サイドマウントの研究(6)2013年02月18日 04:13

サイドマウントの研究(6)
サイドマウントの研究(6)


いるんですなあ、メタリコンで果敢にサイドマウント!。

(サイドマウントダイバー・スペシャリティコース)
http://tdcjapan.net/course-padi-sidemount-sp.html

わがイントラも、教授陣として登録している、石井さんのお店である(乗っ取られたようだな・・・)。

こんなページもあった。

(テックじゃないサイドマウントコースでました^^)
http://namiyoi3.exblog.jp/15606730/

メタリコンのサイドマウントだらけで、不気味な雰囲気である。

最新のスペシャリティを、和の味付けで取り入れるというのは、日本人ならではの特技なんだろうか?。

今回は、メタリコンタンクでのサイドマウントについて考察する。

そもそもメタリコンとは何か。

(メタリコン)
http://www.weblio.jp/content/%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%B3

「金属めっき法の一。溶解した金属を圧縮空気または水素で吹き付ける。溶金吹付法。金属溶射法。」とある。

ドイツ語とは知らなかったな。

(AQUALUNG 10L(19.6MPa) メタリコンタンク(K2バルブ付き))
http://www.diving-ya.com/SHOP/AQ011230.html

「メタリコンとは、タンク外面に亜鉛溶射の塗装処理を施したもので、防錆効果に優れ腐食の内部浸食を防止します。」とある。

・200気圧
総重量:14.6kg
高さ:591mm
胴体部外径:190mm
内容量:10L

ちなみに、アルミタンクはどうか。

(L6X® aluminum cylinder specifications)
http://www.luxfercylinders.com/products/scuba-cylinders/453-l6x-scuba-cylinder-specifications?tags=undefined&units=1

207気圧
14.3kg
長さ:662mm
直径:184
11.1L

殆んど変わらない。

しかし、水中での浮力は、スチールが完全に沈むのに対し、アルミは、ものにもよるだろうが、ほぼ中性で途中から浮き出す。

この辺りの違いについては、このページに出ている。

(アルミタンクとスチールタンクの違い)
http://www.arkdive.com/blog/diving_dictionary/2008/02/post_17.html

このあたりが、サイドマウントでも大きな違いになって出てくると思われる。

ちなみに、パディジャパンの特集ページに出ている、ステージボトル(5.8リットル)のカタリーナ製のタンクの場合、重量7.3kgで、途中から浮き出す。

(カタリーナのページ)
http://www.catalinacylinders.com/ScubaSpec.pdf

水中での浮力の違いを、どう調整するかが分かれ目だろう。

メタリコンに浮きを付けるか、アルミにカウンターウエイトを付けるというところか。

しかし、イントラがセブで潜っているのを見ると、アルミの11リッターのタンクでは、何も付けていない。タンクの胴体の部分を縛っているベルトを、ハーネスに付ける位置を調節しているだけである。

メタリコンタンクのフィッティングは、どのようになるのだろうか?。

なみよいくじらでは、ブーツを付けずに、いろいろ調節しながらうまく装着しているようだ。しかも、左右に付けている。

石井さんのところでも、写真を見る限り、浮きなどは付けていない。どころか、ちゃんとブーツも履かせている。

これでサイドマウントが成立するなら、日本でももっと流行っていいはずだ。

うーん、メタリコン・サイドマウント侮りがたし・・・。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
kfujitoの徒然の筆者のペンネームは、
「○○子」です。
○○を記入してください。

コメント:

トラックバック