オナモミ2017年12月10日 16:24

オナモミ
オナモミ


体調が優れない中、ダイビングショップの忘年会に行こうかどうか迷っている。

やっぱ、昨日、秋葉原に出かけたのがまずかったんじゃないのか。

こまごまとした買い物(単価は税込み100円から500円程度)をして、後は雰囲気だけ楽しんで帰ってきた。

年末商戦のはずなんだが、何となく活気がないように感じる。

秋葉原に30年以上も通い続けているのに、こんなことは初めてのような気がする。

人びとの関心は、パソコンとかからは離れて、大画面テレビ(最近の売れ筋は、みんな4Kとか8Kの50インチ以上:部屋に入りません!)や、スマート家電になっちまったんだろう。

新三種の神器の時代だな。

(三種の神器:用法)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E7%A8%AE%E3%81%AE%E7%A5%9E%E5%99%A8#.E7.94.A8.E6.B3.95

「戦後期:電気冷蔵庫、電気洗濯機、白黒テレビ」

「1960年代:カラーテレビ、クーラー、自家用車」

今は、何なんだろうな。

家庭にあるものだから、パーソナルな機器は入らないんだろう。

タブレットやスマホは対象にはならない。

高精細大画面テレビは、入れてもいいかも知れない。

そのうち、一家に1台のロボットが普及するかもしれないしな。

既に、先日も記事にしたスマートスピーカーが、その先鞭をつけ始めているように感じる。

(アマゾン製CCR?)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/11/23/8733324

「人工知能が家庭に入って、潜在需要を掘り起こして、ネット販売につなげるわけだ。」

まあ、実際のAIの本体は、アマゾンとかグーグルにあって、スマートスピーカーは、タダの端末に過ぎないけどな。

高精細大画面テレビ、人工知能付きロボットがあって、あと一つ挙げるとすれば何だろうか。

ちょっと思いつかないな・・・。

(新・三種の神器:追加)
https://kotobank.jp/word/%E6%96%B0%E3%83%BB%E4%B8%89%E7%A8%AE%E3%81%AE%E7%A5%9E%E5%99%A8-186515

「平成の今、デジタルカメラ・DVDレコーダー・薄型大型テレビのデジタル家電が「新・三種の神器」と呼ばれている。」

個人使用のデジタルカメラと、時代遅れのDVDレコーダーじゃな・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

例によって、何か面白いネタはないかと探していたら、ちょっと引っかかるところがある記事を見つけた。

(ノーベル物理学賞「重力波の観測」は何の役に立つのか?)
https://thepage.jp/detail/20171210-00000002-wordleaf

「いわゆる「ビッグサイエンス」です。研究者の「好奇心」に従って研究を進めていくというのは、研究の非常に重要な動機ですが、国の税金を使っている以上、もう一歩進んだ回答がほしいともいえます。」

全部読んだんだが、頭の悪い浮沈子には、今一つピンとこない。

歴代の三種の神器にしたって、自家用車を除けば、みんな家電製品だ(まあ、自家用車が家電になるのは、時間の問題だがな)。

トムソンが電子を発見した時に、未来が今日のようになっていることなんて、誰も想像もつかなかったに違いない。

(ジョゼフ・ジョン・トムソン)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%BC%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%A0%E3%82%BD%E3%83%B3

「1897年、トムソンは陰極線の特性を調べる過程で、原子に電子という粒子が含まれていると結論づけた。」

それから130年が経ち、手の平に乗るコンピューターが、世界中で使われるようになった。

遥かな宇宙空間や、暗く冷たい大洋の底でも使われている。

あらゆるところに存在し、神の御手のように、全てを良きに計らってくれる(CCRとか、たまに止まっちゃいますけど:電池切れ?)。

そんな時代を、トムソンの時代の人々が予想できたとは思えない。

巨大な質量のダイナミックな動きで発生する重力波が、直ちに人の役に立つとは思えない。

せいぜい、人類の知見を広げたり、周辺技術のスピンオフに期待するだけだ。

現世利益は、たぶん、何もない。

・好奇心を満たしてくれる
・培った技術が近い将来に副次的に役立つ
・将来的に人類の生活を支える基盤技術に
・人類の知の財産を増やしてくれる
・私たちが世界を眺める新たな視点を与えてくれる
・科学を追究していくには人類は協力するしかない
・人類が直面するリスクを顕在化させるために役立つ

書かれていることをいくつか拾ってみたが、これでピンとくるんだろうか?。

浮沈子は、目先の利益に繋がらないことに投資することについて、絶対的な正解はないのではないかと考えている。

だって、わかんないじゃん!?。

だから、色々試行錯誤しながら、適当に決めていくしかない。

浮き沈みも当然あるしな。

長い間、地道に研究を続けてノーベル賞を取ることもあれば、短期間(といっても、10年単位ですが)に莫大な投資を行って科学的成果をものにするということもある。

そういう研究を支援し続けるかどうかは、一握りの専門家が決めていたわけだが、もう、そうはいかなくなってきたということなんじゃないのか。

浮沈子が若かった頃も、既にそういう話題は出ていて、巨大科学についてレポートを書いた記憶もある。

アウトリーチとか、科学教育、啓蒙の類が必要になると思っていたけど、それだけでいいのかどうか。

去年の夏に、東海村や大洗を訪ねて、原子炉とか加速器を身近に見てきたが、説明してくれた方は、最近、見学者が減っていると嘆いていた。

事実、浮沈子は、たった一人のお客さんだったしな。

機会があれば、神岡へも足を運んでみたいものだ。

(スーパーカミオカンデ 一般公開のお知らせ)
http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/pr/event/2017/08/sktour1104.html

「申込は締め切らせていただきました。多数のご応募ありがとうございました。」

残念!。

まあ、これからは、VR付けて、ネット越しに見学するようになるんだろうな。

(GSA (ジオスペースアドベンチャー) とは?)
https://gsa-hida.jp/about/

夏かあ・・・。

ずいぶん先の話だな。

まあいい。

自分たちが納めた税金が、どういう風に使われているかを、金を払って見に行くというのも憮然とするが、受益者負担だと言われれば仕方がないのかも知れない(町のボランティアの方が運営しているようです)。

逆に、金を払ってくれてもいいような気がするんだがな。

納税者の代表として(誰も頼んでないけど)見に行くわけだからな。

重力波の記事の中には、面白い話が出ている。

「地球上に生きる生物はそれぞれ、その種を存続させていくための工夫が備わっています。例えば、植物のオナモミは、そのとげ状の実を動物にひっつかせて別の場所に運ばせることで、親世代とは違う場所での芽吹きをもたらし、分布を広げます。」

「人類は、いろいろなことを考えられる脳を獲得した代わりに、悩みすぎて立ち止まったり、現状に翻弄されて視界が悪くなったりすることもあります。未知の部分を知りたいという知的好奇心は、そんな人類に前を向いて歩かせ続けるための原動力になっているのかもしれません。」

人間の脳は、オナモミのとげ状の実ということになる。

別に、宇宙に広がれという趣旨(種子?)ではあるまいが、脳に刷り込まれた知的好奇心を働かせることは、人類の生存にとって必要不可欠なことなのかもしれない。

もちろん、殆どの試みは無駄に終わる。

(オナモミ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%8A%E3%83%A2%E3%83%9F

「オナモミはアジア大陸原産で、日本にはかなり古くに侵入した史前帰化植物と考えられている。」

「オナモミ類全体をさほど見かけない地域もあるようである。」

「帰化植物には侵入して大繁殖しても、次第に廃れたり、種が入れ替わったりといった移ろいが見られる」

栄枯盛衰は、世の常だ。

長い目で見れば、ビッグサイエンスへの投資も、人類が生き続けるために必要な投資と言えるのかもしれない。

オナモミのとげが、生き残るための方策であるように。

ノーベル物理学賞は、今日付でストックホルムで授与されるという。

「今年のノーベル賞の授賞式が、アルフレッド・ノーベルの命日である12月10日(日本時間11日未明)にスウェーデンのストックホルムで開かれます。」

この記事のどこに引っかかったかってえ?。

だから、オナモミだって言ってるじゃん・・・。

アウトドアクリパ2017年12月10日 23:44

アウトドアクリパ
アウトドアクリパ


宮下公園の近くの店。

地下鉄の13番出口の目の前で、分かりやすかった。

写真を見た限りでは、室内のテーブル席に着いて、優雅にナイフとフォークで、外側から順番に取らないとマナー違反になりそうな感じの店なんだが、なんと、部屋の中はビュッフェと荷物置き場に占領され、皿に取った食事は、戸外で立食という、真冬とは思えないクリパだった。

プロパンのストーブが燃えていて、その傍にいれば汗をかくほどだが、離れれば当然寒い。

ずーっとコートを着たままの女性もいた。

ズボンの下に、部屋着として使っているロングパンツを穿いていったのは正解だったな。

プールは、所詮飾りで、魚が泳いでいるわけでもなく、夏場とかは、涼を誘うだろうが、今の季節に意味はない。

ストーブ用のガスタンクだが、プールの傍にたくさん置いてあると、何か違うタンクに見えてくるから不思議だな(BCないけど)。

体育会系パワハラショップの常で、若いのが、プールを飛び越す芸を披露していた。

二回もやらされていたが、無事に飛び越えて良かったな。

おなじみのビンゴ大会は、カードにシールを張り付けて、番号の代わりに、シールに描かれた動物たちでめくるという無意味な趣向(イラストが小さすぎて、何がなんだか分からない)。

浮沈子は、最後の方だったので、販促で送られてきたマリンダイビングの12月号をもらった。

千円のクーポン券が付いているので、使えばお得な景品かもしれない。

まあいい。

挟み込んであったカレンダーは、他の人が欲しがったので上げてしまった。

海外ダイビングの美しい写真は、浮沈子にはつらいだけだ。

当分の間、国内日帰りダイビングが続く。

それがふつーの人にとっては、どうということはないんだろうが、ダイビングと言えば、飛行機乗って暖かい南の島で泳ぐのが当たり前になっている浮沈子にとっては、苦痛以外の何ものでもない。

まして、冬だし・・・。

まあいい。

その、ダイビングのトレーニングの話も、少しだけした。

体調不良を押して、参加した甲斐はあったというものだ。

しかしなあ、南半球じゃないんだからな。

アウトドアでのクリスマスパーティーっつーのは、ちょっとな(ヘーックション・・・)。