカルの定理」を知らなくても、潜ることは出来る・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

この「定理」や「原理」を発見したのは、この人!。

(ブレーズ・パスカル)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%AB

早熟の天才であり、コテコテの禁欲主義者で「人間は考える葦である」という有名なセリフを吐いた、イケ好かない野郎である。

「常時内側に釘の出たベルトを巻き、すべての心意をひたすら神のことに集中させようとしていた。気のゆるみなどを感じたとき、彼はベルトを肘で突いて、激痛で我に返るようにしたとのことである。」とある。

ビョーキだな。相当なヘンタイだ。

浮沈子とは対極にある人生哲学である。

「クレオパトラの鼻、それがもう少し低かったら、大地の全表面は変わっていたであろう」などといった言葉は、今日でも使われている。

イエズス会との確執を持つことが多かったジャンセニズムに傾倒していたことでも知られる。

桜咲くゆるい季節に、禁欲的なヘンタイ野郎の話をしてもしょうがない。

パスカルの原理の方を知らなくたって、CCRの改造くらいは出来てしまうが、分圧の法則を知らないとPO2の計算はできない。

(ドルトンの法則)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

40年近くたっても覚えているのは、この式。

(理想気体の状態方程式)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%86%E6%83%B3%E6%B0%97%E4%BD%93%E3%81%AE%E7%8A%B6%E6%85%8B%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F

実在の気体は分子間力等の影響で、この状態方程式には従わないが、ファン・デル・ワールスの状態方程式など、近似させる工夫を取り込んだ式も考案された。

(ファンデルワールスの状態方程式)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%8A%B6%E6%85%8B%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F

まあいい。

馬脚を現す前に、退散するとしよう。

それにしても、須賀さんは、いつCCRにカムバックするのかなあ?。

水の抵抗2013年03月22日 23:08

水の抵抗
水の抵抗


ダイバーの皆様は、水の抵抗を甘く見ちゃいませんか?。

空気の密度は、アボガドロの法則などを駆使すると、簡単に求めることが出来るが、世の中は便利になっていて、このページで分かる。

(1atm下、20℃での空気の密度は何kg/m^3ですか?)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1021582440

1.205 kg/m3とある。

えっ?、意外と重いので、ちょっと話の展開に不安がよぎる。

しかし、考えてみれば、水の重さはこんなもんじゃない!。

海水だと若干重くなるが、話を簡単にするために、1立方メートル当り1000kgとすると、概ね830倍になる(あー、よかった!)。

どうです?、水の恐ろしさをお分かりいただけたのではないでしょうか。

流線型のスタイルで泳ぐことが、如何に大切であるか。

以前にも紹介したことがある、この写真・・・。

(タイムラインの写真)
http://www.facebook.com/photo.php?fbid=476980099008632&set=a.185046901535288.39713.183431858363459&type=1&theater

「587人がいいね!と言っています。」とあるが、ひどい話である。

よかあない!。

シリンダーが立ってしまっていて、水中での抵抗を増やしている。動きづらく、ガスの消費も多い。移動距離が大きければ、疲労も溜まり、ダイビングの安全にも関わる。

何のためにサイドマウントにしたのだか、これでは全く意味がない!。

この写真、しばらくは、PADIジャパンのサイドマウントの特集ページに出ていたが、各方面からのクレームが殺到したらしく、差し替えとなった!。

(【特集】サイドマウント・ダイビング)
http://www.padi.co.jp/visitors/program/spcon/smd.asp

うーん、どっかで見たようなダイバーなんだが・・・。

フォースフィンを履いて、フロッグキックをかます、サイドマウントダイバーといえば・・・。

(What is sidemount diving?)
http://www.shishitec.com/styled/whatsidemount.html

ハーイ、ミナサーン、またお会いしましたネエ!(故・淀川長治調で)。

イントラこと、豊田聡氏である。

(獅子浜ダイビングサービス/テクニカルダイビング担当インストラクター)
http://www.shishitec.com/styled/inst_intro.html

パディの写真では、さすがにダイビングブーツを履いているようだ(ギョサンじゃあ、ちょっと・・・)。

んなこたぁ、どーだっていい!。

問題は、フェイスブックの写真との差である。身体のストリームラインに沿って、タンクの取り付けを工夫している。

もちろん、4本くらいまでが限度で、プロフィールのページの一番下の写真では、後ろの3本は垂直に立ってしまっている。

まあ、これで100m潜ってくるんだから、ご苦労様なことである。

最近は、オープンサーキットに先祖帰りしており、150m以上ではリブリーザーなんて使い物にならない、と鼻息が荒い。

行かねえよ!、そんな深さまで!。

まあいい。

いずれにしても、830倍の密度の水を押しのけて進むわけだから、それなりの形状を維持する必要がある。安全面にも影響があるので、ダイバーたる者、もう少し真剣にストリームラインの維持に努めるべきである。

仮に、時速1kmで水中を進んでいたとしよう。この時の抵抗は、一体空気中で何キロのスピードに相当するのだろうか。

(ウォーターパワー[抵抗])
http://www5.ocn.ne.jp/~konishi/Teikou.htm

このページによれば、「水中を毎秒1mの速さで歩く時の抵抗は陸上で100メートルを3秒から4秒で走りきる時の抵抗とほぼ同じです。」とある。

4秒かかったって、あーた、時速90kmですよ!。浮沈子は、ボクスター乗ってる関係上、風の抵抗を感じながら走っているので良く分かる。

自動車の設計者が、死に物狂いになって空気抵抗を減らそうと努力しているのに、画像のオジサンは呑気にシリンダーおっ立てて、そんなことでいいと思ってるんですかねえ?。

指導団体の中で、大きなシェアを占めているPADIが、心を入れ替えて水中の抵抗を少なくするコンフィギュレーションに目覚めたことは、誠に喜ばしいことである(心じゃなく、単に写真を入れ替えただけかも!)。

浮沈子も、サイドマウント・CCRを取り入れて、リゾートダイビング三昧するに当っては、イントラの指導宜しきを得て、ストリームラインにビッタシはまったコンフィギュレーションを決めてみたいものだ。

しかし問題は、例によって、ケースが出来ているかどうかなんだが・・・。