水平6気筒空冷エンジン ― 2013年12月12日 01:25
水平6気筒空冷エンジン
セスナの記事があった。
(セスナ、TTx航空機がブラジルの型式証明を受ける)
http://response.jp/article/2013/12/07/212531.html
「クラスをリードする最高巡航速度235ノット(435.22キロメートル/時)を持ち、全ガラスのタッチスクリーン・ジェミニG2000イントリンジックTMフライトデックを装備した最初のピストン航空機である。」
速エーッ!。
空飛ぶビートルといわれるセスナ172(4万3千機以上)なんて、最大巡航速度:230 km/h(172S)程度だ。
(セスナ 172)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%B9%E3%83%8A_172#.E8.A6.81.E7.9B.AE.28172S.29
ライカミングのエンジン(IO-360-L2A)は、せいぜい180馬力である。
ポルシェは、かつて航空機用エンジンを製造していた。
(ポルシェ PFM3200)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7_PFM3200
このエンジンは、3164ccで、基本的には930/64エンジン(930カレラに搭載)と同じである。
浮沈子の83タルガに搭載されているエンジンは、こいつに載せ換えられているが、もちろん、空は飛べない・・・。
「市場での販売期間が短かったにもかかわらず、PFM3200は様々な航空機の標準エンジンやワンオフの改造機のエンジンとして装備されているのが見られる。」
もちろん、ターボ仕様もあった。
前出のセスナTTxには、コンチネンタル・モータースのツインターボ6シリンダーエンジンであるTSIO-550-C(310馬力)が搭載されている。
(cessna-ttx:DETAILED SPECIFICATIONS:Powerplant参照)
http://www.cessna.com/single-engine/cessna-ttx
(Continental IO-550)
http://en.wikipedia.org/wiki/Continental_IO-550
画像は、ちょうどTSIO-550-Cの写真が出ていたので、ウィキのを載せた。
「TSIO-550-C
310 hp (231 kW) at 2600 rpm, dry weight 442 lb (200 kg) plus two turbochargers of 28.2 lb (12.8 kg) each.」とある。
排気量は、9リッターもある!。
バスかよ!。
まあいい。
水冷エンジンもあるらしいが、このエンジンは空冷だ。
プロペラ機のエンジンだから、常に風が当っているわけで、発熱量との兼ね合いで、空冷でも十分なら、それでいいわけだし。
セスナTTxは、セスナの単発機で、唯一の低翼機である。
たぶん、高いんだろうなあ。
(セスナを改造して零戦にしたいです。)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1492729114
「US$733,950」とある。
やはり、172S(USD$289,500 (2013):ウィキより)の倍以上だな。
どっちも、縁がないですけど。
「浮沈子に手の届かないものばかり」
まあ、どうでもいいんですが。
年末年始にかけて、グアムに行くので、その際に遊覧飛行でもしてみようかな。
セスナの記事があった。
(セスナ、TTx航空機がブラジルの型式証明を受ける)
http://response.jp/article/2013/12/07/212531.html
「クラスをリードする最高巡航速度235ノット(435.22キロメートル/時)を持ち、全ガラスのタッチスクリーン・ジェミニG2000イントリンジックTMフライトデックを装備した最初のピストン航空機である。」
速エーッ!。
空飛ぶビートルといわれるセスナ172(4万3千機以上)なんて、最大巡航速度:230 km/h(172S)程度だ。
(セスナ 172)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%B9%E3%83%8A_172#.E8.A6.81.E7.9B.AE.28172S.29
ライカミングのエンジン(IO-360-L2A)は、せいぜい180馬力である。
ポルシェは、かつて航空機用エンジンを製造していた。
(ポルシェ PFM3200)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7_PFM3200
このエンジンは、3164ccで、基本的には930/64エンジン(930カレラに搭載)と同じである。
浮沈子の83タルガに搭載されているエンジンは、こいつに載せ換えられているが、もちろん、空は飛べない・・・。
「市場での販売期間が短かったにもかかわらず、PFM3200は様々な航空機の標準エンジンやワンオフの改造機のエンジンとして装備されているのが見られる。」
もちろん、ターボ仕様もあった。
前出のセスナTTxには、コンチネンタル・モータースのツインターボ6シリンダーエンジンであるTSIO-550-C(310馬力)が搭載されている。
(cessna-ttx:DETAILED SPECIFICATIONS:Powerplant参照)
http://www.cessna.com/single-engine/cessna-ttx
(Continental IO-550)
http://en.wikipedia.org/wiki/Continental_IO-550
画像は、ちょうどTSIO-550-Cの写真が出ていたので、ウィキのを載せた。
「TSIO-550-C
310 hp (231 kW) at 2600 rpm, dry weight 442 lb (200 kg) plus two turbochargers of 28.2 lb (12.8 kg) each.」とある。
排気量は、9リッターもある!。
バスかよ!。
まあいい。
水冷エンジンもあるらしいが、このエンジンは空冷だ。
プロペラ機のエンジンだから、常に風が当っているわけで、発熱量との兼ね合いで、空冷でも十分なら、それでいいわけだし。
セスナTTxは、セスナの単発機で、唯一の低翼機である。
たぶん、高いんだろうなあ。
(セスナを改造して零戦にしたいです。)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1492729114
「US$733,950」とある。
やはり、172S(USD$289,500 (2013):ウィキより)の倍以上だな。
どっちも、縁がないですけど。
「浮沈子に手の届かないものばかり」
まあ、どうでもいいんですが。
年末年始にかけて、グアムに行くので、その際に遊覧飛行でもしてみようかな。
直4かよ! ― 2013年12月12日 07:25
直4かよ!
ポルシェのLMP1は、ガソリン直4ターボに2種類のエネルギー回生システムを加えた、ハイブリッドエンジンを積んでいることが明らかになった。
(ポルシェLMP1 2013年のテストプログラムを終了(ウェバーが合流) [モータースポーツ])
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2013-12-11
「ポルシェの発表によると、テスト中の車両は「直噴4気筒ガソリンエンジンおよび2つのエネルギー回生システム」を積んでいるといいます。そして、「回生されたエネルギーはバッテリーに蓄えられ(略)、前輪への駆動力をアシストします」と。」
「エネルギー回生システムが「2つ」ということは、2014年のF1と同様、運動エネルギー回生システムと熱エネルギー回生システムを積んでいることが想像できます。「4気筒」であることからも想像できますが、エンジンはターボ過給している、ということですね。」
(ウエーバーがポルシェLMP1を初テスト「強烈な体験」)
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=9&no=53390#page2
「来季の開幕に向けて開発が進んでいるポルシェのLMP1カーには、直噴4気筒のガソリンエンジンと、2つのエネルギー回生システム(ERS)が搭載されているという。」
(LMP1 test programme concludes for 2013. Debut for Mark Webber:元記事)
http://www.porsche.com/usa/eventsandracing/motorsport/news/?pool=motorsport&id=7b7ac379-3ca7-48e3-aa50-67e34aa84062&lang=en
「Therefore, the race car features a hybrid system that consists of a four-cylinder petrol engine with direct injection and two energy recuperation systems. The recovered energy is stored in a battery until retrieved by the driver. A powerful electric motor then provides additional drive to the front axle. However, the WEC rules limit the amount of fuel as well as the electrical energy, or so-called boost, available to the driver per lap.」
(そのため、レースカーは、直接噴射と2のエネルギー回生システムとの4気筒ガソリンエンジンで構成されたハイブリッドシステムを採用しています。運転者によって取り出されるまで、回収されたエネルギーは、電池に格納されている。強力な電気モーターは、フロントアクスルに追加のドライブを提供しています。しかし、WECのルールは1周ドライバで利用可能燃料の量だけでなく、電気エネルギー、いわゆるブーストを制限。:機械翻訳のまま)
あーあ、やっぱ4気筒か・・・。
(911GT1)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/06/19/6870999
「浮沈子は、NA3.4リットルV8エンジンに、リチウムイオンバッテリーか、キャパシタを積んだ構成と見ている。今後、911をV8エンジンにしていくためにも、このアプローチは絶対必要なのだ(4リットルのフラットシックスは、1気筒当りの排気量が大きすぎるし、気筒休止もやり辛い)。」←大ハズレ!。
(LMP1見参!)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/11/05/7039315
「このチェコ語のページによれば、フロントを電気モーターが駆動し、リアをダイレクトインジェクションターボエンジンが駆動する、究極のハイブリッドターボであると推測している。
前の記事では、そのエンジンの構成は、直4だというのだ。」←大当たり!。
まあ、下手の考え、休むに似たり、というところだな。
シビアなレースの世界には、マルチシリンダーへの憧憬など、関係ない。
レギュレーションと、持てる技術のすり合わせの中で、勝てる戦略を選ぶしかない。
しかし、選りにも選って、直4とは・・・。
せめて、フラット4にしてもらいたかったな。
まあいいや(←投げやり・・・)。
世良氏の記事に、フェンダーの「穴」のことが書いてあったので、リンクを開いてみた。
(ポルシェ2014年LMP1カーのリヤなど [モータースポーツ])
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2013-08-28
「相変わらず擬装が施されていますが、規則上、前後フェンダーに設けなければならない開口部(姿勢を乱した際にフェンダーに空気が吹き込むことによって、車体が浮き上がろうとするのを防止する目的)が上面ではなく、側面に設けられているのがわかります。」
「2013年までの規定では上面のみに設置が義務づけられていましたが、2014年は上面あるいは側面を選択できます。ポルシェLMP1カーの場合、フロントフェンダーの開口部は上面です。」
ポルシェには、苦い過去がある。
(過去との決別)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/09/09/6976957
「しかし、この年、GT1は、宙を舞うのである。
(Porsche Gt1 flying:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=0tjxwcIvsl0
綺麗に、バクテン成功だな。
まあ、過去と決別したくなる気持ちは、分からないでもない。」
この穴のおかげで、本当にバクテンが防止できるのだろうか?。
ついでに、世良氏の初回公開時のブログもチェック!。
(新型ポルシェLMP1スポーツプロトタイプ・ロールアウト仕様 [モータースポーツ])
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2013-06-13
「6:ん?(今回はひとまずスルー)」とあるのは、2回目の記事のルーフの段差のことかも。
ビックリしたのが、これ!(画像参照)。
「2014年から、ワークス参戦する場合はハイブリッドシステムの搭載が義務付けられます。ルーフには電源回路が「セーフ」か「ライブ」かを示すサインが置いてあります。」
タクシーのあんどん(社名表示灯)のような、かっちょ悪いランプが付くんだそうだ。
(社名表示灯)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A4%BE%E5%90%8D%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E7%81%AF
「社名表示灯(しゃめいひょうじとう)は、タクシーの屋根の上に設置されている表示灯のことである。俗にあんどんと呼ばれる(後述)。また、社名灯ともいう。」
まあ、どうでもいいんですが。
「また今回のテストをもって、ポルシェLMP1における年内のテストプログラムはひとまず終了となった。」
ヨーロッパは、これからクリスマス休暇のシーズンなのである。
しかし、ポルシェのエンジニアが、のんびりと休暇を楽しめるかどうかは不明だ。
「我々の努力は2014年に入っても引き続き衰えないよ。4月中旬のシルバーストンでの開幕まで、まだやることはたくさんあるからね」とマーク・ウエーバーは語っている。
彼の出番は、来年からだろうが、データの解析と制御プログラムの作成を行う連中は、それまでにやることがあるかもしれない。
ライバルであるアウディの記事もあったので、引用しておこう。
(アウディR18 e-tron quattro 2014(と過去のR18シリーズ) [モータースポーツ])
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2013-12-08
正面画像だけだが、毎年少しずつ変わっているのが分かる。
レギュレーションの変更によるもの(リアウイング)もあるだろうが、屋根の上の空気取り入れ口の形状も、微妙に異なっているのが分かる。
フロントのカナードや、エアインテーク周りの形状も毎年変わっている。
しかし、ベースとなる基本デザインは、殆んど変わっていない。
優れたデザインの手本を見るようだな。
しかし、やっぱ、ポルシェが直4というのは、がっかりである。
ポルシェのLMP1は、ガソリン直4ターボに2種類のエネルギー回生システムを加えた、ハイブリッドエンジンを積んでいることが明らかになった。
(ポルシェLMP1 2013年のテストプログラムを終了(ウェバーが合流) [モータースポーツ])
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2013-12-11
「ポルシェの発表によると、テスト中の車両は「直噴4気筒ガソリンエンジンおよび2つのエネルギー回生システム」を積んでいるといいます。そして、「回生されたエネルギーはバッテリーに蓄えられ(略)、前輪への駆動力をアシストします」と。」
「エネルギー回生システムが「2つ」ということは、2014年のF1と同様、運動エネルギー回生システムと熱エネルギー回生システムを積んでいることが想像できます。「4気筒」であることからも想像できますが、エンジンはターボ過給している、ということですね。」
(ウエーバーがポルシェLMP1を初テスト「強烈な体験」)
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=9&no=53390#page2
「来季の開幕に向けて開発が進んでいるポルシェのLMP1カーには、直噴4気筒のガソリンエンジンと、2つのエネルギー回生システム(ERS)が搭載されているという。」
(LMP1 test programme concludes for 2013. Debut for Mark Webber:元記事)
http://www.porsche.com/usa/eventsandracing/motorsport/news/?pool=motorsport&id=7b7ac379-3ca7-48e3-aa50-67e34aa84062&lang=en
「Therefore, the race car features a hybrid system that consists of a four-cylinder petrol engine with direct injection and two energy recuperation systems. The recovered energy is stored in a battery until retrieved by the driver. A powerful electric motor then provides additional drive to the front axle. However, the WEC rules limit the amount of fuel as well as the electrical energy, or so-called boost, available to the driver per lap.」
(そのため、レースカーは、直接噴射と2のエネルギー回生システムとの4気筒ガソリンエンジンで構成されたハイブリッドシステムを採用しています。運転者によって取り出されるまで、回収されたエネルギーは、電池に格納されている。強力な電気モーターは、フロントアクスルに追加のドライブを提供しています。しかし、WECのルールは1周ドライバで利用可能燃料の量だけでなく、電気エネルギー、いわゆるブーストを制限。:機械翻訳のまま)
あーあ、やっぱ4気筒か・・・。
(911GT1)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/06/19/6870999
「浮沈子は、NA3.4リットルV8エンジンに、リチウムイオンバッテリーか、キャパシタを積んだ構成と見ている。今後、911をV8エンジンにしていくためにも、このアプローチは絶対必要なのだ(4リットルのフラットシックスは、1気筒当りの排気量が大きすぎるし、気筒休止もやり辛い)。」←大ハズレ!。
(LMP1見参!)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/11/05/7039315
「このチェコ語のページによれば、フロントを電気モーターが駆動し、リアをダイレクトインジェクションターボエンジンが駆動する、究極のハイブリッドターボであると推測している。
前の記事では、そのエンジンの構成は、直4だというのだ。」←大当たり!。
まあ、下手の考え、休むに似たり、というところだな。
シビアなレースの世界には、マルチシリンダーへの憧憬など、関係ない。
レギュレーションと、持てる技術のすり合わせの中で、勝てる戦略を選ぶしかない。
しかし、選りにも選って、直4とは・・・。
せめて、フラット4にしてもらいたかったな。
まあいいや(←投げやり・・・)。
世良氏の記事に、フェンダーの「穴」のことが書いてあったので、リンクを開いてみた。
(ポルシェ2014年LMP1カーのリヤなど [モータースポーツ])
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2013-08-28
「相変わらず擬装が施されていますが、規則上、前後フェンダーに設けなければならない開口部(姿勢を乱した際にフェンダーに空気が吹き込むことによって、車体が浮き上がろうとするのを防止する目的)が上面ではなく、側面に設けられているのがわかります。」
「2013年までの規定では上面のみに設置が義務づけられていましたが、2014年は上面あるいは側面を選択できます。ポルシェLMP1カーの場合、フロントフェンダーの開口部は上面です。」
ポルシェには、苦い過去がある。
(過去との決別)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/09/09/6976957
「しかし、この年、GT1は、宙を舞うのである。
(Porsche Gt1 flying:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=0tjxwcIvsl0
綺麗に、バクテン成功だな。
まあ、過去と決別したくなる気持ちは、分からないでもない。」
この穴のおかげで、本当にバクテンが防止できるのだろうか?。
ついでに、世良氏の初回公開時のブログもチェック!。
(新型ポルシェLMP1スポーツプロトタイプ・ロールアウト仕様 [モータースポーツ])
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2013-06-13
「6:ん?(今回はひとまずスルー)」とあるのは、2回目の記事のルーフの段差のことかも。
ビックリしたのが、これ!(画像参照)。
「2014年から、ワークス参戦する場合はハイブリッドシステムの搭載が義務付けられます。ルーフには電源回路が「セーフ」か「ライブ」かを示すサインが置いてあります。」
タクシーのあんどん(社名表示灯)のような、かっちょ悪いランプが付くんだそうだ。
(社名表示灯)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A4%BE%E5%90%8D%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E7%81%AF
「社名表示灯(しゃめいひょうじとう)は、タクシーの屋根の上に設置されている表示灯のことである。俗にあんどんと呼ばれる(後述)。また、社名灯ともいう。」
まあ、どうでもいいんですが。
「また今回のテストをもって、ポルシェLMP1における年内のテストプログラムはひとまず終了となった。」
ヨーロッパは、これからクリスマス休暇のシーズンなのである。
しかし、ポルシェのエンジニアが、のんびりと休暇を楽しめるかどうかは不明だ。
「我々の努力は2014年に入っても引き続き衰えないよ。4月中旬のシルバーストンでの開幕まで、まだやることはたくさんあるからね」とマーク・ウエーバーは語っている。
彼の出番は、来年からだろうが、データの解析と制御プログラムの作成を行う連中は、それまでにやることがあるかもしれない。
ライバルであるアウディの記事もあったので、引用しておこう。
(アウディR18 e-tron quattro 2014(と過去のR18シリーズ) [モータースポーツ])
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2013-12-08
正面画像だけだが、毎年少しずつ変わっているのが分かる。
レギュレーションの変更によるもの(リアウイング)もあるだろうが、屋根の上の空気取り入れ口の形状も、微妙に異なっているのが分かる。
フロントのカナードや、エアインテーク周りの形状も毎年変わっている。
しかし、ベースとなる基本デザインは、殆んど変わっていない。
優れたデザインの手本を見るようだな。
しかし、やっぱ、ポルシェが直4というのは、がっかりである。
空への憧れ ― 2013年12月12日 17:28
空への憧れ
素敵な記事を読んだので、紹介する。
(「航空人の聖地」)
http://book.geocities.jp/bnwby020/seichi.html
ライト兄弟が飛んだ、キティホークのキル・デビル・ヒルの記事だ。
浮沈子は、いつのころからか、空を飛ぶことに憧れを感じ始めた(ここ15年くらいかな)。
もちろん、飛行機には、何度も乗ったことがあり、物理的には飛行の経験があるし、調布飛行場から、体験飛行と称して、セスナ機の座席に座ったこともある(操縦桿は握りませんでした)。
大きく左にバンクしたとき、眼下に見えた地上は、はるかに遠く、高所恐怖症の浮沈子にとっては、十分すぎるほど高かった(左座席に座ったので)。
操縦してくれたパイロットの方は、「怖いのは、むしろ、地上近くの30m位までで、それ以上は恐くないですよ!」と言ってくださった。
そんなことはない!。
確かに、真っ直ぐ飛んでいて、遠くの景色を眺めている分にはいいのだが、真下を見下ろすことが出来る状態では、足が竦むというか、股間がスーッとする(男の子だけでしょうか?)。
航空機としては、高度が高いということは、トラブル時の対応に時間的、空間的な余裕があるということであり、それらがない低高度の状況より安全度が高いということは、頭では理解している。
しかし、高いところが恐いというのは、それとは別の話である。
高翼機のセスナ152(だったかな?)は、上空から地上がよく見えるのだ(航空写真の撮影に最適!)。
空冷OHVの水平対向4気筒エンジン(ライカミング製)は、信頼性高く、実績のあるエンジンで全く心配ない。
両翼を真ん中で繋いでいるボルトが、定期交換部品であることも聞いた(オーバーホールに当るそうです)。
そう、飛行機は、胴体が飛んでいるのではない。
翼が揚力を発生して浮き上がり、胴体はそこにぶら下がっているか(高翼機)、乗っかっているか(低翼機)である(燃料タンクも、概ね翼にある)。
推進力は、単発機の場合、胴体にエンジンがあることが多いので、翼の付け根には、大きな力がかかっている。
旋廻、加速、減速の際には、さらに大きな力がかかる。
ポキッといってしまっては、いくら高度があっても、リカバリーはできない!。
ボルトは、基本的構造部材であり、金属疲労などで破断することがないように、定期交換するわけだな。
そのほかにも、メンテナンスの必要な部品はあるが、胴体外板は、別に交換しなくてもいいようだ。
モノコックとしての耐久性は高い。
シャシーはエンジンより速くなくてはならない、というのは、ベンツの設計思想であったが、航空機の場合は生死に係わる。
ヤワイ機体に大出力のエンジンを搭載して、高機動を行ったりすれば、空中分解してバラバラになってしまうのがオチ(墜ち?)だ。
航空機の機体というのは、結構頑丈なのだ。
もちろん、空気より重いものを持ち上げるわけで、軽いに越したことはない。
軽く、丈夫に作る必要がある。
自動車よりも、この辺の需要は大きいわけで、炭素繊維素材が導入されるのも当然だろう。
(中古飛行機 180万円!)
http://torasanbluesky.blog.fc2.com/blog-entry-76.html
年間整備費用300万円、その他駐機場代がかかり、免許取得に600万円が必要とあるので、個人所有で自由に飛びまわるというのは、なかなか大変である(貴族様と成金のみ)。
会員制で共同所有して、免許取得を海外で行い、日本の免許に書き換えて飛ぶというのが流行っているらしい。
さらに、飛ぶだけなら、海外の方が安いし・・・。
浮沈子がチェックしている、セブの航空会社でも、そんなサービスをしている。
(セブトップ)
http://cebutop.com/
空自出身で固めている会社で、経営も安定しているようだし、浮沈子が注目している会社である(ここ数年、チェックし続けています)。
しかし、まあ、暇もないし、金もない。
意欲も、実は、あまりない・・・(最近は、一時の熱も冷めている)。
楽して飛べれば、それでいいや!。
ということで、体験操縦くらいなら、チャレンジしてみてもいいかも知れない。
本当は、モーターパラグライダーをやりたいのだが、身体が付いていかないので諦めている。
(空を飛びたくなったら エアウィング・モーターパラグライダースクール)
http://www7.ocn.ne.jp/~airwing/course.html
1回、見学に行って、お話を伺ったことがある。
離陸の際には、30kgのエンジンを背負い、登山靴(捻挫防止)を履いて、草原を「走る」んだそうだ。
無理じゃん!。
浮沈子は、労作性狭心症である。
ぱったりと倒れて、そのまま昇天・・・。
そうじゃないって!。
まあ、どうでもいいんですが。
陸は自動車、海はダイビング、そんでもって、後は空だけなのだが、なかなか手が出ないんだな。
当分、人様の操縦で、お客様として飛ぶしかないか。
素敵な記事を読んだので、紹介する。
(「航空人の聖地」)
http://book.geocities.jp/bnwby020/seichi.html
ライト兄弟が飛んだ、キティホークのキル・デビル・ヒルの記事だ。
浮沈子は、いつのころからか、空を飛ぶことに憧れを感じ始めた(ここ15年くらいかな)。
もちろん、飛行機には、何度も乗ったことがあり、物理的には飛行の経験があるし、調布飛行場から、体験飛行と称して、セスナ機の座席に座ったこともある(操縦桿は握りませんでした)。
大きく左にバンクしたとき、眼下に見えた地上は、はるかに遠く、高所恐怖症の浮沈子にとっては、十分すぎるほど高かった(左座席に座ったので)。
操縦してくれたパイロットの方は、「怖いのは、むしろ、地上近くの30m位までで、それ以上は恐くないですよ!」と言ってくださった。
そんなことはない!。
確かに、真っ直ぐ飛んでいて、遠くの景色を眺めている分にはいいのだが、真下を見下ろすことが出来る状態では、足が竦むというか、股間がスーッとする(男の子だけでしょうか?)。
航空機としては、高度が高いということは、トラブル時の対応に時間的、空間的な余裕があるということであり、それらがない低高度の状況より安全度が高いということは、頭では理解している。
しかし、高いところが恐いというのは、それとは別の話である。
高翼機のセスナ152(だったかな?)は、上空から地上がよく見えるのだ(航空写真の撮影に最適!)。
空冷OHVの水平対向4気筒エンジン(ライカミング製)は、信頼性高く、実績のあるエンジンで全く心配ない。
両翼を真ん中で繋いでいるボルトが、定期交換部品であることも聞いた(オーバーホールに当るそうです)。
そう、飛行機は、胴体が飛んでいるのではない。
翼が揚力を発生して浮き上がり、胴体はそこにぶら下がっているか(高翼機)、乗っかっているか(低翼機)である(燃料タンクも、概ね翼にある)。
推進力は、単発機の場合、胴体にエンジンがあることが多いので、翼の付け根には、大きな力がかかっている。
旋廻、加速、減速の際には、さらに大きな力がかかる。
ポキッといってしまっては、いくら高度があっても、リカバリーはできない!。
ボルトは、基本的構造部材であり、金属疲労などで破断することがないように、定期交換するわけだな。
そのほかにも、メンテナンスの必要な部品はあるが、胴体外板は、別に交換しなくてもいいようだ。
モノコックとしての耐久性は高い。
シャシーはエンジンより速くなくてはならない、というのは、ベンツの設計思想であったが、航空機の場合は生死に係わる。
ヤワイ機体に大出力のエンジンを搭載して、高機動を行ったりすれば、空中分解してバラバラになってしまうのがオチ(墜ち?)だ。
航空機の機体というのは、結構頑丈なのだ。
もちろん、空気より重いものを持ち上げるわけで、軽いに越したことはない。
軽く、丈夫に作る必要がある。
自動車よりも、この辺の需要は大きいわけで、炭素繊維素材が導入されるのも当然だろう。
(中古飛行機 180万円!)
http://torasanbluesky.blog.fc2.com/blog-entry-76.html
年間整備費用300万円、その他駐機場代がかかり、免許取得に600万円が必要とあるので、個人所有で自由に飛びまわるというのは、なかなか大変である(貴族様と成金のみ)。
会員制で共同所有して、免許取得を海外で行い、日本の免許に書き換えて飛ぶというのが流行っているらしい。
さらに、飛ぶだけなら、海外の方が安いし・・・。
浮沈子がチェックしている、セブの航空会社でも、そんなサービスをしている。
(セブトップ)
http://cebutop.com/
空自出身で固めている会社で、経営も安定しているようだし、浮沈子が注目している会社である(ここ数年、チェックし続けています)。
しかし、まあ、暇もないし、金もない。
意欲も、実は、あまりない・・・(最近は、一時の熱も冷めている)。
楽して飛べれば、それでいいや!。
ということで、体験操縦くらいなら、チャレンジしてみてもいいかも知れない。
本当は、モーターパラグライダーをやりたいのだが、身体が付いていかないので諦めている。
(空を飛びたくなったら エアウィング・モーターパラグライダースクール)
http://www7.ocn.ne.jp/~airwing/course.html
1回、見学に行って、お話を伺ったことがある。
離陸の際には、30kgのエンジンを背負い、登山靴(捻挫防止)を履いて、草原を「走る」んだそうだ。
無理じゃん!。
浮沈子は、労作性狭心症である。
ぱったりと倒れて、そのまま昇天・・・。
そうじゃないって!。
まあ、どうでもいいんですが。
陸は自動車、海はダイビング、そんでもって、後は空だけなのだが、なかなか手が出ないんだな。
当分、人様の操縦で、お客様として飛ぶしかないか。
衛星エウロパ ― 2013年12月12日 19:44
衛星エウロパ
太陽系の中で、現在、最も地球外生命の存在が有望視されている場所は、木星の衛星、エウロパである(地球軌道上にあるISSにも、生命はいますけど)。
(エウロパ (衛星))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A6%E3%83%AD%E3%83%91_(%E8%A1%9B%E6%98%9F)
「エウロパの光の届かない海洋は、21世紀初頭において、太陽系の中でも最も地球外生命の存在が期待されている」
「化学合成のプロセスが発見されたのは地球だが、これはエウロパの生命モデルの可能性として有力である。しかし、このようなエネルギー源では、地球表面の光合成を源とする生態系のように、広範で多様な生態系を形づくることはできない。エウロパでは、地球の熱水噴出孔のような熱源の周りに群生するか、地球の極地に生息する藻類や菌類のように、氷層の下部にすがりついて生息することしかできない。海洋に漂って生息することも考えられるが、もし海洋の温度が低すぎれば、地球のような生命プロセスは進行しない。また、もし塩濃度が高ければ、極端な好塩菌しか生息することができない。」
さて、タコ足、イカ足の宇宙人は、どうやらいないようだが、エウロパに、粘土質の物質があるというニュースが発表された。
(氷の星に生命の種? 木星の衛星エウロパで鉱物確認)
http://sankei.jp.msn.com/science/news/131212/scn13121216520001-n1.htm
(Clay-Like Minerals Found on Icy Crust of Europa:元記事)
http://www.jpl.nasa.gov/news/news.php?release=2013-362
「小惑星や彗星の中心核には、生命のもとになる有機物が含まれている場合がある。NASAの研究者は、エウロパの氷の下には広大な海があり、長い間に生命が育まれた可能性があると期待している。」とある。
この有機物を含んでいるかもしれない粘土質の物質が、3000mの氷の壁を越えて、地下の海に到達し、なんらかの化学変化を経て、化学合成生物に進化したと考えられるという。
ホントかあ?。
「探査機ガリレオが1998年に撮影したエウロパの近赤外線画像を分析。表面にある直径30キロのクレーターから約120キロ離れた場所に、フィロケイ酸塩と呼ばれる粘土に似た鉱物が幅40キロにわたって広がっているのを確かめた。直径1キロより大きな小惑星や彗星が浅い角度でエウロパに衝突し、跳ね返った後で一部が落下したとみられる。」
ガリレオ自体は、2003年に木星に落下して消滅している。
(ガリレオ (探査機))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%82%AA_(%E6%8E%A2%E6%9F%BB%E6%A9%9F)
「2003年9月21日、当初の予定よりはるかに長期間のミッションを終えたガリレオは木星大気圏に突入させられた。これは姿勢制御用燃料の尽きたガリレオが衛星のどれか、特に生物が存在する可能性があると考えられているエウロパに落下した場合、探査機に付着している地球の微生物が衛星の環境を汚染してしまう恐れがあったからである。」
汚染なんて気にしないで、エウロパに落としちゃえば良かったのに・・・。
独自の進化を遂げて、イカタコ星人になったかもしれない。
(ジーンダイバー:エウロパ人)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC#.E3.82.A8.E3.82.A6.E3.83.AD.E3.83.91.E4.BA.BA
「通常は甲殻類に酷似した4本足のエビのような姿をしているが、自在にその形状を変えることができる。通常形態の場合、レーザーを装備している。(もっとも戦闘実行体にはほぼ通用しない)また、体内にはシリコンによって構成された遺伝子を持っており、その遺伝情報を独自の方法で伝えている。そのため、エウロパ人には性別の概念は存在しない。一般には赤い肌だが、後述のドライ6のみ若干色が違う。複数の部隊に分かれ、それぞれが各所に基地を置いて活動している。各人が自分の命を惜しむことがなく、勇敢。」
もちろん、作り話である。
(2010年宇宙の旅)
http://ja.wikipedia.org/wiki/2010%E5%B9%B4%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E6%97%85
「小説版では、終章として、約1万8千年後である西暦20,001年の世界が語られる。エウロパではある種が進化し、原始的な社会を構成するまでに至っている。彼らエウロパ人は、かつては木星だった恒星ルシファーを太陽と呼び、本当の太陽(太陽系の中心にある太陽)を冷たい太陽と呼んでいる。エウロパ人はエウロパのうち常にルシファーの側を向いている側の半球に生息している。」
こっちも、もちろん、作り話である。
木星を恒星化するという、とてつもないビジョンが展開されているが、質量が足りないな。
科学者たちは、もう少し現実的に考えているようだ。
(木星の衛星「エウロパ」に巨大な湖、生命存在の可能性高まる:2011年の記事)
http://www.cnn.co.jp/fringe/30004625.html
「テキサス大学などの研究チームは1989年に打ち上げられた木星探査機「ガリレオ」が撮影した木星と衛星の画像を解析。その結果、エウロパの海の上部に湖が存在し、揺れ動いている形跡があることが判明した。研究者は「氷はその厚さにもかかわらず活発に混じり合っている可能性があり、エウロパとその海に生命が存在する可能性が高まった」と指摘している。」
この環境は、地球の南極にあるボストーク湖と似ている。
(ボストーク湖)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AF%E6%B9%96
「湖はロシアのボストーク基地に近い、南緯77度、東経105度地点の氷床下約4キロメートルにある。」
「湖の総面積は1万4,000 km2に達する、これは、琵琶湖の20倍以上の面積である。総貯水量は5,400 km3で、淡水であると推測されている。」
「2012年2月、南極の氷床の下にあるボストーク湖の調査を目指すロシア北極南極科学調査研究所(サンクトペテルブルク)は8日、同国調査隊が氷床を深さ約3800メートルまで掘削し、1989年の掘削開始以来初めてドリルが同湖に達したと発表した。」
さて、生命はいたのだろうか?。
(南極氷底湖に未知の生物? 疑問の声も)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130711002
「南極大陸の氷底湖、ボストーク湖の上部から、バクテリアや菌類、甲殻類、さらには魚類と考えられる遺伝子断片が見つかった。極限の環境でも生物の存在が可能とすれば、地球外惑星やその衛星でも同じ期待が持てるかもしれない。」
「2013年2月には、ロシア調査チームのドリルが初めてボストーク湖に到達している。しかし、今回分析した氷床コアは、コロラド州デンバーにあるアメリカ国立氷床コア研究所(U.S. National Ice Core Laboratory)の所有で、到達前のサンプルだ。」
「氷床下約4000メートルのボストーク湖上部で採取した、「降着氷(accretion ice)」と呼ぶ氷を分析している。」
「以前にも他の氷床から単細胞生物がわずかながら見つかっているが、いずれも予期されるものだった。今回は多細胞生物で、DNAやRNA(リボ核酸)の配列はまったくの新種だ。」
「生命体の大半はバクテリアで、1500万~2500万年前には温暖だったボストーク湖に多細胞生物が生息、極限環境に適応したのではないかと考えている。」
なんだあ、それじゃあ、他の惑星(衛星)には、適用できないじゃん!。
エウロパに探査機を送り込むことが、唯一の確認方法であることは論(ロン)を待たない(リーチ!)。
NASAは、火星移住計画なんか捨てて(イーロン・マスクに、やらせておけばあ?)、エウロパに探査機を送り込むべきだろう。
あるいは、積極的に遺伝子を送り込んで、イカタコを繁殖させるべきだ(異論は認めない!)。
しかし、ガリレオ探査機のデータの解析から、いろいろなことが明らかになりつつある。
10年も前に消えた探査機のデータは、本当に貴重だったということだ。
NASAがやらないのなら、中国がやってもいい。
エウロパに、五星紅旗が立つわけだ。
当然、防空識別圏も、設定されるかもしれない(誰も来ないけど)。
太陽系の中で、現在、最も地球外生命の存在が有望視されている場所は、木星の衛星、エウロパである(地球軌道上にあるISSにも、生命はいますけど)。
(エウロパ (衛星))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A6%E3%83%AD%E3%83%91_(%E8%A1%9B%E6%98%9F)
「エウロパの光の届かない海洋は、21世紀初頭において、太陽系の中でも最も地球外生命の存在が期待されている」
「化学合成のプロセスが発見されたのは地球だが、これはエウロパの生命モデルの可能性として有力である。しかし、このようなエネルギー源では、地球表面の光合成を源とする生態系のように、広範で多様な生態系を形づくることはできない。エウロパでは、地球の熱水噴出孔のような熱源の周りに群生するか、地球の極地に生息する藻類や菌類のように、氷層の下部にすがりついて生息することしかできない。海洋に漂って生息することも考えられるが、もし海洋の温度が低すぎれば、地球のような生命プロセスは進行しない。また、もし塩濃度が高ければ、極端な好塩菌しか生息することができない。」
さて、タコ足、イカ足の宇宙人は、どうやらいないようだが、エウロパに、粘土質の物質があるというニュースが発表された。
(氷の星に生命の種? 木星の衛星エウロパで鉱物確認)
http://sankei.jp.msn.com/science/news/131212/scn13121216520001-n1.htm
(Clay-Like Minerals Found on Icy Crust of Europa:元記事)
http://www.jpl.nasa.gov/news/news.php?release=2013-362
「小惑星や彗星の中心核には、生命のもとになる有機物が含まれている場合がある。NASAの研究者は、エウロパの氷の下には広大な海があり、長い間に生命が育まれた可能性があると期待している。」とある。
この有機物を含んでいるかもしれない粘土質の物質が、3000mの氷の壁を越えて、地下の海に到達し、なんらかの化学変化を経て、化学合成生物に進化したと考えられるという。
ホントかあ?。
「探査機ガリレオが1998年に撮影したエウロパの近赤外線画像を分析。表面にある直径30キロのクレーターから約120キロ離れた場所に、フィロケイ酸塩と呼ばれる粘土に似た鉱物が幅40キロにわたって広がっているのを確かめた。直径1キロより大きな小惑星や彗星が浅い角度でエウロパに衝突し、跳ね返った後で一部が落下したとみられる。」
ガリレオ自体は、2003年に木星に落下して消滅している。
(ガリレオ (探査機))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%82%AA_(%E6%8E%A2%E6%9F%BB%E6%A9%9F)
「2003年9月21日、当初の予定よりはるかに長期間のミッションを終えたガリレオは木星大気圏に突入させられた。これは姿勢制御用燃料の尽きたガリレオが衛星のどれか、特に生物が存在する可能性があると考えられているエウロパに落下した場合、探査機に付着している地球の微生物が衛星の環境を汚染してしまう恐れがあったからである。」
汚染なんて気にしないで、エウロパに落としちゃえば良かったのに・・・。
独自の進化を遂げて、イカタコ星人になったかもしれない。
(ジーンダイバー:エウロパ人)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC#.E3.82.A8.E3.82.A6.E3.83.AD.E3.83.91.E4.BA.BA
「通常は甲殻類に酷似した4本足のエビのような姿をしているが、自在にその形状を変えることができる。通常形態の場合、レーザーを装備している。(もっとも戦闘実行体にはほぼ通用しない)また、体内にはシリコンによって構成された遺伝子を持っており、その遺伝情報を独自の方法で伝えている。そのため、エウロパ人には性別の概念は存在しない。一般には赤い肌だが、後述のドライ6のみ若干色が違う。複数の部隊に分かれ、それぞれが各所に基地を置いて活動している。各人が自分の命を惜しむことがなく、勇敢。」
もちろん、作り話である。
(2010年宇宙の旅)
http://ja.wikipedia.org/wiki/2010%E5%B9%B4%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E6%97%85
「小説版では、終章として、約1万8千年後である西暦20,001年の世界が語られる。エウロパではある種が進化し、原始的な社会を構成するまでに至っている。彼らエウロパ人は、かつては木星だった恒星ルシファーを太陽と呼び、本当の太陽(太陽系の中心にある太陽)を冷たい太陽と呼んでいる。エウロパ人はエウロパのうち常にルシファーの側を向いている側の半球に生息している。」
こっちも、もちろん、作り話である。
木星を恒星化するという、とてつもないビジョンが展開されているが、質量が足りないな。
科学者たちは、もう少し現実的に考えているようだ。
(木星の衛星「エウロパ」に巨大な湖、生命存在の可能性高まる:2011年の記事)
http://www.cnn.co.jp/fringe/30004625.html
「テキサス大学などの研究チームは1989年に打ち上げられた木星探査機「ガリレオ」が撮影した木星と衛星の画像を解析。その結果、エウロパの海の上部に湖が存在し、揺れ動いている形跡があることが判明した。研究者は「氷はその厚さにもかかわらず活発に混じり合っている可能性があり、エウロパとその海に生命が存在する可能性が高まった」と指摘している。」
この環境は、地球の南極にあるボストーク湖と似ている。
(ボストーク湖)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AF%E6%B9%96
「湖はロシアのボストーク基地に近い、南緯77度、東経105度地点の氷床下約4キロメートルにある。」
「湖の総面積は1万4,000 km2に達する、これは、琵琶湖の20倍以上の面積である。総貯水量は5,400 km3で、淡水であると推測されている。」
「2012年2月、南極の氷床の下にあるボストーク湖の調査を目指すロシア北極南極科学調査研究所(サンクトペテルブルク)は8日、同国調査隊が氷床を深さ約3800メートルまで掘削し、1989年の掘削開始以来初めてドリルが同湖に達したと発表した。」
さて、生命はいたのだろうか?。
(南極氷底湖に未知の生物? 疑問の声も)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130711002
「南極大陸の氷底湖、ボストーク湖の上部から、バクテリアや菌類、甲殻類、さらには魚類と考えられる遺伝子断片が見つかった。極限の環境でも生物の存在が可能とすれば、地球外惑星やその衛星でも同じ期待が持てるかもしれない。」
「2013年2月には、ロシア調査チームのドリルが初めてボストーク湖に到達している。しかし、今回分析した氷床コアは、コロラド州デンバーにあるアメリカ国立氷床コア研究所(U.S. National Ice Core Laboratory)の所有で、到達前のサンプルだ。」
「氷床下約4000メートルのボストーク湖上部で採取した、「降着氷(accretion ice)」と呼ぶ氷を分析している。」
「以前にも他の氷床から単細胞生物がわずかながら見つかっているが、いずれも予期されるものだった。今回は多細胞生物で、DNAやRNA(リボ核酸)の配列はまったくの新種だ。」
「生命体の大半はバクテリアで、1500万~2500万年前には温暖だったボストーク湖に多細胞生物が生息、極限環境に適応したのではないかと考えている。」
なんだあ、それじゃあ、他の惑星(衛星)には、適用できないじゃん!。
エウロパに探査機を送り込むことが、唯一の確認方法であることは論(ロン)を待たない(リーチ!)。
NASAは、火星移住計画なんか捨てて(イーロン・マスクに、やらせておけばあ?)、エウロパに探査機を送り込むべきだろう。
あるいは、積極的に遺伝子を送り込んで、イカタコを繁殖させるべきだ(異論は認めない!)。
しかし、ガリレオ探査機のデータの解析から、いろいろなことが明らかになりつつある。
10年も前に消えた探査機のデータは、本当に貴重だったということだ。
NASAがやらないのなら、中国がやってもいい。
エウロパに、五星紅旗が立つわけだ。
当然、防空識別圏も、設定されるかもしれない(誰も来ないけど)。
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