アルファ4C ― 2013年12月13日 01:12
アルファ4C
03ボクスターのオーナーである浮沈子が、今、最も気になっているクルマが、アルファロメオ4Cである。
(【試乗記】「フェラーリ『458』の小型版だ!」 アルファ ロメオ「4C」(ビデオ付))
http://jp.autoblog.com/2013/12/07/2015-alfa-romeo-4c-review-first-drive-video/
ビデオ付だというから、観てみたら、静止画を背景に喋っているだけかと思う程で、最後にエンジン掛けて走り去ったので、動画だと分かるという酷い代物だ(よく見ると、虫が飛んでます)。
ユーチューブに、マシな動画があったので、口直しにどうぞ。
(Alfa Romeo 4C, first drive:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=-9yM85hPsgc
インタビューで、フロントトランクはないといっている。
エンジンは、完全にショボイということが分かる。
パワードリフトではない!。
このクルマに、そんなことを期待してはいけないのだ・・・。
カーボン製のボディ、たぶん日本では700万円台になるだろうその価格、軽量化されたボディ(日本に来るのは、1トンくらい)、そして、アシストなしのステアリング!。
マツダロードスターが、MRになって、カーボンボディを纏ったようなスペックであるな(意味不明な比較)。
イタ車は、去年の夏にジュリエッタに試乗した。
(伊対独)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/08/26/6555045
まあ、乗ればあんな感じなのだろう。
それに、ガチッとした剛性感と、音や足回りで演出されたスポーティさが加わるわけだ。
街中で走らせて面白い車ではないだろう。
見かけの印象が突出した車に過ぎない。
ビデオでは、240km位まで引っ張っているので、動力性能は03ボクスター(2.7リッター)と同様か、それ以上だろう。
トルクカーブも出てくるが、2000回転からは、ターボ特有のべったりとなる特性である。
回して面白いエンジンではなさそう。
エンジンで選ぶ車ではない。
さりとて、このクルマに重いエンジンを積めば、本質的なところで美点を失う。
動画を観ていると、ツインクラッチの変速も、あまりダイレクト感がない(こればかりは、乗ってみなけりゃ分からないが)。
このクルマは、これだけのクルマだ。
(アルファロメオ・4C)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AD%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%BB4C
(アルファ・ロメオ4C)
http://www.autocar.jp/firstdrives/2013/09/24/52698/
「1速でカバーできる範囲は非常に短い。しかもノイジーだ。しかし、その加速は力強い。あっという間に6500rpmのレブ・リミットに達してしまうため、正確なパドル操作でシフト・アップして上げる必要がある。」
「サウンドは騒がしく、ウエストゲートの叫び声が、シフト・チェンジするたびに聞こえてくる。」
「そのパワーをフルに使えば、充分に速いクルマだ。」
「エンジンはトップ・エンドの伸びは期待するほどでもなく、5500rpmを越えると鈍くなる。」
「英国のような環境では、4Cは少しオーバーギアかもしれない。」
なんとなく、言いたいことが伝わってくるようだな。
「かつて、ポルシェ911もアシストのないステアリングを採用しており、その素晴らしいフィーリングを誇っていたことを思い起こさせた。」とある。
そおかあ?。
まあいい。
「このアルファ・ロメオ4Cは、優れたドライバーズ・カーだ。しかし、万人向けのモデルでもない。2、3の欠陥は確かにある。また、何人かはポルシェ・ケイマンの方が熟成され完成されたクルマであると答えるだろう。毎朝、ビジネスに使うのであれば、ケイマンの方が向いているかもしれない。しかし、1年で200人しかいない英国人のオーナーは、そういった評価を気にしないだろう。彼らはケイマンをライバルとは考えないからだ。彼らはアルファ・ロメオ4Cのオーナーであることを望んでいるからだ。」
買いたい人だけが、買えばいいクルマ、ということだな。
ふーっ、ちょっとホッとした。
しかし、カーボンモノコックを見ると、マクラーレンMP4-12Cと同じ、バスタブ形状なので、今後、オープンモデルが登場する可能性は、否定できない(画像参照)。
と思って、検索したら、ビンゴであった!。
(【スパイショット】2015 アルファロメオ 4C スパイダー)
http://blog.livedoor.jp/motersound/archives/51812910.html
(Alfa 4C Spider: informazioni e prime foto spia:元記事)
http://www.autoblog.it/post/292957/alfa-4c-spider-informazioni-e-prime-foto-spia
イタリアにしても、下手な偽装だから、リーク目当てなのかもしれない。
エンジンルームも隠しているが、ひょっとすると、V6を積んでくるかもしれないな。
英国の記事は、ケイマンと比較していたが、こうなると、モロにエリーゼS辺りとの比較になるかな。
諸元比較(カッコ内はエリーゼS)
・全長 3,989mm(3,800mm)
・全幅 1,864mm(1,720mm)
・全高 1,183mm(1,130mm)
・ホイールベース 2,380mm(2,300mm)
・車両重量 895kg(924kg):4Cはクーペ
・最高出力 177kW(240PS)/6000rpm(162kw(220ps)/6800rpm)
4Cの方が、ひと回り大きい。
まあ、エキシージSだと、パワーに差があり過ぎる(257kw(350ps)/7,000rpm)。
(EXIGE S:SPEC)
http://www.lotus-cars.jp/our-cars/current-range/exige-specifications.html
エヴォーラとの間に入るモデルなんだろう。
最高出力を6000回転で出しているあたりが、このクルマの性格を現している。
エリーゼSほど我慢しないで乗れる、スポーツカーというところか。
03ボクスターのオーナーである浮沈子が、今、最も気になっているクルマが、アルファロメオ4Cである。
(【試乗記】「フェラーリ『458』の小型版だ!」 アルファ ロメオ「4C」(ビデオ付))
http://jp.autoblog.com/2013/12/07/2015-alfa-romeo-4c-review-first-drive-video/
ビデオ付だというから、観てみたら、静止画を背景に喋っているだけかと思う程で、最後にエンジン掛けて走り去ったので、動画だと分かるという酷い代物だ(よく見ると、虫が飛んでます)。
ユーチューブに、マシな動画があったので、口直しにどうぞ。
(Alfa Romeo 4C, first drive:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=-9yM85hPsgc
インタビューで、フロントトランクはないといっている。
エンジンは、完全にショボイということが分かる。
パワードリフトではない!。
このクルマに、そんなことを期待してはいけないのだ・・・。
カーボン製のボディ、たぶん日本では700万円台になるだろうその価格、軽量化されたボディ(日本に来るのは、1トンくらい)、そして、アシストなしのステアリング!。
マツダロードスターが、MRになって、カーボンボディを纏ったようなスペックであるな(意味不明な比較)。
イタ車は、去年の夏にジュリエッタに試乗した。
(伊対独)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/08/26/6555045
まあ、乗ればあんな感じなのだろう。
それに、ガチッとした剛性感と、音や足回りで演出されたスポーティさが加わるわけだ。
街中で走らせて面白い車ではないだろう。
見かけの印象が突出した車に過ぎない。
ビデオでは、240km位まで引っ張っているので、動力性能は03ボクスター(2.7リッター)と同様か、それ以上だろう。
トルクカーブも出てくるが、2000回転からは、ターボ特有のべったりとなる特性である。
回して面白いエンジンではなさそう。
エンジンで選ぶ車ではない。
さりとて、このクルマに重いエンジンを積めば、本質的なところで美点を失う。
動画を観ていると、ツインクラッチの変速も、あまりダイレクト感がない(こればかりは、乗ってみなけりゃ分からないが)。
このクルマは、これだけのクルマだ。
(アルファロメオ・4C)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AD%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%BB4C
(アルファ・ロメオ4C)
http://www.autocar.jp/firstdrives/2013/09/24/52698/
「1速でカバーできる範囲は非常に短い。しかもノイジーだ。しかし、その加速は力強い。あっという間に6500rpmのレブ・リミットに達してしまうため、正確なパドル操作でシフト・アップして上げる必要がある。」
「サウンドは騒がしく、ウエストゲートの叫び声が、シフト・チェンジするたびに聞こえてくる。」
「そのパワーをフルに使えば、充分に速いクルマだ。」
「エンジンはトップ・エンドの伸びは期待するほどでもなく、5500rpmを越えると鈍くなる。」
「英国のような環境では、4Cは少しオーバーギアかもしれない。」
なんとなく、言いたいことが伝わってくるようだな。
「かつて、ポルシェ911もアシストのないステアリングを採用しており、その素晴らしいフィーリングを誇っていたことを思い起こさせた。」とある。
そおかあ?。
まあいい。
「このアルファ・ロメオ4Cは、優れたドライバーズ・カーだ。しかし、万人向けのモデルでもない。2、3の欠陥は確かにある。また、何人かはポルシェ・ケイマンの方が熟成され完成されたクルマであると答えるだろう。毎朝、ビジネスに使うのであれば、ケイマンの方が向いているかもしれない。しかし、1年で200人しかいない英国人のオーナーは、そういった評価を気にしないだろう。彼らはケイマンをライバルとは考えないからだ。彼らはアルファ・ロメオ4Cのオーナーであることを望んでいるからだ。」
買いたい人だけが、買えばいいクルマ、ということだな。
ふーっ、ちょっとホッとした。
しかし、カーボンモノコックを見ると、マクラーレンMP4-12Cと同じ、バスタブ形状なので、今後、オープンモデルが登場する可能性は、否定できない(画像参照)。
と思って、検索したら、ビンゴであった!。
(【スパイショット】2015 アルファロメオ 4C スパイダー)
http://blog.livedoor.jp/motersound/archives/51812910.html
(Alfa 4C Spider: informazioni e prime foto spia:元記事)
http://www.autoblog.it/post/292957/alfa-4c-spider-informazioni-e-prime-foto-spia
イタリアにしても、下手な偽装だから、リーク目当てなのかもしれない。
エンジンルームも隠しているが、ひょっとすると、V6を積んでくるかもしれないな。
英国の記事は、ケイマンと比較していたが、こうなると、モロにエリーゼS辺りとの比較になるかな。
諸元比較(カッコ内はエリーゼS)
・全長 3,989mm(3,800mm)
・全幅 1,864mm(1,720mm)
・全高 1,183mm(1,130mm)
・ホイールベース 2,380mm(2,300mm)
・車両重量 895kg(924kg):4Cはクーペ
・最高出力 177kW(240PS)/6000rpm(162kw(220ps)/6800rpm)
4Cの方が、ひと回り大きい。
まあ、エキシージSだと、パワーに差があり過ぎる(257kw(350ps)/7,000rpm)。
(EXIGE S:SPEC)
http://www.lotus-cars.jp/our-cars/current-range/exige-specifications.html
エヴォーラとの間に入るモデルなんだろう。
最高出力を6000回転で出しているあたりが、このクルマの性格を現している。
エリーゼSほど我慢しないで乗れる、スポーツカーというところか。
ⅰ3の真実 ― 2013年12月13日 05:12
ⅰ3の真実
BMWのⅰ3については、その構造的な特徴であるカーボンモノコックや、RRという駆動方式、何より、レンジエクステンダー付きのモデルを有する電気自動車という観点から、浮沈子の興味を引き付けていた。
このブログでも、何度か取り上げている。
(ⅰ3の価格:この記事に、過去のブログのリンクもある)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/11/14/7054480
蓄電式の電気自動車に、未来はないと思っている浮沈子にしてみれば、メガ・シティ・ビークルと割り切っているBMWの姿勢には、潔さを感じている。
彼らも、分かっているのだ。
今回取り上げたのは、以前気付かなかった試乗記が出ていたから。
しかも、今回は、レンジエクステンダー付きモデルの試乗記があったので、興味を引いた。
(電気で駆けぬける歓び)
http://www.webcg.net/articles/-/29614
(BMW i3 レンジ・エクステンダー)
http://www.autocar.jp/firstdrives/2013/11/08/57018/
島下泰久氏については、同じ空冷ポルシェ乗りということもあり、関心がある。
いつも頷ける記事が嬉しい。
(島下泰久)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B3%B6%E4%B8%8B%E6%B3%B0%E4%B9%85
(島下 泰久)
http://minkara.carview.co.jp/en/userid/362328/profile
「空冷911の(個人的)最高峰の1台、1995年式993カレラRSクラブスポーツと、1974年式911カレラという、2台の911が揃いました。」
いいなあ!。
記事の中では、やはり航続距離のことが出てくる。
「こんな気分になるのは久しぶりだなと感じるぐらい、とにかく爽快な走りっぷりだった。i3のステアリングを握っていたら、このままもっと遠くまで走っていきたいなという気持ちにさせられてしまった。」
「けれども、その航続距離には限りがある。満充電の状態から通常で160km、空調まで抑えることで距離を稼ぐECO PROモードでも、200kmがマックスだ。「MINI E」などを使っての実証実験の結果、BMW iは航続距離はこれで十分という感触を得ているという。しかし都心部のユーザーにとって、仮にガレージに充電器を設置できる環境だったとしてもなお、1台しか持てないクルマをコレにするのは簡単な決断ではないだろう。」
ここまでは、激しく同意だな。
「これはi3だけでなくEV全体の課題だが、普及への最大の問題は、やはりここにある。個人的な話をすれば、それ以外は本当に、わがガレージに迎え入れたいぐらい気に入ったi3なのだが、現時点では購入は難しい。せめて都内から箱根の往復ぐらい、途中で充電することなくこなせたら……というのは、モータージャーナリストなんて特殊な職業でなくても、現実的に誰もが思うことだろう。ちなみに日本仕様に特化した話をすれば、車両と同時に、タイマー充電などさまざまな機能をもった専用の充電機も用意されることになりそうだ。もちろん、それがなくても200V電源があれば大丈夫。そして急速充電はCHAdeMOに対応する。これは間違いなく朗報だ。」
そうだろうか?。
では、それらに既に対応している日産リーフや、三菱ⅰミーブが伸び悩んでいるのはなぜなのか。
「インフラの充実度ではオランダにだって負けていないにも関わらず、EVに対していまだ追い風とまではいえない日本で、彼らはユーザーにどんなベネフィットを届けるつもりなのか。お手並み拝見である。」
期待し過ぎなんじゃね?。
ちなみに、レンジエクステンダーについては、いささかネガティブな評価だ。
「そこでi3には、発電用の650ccエンジンを載せて航続距離を300kmまで伸ばすレンジエクステンダーも用意される。しかし、これを使えば当然、効率性は大きく落ちる。また価格的にも、うまみは少なくなる。」
さてそこで、英国での試乗となったヒルトン・ホロウェイ氏の記事だが、こちらは、そのレンジエクステンダー付きの試乗記である。
「今回試乗したのはi3のレンジ・エクステンダー・モデルだ。これは2気筒のガソリン・エンジンで18.8kWhのリチウム・イオン・バッテリーに充電するレンジ・エクステンダーを搭載する。その647ccの2気筒エンジンは、BMWのスクーターから流量されたもので、36bhp/4500rpm、5.5kg-m/4800rpmのパワー、トルクを発揮する。」
あれ?、BMWもスクーター作ってんのかあ?。
(BMWのスクーターに試乗)
http://ameblo.jp/outdoor-rider/entry-11404699751.html
「BMW C600 Sport 水冷4ストローク2気筒4バルブ 647cc 価格 1,120,000円
BMW C650 GT 水冷4ストローク2気筒4バルブ 647cc 価格 1,155,000円」とある。
ホントだあ!。
「i3の小さいエンジンは、9ℓの燃料タンクを持つ。そのエンジンの燃費は、換算すれば14.2km/ℓから17.7km/ℓ程度だと、BMWのスタッフは話してくれた。」
確かに、エンジン回して発電して、それを電池に溜めて、モーター回すというのはスマートではないが、電気自動車なので仕方ない。
注目したのは、この記述!。
「セントラル・ロンドンへの帰途では、必要に応じてレンジ・エクステンダーが起動するのがわかった。しかし、その単調なサウンドは非常に小さく、何とかその音を聞くことができるかどうかというレベルだった。」
「そしてレンジ・エクステンダー用の小さい燃料タンクは130km毎に補給しないとダメだということだ。」
なんと、電池切れの状態では、連続走行は130kmということだ。
それでも、走るだけまだいい。
燃料タンクを増やすというのもアリなんだろうが、シリーズ式のハイブリッドになってしまうわけで、そういう使い方は想定外だろう。
「レンジ・エクステンダーを求めるかどうかは£3,150(50万円)の価格との比較となるが、その場合でもあまりに小さい燃料タンクのサイズには不満を感じてします。」
やはり、スクーターのエンジンで、なんとか誤魔化そうという手抜きじゃあダメだということだな。
以前にも書いたが、レンジエクステンダー専用に開発した、高効率エンジン(小型ディーゼルターボか?)を搭載して、第2弾のモデルを投入するしかなさそうだな。
それにしても、この2つの記事は、どちらも、クルマの出来については、高評価である。
「センターピラーがないため、後席への乗り込みも容易だ。この構造も、CFRPの耐クラッシュ性の高さがあってこそ実現できたものである。」
「フットワークも上々だ。容量22kWhのバッテリーが床下に敷き詰められているおかげで重心が低く抑えられ、しかも駆動輪はBMWらしく後輪なだけに、それこそ交差点ひとつ曲がるのでも軽快感にうれしくさせられる。以前にテストコースで走らせたプロトタイプでは、軽くスライドさせながらの走りまで許容したほどだから、加速含めてその走り、決して草食系なんかじゃない。」
「乗り心地も文句なし。やはりボディー剛性の高さゆえか、細かな入力はすべてさらりといなし、大入力にもビクともせず、サスペンションがよく動いてくれる。リアなどは見るからにストロークが短く、大きなうねりを突破する時などには多少あおられる感じもあるが、不満といえばそのぐらいだ。」
以上、島下氏。
「i3はこれまでのBMWのプロダクション・モデルと異なり、ブランドのベストともいうことのできるキャラクターが盛り込まれている。その短く高いスタイリングの中に、素晴らしい重さのステアリング、一線級のドライブトレイン、光るロード・パフォーマンス、卓越したハンドリングが納められているのだ。」
「i3はあらゆる面で従来のBMWモデルとは異なるが、それでも間違いなく本物BMWであるということも付け加えておかなければならない。」
以上、ホロウェイ氏。
細かい注文はあっても、クルマの出来は上々のようである。
浮沈子は、この2つの記事を読んで考えさせられてしまった。
このシャシーと、カーボンモノコックを使って、ガソリンエンジン車を作ってくれないものか。
軽量、高剛性のボディと、頂点に達した感のあるガソリンエンジン(ハイブリッドでもいいです)を組み合わせれば、本当に優れたクルマができるような気がするのだが。
もちろん、そんな方向けには、ⅰ8があるわけだが、1917万円という価格は、いかがなものか。
「大衆車」でないことは、明らかである。
バッテリーの代わりにガソリンタンクを収め、モーターの代わりにエンジンを積んだⅰ3(っていうのかあ?)を求める人々に、BMWは、どう応えるのだろうか。
ボリュームモデルにカーボンボディを投入した英断には、拍手を送りたいが、今後の展開に期待したい。
理想をいえば、燃料電池車ということになるんだが、トヨタとのコラボで実現するのかどうか。
ⅰ3の真実は、やがて、明らかになることだろう。
BMWのⅰ3については、その構造的な特徴であるカーボンモノコックや、RRという駆動方式、何より、レンジエクステンダー付きのモデルを有する電気自動車という観点から、浮沈子の興味を引き付けていた。
このブログでも、何度か取り上げている。
(ⅰ3の価格:この記事に、過去のブログのリンクもある)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/11/14/7054480
蓄電式の電気自動車に、未来はないと思っている浮沈子にしてみれば、メガ・シティ・ビークルと割り切っているBMWの姿勢には、潔さを感じている。
彼らも、分かっているのだ。
今回取り上げたのは、以前気付かなかった試乗記が出ていたから。
しかも、今回は、レンジエクステンダー付きモデルの試乗記があったので、興味を引いた。
(電気で駆けぬける歓び)
http://www.webcg.net/articles/-/29614
(BMW i3 レンジ・エクステンダー)
http://www.autocar.jp/firstdrives/2013/11/08/57018/
島下泰久氏については、同じ空冷ポルシェ乗りということもあり、関心がある。
いつも頷ける記事が嬉しい。
(島下泰久)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B3%B6%E4%B8%8B%E6%B3%B0%E4%B9%85
(島下 泰久)
http://minkara.carview.co.jp/en/userid/362328/profile
「空冷911の(個人的)最高峰の1台、1995年式993カレラRSクラブスポーツと、1974年式911カレラという、2台の911が揃いました。」
いいなあ!。
記事の中では、やはり航続距離のことが出てくる。
「こんな気分になるのは久しぶりだなと感じるぐらい、とにかく爽快な走りっぷりだった。i3のステアリングを握っていたら、このままもっと遠くまで走っていきたいなという気持ちにさせられてしまった。」
「けれども、その航続距離には限りがある。満充電の状態から通常で160km、空調まで抑えることで距離を稼ぐECO PROモードでも、200kmがマックスだ。「MINI E」などを使っての実証実験の結果、BMW iは航続距離はこれで十分という感触を得ているという。しかし都心部のユーザーにとって、仮にガレージに充電器を設置できる環境だったとしてもなお、1台しか持てないクルマをコレにするのは簡単な決断ではないだろう。」
ここまでは、激しく同意だな。
「これはi3だけでなくEV全体の課題だが、普及への最大の問題は、やはりここにある。個人的な話をすれば、それ以外は本当に、わがガレージに迎え入れたいぐらい気に入ったi3なのだが、現時点では購入は難しい。せめて都内から箱根の往復ぐらい、途中で充電することなくこなせたら……というのは、モータージャーナリストなんて特殊な職業でなくても、現実的に誰もが思うことだろう。ちなみに日本仕様に特化した話をすれば、車両と同時に、タイマー充電などさまざまな機能をもった専用の充電機も用意されることになりそうだ。もちろん、それがなくても200V電源があれば大丈夫。そして急速充電はCHAdeMOに対応する。これは間違いなく朗報だ。」
そうだろうか?。
では、それらに既に対応している日産リーフや、三菱ⅰミーブが伸び悩んでいるのはなぜなのか。
「インフラの充実度ではオランダにだって負けていないにも関わらず、EVに対していまだ追い風とまではいえない日本で、彼らはユーザーにどんなベネフィットを届けるつもりなのか。お手並み拝見である。」
期待し過ぎなんじゃね?。
ちなみに、レンジエクステンダーについては、いささかネガティブな評価だ。
「そこでi3には、発電用の650ccエンジンを載せて航続距離を300kmまで伸ばすレンジエクステンダーも用意される。しかし、これを使えば当然、効率性は大きく落ちる。また価格的にも、うまみは少なくなる。」
さてそこで、英国での試乗となったヒルトン・ホロウェイ氏の記事だが、こちらは、そのレンジエクステンダー付きの試乗記である。
「今回試乗したのはi3のレンジ・エクステンダー・モデルだ。これは2気筒のガソリン・エンジンで18.8kWhのリチウム・イオン・バッテリーに充電するレンジ・エクステンダーを搭載する。その647ccの2気筒エンジンは、BMWのスクーターから流量されたもので、36bhp/4500rpm、5.5kg-m/4800rpmのパワー、トルクを発揮する。」
あれ?、BMWもスクーター作ってんのかあ?。
(BMWのスクーターに試乗)
http://ameblo.jp/outdoor-rider/entry-11404699751.html
「BMW C600 Sport 水冷4ストローク2気筒4バルブ 647cc 価格 1,120,000円
BMW C650 GT 水冷4ストローク2気筒4バルブ 647cc 価格 1,155,000円」とある。
ホントだあ!。
「i3の小さいエンジンは、9ℓの燃料タンクを持つ。そのエンジンの燃費は、換算すれば14.2km/ℓから17.7km/ℓ程度だと、BMWのスタッフは話してくれた。」
確かに、エンジン回して発電して、それを電池に溜めて、モーター回すというのはスマートではないが、電気自動車なので仕方ない。
注目したのは、この記述!。
「セントラル・ロンドンへの帰途では、必要に応じてレンジ・エクステンダーが起動するのがわかった。しかし、その単調なサウンドは非常に小さく、何とかその音を聞くことができるかどうかというレベルだった。」
「そしてレンジ・エクステンダー用の小さい燃料タンクは130km毎に補給しないとダメだということだ。」
なんと、電池切れの状態では、連続走行は130kmということだ。
それでも、走るだけまだいい。
燃料タンクを増やすというのもアリなんだろうが、シリーズ式のハイブリッドになってしまうわけで、そういう使い方は想定外だろう。
「レンジ・エクステンダーを求めるかどうかは£3,150(50万円)の価格との比較となるが、その場合でもあまりに小さい燃料タンクのサイズには不満を感じてします。」
やはり、スクーターのエンジンで、なんとか誤魔化そうという手抜きじゃあダメだということだな。
以前にも書いたが、レンジエクステンダー専用に開発した、高効率エンジン(小型ディーゼルターボか?)を搭載して、第2弾のモデルを投入するしかなさそうだな。
それにしても、この2つの記事は、どちらも、クルマの出来については、高評価である。
「センターピラーがないため、後席への乗り込みも容易だ。この構造も、CFRPの耐クラッシュ性の高さがあってこそ実現できたものである。」
「フットワークも上々だ。容量22kWhのバッテリーが床下に敷き詰められているおかげで重心が低く抑えられ、しかも駆動輪はBMWらしく後輪なだけに、それこそ交差点ひとつ曲がるのでも軽快感にうれしくさせられる。以前にテストコースで走らせたプロトタイプでは、軽くスライドさせながらの走りまで許容したほどだから、加速含めてその走り、決して草食系なんかじゃない。」
「乗り心地も文句なし。やはりボディー剛性の高さゆえか、細かな入力はすべてさらりといなし、大入力にもビクともせず、サスペンションがよく動いてくれる。リアなどは見るからにストロークが短く、大きなうねりを突破する時などには多少あおられる感じもあるが、不満といえばそのぐらいだ。」
以上、島下氏。
「i3はこれまでのBMWのプロダクション・モデルと異なり、ブランドのベストともいうことのできるキャラクターが盛り込まれている。その短く高いスタイリングの中に、素晴らしい重さのステアリング、一線級のドライブトレイン、光るロード・パフォーマンス、卓越したハンドリングが納められているのだ。」
「i3はあらゆる面で従来のBMWモデルとは異なるが、それでも間違いなく本物BMWであるということも付け加えておかなければならない。」
以上、ホロウェイ氏。
細かい注文はあっても、クルマの出来は上々のようである。
浮沈子は、この2つの記事を読んで考えさせられてしまった。
このシャシーと、カーボンモノコックを使って、ガソリンエンジン車を作ってくれないものか。
軽量、高剛性のボディと、頂点に達した感のあるガソリンエンジン(ハイブリッドでもいいです)を組み合わせれば、本当に優れたクルマができるような気がするのだが。
もちろん、そんな方向けには、ⅰ8があるわけだが、1917万円という価格は、いかがなものか。
「大衆車」でないことは、明らかである。
バッテリーの代わりにガソリンタンクを収め、モーターの代わりにエンジンを積んだⅰ3(っていうのかあ?)を求める人々に、BMWは、どう応えるのだろうか。
ボリュームモデルにカーボンボディを投入した英断には、拍手を送りたいが、今後の展開に期待したい。
理想をいえば、燃料電池車ということになるんだが、トヨタとのコラボで実現するのかどうか。
ⅰ3の真実は、やがて、明らかになることだろう。
高さ200km ― 2013年12月13日 11:03
高さ200km
つい昨日、木星の衛星エウロパの記事を書いたら、先程、再びニュースが飛び込んできた。
(エウロパ:高さ200キロまで水が噴き出す ハッブル観測)
http://mainichi.jp/select/news/20131213k0000e040177000c.html
(Hubble Space Telescope Sees Evidence of Water Vapor Venting off Jupiter Moon:元記事)
http://www.nasa.gov/content/goddard/hubble-europa-water-vapor/index.html#.Uqpf7dJdV8E
共同通信の配信による毎日の記事では、「水」となっているが、NASAのページでは、「water vapor(水蒸気)」となっている。
まあ、どっちでもいいんですが。
実際の観測は、ハッブル宇宙望遠鏡によって、2012年12月に行われたとある。
201kmの高さといえば、当然宇宙空間であり、噴水のイメージというよりは、巨大な入道雲のような感じになるのだろう(地球では、その高さはせいぜい20kmに過ぎない)。
どのようなメカニズムで噴水(噴煙)が起こるかについては、現在のところ推測でしかないが、エウロパの軌道位置によって噴煙が起こったり(最も遠い時)、起こらなかったりすることから、潮汐力が関与している可能性があるとみられている。
また、土星の衛星エンケラドスにも、同様の現象が探査機カッシーニによって観測されているという(噴出を直接観測したわけではなさそうだ)。
(エンケラドゥス (衛星))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%83%A9%E3%83%89%E3%82%A5%E3%82%B9_(%E8%A1%9B%E6%98%9F)
(カッシーニ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%8B
いやあ、知らなかったな。
エンケラドスは、かなり小さい衛星なので、ほとんど大気を保持できないが、探査機カッシーニによって、微量の大気が観測されたことから、定期的な噴出が起こっていると推測されている。
「同じく木星の衛星のイオや、海王星の衛星トリトンには火山噴出物による微量な大気が観測されている。」とある。
イオの火山は、直接観測されているので有名だな。
(イオ (衛星))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AA_(%E8%A1%9B%E6%98%9F)
大気成分は、二酸化硫黄だというので、生命はあまり期待できない。
(トリトン (衛星))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%88%E3%83%B3_(%E8%A1%9B%E6%98%9F)
こっちは、窒素か(スカだな・・・)。
エンケラドスについては、面白いデータが出ている。
「2008年3月12日の土星探査機カッシーニの観測で南極域のホットスポットの温度が摂氏マイナス93度であることと有機物の存在が確認された」
まあ、「ホット」スポットが、マイナス93度というのが何ともいえないが、この温度は、地球の南極で観測された最低気温と偶然に一致している。
(南極大陸で史上最低気温を記録)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20131211001
「この冬は寒いとこぼしている人も、南極の気温を見ればそうは言えなくなるだろう。最新の衛星データの分析を通じて、南極大陸東部の高地で、氷点下約93度という史上最低の気温が観測されていたことが分かった。この数値はドライアイスの昇華温度よりも低い。」
ドライアイスは、いつまでも減らないわけで、シュークリームはぐちゃぐちゃにはならない(それより、凍っちゃって、食えないぜ!)。
まあいい。
太陽系の中では、いろいろなことが起こっているわけだな。
この時期に、エウロパの観測記事を纏めて出しているところをみると、NASAは、予算獲得に本気を出しているのかもしれない。
下世話なオチで、恐縮である・・・。
つい昨日、木星の衛星エウロパの記事を書いたら、先程、再びニュースが飛び込んできた。
(エウロパ:高さ200キロまで水が噴き出す ハッブル観測)
http://mainichi.jp/select/news/20131213k0000e040177000c.html
(Hubble Space Telescope Sees Evidence of Water Vapor Venting off Jupiter Moon:元記事)
http://www.nasa.gov/content/goddard/hubble-europa-water-vapor/index.html#.Uqpf7dJdV8E
共同通信の配信による毎日の記事では、「水」となっているが、NASAのページでは、「water vapor(水蒸気)」となっている。
まあ、どっちでもいいんですが。
実際の観測は、ハッブル宇宙望遠鏡によって、2012年12月に行われたとある。
201kmの高さといえば、当然宇宙空間であり、噴水のイメージというよりは、巨大な入道雲のような感じになるのだろう(地球では、その高さはせいぜい20kmに過ぎない)。
どのようなメカニズムで噴水(噴煙)が起こるかについては、現在のところ推測でしかないが、エウロパの軌道位置によって噴煙が起こったり(最も遠い時)、起こらなかったりすることから、潮汐力が関与している可能性があるとみられている。
また、土星の衛星エンケラドスにも、同様の現象が探査機カッシーニによって観測されているという(噴出を直接観測したわけではなさそうだ)。
(エンケラドゥス (衛星))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%83%A9%E3%83%89%E3%82%A5%E3%82%B9_(%E8%A1%9B%E6%98%9F)
(カッシーニ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%8B
いやあ、知らなかったな。
エンケラドスは、かなり小さい衛星なので、ほとんど大気を保持できないが、探査機カッシーニによって、微量の大気が観測されたことから、定期的な噴出が起こっていると推測されている。
「同じく木星の衛星のイオや、海王星の衛星トリトンには火山噴出物による微量な大気が観測されている。」とある。
イオの火山は、直接観測されているので有名だな。
(イオ (衛星))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AA_(%E8%A1%9B%E6%98%9F)
大気成分は、二酸化硫黄だというので、生命はあまり期待できない。
(トリトン (衛星))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%88%E3%83%B3_(%E8%A1%9B%E6%98%9F)
こっちは、窒素か(スカだな・・・)。
エンケラドスについては、面白いデータが出ている。
「2008年3月12日の土星探査機カッシーニの観測で南極域のホットスポットの温度が摂氏マイナス93度であることと有機物の存在が確認された」
まあ、「ホット」スポットが、マイナス93度というのが何ともいえないが、この温度は、地球の南極で観測された最低気温と偶然に一致している。
(南極大陸で史上最低気温を記録)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20131211001
「この冬は寒いとこぼしている人も、南極の気温を見ればそうは言えなくなるだろう。最新の衛星データの分析を通じて、南極大陸東部の高地で、氷点下約93度という史上最低の気温が観測されていたことが分かった。この数値はドライアイスの昇華温度よりも低い。」
ドライアイスは、いつまでも減らないわけで、シュークリームはぐちゃぐちゃにはならない(それより、凍っちゃって、食えないぜ!)。
まあいい。
太陽系の中では、いろいろなことが起こっているわけだな。
この時期に、エウロパの観測記事を纏めて出しているところをみると、NASAは、予算獲得に本気を出しているのかもしれない。
下世話なオチで、恐縮である・・・。
電動ターボ ― 2013年12月13日 12:41
電動ターボ
浮沈子は知らなかったのだが、世の中のあらゆるものを電動にするという魔法が流行っているらしい。
電動工具、電動歯ブラシ、電動アシスト自転車、電動バイク、電動こ○し(?)・・・。
まあいい。
最近注目しているのは、電動ブレーキとか、電動ステアリング(アシストではない!)だが、こんな記事を見て驚いた!。
(アウディのルマンレーサー、R18 e-トロン・クワトロに2014年型…燃費30%向上)
http://response.jp/article/2013/12/13/212923.html
「2014年モデルでは、前輪のフライホイール・エナジー・ストレージ・システムを最適化。そして新たに、もうひとつのハイブリッドとして、熱エネルギー回生システムを採用する。これは最新のF1マシンと同様の技術で、アウディの場合、V6 TDIエンジンの電動ターボのブースト圧が最も高い時、排気熱を電気エネルギーに変換する。」
前輪にフライホイールがあるとか、熱エネルギー回収システムを装備するとかではなく、「電動ターボ」という単語に、衝撃を受けた(その下の記事は、まだ、読んでいません!)。
(アウディが開発進める 電動ターボの衝撃度)
http://carview.yahoo.co.jp/article/testdrive/200407/
「電動ターボの威力はカタログで書けるスペックの域を超えている。通常のTDIでも驚くほど力強い加速を示すが、電動ターボのレスポンスはフェラーリのエンジンのように好感度なのだ。スロットル操作に敏感にトルクが追従し、エンジンは勢い余るかのように回転の上昇が速い。」
画像をみると、通常のターボと直列に配置されていて、低回転では電動ターボに繋がり、通常ターボが利いてくるとバイパスされるという合理的な仕組みだ。
TSIエンジンのスーパーチャージャーの部分を、電動ターボにやらせているわけだな。
しかし、過給の仕組みとしては、スーパーチャージャーを電動にするというのもアリかも、と思って調べると、既にちゃんとあるのだ。
(GTSチャージャー取り付け記:14年も前の記事)
http://www.hct.zaq.ne.jp/kyotani/gtscharger/gtscharger1.htm
なんだ、浮沈子が知らなかっただけじゃん!。
それでも、スーパーチャージャーは、元々、駆動系から動力を分け取りするから、電動という発想は生まれやすいが、ターボとなると、排気圧を要するものという固定概念があるので、夢想だにしなかった。
基本的には、アウディeトロンのように、ディーゼルエンジンを搭載しているクルマの、レスポンスを改善する技術なのだろう。
ターボよ、おまえもか!?。
さて、続きを読むとしよう・・・。
浮沈子は知らなかったのだが、世の中のあらゆるものを電動にするという魔法が流行っているらしい。
電動工具、電動歯ブラシ、電動アシスト自転車、電動バイク、電動こ○し(?)・・・。
まあいい。
最近注目しているのは、電動ブレーキとか、電動ステアリング(アシストではない!)だが、こんな記事を見て驚いた!。
(アウディのルマンレーサー、R18 e-トロン・クワトロに2014年型…燃費30%向上)
http://response.jp/article/2013/12/13/212923.html
「2014年モデルでは、前輪のフライホイール・エナジー・ストレージ・システムを最適化。そして新たに、もうひとつのハイブリッドとして、熱エネルギー回生システムを採用する。これは最新のF1マシンと同様の技術で、アウディの場合、V6 TDIエンジンの電動ターボのブースト圧が最も高い時、排気熱を電気エネルギーに変換する。」
前輪にフライホイールがあるとか、熱エネルギー回収システムを装備するとかではなく、「電動ターボ」という単語に、衝撃を受けた(その下の記事は、まだ、読んでいません!)。
(アウディが開発進める 電動ターボの衝撃度)
http://carview.yahoo.co.jp/article/testdrive/200407/
「電動ターボの威力はカタログで書けるスペックの域を超えている。通常のTDIでも驚くほど力強い加速を示すが、電動ターボのレスポンスはフェラーリのエンジンのように好感度なのだ。スロットル操作に敏感にトルクが追従し、エンジンは勢い余るかのように回転の上昇が速い。」
画像をみると、通常のターボと直列に配置されていて、低回転では電動ターボに繋がり、通常ターボが利いてくるとバイパスされるという合理的な仕組みだ。
TSIエンジンのスーパーチャージャーの部分を、電動ターボにやらせているわけだな。
しかし、過給の仕組みとしては、スーパーチャージャーを電動にするというのもアリかも、と思って調べると、既にちゃんとあるのだ。
(GTSチャージャー取り付け記:14年も前の記事)
http://www.hct.zaq.ne.jp/kyotani/gtscharger/gtscharger1.htm
なんだ、浮沈子が知らなかっただけじゃん!。
それでも、スーパーチャージャーは、元々、駆動系から動力を分け取りするから、電動という発想は生まれやすいが、ターボとなると、排気圧を要するものという固定概念があるので、夢想だにしなかった。
基本的には、アウディeトロンのように、ディーゼルエンジンを搭載しているクルマの、レスポンスを改善する技術なのだろう。
ターボよ、おまえもか!?。
さて、続きを読むとしよう・・・。
オリオン宇宙船 ― 2013年12月13日 22:02
オリオン宇宙船
(火星一番乗り 過酷な旅挑む NASA、有人宇宙船「オリオン」公開)
http://sankei.jp.msn.com/science/news/131030/scn13103011090003-n1.htm
月にはもう行ったから、フロンティアではない。
まあ、そのうち(中国が)行くだろうが、星条旗をへし折って五星紅旗を代わりに立てたりしない限り、慌てて行く必要はない。
やっぱ、人類のフロンティアは、火星でしょう!、というわけで、オバマ政権の時に月へ行くのを止めて、時間をかけて火星に行こう!、ということになった。
その宇宙船は、月計画の時の名前を引き継いで、オリオンと名付けられている。
というのは、表向きの話で、米国のNASAと、その関連企業は、軍産複合体のように密接な関係にあり、政治に圧力を掛け、経済不況の時にも、開発費をひねり出しながら、ロッキード・マーチンに仕事をさせていたわけだ。
開発継続の名目は、ISSの非常脱出用宇宙船ということになっていたようであるな。
政治的妥協の産物として、手近の目標ではなく、遠い目標を定めて、当面は糊口を凌ぐという選択は、必ずしも悪くはない。
オリオンは、火星に限定されているわけではなく、小惑星や、月もターゲットにしているといわれる。
米国は、宇宙は俺のものだと思っているに違いないのだ。
地球周回軌道は、混みあってきたので、民間に任せ、深宇宙(電波法施行規則第三十二条で200万km以上)の利権を漁ろうということになるな(月は地球周回軌道で38万kmだが、細かいことは気にしない)。
(オリオン (宇宙船))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3_(%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%88%B9)
公開された画像をみると、ただの板金じゃなくって、しっかりした構造体になっていることが分かる(画像参照)。
リブとか入っていて、丈夫そうであるな。
10回程度の繰り返し利用を想定しているという記述もある。
なんだか、「かまくら」のような感じがしないでもない。
(かまくら)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8B%E3%81%BE%E3%81%8F%E3%82%89
「 昭和11年(1936年)にこの地(秋田県:横手)を訪れたドイツ人建築家ブルーノ・タウトが『日本美の再発見』の中で、子供たちが雪洞の中に祭壇を設けて水神を祀り餅などを食べたり鳥追いの歌を歌ったりして遊んだりする、この素朴で幻想的な情景を「まるで夢の国」と絶賛したこともあり、ますます盛んになり観光客が増えたという。」
浮沈子は、観光用の雪洞をどこかで見た記憶があるのだが、場所は覚えていない。
まあ、どうでもいいんですが。
地球大気圏への再突入試験は、2014年9月に予定されている。
秒速約9kmで、その際の表面温度は、大気との摩擦により摂氏2200度に達するといわれている。
カプセルの底には、耐熱シールドが張られるわけだが、やっぱ、こういうものを連想してはいかんのでしょうか?。
(エヴァ専用耐熱光波防御兵器)
http://evemedia.org/evawiki/%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E5%B0%82%E7%94%A8%E8%80%90%E7%86%B1%E5%85%89%E6%B3%A2%E9%98%B2%E5%BE%A1%E5%85%B5%E5%99%A8
(画像:初期型)
http://cagallibi.web.fc2.com/photo/toy/revoeva0/09.jpg
(画像:劇場版)
http://flick.sakura.ne.jp/toy07/93-yashima/yashima_06.jpg
どうも、違うようだな。
当時は、宇宙往還機は、プレーンタイプの物が想定されていたので、初期型は、まんま、その形状になっている。
(オライオン有人宇宙船の世界最大のヒートシールド 出荷の模様[動画])
http://response.jp/article/2013/12/10/212653.html
動画を延々と観てみたのだが、フリスビーの化け物のような形状で、32万個の蜂の巣状の穴に、アブレーションの材料を手作業で入れるという、気の遠くなるような、手作り感満載の工程である。
X線検査の機械だけが、21世紀を感じさせるだけで、移動は人力(たぶんモーター付き)、点検や磨きも人間が行うという、職人の世界である。
「オリオン宇宙船のヒートシールドは史上最大のサイズになるもので、組み立てに2年近くを要している。2012年1月からコロラド州デンバー近くのロッキード・マーチン開発施設でチタン製の骨組みの上にセル状のカーボンファイバースキンを重ねた構造体を製作。構造体は今年3月にボストン郊外のテキストロン・ディフェンス・システムズ工場へ運ばれた。テキストロンのチームはスキンの上にファイバーグラス-フェノール製ハニカム構造を重ね、ハチの巣状のハニカムセル32万個にひとつひとつ「Avcoat」素材を充填した。Avcoat素材は、宇宙船の再突入時に表面が蒸発して、空力加熱による高熱から宇宙船本体を保護する、アブレーション材料だ。さらにX線検査と表面の磨き上げが行われた。」
20分も動画を見ていられない方は、35秒で分かるやつもある。
(Orion Spacecraft Avcoat Heat Shield:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=_Xyb2xQPWPE
アブコートを充填した、テキストロン社(Textron Defense Systems)のページ。
(SPOTLIGHT ON...Helping NASA Take the Next Leap Forward in Human Space Travel)
http://www.textrondefense.com/spotlight/human-space-travel
ご苦労様であるな。
当然、彼らが手作業で行った耐熱シールドに欠陥があれば、乗員は全員丸焼けになるわけで、鼻の穴に鼻糞を詰める作業(汚ねえな!)は、極めて重要なのである。
まあいい。
来年と、2017年に予定されている飛行は、無人で行われるので、鼻糞がポロっと取れてしまっても、人命に影響はない。
しかし、その後には有人計画が控えている。
「21年に初の有人飛行に挑み、月軌道へ打ち上げる計画だ。すでに有人飛行を行う宇宙飛行士候補8人の精鋭を選出し訓練を行っている。」
「だが、火星への旅は過酷だ。直線距離は最短でも約5500万キロと、アポロが経験した月までの約38万キロの約145倍に上り、最低で片道半年もかかる。現在開発中のオリオンは、宇宙空間で最大6人が21日間生活できる性能しか備えておらず、酸素や飲料水、食料の確保を含め大幅に滞在可能期間を延ばす必要がある。」
「最大の課題とされるのが、宇宙飛行士の健康を蝕む宇宙放射線への対策だ。地球を取り囲む磁気圏外に出るため、従来の宇宙船の隔壁では十分に遮断できない強い銀河宇宙線を浴び続けることになる。」
「過酷な旅で遭遇する厳しい宇宙環境から飛行士をどうやって守るのか。人類の英知の結集が必要だ。」
高エネルギーの銀河宇宙線による放射能障害は、遺伝子の損傷のほか、生体内の活性酸素を増やして、細胞活動そのものを阻害する。
宇宙空間での滞在期間が長期に渡ることを考えると、生体活動を抑制して、冬眠状態に置くのが良い。
また、しこたまヤケ食いして、皮下脂肪を蓄え、飢餓に備える必要があるな(浮沈子、得意です!)。
どうやら、火星へ行った宇宙飛行士は、そのまま置き去りにされるらしい(火星殖民とかいっているが、帰りの手段がないらしい)。
食糧や酸素が確保できたとしても、宇宙線に焼かれて死ぬしかないわけだ(穴掘って、地中で暮らすとか)。
各種器材や燃料、消耗品などは、無人ロケットで送り続ければ何とかなりそうである。
(火星への片道旅行、世界から20万人以上が応募)
http://www.afpbb.com/articles/-/2967283
地球に嫌気がさしている人が、こんなに多いとは意外だな。
酒は美味いし、ねえちゃんは綺麗だし、言うことないと思うんだが・・・。
(2030年火星への旅、NASAが新たな工程表 月面や小惑星探索など有人飛行へ準備着々)
http://sankei.jp.msn.com/science/news/130930/scn13093007290000-n1.htm
この計画にも、着陸してからの帰りの手段は考えられていないようだな(周回して帰ってくるだけ)。
(有人火星飛行への道のり)
http://sankei.jp.msn.com/science/expand/130930/scn13093007290000-l1.htm
イーロン・マスクは、火星で余生を過ごしたいらしいからいいが、行きっぱなしというのは、浮沈子は、余り人道的ではないような気がする。
宇宙に散骨するビジネスを考えている人もあるようだが、せめて、骨だけでも地球に返してもらいたいものだ。
(火星一番乗り 過酷な旅挑む NASA、有人宇宙船「オリオン」公開)
http://sankei.jp.msn.com/science/news/131030/scn13103011090003-n1.htm
月にはもう行ったから、フロンティアではない。
まあ、そのうち(中国が)行くだろうが、星条旗をへし折って五星紅旗を代わりに立てたりしない限り、慌てて行く必要はない。
やっぱ、人類のフロンティアは、火星でしょう!、というわけで、オバマ政権の時に月へ行くのを止めて、時間をかけて火星に行こう!、ということになった。
その宇宙船は、月計画の時の名前を引き継いで、オリオンと名付けられている。
というのは、表向きの話で、米国のNASAと、その関連企業は、軍産複合体のように密接な関係にあり、政治に圧力を掛け、経済不況の時にも、開発費をひねり出しながら、ロッキード・マーチンに仕事をさせていたわけだ。
開発継続の名目は、ISSの非常脱出用宇宙船ということになっていたようであるな。
政治的妥協の産物として、手近の目標ではなく、遠い目標を定めて、当面は糊口を凌ぐという選択は、必ずしも悪くはない。
オリオンは、火星に限定されているわけではなく、小惑星や、月もターゲットにしているといわれる。
米国は、宇宙は俺のものだと思っているに違いないのだ。
地球周回軌道は、混みあってきたので、民間に任せ、深宇宙(電波法施行規則第三十二条で200万km以上)の利権を漁ろうということになるな(月は地球周回軌道で38万kmだが、細かいことは気にしない)。
(オリオン (宇宙船))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3_(%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%88%B9)
公開された画像をみると、ただの板金じゃなくって、しっかりした構造体になっていることが分かる(画像参照)。
リブとか入っていて、丈夫そうであるな。
10回程度の繰り返し利用を想定しているという記述もある。
なんだか、「かまくら」のような感じがしないでもない。
(かまくら)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8B%E3%81%BE%E3%81%8F%E3%82%89
「 昭和11年(1936年)にこの地(秋田県:横手)を訪れたドイツ人建築家ブルーノ・タウトが『日本美の再発見』の中で、子供たちが雪洞の中に祭壇を設けて水神を祀り餅などを食べたり鳥追いの歌を歌ったりして遊んだりする、この素朴で幻想的な情景を「まるで夢の国」と絶賛したこともあり、ますます盛んになり観光客が増えたという。」
浮沈子は、観光用の雪洞をどこかで見た記憶があるのだが、場所は覚えていない。
まあ、どうでもいいんですが。
地球大気圏への再突入試験は、2014年9月に予定されている。
秒速約9kmで、その際の表面温度は、大気との摩擦により摂氏2200度に達するといわれている。
カプセルの底には、耐熱シールドが張られるわけだが、やっぱ、こういうものを連想してはいかんのでしょうか?。
(エヴァ専用耐熱光波防御兵器)
http://evemedia.org/evawiki/%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E5%B0%82%E7%94%A8%E8%80%90%E7%86%B1%E5%85%89%E6%B3%A2%E9%98%B2%E5%BE%A1%E5%85%B5%E5%99%A8
(画像:初期型)
http://cagallibi.web.fc2.com/photo/toy/revoeva0/09.jpg
(画像:劇場版)
http://flick.sakura.ne.jp/toy07/93-yashima/yashima_06.jpg
どうも、違うようだな。
当時は、宇宙往還機は、プレーンタイプの物が想定されていたので、初期型は、まんま、その形状になっている。
(オライオン有人宇宙船の世界最大のヒートシールド 出荷の模様[動画])
http://response.jp/article/2013/12/10/212653.html
動画を延々と観てみたのだが、フリスビーの化け物のような形状で、32万個の蜂の巣状の穴に、アブレーションの材料を手作業で入れるという、気の遠くなるような、手作り感満載の工程である。
X線検査の機械だけが、21世紀を感じさせるだけで、移動は人力(たぶんモーター付き)、点検や磨きも人間が行うという、職人の世界である。
「オリオン宇宙船のヒートシールドは史上最大のサイズになるもので、組み立てに2年近くを要している。2012年1月からコロラド州デンバー近くのロッキード・マーチン開発施設でチタン製の骨組みの上にセル状のカーボンファイバースキンを重ねた構造体を製作。構造体は今年3月にボストン郊外のテキストロン・ディフェンス・システムズ工場へ運ばれた。テキストロンのチームはスキンの上にファイバーグラス-フェノール製ハニカム構造を重ね、ハチの巣状のハニカムセル32万個にひとつひとつ「Avcoat」素材を充填した。Avcoat素材は、宇宙船の再突入時に表面が蒸発して、空力加熱による高熱から宇宙船本体を保護する、アブレーション材料だ。さらにX線検査と表面の磨き上げが行われた。」
20分も動画を見ていられない方は、35秒で分かるやつもある。
(Orion Spacecraft Avcoat Heat Shield:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=_Xyb2xQPWPE
アブコートを充填した、テキストロン社(Textron Defense Systems)のページ。
(SPOTLIGHT ON...Helping NASA Take the Next Leap Forward in Human Space Travel)
http://www.textrondefense.com/spotlight/human-space-travel
ご苦労様であるな。
当然、彼らが手作業で行った耐熱シールドに欠陥があれば、乗員は全員丸焼けになるわけで、鼻の穴に鼻糞を詰める作業(汚ねえな!)は、極めて重要なのである。
まあいい。
来年と、2017年に予定されている飛行は、無人で行われるので、鼻糞がポロっと取れてしまっても、人命に影響はない。
しかし、その後には有人計画が控えている。
「21年に初の有人飛行に挑み、月軌道へ打ち上げる計画だ。すでに有人飛行を行う宇宙飛行士候補8人の精鋭を選出し訓練を行っている。」
「だが、火星への旅は過酷だ。直線距離は最短でも約5500万キロと、アポロが経験した月までの約38万キロの約145倍に上り、最低で片道半年もかかる。現在開発中のオリオンは、宇宙空間で最大6人が21日間生活できる性能しか備えておらず、酸素や飲料水、食料の確保を含め大幅に滞在可能期間を延ばす必要がある。」
「最大の課題とされるのが、宇宙飛行士の健康を蝕む宇宙放射線への対策だ。地球を取り囲む磁気圏外に出るため、従来の宇宙船の隔壁では十分に遮断できない強い銀河宇宙線を浴び続けることになる。」
「過酷な旅で遭遇する厳しい宇宙環境から飛行士をどうやって守るのか。人類の英知の結集が必要だ。」
高エネルギーの銀河宇宙線による放射能障害は、遺伝子の損傷のほか、生体内の活性酸素を増やして、細胞活動そのものを阻害する。
宇宙空間での滞在期間が長期に渡ることを考えると、生体活動を抑制して、冬眠状態に置くのが良い。
また、しこたまヤケ食いして、皮下脂肪を蓄え、飢餓に備える必要があるな(浮沈子、得意です!)。
どうやら、火星へ行った宇宙飛行士は、そのまま置き去りにされるらしい(火星殖民とかいっているが、帰りの手段がないらしい)。
食糧や酸素が確保できたとしても、宇宙線に焼かれて死ぬしかないわけだ(穴掘って、地中で暮らすとか)。
各種器材や燃料、消耗品などは、無人ロケットで送り続ければ何とかなりそうである。
(火星への片道旅行、世界から20万人以上が応募)
http://www.afpbb.com/articles/-/2967283
地球に嫌気がさしている人が、こんなに多いとは意外だな。
酒は美味いし、ねえちゃんは綺麗だし、言うことないと思うんだが・・・。
(2030年火星への旅、NASAが新たな工程表 月面や小惑星探索など有人飛行へ準備着々)
http://sankei.jp.msn.com/science/news/130930/scn13093007290000-n1.htm
この計画にも、着陸してからの帰りの手段は考えられていないようだな(周回して帰ってくるだけ)。
(有人火星飛行への道のり)
http://sankei.jp.msn.com/science/expand/130930/scn13093007290000-l1.htm
イーロン・マスクは、火星で余生を過ごしたいらしいからいいが、行きっぱなしというのは、浮沈子は、余り人道的ではないような気がする。
宇宙に散骨するビジネスを考えている人もあるようだが、せめて、骨だけでも地球に返してもらいたいものだ。
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