ダイマスの課題2014年07月02日 10:56

ダイマスの課題
ダイマスの課題


バックマウントで、シュノーケルつけて、1度も潜ったことがない浮沈子!。

自分のシュノーケルを持ってはいるが、陸上ですら咥えたことはない。

そういえば、レスキューの時も、シュノーケル使わなかったな。

大井町のスキューバプロショップにあった、ダイブマスターコースの案内の中に、ダイブスキル・ワークショップの内容が出ていて、焦った!。

1 器材セッティング(これが一番怪しいかも)
2 プレダイブセーフティチェック(なんか、教わったような記憶が・・・)
3 ディープウォーターエントリー(?)
4 水面での浮力チェック
5 スノーケルからレギュ/レギュからスノーケル交換(まあ、このくらいならOKか)
6 ファイブポイント潜行(?)
7 レギュレーターリカバリーとクリア
8 マスクの脱着とクリア
9 エア切れの練習とバックアップ空気源の使用(停止位置で30秒)
10 バックアップ空気源での浮上
11 フリーフローレギュレーターからの浮上
12 中性浮力(パワーとオーラル)
13 ファイブポイント浮上(?)
14 コントロールされた緊急スイミングアセント
15 ホバリング(30秒間:CCRでやらせてくれえ!)
16 水中でマスクなし移動
17 水中でウエイトシステムの脱着
18 水中でスクーバユニット脱着
19 水面でスクーバユニット脱着
20 水面でウエイトシステムの脱着
21 垂直にヘッドファーストでスキンダイブ
22 スキンダイビングをしながら1回の呼吸で15メートル以上泳ぐ
23 スキンダイビングから浮上後、ブラスト法でスノーケルクリア(???)
24 スキンダイビングから浮上後、ディスプレーメント法でスノーケルクリア(???)

(D-2-1.スノーケルクリア)
http://www.nctd.go.jp/senmon/shiryo/suisan/d/d_2/d_2_1.html

「1.ブラスト法(吹き出し法)の手順
■ 解説のポイント
(1) スノーケルをくわえ息を吐いてから、大きく息を吸い込みスノーケルの先端が完全に水没するまでヘッドファーストで潜る。
(2) 水面を見上げる状態で浮上し、水面に出たら顔を水面につけた状態で自分の吐く息でスノーケル内に残っている水をすべて排除する。(スノーケルの先端および排水弁より水が吹き飛んでいく様子が分かるようにする。)1回で排除できないときは、ゆっくりと息を吸い全部排除できるまで繰り返し行う。
(3) すべて排除できたら顔をつけたまま2~3回呼吸してみる。」

「2.ディスプレイメント法(置換法)の手順
■ 解説のポイント
(1) 頭を後ろに傾けながら浮上する。
(2) 水面が近くなったら少量の空気をスノーケルの中に吐き出す。(吐き出した様子が分かるようにする。)
(3) 浮上するに従いスノーケル内の空気は膨張し、スノーケル内の水は押出される。(空気が膨張して水が押出される様子が分かるようにする。)
(4) 水面直前で顔を下に向け直すときに、息を少し吐く。(息を吐いた様子がスノーケル内で分かるようにする)
(5) 水面に浮上したときスノーケル内の水がすべて排除される。(スノーケル内に水がたまっていない様子がわかるようにする。)
(6) 水面に顔をつけたまま2~3回呼吸してみる。
(7) 排水弁付のスノーケルではあまり効果はない。」

排水弁つきのスノーケルしか、持ってないんですけど。

ディスプレイスメント(置換)が正しいんじゃね?。

(シュノーケル・クリアー方法)
http://ameblo.jp/ainary1/entry-10966332186.html

「③ディスプレースメント法(水中置換法)
長い間、潜って肺の中の酸素濃度が低くなった時などにブラスト法で、一気に肺の中の空気を放出してシュノーケルクリアーをする方法だと、ブラックアウトしてしまう場合も考えられます。
ディスプレースメント法(水中置換法)は、少量の空気の力を利用してシュノーケルの中に溜まった海水を外に出すシュノーケルクリアー方法なので、ブレスト法より体内の空気を一気に放出することはしなくて良くなります。」

「ディスプレースメント法(水中置換法)のやり方。。。
①その場合、浮上する時に水面が近付いて来たら、顔を水面の方に向けて上げます。
②その姿勢が出来たら、軽く「ぷっ」と息を吐きスノーケルに少しだけ空気を貯めます。
③浮上して、水面に顔が出る瞬間に、顎を引いて、顔を下に向けてスノーケルの先を出します。」

「スノーケルがクリアーされる理由は・・。
 最初に軽く「プッ」と息を吐いて貯めた泡が、潜行によりスュノーケルの筒の中に貯まった海水(水)を押し上げながら、外に出て行くからです。
それが、ディスプレースメント法(水中置換法)と言うスノーケルクリア方法です。」

「客観的に見ているとしたら・・・。
 ブラスト法は、クリアした時にシュノーケルの先から「ばぁーぁ」と言う感じで水が出ます。
 ディスプレースメント法は、いつ海水が排出されているのか??
シュノーケルクリアーがいつ行われたのか?わかりにくい位に、スムーズにシュノーケルから海水が排出される感じです。」

うーん、何となく分かったような、分からないような。

まあいい。

スタミナ実習の400m水泳だけがネックというわけではないのだ。

ダイブマスターは、スノーケリングのインストラクションを実施できるとある。

(ダイブマスター・コース:PADIダイブマスターになるとできること)
http://www.padi.co.jp/visitors/pro/pro_007.asp

「◆PADIスキンダイバーコースを単独で実施し、認定ができる。
◆PADIディスカバー・スノーケリング・プログラムを実施できる。」

できなくってもいいから、スノーケルのスキルって、パスできないのかな。

できないんだろうな。

そもそも、なんでスクーバダイバーなのに、スノーケルのスキルが必要なのか。

水面移動の時しか使わないし、実際、浮沈子はその時でも使っていない。

スノーケリングは、それ自体は楽しそうだし、独立した世界を持っているのだろうが、浮沈子は全く興味がない。

まあ、相手が決めたコースの内容に、文句をつけても仕方ない。

ここは、じっと堪えて、言うとおりにするしかないのだ。

あと、EFRも必要だ。

浮沈子は、EFRIというインストラクター資格まで取ってしまおうと思っているが、まあ、実際に教えるかどうかは考え物だ。

この資格は、ノンダイバーでも取れるので、興味があれば受講するのも手である。

ただし、消防署の方でも実施していて、CPRと応急手当を併せても、PADIが実施するより遥かに安い。

浮沈子は、レスキューの教材の中で、EFRの関連が出てきて、用語や概念が独特ということもあり、今後PADIベースでダイビングに係っていくとしたら、受講しておいたほうがいいだろうということで選択した。

インストラクターレベルまで取るのは、勢いであるな。

このくらいなら、教えることもできようというものだ。

CPRのデモンストレーションは、短時間だけやって、生徒にはフルスペック(5クール)やってもらおう(イッヒッヒ!)。

ダイブマスターは、浮沈子にとっては通過地点である。

大井町では、IDCも開催している(座学は横浜、ダイビングは富戸)。

日本で取っちゃおうかなあ。

バリで取るのもいいけれど、今後のことを考えると(目指せ。CCRのインストラクター!)、日本で取っておいたほうが、いいような気もする。

どーせ、CCR(セブン)の方は、柏崎さんに教わるんだし・・・。

さらにその先に、CCRのインストラクターコースがあって、ようやくスタート台に立てるわけだ。

延々と続く長い道である。

まずは、来週のCCRの受講からだ。

ライフスタイル2014年07月02日 22:56

ダイバーというライフスタイル
ライフスタイル


プロダイバーといったって、職業潜水士ではなく、レクリエーショナルダイバーのなれの果て、好きが高じてそれが仕事になり、人様に教えたり、よく知っているポイントをガイドしたり、ダイビングの器材や、サービスを売っておまんまを食えるようになった人々のことである。

浮沈子は、そういうわけでは決してなく、スキルアップと安全管理を高めようという動機でチャレンジしようとしている。

我が国では、ダイバーがスポンサーを得て、プロダイバーとして華麗に潜って見せて金を稼ぐという仕組はない。

世界でもたぶん、ないだろう。

モデルとかはいるようだな。

サーフィンとかと違って、ダイビングは競技スポーツではないのだ。

サーフィンのことはよく知らないが、競技スポーツとしてだけではなく、ライフスタイルとしてのサーファーというのがあるらしい。

どうやって食っていけるのかは知らないが、ナチュラルなものを食べ、酒類は飲まず、たばこもやらない(マリファナは吸うんだろうな)。

日本では余り聞かないが、そういう生き方をしていく。

海との関わりの中で、自然に生きる。

何か、浮沈子が考えているダイバー像と重なるものがある。

シンプルな生活を受け入れ、自然との一体感を楽しむのだ。

一般には、レクリエーショナル(つまり、気分転換ですな)としてのダイビングなのだが、それが生活になる。

人生のメインの時間がダイビングになるわけだ。

生活が、ダイビングを中心に回りだす。

もちろん、そんな生き方ができる人は多くない。

ダイバーが、みんなプロになってしまうわけではない。

浮沈子がイメージしているのは、ショップなどに出入りしているプロダイバーとも少し違う。

タイのピピ島では、流しのガイドというか、インストラクターがいて、短期間(1か月とか2か月とか)働いて、どこかへ行ってしまうのだという。

固定的にショップに所属しているわけではなく、フリーなのだ。

鵜飼康子さんも、ずーっとモスキートダイバーズというショップにいたのだが、数年前からは、特定のショップではなく、声がかかったところで仕事をしていたらしい(この前のハイシーズンは、シーフロッグだったが、次もそうとは限らない?)。

日本人のお客さんが少なくなって、常雇いしていても、効率が悪いんだろう。

英語も堪能なので、問題はないと思うんだが。

まあいい。

浮沈子は、別にそういうフリーのガイドというかインストラクターになるためにダイビングをしているわけでもない。

他人にダイビングを教えることに、情熱を持っているわけでもない。

まあ、CCRだったら、教えてもいいかなとは考えているが、それは、結局、この潜水器を広めて、自分が潜れる環境を作り出したいという、いささか手前勝手な発想なのである。

潜るという行為に集中したい。

できれば、CCRで。

そういう生き方はないんだろうか。

少し、真剣に考え出している。

まあ、日本で潜るというのは、余り望ましいスタイルではないのだが、その辺は何とかなるだろうと考えている。

何とかならないかなあ。

ライフスタイルとしての、ダイビング。

CCRなんて、全然ナチュラルじゃないんだけど、浮沈子のイメージの中では、そんなに違和感なくイメージできるんだがなあ。

話は違うが、マーク6やセブンの二酸化炭素を除去する水酸化カルシウムの商標は、従来のソフノライムではなく、ソフノ「ダイブ」というらしい(画像参照)。

時計と広告2014年07月04日 04:29

時計と広告
時計と広告


アンドロイドウェアに対応した端末が登場し、既に発売されていることについては、既にこのブログでも触れた。

(時計かあ・・・)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/06/26/7354125

この記事を書いていた時には、まだ近日発売だったサムスンのギアライブも、7月7日までに出荷されるという。

(Samsung Gear Live(ブラック))
https://play.google.com/store/devices/details?id=samsung_gear_live_black

「7月7日までに出荷されます。」

とりあえず、出してみたという感じのガジェットだ。

性能とか、デザインとか言う前に、とにかく出せ!、と。

差別化とか、そういう問題はともかく、製品として出すことが優先された感じだ。

「グーグルのプラットフォームを活用した初のスマートウオッチはこれまでで最もスマートだが、現時点で購入はすすめない。今後スタイルを刷新したウオッチやソフトの改善が見込まれるほか、アップルも年末までに自社のウオッチを投入する見込みだ。」

WSJの記事は、厳しい評価を与えている。

この記者は、全然わかってない!。

スタイルや、チープなアプリ、アップルとの競争などという、もっともらしい話とは別にして、とにかく、出したもん勝ちである。

モトローラは、出遅れているが、この市場で競争する気があるのかどうかも明らかではない。

(Motorola)
http://www.motorola.co.jp/

日本語版ホームページには、何のメッセージもない。

(IT'S TIME.COMING SUMMER 2014)
http://www.motorola.com/us/home

米国版のトップページに、リンクがあった。

(IT’S TIME for Moto 360.)
https://moto360.motorola.com/

しかし、こんな記事もある。

(グーグルのアンドロイドウェア,オート,TV, OSカスタム禁止、サムスン離脱?)
http://iphone0.net/it-trend-news/%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88tv-os%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%A0/

「Google(グーグル)はI/Oでお披露目したアンドロイドウェア、Androidオート、Android TV OSのカスタムを禁止した。」

「Googleが提供するAndroid上に、メーカーと通信事業者たちは独自UI、ランチャー、支援アプリなどを設置して発売した。」

「I/Oで披露した新プラットフォームでは、Googleが禁止するものと見られる。」

まあ、アンドロイドオートについては、安全性の問題もあるし。

「グーグルのエンジニアリング責任者、デビッド·バークは、Android端末を使用しているすべてのユーザーが一貫性のあるユーザー経験を持つことを望んでいると言及した。」

「GoogleのAndroidソフトウェアを搭載してリリースした3つのスマートウォッチの一つであるGear Liveを作ったサムスンは自社のギャラクシーシリーズと一貫性のあるタッチウィズUIをはじめ、様々なアプリを一体にカスタムすることを望んでいる。」

「しかし、この方法は、Googleと合わないため、最終的には、Androidウェア陣営から離脱することになるという分析が出ている。」

ハードウェアから販売店まで、一貫したコントロールを行っているアップルと比べて、OSだけで何とかしようとしているグーグルは、マイクロソフトと同じ陥穽に嵌りつつある。

ガジェットの世界で、アプリを使って商売しようとする時(当然、広告出したいわけだし)、好き勝手にやられてはたまらないわけだ。

普及することは間違いない。

だって、そうしなければ、広告会社として、媒体価値を高められないからだ。

ユーザーは、鬱陶しい広告を見るという代償を払って、便利な機能を使うことができるわけなんだから。

ちっこい画面の時計にどうやって、広告を出すんだろう?。

しかも、1画面当たりの表示情報が少ないために、ユーザーは頻繁に画面を切り替えていく。

このガジェットの成功の鍵を握っているのは、デザインでも機能でもなく、いかにしてユーザーに広告を見せるかにかかっている。

そう考えると、そのための操作を司っているOSを、簡単にカスタマイズなんかしてもらっては困るわけだ。

サムスンがこのガジェットから撤退するという選択は、グーグルに対する揺さぶりに過ぎない。

しかし、広告で飯を食ってるグーグルが、そこで妥協することは有り得ない。

もちろん、お話し合いということになるだろうが、高い次元での解決を図ってもらいたいものだ。

OK、グーグル?。

テレマティクス2014年07月04日 10:40

テレマティクス
テレマティクス


(テレマティクス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%9E%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%B9

「移動体に携帯電話などの移動体通信システムを利用してサービスを提供することの総称。」

カーラジオとかは、どうなの?。

「現時点では、カーナビと連動して天気予報、渋滞情報などを閲覧したり、電子メールをやり取りするなど、あくまでも個別の自動車上での機能しか持っていないが、将来的には高度道路交通システムの一端を担うものとして期待されている。」

双方向性がなければいけないようだな。

「現在のところ、各自動車会社が独自サービスを行っている場合が多く、代表的なものに国内ではトヨタ自動車のG-BOOK、日産自動車のカーウイングス、本田技研工業のインターナビ、海外ではGMのオンスター (w:OnStar)、ダイムラーのテレエイド(TeleAid)、BMWアシスト (w:BMW Assist) 、レクサスリンク (w:Lexus Link)、フォード・シンク (w:Ford Sync)、キア・UVO (w:Kia UVO)、ルノーサムスンのINS-700などがある。」

ここに参入したのが、アップルとグーグルなわけである。

(クルマとITの融合「テレマティクス」はスマホシフトで実現に加速)
http://nge.jp/2014/06/17/post-1059

「カーナビゲーション、VICS(ビークル・インフォメーション&コミュニケーション・システム)、ETC(エレクトリック・トール・コレクション)、そして「ぶつからないクルマ」と一般的に呼ばれる衝撃軽減装置などだ。自動車メーカー関係者も、大学や国の研究機関関係者も、こうしたITSがテレマティクスのメインストリームだと信じて疑わなかった。」

「2013年6月、アップルはWWDC(ワールド・ワイド・デベロッパーズ・カンファレンス)で、「iOS in the car」を発表。これは音声認識のSiriを使って、iPhoneとクルマとのコネクティビティを行うアップル独自のプラットフォームだ。」

「アップルの動きに刺激されたグーグルは2014年1月、ラスベガスのCES(コンシューマ・エレクトロニクス・ショー)と同じタイミングで、アウディ、GM、半導体のnVIDIA等と連携するテレマティクスのコンソーシアムOAA(オープン・オートモーティブ・アライアンス)の立ち上げを発表。」

「そのカウンターパンチとしてアップルは2014年3月、スイスのジュネーブモーターショーで「iOS in the car」の量産モデル「CarPlay」を発表。メルセデス、ファラーリ、そしてボルボの実車に装着したデモンストレーションを公開した。テレマティクスの主役が自動車メーカーから欧米IT大手へと一気に変わりそうな雰囲気になってきた。」

まあ、そう簡単にはいかないだろう。

クルマに搭載するには、様々な制約があるだろうし、メーカーとしても自社の開発との整合性の問題もある。

しかし、自動運転に至る道筋の中で、車載ネットワークは、どこかでスマホとの接点を持たざるを得ない。

だって、クルマ運転するなんて、必要悪で、クルマに乗りながらでもスマホしていたいんだから。

浮沈子は、昨日、スマホを持たずに出かけてみた。

短時間(2時間弱)の外出だったが、電車の中や歩きながらのスマホの多さに驚く。

人と話している時以外は、ずーっとスマホを弄っている。

一人、静かに瞑目しながら、世の行く末に思いを馳せる浮沈子などは、例外中の例外!(まあ、寝てるともいう)。

それはともかく、まずスマホがあって、ゲームがあって、遥かに下ったところに運転があるわけだから。

通信インフラとの接続性の問題で、携帯電話が操縦系を含めた通信系になることは決してない。

情報系に留まることは明白だ。

携帯電話のインフラは、クリティカルな業務には使えないことは、誰でも知っている(山の中とか、繋がりません)。

それでも、自立走行を補完するための機器としての役割は果たせるかもしれない。

衛星通信は、最低限必要だけど。

都市に住んでいると、携帯は繋がって当たり前だが、人が住んでいないところを走るのが当たり前の自動車では、携帯なんぞを当てにして走るわけにはいかない。

まあ、都会から高速乗って行楽地行って帰って来る分には問題ないかもしれないが。

(高度道路交通システム)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%BA%A6%E9%81%93%E8%B7%AF%E4%BA%A4%E9%80%9A%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0

まあ、こっちが本命かといわれると、浮沈子は少し違うと思うが。

従来のITSでもなく、携帯電話でもない第3のインフラが登場するだろうと考えている。

インターネットと連動した、自律走行ロボットだ。

人間の運転と同じく、基本的にはクルマ独自で完結し、外部情報は補助的に活用する。

交通システムとの連携については、M2M通信を行い、人間を介さずに行い、安全性や効率性を向上させるわけだな。

うーん、ITSそのもののような気がするんだが、クルマがロボット化するといえばいいだろうか。

いや、既にロボットかもしれない。

そのロボットに、電話をかけてくれとか、指示した場所まで自動運転してくれとか頼むわけだ。

音声で。

世も末だな。

浮沈子が通常お世話になるのは、ETCやVICS、カーナビくらいだが、インターネットや、それこそカーラジオの交通状況も参考にしている。

浮沈子は、20世紀人間なので、当然紙の地図帳も持っていて、関東地方ならこの方が安心して行ける。

アナログ、大好き!。

運転することが大好きで、スマホは必要悪だと思っているので、テレマティクスは最小限で沢山だ。

ひん抜いた 大根で 道を教えられ(古川柳)

(古川柳)
http://www.doctor-senryu.com/ko-senryu.html

ハイテクシステムなど、なくてもいい。

道に迷えば人に聞き、ようやく辿り着いてこそ、はるばる来たという気にもなる。

もちろん、業務等でなるべく効率よく運行したいなどの支援には、ハイテクは欠かせまい。

そのあたりのころあいを、どう取るのか。

カープレイでもアンドロイドオートでもいいが、クルマを運転するという楽しさを阻害しないようにしてもらいたい。

もっとも、浮沈子のクルマには、そんな気の利いた仕掛けは縁がないんだが。

(グーグルvsトヨタ、新テレマティクスサービスで融合?競合? 「アンドロイドオート」と「T-Connect」登場の意味とは)
http://diamond.jp/articles/-/55337

「スマートフォンとクラウドのさらなる発達により、クルマの効率的な利用が加速し、モータリゼーションが起こる前の国で、公共交通機関とカーシェリングを主体としたクルマ社会が確立し、クルマの販売が伸び悩む可能性もある。」

「こうした「ディ・モータリゼーション(市場の逆流)」を、自動車産業界は予期できていないのが現状だ。2014年、「CarPlay」と「アンドロイドオート」の登場は、自動産業界の大転換期への実質的な幕開けである。」

浮沈子は、そうはならないと思うが、クルマにとって、スマホとの連携という毒を飲まざるを得なくなってきたということだけは、間違いない。

対立の構図?2014年07月04日 18:01

対立の構図?
対立の構図?


シングルタンクとダブルタンク、バックマウントとサイドマウント、BC使うレジャーダイビングとハーネスだけの海猿ダイビング、空気とナイトロックス、オープンサーキットとクローズドサーキット、ホリゾンタルトリムとバーチカルトリム、バタ足とフロッグキック、無限圧ダイビングと減圧ダイビング、オープンフットとフルフット、ウエットスーツとドライスーツ、エトセエトセ・・・。

まだまだ、挙げればきりがない。

マスクだって、単眼と複眼とがある。

ああ、ゲージだって、トランスミッターで残圧飛ばすのもあるし、マーク6のように有線の電気式というのもあるな。

その圧力だって、絶対圧の表示と、満タンからのパーセンテージ(!)で表示するのだってあるのだ。

先日、CCRの未来と称して、オープンサーキットとCCRとの違いについて書いた。

(CCRの未来)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/06/30/7371248

「CCRの仕組は、浮沈子には潜水器として、素直に受け止められる。

これが、本来の潜水器で、オープンサーキットの方が邪道なのだ。

野蛮で、粗野で、知性のかけらも感じられない。

安っぽく、非合理的で、力を武器にごり押ししてくる。

限られたガスしか持ち込めないのに、ぎゅうぎゅうと物理的に無理やり詰め込んで、吐き出したガスは水中に捨てる(!)なんて、もってのほかである。

スクーバの風上にも置けない!。」

まあ、少し言い過ぎ(書き過ぎ?)と反省している。

どうも、直ぐ対立の構図に持ち込んでしまう悪いクセがある。

タンクバルブも、ヨーク式か、DINか。

SCRとCCRとか。

ダイビングに纏わるの概念の多くが、対立の構図として語られることが多い。

レクリエーショナルか、テクニカルか。

PADIか、CMASか。

サイドブラダーのBCか、バックブラダーか。

シングルブラダーか、デュアルブラダーか。

バンジー付きか、バンジーなしか。

ショルダーハーネスは、バックル付きか、バックルなしか。

バックルは、プラスチック製か金属製か。

たぶん、これらの対立には、殆ど建設的な意味はなかろう。

単なる並立に過ぎない。

器材やダイビングのスタイル、方法論やスキル、構成やコンフィギュレーションの違いは、概ね好みの問題だったり、そのダイビングに必要不可欠だったり、指導団体の方針やメーカーのお仕着せだったりする。

極端に安全性を無視したり、器材の操作に問題がなければ、どんなダイビングであっても許されるだろう。

サンクタムという映画では、タンクから直接吸ってたし・・・。

(サンクタム)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%A0

「・・・しかし、パートナーのジュード(アリソン・クラッチリー)の酸素ボンベにエア漏れが発生し、懸命の救助活動もむなしく、彼女は亡くなってしまう。」

まあ、その、酸素ボンベからのエア漏れ(だいたい、酸素ボンベにエアが入ってたら、マズイじゃん!)じゃなくって、リブリーザー(センチネル)の呼吸回路のじゃばらホースの亀裂なんだが、基本的に周囲圧と均衡しているはずのホースから、ドハデに泡吹きまくっているというCCRの何たるかを知らない監督の演出なので、何があってもおかしくはない。

大井町のショップからもらってきたダイブマスターの資料に、必要器材という項目があって、普通のダイバーがどんな器材を揃えているかが一目でわかる。

1 フィン(有)
2 マスク(有)
3 スノーケル(有:使ったことないけど)
4 圧縮ガス・シリンダー(タンク)とバルブ(なし:普通、借りるでしょ?)
5 浮力調整装置(BCD)(バックブラダーなら、有)
6 パワーインフレーター(BCに付属)
7 メインレギュレーター(有)
8 バックアップ空気源(たぶん、正式にはオクトパスのことをこういうらしい:有)
9 残圧をモニターするもの(残圧計)(有)
10 深度を測定する計器(ダイコン:有)
11 クイックリリース式ウエイトシステムとウエイト(ウエイトベルトだけ有)
12 ダイブのコンディションに適した保護スーツ(有:ただし、熱帯用!)
13 音の出る緊急水面シグナル器材(ホイッスル、エアホーン等1つ:百均のホイッスルなら有)
14 ダイブコンピューターもしくはRDP(有)

まあ、こうしてみると、浮沈子だって、大体の器材は持っている(サイドマウント用だったりするけれど)。

ホリスのSMS75は、バックマウントでも対応すると豪語しているので、パスポートをばらしてしまった浮沈子も、BC持っているということにしておこう。

この構成で、ダイブマスター受けてみようかな?。

PADIの基準では、こういったものがないといけないということになっているようだ。

バックアップ空気源(オクトパス)は、誤解を招く表現だな。

シングルタンクで潜る場合は、バディのタンクが自分のバックアップ(お互い様)なのでこういうんだろうが、紛らわしい。

浮沈子は詳しくは知らないが、テックでは、1つのタンクから2つの呼吸源を取るということは有り得ないんだそうだ。

ガスの管理が出来ないから。

その代わり、タンクを複数持っていくわけだな。

そう、器材の構成を考える時には、運用思想が影響する。

オクトパスブリージングをしているときの、ガスマネージメントは、一体、どっちがやるんだあ?(提供しているダイバーは、相手のガス消費量を知っていなけりゃならんわけだ。)。

まあいい。

浮沈子は、絶対に、バディに自分のタンクのガスを吸わせたりはしないぞ!。

万が一、エア切れの合図をしていたとしたら、こっちもエア切れの合図を出してやる!。

冗談です、もちろん。

マスクだって、テクニカルの場合は2個もっているが、普通、予備のマスクを持って入るダイバーはいないし、バディのマスクを取っていいという話は聞いたこともない。

バディが当てにならないという、正当な理由だろう!。

いろいろ考え出すと切がないので止める。

言いたかったのは、器材の選択というのは、そのダイビングが想定している環境と、バディシステムを含めた運用形態にかかっているし、その背景にある運用思想に照らして合理的と判断されたものを、必要最小限装備するということになる。

そこには、レクリエーショナルもテックもない。

浮沈子は、ダイビングが多様な器材や運用形態で行われるのは、ダイビング環境と運用思想によると考えている。

キチキチの運用思想では、そのダイビングに最適の器材は1つしかなく、毎回のダイビングがコンフィギュレーションとの戦いになる。

もちろん、大深度潜水やロングケーブなどの厳しい環境におけるダイビングでは、その選択が生死を分けるわけだが、たいていのレクリエーショナルダイビングは、そんなことはない。

環境が緩ければ、ある程度の幅があっていいし、そうでなければ器材の種類がこれほど多く存在する理由がない(ハルシオンだけだと、ちと淋しい・・・)。

環境が緩ければ、それほどシビアにコンフィギュレーションを追求しなくてもいいという運用思想が背景になければ、これほどの多様性は生まれない。

指導団体としては、最低限の基準を示す必要があるが、水中に持ち込める器材の数や量には限りがある。

また、持ち込んだ器材は、全てトラブルの原因にもなるので、無駄なものを持ち込むべきではない。

何を選択し、何を排除するのかが最も大切なことになる。

タンクの大きさ、材質、種類、本数、レギュレーターの選択、スーツ、ウエイト、フィン、全てが検討されなければならない。

CCRだって、どれをどのようなコンフィギュレーションで使うかを、本来なら選択すべきだろう。

ガスの種類や量については、当然だ。

冒頭に掲げた一見対立する構図は、ダイビングという非日常的行為の中で、環境と運用思想によって選択された結果なのである。

実際には、調達できる器材や、ダイバ-のスキル(まあ、これが殆どでしょうが)などによって、逆にダイビングできる環境が決まるというのが実態であるとは思うが。

対立しているように見えるのは、それだけ選択の幅があるともいえる。

浮沈子はドライスーツを着たことはないが、熱帯のダイビングでそんなものを選択する馬鹿はいない。

各指導団体では、想定される環境に適したスタンダードな器材を使って、標準的なダイビングスキルを教えてくれる。

そして、最も重要な運用思想を、学ぶことになる。

ひょっとすると、そんなことはテキストには書いていないかもしれない。

なぜ、バックマウントなのか、なぜ、シングルタンクなのか、なぜ、18mの深度なのか、なぜ、無限圧なのか。

それは、きっとインストラクターには分かっているに違いない。

だって、生徒からきっと聞かれるに決まっているからだ。

そう、インストラクターと生徒というのも、対立の構図かもしれないな。