指ぬき2014年01月12日 03:26

指ぬき
指ぬき


サイドマウントでは、様々なスキルが必要になる。

タンクのバルブ側の固定方法は、バンジーだけだったり(浮沈子が習っている方法)、ボルトスナップだったり、両方だったりするが、ボトム側を固定するのは全てタンクに巻いたベルトに固定したボルトスナップを、BCの尻尾やウエストベルトに付けたDリングに引っ掛けることによって行う。

スナップの口を開けるときには、親指で、出っ張りを引っ掛けてスライドさせるが、この時に親指の皮を切る。

傷だらけになるのだ。

(ステンレス製 ハードウエアー ボルトスナップ 120mm)
http://www.amazon.co.jp/Ex-Scuba-%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%82%B9%E8%A3%BD-%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%A6%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%BC-%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%8A%E3%83%83%E3%83%97-120mm/dp/B003A2RQ70

で、画像は、これを防止するための指ぬきである。

材質はネオプレーンの3mmくらいで、実は、元々手袋だったものを、なんと、ハサミでチョキンとしたもの。

まだ使っていないので、滑らないかとか、抜けて落ちないかとか、その辺の使い勝手はわからない。

しかし、タンクの付けはずしの際に、傷だらけになるというのは、野郎共はともかく、妙齢のご婦人には辛いところだ。

初めは、親指を残して、手首はそのままにしたフィンガーガード(人差し指用)の親指版を構想していたのだが、チョキチョキと作り上げてから、余った4本の指を見ているうちに、これでいいじゃん!、と考えて、チョキン!。

(フィンガープロテクター)
http://www.hamadashokai.co.jp/goods/detail.php?match_code=4997223353654

これなら、グローブ着用が禁止されているエリアでも、文句はあるまい。

もちろん、当初の親指用の方は、しっかりした装着感で、実用間違いないが、指ぬきで済めばそれに越したことはない。

欠点は、小さすぎて、なくなりそうなこと。

色とか柄がダサいこと。

サイドマウントの必携アイテムとして、流行ること間違いない!。

まあ、サイドマウント自体が流行らなければ、元も子もないんだが・・・。

カラー画像にすると、自分の手ながら、あまりに不気味なので白黒にした(やっぱ、不気味だ)。

もう一つ、問題がある。

親指の先だけ、白く日焼けしない状態の説明が難しい。

まあ、どうでもいいんですが。

普通の事務用品としての、ゴム製の指ぬきでも代用できるかどうかは分からない。

余り薄いと、そっちが破れてしまうということもある。

こういう機能的なウェアというのは、その辺りの頃合が微妙なのだ。

フックに当る部分に、プロテクトとしてゴム引きしてあると理想的だな。

ダイビング中には、親指の腹を使って、インフレーターのボタンを押したり、可動式のDリングの位置を調整したりする。

そういった際に、何か不都合が生じるようなら、改良が必要になるかもしれない。

親指に耐水テープを巻くという、さらに簡便な方法もある。

ちょっとしたことが気になって、サイドマウントが嫌いになったりするのは勿体無い。

しかし、指導団体や、ショップは、こういったことも含めてきちんと対応すべきだろう。

何なら、受講の際に、オマケグッズとして、ショップからプレゼントしてくれると嬉しかったりする。

ドーセ、原価なんて、たいしたこと無いんだし、そもそも、ネオプレーンの切れ端なら、業界にはいくらでもあるだろう。

指先を保護するということは、サイドマウントでは重要だ。

タンクが外せなくなったりしたら、エキジットの際に、大変な思いをしなければならない。

反対側のタンクというのは、逆の腕では外せないのだ。

2本持ちを原則とするサイドマウントでは、ある意味で、必須のアイテムなのである。

フィンガープロテクター、フィンガーガード、指ぬき、指サック、何でもいい。

ふやけて傷つきやすくなった指を保護するアイテムを、是非とも用意していただきたい。

もっとも、切れて痛そうにしている彼女の指を、優しく舐めてあげよう!、などと、不届き千万なことを考えている輩には、無用の長物ではある・・・。

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