福一の蹉跌 ― 2014年03月21日 01:27
福一の蹉跌
（ALPS不調で汚染水が混入、処理水を再汚染 東電「我々にとっても大きな痛手」）
http://www.j-cast.com/2014/03/20199826.html?p=all
ふざけた話だ。
「東京電力福島第1原発の汚染水処理問題で、また重大な問題が発覚した。浄化装置「ALPS」（アルプス）の不調で放射性物質をほとんど除去できなかった水が、処理済みの水が入ったタンクに流れ込んでいたというのだ。最大で1万5000トン近くが再び汚染されてしまった可能性があり、その分の処理をやり直さなければならなくなる。」
「原子力規制委員会の会合では、
「これが単なる操作ミス的なものを越えて、何らかの悪意というものがもしあるとすれば、非常に重要なセキュリティ上の問題も当然出てくる」（大島賢三委員）
という指摘が出ている。だが、田中俊一委員長は
「悪意を前提としたような調査というのは、あまり私は好ましくないと思う」
と述べ、徹底的な調査には消極的だ。この様子では、今回のトラブルについても規制委が積極的に原因究明を指示するとは考えにくい。」
こんな甘い監督で、原因なんか究明できないし、今後もトラブルは続くだろう。
（浄化終えた水のタンクに汚染水再流入…福島第一）
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140319-OYT1T00943.htm
そもそも、東京電力に廃炉をやらせているというスキームが理解できない。
（「東電の存在、危うい状態」 規制委委員長と社長が会談）
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140320/dst14032021370003-n1.htm
「田中委員長は「福島の問題がきちっとしないと、東電の存在そのものが危うい状態にあるんだと申し上げたい」と指摘した。」
「最近でも汚染水の浄化装置トラブルが相次ぐなどしており、同席した規制委の更田（ふけた）豊志委員は「福島のことについては投資を惜しまないでもらいたい」と苦言を呈した。」
つまり、東電は福島にはなるべく金をかけずに適当に収束させ、儲けが期待できる柏崎刈羽原発（新潟県）をさっさと稼動させたいのだ。
福島の廃炉が完了するまで、１００年くらい再稼動させなくてもいいんじゃね？（１００年で廃炉できるかどうかも不明）。
そういう風に規制委員会で決めれば、さっさと福島を閉めないといけなくなって、投資も進むと思うんだが、経済界からの圧力もあって、政治的にはそういう選択はないんだろうな。
まあ、嘆いていても仕方がない。
浮沈子は、原子力発電には基本的に賛成なのだが、運用管理が杜撰な会社や、そもそも規制当局が一緒になって推進する体制というのは常軌を逸していると考えている。
中国とかにどんどん作って、そこから製品の形で持ってくるのがいちばんいい。
我が国は、原発輸出国で食べていけるわけだ。
輸出先では燃料としての原油は使わなくなるだろうから、それを輸入して燃やせばいいのだ。
ワールドワイドな思考で、原発に適した国で発電してもらえばいい。
そんなことは、誰が考えたって常識だろう？。
まあ、そうはいっても、一つの原発もない原発生産国というのもなんだから、周囲１００ｋｍを無人の荒野にして、原発研究施設を作って、暴走でも汚染水の垂れ流しでも好き放題やってもらうということだな。
まあ、汚染水の垂れ流しは、世界中に広がってしまうので、これは、まずいな。
福一は、本当にひどい事故だ。
しかも、そこで行われている廃炉に向けた作業に対して、当事者である東京電力の経営者は、全力を尽くしてはいない。
事故を起こした原発の廃炉は、金にならないのだ。
民間企業だから当然である。
儲からない商売にコストを掛けるのは、アホな経営者である。
その意味では、アルプスが予定通り稼動しなかったり、汚染水漏れが今でも止まらないという事態が続いていて、福一に手抜きをしているというのは、ある意味で健全な企業の姿だ。
儲かる原発の再稼動をそっちのけにして、一文の得にもならない事故原発の廃炉なんかに現を抜かしていてはならんのではないか。
そういう、スキームを組んだ政府が無策なのである。
現場で、ろくな管理もなく、技術的な支援もなく、後ろ向きでインセンティブのない業務に携わっている方々こそ、いい面の皮である。
全ての責任は、この枠組みを作った政府にある。
原発を止めるとか、推進するとか言う前に、どういう枠組みで止めるのか、どうやって推進するのかを、もう一度きちっと議論してもらいたいものだ。
どんな事業でも、人間が行う以上、ミスや想定外の事象は起こるに決まっている。
それを乗り越えて継続するための仕組みがなければ、誰ががんばっても同じことが起こる。
精神論では解決しないのだ。
４号炉では、今日も燃料の抜き取り作業が行われているのだろう。
一つ間違えれば、悲惨な事故に繋がるシビアな作業だ。
アルプスを開発した東芝に、きちんと仕事をさせる方策を、しっかりと考えてもらいたいな。
（ALPS不調で汚染水が混入、処理水を再汚染 東電「我々にとっても大きな痛手」）
http://www.j-cast.com/2014/03/20199826.html?p=all
ふざけた話だ。
「東京電力福島第1原発の汚染水処理問題で、また重大な問題が発覚した。浄化装置「ALPS」（アルプス）の不調で放射性物質をほとんど除去できなかった水が、処理済みの水が入ったタンクに流れ込んでいたというのだ。最大で1万5000トン近くが再び汚染されてしまった可能性があり、その分の処理をやり直さなければならなくなる。」
「原子力規制委員会の会合では、
「これが単なる操作ミス的なものを越えて、何らかの悪意というものがもしあるとすれば、非常に重要なセキュリティ上の問題も当然出てくる」（大島賢三委員）
という指摘が出ている。だが、田中俊一委員長は
「悪意を前提としたような調査というのは、あまり私は好ましくないと思う」
と述べ、徹底的な調査には消極的だ。この様子では、今回のトラブルについても規制委が積極的に原因究明を指示するとは考えにくい。」
こんな甘い監督で、原因なんか究明できないし、今後もトラブルは続くだろう。
（浄化終えた水のタンクに汚染水再流入…福島第一）
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140319-OYT1T00943.htm
そもそも、東京電力に廃炉をやらせているというスキームが理解できない。
（「東電の存在、危うい状態」 規制委委員長と社長が会談）
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140320/dst14032021370003-n1.htm
「田中委員長は「福島の問題がきちっとしないと、東電の存在そのものが危うい状態にあるんだと申し上げたい」と指摘した。」
「最近でも汚染水の浄化装置トラブルが相次ぐなどしており、同席した規制委の更田（ふけた）豊志委員は「福島のことについては投資を惜しまないでもらいたい」と苦言を呈した。」
つまり、東電は福島にはなるべく金をかけずに適当に収束させ、儲けが期待できる柏崎刈羽原発（新潟県）をさっさと稼動させたいのだ。
福島の廃炉が完了するまで、１００年くらい再稼動させなくてもいいんじゃね？（１００年で廃炉できるかどうかも不明）。
そういう風に規制委員会で決めれば、さっさと福島を閉めないといけなくなって、投資も進むと思うんだが、経済界からの圧力もあって、政治的にはそういう選択はないんだろうな。
まあ、嘆いていても仕方がない。
浮沈子は、原子力発電には基本的に賛成なのだが、運用管理が杜撰な会社や、そもそも規制当局が一緒になって推進する体制というのは常軌を逸していると考えている。
中国とかにどんどん作って、そこから製品の形で持ってくるのがいちばんいい。
我が国は、原発輸出国で食べていけるわけだ。
輸出先では燃料としての原油は使わなくなるだろうから、それを輸入して燃やせばいいのだ。
ワールドワイドな思考で、原発に適した国で発電してもらえばいい。
そんなことは、誰が考えたって常識だろう？。
まあ、そうはいっても、一つの原発もない原発生産国というのもなんだから、周囲１００ｋｍを無人の荒野にして、原発研究施設を作って、暴走でも汚染水の垂れ流しでも好き放題やってもらうということだな。
まあ、汚染水の垂れ流しは、世界中に広がってしまうので、これは、まずいな。
福一は、本当にひどい事故だ。
しかも、そこで行われている廃炉に向けた作業に対して、当事者である東京電力の経営者は、全力を尽くしてはいない。
事故を起こした原発の廃炉は、金にならないのだ。
民間企業だから当然である。
儲からない商売にコストを掛けるのは、アホな経営者である。
その意味では、アルプスが予定通り稼動しなかったり、汚染水漏れが今でも止まらないという事態が続いていて、福一に手抜きをしているというのは、ある意味で健全な企業の姿だ。
儲かる原発の再稼動をそっちのけにして、一文の得にもならない事故原発の廃炉なんかに現を抜かしていてはならんのではないか。
そういう、スキームを組んだ政府が無策なのである。
現場で、ろくな管理もなく、技術的な支援もなく、後ろ向きでインセンティブのない業務に携わっている方々こそ、いい面の皮である。
全ての責任は、この枠組みを作った政府にある。
原発を止めるとか、推進するとか言う前に、どういう枠組みで止めるのか、どうやって推進するのかを、もう一度きちっと議論してもらいたいものだ。
どんな事業でも、人間が行う以上、ミスや想定外の事象は起こるに決まっている。
それを乗り越えて継続するための仕組みがなければ、誰ががんばっても同じことが起こる。
精神論では解決しないのだ。
４号炉では、今日も燃料の抜き取り作業が行われているのだろう。
一つ間違えれば、悲惨な事故に繋がるシビアな作業だ。
アルプスを開発した東芝に、きちんと仕事をさせる方策を、しっかりと考えてもらいたいな。
シム打ち抜き２枚目 ― 2014年03月21日 04:05
シム打ち抜き２枚目
ドコモのシムを打ち抜いて、マイクロシムに仕立てたのはいいが、１日だけしか通話が出来ず、元のスマホに戻した（悲しい）話は既に書いた。
（マイクロシム）
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/03/14/7244546
この日は幸せだったんだが・・・。
（複雑怪奇？）
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/03/15/7245129
不幸のどん底に・・・。
しかし、シムを破壊してしまったのではないので、最悪ではない。
その後、何度かトライしているのだが、シムが入ったとか、出たとかで、再起動はするものの、アンテナは立たない。
一体どうなっているのか、さっぱり見当が付かない。
さては、打ち抜きの具合が悪くて、端子の接触に問題があるんじゃないかと思い、ＤＴＩのデータ通信用シムを打ち抜いてみることにした。
ＤＴＩには、何の恨みもないんだが、ここは一肌脱いでいただくことに・・・。
バチン！。
あれえーっ？、どっか飛んでっちゃったあ！。
泣きそうになって探すと、椅子の下に落ちていた。
もう少しで、椅子の脚で破壊されるところであった。
やれやれ・・・。
で、ＡＰＮの設定も無事に済んで、今日のところは１５０Ｍｂｐｓ（ベストエフォート）で、大人しく（遅く）通信している。
まあいい。
明日になってがっかりしないように、今日はこのくらいにしておくか。
ドコモのシムを打ち抜いて、マイクロシムに仕立てたのはいいが、１日だけしか通話が出来ず、元のスマホに戻した（悲しい）話は既に書いた。
（マイクロシム）
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/03/14/7244546
この日は幸せだったんだが・・・。
（複雑怪奇？）
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/03/15/7245129
不幸のどん底に・・・。
しかし、シムを破壊してしまったのではないので、最悪ではない。
その後、何度かトライしているのだが、シムが入ったとか、出たとかで、再起動はするものの、アンテナは立たない。
一体どうなっているのか、さっぱり見当が付かない。
さては、打ち抜きの具合が悪くて、端子の接触に問題があるんじゃないかと思い、ＤＴＩのデータ通信用シムを打ち抜いてみることにした。
ＤＴＩには、何の恨みもないんだが、ここは一肌脱いでいただくことに・・・。
バチン！。
あれえーっ？、どっか飛んでっちゃったあ！。
泣きそうになって探すと、椅子の下に落ちていた。
もう少しで、椅子の脚で破壊されるところであった。
やれやれ・・・。
で、ＡＰＮの設定も無事に済んで、今日のところは１５０Ｍｂｐｓ（ベストエフォート）で、大人しく（遅く）通信している。
まあいい。
明日になってがっかりしないように、今日はこのくらいにしておくか。
ブルースクリーン ― 2014年03月21日 06:57
ブルースクリーン
シンクパッドのブルースクリーンに悩まされている。
メモリーを差し替えたり、余計なアプリを消したり、なるべく古い復元ポイントで立ち上げたりと、普通のユーザーが出来る範囲のことはやっている。
レジストリを弄らなくなってからだいぶ経つし、最近の仕掛けは良く分からないので、あまり深いところまでは触らないで何とかしたいのだが、最悪、買い替えということになりそうだ。
このブログは、ワードパッドで打っているのだが、クラウド上のワードで作ったほうが安心かもしれないと、本気で考え始めている。
自宅以外でも、ちょこちょこ書き足すことが出来るし、アップロードする前の確認も出来る（どーせ、しないくせに・・・）。
まあいい。
ひどいときには、３０分もしないうちにブルースクリーンでオダブツになる。
昔は、マッキントッシュの爆弾マークが有名だったが、このブルースクリーンというのは、ウインドウズの爆弾マークだな。
最近は、なかなかお目にかからなくなっていたのに、このレノボのＸ２２０は頻発する。
買ったばかりの頃は、こんなことはなかったので、いろいろ弄りながら、シンプルな環境に整理して行こうと思う。
コントロールキー＋Ｓで、上書き保存されるという、ショートカットキーまで覚えてしまった。
ほらね！、ブラインドでこれが押せるようになって、習慣化してしまう。
いいことなのか、悲しいことなのか。
シンクパッドのブルースクリーンに悩まされている。
メモリーを差し替えたり、余計なアプリを消したり、なるべく古い復元ポイントで立ち上げたりと、普通のユーザーが出来る範囲のことはやっている。
レジストリを弄らなくなってからだいぶ経つし、最近の仕掛けは良く分からないので、あまり深いところまでは触らないで何とかしたいのだが、最悪、買い替えということになりそうだ。
このブログは、ワードパッドで打っているのだが、クラウド上のワードで作ったほうが安心かもしれないと、本気で考え始めている。
自宅以外でも、ちょこちょこ書き足すことが出来るし、アップロードする前の確認も出来る（どーせ、しないくせに・・・）。
まあいい。
ひどいときには、３０分もしないうちにブルースクリーンでオダブツになる。
昔は、マッキントッシュの爆弾マークが有名だったが、このブルースクリーンというのは、ウインドウズの爆弾マークだな。
最近は、なかなかお目にかからなくなっていたのに、このレノボのＸ２２０は頻発する。
買ったばかりの頃は、こんなことはなかったので、いろいろ弄りながら、シンプルな環境に整理して行こうと思う。
コントロールキー＋Ｓで、上書き保存されるという、ショートカットキーまで覚えてしまった。
ほらね！、ブラインドでこれが押せるようになって、習慣化してしまう。
いいことなのか、悲しいことなのか。
通話再開 ― 2014年03月21日 09:38
通話再開
（過ぎたるは猶及ばざるが如し）
http://kotowaza-allguide.com/su/sugitaruwaoyobazaru.html
「度が過ぎることは、足りないことと同じくらい良くないということ。」
エクスペリアＺウルトラの通話機能が、打ち抜きしたシムを入れた当日だけ使えて、その後使用不能になった件は、既に触れた。
（シム打ち抜き２枚目）
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/03/21/7249845
シムの機能は損なわれていなかったため、端子の接続に問題があるという推測はしていた。
それを裏付けるために、ＤＴＩのノーマルシムを人身御供にして打ち抜いて突っ込んでみた。
問題なく繋がる。
２枚のシムを並べて、じっくりと眺めているうちに、ふと気づいたのは、エクスペリアのシムトレイ（？）には、奥行き方向に１ｍｍ程度の遊びがあり、シムが入っていくときに、その分だけ奥に入ったり手前に入ったりすることがあるということだ。
シム側の電極のパターンは、ＤＴＩのものとは少し違っており、この１ｍｍ程度の僅かな誤差が、スマホ側の端子が正しく接触することを妨げているのではないかと思い至ったのだ。
奥まで突っ込みすぎだったんじゃね？。
というわけで、何度目か（１０回以上は抜き差ししましたな）の挑戦になった今回は、少し浅めに、そっと入れて立ち上げてみた。
みごとにアンテナが４本立った！(画像参照)。
これで、再び電波法違反を密かに行うことが可能となった。
次のモデルでは、是非、Ｑｉ（チー）に対応していただくと共に、デュアルシム対応をお願いしたい。
浮沈子のような貧乏人には、ワンコインでデーター通信制限なし（１５０Ｍｂｐｓですが）と、１０００円程度の基本料で維持できる格安通話がお似合いなのだ（月額通話料が、１０００円程度なので・・・）。
目出度く開通した通話機能であるが、ＤＴＩのシムでのブラウジングも、決して悪くはなかった。
まあ、バックアップ回線として月額４９０円で契約しているので、繋がればいいという程度だったが、どうしてどうして、快適なネットサーフィンができてしまった。
うーん、でも、結局ワイマックスを持ち歩くので、ＤＴＩは、家で留守番だな。
都内は徐々にＷＸ２＋のエリアが増えてきている。
先だって、伊豆某所までＪＲの電車で行ったときには、駅の近くになるとブチブチ切れていたな。
新幹線の２００ｋｍ位の速度でも繋がっていたのに、駅の近くで繋がらないということは、ＫＤＤＩ（ＵＱワイマックス）が、ＪＲと契約していないからなのかもしれない。
まあいい。
ソフトバンクに煮え湯を飲ませて獲得した連続周波数帯を活用して、新たな高速通信サービスを展開していってもらいたいものだ。
３Ｇフォーマ回線での音声通話は、なければ困るが頻用はしない。
こういった回線を今後どう扱っていくかということも問題だな。
まあ、とりあえず原因が分かって良かった。
（過ぎたるは猶及ばざるが如し）
http://kotowaza-allguide.com/su/sugitaruwaoyobazaru.html
「度が過ぎることは、足りないことと同じくらい良くないということ。」
エクスペリアＺウルトラの通話機能が、打ち抜きしたシムを入れた当日だけ使えて、その後使用不能になった件は、既に触れた。
（シム打ち抜き２枚目）
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/03/21/7249845
シムの機能は損なわれていなかったため、端子の接続に問題があるという推測はしていた。
それを裏付けるために、ＤＴＩのノーマルシムを人身御供にして打ち抜いて突っ込んでみた。
問題なく繋がる。
２枚のシムを並べて、じっくりと眺めているうちに、ふと気づいたのは、エクスペリアのシムトレイ（？）には、奥行き方向に１ｍｍ程度の遊びがあり、シムが入っていくときに、その分だけ奥に入ったり手前に入ったりすることがあるということだ。
シム側の電極のパターンは、ＤＴＩのものとは少し違っており、この１ｍｍ程度の僅かな誤差が、スマホ側の端子が正しく接触することを妨げているのではないかと思い至ったのだ。
奥まで突っ込みすぎだったんじゃね？。
というわけで、何度目か（１０回以上は抜き差ししましたな）の挑戦になった今回は、少し浅めに、そっと入れて立ち上げてみた。
みごとにアンテナが４本立った！(画像参照)。
これで、再び電波法違反を密かに行うことが可能となった。
次のモデルでは、是非、Ｑｉ（チー）に対応していただくと共に、デュアルシム対応をお願いしたい。
浮沈子のような貧乏人には、ワンコインでデーター通信制限なし（１５０Ｍｂｐｓですが）と、１０００円程度の基本料で維持できる格安通話がお似合いなのだ（月額通話料が、１０００円程度なので・・・）。
目出度く開通した通話機能であるが、ＤＴＩのシムでのブラウジングも、決して悪くはなかった。
まあ、バックアップ回線として月額４９０円で契約しているので、繋がればいいという程度だったが、どうしてどうして、快適なネットサーフィンができてしまった。
うーん、でも、結局ワイマックスを持ち歩くので、ＤＴＩは、家で留守番だな。
都内は徐々にＷＸ２＋のエリアが増えてきている。
先だって、伊豆某所までＪＲの電車で行ったときには、駅の近くになるとブチブチ切れていたな。
新幹線の２００ｋｍ位の速度でも繋がっていたのに、駅の近くで繋がらないということは、ＫＤＤＩ（ＵＱワイマックス）が、ＪＲと契約していないからなのかもしれない。
まあいい。
ソフトバンクに煮え湯を飲ませて獲得した連続周波数帯を活用して、新たな高速通信サービスを展開していってもらいたいものだ。
３Ｇフォーマ回線での音声通話は、なければ困るが頻用はしない。
こういった回線を今後どう扱っていくかということも問題だな。
まあ、とりあえず原因が分かって良かった。
エコカー ― 2014年03月21日 20:27
エコカー
環境負荷を減らして、持続可能な存在であり続けようとする自動車というのは、浮沈子のような２０世紀型エコシステムの中で暮らしてきた人間から見ると、むしろ不気味である。
生産の段階から、大量の鉄を使い、エネルギーの消費やＣＯ２の排出は当たり前、使用の段階になれば、窒素酸化物やＣＯ２を撒き散らすのは必然ですらあり、スクラップにされた廃棄物の中には、重金属を環境中に放出するものも含まれている・・・。
それは、仕方ないのだ、人間が移動の自由を得るための代償であり、子々孫々に恨まれることは覚悟の上であると考えてきた。
２１世紀になって、エコカーという自己矛盾的な存在が登場してきた時、浮沈子はそれは欺瞞だとすぐにわかった。
相変わらず大量の鉄を使い、重金属を使い、化学繊維を使いながら、僅かばかり燃費がいいだけのクルマを、水戸黄門の印籠の如くちらつかせながら、一方では大きくて燃費の悪い車を作り続けていたのだ。
しかし、時代は変わって、本当のエコカーというのが見えてきた。
いや、まだまだその世界には遠いが、循環型の社会システムがひょっとしたら構築可能なのではないかという、そんな気にさせるクルマが出てきた。
ＢＭＷⅰ３である。
もちろん、既に何度か書いているように、重いバッテリーを常時積んで走る車は、道路に対して高い攻撃性を持ち、こんなもんがボリュームゾーンになってきたら、エコどころか社会資本に対する脅威だとすら思った。
そこで、彼らが出した答えが、アルミシャシーとＣＦＲＰボディの組み合わせだったわけだな。
１．３トンを切る車両重量の中に、全てを収めてきた（レンジエクステンダー付を除く）。
これが、エコカーの答えになるんだろうか？。
製造工程や内装の素材なども吟味し、しっかりとしたメッセージを届けようという意図がハッキリしている。
（【BMW i3 試乗】サスティナビリティとドライビングプレジャーは両立できるか…鈴木ケンイチ）
http://response.jp/article/2014/03/21/219604.html
（クルマ試乗記：スムーズでクリーンな、BMWの電気自動車i3）
http://gqjapan.jp/car/review/20140319/review-bmw-i3-2
（BMW 新型電気自動車「i3」(アイスリー) 国内試乗レポート／今井優杏 (1/4)）
http://autoc-one.jp/bmw/report-1691284/
（【金子浩久のEクルマ、Aクルマ】異次元の運転感覚が体感できるBMW『i3』）
http://dime.jp/genre/134727/
屋久島で行われた国内試乗会が、なんか胡散臭い感じがするという点は置いておいて、参加したジャーナリストたちが、今までの電気自動車とは違うものが出てきたと感じたことは間違いない。
５００まんえんのプライスタグを付けてきたことも、戦略車としての位置づけにあることが分かる。
元が取れてるような感じ、しないもの・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
これから、ＢＭＷの他の車種でもＣＦＲＰ導入してもらって、そっちの方でも付加価値つけていかないと、とてもじゃないが回収できない。
このクルマを、従来のガソリン自動車との延長線上で比較すれば、ダメ車であることは間違いない。
航続距離短く、乗車定員少なく、値段高く、たぶん、ぶつけたら半端ない金額が修理代として飛んでいく。
クルマ、買い替えかも・・・。
浮沈子は、バッテリー積んで走る電気自動車に、未来はないと信じている。
それでも、この本気度３００パーセントの電気自動車には、欺瞞は承知の上で、やれることは全部やるぞ！、という迫力を感じる。
それは、技術の問題というより、ＢＭＷという自動車メーカーとしての生き残りを賭けた戦いの武器を見る思いだ。
馬鹿売れすることはないということは、分かっているが、事業としては是非とも成功させてもらいたいものだ。
移動の自由を高らかに謳いつつ、エコであり続けようという意志。
企業内における「ⅰ」ブランドの位置づけなどは、どうでもいい。
自動車という機械が、存在し続けることができるかどうかという、危機感をもって投入されたクルマだということだ。
１０００キロの航続距離と、３分の充電時間を実現することができなければ、現代の移動体としては失格だろう。
クズは、何をしてもクズだ。
しかし、燃料電池車や、非接触給電式の電気自動車だってある。
１００年後、ガソリンで走る自動車というものが存在し続けているのだろうか？。
そう考えると、醜いアヒルの子であるⅰ３が、いつか白鳥になるかも知れないと思えてくる。
念のため書いておくが、ⅰ３自体は、それほど革新的なクルマではなく、理想を掲げつつ妥協に塗れた極めて現実的なクルマであると思っている。
浮沈子は買わない。
この手の車については、初代プリウスを買ったときに、その何たるかを身にしみて知っているからだ。
もし、手を出すとしたら、アルファ４Ｃが燃料電池積んで２００まんえんで国内販売された時だな。
環境負荷を減らして、持続可能な存在であり続けようとする自動車というのは、浮沈子のような２０世紀型エコシステムの中で暮らしてきた人間から見ると、むしろ不気味である。
生産の段階から、大量の鉄を使い、エネルギーの消費やＣＯ２の排出は当たり前、使用の段階になれば、窒素酸化物やＣＯ２を撒き散らすのは必然ですらあり、スクラップにされた廃棄物の中には、重金属を環境中に放出するものも含まれている・・・。
それは、仕方ないのだ、人間が移動の自由を得るための代償であり、子々孫々に恨まれることは覚悟の上であると考えてきた。
２１世紀になって、エコカーという自己矛盾的な存在が登場してきた時、浮沈子はそれは欺瞞だとすぐにわかった。
相変わらず大量の鉄を使い、重金属を使い、化学繊維を使いながら、僅かばかり燃費がいいだけのクルマを、水戸黄門の印籠の如くちらつかせながら、一方では大きくて燃費の悪い車を作り続けていたのだ。
しかし、時代は変わって、本当のエコカーというのが見えてきた。
いや、まだまだその世界には遠いが、循環型の社会システムがひょっとしたら構築可能なのではないかという、そんな気にさせるクルマが出てきた。
ＢＭＷⅰ３である。
もちろん、既に何度か書いているように、重いバッテリーを常時積んで走る車は、道路に対して高い攻撃性を持ち、こんなもんがボリュームゾーンになってきたら、エコどころか社会資本に対する脅威だとすら思った。
そこで、彼らが出した答えが、アルミシャシーとＣＦＲＰボディの組み合わせだったわけだな。
１．３トンを切る車両重量の中に、全てを収めてきた（レンジエクステンダー付を除く）。
これが、エコカーの答えになるんだろうか？。
製造工程や内装の素材なども吟味し、しっかりとしたメッセージを届けようという意図がハッキリしている。
（【BMW i3 試乗】サスティナビリティとドライビングプレジャーは両立できるか…鈴木ケンイチ）
http://response.jp/article/2014/03/21/219604.html
（クルマ試乗記：スムーズでクリーンな、BMWの電気自動車i3）
http://gqjapan.jp/car/review/20140319/review-bmw-i3-2
（BMW 新型電気自動車「i3」(アイスリー) 国内試乗レポート／今井優杏 (1/4)）
http://autoc-one.jp/bmw/report-1691284/
（【金子浩久のEクルマ、Aクルマ】異次元の運転感覚が体感できるBMW『i3』）
http://dime.jp/genre/134727/
屋久島で行われた国内試乗会が、なんか胡散臭い感じがするという点は置いておいて、参加したジャーナリストたちが、今までの電気自動車とは違うものが出てきたと感じたことは間違いない。
５００まんえんのプライスタグを付けてきたことも、戦略車としての位置づけにあることが分かる。
元が取れてるような感じ、しないもの・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
これから、ＢＭＷの他の車種でもＣＦＲＰ導入してもらって、そっちの方でも付加価値つけていかないと、とてもじゃないが回収できない。
このクルマを、従来のガソリン自動車との延長線上で比較すれば、ダメ車であることは間違いない。
航続距離短く、乗車定員少なく、値段高く、たぶん、ぶつけたら半端ない金額が修理代として飛んでいく。
クルマ、買い替えかも・・・。
浮沈子は、バッテリー積んで走る電気自動車に、未来はないと信じている。
それでも、この本気度３００パーセントの電気自動車には、欺瞞は承知の上で、やれることは全部やるぞ！、という迫力を感じる。
それは、技術の問題というより、ＢＭＷという自動車メーカーとしての生き残りを賭けた戦いの武器を見る思いだ。
馬鹿売れすることはないということは、分かっているが、事業としては是非とも成功させてもらいたいものだ。
移動の自由を高らかに謳いつつ、エコであり続けようという意志。
企業内における「ⅰ」ブランドの位置づけなどは、どうでもいい。
自動車という機械が、存在し続けることができるかどうかという、危機感をもって投入されたクルマだということだ。
１０００キロの航続距離と、３分の充電時間を実現することができなければ、現代の移動体としては失格だろう。
クズは、何をしてもクズだ。
しかし、燃料電池車や、非接触給電式の電気自動車だってある。
１００年後、ガソリンで走る自動車というものが存在し続けているのだろうか？。
そう考えると、醜いアヒルの子であるⅰ３が、いつか白鳥になるかも知れないと思えてくる。
念のため書いておくが、ⅰ３自体は、それほど革新的なクルマではなく、理想を掲げつつ妥協に塗れた極めて現実的なクルマであると思っている。
浮沈子は買わない。
この手の車については、初代プリウスを買ったときに、その何たるかを身にしみて知っているからだ。
もし、手を出すとしたら、アルファ４Ｃが燃料電池積んで２００まんえんで国内販売された時だな。
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