11時間のズレ、250分の155の到達高度、ランデブーもドッキングも分離も離脱も軌道操作もないけど90点あげちゃう大甘の評価で、次回有人飛行は確定!? ― 2019年12月23日 06:52
11時間のズレ、250分の155の到達高度、ランデブーもドッキングも分離も離脱も軌道操作もないけど90点あげちゃう大甘の評価で、次回有人飛行は確定!?
スターライナーが無事に着陸した。
ニューメキシコ州ホワイトサンズ。
ここは、ただ一度だけ、スペースシャトルコロンビアが着陸したところだ。
その一角では、原爆実験が行われたところであり、広大な敷地を持つ米国最大の軍事施設だ。
(ホワイトサンズ・ミサイル実験場)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E5%AE%9F%E9%A8%93%E5%A0%B4
「実験場の名前のホワイトサンズは、文字通りこの地域に広がる白い砂丘に由来する。この砂は周囲の山から浸出したもので、石膏の結晶から成る。」
「この地域はめったに曇らないため、上空の衛星軌道からでもはっきりと見える。」
「ロードアイランド州のおよそ3倍の約3,200 mi2(8,288 km2、日本の兵庫県と同じくらいの広さ)」
嘉手納基地が広いとか言っても、これに比べたら大した話じゃない(約19.95km2:415分の1)。
ちなみに、沖縄本島の面積は1,207 km2だからな(約7分の1)。
まあいい。
(時計エラーが早期復帰を)
https://www.nytimes.com/2019/12/22/science/boeing-starliner-landing.html
「間違えないでください」とブリデンスティーン氏は言った。「これは、私たちが期待していたすべての点で計画通りにはいきませんでした。しかし、有意義な進歩を続けることができるように、多くの本当に良い情報を得たことも事実です。」
「ボーイングの宇宙および打ち上げ部門のシニアバイスプレジデントであるジムチルトンは、ミッションがテストの目標の85〜90%を満たすのに十分なデータを取得したと推定しました。」
「私には、一度データを確認したら、次のステップで乗組員の飛行テストを実施することを受け入れられることを示唆する良いデータがあります」とスティッチ氏は言いました。「しかし、最初にデータを調べなければなりません。」
「チルトン氏は、次のスターライナーのフライトで宇宙飛行士が搭乗するかどうかを言うのは時期尚早であることに同意しました。「私たちはそれを提案する立場にありませんし、機械が価値があるとわかるまで提案しません」と彼は言いました。」
NASA長官にしても、ボーイングにしても、いきなりな有人飛行に向けての発言が、ややトーンダウンしている気がする。
データの解析には数週間を費やすという(Boeing will spend weeks analyzing the data.)。
いきなり有人飛行への発言がトーンダウンするということは、実際にそれが行われる可能性が高まったということでもある(そうなのかあ?)。
慎重に検討した結果、行うことにしたとかなんとか・・・。
既に、ストーリー作りは行われているんだろう。
着陸現場には、搭乗予定の宇宙飛行士も派遣している。
ランデブーもドッキングも分離も離脱も軌道操作もない飛行に対して、85点から90点もあげちゃう気前のいい大甘の評価だしな。
「宇宙船がアトラス5ロケットから離れて宇宙に持ち上がったとき、11時間ずれた誤ったクロックにより、スラスタの発射が開始され、本来あるべき位置と方向に到達しようとしました。」
そんなにズレてたのかあ・・・。
「宇宙船のソフトウェアは、打ち上げ前にアトラス5ロケットから受け取った時間に基づいてクロックを設定しましたが、チルトン氏は、どのようにして誤った情報を引き出したのかを判断するにはまだ早すぎます。彼は、問題は別の会社であるUnited Launch Allianceによって作られ運営されたロケットではなく、ボーイングのソフトウェアにあると付け加えた。」
アトラスVは、元々ロッキードマーチンが開発した打ち上げロケットだからな。
ボーイングは、デルタ4シリーズを運用していた。
さて、その辺りが時刻設定のチョンボに関係していたのかどうかが気になる。
「フライトコントローラーは、最終的にスターライナーに正しい時刻を送信することができました。その後、スラスタを数回発射して、軌道を表面から155マイル上にある円形軌道に上げました。それは約250マイルの高度にある国際宇宙ステーションよりも低かった。」
「軌道上のその短縮された時間の間に、宇宙船の推進、航法および生命維持システムはうまく機能するように見えました。スターライナーは宇宙ステーションに行かなかったにもかかわらず、フライトコントローラーはランデブーに必要なシステムのいくつかをテストすることができました。それには、宇宙船とステーションの間に通信リンクを確立して延長し、次にドッキングポートに取り付けられていたリングを引き込むことが含まれます。」
ISSの軌道には届かなかったが、いろいろテストはしたようだな。
記事には、クルードラゴンの動的打ち切りテストが、1月11日に予定されていることも書かれている。
ISSへの有人飛行がソユーズに頼りきりだということも・・・。
独立の事象であるにもかかわらず、クルードラゴンの開発状況に触れたり、潜在的ライバル(先行されっぱなしですが)の状況を述べたり・・・。
世間はキビシーな。
(【追記あり】ボーイング「スターライナー」宇宙船、まもなく地上帰還)
https://news.yahoo.co.jp/byline/akiyamaayano/20191222-00155920/
「ボーイング開発による新型有人宇宙船「CST-100:Starliner」は、日本時間12月22日午後21時57分すぎ、無人飛行試験を終え、米ニューメキシコ州のホワイトサンズミサイル試験場へ帰還した。軌道離脱エンジンの燃焼、クルーモジュールとサービスモジュールの分離、パラシュート展開、ヒートシールド分離などを予定通り実行し、スムーズな帰還となった。」
生中継を聞いていると、「モジュール」の発音が、「マジョー」に聞こえる(空耳かあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
着陸の映像を見ている限り、不安な要素はない。
カプセルにインフレーター式のカバーを被せたり、ステージを設置するために人力で固定用の足を出したりするシーンが気になる程度だ(油圧にすればあ?)。
長期間無重力に晒された宇宙飛行士は、地球帰還後直ちに地面に立つことはできない。
筋肉は衰え、体液のバランスも変わっている。
ちょうど、寝たきりの病人が起立障害になっちまったようなもんだからな。
無様を晒すことなく、メディアのインタビューを演出するためのステージなわけだ。
有人飛行の準備は、着々と整っている。
「最初に搭乗することになるNASAのサニータ・ウィリアムズ宇宙飛行士は、スターライナーの地上での写真を公開した。」
米国の、米国による、米国からの、米国のための宇宙船は、無事に米国の大地に降り立った。
中継では、カプセルの中も、少しだけ映っていた。
きっと、配達されなかったクリスマスケーキとかもあるんだろうな(こっちも、たぶん大甘!?)。
誰が食べるのかな。
それとも、捨てちゃうのかな・・・。
(ボーイングのスターライナーカプセルが宇宙ステーションとのランデブーを失った後に着陸:追加)
https://spaceflightnow.com/2019/12/22/boeings-starliner-capsule-safely-lands-after-missing-rendezvous-with-space-station/
「包括的なデータレビューの結果に応じて、NASAは宇宙飛行士を当初の意図通りに次のスターライナーミッションで飛行させることができたと当局者は述べた。」
「チェックリストをまっすぐに進んだ場合、ミッション目標の(達成された)現時点で60パーセント(範囲)の低位にいると思います」
こっちは60点だが、いきなり有人飛行に変わりはない。
「ボーイングのエンジニアは、宇宙船がフロリダ州のNASAのケネディ宇宙センターのスターライナー工場と改修施設に運ばれるまで、測定結果の一部を取得しません。それには最大2週間かかると予想されます。」
「私には良いデータがあります。一度調べてみると、次のステップに進んで乗務員飛行試験を行うことは許容できるかもしれません」
うーん、もうイケイケの感じだな・・・。
「NASAが利用できるもう1つのオプションは、スターライナーの操縦されていないテスト飛行をやり直すことです。これは、おそらく数億ドルの費用がかかり、プログラムを長くしなくても数か月遅らせる決定です。」
時間が掛かったとしても、浮沈子的にはこっちで行くべきだと思うんだがな・・・。
スターライナーが無事に着陸した。
ニューメキシコ州ホワイトサンズ。
ここは、ただ一度だけ、スペースシャトルコロンビアが着陸したところだ。
その一角では、原爆実験が行われたところであり、広大な敷地を持つ米国最大の軍事施設だ。
(ホワイトサンズ・ミサイル実験場)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E5%AE%9F%E9%A8%93%E5%A0%B4
「実験場の名前のホワイトサンズは、文字通りこの地域に広がる白い砂丘に由来する。この砂は周囲の山から浸出したもので、石膏の結晶から成る。」
「この地域はめったに曇らないため、上空の衛星軌道からでもはっきりと見える。」
「ロードアイランド州のおよそ3倍の約3,200 mi2(8,288 km2、日本の兵庫県と同じくらいの広さ)」
嘉手納基地が広いとか言っても、これに比べたら大した話じゃない(約19.95km2:415分の1)。
ちなみに、沖縄本島の面積は1,207 km2だからな(約7分の1)。
まあいい。
(時計エラーが早期復帰を)
https://www.nytimes.com/2019/12/22/science/boeing-starliner-landing.html
「間違えないでください」とブリデンスティーン氏は言った。「これは、私たちが期待していたすべての点で計画通りにはいきませんでした。しかし、有意義な進歩を続けることができるように、多くの本当に良い情報を得たことも事実です。」
「ボーイングの宇宙および打ち上げ部門のシニアバイスプレジデントであるジムチルトンは、ミッションがテストの目標の85〜90%を満たすのに十分なデータを取得したと推定しました。」
「私には、一度データを確認したら、次のステップで乗組員の飛行テストを実施することを受け入れられることを示唆する良いデータがあります」とスティッチ氏は言いました。「しかし、最初にデータを調べなければなりません。」
「チルトン氏は、次のスターライナーのフライトで宇宙飛行士が搭乗するかどうかを言うのは時期尚早であることに同意しました。「私たちはそれを提案する立場にありませんし、機械が価値があるとわかるまで提案しません」と彼は言いました。」
NASA長官にしても、ボーイングにしても、いきなりな有人飛行に向けての発言が、ややトーンダウンしている気がする。
データの解析には数週間を費やすという(Boeing will spend weeks analyzing the data.)。
いきなり有人飛行への発言がトーンダウンするということは、実際にそれが行われる可能性が高まったということでもある(そうなのかあ?)。
慎重に検討した結果、行うことにしたとかなんとか・・・。
既に、ストーリー作りは行われているんだろう。
着陸現場には、搭乗予定の宇宙飛行士も派遣している。
ランデブーもドッキングも分離も離脱も軌道操作もない飛行に対して、85点から90点もあげちゃう気前のいい大甘の評価だしな。
「宇宙船がアトラス5ロケットから離れて宇宙に持ち上がったとき、11時間ずれた誤ったクロックにより、スラスタの発射が開始され、本来あるべき位置と方向に到達しようとしました。」
そんなにズレてたのかあ・・・。
「宇宙船のソフトウェアは、打ち上げ前にアトラス5ロケットから受け取った時間に基づいてクロックを設定しましたが、チルトン氏は、どのようにして誤った情報を引き出したのかを判断するにはまだ早すぎます。彼は、問題は別の会社であるUnited Launch Allianceによって作られ運営されたロケットではなく、ボーイングのソフトウェアにあると付け加えた。」
アトラスVは、元々ロッキードマーチンが開発した打ち上げロケットだからな。
ボーイングは、デルタ4シリーズを運用していた。
さて、その辺りが時刻設定のチョンボに関係していたのかどうかが気になる。
「フライトコントローラーは、最終的にスターライナーに正しい時刻を送信することができました。その後、スラスタを数回発射して、軌道を表面から155マイル上にある円形軌道に上げました。それは約250マイルの高度にある国際宇宙ステーションよりも低かった。」
「軌道上のその短縮された時間の間に、宇宙船の推進、航法および生命維持システムはうまく機能するように見えました。スターライナーは宇宙ステーションに行かなかったにもかかわらず、フライトコントローラーはランデブーに必要なシステムのいくつかをテストすることができました。それには、宇宙船とステーションの間に通信リンクを確立して延長し、次にドッキングポートに取り付けられていたリングを引き込むことが含まれます。」
ISSの軌道には届かなかったが、いろいろテストはしたようだな。
記事には、クルードラゴンの動的打ち切りテストが、1月11日に予定されていることも書かれている。
ISSへの有人飛行がソユーズに頼りきりだということも・・・。
独立の事象であるにもかかわらず、クルードラゴンの開発状況に触れたり、潜在的ライバル(先行されっぱなしですが)の状況を述べたり・・・。
世間はキビシーな。
(【追記あり】ボーイング「スターライナー」宇宙船、まもなく地上帰還)
https://news.yahoo.co.jp/byline/akiyamaayano/20191222-00155920/
「ボーイング開発による新型有人宇宙船「CST-100:Starliner」は、日本時間12月22日午後21時57分すぎ、無人飛行試験を終え、米ニューメキシコ州のホワイトサンズミサイル試験場へ帰還した。軌道離脱エンジンの燃焼、クルーモジュールとサービスモジュールの分離、パラシュート展開、ヒートシールド分離などを予定通り実行し、スムーズな帰還となった。」
生中継を聞いていると、「モジュール」の発音が、「マジョー」に聞こえる(空耳かあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
着陸の映像を見ている限り、不安な要素はない。
カプセルにインフレーター式のカバーを被せたり、ステージを設置するために人力で固定用の足を出したりするシーンが気になる程度だ(油圧にすればあ?)。
長期間無重力に晒された宇宙飛行士は、地球帰還後直ちに地面に立つことはできない。
筋肉は衰え、体液のバランスも変わっている。
ちょうど、寝たきりの病人が起立障害になっちまったようなもんだからな。
無様を晒すことなく、メディアのインタビューを演出するためのステージなわけだ。
有人飛行の準備は、着々と整っている。
「最初に搭乗することになるNASAのサニータ・ウィリアムズ宇宙飛行士は、スターライナーの地上での写真を公開した。」
米国の、米国による、米国からの、米国のための宇宙船は、無事に米国の大地に降り立った。
中継では、カプセルの中も、少しだけ映っていた。
きっと、配達されなかったクリスマスケーキとかもあるんだろうな(こっちも、たぶん大甘!?)。
誰が食べるのかな。
それとも、捨てちゃうのかな・・・。
(ボーイングのスターライナーカプセルが宇宙ステーションとのランデブーを失った後に着陸:追加)
https://spaceflightnow.com/2019/12/22/boeings-starliner-capsule-safely-lands-after-missing-rendezvous-with-space-station/
「包括的なデータレビューの結果に応じて、NASAは宇宙飛行士を当初の意図通りに次のスターライナーミッションで飛行させることができたと当局者は述べた。」
「チェックリストをまっすぐに進んだ場合、ミッション目標の(達成された)現時点で60パーセント(範囲)の低位にいると思います」
こっちは60点だが、いきなり有人飛行に変わりはない。
「ボーイングのエンジニアは、宇宙船がフロリダ州のNASAのケネディ宇宙センターのスターライナー工場と改修施設に運ばれるまで、測定結果の一部を取得しません。それには最大2週間かかると予想されます。」
「私には良いデータがあります。一度調べてみると、次のステップに進んで乗務員飛行試験を行うことは許容できるかもしれません」
うーん、もうイケイケの感じだな・・・。
「NASAが利用できるもう1つのオプションは、スターライナーの操縦されていないテスト飛行をやり直すことです。これは、おそらく数億ドルの費用がかかり、プログラムを長くしなくても数か月遅らせる決定です。」
時間が掛かったとしても、浮沈子的にはこっちで行くべきだと思うんだがな・・・。
スターライナーの失敗はB社の仕組んだ罠かも知れないというありそうもない疑惑 ― 2019年12月23日 21:30
スターライナーの失敗はB社の仕組んだ罠かも知れないというありそうもない疑惑
何でも謀略に見えてしまう、妄想に駆られた浮沈子・・・。
(レポートは、NASAが16億ドルのボーイングのミスを犯したことを示唆しています:2019年11月15日)
https://www.spaceflightinsider.com/organizations/boeing/report-suggests-nasa-made-a-2-6b-boeing-mistake/
「NASAの検査局長官が発表したとてつもない新しいレポートは、NASAのコマーシャルクループログラムの悲惨な絵を描いています。報告書は、2人の参加者のうちの1人が宇宙機関をより多くの金のために強要しようとしたことを示唆しています。」
「ボーイングは、ボーイングの「追加の柔軟性」を可能にするために、287.2百万ドルの支払いについてNASAと交渉しました。これらの柔軟性により、ボーイングは「宇宙船とロケット生産のリードタイムを短縮」できるようになり、宇宙ステーションへのアクセスのギャップが減少します。」
「2016年9月、ボーイングはNASAにスターライナーの4つの「認証後ミッション」の価格を提示しました。不明な価格は、高すぎるためNASAによって拒否されました。」
まあ、浮沈子に言わせれば、B社にありがちなパターンだけどな。
(NASA’S MANAGEMENT OF CREW TRANSPORTATION TO THE INTERNATIONAL SPACE STATION:大量のPDFなので自動翻訳できず、浮沈子は読んでいません)
https://oig.nasa.gov/docs/IG-20-005.pdf
当然、B社は反論する。
(ボーイングのスターライナーカプセルが大幅に遅れた初飛行を開始:更新:2019年12月20日)
https://www.spaceflightinsider.com/missions/human-spaceflight/boeings-starliner-capsule-begins-much-delayed-first-flight/
「ボーイングはこの報告の発見に同意しなかった。」
(NASAの商業クループログラムのOIG報告書についてはボーイング社ステートメント)
https://boeing.mediaroom.com/2019-11-18-Boeing-Statement-Regarding-OIG-Report-on-NASAs-Commercial-Crew-Program
「具体的には、ボーイングは主な主張に対して次のような回答を提供しています。」(回答は、浮沈子的要約なので、原文をご確認いただきたい。)
・ISSへの商業輸送に対するボーイングのコミットメント:
→うちは、一生懸命やってるけど?。
・「NASAは、複数の乗組員ミッションに備えるためにボーイングを過給しました」:
→追加の提案として、発売までのリードタイムを3分の2に短縮し、発売率を2倍にして、全体の価格をわずか5%引き上げました。むしろ、お得なのではないでしょうか?。
・1シートあたり9000万ドルですか?:
→スターライナーは、顧客の方向で5番目の乗客席またはそれ以上の貨物を提供します。座席あたりの価格は4人ではなく5人の座席に基づいて検討する必要があります。(ちなみに、NASAが運航するシートは4つまで)
・ボーイング対競争:
→競合他社は、人間の格付けのために設計された貨物車両に基づいた乗組員の船を提供しました。その開発は、NASAが先行契約で数年間資金を提供してきました。その貨物車両は、コマーシャルクルーアワードの時点ですでに複数回飛行していました。(ボーイングがゼロベースからの開発といっても、誰も信じないだろうけどな・・・。)
・「技術的な課題は、引き続きコマーシャルクループログラムのスケジュールに影響を与えます」:
→OIGがこのレポートの情報収集を開始して以来、私たちはすべての顕著な技術的課題に関して素晴らしい進歩を遂げました。(もちろん、時計合わせも含めてな・・・。)
・認証:
→できるだけ早く乗組員の認定を取得するためにお客様と協力していますが、安全性が当社の指針であり、準備ができるまで乗務員飛行試験(CFT)を飛行しません。(今後とも、そうあって欲しいもんだな・・・。)
ULAはロッキードマーチン製のアトラスV(N22)の完璧な打ち上げを行い、その能力を証明した。
時計合わせで、相性の問題があったのかどうかは知らない。
B社は、今回の失敗の評価を行い、NASAに有人フライトを提案するんだろうか?。
それとも、安全性を重視して、再度無人飛行を行うんだろうか?。
ひょっとして、2016年に蹴られた提案を蒸し返してくるのではないか。
出すもの出すなら、どうにでもしますよ・・・。
(ここからは、例によって浮沈子の妄想です。)
今回の失敗は、もしかして、B社が意図的に仕組んだのではないか。
もちろん、B社にとっても大きな痛手だし、そんなことをしても意味がないともいえる。
だが、渋ちんのNASAに追加の金を出させるためには、何らかのインパクトが必要だろう。
ISSへのランデブーとドッキングについては、スペースシャトルの運用で、100回くらいはやってるからな(数えていませんが)。
もちろん、当時とドッキング装置は異なるが、新しいドッキング装置を作ったのはB社だ(1個めは、スペースXが爆発して海の藻屑にしたけどな)。
(国際宇宙ステーションに商用ドッキングアダプターの取り付け成功)
https://jp.techcrunch.com/2019/08/22/2019-08-21-second-docking-adapter-for-commercial-crew-vehicles-installed-on-international-space-station/
「ドッキングアダプターを設計、製造したのはボーイング」
「IDA-1はCRS-7ミッションのペイロードに含まれていたが、2015年6月28日のSpaeceXの打上失敗で失われてしまった。」
そのテストを行わなかったことによるリスクは小さい。
打ち上げとか、地球周回軌道からの回収という、実際の運用についての経験が全くない部分については、予定通り行われ、所期の成果を得た。
データの解析を行う前から、85点とか90点という評価を行ったのも、それが事前に分かっていたからだと考えれば納得がいく。
時計合わせにしくじったというのは、仕組まれた話に違いない(そんなあ!)。
想定の範囲内だからな。
NASAがそれを知っていたかどうかはビミョーだ。
知っていたとすれば、国家レベルの犯罪だからな。
知らなかったということにしておこう(ほんとかあ?)。
B社は確信犯だ。
このまま有人飛行に進んでも、実際、リスクは小さいかも知れない。
打ち上げと帰還という、安全上懸念される2大事象は無事にこなした。
自分ちで作り、薬籠中にしているドッキングなんて、いまさらやらんでも十分だ・・・。
出すもの出さないと、こういうことも起きるぞと。
無人機を再打ち上げするということになれば、追加の費用の支払いが期待できるしな(せっかくだから、ちょっとお高くしておくか・・・)。
もちろん、今回はライバルがいる。
遅れれば、その分先行を許すことになるが、長い目で見れば単価を釣り上げておいた方が得策だ。
座席数が4席に制限されたクルードラゴンと、5席確保しているスターライナーでは、黙っていても25パーセント増を請求できるかもな(そうなのかあ?)。
2016年の提案を蹴ったNASAを納得させるのは難しい。
脅したりすかしたりしながら、ライバルを横目で見つつ、タイトロープを渡る必要がある。
揺さぶりをかけ、足元を見て吹っ掛ける・・・。
SLS(コアステージ)の開発が一段落し、もう、あっちじゃその手は使えないからな。
あまり阿漕にやると、ライバルの独占を許しかねない。
それでなくても、スターシップとスーパーヘビーが出来上がれば、ISSへ旅行客を運ぶ商売は、ごっそり持っていかれるだろうしな。
4人対5人の勝負じゃすまない。
100人対5人になっちまう・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
B社は民間企業だからな。
儲け話に手を出すのは当然だ。
庶民の金を、政府経由で巻き上げるか、直接稼ぐかの違いだけだ。
犯罪でなければ、多少倫理的に問題があろうとも、やっちまうのは仕方ない。
航空機部門では、乗客の命を人質にして商売したしな。
当局を丸め込むのはお手の物だし。
世間では、今回のミッションの失敗を、驕れるものは久しからずというニュアンスで伝えているが、してやったりというのが真実のような気がする。
もしそうなら、そして、十分な成算があれば、いきなり有人飛行を仕掛けてくるだろう。
B社にとっても、NASAにとっても、失うものは何もない。
仕組まれた失敗だからな。
そして、米国は英雄を手に入れ、政権は浮揚する。
まあいい。
所詮は浮沈子の妄想に過ぎない。
来月か、2月の初旬には、方向性が出るだろう。
無人飛行の成功は、有人飛行の前提条件ではないという。
いきなり有人飛行は、別に異常なことではない。
無人飛行が淡々と成功し、淡々と有人飛行しても、政治的に得るものはない。
ちょっとした失敗を演出し、ガッツとチャレンジを見せた方が大衆受けする。
時計合わせに失敗しただってえ?。
浮沈子は、絶対信じないぞ・・・。
何でも謀略に見えてしまう、妄想に駆られた浮沈子・・・。
(レポートは、NASAが16億ドルのボーイングのミスを犯したことを示唆しています:2019年11月15日)
https://www.spaceflightinsider.com/organizations/boeing/report-suggests-nasa-made-a-2-6b-boeing-mistake/
「NASAの検査局長官が発表したとてつもない新しいレポートは、NASAのコマーシャルクループログラムの悲惨な絵を描いています。報告書は、2人の参加者のうちの1人が宇宙機関をより多くの金のために強要しようとしたことを示唆しています。」
「ボーイングは、ボーイングの「追加の柔軟性」を可能にするために、287.2百万ドルの支払いについてNASAと交渉しました。これらの柔軟性により、ボーイングは「宇宙船とロケット生産のリードタイムを短縮」できるようになり、宇宙ステーションへのアクセスのギャップが減少します。」
「2016年9月、ボーイングはNASAにスターライナーの4つの「認証後ミッション」の価格を提示しました。不明な価格は、高すぎるためNASAによって拒否されました。」
まあ、浮沈子に言わせれば、B社にありがちなパターンだけどな。
(NASA’S MANAGEMENT OF CREW TRANSPORTATION TO THE INTERNATIONAL SPACE STATION:大量のPDFなので自動翻訳できず、浮沈子は読んでいません)
https://oig.nasa.gov/docs/IG-20-005.pdf
当然、B社は反論する。
(ボーイングのスターライナーカプセルが大幅に遅れた初飛行を開始:更新:2019年12月20日)
https://www.spaceflightinsider.com/missions/human-spaceflight/boeings-starliner-capsule-begins-much-delayed-first-flight/
「ボーイングはこの報告の発見に同意しなかった。」
(NASAの商業クループログラムのOIG報告書についてはボーイング社ステートメント)
https://boeing.mediaroom.com/2019-11-18-Boeing-Statement-Regarding-OIG-Report-on-NASAs-Commercial-Crew-Program
「具体的には、ボーイングは主な主張に対して次のような回答を提供しています。」(回答は、浮沈子的要約なので、原文をご確認いただきたい。)
・ISSへの商業輸送に対するボーイングのコミットメント:
→うちは、一生懸命やってるけど?。
・「NASAは、複数の乗組員ミッションに備えるためにボーイングを過給しました」:
→追加の提案として、発売までのリードタイムを3分の2に短縮し、発売率を2倍にして、全体の価格をわずか5%引き上げました。むしろ、お得なのではないでしょうか?。
・1シートあたり9000万ドルですか?:
→スターライナーは、顧客の方向で5番目の乗客席またはそれ以上の貨物を提供します。座席あたりの価格は4人ではなく5人の座席に基づいて検討する必要があります。(ちなみに、NASAが運航するシートは4つまで)
・ボーイング対競争:
→競合他社は、人間の格付けのために設計された貨物車両に基づいた乗組員の船を提供しました。その開発は、NASAが先行契約で数年間資金を提供してきました。その貨物車両は、コマーシャルクルーアワードの時点ですでに複数回飛行していました。(ボーイングがゼロベースからの開発といっても、誰も信じないだろうけどな・・・。)
・「技術的な課題は、引き続きコマーシャルクループログラムのスケジュールに影響を与えます」:
→OIGがこのレポートの情報収集を開始して以来、私たちはすべての顕著な技術的課題に関して素晴らしい進歩を遂げました。(もちろん、時計合わせも含めてな・・・。)
・認証:
→できるだけ早く乗組員の認定を取得するためにお客様と協力していますが、安全性が当社の指針であり、準備ができるまで乗務員飛行試験(CFT)を飛行しません。(今後とも、そうあって欲しいもんだな・・・。)
ULAはロッキードマーチン製のアトラスV(N22)の完璧な打ち上げを行い、その能力を証明した。
時計合わせで、相性の問題があったのかどうかは知らない。
B社は、今回の失敗の評価を行い、NASAに有人フライトを提案するんだろうか?。
それとも、安全性を重視して、再度無人飛行を行うんだろうか?。
ひょっとして、2016年に蹴られた提案を蒸し返してくるのではないか。
出すもの出すなら、どうにでもしますよ・・・。
(ここからは、例によって浮沈子の妄想です。)
今回の失敗は、もしかして、B社が意図的に仕組んだのではないか。
もちろん、B社にとっても大きな痛手だし、そんなことをしても意味がないともいえる。
だが、渋ちんのNASAに追加の金を出させるためには、何らかのインパクトが必要だろう。
ISSへのランデブーとドッキングについては、スペースシャトルの運用で、100回くらいはやってるからな(数えていませんが)。
もちろん、当時とドッキング装置は異なるが、新しいドッキング装置を作ったのはB社だ(1個めは、スペースXが爆発して海の藻屑にしたけどな)。
(国際宇宙ステーションに商用ドッキングアダプターの取り付け成功)
https://jp.techcrunch.com/2019/08/22/2019-08-21-second-docking-adapter-for-commercial-crew-vehicles-installed-on-international-space-station/
「ドッキングアダプターを設計、製造したのはボーイング」
「IDA-1はCRS-7ミッションのペイロードに含まれていたが、2015年6月28日のSpaeceXの打上失敗で失われてしまった。」
そのテストを行わなかったことによるリスクは小さい。
打ち上げとか、地球周回軌道からの回収という、実際の運用についての経験が全くない部分については、予定通り行われ、所期の成果を得た。
データの解析を行う前から、85点とか90点という評価を行ったのも、それが事前に分かっていたからだと考えれば納得がいく。
時計合わせにしくじったというのは、仕組まれた話に違いない(そんなあ!)。
想定の範囲内だからな。
NASAがそれを知っていたかどうかはビミョーだ。
知っていたとすれば、国家レベルの犯罪だからな。
知らなかったということにしておこう(ほんとかあ?)。
B社は確信犯だ。
このまま有人飛行に進んでも、実際、リスクは小さいかも知れない。
打ち上げと帰還という、安全上懸念される2大事象は無事にこなした。
自分ちで作り、薬籠中にしているドッキングなんて、いまさらやらんでも十分だ・・・。
出すもの出さないと、こういうことも起きるぞと。
無人機を再打ち上げするということになれば、追加の費用の支払いが期待できるしな(せっかくだから、ちょっとお高くしておくか・・・)。
もちろん、今回はライバルがいる。
遅れれば、その分先行を許すことになるが、長い目で見れば単価を釣り上げておいた方が得策だ。
座席数が4席に制限されたクルードラゴンと、5席確保しているスターライナーでは、黙っていても25パーセント増を請求できるかもな(そうなのかあ?)。
2016年の提案を蹴ったNASAを納得させるのは難しい。
脅したりすかしたりしながら、ライバルを横目で見つつ、タイトロープを渡る必要がある。
揺さぶりをかけ、足元を見て吹っ掛ける・・・。
SLS(コアステージ)の開発が一段落し、もう、あっちじゃその手は使えないからな。
あまり阿漕にやると、ライバルの独占を許しかねない。
それでなくても、スターシップとスーパーヘビーが出来上がれば、ISSへ旅行客を運ぶ商売は、ごっそり持っていかれるだろうしな。
4人対5人の勝負じゃすまない。
100人対5人になっちまう・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
B社は民間企業だからな。
儲け話に手を出すのは当然だ。
庶民の金を、政府経由で巻き上げるか、直接稼ぐかの違いだけだ。
犯罪でなければ、多少倫理的に問題があろうとも、やっちまうのは仕方ない。
航空機部門では、乗客の命を人質にして商売したしな。
当局を丸め込むのはお手の物だし。
世間では、今回のミッションの失敗を、驕れるものは久しからずというニュアンスで伝えているが、してやったりというのが真実のような気がする。
もしそうなら、そして、十分な成算があれば、いきなり有人飛行を仕掛けてくるだろう。
B社にとっても、NASAにとっても、失うものは何もない。
仕組まれた失敗だからな。
そして、米国は英雄を手に入れ、政権は浮揚する。
まあいい。
所詮は浮沈子の妄想に過ぎない。
来月か、2月の初旬には、方向性が出るだろう。
無人飛行の成功は、有人飛行の前提条件ではないという。
いきなり有人飛行は、別に異常なことではない。
無人飛行が淡々と成功し、淡々と有人飛行しても、政治的に得るものはない。
ちょっとした失敗を演出し、ガッツとチャレンジを見せた方が大衆受けする。
時計合わせに失敗しただってえ?。
浮沈子は、絶対信じないぞ・・・。
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