地球アメッシュ2013年12月06日 00:32

地球アメッシュ
地球アメッシュ


(利休鼠(りきゅうねず))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A9%E4%BC%91%E9%BC%A0

「緑色がかった灰色。(りきゅうねずみと読むのは誤り。)」

「堺の商人千利休とは関係が無い。」

知らなかったなあ!。

(「利休鼠の雨」とはどんな雨?)
http://d.hatena.ne.jp/hiiragi-june/20070704

「雨はふるふる 城ケ島の磯に
利久鼠(ねずみ)の 雨がふる
雨は真珠か 夜明けの霧か
それとも私の 忍び泣き

舟はゆくゆく 通り矢のはなを
濡れて帆あげた ぬしの舟
    
ええ 舟は櫓(ろ)でやる
櫓は唄でやる
唄は船頭さんの 心意気

雨はふるふる 日はうす曇る
舟はゆくゆく 帆がかすむ」

この歌の情が分かるようになるには、浮沈子は浮世の苦労が足りない。

歌詞の中では、「りきゅうねずみ」と読ませるようだ。

「りきゅうねず」と、「み」をいわないのは、染料業界の用語ともある(粋ですなあ!)。

まあ、どうでもいいんですが。

雨といえば、浮沈子のイメージの中では、森高千里の「雨」。

(雨  森高千里:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=U4mqW68gPiI

後は、カラオケの定番「氷雨」(浮沈子の持ち歌の1曲!)。

(氷雨:歌詞)
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=31540

「外は冬の雨 まだやまぬ
この胸を濡らすように
傘がないわけじゃ ないけれど
帰りたくない」

すいません、ワープロ打つテンポが、歌のテンポになってしまった・・・。

そして、映画ブレードランナーの中で降り続く雨のシーン。

(見ていなくても語れる!映画『ブレードランナー』を知ったかぶる方法)
http://nanapi.jp/27347/

「映画の終盤、寿命が尽きる直前にレプリカントのロイ(・バティ)が言うセリフは美しく切なく、この映画のファンが最もシビれるシーンのひとつです。なんと、俳優さん(ルトガー・ハウアー)のアドリブだそうです。」( )内は、浮沈子の注釈。

「おれは お前ら人間には信じられぬものを見てきた・・・(中略)・・・そういう思い出もやがて消える・・・涙のように・・・雨のように・・・」(字幕訳)

浮沈子は、劇場版とディレクターズ・カット(最終版)しか観ていない。

お子様向けではないが、ナインハーフという、エッチな映画の雨のシーンも思い出すが、ここには書けないな・・・。

(こんなにイイ映画だったの!? 映画『ナインハーフ』)
http://ameblo.jp/yuu-4162/entry-11468236573.html

まあいい。

さて、雨の話を前振り(前降り?)にしたのは、こんなニュースがあったから。

(JAXAとNASAが共同開発した「GPM主衛星」が種子島宇宙センターに到着)
http://response.jp/article/2013/12/03/212183.html

最初は、何を観測する衛星か、ピンと来なかった。

(全球降水観測計画)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E7%90%83%E9%99%8D%E6%B0%B4%E8%A6%B3%E6%B8%AC%E8%A8%88%E7%94%BB

「地球大気中の降水を高頻度(3時間ごと)で観測する、JAXA、NASA ならびにその他国際機関による共同ミッションである」

この手の話で、浮沈子の記憶にあったのが、これ。

(熱帯降雨観測衛星)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%B1%E5%B8%AF%E9%99%8D%E9%9B%A8%E8%A6%B3%E6%B8%AC%E8%A1%9B%E6%98%9F

(TRMM衛星の概要)
http://www.eorc.jaxa.jp/TRMM/about/outline/outline_j.htm

「衛星の設計寿命は3年であったが、その後も不具合無く運用を継続し、現在も順調に観測を続けている。今後の運用の期間は、NOAAの要望等もあり運用延長の決定を重ね、2009年まで運用されることがすでに決定しており、最長で2013年頃まで運用される。 」

この衛星が打ち上げられた時に、雨の降る地域には、エネルギーがあるのだという解説を聞いた記憶がある。

水蒸気が雨滴になる過程で放出する潜熱が、地球大気を駆動するエンジンとなっているんだそうだ。

2013年といえば・・・、今じゃん!。

「日米合同ミッションであるTRMM衛星による降雨観測の成功を受けて、後継の全球降水観測計画(Global Precipitation Measurement)が日米欧の協力の元で2013年頃の実現を目指して計画が進行中である。」

ああ、これで、話が繋がったな。

「研究者による全地球気候データの研究を支援するため全地球規模の「雨」の地図を提供する。」

「また、熱帯降雨観測衛星(TRMM)の成果を引き継ぎ、新たに
(1)観測精度の向上
(2)観測領域の拡大
(3)観測頻度の増大
の3点が実現可能となるよう計画されている。」

「GPM 衛星計画
GPM 計画はミッション中核をなす人工衛星(コア衛星)およびその他人工衛星(コンステレーション衛星)の計9機程度の人工衛星群によって運用される。」

「コア衛星
2013年度中のH-IIAロケットによる打上げが予定されているコア衛星は、日本が開発する二周波降水レーダ(DPR)およびアメリカが開発する GPM マイクロ波放射計(GMI)を搭載する。太陽非同期軌道を周回し、軌道傾斜角は約65度、高度は約407キロメートルである。GPM 計画におけるコア衛星の役割は、DPR および GMI による同時観測により、全観測データの校正器(キャリブレータ)として機能することにあり、コンステレーション衛星を含めたマイクロ波放射計の降水観測精度を向上させる。」

「コンステレーション衛星
GPM 参加国や参加機関が個別に打ち上げるコンステレーション衛星は、それぞれマイクロ波放射計やマイクロ波サウンダなどを搭載しており、周回軌道は一部低軌道傾斜角(約20~40度)のものもあるが主に太陽同期極軌道を取り、高度は約600~800キロメートルである。複数の衛星で観測することにより観測領域の拡大および観測頻度の増大を図っており、全地球的規模で最大でも3時間前の最新降水マップが常に得られるようになる。」

(GPMの公式ページ)
http://www.eorc.jaxa.jp/GPM/index_j.htm

「GPM主衛星、種子島宇宙センターに到着!NEW 2013年11月28日
11月27日午前2時頃、NASAから輸送されてきたGPM主衛星が、種子島宇宙センターに到着しました。打上げ予定は、2014年初めです。」とある。

なんだあ、来年かあ・・・。

しかし、考えてみれば、雨という現象は、かなり注目すべきことなのかも知れない。

この間、プレステージで掛田さんと駄弁った時、地球型生命のキモは、水にあるという点で、一致した(ポルシェの店で、なんて話してんだろう!)。

DNAも、タンパク質も、水分子がなければ構成されない。

水が、液体として存在することが、生命の萌芽の条件であり、その条件が失われれば、生命は滅びる(地球では、後、5億年だそうです)。

他の地球型惑星(火・水・金)では、水が液体として存在することが出来ずに、生命が誕生しなかったか、あるいは、滅びてしまったと考えられている。

太陽系という恒星系の中で、今時分(ここ40億年くらい?)に水が液体でいてくれるのは、地球だけだろう。

後は、木星の衛星の中で、エウロパ辺りが期待できるが、どうかな。

(エウロパ (衛星))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A6%E3%83%AD%E3%83%91_(%E8%A1%9B%E6%98%9F)

化学合成細菌くらいはいるかもしれない。

地球では、海洋から蒸発した水蒸気が、上空で雲となり、雨滴ができて雨になるという大循環を形成している。

大気の運動のおかげで、陸地にも雨が降る。

もちろん、陸上でも蒸発、冷却、雨滴形成(凝結)は起こる。

これが、雨滴が出来ずに、宇宙空間に水蒸気の分子がどんどん逃げてしまっていたら、とっくの昔に地球は干からびた惑星になって、生命の誕生もなかったかもしれない。

雨さまさま、ってとこだな。

水の存在は、この惑星の気候を穏やかなものとしている。

人間などという、得体の知れない生物がウヨウヨしていられるのも、水のおかげである。

「GPM 計画の衛星観測データは参加各国の地上局で受信された後、日米の GPM データ処理システムへと送られる。処理システムでは準リアルタイム処理により、3時間ごとの全球降水マップなどを作成し、インターネットなどを通じて関係機関、研究者および一般向けに提供する。このようにデータを即座に広く提供することで、気象予報、国土管理、農業・漁業への実利用分野や、災害予測・警報発令などの防災分野に大きく貢献することを GPM 計画は目指している」

人間にとって、都合よく水を使うために、衛星コンステレーションを配置して、準リアルタイムに全地球上の降水状態を把握するというわけである。

降雨レーダーといえば、浮沈子は東京に住んでいるので、「東京アメッシュ」という降雨レーダーの情報を利用することが多い。

(東京アメッシュ)
http://tokyo-ame.jwa.or.jp/

これの、全地球版を作ろうとしているのだと、勝手に理解した。

地球アメッシュであるな。

もちろん、出掛けに傘を持っていくかどうかの判断ではなく、「気象予報、国土管理、農業・漁業への実利用分野や、災害予測・警報発令などの防災分野」への貢献が期待されているのだろう。

特に、海洋における降雨の状況が準リアルタイムで得られるということは、観測点の問題から、殆んどなかったのではないか。

今日、初めて、この計画のことを知ったが、今後は注目していきたい。

機会があれば、また書く。

政治家には秘密2013年12月06日 21:08

政治家には秘密


今日の夕方、NHKの「私も一言!夕方ニュース」(ラジオ第1放送)で、特定秘密保護法案について、特集をやっていた。

そのなかで、NHKの記者(?)が、官僚たちが言っていた言葉として紹介していたのが気になった。

いわく、「政治家は、秘密を守れないので、(特定秘密は)教えない。」

この中には、もちろん、与党政治家も含まれている(特に、野党政治家という表現ではなかった)。

大臣だって、含まれているし、首相も当然含まれている。

政治家は、国民の代表として、国権の最高機関である国会に送り込まれた「スパイ」なのかあ?。

官僚たちは、正直に言えば、そういう風に思っているということである(たぶん)。

安部晋三も、石破茂も、本当の秘密は教えてもらえないのだ(おそらく)。

防衛大臣は陸幕別班のことは、結局、教えてもらえなかった(せっかく、2度も聞いたのに・・・)。

憲法を改正して、国権の最高機関は、官僚組織だと書いた方が健全だろう。

それなら、国民も納得であるし、外国も我が国に於ける正式の窓口は、官僚だという実態を確認できるわけだ。

NHKも、随分ハッキリと取材内容を明かすものだと感心した(これこそが、最大の特定秘密かも!)。

国民不在の政治なのではない。

政治家不在の政治なのだ。

それでも、浮沈子は、国家機密保護には、賛成である。

(中国への懸念、米国の圧力… 秘密保護法成立を急ぐのはなぜか?海外紙分析)
http://www.zaikei.co.jp/article/20131206/166812.html

大量の米国国債の引き受け手になっている中国に対して、米国は頭が上がらない。

クリントン前国務長官は、中国訪問の時に、「銀行(である中国)と、どう付き合えばいいのか」と本音を漏らしていた。

(中国は「銀行」…頭上がらぬ 米国務長官、豪首脳に吐露)
http://www.asyura2.com/09/china02/msg/715.html

アジア重視のオバマ政権の本音は、中国の影響を無視できなくなった国際情勢を、米国がコントロールできるかどうかであり、そのためには、日本を捨て駒にする可能性もあるということだ。

米国が、我が国を見限る可能性が高まっているのである。

我が国のとるべき道は3つある。

・妾に徹して、米国の機嫌を取りまくる(不沈空母化、核兵器持込OK!)。
・朝鮮民主主義人民共和国と軍事同盟を結び、先軍政治と瀬戸際外交に徹する(核武装可能、拉致問題解決、テポドン共同開発(固体燃料アリ!)、その他何でもアリ!)。
・中華人民共和国に朝貢して、属国になる(尖閣問題解決!)。

まあ、他に道があるとすれば、(実質的な宗主国である)米国との関係を緊密にしつつ、世界中の国々から尊敬され、感謝される平和国家として、困難な道を歩み続けるということだな。

米国だって、我が国を見捨てれば、何をするか分からないので恐くて出来ないだろうし(我が国だって、米国債持ってます)。

その中で、国家機密を保護、保全して、他国に迷惑はかけませんという意思表示は、最低限払わなければならない代償である。

国民の知る権利とか、政治のコントロールが利かないとか、そういう理念的な問題は、この際、全て後回しでいい。

聞く所によれば、政令は、これから書くっていうじゃないの!。

そんなの、有りかあ?。

ともかく、一刻も早く、この問題にケリをつけて、せめてインテリジェンスの世界で普通の国にならなければ、緊迫する東アジアの中で、タイトロープを渡っていくことなんてできっこない。

日本版CIA(JCIA)でも何でも作って、お土産も渡さないと、ギブアンドテイクは出来ないし。

この点については、また書くが、そこのところをきちんと説明しないで、うやむやのまま通そうとするから、国民が不安になるのだ。

大体、米国副大統領が、何の目的でこの時期にわざわざ揉めてる3か国を歴訪しているのか、考えてみればいい。

(<米副大統領訪中>以前から計画されていたもの、防空識別圏のためだけではない―中国メディア)
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=80046

我が国を含めた対中国軍事包囲網を背景に、中国に対してプレッシャーをかけつつ、今後もよろしく、との挨拶をしに行ったのだ。

別に、防空識別圏の調整のためじゃあない。

オバマ政権のアジア重視の中身は、中国重視とほぼ同義である。

参議院で揉めてるらしいが、野党も芝居は止めて、さっさと通せばいいのだ。

次の政権交代がいつになるか分からないが、国際情勢が激変しない限り、どの政党が政権を取っても、我が国の進路は限られている。

ひとまる戦車53両だけじゃあ、国土は防衛できない。

(10式戦車:調達数)
http://ja.wikipedia.org/wiki/10%E5%BC%8F%E6%88%A6%E8%BB%8A#.E8.AA.BF.E9.81.94.E6.95.B0

まあ、どうでもいいんですが。

政治家にさえ秘密にしなければならない我が国の国家機密、それが具体的に何だったのかは、永久に秘密になる。

(特定秘密「保存期間中に破棄も」 答弁書を閣議決定)
http://www.asahi.com/articles/TKY201312060099.html

「安倍内閣は6日の閣議で、特定秘密の廃棄について「秘密の保全上やむを得ない場合、政令などで(公文書管理法に基づく)保存期間前の廃棄を定めることは否定されない」とする答弁書を決定した。長妻昭衆院議員(民主)の質問主意書に答えた。」

「今回の答弁書は保存期間満了前の特定秘密であっても、政府が特定秘密保護法に基づいて定める政令の内容次第で廃棄される余地を残したものだ。」

歴史の検証を受けることもなく、永遠に闇から闇へと葬られる国家機密たち・・・。

今夜、我々が住むこの国は、それを可能とする、極めて強力な法律を持つことになる。

(特定秘密保護法案が意味するもの:追加)
http://www.yomiuri.co.jp/job/biz/columnpolitics/20131203-OYT8T00756.htm

3台揃い踏み2013年12月06日 22:45

3台揃い踏み


03ボクスターが退院して、久々に、浮沈子が所有する3台がそれぞれの駐車場に納まった。

やっぱ、03ボクスターは、いいわ!。

幌の部分修理もうまくいったようだし、インターミディエイトシャフト関連の点検(オイルパン外して、金属の破片がないかのチェック)もOK!。

高速を飛ばして、疎開先へと向かう。

クウオオオオオオオオオオォォォォォォーーーー・・・・、と軽やかな唸りを上げてスムーズに回るエンジン。

オイルで走るボクサー6は、水冷になっても変わらないのか。

新品のモービルワンとオイルフィルターは、もちろんポルシェジャパンが負担してくれた。

今回の一斉点検で、また異常な個体が見つかって、次のオイル交換のタイミングで、再度、メーカー負担で点検してくんないかな?、などと、不埒なことを考えてしまう浮沈子・・・。

昨日は、500Eに久々に乗って、「こりゃ、21世紀の高級車にはなれんなあ!」と確信する。

下駄、道具、灰色のスチール事務机。

実用に徹した、優れものではあるが、現代の高級車ではない。

機械の王国と、電子の帝国の中間に位置する、フェザーン自治領のようなもんだな。

(銀河英雄伝説:物語の世界:地理の項参照)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E6%B2%B3%E8%8B%B1%E9%9B%84%E4%BC%9D%E8%AA%AC#.E7.89.A9.E8.AA.9E.E3.81.AE.E4.B8.96.E7.95.8C

「銀河帝国と自由惑星同盟の間には、航行不能な宙域が広がり、ワープ航法でも飛び越えることのできない障壁となっている。両国の間はイゼルローン回廊ならびにフェザーン回廊と呼ばれる二つの狭隘な航行可能宙域を介してのみ往来できる。イゼルローン回廊には要塞が置かれ民間船の往来を扼する一方、フェザーン回廊にはフェザーン自治領が存在し、両国間の交易の要衝として富を蓄積するとともに、その富を背景に帝国・同盟に対して政治力・経済力を及ぼして軍事行動を抑制している。このため、帝国軍と同盟軍の衝突は専らイゼルローン回廊で発生するのに対してフェザーン側には軍事行動が及ばず「フェザーン回廊は平和の海」であるとして、人々に固定観念を抱かせている。」

まあ、どうでもいいんですが。

火曜日にゴリラ(パナソニック製カーナビ:そのうち、報告します)を付けて復帰した83タルガなんて、電子機器は排ガスコントローラー位のもんだ。

そこにいくと、03ボクスターは、電子の帝国に片足突っ込んでいて、PSM(ポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステム)とか付いている(986型は、オプション)。

エンジンのコントロールも、ややこしいコンピューター制御になっているだろうし、ティプトロニックSも電子制御だ。

ブレーキだって、当然、ABSは電子制御だろう(たぶん)。

このクルマのことは、実は、あまり知らないのだ(!)。

私乗る人に、徹している。

PSMなんて、切ったこともないし。

ラクチンな運転に、メロメロな浮沈子である。

怠惰な(乗り方も許す)スポーツカー、今日なんか、法定速度遵守だもんだから、眠気が襲ってきて困った(もちろん、オープン!)。

クルマ任せの運転で、十分満足できる。

そのくせ、本気出したら、その辺の名ばかりのスポーツカーは、足元にも及ばないに違いない。

バランスのいい足回りと、上までキッチリ回るエンジン(2.7リッター)。

ティプトロだと思って、ナメてかかると、ヤケドするぜ!(乗る人が乗れば、の話です・・・)。

浮沈子は、ターンパイクとかで、3速固定でトルク重視とか、2速固定で回転重視で走らせているだけで、ギリギリまで攻めて、16インチのノーマルタイヤをズルズルさせるようなことはできない。

それでも、このクルマでワインディングを走っていると、リズムに乗って走る楽しさを味わえる。

スポーツバイクのようだな。

実は、500Eも、同じ感覚で運転できる。

ポルシェ足のセダンだ。

この足だけは、ベンツのそれではない。

300Eとは、全然違う。

しかし、83タルガが一番面白い。

クセのあるハンドリング、勇ましいエンジン音、回したときの気持ち良さ、やっとこさ手に入れた、高速でのスタビリティ(まだ、少し不満・・・)。

最近、荷重移動で旋廻力をコントロールするという話を読んで、ブレーキを残してコーナーに持ち込んでいるのだが、いまいちピンと来ない。

(ポルシェ911のスポーツ走行性能における長所を教えてください。)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1358699303

うーん、空冷ポルシェの奥は深いな。