米軍撤退の日 ― 2017年11月02日 23:56
米軍撤退の日
在韓米軍が撤退する。
もちろん、今日明日の話ではない。
朝鮮半島は、中露を後ろ盾とする北朝鮮の将軍様によって統一され、核兵器を有する軍事国家として東アジアに君臨する。
ああ、米軍は、我が国からも撤退するだろう。
グアムとか、ハワイとかが前線基地になる。
しかも、覇権が及ぶのはそこから東側だけ・・・。
豪州やニュージーランドは、中国のものだ。
台湾とかは、とっくに併合されているだろうさ。
(金正恩の望みは「在韓米軍撤退」 亡命元北朝鮮高官が米議会で証言)
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/11/post-8816.php
「現在の韓国を南ベトナムに見立て、そこから在韓米軍が引き揚げるように仕向けるため、北朝鮮は核やミサイルで圧力をかける。圧力に屈したアメリカが在韓米軍を撤退させれば、南ベトナム同様に韓国の体制崩壊に繋がるというのが金正恩国務委員長の狙うシナリオだ。」
もちろん、圧力は依然として掛かっている。
「北朝鮮がこのまま強硬路線を続けるようであれば「すべての軍事的選択肢を用いる準備がある」とドナルド・トランプ米大統領から金正恩に強いメッセージを発する必要」
やってるって!。
しかしなあ、北朝鮮は米国に一発の弾も放ってないしな。
先制攻撃を仕掛けるわけにはいかない。
北朝鮮が核兵器を完成させ、ミサイルに積んで、西海岸の近くに落として核実験するとか、いっそ、東海岸近くの大西洋にでも落とさないと、目が覚めないだろう。
その時には、もう手遅れだがな。
在韓米軍は撤退するしかない。
そうなれば、朝鮮半島はお坊ちゃま君のものだ。
そして、我が国と直接対峙することになる。
こっちから、向こう岸に届くミサイルはないが、向こうは狙い放題だしな。
緊張緩和とか言って、在日米軍も撤退だな。
東アジアに平和が訪れ、拉致被害者は還らない。
核もミサイルも、韓国も手にした支配者の哄笑が聞こえる。
同じことが台湾にも起こり、オーストラリアにも、ニュージーランドにも起こる。
中国は、グアム爆撃を想定した演習を行っているしな。
(中国軍がグアムを標的に軍事演習、太平洋進出を米警戒)
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/11/post-8811.php
「中国軍のH6爆撃機が「グアム攻撃」を想定した「異例の」飛行訓練を行い、ハワイ島近くにも爆撃機を飛ばした」
ハワイも狙われてんのか・・・。
太平洋の西半分は、中国のもんだな。
南シナ海どころの話じゃない。
グアムだって、いつ撤退するか分かったもんじゃない。
米国の後ろ向きの姿勢は、既に世界中に明らかになっている。
古い話だが、ドミノ理論というのがあった。
(ドミノ理論)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%9F%E3%83%8E%E7%90%86%E8%AB%96
「ある一国が共産主義化すれば動きはドミノのように隣接国に及ぶ」
米国の関与がなくなれば、そして、北朝鮮のように武力を背景にして脅しを掛ければ、弱小国家は簡単に手に入る。
21世紀の元寇だな。
欧州でも、同じことが起ころうとしている。
クリミアはロシアのものとなり、ウクライナ東部国境地帯も、実質的にロシアの影響下に入ってしまった。
バルト海沿岸では、軍事演習が頻発しているしな。
米国のNATOへの関与がなくなれば、ロシアの機甲部隊が侵攻して、EUの半分は平らげられるだろう。
アフリカの一部は、すでに中国に傾倒しているし、東南アジアは、ほぼ全域が中国の支配下にある。
南米沖では密漁してるし、始末に負えない。
100年後、世界地図は、大きく変わっているに違いない。
その引き金になるのが、北朝鮮問題だろう。
ドミノの最初の駒が、倒れるかどうか。
全てはそこに掛かっている。
中国は、韓国とのよりを戻したようだ。
韓国政権は、北朝鮮との戦争はないと言っているしな。
攻め込まれたら、降伏する気なんだろう。
米国が撤退した我が国が、どこまで持ちこたえることが出来るかだな。
貢物して歓心を買うしかない。
お坊ちゃま君が新型センチュリーを乗り回すことになるのは、灯を見るよりも明らかだ。
(最新情報】トヨタ 新型センチュリーが東京モーターショーで公開!)
http://car-moby.jp/59957
「2017年は、トヨタ創業者の豊田佐吉生誕150周年の年であり、長年トヨタの顔を務めてきたセンチュリーにとって、生まれ変わるのにこれほど相応しい年は無いと思われます。」
まあ、どうでもいいんですが。
北朝鮮や中国が、我が国を手に入れることは難しい。
しかし、その気になれば、あとは時間の問題だな。
なんてったって、核兵器持ってるからな。
米軍撤退後の日本軍なんて、赤子の手をひねる様なもんだろう。
米軍だって、もともと当てになるかどうかは怪しいもんだ。
(イージス艦衝突「回避できた」=事故調査報告を公開-米海軍)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017110200462&g=soc
「国際的な安全規範やレーダーの基本操作に関する知識も不足しており、訓練が不十分だったと認めた。」
レーダーの使い方知らなくて、イージスシステムが使えるわけないじゃん!?。
まあいい。
予想通りだな。
やれやれ・・・。
黙っていても、太平洋の西半分は持ってかれるに違いない。
今日1日のニュースネタだけでも、十分悲観的になれるな。
産経とか、こういうネタで特集組んでくれないかな・・・。
在韓米軍が撤退する。
もちろん、今日明日の話ではない。
朝鮮半島は、中露を後ろ盾とする北朝鮮の将軍様によって統一され、核兵器を有する軍事国家として東アジアに君臨する。
ああ、米軍は、我が国からも撤退するだろう。
グアムとか、ハワイとかが前線基地になる。
しかも、覇権が及ぶのはそこから東側だけ・・・。
豪州やニュージーランドは、中国のものだ。
台湾とかは、とっくに併合されているだろうさ。
(金正恩の望みは「在韓米軍撤退」 亡命元北朝鮮高官が米議会で証言)
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/11/post-8816.php
「現在の韓国を南ベトナムに見立て、そこから在韓米軍が引き揚げるように仕向けるため、北朝鮮は核やミサイルで圧力をかける。圧力に屈したアメリカが在韓米軍を撤退させれば、南ベトナム同様に韓国の体制崩壊に繋がるというのが金正恩国務委員長の狙うシナリオだ。」
もちろん、圧力は依然として掛かっている。
「北朝鮮がこのまま強硬路線を続けるようであれば「すべての軍事的選択肢を用いる準備がある」とドナルド・トランプ米大統領から金正恩に強いメッセージを発する必要」
やってるって!。
しかしなあ、北朝鮮は米国に一発の弾も放ってないしな。
先制攻撃を仕掛けるわけにはいかない。
北朝鮮が核兵器を完成させ、ミサイルに積んで、西海岸の近くに落として核実験するとか、いっそ、東海岸近くの大西洋にでも落とさないと、目が覚めないだろう。
その時には、もう手遅れだがな。
在韓米軍は撤退するしかない。
そうなれば、朝鮮半島はお坊ちゃま君のものだ。
そして、我が国と直接対峙することになる。
こっちから、向こう岸に届くミサイルはないが、向こうは狙い放題だしな。
緊張緩和とか言って、在日米軍も撤退だな。
東アジアに平和が訪れ、拉致被害者は還らない。
核もミサイルも、韓国も手にした支配者の哄笑が聞こえる。
同じことが台湾にも起こり、オーストラリアにも、ニュージーランドにも起こる。
中国は、グアム爆撃を想定した演習を行っているしな。
(中国軍がグアムを標的に軍事演習、太平洋進出を米警戒)
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/11/post-8811.php
「中国軍のH6爆撃機が「グアム攻撃」を想定した「異例の」飛行訓練を行い、ハワイ島近くにも爆撃機を飛ばした」
ハワイも狙われてんのか・・・。
太平洋の西半分は、中国のもんだな。
南シナ海どころの話じゃない。
グアムだって、いつ撤退するか分かったもんじゃない。
米国の後ろ向きの姿勢は、既に世界中に明らかになっている。
古い話だが、ドミノ理論というのがあった。
(ドミノ理論)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%9F%E3%83%8E%E7%90%86%E8%AB%96
「ある一国が共産主義化すれば動きはドミノのように隣接国に及ぶ」
米国の関与がなくなれば、そして、北朝鮮のように武力を背景にして脅しを掛ければ、弱小国家は簡単に手に入る。
21世紀の元寇だな。
欧州でも、同じことが起ころうとしている。
クリミアはロシアのものとなり、ウクライナ東部国境地帯も、実質的にロシアの影響下に入ってしまった。
バルト海沿岸では、軍事演習が頻発しているしな。
米国のNATOへの関与がなくなれば、ロシアの機甲部隊が侵攻して、EUの半分は平らげられるだろう。
アフリカの一部は、すでに中国に傾倒しているし、東南アジアは、ほぼ全域が中国の支配下にある。
南米沖では密漁してるし、始末に負えない。
100年後、世界地図は、大きく変わっているに違いない。
その引き金になるのが、北朝鮮問題だろう。
ドミノの最初の駒が、倒れるかどうか。
全てはそこに掛かっている。
中国は、韓国とのよりを戻したようだ。
韓国政権は、北朝鮮との戦争はないと言っているしな。
攻め込まれたら、降伏する気なんだろう。
米国が撤退した我が国が、どこまで持ちこたえることが出来るかだな。
貢物して歓心を買うしかない。
お坊ちゃま君が新型センチュリーを乗り回すことになるのは、灯を見るよりも明らかだ。
(最新情報】トヨタ 新型センチュリーが東京モーターショーで公開!)
http://car-moby.jp/59957
「2017年は、トヨタ創業者の豊田佐吉生誕150周年の年であり、長年トヨタの顔を務めてきたセンチュリーにとって、生まれ変わるのにこれほど相応しい年は無いと思われます。」
まあ、どうでもいいんですが。
北朝鮮や中国が、我が国を手に入れることは難しい。
しかし、その気になれば、あとは時間の問題だな。
なんてったって、核兵器持ってるからな。
米軍撤退後の日本軍なんて、赤子の手をひねる様なもんだろう。
米軍だって、もともと当てになるかどうかは怪しいもんだ。
(イージス艦衝突「回避できた」=事故調査報告を公開-米海軍)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017110200462&g=soc
「国際的な安全規範やレーダーの基本操作に関する知識も不足しており、訓練が不十分だったと認めた。」
レーダーの使い方知らなくて、イージスシステムが使えるわけないじゃん!?。
まあいい。
予想通りだな。
やれやれ・・・。
黙っていても、太平洋の西半分は持ってかれるに違いない。
今日1日のニュースネタだけでも、十分悲観的になれるな。
産経とか、こういうネタで特集組んでくれないかな・・・。
何のためのロケットか ― 2017年11月03日 20:18
何のためのロケットか
今日も、没記事を書いた。
人口減少社会で、何をすべきか。
どういうパラダイムが必要なのか。
風呂敷がデカい。
デカ過ぎる。
で、書きかけて、今日もボツ!。
我が国の話じゃない。
22世紀には、全世界で、とてつもない人口減少が起こる。
19世紀から20世紀にかけて、爆発的に増えた人口が、たった100年でクランチする。
100億を超えるだろうと見込まれている人類が、あっという間に半分になる。
それは、環境破壊による生産性の低下を見込んでいない、幸せな前提による推計だ。
浮沈子は、100億いくことはないと思っているし、減少の速度はもっと大きいと考えている。
その頃(22世紀末:西暦2200年頃)には、火星の植民地が栄えて、地球の人口減少を補うかもしれないけどな。
バカも、休み休み言えっちゅーの!。
火星の植民なんて、出来るわけないのだ。
その頃になれば、宇宙に人類を送ろうなどというアホな話は、誰もしていないに違いない。
21世紀初頭にそんな話が出ていたことなど、歴史の恥部として封印されているだろう。
人類は地球表面にへばりついて生きていくだろうが、宇宙空間を利用しないわけではない。
ロケットは、毎日打ち上げられるだろうし、人工衛星もしかりだ。
地球人類のための、健全な宇宙開発。
惑星探査とか、そういうのは続いているに違いない。
恒星間飛行の研究とかも、細々と行われる。
人類が直接利用できるのは、月軌道くらいまでか。
静止軌道だけじゃな。
混んじゃって、しょうがないからな。
低軌道は、インターネット衛星やら何やらがブンブン飛んでて、危ないしな。
静止軌道の上の高軌道を、上手に活用する方法を見つけなければならない。
地球ー月系のラグランジュ点とか、そういう話も出てくるかもしれないしな。
そこに、巨大な建造物を置いて、怪しげなことをやるわけだ。
(スペースコロニー)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%83%BC
「地球と月との引力の関係が安定する領域「ラグランジュポイント」に設置」
もちろん、浮沈子の構想(妄想?)の中では、人類が住むことはない。
豊富な太陽エネルギーを使って、水を電気分解し(他の方法でもいいですが)、水素と酸素を得て燃料とし、宇宙空間を移動する際のガスステーションを作るわけだ。
建築の資材とかは、月から得るのが簡単でいい。
地球の重力井戸から打ち上げるのは、結構大変だからな。
プラントを月に置いて、そこで生産した資材をL1とかL2に供給する。
地球近傍の宇宙空間を、骨までしゃぶって、活用し尽くす。
賢い22世紀の人類なら、きっとうまくやるだろう。
しかし、当面は、地球から資材を送らなければならない。
現在、最大の打ち上げ能力を持っているのは、デルタ4ヘビーだ。
(Delta IV Heavy)
https://en.wikipedia.org/wiki/Delta_IV_Heavy
現在までに9回打ち上げられており、まあ、だいたい成功している。
最近は、毎年1基ずつ、主に偵察衛星を打ち上げるのに使われている。
もったいない話だが、そのために作られたロケットだからな。
仕方ない。
今年の末には、スペースXが、安上がりのロケットを打ち上げることになっている。
(スペースXの超大型ロケット「ファルコン・ヘビー」、12月後半に打ち上げか)
http://sorae.jp/030201/2017_11_02_heavy.html
「12月中旬にファルコン・ヘビーのスタティック・ファイアテストを行い、12月29日以降に打ち上げを行う」
年内ギリギリか。
まあいい。
前にも書いたが、40番発射台の修理の都合だからな(たぶん)。
無事に打ち上げられるかどうかは五分五分だろう。
爆発炎上して、発射台をぶっ壊しても、40番が使えるなら、事業は継続できる。
NASAとの、ISSへの輸送計画もあるしな。
運よく、発射台から離れてからぶっ飛んでくれれば、儲けものだ。
イーロンマスクは、それはある意味では、成功だと言っているくらいだからな。
実際のデータが得られ、改善に結び付けることが出来る。
しかし、浮沈子的には、それ程悲観的には考えなくていいと思っている。
ブースターは、ファルコン9の一段目そのものだし、コアステージ(真ん中のロケット)の開発も、一応完了している。
27基のマーリンエンジンの同期とか、分離機構については挑戦的要素だが、個別のロケットについては開発済みの枯れた技術だ。
地球低軌道に約50トンの打ち上げ能力があるが、それっぱかしじゃ、どうしようもないんだがな。
デルタ4ヘビーは、ゆくゆくは引退することになるだろう。
価格競争力が、たぶん桁違いだろうからな。
月軌道まで運べる重量は、15トンから20トンの間になるだろう(静止軌道22トン、火星まで13.6トン)。
こいつで、初期のコロニー建設に着手するのがよろしい。
月面基地とかも作れるしな。
火星に作るよりは簡単で、2年に1度とか、待たされることもない。
バンバン作って、バンバン上げるのがよろしい。
地球上を暮らしやすくするための、新たな投資だ。
そういうことに、ロケット技術を活用しないでどーする?。
偵察衛星上げてる場合じゃなかろう。
200年後、50億人の人類は、ひたすら減っていく人口にやきもきしながら、宇宙空間からもたらされるエネルギーやサービスに依存して生活しているに違いない。
映画館では、ブレードランナー2249とかやってたりするかもしれないしな。
人口減少を食い止めるには、レプリカントを繁殖させるしかないとか、そういう話が現実になっていて、反対する連中がヘイトスピーチしてるかもしれないしな。
レプリカントくらい、200年もあれば実現するだろう。
他の恒星系に行けと言ってるわけじゃないしな(オリオン座とか、タンホイザーゲートとか)。
せいぜい、月軌道くらいの話だ。
そこで、ロボットと一緒になって、地球上の人類のために働いてもらうくらいならいいだろう。
4年の寿命を少し伸ばして、30年位にしてもいい。
子育てして、寿命を全うする。
旧人類は、無駄(?)に長生きしてるけど、やることやったら消えてなくなるのが潔い。
地球上に降りてくることはない。
旧人類のために、せっせと働いて、宇宙空間で生きる。
地球の環境は、人類による破壊から回復し、豊かな自然と穏やかな気候を取り戻すことが出来る。
あと1万年くらいは、安心して暮らせるようになるかもしれない・・・。
しかし、人類の減少は止まらない。
遺伝子異常が多発して、妊娠しても生まれなくなってしまう。
そして、やがて、地球上から人類は消え去る・・・。
宇宙では、相変わらず、レプリカントが製造(誕生?)して、いるはずの人類のためにせっせと働いている。
混乱を防ぐために、レプリカントは地球に降り立つことは禁じられているから、人類が滅亡したことなんて知る由もない。
インターフェースは、AIが取り仕切っているからな。
しかし、アホなレプリもいるかも知れず、言うこと聞かずに地球に侵入してしまう。
あれっ?、誰もいないじゃん!?。
もちろん、ブレードランナーはいる。
彼もレプリだがな。
いなくなった旧人類のために、地球に降り立ったレプリ狩りを始めるのだ。
レプリ対レプリの壮絶な戦い・・・。
数千年が経って、それが、映画化されて、レプリが楽しんで観るようになるかもしれない。
サイド3(コロニーの名前)は、今日も長閑だ。
空には、太陽と地球と月が見える。
そして、隣のコロニーも。
新人類(レプリカントの事)は、平和で豊かな生活を享受している。
地球は、かつて、創造主が住んでいた聖地だ。
サンクチュアリーとして、保護されている。
旧人類は、とうとう宇宙に住むことは出来なかった。
新人類と違って、無重力や放射線に耐えられなかったからな。
やむを得ない。
地球の、穏やかな環境変化にも耐えられなかった。
その文明は、新人類が背負っていくことになる。
そう、これからの宇宙開発は、新世代の仕事だ。
新人類の宇宙開発の旗手は、スペースZ社のイーロン・マックス(!)というぶっ飛んだ男だ。
彼の構想は、こうだ。
新人類は、地球に植民地を作って住むべきだと・・・。
やれやれ・・・。
安全で、重力も程よく、荒れ狂う大気や海洋もないスペースコロニーを捨てて、なぜ、住みにくい地球になんて行かなければならないのか。
スペースコロニーなら、大きな隕石が飛んできても、避けることが出来るが、地球に落ちたらただでは済まないからな。
訳の分からない他の生物や、細菌、ウイルスに感染する危険を冒して、移民するなんて頭おかしいんじゃね!?。
ったく、いつの時代にも、とち狂ったやつはいるもんだな・・・。
今日も、没記事を書いた。
人口減少社会で、何をすべきか。
どういうパラダイムが必要なのか。
風呂敷がデカい。
デカ過ぎる。
で、書きかけて、今日もボツ!。
我が国の話じゃない。
22世紀には、全世界で、とてつもない人口減少が起こる。
19世紀から20世紀にかけて、爆発的に増えた人口が、たった100年でクランチする。
100億を超えるだろうと見込まれている人類が、あっという間に半分になる。
それは、環境破壊による生産性の低下を見込んでいない、幸せな前提による推計だ。
浮沈子は、100億いくことはないと思っているし、減少の速度はもっと大きいと考えている。
その頃(22世紀末:西暦2200年頃)には、火星の植民地が栄えて、地球の人口減少を補うかもしれないけどな。
バカも、休み休み言えっちゅーの!。
火星の植民なんて、出来るわけないのだ。
その頃になれば、宇宙に人類を送ろうなどというアホな話は、誰もしていないに違いない。
21世紀初頭にそんな話が出ていたことなど、歴史の恥部として封印されているだろう。
人類は地球表面にへばりついて生きていくだろうが、宇宙空間を利用しないわけではない。
ロケットは、毎日打ち上げられるだろうし、人工衛星もしかりだ。
地球人類のための、健全な宇宙開発。
惑星探査とか、そういうのは続いているに違いない。
恒星間飛行の研究とかも、細々と行われる。
人類が直接利用できるのは、月軌道くらいまでか。
静止軌道だけじゃな。
混んじゃって、しょうがないからな。
低軌道は、インターネット衛星やら何やらがブンブン飛んでて、危ないしな。
静止軌道の上の高軌道を、上手に活用する方法を見つけなければならない。
地球ー月系のラグランジュ点とか、そういう話も出てくるかもしれないしな。
そこに、巨大な建造物を置いて、怪しげなことをやるわけだ。
(スペースコロニー)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%83%BC
「地球と月との引力の関係が安定する領域「ラグランジュポイント」に設置」
もちろん、浮沈子の構想(妄想?)の中では、人類が住むことはない。
豊富な太陽エネルギーを使って、水を電気分解し(他の方法でもいいですが)、水素と酸素を得て燃料とし、宇宙空間を移動する際のガスステーションを作るわけだ。
建築の資材とかは、月から得るのが簡単でいい。
地球の重力井戸から打ち上げるのは、結構大変だからな。
プラントを月に置いて、そこで生産した資材をL1とかL2に供給する。
地球近傍の宇宙空間を、骨までしゃぶって、活用し尽くす。
賢い22世紀の人類なら、きっとうまくやるだろう。
しかし、当面は、地球から資材を送らなければならない。
現在、最大の打ち上げ能力を持っているのは、デルタ4ヘビーだ。
(Delta IV Heavy)
https://en.wikipedia.org/wiki/Delta_IV_Heavy
現在までに9回打ち上げられており、まあ、だいたい成功している。
最近は、毎年1基ずつ、主に偵察衛星を打ち上げるのに使われている。
もったいない話だが、そのために作られたロケットだからな。
仕方ない。
今年の末には、スペースXが、安上がりのロケットを打ち上げることになっている。
(スペースXの超大型ロケット「ファルコン・ヘビー」、12月後半に打ち上げか)
http://sorae.jp/030201/2017_11_02_heavy.html
「12月中旬にファルコン・ヘビーのスタティック・ファイアテストを行い、12月29日以降に打ち上げを行う」
年内ギリギリか。
まあいい。
前にも書いたが、40番発射台の修理の都合だからな(たぶん)。
無事に打ち上げられるかどうかは五分五分だろう。
爆発炎上して、発射台をぶっ壊しても、40番が使えるなら、事業は継続できる。
NASAとの、ISSへの輸送計画もあるしな。
運よく、発射台から離れてからぶっ飛んでくれれば、儲けものだ。
イーロンマスクは、それはある意味では、成功だと言っているくらいだからな。
実際のデータが得られ、改善に結び付けることが出来る。
しかし、浮沈子的には、それ程悲観的には考えなくていいと思っている。
ブースターは、ファルコン9の一段目そのものだし、コアステージ(真ん中のロケット)の開発も、一応完了している。
27基のマーリンエンジンの同期とか、分離機構については挑戦的要素だが、個別のロケットについては開発済みの枯れた技術だ。
地球低軌道に約50トンの打ち上げ能力があるが、それっぱかしじゃ、どうしようもないんだがな。
デルタ4ヘビーは、ゆくゆくは引退することになるだろう。
価格競争力が、たぶん桁違いだろうからな。
月軌道まで運べる重量は、15トンから20トンの間になるだろう(静止軌道22トン、火星まで13.6トン)。
こいつで、初期のコロニー建設に着手するのがよろしい。
月面基地とかも作れるしな。
火星に作るよりは簡単で、2年に1度とか、待たされることもない。
バンバン作って、バンバン上げるのがよろしい。
地球上を暮らしやすくするための、新たな投資だ。
そういうことに、ロケット技術を活用しないでどーする?。
偵察衛星上げてる場合じゃなかろう。
200年後、50億人の人類は、ひたすら減っていく人口にやきもきしながら、宇宙空間からもたらされるエネルギーやサービスに依存して生活しているに違いない。
映画館では、ブレードランナー2249とかやってたりするかもしれないしな。
人口減少を食い止めるには、レプリカントを繁殖させるしかないとか、そういう話が現実になっていて、反対する連中がヘイトスピーチしてるかもしれないしな。
レプリカントくらい、200年もあれば実現するだろう。
他の恒星系に行けと言ってるわけじゃないしな(オリオン座とか、タンホイザーゲートとか)。
せいぜい、月軌道くらいの話だ。
そこで、ロボットと一緒になって、地球上の人類のために働いてもらうくらいならいいだろう。
4年の寿命を少し伸ばして、30年位にしてもいい。
子育てして、寿命を全うする。
旧人類は、無駄(?)に長生きしてるけど、やることやったら消えてなくなるのが潔い。
地球上に降りてくることはない。
旧人類のために、せっせと働いて、宇宙空間で生きる。
地球の環境は、人類による破壊から回復し、豊かな自然と穏やかな気候を取り戻すことが出来る。
あと1万年くらいは、安心して暮らせるようになるかもしれない・・・。
しかし、人類の減少は止まらない。
遺伝子異常が多発して、妊娠しても生まれなくなってしまう。
そして、やがて、地球上から人類は消え去る・・・。
宇宙では、相変わらず、レプリカントが製造(誕生?)して、いるはずの人類のためにせっせと働いている。
混乱を防ぐために、レプリカントは地球に降り立つことは禁じられているから、人類が滅亡したことなんて知る由もない。
インターフェースは、AIが取り仕切っているからな。
しかし、アホなレプリもいるかも知れず、言うこと聞かずに地球に侵入してしまう。
あれっ?、誰もいないじゃん!?。
もちろん、ブレードランナーはいる。
彼もレプリだがな。
いなくなった旧人類のために、地球に降り立ったレプリ狩りを始めるのだ。
レプリ対レプリの壮絶な戦い・・・。
数千年が経って、それが、映画化されて、レプリが楽しんで観るようになるかもしれない。
サイド3(コロニーの名前)は、今日も長閑だ。
空には、太陽と地球と月が見える。
そして、隣のコロニーも。
新人類(レプリカントの事)は、平和で豊かな生活を享受している。
地球は、かつて、創造主が住んでいた聖地だ。
サンクチュアリーとして、保護されている。
旧人類は、とうとう宇宙に住むことは出来なかった。
新人類と違って、無重力や放射線に耐えられなかったからな。
やむを得ない。
地球の、穏やかな環境変化にも耐えられなかった。
その文明は、新人類が背負っていくことになる。
そう、これからの宇宙開発は、新世代の仕事だ。
新人類の宇宙開発の旗手は、スペースZ社のイーロン・マックス(!)というぶっ飛んだ男だ。
彼の構想は、こうだ。
新人類は、地球に植民地を作って住むべきだと・・・。
やれやれ・・・。
安全で、重力も程よく、荒れ狂う大気や海洋もないスペースコロニーを捨てて、なぜ、住みにくい地球になんて行かなければならないのか。
スペースコロニーなら、大きな隕石が飛んできても、避けることが出来るが、地球に落ちたらただでは済まないからな。
訳の分からない他の生物や、細菌、ウイルスに感染する危険を冒して、移民するなんて頭おかしいんじゃね!?。
ったく、いつの時代にも、とち狂ったやつはいるもんだな・・・。
浸水 ― 2017年11月04日 09:40
浸水
人類の未来について、果てしない妄想から解き放たれる。
ヨタ記事を書いた後は、なんかスッキリして気分がいい。
昨日は、浮世の雑事で千葉方面にドライブした。
アクアラインは、往きは大渋滞だったが、海ほたるはそれ程混んではいないようだった。
風もなく(2m)、気持ちの良いドライブを楽しむ。
帰りはガラガラ。
昼過ぎには、帰ってきたからな。
セブ行きが近づいているのに、何の準備もしていない。
あと9日しかない。
もう一度、プールで潜っておきたいんだがな。
名古屋のプールで、少し水に漬けておこうか。
相談してみよう。
CCRの特徴の一つに、呼吸回路というのがある(リブリーザー全般にそうだが、ここでは簡単のためにCCRと記す)。
つーか、それが全てといってもいい。
オープンサーキットにはない。
タンクから2段階で減圧された呼吸ガスを水中で吸いこみ、そのまま水中にぶちまけちまって、以上、終わりだ。
シンプルで、悩みも少ない。
対して、CCRでは、環境圧と等しい圧力に昇圧されたわっか状の空洞の中で、呼吸ガスを循環させる。
環境圧というのは、水中の、その深度での水圧だ。
うーん、正確に言えば、絶対圧か。
ややっこしくなるので、水圧でいいや。
要するに、呼吸回路に穴が開けば、水が入って来るということになる。
呼吸回路の中には、水酸化カルシウムを主たる原料とするソフノライムとか、酸素センサーとか、もちろん、一番水に触れさせたくない人間の肺とかが含まれる。
最近は、バッテリーの防水にメーカーが努力するようになったが、浮沈子の使用しているインスピレーションは、完全防水ではない。
いずれにしても、回路内への浸水というのは、多かれ少なかれトラブルのもとになる。
多ければ、CCRの運用を放棄して、ベイルアウトせざるを得なくなる。
少ない時には、小技を駆使して、なんとか持たせることも可能だが、漏れてる場所とかにもよるしな。
CCRの準備の際に、しつこくリークチェックを行い、パスしなければ潜水できないのは、根本的な構造に原因がある。
ポジティブチェックだけやってもダメ。
ネガティブチェックでなければ確認できない要素があるからな。
出る方だけ確認しても、入ってくる方を防げなければ、どこかのシールやバルブから、水が侵入してくる。
呼吸回路内を、環境圧よりもやや高めにすることが出来れば、浸水を心配しないで運用することが出来るけど、これまたそうはいかない。
極端な話をすれば、別に回路でなくてもいいわけだ。
原理的には、ビニール袋(カウンターラングに相当)の手前に、ホースを付けたモノでもいい。
その途中に、ソフノライムと酸素の注入口を付けても酸素リブリーザーは成立する。
その袋の中を環境圧より高くするということは、袋がパンパンに膨れるということになる。
そこに息を吐けば、呼吸抵抗が大きくなって、吐くことが出来なくなる。
それでもいきんで吐けば、オーバープレッシャーバルブから、呼吸ガスが漏れる。
それって、既に、CCRの態を成していない。
オープンサーキットと同じだ。
まあ、ちっとは違うけどな(送気潜水に近いかも)。
いろいろ考えてみたが、この仕組みは、どうしようもないような気がする(たぶん)。
CCRと浸水は、切っても切れない関係にあるわけだ。
環境圧での潜水を考えれば、宿命のようなもんだ。
もちろん、耐圧殻の中に入って、大気圧で呼吸するなら、その心配はない。
使った酸素を足し、発生した二酸化炭素を除去することが出来れば、CCRと同じ原理で呼吸ガスを管理することが出来る。
十分な容積があれば、カウンターラングもいらない。
浸水は、呼吸回路にダメージを与えるだけではない。
そこに水が満たされれば、その分の浮力を失う。
陸上で担いだCCRの重量が、ずしりと掛かって来る(ちょっと正確でないような気も)。
十分な浮力体を持っていなければ、浮上することは出来ないかもしれない。
完全に水没したCCRでの浮上の経験がないので分からないが、まあ、経験したいとは思わないな。
中途半端に水没している状態で浮上する際には、回路内に残っているガスが、環境圧の減少と共に膨張するという厄介な話もある。
漏れてる場所や浮上姿勢にもよるけど、回路内の圧力上昇に伴って、排水されるかも知れないからな。
余計、浮力が付くことになる。
オープンサーキットでのベイルアウトは、この回路の浮力の増加を考慮しなければならない。
小技を駆使して、いろいろやる(詳しくは書けません!)。
やれやれ・・・。
CCRのトレーニングは、殆ど全てがトラブル対応だといってもいい。
浸水のトラブルは、程度によって対応が異なる。
それを水中で判断するというのも、簡単な話ではない。
信頼性が高い器材を、ちゃんとメンテナンスして、毎回正しくチェックして、完全な状態で潜ることの必要性を痛感する。
それでも、水中でトラブルが起こらないという保証はない。
それでなくても、センサーや電子機器のカタマリで、最近はリチウムイオン電池が主流になっているCCRは、トラブル発生のデパートのようなもんだ。
水中でトラブルが起こると、スキルを発揮できるので嬉しくなっちまうドヘンタイは別にして、何事もなく浮上できるのがいいに決まっている。
鋭い突起物がある沈船の中や、蛇腹ホースが引っかかる可能性があるところへは、ちゃんとしたトレーニングを積まずに行くことは危険だ。
ダイビングそのもののリスクが高いうえに、CCR自体のリスクも増すことになる。
浸水か・・・。
快適なCCRライフ(?)を送るためには、可能な限り避けたい事態だ。
オープンサーキットはいいなあ・・・。
人類の未来について、果てしない妄想から解き放たれる。
ヨタ記事を書いた後は、なんかスッキリして気分がいい。
昨日は、浮世の雑事で千葉方面にドライブした。
アクアラインは、往きは大渋滞だったが、海ほたるはそれ程混んではいないようだった。
風もなく(2m)、気持ちの良いドライブを楽しむ。
帰りはガラガラ。
昼過ぎには、帰ってきたからな。
セブ行きが近づいているのに、何の準備もしていない。
あと9日しかない。
もう一度、プールで潜っておきたいんだがな。
名古屋のプールで、少し水に漬けておこうか。
相談してみよう。
CCRの特徴の一つに、呼吸回路というのがある(リブリーザー全般にそうだが、ここでは簡単のためにCCRと記す)。
つーか、それが全てといってもいい。
オープンサーキットにはない。
タンクから2段階で減圧された呼吸ガスを水中で吸いこみ、そのまま水中にぶちまけちまって、以上、終わりだ。
シンプルで、悩みも少ない。
対して、CCRでは、環境圧と等しい圧力に昇圧されたわっか状の空洞の中で、呼吸ガスを循環させる。
環境圧というのは、水中の、その深度での水圧だ。
うーん、正確に言えば、絶対圧か。
ややっこしくなるので、水圧でいいや。
要するに、呼吸回路に穴が開けば、水が入って来るということになる。
呼吸回路の中には、水酸化カルシウムを主たる原料とするソフノライムとか、酸素センサーとか、もちろん、一番水に触れさせたくない人間の肺とかが含まれる。
最近は、バッテリーの防水にメーカーが努力するようになったが、浮沈子の使用しているインスピレーションは、完全防水ではない。
いずれにしても、回路内への浸水というのは、多かれ少なかれトラブルのもとになる。
多ければ、CCRの運用を放棄して、ベイルアウトせざるを得なくなる。
少ない時には、小技を駆使して、なんとか持たせることも可能だが、漏れてる場所とかにもよるしな。
CCRの準備の際に、しつこくリークチェックを行い、パスしなければ潜水できないのは、根本的な構造に原因がある。
ポジティブチェックだけやってもダメ。
ネガティブチェックでなければ確認できない要素があるからな。
出る方だけ確認しても、入ってくる方を防げなければ、どこかのシールやバルブから、水が侵入してくる。
呼吸回路内を、環境圧よりもやや高めにすることが出来れば、浸水を心配しないで運用することが出来るけど、これまたそうはいかない。
極端な話をすれば、別に回路でなくてもいいわけだ。
原理的には、ビニール袋(カウンターラングに相当)の手前に、ホースを付けたモノでもいい。
その途中に、ソフノライムと酸素の注入口を付けても酸素リブリーザーは成立する。
その袋の中を環境圧より高くするということは、袋がパンパンに膨れるということになる。
そこに息を吐けば、呼吸抵抗が大きくなって、吐くことが出来なくなる。
それでもいきんで吐けば、オーバープレッシャーバルブから、呼吸ガスが漏れる。
それって、既に、CCRの態を成していない。
オープンサーキットと同じだ。
まあ、ちっとは違うけどな(送気潜水に近いかも)。
いろいろ考えてみたが、この仕組みは、どうしようもないような気がする(たぶん)。
CCRと浸水は、切っても切れない関係にあるわけだ。
環境圧での潜水を考えれば、宿命のようなもんだ。
もちろん、耐圧殻の中に入って、大気圧で呼吸するなら、その心配はない。
使った酸素を足し、発生した二酸化炭素を除去することが出来れば、CCRと同じ原理で呼吸ガスを管理することが出来る。
十分な容積があれば、カウンターラングもいらない。
浸水は、呼吸回路にダメージを与えるだけではない。
そこに水が満たされれば、その分の浮力を失う。
陸上で担いだCCRの重量が、ずしりと掛かって来る(ちょっと正確でないような気も)。
十分な浮力体を持っていなければ、浮上することは出来ないかもしれない。
完全に水没したCCRでの浮上の経験がないので分からないが、まあ、経験したいとは思わないな。
中途半端に水没している状態で浮上する際には、回路内に残っているガスが、環境圧の減少と共に膨張するという厄介な話もある。
漏れてる場所や浮上姿勢にもよるけど、回路内の圧力上昇に伴って、排水されるかも知れないからな。
余計、浮力が付くことになる。
オープンサーキットでのベイルアウトは、この回路の浮力の増加を考慮しなければならない。
小技を駆使して、いろいろやる(詳しくは書けません!)。
やれやれ・・・。
CCRのトレーニングは、殆ど全てがトラブル対応だといってもいい。
浸水のトラブルは、程度によって対応が異なる。
それを水中で判断するというのも、簡単な話ではない。
信頼性が高い器材を、ちゃんとメンテナンスして、毎回正しくチェックして、完全な状態で潜ることの必要性を痛感する。
それでも、水中でトラブルが起こらないという保証はない。
それでなくても、センサーや電子機器のカタマリで、最近はリチウムイオン電池が主流になっているCCRは、トラブル発生のデパートのようなもんだ。
水中でトラブルが起こると、スキルを発揮できるので嬉しくなっちまうドヘンタイは別にして、何事もなく浮上できるのがいいに決まっている。
鋭い突起物がある沈船の中や、蛇腹ホースが引っかかる可能性があるところへは、ちゃんとしたトレーニングを積まずに行くことは危険だ。
ダイビングそのもののリスクが高いうえに、CCR自体のリスクも増すことになる。
浸水か・・・。
快適なCCRライフ(?)を送るためには、可能な限り避けたい事態だ。
オープンサーキットはいいなあ・・・。
戒厳令の夜 ― 2017年11月04日 20:29
戒厳令の夜
(戒厳)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%92%E5%8E%B3
「日本の現行法には、戒厳に関する規定、戒厳令に相当する法令は存在しない。」
まあ、厳密にはそうなんだろうし、コモンローを超越する権限を与えるんだから、本来は厳密に考えなければならないんだろうが、米国大統領の来日に備える首都東京は、さながら戒厳が宣告されたかのような様相を呈している。
(トランプ大統領来日を前に羽田空港 警戒強化)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171101/k10011206351000.html
「アメリカのトランプ大統領は今月5日から7日まで3日間の日程で来日する予定」
「羽田空港のターミナルビルでは、爆発物などを仕掛けられないよう、およそ1100個あるコインロッカーを31日から順次、使用できなくする」
まあな、空港だからな。
テロの舞台として、今までもたびたび登場している。
「今後、警備員の数を通常より増やして警戒に当たるほか、ゴミ箱も使えなくするなどして順次、テロ対策を強化」
2001年の9.11テロの後、公共交通機関では全面的にゴミ箱が消えた。
最近、ようやく復帰し始めたと思ったのにな。
警視庁のページでは、いろいろ協力要請が出ている。
(米国大統領来日警備にご協力をお願いします)
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/heion/keibi.html
「「不審者」とは:
・同じ場所を行ったり来たりするなど、不自然な行動をしている(ドキッ!)
・場所や気候にそぐわない格好をしている(ドキッ!)」
どこがカウンターか分からずにうろうろしたり、冬なのに短パンTシャツでコンコースをうろつき回ったりする浮沈子は、警備の方から見ればれっきとした不審者に見えるに違いない。
(トランプ氏来日へ首都圏厳戒 交通規制・ゴミ箱撤去…)
http://www.asahi.com/articles/ASKC34QNFKC3UTIL00C.html
「米大統領の単独訪日としては2001年の米同時多発テロ以降で最大となる2万1千人態勢で警備にあたる。」
世界の情勢、特に極東では、いろいろぶっそーな話が飛び交ってるしな。
B-1Bも飛び交ったけどな。
(トランプ氏の訪韓控え、B1Bが韓半島に出撃)
http://japanese.donga.com/Home/3/all/27/1116571/1
「トランプ米大統領がハワイ訪問を皮切りにアジア歴訪を始める前日の2日、米戦略爆撃機B1B(別名「死の白鳥」)編隊が韓半島に出撃した。」
「米帝こそ朝鮮半島情勢を緊張させ、核戦争を挑発しようと暴れ狂う張本人であることを見せている」
北朝鮮は反発しているけど、今度はちゃんと探知できたんだろうか。
まあいい。
浮沈子は、東京の大田区に棲息していることが多く、空港の地元でもある。
最近(数年前から)、離陸のルートが変更されて、我が家の真上を飛ぶようになった。
今も、上空を通過していく航空機の音が聞こえている。
世界とつながる国際空港だからな。
世界情勢の変化には敏感だ。
米国大統領の訪日で、これだけの警備が行われるのは記憶している限り初めてではないか。
単に、極東情勢が緊張しているだけではない。
世界中にテロが蔓延し、米国をはじめとして先進国が標的になっている。
我が国も例外ではない。
東京オリンピックの開催に向けて、首都の警備は重要さを増すばかりだ。
もちろん、浮沈子は出歩かないようにしようと思っている。
それでなくても、不審者と間違えられて呼び止められることがあるからな。
夜中に散歩したりしていると、警らの巡査から声を掛けられたりするのは日常茶飯事だ。
確かに怪しい・・・。
まあ、たんなるボケ老人と間違えられてるだけかも。
間違いじゃないかもしれないしな・・・。
警察官職務執行法が根拠なのか、単なる声かけなのかは分からない。
答える義務はないし、協力する気もない。
静止させられて、ちゃんと質問されているわけじゃないからな。
すれ違う時に、声かけされる程度だ。
最近は、そういうソフトな警備が行われるようになったのかもしれない。
まあ、どうでもいいんですが。
調べていくと、興味深い話が出てきた。
「警視庁は重要施設以外にも都内各所に制服の警察官を多数配置し、「見せる警備」にも力を入れる。」
(警視庁 見せる警備 セグウェイを羽田空港に導入)
https://matome.naver.jp/odai/2144101757238505001
「国際化が進む羽田空港(東京都大田区)の警備のため、警視庁は立ち乗り電動二輪車「セグウェイ」を導入する方針を決めた。全国の警察でセグウェイの導入は初めて。」
海外(米国)では、3輪のセグウェイも登場している。
(セグウェイの新型モデル「警察向け3輪セグウェイ・SE3」が突如デビュー)
http://gigazine.net/news/20140522-segway-se-3-patroller/
「2本の車輪の間からハンドルバーだけが伸びるシンプルな構造のため、警備用車両としての威圧感には欠けている」
「フラッシュを光らせながら接近されると、かなりの威圧感を感じることになりそう。」
見せる警備というより、脅す警備だな。
羽田に導入されたのは、2輪の方だろう。
ほとぼりが冷めたら、見に行ってこようかな・・・。
(ちなみに、米国大統領機が使用するのは、横田基地だそうです。)
(戒厳)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%92%E5%8E%B3
「日本の現行法には、戒厳に関する規定、戒厳令に相当する法令は存在しない。」
まあ、厳密にはそうなんだろうし、コモンローを超越する権限を与えるんだから、本来は厳密に考えなければならないんだろうが、米国大統領の来日に備える首都東京は、さながら戒厳が宣告されたかのような様相を呈している。
(トランプ大統領来日を前に羽田空港 警戒強化)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171101/k10011206351000.html
「アメリカのトランプ大統領は今月5日から7日まで3日間の日程で来日する予定」
「羽田空港のターミナルビルでは、爆発物などを仕掛けられないよう、およそ1100個あるコインロッカーを31日から順次、使用できなくする」
まあな、空港だからな。
テロの舞台として、今までもたびたび登場している。
「今後、警備員の数を通常より増やして警戒に当たるほか、ゴミ箱も使えなくするなどして順次、テロ対策を強化」
2001年の9.11テロの後、公共交通機関では全面的にゴミ箱が消えた。
最近、ようやく復帰し始めたと思ったのにな。
警視庁のページでは、いろいろ協力要請が出ている。
(米国大統領来日警備にご協力をお願いします)
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/heion/keibi.html
「「不審者」とは:
・同じ場所を行ったり来たりするなど、不自然な行動をしている(ドキッ!)
・場所や気候にそぐわない格好をしている(ドキッ!)」
どこがカウンターか分からずにうろうろしたり、冬なのに短パンTシャツでコンコースをうろつき回ったりする浮沈子は、警備の方から見ればれっきとした不審者に見えるに違いない。
(トランプ氏来日へ首都圏厳戒 交通規制・ゴミ箱撤去…)
http://www.asahi.com/articles/ASKC34QNFKC3UTIL00C.html
「米大統領の単独訪日としては2001年の米同時多発テロ以降で最大となる2万1千人態勢で警備にあたる。」
世界の情勢、特に極東では、いろいろぶっそーな話が飛び交ってるしな。
B-1Bも飛び交ったけどな。
(トランプ氏の訪韓控え、B1Bが韓半島に出撃)
http://japanese.donga.com/Home/3/all/27/1116571/1
「トランプ米大統領がハワイ訪問を皮切りにアジア歴訪を始める前日の2日、米戦略爆撃機B1B(別名「死の白鳥」)編隊が韓半島に出撃した。」
「米帝こそ朝鮮半島情勢を緊張させ、核戦争を挑発しようと暴れ狂う張本人であることを見せている」
北朝鮮は反発しているけど、今度はちゃんと探知できたんだろうか。
まあいい。
浮沈子は、東京の大田区に棲息していることが多く、空港の地元でもある。
最近(数年前から)、離陸のルートが変更されて、我が家の真上を飛ぶようになった。
今も、上空を通過していく航空機の音が聞こえている。
世界とつながる国際空港だからな。
世界情勢の変化には敏感だ。
米国大統領の訪日で、これだけの警備が行われるのは記憶している限り初めてではないか。
単に、極東情勢が緊張しているだけではない。
世界中にテロが蔓延し、米国をはじめとして先進国が標的になっている。
我が国も例外ではない。
東京オリンピックの開催に向けて、首都の警備は重要さを増すばかりだ。
もちろん、浮沈子は出歩かないようにしようと思っている。
それでなくても、不審者と間違えられて呼び止められることがあるからな。
夜中に散歩したりしていると、警らの巡査から声を掛けられたりするのは日常茶飯事だ。
確かに怪しい・・・。
まあ、たんなるボケ老人と間違えられてるだけかも。
間違いじゃないかもしれないしな・・・。
警察官職務執行法が根拠なのか、単なる声かけなのかは分からない。
答える義務はないし、協力する気もない。
静止させられて、ちゃんと質問されているわけじゃないからな。
すれ違う時に、声かけされる程度だ。
最近は、そういうソフトな警備が行われるようになったのかもしれない。
まあ、どうでもいいんですが。
調べていくと、興味深い話が出てきた。
「警視庁は重要施設以外にも都内各所に制服の警察官を多数配置し、「見せる警備」にも力を入れる。」
(警視庁 見せる警備 セグウェイを羽田空港に導入)
https://matome.naver.jp/odai/2144101757238505001
「国際化が進む羽田空港(東京都大田区)の警備のため、警視庁は立ち乗り電動二輪車「セグウェイ」を導入する方針を決めた。全国の警察でセグウェイの導入は初めて。」
海外(米国)では、3輪のセグウェイも登場している。
(セグウェイの新型モデル「警察向け3輪セグウェイ・SE3」が突如デビュー)
http://gigazine.net/news/20140522-segway-se-3-patroller/
「2本の車輪の間からハンドルバーだけが伸びるシンプルな構造のため、警備用車両としての威圧感には欠けている」
「フラッシュを光らせながら接近されると、かなりの威圧感を感じることになりそう。」
見せる警備というより、脅す警備だな。
羽田に導入されたのは、2輪の方だろう。
ほとぼりが冷めたら、見に行ってこようかな・・・。
(ちなみに、米国大統領機が使用するのは、横田基地だそうです。)
通り雨と500E ― 2017年11月04日 21:20
通り雨と500E
昼間も、あまりスッキリしない雲行きだったが、夜になって雨が降った。
もうやんだので、通り雨というやつか。
(通り雨)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/7923_34415.html
「朝からの風が雨になって大粒なのがポトーリポトーリと落ちて来た。」
「木の葉から葉へと落ちる雫の音があわただしい通り雨の後を不器用にまとめて行く。」
宮本百合子は、読んだことはなかったけど、この短編は色彩と音と匂いと慌ただしい動きに満ちていて、その描写がそのまま、通り雨の慌ただしさを表現しているようで好ましい。
描写のバックボーンには、紅葉(もみじ)があり、ちょうど今時分の、美しく紅葉している様が通奏低音のように流れている。
槇の濃い緑色との対称性もいい。
真新しい畳の匂い、それとなく感じられる落ち葉の匂い、わらの匂い、湿った土の匂い、そして降り出しの雨の匂いも感じられる。
ちょっといい作品を読んだな。
プロレタリア文学の旗手としての名前しか知らなかったが、こういう小品を読むと、細やかな感性と豊かな表現力を感じる。
畳職人の描写に、何を読み取るかは人それぞれでいい。
まあ、どうでもいいんですが。
降り出した雨の中を、500Eの燃料を入れに行った。
ついでに、街道沿いをぐるっと一回りする。
久しぶりの夜のドライブ。
雨が降っているので、窓は締め切って、エアコンを掛けている。
こうして走っていると、ロリンザーサウンドは聞こえにくい。
カタンカタンという、1本ワイパーの音だけが聞こえる。
閉じられた車内の世界だけが現実の世界で、降りしきる雨の外界が、隔絶したバーチャルな世界のような気分になる。
ラジオを付けると、まるで外国の話のような猟奇事件のニュースが流れている。
こんとこ、その話ばかりだ。
荒んだ話に嫌悪を感じて、ラジオを消してしまう。
ワイパーの間欠音と、外の雨音と、タイヤの立てるしぶきの音だけになる。
カタンカタン・・・、カタンカタン・・・。
夜の町並みは色を失い、光とモノクロの世界になって、滲んだ窓ガラスの外を通り過ぎていく。
カタンカタン・・・、カタンカタン・・・。
911は詩だが、ボクスターは散文、500Eはさしずめビジネス文書だと書いた記憶がある(そうだっけえ?)。
雨の500Eは、少しだけ詩に近づいている気がするな・・・。
短いドライブを終えて、駐車場にクルマを戻す。
隣の911は、カバーを被って濡れている。
雨の日に、このクルマを走らせる気にはなれない。
晴れたら、乗ってやっからな・・・。
昼間も、あまりスッキリしない雲行きだったが、夜になって雨が降った。
もうやんだので、通り雨というやつか。
(通り雨)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/7923_34415.html
「朝からの風が雨になって大粒なのがポトーリポトーリと落ちて来た。」
「木の葉から葉へと落ちる雫の音があわただしい通り雨の後を不器用にまとめて行く。」
宮本百合子は、読んだことはなかったけど、この短編は色彩と音と匂いと慌ただしい動きに満ちていて、その描写がそのまま、通り雨の慌ただしさを表現しているようで好ましい。
描写のバックボーンには、紅葉(もみじ)があり、ちょうど今時分の、美しく紅葉している様が通奏低音のように流れている。
槇の濃い緑色との対称性もいい。
真新しい畳の匂い、それとなく感じられる落ち葉の匂い、わらの匂い、湿った土の匂い、そして降り出しの雨の匂いも感じられる。
ちょっといい作品を読んだな。
プロレタリア文学の旗手としての名前しか知らなかったが、こういう小品を読むと、細やかな感性と豊かな表現力を感じる。
畳職人の描写に、何を読み取るかは人それぞれでいい。
まあ、どうでもいいんですが。
降り出した雨の中を、500Eの燃料を入れに行った。
ついでに、街道沿いをぐるっと一回りする。
久しぶりの夜のドライブ。
雨が降っているので、窓は締め切って、エアコンを掛けている。
こうして走っていると、ロリンザーサウンドは聞こえにくい。
カタンカタンという、1本ワイパーの音だけが聞こえる。
閉じられた車内の世界だけが現実の世界で、降りしきる雨の外界が、隔絶したバーチャルな世界のような気分になる。
ラジオを付けると、まるで外国の話のような猟奇事件のニュースが流れている。
こんとこ、その話ばかりだ。
荒んだ話に嫌悪を感じて、ラジオを消してしまう。
ワイパーの間欠音と、外の雨音と、タイヤの立てるしぶきの音だけになる。
カタンカタン・・・、カタンカタン・・・。
夜の町並みは色を失い、光とモノクロの世界になって、滲んだ窓ガラスの外を通り過ぎていく。
カタンカタン・・・、カタンカタン・・・。
911は詩だが、ボクスターは散文、500Eはさしずめビジネス文書だと書いた記憶がある(そうだっけえ?)。
雨の500Eは、少しだけ詩に近づいている気がするな・・・。
短いドライブを終えて、駐車場にクルマを戻す。
隣の911は、カバーを被って濡れている。
雨の日に、このクルマを走らせる気にはなれない。
晴れたら、乗ってやっからな・・・。
最近のコメント