恐ろしいカフェイン中毒 ― 2017年07月05日 20:52
恐ろしいカフェイン中毒
ちょっと怖くなった。
(カフェインは我々に翼を授けてくれるのか、それとも翼をもぎ取るのか)
https://www.buzzfeed.com/jp/toshihikomatsumoto/caffeine?utm_term=.fa8qPWA9L#.ryxLmZPey
「2011~2015年度に全国38か所の救急医療機関に搬送されたカフェイン中毒患者は101人にのぼり、そのうち7人が心停止となり、3人が死亡したという。」
まあ、何事も、過ぎたるはなんとやらだからな。
気軽に読み始めた浮沈子の顔が、みるみる青ざめ、こわばっていく(って、自分で見てたわけじゃないが、背筋がぞっとしたことは確かだ)。
「わが国最高の頭脳を持つ若者たちは、大量のカフェインを摂取しながら、新たな知の領域に挑戦しているのか」
「カフェインは、「神経細胞の興奮を抑えている回路の働きを抑える」という、実にまわりくどいメカニズムで神経細胞を興奮させる」
この後に描かれている、記事の著者の体験は、まさに薬物中毒(依存症)に陥る典型的なパターンだ。
著者自身が、薬物依存研究のプロ中のプロということもあり、浮沈子の体験に照らしても、ものすごい説得力であるな。
「奇跡はその1回だけだった。それでも毎回、奇跡を信じて飲み続けたが、奇跡や魔法はついぞ起こらなかった。それどころか、しばらくすると困った事態に直面した。エナジードリンクをくりかえし飲むうちに、いつしか、「これは、ここ一番の踏ん張りが必要だな」と判断する機会が増えてしまったのだ。」
「当初感じた効果が弱まったように感じられ、その分を量や頻度で補おうとして、無意識のうちに、何かにつけてエナジードリンクを飲む口実を作るようになっていた」
「人は誰でも生産的かつ効率的な人間でありたいと望んでいる。しかし、現実には厳しい。大半の人は自身のパフォーマンスに失望する運命にあり、我々は不全感を抱えながら生涯を送ることを余儀なくされている。」
著者が言うように、必要なのは休養なのだ。
「本来は休むことが必要な人ほど、自身のパフォーマンスに不満を抱き、疲弊しきった心身に栄養ドリンクやエナジードリンクで鞭打っている」
著者自身は、過剰なカフェイン摂取から遠ざかることが出来ているようだが、浮沈子が見るに、依存は継続している。
「カフェイン摂取そのものをやめたわけではない。現在も、毎朝必ずコーヒーを2~3杯は飲まないと一日が始まらないと思い込んでいる節がある。」
「カフェインは現代人の生活には欠かせないものだ。適量のカフェインは頭をすっきりさせ、仕事の意欲を奮い立たせてくれる。」
「くりかえすが、大切なのはカフェインとのよい関係だ。」
この研究者は、間違いなくフラッシュバックする。
運が良ければ、その前に寿命が来るだけだろう。
依存に陥る薬物である以上、推奨したり適度な服用を勧めるなどということは有り得ない。
まずはキッパリと断薬すべきだ。
浮沈子はえらそーに書いているが、同じような依存に苦しんでいる。
コーヒー止められない。
さすがに、以前のように1日10杯とかは飲まなくなったが、5杯以上は絶対飲む。
今日は、既に6杯飲んでいる(J-AUTOで、お替りしたしな)。
昨年、ダイエットに失敗してリバウンドしたのも、勢いに乗ってコーヒー断ちに挑戦したからかもしれない。
コーヒーが切れるとどうなるかは分かっている。
まさに、この記事に書かれたとおりだ・・・。
「しかし、奇跡はその1回だけだった。それでも毎回、奇跡を信じて飲み続けたが、奇跡や魔法はついぞ起こらなかった。」
「困ったことに、カフェインの効果が切れた後のつらさが、強く感じられるようになったのだ。それは、身体が鉛のように重く、虚脱感に襲われて何ごともひどく億劫に感じられ、厭世的な気分がドス黒い凝固物となって脳の奥を占拠しているーーそんな感覚だった。」
「その感覚は、エナジードリンクを飲むたびに悪化し、虚脱状態からの回復に要する時間も次第に伸びていった。」
「最終的には、カフェインの効果で多少とも仕事がはかどっている時間よりも、効果が切れて無気力になっている時間の方が長くなり、どう考えても効率が悪いという状態に陥った。」
「過労やうつ病のせいで、「思うように身体が動かない、働けない」と悩む人たちが、大量のカフェインを常用しながらもがきのたうち回るうちに自らの命を縮めてしまう」
おお、こわっ!。
それでも、カフェインと、上手に付き合わなければならないんだろうか?。
人間の脳は正直だ。
一度覚えた甘美な効果を、忘れることなど決してない。
一時的に、何か別のことに関心が移っていても、深い心理の奥底では、絶え間なく薬物に酔う快楽を求めているのだ。
「死亡事例の多くは5~10gのカフェインを摂取しているが、1日1gのカフェイン摂取でも、不整脈やけいれんなどの中毒症状を起こす危険が著しく高まる。カフェインの摂取量は1日400~500mgまでにとどめることが必要だ。」
浮沈子は、薬物生理に詳しくないので分からないが、カフェインに耐性がある人ほど、危険なのかもしれない。
アルコール依存症になる人は、お酒に強い人が多いからな(未調査)。
アルコールを解毒できない人は、そもそもアルコール依存にはなりようがない。
「人によっては、200mg程度のカフェインでも不安感が高まったり、パニック発作が生じたりすることもある。」
精神病で薬物治療中の方や禁煙直後の方、アルコールとの併用も要注意とある。
「同じ体内に摂取するにしても、コーヒー10杯やエナジードリンク10本に比べると、カフェイン錠10錠はあまりにも簡単だ。」
浮沈子にとっては、エナジードリンク10杯より、コーヒー10杯の方が、遥かに簡単だ(レッドブル飲んだことありますが、不味かった記憶があります)。
まあ、どうでもいいんですが。
「くれぐれも飲みすぎには注意してほしい。」
そういうレベルの問題ではないような気がするんだがな。
れっきとした薬物依存で、完全に治療対象の疾病だろう。
ご本人がフラッシュバックして逝っちまう前に、その辺りを解明してもらいたいもんだな・・・。
ちょっと怖くなった。
(カフェインは我々に翼を授けてくれるのか、それとも翼をもぎ取るのか)
https://www.buzzfeed.com/jp/toshihikomatsumoto/caffeine?utm_term=.fa8qPWA9L#.ryxLmZPey
「2011~2015年度に全国38か所の救急医療機関に搬送されたカフェイン中毒患者は101人にのぼり、そのうち7人が心停止となり、3人が死亡したという。」
まあ、何事も、過ぎたるはなんとやらだからな。
気軽に読み始めた浮沈子の顔が、みるみる青ざめ、こわばっていく(って、自分で見てたわけじゃないが、背筋がぞっとしたことは確かだ)。
「わが国最高の頭脳を持つ若者たちは、大量のカフェインを摂取しながら、新たな知の領域に挑戦しているのか」
「カフェインは、「神経細胞の興奮を抑えている回路の働きを抑える」という、実にまわりくどいメカニズムで神経細胞を興奮させる」
この後に描かれている、記事の著者の体験は、まさに薬物中毒(依存症)に陥る典型的なパターンだ。
著者自身が、薬物依存研究のプロ中のプロということもあり、浮沈子の体験に照らしても、ものすごい説得力であるな。
「奇跡はその1回だけだった。それでも毎回、奇跡を信じて飲み続けたが、奇跡や魔法はついぞ起こらなかった。それどころか、しばらくすると困った事態に直面した。エナジードリンクをくりかえし飲むうちに、いつしか、「これは、ここ一番の踏ん張りが必要だな」と判断する機会が増えてしまったのだ。」
「当初感じた効果が弱まったように感じられ、その分を量や頻度で補おうとして、無意識のうちに、何かにつけてエナジードリンクを飲む口実を作るようになっていた」
「人は誰でも生産的かつ効率的な人間でありたいと望んでいる。しかし、現実には厳しい。大半の人は自身のパフォーマンスに失望する運命にあり、我々は不全感を抱えながら生涯を送ることを余儀なくされている。」
著者が言うように、必要なのは休養なのだ。
「本来は休むことが必要な人ほど、自身のパフォーマンスに不満を抱き、疲弊しきった心身に栄養ドリンクやエナジードリンクで鞭打っている」
著者自身は、過剰なカフェイン摂取から遠ざかることが出来ているようだが、浮沈子が見るに、依存は継続している。
「カフェイン摂取そのものをやめたわけではない。現在も、毎朝必ずコーヒーを2~3杯は飲まないと一日が始まらないと思い込んでいる節がある。」
「カフェインは現代人の生活には欠かせないものだ。適量のカフェインは頭をすっきりさせ、仕事の意欲を奮い立たせてくれる。」
「くりかえすが、大切なのはカフェインとのよい関係だ。」
この研究者は、間違いなくフラッシュバックする。
運が良ければ、その前に寿命が来るだけだろう。
依存に陥る薬物である以上、推奨したり適度な服用を勧めるなどということは有り得ない。
まずはキッパリと断薬すべきだ。
浮沈子はえらそーに書いているが、同じような依存に苦しんでいる。
コーヒー止められない。
さすがに、以前のように1日10杯とかは飲まなくなったが、5杯以上は絶対飲む。
今日は、既に6杯飲んでいる(J-AUTOで、お替りしたしな)。
昨年、ダイエットに失敗してリバウンドしたのも、勢いに乗ってコーヒー断ちに挑戦したからかもしれない。
コーヒーが切れるとどうなるかは分かっている。
まさに、この記事に書かれたとおりだ・・・。
「しかし、奇跡はその1回だけだった。それでも毎回、奇跡を信じて飲み続けたが、奇跡や魔法はついぞ起こらなかった。」
「困ったことに、カフェインの効果が切れた後のつらさが、強く感じられるようになったのだ。それは、身体が鉛のように重く、虚脱感に襲われて何ごともひどく億劫に感じられ、厭世的な気分がドス黒い凝固物となって脳の奥を占拠しているーーそんな感覚だった。」
「その感覚は、エナジードリンクを飲むたびに悪化し、虚脱状態からの回復に要する時間も次第に伸びていった。」
「最終的には、カフェインの効果で多少とも仕事がはかどっている時間よりも、効果が切れて無気力になっている時間の方が長くなり、どう考えても効率が悪いという状態に陥った。」
「過労やうつ病のせいで、「思うように身体が動かない、働けない」と悩む人たちが、大量のカフェインを常用しながらもがきのたうち回るうちに自らの命を縮めてしまう」
おお、こわっ!。
それでも、カフェインと、上手に付き合わなければならないんだろうか?。
人間の脳は正直だ。
一度覚えた甘美な効果を、忘れることなど決してない。
一時的に、何か別のことに関心が移っていても、深い心理の奥底では、絶え間なく薬物に酔う快楽を求めているのだ。
「死亡事例の多くは5~10gのカフェインを摂取しているが、1日1gのカフェイン摂取でも、不整脈やけいれんなどの中毒症状を起こす危険が著しく高まる。カフェインの摂取量は1日400~500mgまでにとどめることが必要だ。」
浮沈子は、薬物生理に詳しくないので分からないが、カフェインに耐性がある人ほど、危険なのかもしれない。
アルコール依存症になる人は、お酒に強い人が多いからな(未調査)。
アルコールを解毒できない人は、そもそもアルコール依存にはなりようがない。
「人によっては、200mg程度のカフェインでも不安感が高まったり、パニック発作が生じたりすることもある。」
精神病で薬物治療中の方や禁煙直後の方、アルコールとの併用も要注意とある。
「同じ体内に摂取するにしても、コーヒー10杯やエナジードリンク10本に比べると、カフェイン錠10錠はあまりにも簡単だ。」
浮沈子にとっては、エナジードリンク10杯より、コーヒー10杯の方が、遥かに簡単だ(レッドブル飲んだことありますが、不味かった記憶があります)。
まあ、どうでもいいんですが。
「くれぐれも飲みすぎには注意してほしい。」
そういうレベルの問題ではないような気がするんだがな。
れっきとした薬物依存で、完全に治療対象の疾病だろう。
ご本人がフラッシュバックして逝っちまう前に、その辺りを解明してもらいたいもんだな・・・。
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