シールズ出動! ― 2014年03月18日 06:12
シールズ出動!
(Navy SEALs)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Navy_SEALs
このブログでも、既に取り上げている。
(シールズ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/09/20/6579655
浮沈子の世界と対極にある。
平和で、ぼーっとして、ゆるくて、運動不足で、眠い世界はそこにはない!。
米国海軍の中の選び抜かれた精鋭で、特殊作戦行動を行う。
「部隊編成:
・海軍特殊戦グループ1
チーム1 … 極東アジアを除くアジア太平洋全域担当
チーム3 … 中東地域担当
チーム5 … 極東アジア担当(北朝鮮関連問題等で、韓国に駐留している。)
チーム7 … アメリカ西海岸担当
SEAL輸送チーム1 … ハワイ パールハーバーに拠点を置く。SDV(SEAL Delivery Vehicle SEAL専用小型潜水艦)専門部隊
・海軍特殊戦グループ2
チーム2 … ヨーロッパ、地中海担当
チーム4 … アメリカ本土担当
チーム8 … アフリカ、地中海担当
チーム10 … アメリカ東海岸担当
SEAL輸送チーム2 … SDV(SEALs Delivery Vehicle SEAL専用小型潜水艦)専門部隊
・チーム6は対テロ特殊部隊DEVGRUとして独立している。チーム9は欠番である。」
ニュースの片隅に、このシールズの名前が載っていた。
(リビア反政府勢力下の原油タンカー、米特殊部隊が制圧)
http://www.afpbb.com/articles/-/3010483?ctm_campaign=txt_topics
事実関係が錯綜していて、良く分からないが、北朝鮮が関係ないといっている北朝鮮の国旗を掲げたタンカー「モーニング・グローリー(Morning Glory)」が、武装したリビア人3人に乗っ取られ、リビアの反政府勢力が占拠するベンガジから原油を積み出して出航し、公海上でシールズに制圧されたということだな。
リビア議会は、出航を阻止できなかったとして、首相を解任している。
大事だったわけで、「司法長官はタンカーに作業をやめるよう命じた。何人もリビアの主権を尊重しなければならない。指示に従わなければタンカーを爆撃する」という首相の発言も、別の記事に掲載されている。
(リビア首相、「北朝鮮の石油タンカーに爆撃も辞さず 」)
http://www.afpbb.com/articles/-/3010027?ctm_campaign=relation&cid=3010483
「リビア東部の複数の石油ターミナルでは1951年のリビア独立後の10年間に認められた東部地域の自治の復活を要求するとともに、当局の汚職を非難して原油収入の公平な分配を求めるデモが行われている。」
まあ、どっかで聞いたような話だな。
シールズのウィキには、作戦に成功したものもあれば、無残な失敗に終わったものもある。
彼らは、現代の忍者なのだ。
浮沈子は、国際紛争を解決するための手段としての戦争と武力の行使を永久に放棄した国家に通常住んでいるので、特殊作戦なんて、映画や漫画の中だけでしかイメージできない。
現実にそれが行われ、米国の権益が保護され、米国にとって好ましくないと認められる勢力が損害を蒙るという状況を見ると、やっぱ、ちっとは武力の行使をしてもいいかな、などと考えてしまう。
いやいや、我が国は平和国家として、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しないことを誓っている。
米国の利益を守るために、日本人が戦争に巻き込まれることがあってはならない。
公海上で北朝鮮の攻撃を受けた米国艦船を、近くにいた自衛隊が守ってやらなくてもいいような状況にしなければならない。
だいたい、そんなアホな艦隊編成で行動している米軍が悪いのだ。
自業自得であるな。
集団的自衛権を行使して得をするのは米国だけであることは、誰が考えても分かり切ったことだ。
一般の米国人が、そのとき払った日本の犠牲を、尊いと感じるか、当然と感じるかは、彼の国の軍国教育を見れば明らかだろう(未だに原爆投下は正当だったと教育している)。
自前で何とかしてくれ!。
自衛隊が、米国近海で活動し、我が国の国益を確保するために、ベネズエラとかキューバとかと対峙して、そん時に米国海軍なり何なりとの連携を図らなくてはならなくなったときに考えればいいのだ。
少なくとも我が国周辺での事態に集団的自衛権などという、一人前の国家としての偉そうなセリフを吐く必要などはない。
中国にしても、韓国、北朝鮮、ロシア、そして、最大の仮想敵国である米国にしても、我が国に対して直ちに武力侵略を図ることなど考えられない。
靖国参拝を巡る米国の対応を見ると、少し大人しくしていてくれ、という感じだな。
別に、米国の機嫌を取る必要はないが、北東アジアの情勢を安定させることが、米国の利益(=中国の利益?)につながることは確かだ。
客観的に見て、我が国は戦後から抜け出ているわけではない。
第二次世界大戦の敗戦国であり、国際連合の敵国条項の適用国であり、政治的経済的にはともかく、軍事的には米軍の占領下であり続けている。
戦後レジームは、今も続いている。
我が国が、シールズのような特殊作戦部隊を持ち、国際紛争を解決する手段として運用することが出来た時、初めて戦後は終わったということになるのだ。
まあ、今世紀中には無理じゃね?。
別に米国が羨ましいとか、そういう風には感じない。
我が国のように、他国と戦争して独立を勝ち取った歴史を持たない国家は、軍隊を自分たちを守ってくれる有難い存在とは感じられないかもしれない。
大量破壊兵器(最近は、核兵器よりも「使いやすい」兵器もあるらしい)を自前で保持し、自衛隊を正式の軍隊として運用し、武力による威嚇を行い、米軍を基地から撤退させても自国の防衛が出来るようになって初めて独立国家としてものが言えるようになるのだろう。
リビアでの作戦が成功したのが良かったのか、そのタンカーを追跡して、輸出相手国を特定してから爆撃した方が良かったのかは何ともいえない。
地中海などの海洋汚染がなかったことを考えると、爆撃しなかった方が良かったかな?。
(Navy SEALs)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Navy_SEALs
このブログでも、既に取り上げている。
(シールズ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/09/20/6579655
浮沈子の世界と対極にある。
平和で、ぼーっとして、ゆるくて、運動不足で、眠い世界はそこにはない!。
米国海軍の中の選び抜かれた精鋭で、特殊作戦行動を行う。
「部隊編成:
・海軍特殊戦グループ1
チーム1 … 極東アジアを除くアジア太平洋全域担当
チーム3 … 中東地域担当
チーム5 … 極東アジア担当(北朝鮮関連問題等で、韓国に駐留している。)
チーム7 … アメリカ西海岸担当
SEAL輸送チーム1 … ハワイ パールハーバーに拠点を置く。SDV(SEAL Delivery Vehicle SEAL専用小型潜水艦)専門部隊
・海軍特殊戦グループ2
チーム2 … ヨーロッパ、地中海担当
チーム4 … アメリカ本土担当
チーム8 … アフリカ、地中海担当
チーム10 … アメリカ東海岸担当
SEAL輸送チーム2 … SDV(SEALs Delivery Vehicle SEAL専用小型潜水艦)専門部隊
・チーム6は対テロ特殊部隊DEVGRUとして独立している。チーム9は欠番である。」
ニュースの片隅に、このシールズの名前が載っていた。
(リビア反政府勢力下の原油タンカー、米特殊部隊が制圧)
http://www.afpbb.com/articles/-/3010483?ctm_campaign=txt_topics
事実関係が錯綜していて、良く分からないが、北朝鮮が関係ないといっている北朝鮮の国旗を掲げたタンカー「モーニング・グローリー(Morning Glory)」が、武装したリビア人3人に乗っ取られ、リビアの反政府勢力が占拠するベンガジから原油を積み出して出航し、公海上でシールズに制圧されたということだな。
リビア議会は、出航を阻止できなかったとして、首相を解任している。
大事だったわけで、「司法長官はタンカーに作業をやめるよう命じた。何人もリビアの主権を尊重しなければならない。指示に従わなければタンカーを爆撃する」という首相の発言も、別の記事に掲載されている。
(リビア首相、「北朝鮮の石油タンカーに爆撃も辞さず 」)
http://www.afpbb.com/articles/-/3010027?ctm_campaign=relation&cid=3010483
「リビア東部の複数の石油ターミナルでは1951年のリビア独立後の10年間に認められた東部地域の自治の復活を要求するとともに、当局の汚職を非難して原油収入の公平な分配を求めるデモが行われている。」
まあ、どっかで聞いたような話だな。
シールズのウィキには、作戦に成功したものもあれば、無残な失敗に終わったものもある。
彼らは、現代の忍者なのだ。
浮沈子は、国際紛争を解決するための手段としての戦争と武力の行使を永久に放棄した国家に通常住んでいるので、特殊作戦なんて、映画や漫画の中だけでしかイメージできない。
現実にそれが行われ、米国の権益が保護され、米国にとって好ましくないと認められる勢力が損害を蒙るという状況を見ると、やっぱ、ちっとは武力の行使をしてもいいかな、などと考えてしまう。
いやいや、我が国は平和国家として、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しないことを誓っている。
米国の利益を守るために、日本人が戦争に巻き込まれることがあってはならない。
公海上で北朝鮮の攻撃を受けた米国艦船を、近くにいた自衛隊が守ってやらなくてもいいような状況にしなければならない。
だいたい、そんなアホな艦隊編成で行動している米軍が悪いのだ。
自業自得であるな。
集団的自衛権を行使して得をするのは米国だけであることは、誰が考えても分かり切ったことだ。
一般の米国人が、そのとき払った日本の犠牲を、尊いと感じるか、当然と感じるかは、彼の国の軍国教育を見れば明らかだろう(未だに原爆投下は正当だったと教育している)。
自前で何とかしてくれ!。
自衛隊が、米国近海で活動し、我が国の国益を確保するために、ベネズエラとかキューバとかと対峙して、そん時に米国海軍なり何なりとの連携を図らなくてはならなくなったときに考えればいいのだ。
少なくとも我が国周辺での事態に集団的自衛権などという、一人前の国家としての偉そうなセリフを吐く必要などはない。
中国にしても、韓国、北朝鮮、ロシア、そして、最大の仮想敵国である米国にしても、我が国に対して直ちに武力侵略を図ることなど考えられない。
靖国参拝を巡る米国の対応を見ると、少し大人しくしていてくれ、という感じだな。
別に、米国の機嫌を取る必要はないが、北東アジアの情勢を安定させることが、米国の利益(=中国の利益?)につながることは確かだ。
客観的に見て、我が国は戦後から抜け出ているわけではない。
第二次世界大戦の敗戦国であり、国際連合の敵国条項の適用国であり、政治的経済的にはともかく、軍事的には米軍の占領下であり続けている。
戦後レジームは、今も続いている。
我が国が、シールズのような特殊作戦部隊を持ち、国際紛争を解決する手段として運用することが出来た時、初めて戦後は終わったということになるのだ。
まあ、今世紀中には無理じゃね?。
別に米国が羨ましいとか、そういう風には感じない。
我が国のように、他国と戦争して独立を勝ち取った歴史を持たない国家は、軍隊を自分たちを守ってくれる有難い存在とは感じられないかもしれない。
大量破壊兵器(最近は、核兵器よりも「使いやすい」兵器もあるらしい)を自前で保持し、自衛隊を正式の軍隊として運用し、武力による威嚇を行い、米軍を基地から撤退させても自国の防衛が出来るようになって初めて独立国家としてものが言えるようになるのだろう。
リビアでの作戦が成功したのが良かったのか、そのタンカーを追跡して、輸出相手国を特定してから爆撃した方が良かったのかは何ともいえない。
地中海などの海洋汚染がなかったことを考えると、爆撃しなかった方が良かったかな?。
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