RRの復権? ― 2013年08月25日 20:04
RRの復権?
今、ここに1台のクルマが登場しようとしている。
その名は、BMWⅰ3。
(「電気で走る」だけじゃない)
http://www.webcg.net/articles/-/28954
ちょっとクセのある記事で、読みづらいところはあるが、BMWが仕上げたシティ・ラナバウトの出来は、上々のようだ。
「実際に振り回してみると、タイトスラロームや低中速コーナーでガシガシ負荷が乗る状況でもi3は一向に破綻する気配をみせない。高速コーナーは試せていないが、今回の試乗での穏やかな流れ出しをみてもトリッキーな挙動は極力封じ込められているとみていいだろう。むしろ細いタイヤと軽い上屋のコンビネーションが軽妙にして確実なロードコンタクトを持つなど、よくできたいにしえのコンパクトカーのようなフィーリングを備えていることにニンマリさせられた。」
「アクセルを踏んだ瞬間、間髪入れず放たれる強力……どころか全力のモータートルクを特殊なサイズのタイヤで抑え込む。特性的に考えるとなおさらに、トルクステアの影に悩まされるFFよりもRRのほうがEVには合っているのではないかという気がしてくる。特にドライビングファンを追求するならば、EVにおける後輪駆動の優位は、ガソリンエンジンのそれとは比較にならない。i3には、そう思わせるだけの面白さが備わっている。」
しかし、本当にそうなのか。
電気自動車は、モーターよりも重量が嵩むバッテリーを無視して、重量バランスを語ることは出来ない。
全体の重量分布をみると、MRといった方がいい。
確かに、駆動輪はリアであろうが、モーターの搭載位置としては、どこでも良く、ロスを最小限にするために、駆動輪の近くに置いたに過ぎない。
既に、どこにモーターを搭載するかということは、サスペンションの電子制御やブレーキの捌き、モーター出力のコントロールを考えた時に、さほど意味を持たなくなっているのではないか。
(新RR時代)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/07/03/6885471
(新RR時代2)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/07/03/6886658
今、読み返してみると、少し表層的な気がする。
エンジンでアクスルを回す時代には、たしかにFFか、FRか、MRか、RRかといった、エンジン搭載位置と駆動輪の関係は、重量の静的バランスや、加速時や、コーナーリングの際の動的バランスに大きな影響があり、大きな意味があった。
エンジンが、クルマの重量物であるという自明の前提があったわけだ。
EVや、FCVの場合には、この前提が大きく変わり、原動機搭載位置と駆動輪の組み合わせで車を語ることの意味がないのではないか。
浮沈子は、インホイールモーターが普及するかどうかが、電気駆動車のキーポイントであると見ているが、そうなると、この議論の意味すらなくなってしまう。
RRなどという、レトロな構成の話が、ブログネタになるのも、今のうちかもしれない。
今、ここに1台のクルマが登場しようとしている。
その名は、BMWⅰ3。
(「電気で走る」だけじゃない)
http://www.webcg.net/articles/-/28954
ちょっとクセのある記事で、読みづらいところはあるが、BMWが仕上げたシティ・ラナバウトの出来は、上々のようだ。
「実際に振り回してみると、タイトスラロームや低中速コーナーでガシガシ負荷が乗る状況でもi3は一向に破綻する気配をみせない。高速コーナーは試せていないが、今回の試乗での穏やかな流れ出しをみてもトリッキーな挙動は極力封じ込められているとみていいだろう。むしろ細いタイヤと軽い上屋のコンビネーションが軽妙にして確実なロードコンタクトを持つなど、よくできたいにしえのコンパクトカーのようなフィーリングを備えていることにニンマリさせられた。」
「アクセルを踏んだ瞬間、間髪入れず放たれる強力……どころか全力のモータートルクを特殊なサイズのタイヤで抑え込む。特性的に考えるとなおさらに、トルクステアの影に悩まされるFFよりもRRのほうがEVには合っているのではないかという気がしてくる。特にドライビングファンを追求するならば、EVにおける後輪駆動の優位は、ガソリンエンジンのそれとは比較にならない。i3には、そう思わせるだけの面白さが備わっている。」
しかし、本当にそうなのか。
電気自動車は、モーターよりも重量が嵩むバッテリーを無視して、重量バランスを語ることは出来ない。
全体の重量分布をみると、MRといった方がいい。
確かに、駆動輪はリアであろうが、モーターの搭載位置としては、どこでも良く、ロスを最小限にするために、駆動輪の近くに置いたに過ぎない。
既に、どこにモーターを搭載するかということは、サスペンションの電子制御やブレーキの捌き、モーター出力のコントロールを考えた時に、さほど意味を持たなくなっているのではないか。
(新RR時代)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/07/03/6885471
(新RR時代2)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/07/03/6886658
今、読み返してみると、少し表層的な気がする。
エンジンでアクスルを回す時代には、たしかにFFか、FRか、MRか、RRかといった、エンジン搭載位置と駆動輪の関係は、重量の静的バランスや、加速時や、コーナーリングの際の動的バランスに大きな影響があり、大きな意味があった。
エンジンが、クルマの重量物であるという自明の前提があったわけだ。
EVや、FCVの場合には、この前提が大きく変わり、原動機搭載位置と駆動輪の組み合わせで車を語ることの意味がないのではないか。
浮沈子は、インホイールモーターが普及するかどうかが、電気駆動車のキーポイントであると見ているが、そうなると、この議論の意味すらなくなってしまう。
RRなどという、レトロな構成の話が、ブログネタになるのも、今のうちかもしれない。

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