違和感2014年03月31日 00:41

沖の鳥島
違和感


沖ノ鳥島に政府が注ぎ込んでいる金は、750億円だという。

(EEZ確保へ沖ノ鳥島保全 海底にはレアメタル)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG3000U_Q4A330C1CC1000/

どれだけの権益があるのか知らないが、今回の工事だけでなく、今後も莫大な国費を投じて守る価値って、あるのだろうか。

遠い絶海の孤島であり、観光資源にもならないだろう。

レアメタルがあるとかいっても、到底採算が合わない幻の資源だ。

漁業資源といったって、誰が捕りにいくのか。

要するに、価値があるとかいっても、幻の価値であって、中国がEEZが設定できない岩だといっているのは当然のような気がする。

今回の巨大な海上基地を設置する工事が行われるという話は、あまり広くは知られていないのではないか。

そんな必要があるのか。

海象の好いときに大型船で行って、テンダーで渡ればいいのではないか。

160mにも及ぶ接岸施設を作るというのは、行き過ぎなのではないか。

こういうブログを書くと、直ぐに中国寄りだとか言われるが、しかし、その金は我々が納める税金であり、そうやって作った施設がなんの役に立つかは考えなければならない。

確かに国土の保全は必要だろう。

中国の太平洋進出をけん制することも大切だ。

しかし、その手段が、沖の鳥島に160mの桟橋を作ることなのかは、浮沈子には疑問だ。

本気でやるなら、国際的な非難を省みずに、環礁内を埋め立てて、軍事基地にしてしまうのがいいだろう。

滑走路を作り、自衛隊も常駐させてしまうのが良い。

今回の桟橋作りが、そのための布石だというなら、それはそれで話は別だ。

ちっこい2つの「岩」を守るのではなく、環礁内を全て活用するというのならそうすればいい。

それとも、われわれが知らない何か別の情報があるのだろうか。

例えば、単なるレアメタルではなく、もっと別の鉱物資源があるとか。

この工事の写真を見ていると、ものすごく違和感を感じる。

(「想定外」の転覆、バランス失った? 沖ノ鳥島死亡事故)
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20140330002787.html

(沖ノ鳥島:桟橋が裏返しに 作業員5人死亡2人不明)
http://mainichi.jp/graph/2014/03/30/20140330k0000e040164000c/005.html

崑崙山2014年03月31日 01:51

崑崙山
崑崙山


ミリタリー系に弱い浮沈子は、軍事アレルギーといってもいい。

子供の頃、誕生日に戦車のプラモデルをもらって、嬉しくなかったりする(サンダーバードの方が良かったりして)。

マレーシア機の関連で調べていたら、こんな記事があった。

(中国海軍がマレーシア機捜索に大型揚陸艦を投入する理由)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/obiekt/20140331-00034071/

「中国海軍はなぜ、駆逐艦だけでなくドック揚陸艦を必要としたのでしょうか?」

まあ、理由はいろいろ書いてあって、最もなのだが、浮沈子は艦艇の方に興味があった。

(071型揚陸艦)
http://ja.wikipedia.org/wiki/071%E5%9E%8B%E6%8F%9A%E9%99%B8%E8%89%A6

(尖閣視野、中国が初の強襲揚陸艦を上海で建造 上陸能力大きく向上)
http://kjclub.com/jp/exchange/photo/read.php?uid=14953&fid=14953&thread=1000000&idx=1&page=1&tname=exc_board_53&number=11158

(「揚陸艦」の建造を強力に進める中国
水陸両用作戦能力を着々と増強)
http://blogs.yahoo.co.jp/midway_naval_battle/33074238.html

「揚陸艦は強襲揚陸艦と輸送揚陸艦とに大雑把に分類できる。いずれのタイプの揚陸艦といえども、以下の設備が整っていることを特徴とする軍艦である。
(1)比較的大規模な陸上戦闘部隊(海兵隊など)を収容する施設
(2)陸上部隊を搬送したり陸上部隊を支援するための輸送ヘリコプターやオスプレイ、それに攻撃ヘリコプターや戦闘攻撃機など航空機の収容と整備のための格納庫
(3)それら航空機が発着するための甲板をはじめとする施設
(4)陸上部隊を陸に送り込むための揚陸艇や水陸両用車両を収容し発着させるためのウェルデッキ
(5)陸上戦闘部隊が使用する装甲車両、戦車、トラックなどを収容できるスペース」

「水陸両用作戦というと、強襲上陸戦と混同し、「侵略能力」などと非難を浴びせる勢力が日本には少なからず存在するが、そのような無知の輩に気兼ねして国を滅ぼしては元も子もない。要は“やる気”の問題なのである。」

すいません、「無知の輩」なもんで・・・。

なるほど、なかなか便利な艦艇だな。

(揚陸艦)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8F%9A%E9%99%B8%E8%89%A6

こういった艦船を運用するということは、とりもなおさず敵前に大量の兵力をすばやく展開するということなので、侵略能力であることは間違いない。

ゆったりと、余裕かまして岸壁に接岸して上陸するというのとは訳が違うのだ。

もちろん、単独で運用するだけではなく、航空支援とかないと、対艦ミサイルでやられちゃったりするので運用命だな。

で、上陸すると地雷とかあったり、鉄条網があったりする。

ああ、やっぱ、浮沈子向きの話題ではないな。

初めの記事には、こうある。

「高いヘリコプター運用能力とウェルドックからの搭載艇の発進回収能力は警戒任務にも便利だったのです。」

「ドック揚陸艦は上陸作戦や被災地救援だけでなく、警戒監視や捜索回収にも適した使い勝手の良い艦種」

そういう運用なら、いいんじゃないかな。

しかし、たとえば、こんなのが日本本土に攻めてきたら、我が国は対処できるんだろうか。

地雷も止めちゃったし。

中国と仲良くして、尖閣も、沖ノ鳥島も、沖縄も全部あげちゃって、原発いっぱい買ってもらって、その電力で作ったものを安く売ってもらうのが正解じゃないのか。

いよいよ、外国の出稼ぎ労働者の受け入れもやるらしいじゃないの。

国賊浮沈子としては、常に、易きに付くのである。

無線LANその後2014年03月31日 04:53

無線LANその後
無線LANその後


シンクパッドX220が、ブルースクリーンになる現象については、このブログでも取り上げた。

(ブルースクリーン)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/03/21/7249866

(ブルースクリーン決着)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/03/25/7253854

確かに、ブルースクリーンは解決した。

その後、1度たりとも発生していない。

ドライバーを入れ替えたことは、非常に良かった・・・。

しかし・・・。

こんどは、同じくらいの頻度で、ネットワークがぶち切れるようになった。

ということは、ブルースクリーンで強制再起動になっていたのは、このぶち切れが原因だったのかも。

ということで、ネットを探索してみても、該当する項目が見当たらない。

もちろん、こんなことはとっくにやっている。

(快適!ネットブックライフ!(無線LANが「制限付きアクセス」で切れるトラブル))
http://goochokipa.seesaa.net/article/179824055.html

以前から使っているパナソニックの方は、自動的に復旧するのだが、X220は手動で再接続してやるしかない。

たぶん、何か原因があるのだろうが、今のところ不明だ。

この件については、新たな展開があれば報告する。

<そのまま、続報>

現在は、画像のようなプロファイルを作って、無線LANオンリーにして様子を見ている。

コントロールパネル→ネットワークとインターネット→Lenoboーインターネット接続、と辿って出てきた画面のプロファイルタブで、新たなプロファイル「test」を作成して、有線LANのチェックを消しただけ。

今のところ、2時間くらいは切れていないので、大いに期待している。

ダイコン再考2014年03月31日 06:48

ダイコン再考
ダイコン再考


(イベント「Wearable Tech Expo」開催--ウェアラブルのコンセプトの発端は日本)
http://japan.cnet.com/sp/wearabletech2014/35045639/

世はウエアラブルコンピューティングに向けて、大きく動き出した。

浮沈子は、ユビキタス化への1ステップと見ているが、世間ではそういう捉え方はあまりない。

スマホの延長(スマホをもつことが前提)だとか、デバイスの高機能化(ネットと繋がる)だと捉えている。

まあ、それも間違いじゃあない。

スマート家電とかいうのも一時流行った。

冷蔵庫とか、電子レンジがネットと接続するというのだ。

最近は、ネット機能を持つテレビは当たり前のようだ。

電気で動くものは何でもネットワークにしてしまう。

電力線通信というのも、家庭における電化製品のネットワーク化を狙った意味もあったかもしれない。

コンセントに差し込めば、ホームサーバーと繋がり、快適なコントロールを行うことが出来る。

そういった用途は、しかし、個人が身に着けることができるものには敵わない所がある。

例えば、時計とかメガネは、シャワーを浴びる時以外はずっと身に着けていたり、身近に置いておく物だ。

そういったガジェットがネットワークに接続しているのなら、他の何か(冷蔵庫の表示)に頼らなくてもいいのだ。

あるいは、自分が何者であるかをネットに知らせるIDだけを持たせて、鏡の前に立つと、自分宛のメールが読めるという仕掛けがあってもいい。

他人が盗み見するかもしれないが、偏光メガネを組み合わせるという技もある。

浮沈子は、音を媒介にしたコミュニケーションに注目している。

音は、何かをしながらでも聞くことが可能だし、周りに迷惑かけることも無い。

水中で使えるというのも、浮沈子的にはうれしい。

が、しかし、水中では電波の届く距離が短く、トランスミッターなども限られた距離でしか動作しない。

ダイコンを考えたとき、確かに、ウエアラブルコンピューターの先駆けではあるが、陸上での使い方とは明らかに違っている。

だいたい、水中でもメールを受け取らなきゃあならないというのは、逆に勘弁して欲しい。

最近のダイコンでも、そんな芸当は出来ない。

(uemis ZURICH)
http://www.uemis.com/jp/products/sda

(GALILEO SOL)
http://www.scubapro.com/ja-JP/JPN/instruments/computers/products/galileo-sol.aspx

(SUUNTO D-SERIES)
http://www.suunto.com/ja-JP/Dive-Collections/Watch-sized-dive-computers/

(IQ-850)
http://www.tusa.net/gear/instruments/iq850.html

(ICON HD net ready)
http://www.mares.co.jp/product/computer/icon_hd_net_ready.html

(ダイブコンピュータ比較一覧表:参考にしたページ)
http://www.geocities.jp/ohtashp/diving/dicom/

せいぜい、残圧を飛ばすくらいが関の山で、ガリレオソルが心拍を送るくらいだ。

このブログでも紹介した超音波を使った水中トランシーバーもある。

(饒舌の世界?)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/01/10/7186929

(ダイブトランシーバーLogosease)
http://www.e-casio.co.jp/shop/pages/Logosease.aspx

浮沈子が考えたのは、この水中トランシーバーとダイコンを連動させれば、画期的な製品ができるのではないかということだ。

水中だけではなく、水面に浮かべたユニットと接続することが出来れば、水中電子メールも夢ではない(だから、いらないって!)。

安全管理にとっても、こんな便利なものは無いだろう。

カシオもダイコン作ってくれればいいのに。

(CASIO 潜水王:ダイコンではありません)
http://dive.sonia.jp/others/02_casio_sensuiou/casio_sensuiou.html

さて、ダイコンの未来は、超音波通信との連携にあるという方向性は見えたのだが、こういったデバイスをごちゃごちゃ着けて、その操作にばっかし気を取られていると、あっという間にガスが無くなってしまうというジレンマが生まれる。

こういうのを、本末転倒という。

優れたウエアラブルというのは、身に着けていることを意識させないものだ。

やっぱ、データマスクしかないんだろうか。

(DATAMASK HUD)
http://www.oceanicworldwide.com/us/computers/datamask-hud-706/

これこそ、究極のウエアラブルだな。

パンスペルミア説2014年03月31日 09:56

パンスペルミア説
パンスペルミア説


無責任だとか、卑怯だとか、ずるいとか、ご都合主義とか、生命の起源を語る時に必ずといってよいほどコケにされ、馬鹿にされ、無視されるパンスペルミア説・・・。

(パンスペルミア説)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%82%A2%E8%AA%AC

浮沈子が生命科学に興味を持っていた頃とは、少し風向きが変わっているようだ。

「隕石中のアミノ酸がホモキラリティーを持つ」

「地球の原始大気は酸化的なものであり、グリシンなどのアミノ酸が合成されにくい」

「特に、地球誕生後数億年で生命体が発生したと言う点で、パンスペルミア仮説が支持されることが多い」

しかし、これらはいずれも化学物質やせいぜい細菌レベルの話であって、人間のような高度な生物(?)が宇宙を飛び回っているわけではない。

「生命は宇宙に広くあまねく存在しており、地球の生命の起源は地球ではなく、他の天体で発生した微生物の芽胞が地球に到達したものであるという説。」

(芽胞の耐久性)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%BD%E8%83%9E

「芽胞は通常の細菌と比べて極めて高温に強く、100℃での煮沸によっても完全に不活化することが出来ない。芽胞を高温で完全に不活化するには、オートクレーブ処理(約2気圧の飽和水蒸気中で121℃15分以上)、乾熱処理(180℃30分あるいは160℃1時間以上)などの処理が必要。」

まあ、これらは、地球の柔な環境に慣れてしまったヘタレな芽胞なので、宇宙放射線が飛び交う中を生き延びるヤツラは、もっとタフな構造をしているかもしれない。

浮沈子は、生命は宇宙へ向かうと信じていて、地球上にいるのは仮の姿であると考えている(根拠なし)。

たまたま、居付いたところが居心地がよくなるのは当然で、腰を下ろしてしまっているが、やがては次のステージを求めて宇宙に旅立つ運命にある。

(この空を飛べたら)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%81%AE%E7%A9%BA%E3%82%92%E9%A3%9B%E3%81%B9%E3%81%9F%E3%82%89

(歌詞)
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND52932/index.html

まあ、どうでもいいんですが。

きっと、昔は宇宙を飛んでいた生命が、再び故郷へと向かうというストーリーが、浮沈子は気に入っているのだ。

しかし、考えてみれば、複雑になって、宇宙での長期滞在に耐えられなくなってしまった人間のような存在のままでは、そのようなことは出来ないに違いない。

もう一度、シンプルで強靭な細菌レベルに戻って、芽胞として旅立つのか、それとも、人類の姿のまま、なんとか恒星間の旅路に耐えていくのか。

まあ、人類の姿をしたままでは無理だろうから、何らかの方法を考えなければならない。

(2001夜物語)
http://ja.wikipedia.org/wiki/2001%E5%A4%9C%E7%89%A9%E8%AA%9E

まあ、こんなのもありかもしれない。

(アニメ 2001夜物語 その1「宇宙の孤児」)
http://www.pideo.net/video/dailymotion/1012ff36997e3b83/

(アニメ 2001夜物語 その2「地球からの贈り物」)
http://www.pideo.net/video/dailymotion/fee3c1fdb9bbe657/

(アニメ 2001夜物語 その3「遥かなる地球の歌」)
http://www.pideo.net/video/dailymotion/eeee287c2bb87e6d/

この2001夜物語は、原作もユニークで楽しめる。

反物質とかSF丸出しだが、発想としては面白い。

ただ、これは、地球が出発点となっている点で、浮沈子のビジョンとは異なる。

あくまでも、宇宙は回帰していく場所なのだ。

パンスペルミア説と人類播種計画は、セットで考えなければ意味を成さない。

生命という化学反応系は、形を変え、所を変えて、広く遍く宇宙に存在する。

春は盛り、サクラの花も満開になった。

そんな生命の息吹を感じる中で、ふと、宇宙に満ち満ちているいのちを想ってみる。