有言実行2014年02月01日 00:30

有言実行
有言実行


買ってしまった・・・。

(Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14)
http://www.bic-ws.net/products/products33.html

本体価格1円+解約手数料5250円+加入手数料3150円。

秋葉原のソフマップ本店3階で、速断即決!。

本体価格の1円だけ、現金払いで買ってきた。

実機が、安物ファーウエイだったのは、ショックである!。

まあ、もう、こういうものは、中国とか台湾が作るもんなんだろうな。

auのLTEは、契約していなくても、うっかりモード選択すると、課金されてしまうという。

なんとも情けない仕様なのだが、ホントはバグなんじゃね?。

早速、歩きながら設定して、繋いでみた(当然、WiMAX2+)。

うーん、速いんだろうか?。

速いんだろうな。

ユーチューブのストリーミングを見る限り、アキバではコマ落ちはない。

満足すべきだな。

今年中には、下りは220Mbpsが出るようになるらしい。

さらに、最終的には、1Gbps越えまで持っていこうとしているようだ(うちの光(約70Mbps)より、実効速度でも速いんじゃね?)。

ちなみに、今回買ってきたルーターは、2から3Mbpsで繋がった。

(BNRスピードテスト)
http://www.musen-lan.com/speed/

まあ、もう、どうにでもしてくれという感じだな。

鼻血が止まらない!(ブーッ)。

(「HWD14」で現在のWiMAX 2+の挙動を知る──ハンドアップ/ダウン、ハンドオーバー編 (1/2))
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1401/17/news133.html

さっき、気付いたんだが、Qi(チー)の充電器を買うのを忘れた。

(ワイヤレス充電台01:なんて素っ気無いネーミングなんだ!)
http://auonlineshop.kddi.com/disp/CSfLastGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=3941&bid=mb-osp-opb2-0043

意外と安いな(3,675円(税込))。

auの店で頼めるというので、アキバまで行く必要もなかろう。

京セラが作っているらしい(ウソです)。

(KDDI、京セラ製「URBANO L01」専用の「ワイヤレス充電台01」を発売)
http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/31749/

パナソニックの充電台では、充電完了時のランプが点かなかったりすることもあるようで、ここは、純正といきたいところだ(コンサバなので)。

(充電効率の良いポジションを光でお知らせ)
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/event/20131031_621637.html

この記事では、パナソニックグループ オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社が作っていることになっている。

ははあ、京セラは、充電される方を作っていたわけだ。

ということは、パナソニック製の充電台にも、いくつかの種類があるということだな。

(無接点充電パッド QE-TM101)
http://ctlg.panasonic.com/jp/chargepad/chargepad/QE-TM101.html

こんなのもある。

(サンワサプライ ワイヤレス充電パッド(ブラック) WLC-PAD11BK)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%AF%E3%82%B5%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4-WLC-PAD11BK-%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AC%E3%82%B9%E5%85%85%E9%9B%BB%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%89-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF/dp/B00AXTVWEG/ref=pd_cp_e_0

チーは、これから普及していくだろうが、省エネという点から考えると、電気を無駄にしているわけだ。

熱にして、ジャアジャアとぶちまけている。

単にUSBケーブルをブッ刺せばいいんだが、コネクターを壊してしまう可能性は大きい(今まで、いくつ壊したことか・・・)。

どちらが省エネであるかは明らかだが、コネクター保護の方が、自然保護より優位にあると、浮沈子は断言する!。

エコよりも、エゴが絶対強い!!。

まあ、どうでもいいんですが。

よくよく考えれば、同じファーウエイなんだから、イーモバイルのPocket WiFi GL10Pだって、チーに対応させられたんじゃね?。

それが、20gの重量差になっているのかも知れないな。

総合的に見れば見るほど、ワイマックスの方がぶっちぎりでいいような気がするんだが、贔屓目なのかなあ?。

近所のauのお店に行って、2台くらい頼んでこようか。

この値段なら、1台は行きつけの店とかに置いてもらってもいい。

浮沈子がいないときには、スタッフとか、お客さんに使ってもらってもいいんじゃないか。

将来的には、店のテーブルは、全てにチーが埋め込まれていることが前提となるべきだろう。

客の回転が悪くなるから、客数を稼がなきゃいけないところには向かないだろうけど。

電気自動車とかも、駐車中に非接触充電できれば、安心して街中を走り回れるかもしれない。

どんなところへ行っても、必ず充電できるとなれば、航続距離が160km程度でも、行く気になるかも知れない。

非接触充電というのが、デジタルデバイス、特にモバイル機器の隠れたトレンドになりそうな予感がする。

手に持って弄るスマホやタブレットではなく、ノートパソコンのような、大電力消費のガジェットこそ、チーの恩恵は大きい。

浮沈子のように、ノートパソコンを持ち歩いていると、バッテリーの残量が気になる。

今日のブログだって、インターネットに接続しっぱなしにして、関連情報を確認しながら書いているわけだし、そういう使い方をすると、てき面にバッテリーを食う。

だから、チー対応の充電台の電源を、パソコンから取るなんて、言語道断である!。

しっかりと、AC電源から取って欲しい。

だって、電源なんだから・・・。

まあいい。

それにしても、同じ2.4インチのカラー液晶を使いながら、イーモバイルのカラフルなメニューとは対照的に、ワイマックスの画面は、白黒で開発されたらしく、色気がない。

別に、こんなもんをカラー化しても、コストの増加になるだけだし、必要な情報が表示され、設定が行えればいい。

こんなところにも、キャリアのカラーが表出しているのかなあ。

で、肝心の接続状況をみると、画像で分るとおり、「WX」だけの表示で、後ろに「2+」が付いていない。

ということは、何かあ、我が家は、ド田舎なのかあ?。

まあ、春にはエリアになる予定らしいので、気長に待つとしよう。

素のワイマックスの立ち上げに当っては、かなり紆余曲折があったらしいが、今回は、帯域さえ手に入れてしまえば、設備投資を行うだけである。

しかも、素のワイマックスの器材を拡充すればいいだけだ。

新たなポイントを増設するわけではない。

しかも、LTEの資産もある。

どっちに転んでも、いいように、手は打ってある。

後は、消費者がサービスの展開に付いて行けるかどうかだな。

浮沈子も、8400円もの投資を行って、モバイルルーターを買い換えた。

この賭けが、吉と出るか、凶と出るかは、やがて分る。

少なくとも、この2年余り、ワイマックスを使っていて、よせばよかったと思ったことはなかった。

いつでも、どこでも、インターネットに繋がる環境を得るための、必要最小限の投資である。

それが、当たり前のようになり、繋がらないと不安になる。

新たな、精神疾患を生み出すかもしれない。

逆に、ネットと切れている時、本当は充実していないリアルな世界のことが、避けようもなく押し寄せて、それが負担になったりするのだろうか。

ネットが生み出す、新しい闇。

それは、ネットの中の闇ではない。

この、リアルな現実の世界が、全て、闇になるということだ。

インセプションという、デカプリオの主演映画があって、調合師が安定剤の影響で夢を見に来る人々のことを、彼らは、ここに眠りに来るんじゃない、目覚めに来るんだ、というくだりがあって、例によって、胡蝶の夢を思い出す。

(胡蝶の夢)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%A1%E8%9D%B6%E3%81%AE%E5%A4%A2

「物の変化とは表面に現れた現象面での変化に過ぎない。胡蝶と荘周が形の上においては大きな違いを持ちながら、共に己であることに変わりはない。万物は絶えざる変化を遂げるが、その実、本質においては何ら変わりのないことを述べているのである。」

浮沈子は、そこまで達観は出来ない。

有限の生の中に、無限の何かを詰め込もうと焦るばかりである。

仮想世界を与えるという意味では、コンピューターネットワークの世界が、まさに夢なのだ。

調合師の秘薬に頼らなくても、現代で夢を見ることはできる。

今年のCESは、ウエアラブルがキーワードの一つであったらしい。

夢の世界が、現実を侵食し、取って代わるのである。

荘子は、いずれも同じ己であるから、問題はないという。

そうだろうか。

そんな強い、確固とした自己を形成する時間は、浮沈子にはなかった。

さて、胡蝶の夢でも見て、楽しむとするか。

またまた実行2014年02月01日 13:29

またまた実行
またまた実行


またまた、買ってしまった・・・。

(≪Nexus7(2013) accessory≫ PW100 ワイヤレス充電スタンド)
http://shop.asus.co.jp/item/%E2%89%AANexus7(2013)%20accessory%E2%89%AB%E3%80%80PW100%20%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AC%E3%82%B9%E5%85%85%E9%9B%BB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%89/

「サイズ サイズ:幅75mm × 奥行き65mm × 高さ84 mm
重 量:約115g
インターフェース micro USBポート ×1
アクセサリー 主な付属品: USB ACアダプターセット、クイックスタートガイド
保証期間 購入日より12ヵ月間の日本国内保証
その他 対応機種:Nexus 7(2013)
ワイヤレス給電 (Qi): WPC 1.1Qi規格準拠
電源:USB ACアダプター
消費電力:最大約10W
送電電力:最大約5W」

販売価格:5,470円である(10円引き)。

高いが、仕方ない。

auの純正スタンドは、売り切れ、注文不可。

自転車で販売店まで行ったのに、手ぶらで戻ってくる羽目になった。

クツジョク!・・・。

で、同じく、自転車圏内の某PCチェ-ン店に電話したら、ASUSのなら、チー対応でいけるはずです、という力強いお言葉!。

5千円以上という、豪華な定価設定と、ほぼ値引きなしの強気販売、国内保証付きという魅力的な設定と、新品箱入り、ACアダプター付きの、コンサバティブなコンセプト。

立てかけ式で、同時に1個しか充電できないが、デバイスはとりあえず1個しかないので、まあいいか。

早速、Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14を置いてみる。

おおっ!、qiのアイコンが表示され、何やら充電されているっぽい感じ!!。

ホワイトの充電ランプが透明な底板を通して光る。

高級感溢れるインダストリアルデザインは、秀逸だ。

(Nexus7(2013)用ASUS純正ワイヤレス充電スタンドPW100 購入レビュー。)
http://androidlover.net/tablet/nexus7-2/nexus7-2013-asus-wireless-charge-stand-pw100-review.html

「スタンドタイプのQi充電器を検討中なら、サンワサプライ ワイヤレス充電スタンドの方が価格も安く、またNexus5も充電できるようなのでこちらがいいと思います。」

まあいい。

サンワサプライWLC-STN11Wは、3千円台からあるが、かっこ悪いし。

ネクサス5もネクサス7も充電したいというエイスースジャンキーでもなければ、まあ、用はない。

HWD14が充電できたのは、けっこうラッキーだったかも。

チーは、充電する位置とかがシビアなのかも知れず、その辺がクリアにならないと、普及のネックになりかねない。

浮沈子は、HWD14の充電に特化して使用するつもりなので、我が家での設置位置は、玄関と決まった!。

使用上の問題があれば、また報告する。

愛の言葉2014年02月01日 20:45

愛の言葉
愛の言葉


歯の浮くような表題の出所は、これ。

(聞かせてよ、愛の言葉を Parlez-moi d'Amour)
http://poesie.hix05.com/Chanson/chanson16.parlez.html

つまらん歌詞だ。

(リュシエンヌ・ボワイエ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%82%B7%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%8C%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%82%A8

(Lucienne Boyer - Parlez-Moi D'Amour [1930]:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=rIAQWr34De0

別に、どうということはない。

男の子には理解し難い、女の子のカタルシスというのがあるのだろう。

「人生はつらいけれど
 運命には負けないわ
 悲しみは愛によって
 癒されるものよ
 心のこもった言葉が
 人の心を癒すものなの」

けっ、クサイせりふだぜ・・・。

しかし、この歌がBGMになって、ポルシェの次期ルマン秘密兵器、919ハイブリッドのピット映像に重なると、思わず身を乗り出してしまう。

(The Art of the Pit Stop.:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=I3JpT6-ftn8

無邪気なシャンソンをバックに、1秒を争うピットストップのプラクティス映像が流れ、ポルシェのロゴが映し出される。

P社が、なんでまたこんな映像を流したのか、浮沈子には理解しかねる。

しかし、「How would you prepare yourself for a meeting with the love of your life after a 16-year separation?」と流れるキャプションを読んで、なんとなく分かったような気になる。

ルマンという、ポルシェがかつて憧れ、勝利を手にし、君臨して後、去って行ったステージに、16年ぶりに戻ってくるに当り、生半可な覚悟じゃないぞと、ホンキでアタマ取りに行くぞと・・・。

「Mission 2014. Our Return.」

他のメーカーにとっては、恐怖の戦慄さえ覚える宣戦布告である。

(【動画】ポルシェLMP1、ピット作業の模様)
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=9&no=54236

「『The Art of the Pit Stop』と題されたこの動画では、『Parlez-moi d'Amour(聞かせてよ愛の言葉を)』をBGMにピット作業の様子が収められている。また、いまだに擬装カラーが施されているものの、マシン自体は静止しており、シーンによっては各部が大写しとなるため、そのディティールもわずかながらに窺うことができる。」

なんて散文的な解説なんだ!。

さて、16年後の出会いに向けて、己に何を備えたらいいのか。

ピットストップの練習でないことは、確かなんだが・・・。

それにしても、映像の中の真っ赤なヘルメットとコスチュームの人って、だれ?。

選挙対占拠2014年02月01日 23:23

選挙対占拠


タイという国家は、民主主義国家ではないな。

デモクラシーの擁護者であるべき知識階級が、軒並み選挙に反対している国なんて、聞いたことがない。

民主党が、民主主義に反対するなら、党名を変えるほうが先だろう!?。

北部共産主義勢力と手を組んだタクシン派による、知識階級の粛清を恐れているのだろうか。

カンボジアのポルポト政権下での虐殺や、ベトナムが共産化したときのことが、トラウマになっているのではないか。

元々、この国の民主化は、上流階級の中だけの不完全なもので、下層階級の民主化は、置き去りにされた。

経済発展の恩恵に預かることが出来なければ、政治的なストレスになる。

その中で、階級社会を維持することの困難さが、現在の混乱の根底にある。

タイ王国は、一気に共産化する可能性があると、浮沈子は確信するのだが、穿ちすぎかあ?。

(混乱のタイ 「背景に国王の影響力低下」「対立の構図は変わらない」 拓殖大学国際開発研究所長の甲斐信好教授)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140125/asi14012500400000-n1.htm

「タクシン派と反タクシン派の対立は、農村部の貧困層と都市部エリート層の対立とされるが実態は?」

「タイの1932年の立憲革命は、社会の上層部による民主化であり、下層部の農民層は排除する不完全なものだった。それがタイ政治のアポリア(難問)として残り、92年の民主化運動でも放置された。その構図に気付いて、農民を取り込んだのがタクシン氏だった。タクシン派には70年代の共産主義運動にかかわった人も含まれている。彼らは運動に『貴族対平民』という構図を持ち込み、理論的支柱を担っている」

「デモクラシー、民主主義とは選挙の結果に不満があっても、51%以上を獲得した方に従うのが前提だ。しかし、タイの大学教授の友人たちと話すと、ほとんどが反タクシン派だけに、選挙自体に反対している。選挙を行い、結果を受け入れるのが民主主義だとわかっていても、彼らはタイと日本の民主主義は違うとして、今回ばかりは意見が合うことはない」

冗談じゃあない!。

日本だけではなく、民主主義を名乗る国家は、全てその原則に従っている。

タイは、民主国家ではないのだ。

グーグルニュースに、めずらしく赤旗の記事がひっかかった(バグですかあ?)。

(タイ総選挙 あす投票 事実上の政権“信任投票”反政府勢力は妨害続ける)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-02-01/2014020107_01_1.html

「選挙は「タクシン体制」を守る意味しかないとして、「道徳ある人物」による統治を主張し、選挙によらない任命制の「人民議会」の設置を求めています。」

まるで、暗黒政治だな。

「道徳ある人物」というのは、ビッグブラザーのことか?。

「民主党は「投票するかしないかは、個人の判断に委ねる」としています。投票用紙には「誰も選ばない」との項目があり、これを選べば民主党支持の意味を持ちます。」


その一方で、組織的に選挙妨害し、投票の自由を阻害しているのは、民主党そのものである。

「政治教育学者のワッタナ・アカパニット氏(49)は、「選挙妨害行動や交通妨害でバンコク市民の生活に影響が出ている。これが続けば反政府勢力支持者の離反もあり得る」と述べています。」

この発言で、彼は粛清を免れたかもしれないぞ!。

まあいい。

タイの民主主義とやらの化けの皮を剥いだだけでも、今回の混乱の意義はあるだろう。

チャイナ+ワンとしてのタイに投資しようという側から見れば、公平な政権よりも、ワイロや汚職が蔓延してくれていた方が、投資し易いということもあるかもしれない。

程度の問題はあるけど。

外資の言いなりになる物分りのいい政府が、国内をだまくらかして安定に統治しているのが良い。

安い労働力、高い教育、政治の安定こそ、投資の魅力だ。

その意味では、どっちに転んでも、タイの経済的な魅力は失せる。

浮沈子的には、バンコクで足止めされずに、プーケットに行けさえすればよい。

次回の訪タイからは、シンガポール経由で入ることも考えておけば、長期的な見通しも立つ。

100年位、好きなように揉めててください!。

洪水というインフラの脆弱性に続き、政治の不安定さを露出してしまった黄昏の王国・・・。

その選挙(占拠?)が、明日、行われようとしている。

民主党を中心とする反体制派が勢いづいているのは、国内の支配層(王宮含む)が概ね反体制派だからである。

平民どもに、国家を乗っ取られてたまるか!。

資金も潤沢にあり、そちらの方でデモが縮小するということはない。

100年でも、200年でも、続けることは出来るだろう。

要は、守旧派が、社会の骨格を握っているなかで、新興勢力のタクシン派が、これにどう対応していくかという構図なのだろう。

今のところ、両派に妥協点はない。

だいたい、選挙をやれば、タクシン派が勝つから選挙に反対するという、滅茶苦茶な話だ。

王権を戴いている限り、この構図は消えない。

だって、王宮自体が反タクシン派なんだから・・・。

国王が、統治から手を引き、タイ王国を終焉させ、まっさらな民主主義を敷く以外に、長期的な解決はない。

いや、絶対王権に戻すという手もあることはある。

軍事クーデターを起こして、憲法を停止し、国王を唯一の権力として仰ぐ、永遠のタイ王国の復活である。

別に、それだって、悪いわけじゃあない。

どんな政治体制だって可能だろう。

ちなみに、我が国の憲法だって、国民の意思でどのようにも変更できる。

国家は、国民の道具であって、逆はない。

平穏な選挙だけが、国民の意思でもない。

荒々しい方法で、統治の形を決めてきた国だって、たくさんある(アフリカとか)。

タイが、どのような国家の形を選ぶのか。

外国人の浮沈子には、直接の関与は出来ないが、個人的な旅行は別にしても、いささかの関心をもって、見守りたい。