有人月探査 ― 2013年12月15日 06:00

有人月探査
1972年12月14日23時(協定世界時)頃を最後に、人類は月に滞在していない。
(アポロ17号)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%AD17%E5%8F%B7
月面を離れた時刻は、22時54分37秒になるな(計算すると、そんな感じ?)。
ちょうど、今から、41年前になる。
その間、誰も月に降り立ったことはない。
現在、有人月探査を計画しているのは、中国、インド、米国だけである(米国は、周回のみ)。
「私は人類最後の足跡を月面に残し、地球に帰ります。ですが、遠からざる未来を私たちは信じています。—ここに私の夢を歴史に遺させていただきたいと思います。今日のアメリカの挑戦は、明日の人類の運命を作り上げました。私たちは、月に来たときと同じように月のタウルス=リットロウから去ります。そして、神の御心のままに、私たちはここに戻って来るでしょう。全人類の平和と希望とともに。アポロ17号のクルーに幸運あれ
— ユージーン・A・サーナン、アポロ17号船長。現時点で月面を歩行した最後の人類(1972年12月14日)」とある。
彼は、まさか、次に中国人が月面着陸することになるかもしれないとは、夢にも思っていなかったに違いない。
しかし、どうやらそういうことになりそうな気配になっている。
神の御心は、人間には計り難いのである。
(アポロ17号の月着陸船の上昇段:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=frDuK-w5KgQ
音もなく離陸する月着陸船(空気ないので、音、しません!)。
月からの、最後の旅立ち・・・。
どこの国でもいいんだが、せっかく月という天体が近くを回っているのだから、もっと積極的に行ってもいいんじゃないか。
特に、有人宇宙飛行のマイルストーンとしては、手頃なターゲットである。
高エネルギー宇宙線に晒される時間も、火星なんかに比べれば、圧倒的に少なくて済むし、着陸や離陸も、重力が小さいので、楽ちんである。
軟着陸の技術は、中国だって獲得しているわけだから、何も問題ないし、ピンポイントで着陸することも出来るので、滞在に必要な機材は無人で送っておくことも出来る。
今更、月かよ!、という感がないわけではないが、いつまでも低軌道にしがみついているわけにもいかず、どうせ宇宙線に晒されるのなら、地下に穴掘って遮蔽できる可能性がある月の方が、静止軌道上の宇宙船よりは安全ともいえる。
無人のサンプルリターンを、他の天体(火星とか、小惑星とか)から100回やっても、月に人間を送り込むことに比べたら、大衆へのインパクトは、屁のようなものだ。
総合的に考えると、そもそも実現できるかどうかも怪しい火星探検なんかよりは、既に実績のある月の有人探査というのは、リスクベネフィットが高いと思うんだが。
そもそも、アポロ計画にしたって、月面車で走り回ったことと、サンプルリターンしたことだけ考えれば、大した成果はない。
人間が他の天体に降り立ったということだけが、とてつもない巨額の投資の収穫である。
本格的な月の開発は、実はこれからであり、アポロ計画は、その先鞭を付けただけに過ぎないともいえる。
果実を得るのは、これからである。
中国は、軍事基地を作るとか馬鹿なことをいっているが、そんな金があるなら、マトモな空軍力を整備した方が、余程効果的だ。
2020年代、中国、インド、米国は、相次いで月に宇宙飛行士を送り込むことになる(米国は、周回のみ)。
画像は、昨日、軟着陸に成功した月探査機「嫦娥三号」の撮影したもの。
荒涼とした無人の荒地が写っているだけだが、10数年後には、ここに中国人宇宙飛行士が立っていると思うと、感慨深い写真ではあるな。
1972年12月14日23時(協定世界時)頃を最後に、人類は月に滞在していない。
(アポロ17号)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%AD17%E5%8F%B7
月面を離れた時刻は、22時54分37秒になるな(計算すると、そんな感じ?)。
ちょうど、今から、41年前になる。
その間、誰も月に降り立ったことはない。
現在、有人月探査を計画しているのは、中国、インド、米国だけである(米国は、周回のみ)。
「私は人類最後の足跡を月面に残し、地球に帰ります。ですが、遠からざる未来を私たちは信じています。—ここに私の夢を歴史に遺させていただきたいと思います。今日のアメリカの挑戦は、明日の人類の運命を作り上げました。私たちは、月に来たときと同じように月のタウルス=リットロウから去ります。そして、神の御心のままに、私たちはここに戻って来るでしょう。全人類の平和と希望とともに。アポロ17号のクルーに幸運あれ
— ユージーン・A・サーナン、アポロ17号船長。現時点で月面を歩行した最後の人類(1972年12月14日)」とある。
彼は、まさか、次に中国人が月面着陸することになるかもしれないとは、夢にも思っていなかったに違いない。
しかし、どうやらそういうことになりそうな気配になっている。
神の御心は、人間には計り難いのである。
(アポロ17号の月着陸船の上昇段:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=frDuK-w5KgQ
音もなく離陸する月着陸船(空気ないので、音、しません!)。
月からの、最後の旅立ち・・・。
どこの国でもいいんだが、せっかく月という天体が近くを回っているのだから、もっと積極的に行ってもいいんじゃないか。
特に、有人宇宙飛行のマイルストーンとしては、手頃なターゲットである。
高エネルギー宇宙線に晒される時間も、火星なんかに比べれば、圧倒的に少なくて済むし、着陸や離陸も、重力が小さいので、楽ちんである。
軟着陸の技術は、中国だって獲得しているわけだから、何も問題ないし、ピンポイントで着陸することも出来るので、滞在に必要な機材は無人で送っておくことも出来る。
今更、月かよ!、という感がないわけではないが、いつまでも低軌道にしがみついているわけにもいかず、どうせ宇宙線に晒されるのなら、地下に穴掘って遮蔽できる可能性がある月の方が、静止軌道上の宇宙船よりは安全ともいえる。
無人のサンプルリターンを、他の天体(火星とか、小惑星とか)から100回やっても、月に人間を送り込むことに比べたら、大衆へのインパクトは、屁のようなものだ。
総合的に考えると、そもそも実現できるかどうかも怪しい火星探検なんかよりは、既に実績のある月の有人探査というのは、リスクベネフィットが高いと思うんだが。
そもそも、アポロ計画にしたって、月面車で走り回ったことと、サンプルリターンしたことだけ考えれば、大した成果はない。
人間が他の天体に降り立ったということだけが、とてつもない巨額の投資の収穫である。
本格的な月の開発は、実はこれからであり、アポロ計画は、その先鞭を付けただけに過ぎないともいえる。
果実を得るのは、これからである。
中国は、軍事基地を作るとか馬鹿なことをいっているが、そんな金があるなら、マトモな空軍力を整備した方が、余程効果的だ。
2020年代、中国、インド、米国は、相次いで月に宇宙飛行士を送り込むことになる(米国は、周回のみ)。
画像は、昨日、軟着陸に成功した月探査機「嫦娥三号」の撮影したもの。
荒涼とした無人の荒地が写っているだけだが、10数年後には、ここに中国人宇宙飛行士が立っていると思うと、感慨深い写真ではあるな。
海南航天発射場 ― 2013年12月15日 07:36
海南航天発射場
中華人民共和国(中国)の最南端に位置し、中国最大の島である海南島(台湾は、どーする?)といえば、浮沈子は、海南島事件を想起する。
(海南島事件)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E5%8D%97%E5%B3%B6%E4%BA%8B%E4%BB%B6
ベレンコ中尉もビックリの事件だったが、米国の発表が真実だとすれば、中国海軍というのは、変なパイロットがうようよいそうだな。
「操縦席から自分のメールアドレスを示していたとして、このような中国人民解放軍機のパイロットによる常軌を逸した行動があったと主張した。」
メールしたのかな?。
まあいい。
「中国側は、「アメリカ軍機が領空侵犯したうえ、わざと急旋回して中国機との衝突を招いた」として非難」とある。
電子偵察機EP-3Eが急旋回をして、J-8II戦闘機と衝突するというのは、俄かには信じ難い。
(P-3 (航空機):P-3C)
http://ja.wikipedia.org/wiki/P-3_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)#P-3C
「EP-3C
電子戦機型。
EP-3E アリエス(Aries)
電子戦訓練機。12機が改造。
EP-3E アリエスII(Aries II)
SIGINT(電子信号偵察)機(2001年に海南島近海で中国軍機と衝突(海南島事件)したのはこのタイプ)12機が改造。」
「性能・主要諸元 (P-3C UD-II)
諸元
乗員: 11名
全長: 35.6 m (116 ft 10 in)
全高: 10.3 m (33 ft 10 in)
翼幅: 30.4 m (99 ft 9 in)
空虚重量: 66,900 lb (30,300 kg)
最大離陸重量:
(通常) 139,760 lb (63,390 kg)
(過積載) 142,000 lb (64,000 kg)
動力: アリソンT56-A-14 ターボプロップ、4,600 hp (3,400 kW) × 4」
「性能
最大速度: 761.2km/h (411kts)
巡航速度: 607.5km/h (328kts)
航続距離: 3,645 nmi (6,751 km)
(※Mk.46×4発、AGM-84A×4発搭載時)
実用上昇限度: 28,300フィート (8,600 m)
離陸滑走距離: 4,660 ft (1,420 m)
(※Mk.46×4発、AGM-84A×4発搭載時)」
(J-8II (航空機))
http://ja.wikipedia.org/wiki/J-8II_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)
「2001年4月1日、海南島事件にてアメリカ空軍のEP-3Eと衝突した機体が、このJ-8II(J-8D)である」
「スペック(J-8D)
翼幅:9.34 m
全長:21.52 m
全高:5.4 m
空虚重量:9,240 kg
最大離陸重量:17,800 kg
最大搭載重量:13,850 kg
エンジン:渦噴13A2ターボジェットエンジン 2基
推力(アフターバーナー未使用):8,600 kg/s
推力(アフターバーナー使用):13,000 kg/s
最高速度:マッハ 2.2 (2340 km/h)
最大上昇力:12,000 m/min
実用飛行上限高度:20,000 m
乗員:1名
戦闘行動半径:800km
巡航行動半径:1,300km
最大航続距離:2,200km
巡航速度 800 mph / 1,300 km/h
固定武装:23 mm機関砲 1門
武装:PL-5、PL-8、PL-12、爆弾、ロケット弾、増槽
FCSレーダー:ズーク8Ⅱ」
超音速戦闘機と、4発プロペラ機の空中衝突で、どっちが悪いか考えれば、常識的に分かろうというものだ。
まあ、どうでもいいんですが。
米軍の偵察機が不時着した海南島というのは、現在、急ピッチでロケット打ち上げ基地が建設されている(そろそろできる頃なんだが・・・)。
(中国文昌衛星発射センターの建設、重要な1年を迎える)
http://www.sorae.jp/030809/4594.html
(文昌衛星発射センター)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E6%98%8C%E8%A1%9B%E6%98%9F%E7%99%BA%E5%B0%84%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC#cite_note-8
「北緯19度という中国領内でも低緯度の場所にあるため、地球の自転による遠心力がより大きく、ロケットへの積載重量はこれまでの西昌衛星発射センターよりも10%以上大きくでき、衛星の寿命も2年は伸びる。開発中の大型ロケット、長征5号ロケットの唯一の発射場となり、今後の中国の宇宙開発の大型化にも貢献する。」
「文昌はロケットの発射方向となる東側に海があるため、打ち上げ時に切り離すブースター等や打ち上げ失敗時の残骸の落下による被害を少なくできる。」
「従来の中国内陸部にある発射場では鉄道輸送上の理由から3.5m以上の直径のロケットは搬入することができず、直径5mという長征5号ロケットのブースターを輸送することはできない。文昌は海に面しているため船での輸送が可能で、天津市臨海部の浜海新区に建設中の宇宙工業団地からは海路でロケットや衛星を輸送できるようになる。2008年初頭の予想では文昌からの長征5型ロケットの発射は衛星発射センター稼働の1年後の2014年になるとみられている。」
(文昌衛星発射センター)
http://tools.wmflabs.org/geohack/geohack.php?language=ja&pagename=%E6%96%87%E6%98%8C%E8%A1%9B%E6%98%9F%E7%99%BA%E5%B0%84%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC¶ms=19.652_N_110.963_E_
座標の西側に、該当施設が建設中のようであるな。
射点がどこかは不明だが、海からは2km以上はなれていること、居住地が近隣にあることなど、やはり、我が国では考えにくい立地である。
今後、中国のロケットの大半は、ここから打ち上げられることになるだろう。
長征5号のブースターは、直径5mとあるが、月に人類を送り込んだサターンV型は、直径10.1mだそうだ。
(サターンV)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3V#.E7.AC.AC.E4.B8.80.E6.AE.B5_.28S-IC.29
「規格
全高 110.6m
直径 10.1m
重量 3,038,500kg」
長征5号は、「一時は2015年以前に打ち上げ目標を早めていたようだが、直径が5mある1段の液体水素タンク構造の開発に難航しているため、2013年4月の段階で、打ち上げは2015年以降に延期された。」とある。
中国は、天宮という宇宙ステーションの建設を進めている。
(天宮 (宇宙ステーション))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%AE%AE_(%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3)
「天宮(てんきゅう)は中華人民共和国が計画している宇宙ステーション。2011年9月に1号の打ち上げに成功した。」
「天宮
2020年ごろ打ち上げ予定の宇宙ステーション。試験機ではなく、旧ソ連のミールに匹敵するサイズの完成した宇宙ステーションと位置づけられている。コアモジュール「天和」、2つの実験モジュール「問天」「巡天」、無人補給船「天舟」といった構成要素が公表されている。打ち上げには長征5号が用いられる予定。」
まあ、こっちが本命なんだろう。
ウィキの画像を見ると、確かに、ミールのパクリであるな。
ミールが15年の寿命で運用されたことを考えると、同程度の運用は可能であろう。
21世紀前半における中国の宇宙開発の、コアとなる宇宙基地である。
というか、これに注力することで、月への有人探査が延期されるという報道もあった。
いずれにしても、これらの打ち上げは、海南島からということになる。
宇宙ビジネスにも熱心な中国のことだから、商業衛星の打ち上げ基地にもなるだろう。
山奥の発射場から、近隣住民の安全を脅かして打ち上げられる時代が、早く終わればいいのにと、心から願う。
もちろん、赤道により近いということによる、打ち上げのメリットもある。
というより、基本的には、これがメインだろう。
中国のハワイと呼ばれることもある海南島だが、中国のケープ・カナベラルと呼ばれることになるかもしれないな。
中華人民共和国(中国)の最南端に位置し、中国最大の島である海南島(台湾は、どーする?)といえば、浮沈子は、海南島事件を想起する。
(海南島事件)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E5%8D%97%E5%B3%B6%E4%BA%8B%E4%BB%B6
ベレンコ中尉もビックリの事件だったが、米国の発表が真実だとすれば、中国海軍というのは、変なパイロットがうようよいそうだな。
「操縦席から自分のメールアドレスを示していたとして、このような中国人民解放軍機のパイロットによる常軌を逸した行動があったと主張した。」
メールしたのかな?。
まあいい。
「中国側は、「アメリカ軍機が領空侵犯したうえ、わざと急旋回して中国機との衝突を招いた」として非難」とある。
電子偵察機EP-3Eが急旋回をして、J-8II戦闘機と衝突するというのは、俄かには信じ難い。
(P-3 (航空機):P-3C)
http://ja.wikipedia.org/wiki/P-3_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)#P-3C
「EP-3C
電子戦機型。
EP-3E アリエス(Aries)
電子戦訓練機。12機が改造。
EP-3E アリエスII(Aries II)
SIGINT(電子信号偵察)機(2001年に海南島近海で中国軍機と衝突(海南島事件)したのはこのタイプ)12機が改造。」
「性能・主要諸元 (P-3C UD-II)
諸元
乗員: 11名
全長: 35.6 m (116 ft 10 in)
全高: 10.3 m (33 ft 10 in)
翼幅: 30.4 m (99 ft 9 in)
空虚重量: 66,900 lb (30,300 kg)
最大離陸重量:
(通常) 139,760 lb (63,390 kg)
(過積載) 142,000 lb (64,000 kg)
動力: アリソンT56-A-14 ターボプロップ、4,600 hp (3,400 kW) × 4」
「性能
最大速度: 761.2km/h (411kts)
巡航速度: 607.5km/h (328kts)
航続距離: 3,645 nmi (6,751 km)
(※Mk.46×4発、AGM-84A×4発搭載時)
実用上昇限度: 28,300フィート (8,600 m)
離陸滑走距離: 4,660 ft (1,420 m)
(※Mk.46×4発、AGM-84A×4発搭載時)」
(J-8II (航空機))
http://ja.wikipedia.org/wiki/J-8II_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)
「2001年4月1日、海南島事件にてアメリカ空軍のEP-3Eと衝突した機体が、このJ-8II(J-8D)である」
「スペック(J-8D)
翼幅:9.34 m
全長:21.52 m
全高:5.4 m
空虚重量:9,240 kg
最大離陸重量:17,800 kg
最大搭載重量:13,850 kg
エンジン:渦噴13A2ターボジェットエンジン 2基
推力(アフターバーナー未使用):8,600 kg/s
推力(アフターバーナー使用):13,000 kg/s
最高速度:マッハ 2.2 (2340 km/h)
最大上昇力:12,000 m/min
実用飛行上限高度:20,000 m
乗員:1名
戦闘行動半径:800km
巡航行動半径:1,300km
最大航続距離:2,200km
巡航速度 800 mph / 1,300 km/h
固定武装:23 mm機関砲 1門
武装:PL-5、PL-8、PL-12、爆弾、ロケット弾、増槽
FCSレーダー:ズーク8Ⅱ」
超音速戦闘機と、4発プロペラ機の空中衝突で、どっちが悪いか考えれば、常識的に分かろうというものだ。
まあ、どうでもいいんですが。
米軍の偵察機が不時着した海南島というのは、現在、急ピッチでロケット打ち上げ基地が建設されている(そろそろできる頃なんだが・・・)。
(中国文昌衛星発射センターの建設、重要な1年を迎える)
http://www.sorae.jp/030809/4594.html
(文昌衛星発射センター)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E6%98%8C%E8%A1%9B%E6%98%9F%E7%99%BA%E5%B0%84%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC#cite_note-8
「北緯19度という中国領内でも低緯度の場所にあるため、地球の自転による遠心力がより大きく、ロケットへの積載重量はこれまでの西昌衛星発射センターよりも10%以上大きくでき、衛星の寿命も2年は伸びる。開発中の大型ロケット、長征5号ロケットの唯一の発射場となり、今後の中国の宇宙開発の大型化にも貢献する。」
「文昌はロケットの発射方向となる東側に海があるため、打ち上げ時に切り離すブースター等や打ち上げ失敗時の残骸の落下による被害を少なくできる。」
「従来の中国内陸部にある発射場では鉄道輸送上の理由から3.5m以上の直径のロケットは搬入することができず、直径5mという長征5号ロケットのブースターを輸送することはできない。文昌は海に面しているため船での輸送が可能で、天津市臨海部の浜海新区に建設中の宇宙工業団地からは海路でロケットや衛星を輸送できるようになる。2008年初頭の予想では文昌からの長征5型ロケットの発射は衛星発射センター稼働の1年後の2014年になるとみられている。」
(文昌衛星発射センター)
http://tools.wmflabs.org/geohack/geohack.php?language=ja&pagename=%E6%96%87%E6%98%8C%E8%A1%9B%E6%98%9F%E7%99%BA%E5%B0%84%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC¶ms=19.652_N_110.963_E_
座標の西側に、該当施設が建設中のようであるな。
射点がどこかは不明だが、海からは2km以上はなれていること、居住地が近隣にあることなど、やはり、我が国では考えにくい立地である。
今後、中国のロケットの大半は、ここから打ち上げられることになるだろう。
長征5号のブースターは、直径5mとあるが、月に人類を送り込んだサターンV型は、直径10.1mだそうだ。
(サターンV)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3V#.E7.AC.AC.E4.B8.80.E6.AE.B5_.28S-IC.29
「規格
全高 110.6m
直径 10.1m
重量 3,038,500kg」
長征5号は、「一時は2015年以前に打ち上げ目標を早めていたようだが、直径が5mある1段の液体水素タンク構造の開発に難航しているため、2013年4月の段階で、打ち上げは2015年以降に延期された。」とある。
中国は、天宮という宇宙ステーションの建設を進めている。
(天宮 (宇宙ステーション))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%AE%AE_(%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3)
「天宮(てんきゅう)は中華人民共和国が計画している宇宙ステーション。2011年9月に1号の打ち上げに成功した。」
「天宮
2020年ごろ打ち上げ予定の宇宙ステーション。試験機ではなく、旧ソ連のミールに匹敵するサイズの完成した宇宙ステーションと位置づけられている。コアモジュール「天和」、2つの実験モジュール「問天」「巡天」、無人補給船「天舟」といった構成要素が公表されている。打ち上げには長征5号が用いられる予定。」
まあ、こっちが本命なんだろう。
ウィキの画像を見ると、確かに、ミールのパクリであるな。
ミールが15年の寿命で運用されたことを考えると、同程度の運用は可能であろう。
21世紀前半における中国の宇宙開発の、コアとなる宇宙基地である。
というか、これに注力することで、月への有人探査が延期されるという報道もあった。
いずれにしても、これらの打ち上げは、海南島からということになる。
宇宙ビジネスにも熱心な中国のことだから、商業衛星の打ち上げ基地にもなるだろう。
山奥の発射場から、近隣住民の安全を脅かして打ち上げられる時代が、早く終わればいいのにと、心から願う。
もちろん、赤道により近いということによる、打ち上げのメリットもある。
というより、基本的には、これがメインだろう。
中国のハワイと呼ばれることもある海南島だが、中国のケープ・カナベラルと呼ばれることになるかもしれないな。
月世界旅行 ― 2013年12月15日 23:27
月世界旅行
中国の探査機が月面に降り立ったというので、こんな機会でもなければ調べない、月について、いろいろ調べた。
(月)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88
「月の直径 (3,474km) は、木星の衛星ガニメデ (5,262km)、土星の衛星タイタン (5,150km)、木星の衛星カリスト (4,800km)、イオ (3,630km) に次ぎ、太陽系の衛星の中で5番目に大きい。」
「月の形状はほぼ球形だが、厳密にはわずかに西洋梨形をしている。月面の最高点は平均高度より+10.75km、最低点は-9.06kmで、共に裏側にある。質量はおよそ地球の0.0123倍 (1/81)。表面積(3793万km2)は地球の表面積の7.4%に相当し、アフリカ大陸とオーストラリア大陸を合わせた面積よりもわずかに小さい。また、日本の国土面積の約100倍である。」
「月の自転軸が傾いていて軌道離心率が0ではないので、地球から見た月は秤動(ひょうどう)と呼ばれるゆっくりとした振動運動を行なっており、月面の59%が地上から観測可能である。」
「月内部の構造はアポロ計画の際に設置された月震計で明らかになった。中心から700 - 800kmの部分は液体の性質を帯びており、液体と固体の境界付近などでマグニチュード1 - 2程度の深発月震が多発している。また、浅発月震と呼ばれる地下300km前後を震源とする地震は、マグニチュード3 - 4にもなるが、発生原因の特定はできていない。表面から60kmの部分が地球の地殻に相当し、長石の比率が高い。いわゆる地球型惑星と同様に岩石と金属からなり、深さによって成分が異なる(分化した)天体である。」
「現在は地質学的にも死んでいて、マントル対流も存在しないが、少なくとも25億年前までは火山活動があったことが確認されている。チタンなどの含有量は非常に多い。地球のような液体の金属核は存在しないと考えられている。」
「海は月表面の35パーセントを占めるが、月の裏側にはほとんど存在せず、高地と呼ばれる急峻な地形からなる。月の海は、まだ内部が熱く溶け、地表の下に溶岩がある時代に隕石の衝突によって生じたクレーターの底から玄武岩質の溶岩がにじみ出てクレーターが埋められたものとされている。約20kmの厚みがある冷えて固まった黒っぽい玄武岩の層で覆われているために光をあまり反射せず、他と比べて暗く見える。」
「海以外の部分は、小石が集まった角礫岩から構成されている。これは太陽系初期から残った微惑星の衝突によって生じたものである。月には大気や水がほとんど存在しないため、地球では大気との摩擦で流星となって燃え尽き、地表に到達しない微小な隕石も、月ではそのまま月面に衝突してクレーターをつくる。また水や風による浸食や地殻変動の影響を受けることもないので、数多くのクレーターがそのまま残る。」
「月面は砂(レゴリス)によって覆われている。レゴリスは隕石などによって細かく砕かれた石が積もったものであり、月面のほぼ全体を数十cmから数十mの厚さで覆っている。より新しいクレーターなどの若い地形ほど層が浅い。その粒子は非常に細かく、宇宙服や精密機械などに入り込みやすく、問題を起こす。しかしその一方でレゴリスの約半分は酸素で構成されており、酸素の供給源や建築材料としても期待されている。また太陽風によって運ばれた水素やヘリウム3が分布密度は小さいものの吸着されており、核融合燃料になると考えられている。」
ここまで読んで、ヘリウム3という、太陽風由来の物質があることが分かった。
報道などで、たまに出て来るが、わざわざ月まで採りに行くほどの価値があるものなのだろうか。
アバターに出て来る飛行石(アンオブタニウム)なら、分からないでもないが。
グーグルアースの中に、グーグルムーンというのがあって、月の表面の地形や、人類が残したゴミ(宇宙船など)の位置を知ることが出来る。
詳細な地形データは、どうやらこれから整理されるようで、かぐやの大雑把なデータを元にした月球儀が分かりやすい。
(月の地形図)
http://gisstar.gsi.go.jp/selene/)
他の地図(月図?)と照らし合わせなければいけない点や、データが荒くて、細部が分からない点を除けば、月面全体の地形を分かりやすく知ることが出来る。
浮沈子が驚いたのは、東の海と名付けられている巨大なクレーターである。
(東の海)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E3%81%AE%E6%B5%B7
「三重のリング構造は小惑星サイズの天体の衝突により月の地表が波打って形成された。月の海としては比較的玄武岩が少ない。中心部を覆う玄武岩の層はおそらく厚さ1km未満で、これは地球側にある他の海と比べて極めて薄い。」
直径は900kmに及ぶ。
地球に小惑星が衝突すると、こんなもんが出来るわけだな。
地上の生物は、ひとたまりもないだろう。
月の反対側には、「縁の海(ふちのうみ)」というのがあるそうだが、東の海の衝突の際に、反対側から溶岩が溢れて出来たという説があるらしい。
(縁の海)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B8%81%E3%81%AE%E6%B5%B7
「It is also located at the antipode of the Mare Orientale impact basin, and may be associated with the formation of that feature.」(英語版)
まあ、凄まじい話だな。
今回、中国の探査機(嫦娥3号)が着陸したのは、虹の入江というところらしい。
(虹の入江)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%99%B9%E3%81%AE%E5%85%A5%E6%B1%9F
一見平らに見えるが、ウィキの高解像度画像で見ると、細かいクレーターがいくつもある。
ここも、元はクレーターであった。
雨の海から流れ込んだ溶岩によって、埋められて出来た。
(雨の海)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%A8%E3%81%AE%E6%B5%B7
これも、隕石の衝突で出来た大クレーターである。
「雨の海には同心円の外壁が3枚あり、巨大な隕石の衝突によって形成された。最も外側の外壁の直径は1,300キロメートルあり、いくつかの範囲に分かれている。」
ひえーっ!。
「最も外側の外壁の高さは、中心部の底からおよそ7キロメートルである。表面を覆う地層の深さはおおよそ5キロメートルであるため、雨の海の深さの合計はおおよそ12キロメートルである。雨の海の外側約800キロメートルには、隕石の衝突によって舞い上がった岩石が堆積している。」
「雨の海は37億年前から39億年前に形成した海であり、東の海に次いで若い海である。」
比較的平坦で、穏やかな印象のある月の海だが、とんでもない宇宙地質現象(隕石の衝突で、地殻に穴が開き、中の溶けた溶岩があふれ出して、数キロの厚さで堆積する)なわけだ。
我々にとって、馴染み深い名前の海は、やはり、これ!。
(静かの海)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%99%E3%81%8B%E3%81%AE%E6%B5%B7
アポロ11号の着陸したとこだな。
「地質は後期インブリウム代(約38億- 約32億年前)の若い洪水玄武岩である。周囲の山々は前期インブリウム代(約38.5億- 約38億年前)と考えられるが、静かの海のベイスンそのものは先ネクタリス代(約45.5億年前の月の形成期)にできたものと推定される。」
月の地質年代区分を見ておこう。
(月の地質年代尺度)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E8%B3%AA%E5%B9%B4%E4%BB%A3%E5%B0%BA%E5%BA%A6
「名称 時期
先ネクタリス代 4,550 百万年前 ~ 3,920 百万年前
ネクタリス代 3,920 百万年前 ~ 3,850 百万年前
前期インブリウム代 3,850 百万年前 ~ 3,800 百万年前
後期インブリウム代 3,800 百万年前 ~ 3,200 百万年前
エラトステネス代 3,200 百万年前 ~ 1,100 百万年前
コペルニクス代 1,100 百万年前 ~ 現在」
「月面上にある多くの高台については、先ネクタリス代からネクタリス代にかけて形成されたが、正確な年代は得られていない。そのような高台の地層は、先インブリウム代の地層と呼ばれている。」
そうか、高台の地層が古く、溶岩が溢れて出来た海の地層は新しいわけだ。
地球の海と大陸の関係に、似ているな(成因は違いますけど)。
月の裏側にある「南極ーエイトケン盆地」というのが、破格の大きさである(そして、最も古い)。
(South Pole–Aitken basin)
http://en.wikipedia.org/wiki/South_Pole%E2%80%93Aitken_basin
直径およそ2500キロというから、日本列島の主要4島は、すっぽりと入ってしまう。
この地形は、低角度(30度以下)での衝突によって出来たと考えられている。
最近では、月のウサギの部分が、纏めてインパクトクレーターだという説が有力になっている。
(プロセラルム盆地)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%BB%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%A0%E7%9B%86%E5%9C%B0
(月の表と裏の違いをもたらした超巨大衝突を裏付ける痕跡を発見)
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2012/pr20121029/pr20121029.html
「衝突溶融物に多く含まれる低カルシウム輝石の分布状況を調べた。その結果、月の表側にあるプロセラルム盆地に対応する直径3000 kmもの円状の分布を発見した。これは、超巨大衝突によって生成した衝突溶融物によるものと考えられ、月の形成初期の超巨大衝突を、初めて観測データによって裏付けることができた。」
いやはや、もう、どうにでもしてくれ!。
さて、ドハデなインパクトの巨大クレーターである海とか、入江とかとは別に、普通のクレーターというのも当然ある(というか、ほとんどは、これ)。
海の成立の過程を見た後では、なんか、ホッとするような大きさである。
(ヘルツシュプルング (クレーター))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%84%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%82%B0_(%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC)
「ヘルツシュプルングクレーター (Hertzsprung crater) は、月の裏側にあるクレーターである。デンマーク生まれの天文学者アイナー・ヘルツシュプルングにちなんで名づけられた。国際天文学連合が認証・命名しているクレーターとしては月面最大である。」
直径 536.37 kmだという(東京ー大阪間は、515.4km)。
(ヘルツシュプルング:裏側の赤道上にある)
http://gisstar.gsi.go.jp/selene/Maps/Stereo_aw-100.gif
地球上でも、これに匹敵する隕石の痕跡が確認されている。
(恐竜絶滅の決定打はインドの隕石?)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=65951327&expand
「隕石の衝突によってインド洋の海底に直径500キロの窪みができた」とある。
(シバ・クレーター)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%90%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC
(GeoHack - シバ・クレーター)
http://tools.wmflabs.org/geohack/geohack.php?language=ja&pagename=%E3%82%B7%E3%83%90%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC¶ms=18_40_N_70_14_E_type:landmark_region:IN_scale:10000000
「シバ・クレーターはムンバイ西方の海底にあり、長さ600km、幅400kmの長方形の形状をなしている。これは地球上最大の隕石クレーター、フレデフォート・ドームを上回る。」
たしかに、座標の西側には長方形のくぼ地があるように見える。
インド亜大陸の反対側に、確かにセイシェル諸島もあるな。
まあいい。
月のクレーターでパット見で目立つといえば、満月の時に見られる明るい光状を伴ったティコ(チコ)クレーターが余りにも有名だが、この名を挙げたからには、浮沈子的には、クラビウスを挙げないわけにはいかない。
(Clavius (crater))
http://en.wikipedia.org/wiki/Clavius_(crater)
けしからんことに、日本語のウィキがない!。
まあ、どうでもいいんですが。
名前の元になった、数学者のクラビウスについては記事がある。
(クリストファー・クラヴィウス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%A6%E3%82%B9
ガリレオの理解者であったようだな。
「1579年に入ると、当時実際の季節とユリウス暦上の季節のずれが問題となっていたため、ユリウス暦に変わる新しい暦の研究・算出を行う委員会がつくられ、その中心的人物としての重責を担った。こうして作られたのがグレゴリオ暦であり、1582年に教皇グレゴリウス13世の正式な認可を受け、まずカトリック諸国で採用された。現在では世界中でこのグレゴリオ暦が採用されている。」
われわれは、現在もクラビウスのお世話になっているわけだ。
「クラヴィウスは月面がきれいな平面であると考えていたため、ガリレオの「月の陰影は山脈やクレーターによる凹凸である」という説明には納得がいかなかったようである。」
「月には山脈やクレーターがあるという説をなかなか受け入れられなかったクラヴィウスだが、自分の名前が巨大なクレーターの名前になっているのは皮肉なことといえるかもしれない。」
さて、もちろん、何の変哲もないクレーターに着目するのには、訳がある。
(Clavius Base)
http://en.wikipedia.org/wiki/Clavius_Base
2001年宇宙の旅で、月面基地がある場所として登場する。
ここから、モノリスが発見されたティコクレーターまで、宇宙船(ムーンバス)で移動するわけである(ハム、ハム、ハム・・・、あった!:分かります?)。
(2001: A Space Odyssey [Yurt]動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=GQnMAArrhBk
(2001: A Space Odyssey (1968)00:45:28 Got any ham?:セリフ)
http://www.subzin.com/quotes/2001%3A+A+Space+Odyssey/Ham,+ham,+ham
「Time - Phrase
00:45:23 -Is this chicken? -Something like that.
00:45:25 Tastes the same, anyway.
00:45:28 Got any ham?
00:45:29 Ham, ham, ham....
00:45:31 There, that's it.
00:45:36 Look pretty good.」とある。
まあ、火星通り越して、木星まで行っちゃうんだから(原作では土星が目標)、SFとしては楽しめても、リアリティはない。
(2001年宇宙の旅)
http://ja.wikipedia.org/wiki/2001%E5%B9%B4%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E6%97%85
「世界映画史に残る不朽の名作のひとつとして認識されている。日本の文部科学省が「特選」に指定している、唯一のSF映画としても知られている。」
まあ、眠くなることは間違いないが、大スクリーンで観る特撮は、ド迫力だな(浮沈子は、テアトル東京で観ました)。
ヨハンシュトラウスの美しく青きドナウに載せて、シンクロする巨大ドーナツ型宇宙ステーション5と、今はなきパンアメリカン航空のロゴを付けた宇宙往還機オリオン3型(これ、オリオン宇宙船の元ネタじゃね?)、ボールペンが浮遊する、リアルなシーンに感動する。
アリエス1B型月シャトルの、ムーンベースへの着陸シーンにも感動する。
作りこまれたミニチュアや、撮影技術、光と影、圧倒的なスケールに加え、ボーマン船長とHAL9000との息詰まる攻防。
史上最高の傑作か、もしくは、スタンリー・キューブリックの自己満足にハリウッドが付き合わされた、史上最低の高コスト映画のどちらかであることは間違いない。
中途半端はない!。
「月面シャトル船長:エド・ビショップ『謎の円盤UFO』のストレイカー最高司令官役。」とある。
ホントかよ!?。
クラビウスが、なぜムーンベースの場所に選ばれたかは知らない。
自分で確かめに行くわけにもいかない。
2001年は、とっくに過ぎてしまっていても、人類は、月を見放してしまった。
中国でも、インドでも、ロシアでもいいが、月に降り立って、モノリスでも見つかれば、話は一気に変わるんだがなあ!。
中国の探査機が月面に降り立ったというので、こんな機会でもなければ調べない、月について、いろいろ調べた。
(月)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88
「月の直径 (3,474km) は、木星の衛星ガニメデ (5,262km)、土星の衛星タイタン (5,150km)、木星の衛星カリスト (4,800km)、イオ (3,630km) に次ぎ、太陽系の衛星の中で5番目に大きい。」
「月の形状はほぼ球形だが、厳密にはわずかに西洋梨形をしている。月面の最高点は平均高度より+10.75km、最低点は-9.06kmで、共に裏側にある。質量はおよそ地球の0.0123倍 (1/81)。表面積(3793万km2)は地球の表面積の7.4%に相当し、アフリカ大陸とオーストラリア大陸を合わせた面積よりもわずかに小さい。また、日本の国土面積の約100倍である。」
「月の自転軸が傾いていて軌道離心率が0ではないので、地球から見た月は秤動(ひょうどう)と呼ばれるゆっくりとした振動運動を行なっており、月面の59%が地上から観測可能である。」
「月内部の構造はアポロ計画の際に設置された月震計で明らかになった。中心から700 - 800kmの部分は液体の性質を帯びており、液体と固体の境界付近などでマグニチュード1 - 2程度の深発月震が多発している。また、浅発月震と呼ばれる地下300km前後を震源とする地震は、マグニチュード3 - 4にもなるが、発生原因の特定はできていない。表面から60kmの部分が地球の地殻に相当し、長石の比率が高い。いわゆる地球型惑星と同様に岩石と金属からなり、深さによって成分が異なる(分化した)天体である。」
「現在は地質学的にも死んでいて、マントル対流も存在しないが、少なくとも25億年前までは火山活動があったことが確認されている。チタンなどの含有量は非常に多い。地球のような液体の金属核は存在しないと考えられている。」
「海は月表面の35パーセントを占めるが、月の裏側にはほとんど存在せず、高地と呼ばれる急峻な地形からなる。月の海は、まだ内部が熱く溶け、地表の下に溶岩がある時代に隕石の衝突によって生じたクレーターの底から玄武岩質の溶岩がにじみ出てクレーターが埋められたものとされている。約20kmの厚みがある冷えて固まった黒っぽい玄武岩の層で覆われているために光をあまり反射せず、他と比べて暗く見える。」
「海以外の部分は、小石が集まった角礫岩から構成されている。これは太陽系初期から残った微惑星の衝突によって生じたものである。月には大気や水がほとんど存在しないため、地球では大気との摩擦で流星となって燃え尽き、地表に到達しない微小な隕石も、月ではそのまま月面に衝突してクレーターをつくる。また水や風による浸食や地殻変動の影響を受けることもないので、数多くのクレーターがそのまま残る。」
「月面は砂(レゴリス)によって覆われている。レゴリスは隕石などによって細かく砕かれた石が積もったものであり、月面のほぼ全体を数十cmから数十mの厚さで覆っている。より新しいクレーターなどの若い地形ほど層が浅い。その粒子は非常に細かく、宇宙服や精密機械などに入り込みやすく、問題を起こす。しかしその一方でレゴリスの約半分は酸素で構成されており、酸素の供給源や建築材料としても期待されている。また太陽風によって運ばれた水素やヘリウム3が分布密度は小さいものの吸着されており、核融合燃料になると考えられている。」
ここまで読んで、ヘリウム3という、太陽風由来の物質があることが分かった。
報道などで、たまに出て来るが、わざわざ月まで採りに行くほどの価値があるものなのだろうか。
アバターに出て来る飛行石(アンオブタニウム)なら、分からないでもないが。
グーグルアースの中に、グーグルムーンというのがあって、月の表面の地形や、人類が残したゴミ(宇宙船など)の位置を知ることが出来る。
詳細な地形データは、どうやらこれから整理されるようで、かぐやの大雑把なデータを元にした月球儀が分かりやすい。
(月の地形図)
http://gisstar.gsi.go.jp/selene/)
他の地図(月図?)と照らし合わせなければいけない点や、データが荒くて、細部が分からない点を除けば、月面全体の地形を分かりやすく知ることが出来る。
浮沈子が驚いたのは、東の海と名付けられている巨大なクレーターである。
(東の海)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E3%81%AE%E6%B5%B7
「三重のリング構造は小惑星サイズの天体の衝突により月の地表が波打って形成された。月の海としては比較的玄武岩が少ない。中心部を覆う玄武岩の層はおそらく厚さ1km未満で、これは地球側にある他の海と比べて極めて薄い。」
直径は900kmに及ぶ。
地球に小惑星が衝突すると、こんなもんが出来るわけだな。
地上の生物は、ひとたまりもないだろう。
月の反対側には、「縁の海(ふちのうみ)」というのがあるそうだが、東の海の衝突の際に、反対側から溶岩が溢れて出来たという説があるらしい。
(縁の海)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B8%81%E3%81%AE%E6%B5%B7
「It is also located at the antipode of the Mare Orientale impact basin, and may be associated with the formation of that feature.」(英語版)
まあ、凄まじい話だな。
今回、中国の探査機(嫦娥3号)が着陸したのは、虹の入江というところらしい。
(虹の入江)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%99%B9%E3%81%AE%E5%85%A5%E6%B1%9F
一見平らに見えるが、ウィキの高解像度画像で見ると、細かいクレーターがいくつもある。
ここも、元はクレーターであった。
雨の海から流れ込んだ溶岩によって、埋められて出来た。
(雨の海)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%A8%E3%81%AE%E6%B5%B7
これも、隕石の衝突で出来た大クレーターである。
「雨の海には同心円の外壁が3枚あり、巨大な隕石の衝突によって形成された。最も外側の外壁の直径は1,300キロメートルあり、いくつかの範囲に分かれている。」
ひえーっ!。
「最も外側の外壁の高さは、中心部の底からおよそ7キロメートルである。表面を覆う地層の深さはおおよそ5キロメートルであるため、雨の海の深さの合計はおおよそ12キロメートルである。雨の海の外側約800キロメートルには、隕石の衝突によって舞い上がった岩石が堆積している。」
「雨の海は37億年前から39億年前に形成した海であり、東の海に次いで若い海である。」
比較的平坦で、穏やかな印象のある月の海だが、とんでもない宇宙地質現象(隕石の衝突で、地殻に穴が開き、中の溶けた溶岩があふれ出して、数キロの厚さで堆積する)なわけだ。
我々にとって、馴染み深い名前の海は、やはり、これ!。
(静かの海)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%99%E3%81%8B%E3%81%AE%E6%B5%B7
アポロ11号の着陸したとこだな。
「地質は後期インブリウム代(約38億- 約32億年前)の若い洪水玄武岩である。周囲の山々は前期インブリウム代(約38.5億- 約38億年前)と考えられるが、静かの海のベイスンそのものは先ネクタリス代(約45.5億年前の月の形成期)にできたものと推定される。」
月の地質年代区分を見ておこう。
(月の地質年代尺度)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E8%B3%AA%E5%B9%B4%E4%BB%A3%E5%B0%BA%E5%BA%A6
「名称 時期
先ネクタリス代 4,550 百万年前 ~ 3,920 百万年前
ネクタリス代 3,920 百万年前 ~ 3,850 百万年前
前期インブリウム代 3,850 百万年前 ~ 3,800 百万年前
後期インブリウム代 3,800 百万年前 ~ 3,200 百万年前
エラトステネス代 3,200 百万年前 ~ 1,100 百万年前
コペルニクス代 1,100 百万年前 ~ 現在」
「月面上にある多くの高台については、先ネクタリス代からネクタリス代にかけて形成されたが、正確な年代は得られていない。そのような高台の地層は、先インブリウム代の地層と呼ばれている。」
そうか、高台の地層が古く、溶岩が溢れて出来た海の地層は新しいわけだ。
地球の海と大陸の関係に、似ているな(成因は違いますけど)。
月の裏側にある「南極ーエイトケン盆地」というのが、破格の大きさである(そして、最も古い)。
(South Pole–Aitken basin)
http://en.wikipedia.org/wiki/South_Pole%E2%80%93Aitken_basin
直径およそ2500キロというから、日本列島の主要4島は、すっぽりと入ってしまう。
この地形は、低角度(30度以下)での衝突によって出来たと考えられている。
最近では、月のウサギの部分が、纏めてインパクトクレーターだという説が有力になっている。
(プロセラルム盆地)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%BB%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%A0%E7%9B%86%E5%9C%B0
(月の表と裏の違いをもたらした超巨大衝突を裏付ける痕跡を発見)
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2012/pr20121029/pr20121029.html
「衝突溶融物に多く含まれる低カルシウム輝石の分布状況を調べた。その結果、月の表側にあるプロセラルム盆地に対応する直径3000 kmもの円状の分布を発見した。これは、超巨大衝突によって生成した衝突溶融物によるものと考えられ、月の形成初期の超巨大衝突を、初めて観測データによって裏付けることができた。」
いやはや、もう、どうにでもしてくれ!。
さて、ドハデなインパクトの巨大クレーターである海とか、入江とかとは別に、普通のクレーターというのも当然ある(というか、ほとんどは、これ)。
海の成立の過程を見た後では、なんか、ホッとするような大きさである。
(ヘルツシュプルング (クレーター))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%84%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%82%B0_(%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC)
「ヘルツシュプルングクレーター (Hertzsprung crater) は、月の裏側にあるクレーターである。デンマーク生まれの天文学者アイナー・ヘルツシュプルングにちなんで名づけられた。国際天文学連合が認証・命名しているクレーターとしては月面最大である。」
直径 536.37 kmだという(東京ー大阪間は、515.4km)。
(ヘルツシュプルング:裏側の赤道上にある)
http://gisstar.gsi.go.jp/selene/Maps/Stereo_aw-100.gif
地球上でも、これに匹敵する隕石の痕跡が確認されている。
(恐竜絶滅の決定打はインドの隕石?)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=65951327&expand
「隕石の衝突によってインド洋の海底に直径500キロの窪みができた」とある。
(シバ・クレーター)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%90%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC
(GeoHack - シバ・クレーター)
http://tools.wmflabs.org/geohack/geohack.php?language=ja&pagename=%E3%82%B7%E3%83%90%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC¶ms=18_40_N_70_14_E_type:landmark_region:IN_scale:10000000
「シバ・クレーターはムンバイ西方の海底にあり、長さ600km、幅400kmの長方形の形状をなしている。これは地球上最大の隕石クレーター、フレデフォート・ドームを上回る。」
たしかに、座標の西側には長方形のくぼ地があるように見える。
インド亜大陸の反対側に、確かにセイシェル諸島もあるな。
まあいい。
月のクレーターでパット見で目立つといえば、満月の時に見られる明るい光状を伴ったティコ(チコ)クレーターが余りにも有名だが、この名を挙げたからには、浮沈子的には、クラビウスを挙げないわけにはいかない。
(Clavius (crater))
http://en.wikipedia.org/wiki/Clavius_(crater)
けしからんことに、日本語のウィキがない!。
まあ、どうでもいいんですが。
名前の元になった、数学者のクラビウスについては記事がある。
(クリストファー・クラヴィウス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%A6%E3%82%B9
ガリレオの理解者であったようだな。
「1579年に入ると、当時実際の季節とユリウス暦上の季節のずれが問題となっていたため、ユリウス暦に変わる新しい暦の研究・算出を行う委員会がつくられ、その中心的人物としての重責を担った。こうして作られたのがグレゴリオ暦であり、1582年に教皇グレゴリウス13世の正式な認可を受け、まずカトリック諸国で採用された。現在では世界中でこのグレゴリオ暦が採用されている。」
われわれは、現在もクラビウスのお世話になっているわけだ。
「クラヴィウスは月面がきれいな平面であると考えていたため、ガリレオの「月の陰影は山脈やクレーターによる凹凸である」という説明には納得がいかなかったようである。」
「月には山脈やクレーターがあるという説をなかなか受け入れられなかったクラヴィウスだが、自分の名前が巨大なクレーターの名前になっているのは皮肉なことといえるかもしれない。」
さて、もちろん、何の変哲もないクレーターに着目するのには、訳がある。
(Clavius Base)
http://en.wikipedia.org/wiki/Clavius_Base
2001年宇宙の旅で、月面基地がある場所として登場する。
ここから、モノリスが発見されたティコクレーターまで、宇宙船(ムーンバス)で移動するわけである(ハム、ハム、ハム・・・、あった!:分かります?)。
(2001: A Space Odyssey [Yurt]動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=GQnMAArrhBk
(2001: A Space Odyssey (1968)00:45:28 Got any ham?:セリフ)
http://www.subzin.com/quotes/2001%3A+A+Space+Odyssey/Ham,+ham,+ham
「Time - Phrase
00:45:23 -Is this chicken? -Something like that.
00:45:25 Tastes the same, anyway.
00:45:28 Got any ham?
00:45:29 Ham, ham, ham....
00:45:31 There, that's it.
00:45:36 Look pretty good.」とある。
まあ、火星通り越して、木星まで行っちゃうんだから(原作では土星が目標)、SFとしては楽しめても、リアリティはない。
(2001年宇宙の旅)
http://ja.wikipedia.org/wiki/2001%E5%B9%B4%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E6%97%85
「世界映画史に残る不朽の名作のひとつとして認識されている。日本の文部科学省が「特選」に指定している、唯一のSF映画としても知られている。」
まあ、眠くなることは間違いないが、大スクリーンで観る特撮は、ド迫力だな(浮沈子は、テアトル東京で観ました)。
ヨハンシュトラウスの美しく青きドナウに載せて、シンクロする巨大ドーナツ型宇宙ステーション5と、今はなきパンアメリカン航空のロゴを付けた宇宙往還機オリオン3型(これ、オリオン宇宙船の元ネタじゃね?)、ボールペンが浮遊する、リアルなシーンに感動する。
アリエス1B型月シャトルの、ムーンベースへの着陸シーンにも感動する。
作りこまれたミニチュアや、撮影技術、光と影、圧倒的なスケールに加え、ボーマン船長とHAL9000との息詰まる攻防。
史上最高の傑作か、もしくは、スタンリー・キューブリックの自己満足にハリウッドが付き合わされた、史上最低の高コスト映画のどちらかであることは間違いない。
中途半端はない!。
「月面シャトル船長:エド・ビショップ『謎の円盤UFO』のストレイカー最高司令官役。」とある。
ホントかよ!?。
クラビウスが、なぜムーンベースの場所に選ばれたかは知らない。
自分で確かめに行くわけにもいかない。
2001年は、とっくに過ぎてしまっていても、人類は、月を見放してしまった。
中国でも、インドでも、ロシアでもいいが、月に降り立って、モノリスでも見つかれば、話は一気に変わるんだがなあ!。
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