決着 ― 2014年03月25日 02:50
決着
17日間の迷走の末、MH370便B777-200ERは、インド洋南部で墜落したという公式見解が発表された。
(マレーシア機、インド洋に「墜落」=家族に「生存者なし」と伝達-豪軍が漂流物発見)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014032400908
「マレーシアのナジブ首相は24日夜、クアラルンプールで記者会見し、消息不明となったマレーシア航空機について、衛星情報の新たな解析の結果「インド洋南部に墜落した」と結論付ける厳しい見解を明らかにした。」
「衛星情報を持つ英企業インマルサットと英航空事故調査局が断定したという。」
(インマルサット)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%83%E3%83%88
国際海事衛星機構といったのは、昔の話だ。
「マレーシア航空は搭乗者の家族に電子メールを送り「極めて残念だが、不明機が失われ、生存者はいないことを疑う合理的理由はない」と表明。乗員乗客が全員死亡したと考えていることを伝えた。」
未だに機体や遺物が回収されていないにも拘らず、乗客の家族に連絡したということは、余程の確度で情報が入ったということなのだろう。
事は終わった。
これからは、長い長い事後処理に入る。
事件性があることから、捜査の方も長期戦になる。
墜落に至った原因究明については、年単位の話になるだろう。
フライトレコーダーが見つかるかどうかもわからない。
また、この間の情報の迷走について、当局からの納得がいく説明はない。
たぶん、今後もないだろう。
どさくさに紛れた中国艦船の動きや、各国の思惑も、これで終わりだ。
航空史上最大の謎といわれた今回の失踪事件は、謎のまま終わる可能性も高い。
ディエゴ・ガルシアに着陸したとか、様々な憶測(UFO説も含めて)が飛んだが、それらは、全てガセネタだったことが明らかになった。
MH370便は、通信を切り、進路を変え、インド洋に墜落した。
分かっていることはそれだけで、あとは、何も分からない。
こういう決着って、アリなんだろうか。
浮遊物が確認されようとしている時に、乗員乗客の安否まで含めて発表するというのは、浮沈子の感覚では納得いかない。
陸地がない海上に降りたからといって、全員が死亡したというのは推測に過ぎない。
低速で着水して、ボートとしても使える脱出用のシューターで漂流しているかもしれない。
全員とはいかなくても、生き残る可能性はある。
その可能性を一切認めずに、「墜落」という究極の表現で締めくくった。
ハッキリしていて分かりやすいが、断定的だな。
これで、打ち切り、おしまい、ジ・エンドというわけだ。
不自然だ。
納得いかない。
それでも、収束させる。
(マレーシア機の墜落、事実上認める ナジブ首相)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2403U_U4A320C1MM8000/
「マレーシア当局は「原因究明には飛行経路などを記録したブラックボックスの回収が必要」としている。ただ、機体が飛行を止めた付近のインド洋海域は水深が深く、回収には時間がかかる可能性がある。」
数十件の報道が溢れる中、おそらくこの情報を事前に掴んでいたに違いない米国からのコメントはない(音響探査とかの準備って、墜落が確定していたからかも)。
マレーシアからの詳細情報は、まあ、当てにはならないが、他から出てこないので仕方がない。
オーストラリアは、現地に艦船を派遣しているので、数時間以内に漂流物の確認を行えるといっている。
しかし、従来もそういう情報を流しては、結局何も見つからなかった。
昨日から投入された自衛隊の報告もない。
やっぱ、何かおかしい。
モルジブの目撃証言は、ウソだったのか。
南シナ海の石油掘削施設の職員が見た燃える火の玉は、一体何だったのか。
ディエゴ・ガルシアに着陸していないというのは、本当なのか。
インマルサットのデータだという今回の英国捜査機関(もう、これだけで、十分胡散臭い!)の分析は、正しいのか。
南シナ海に墜落したわけでもなく、モルジブを低空で飛び去ったわけでもなく、唯一、秘密裏に着陸できるディエゴ・ガルシアの4000m滑走路に降り立つこともなく、最も捜索が困難で、発見されにくい海域に墜落したんだと!。
これらの筋書きの全ては、マレーシア政府の発表による。
マレーシアって、英国連邦だったよなあ。
(イギリス連邦)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E9%80%A3%E9%82%A6
(マレーシア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%A2
マレーシアの元首(国王)は、スルタンの持ち回りなんだと。
「国家元首たる国王は13州の内9州にいるスルターン(首長)による互選で選出され(実質的には輪番制)任期は5年。世界でも珍しい、世襲ではなく選挙で選ばれかつ終身制ではない国王である。」とある。
まあ、どうでもいいんですが。
マレーシアというと、シパダンのダイビングとかしか興味がなかった。
(大物三昧。小物三昧。リゾート三昧。<マレーシア・シパダン>)
http://club-azul.com/sipadan/index.htm
不謹慎だな。
片や生存の見込みがないとか報じられている中で、道楽の宣伝ページのリンクを貼るなんて!。
トゥバタハリーフとかが良かったら、シパダンも考えてもいいかな。
生物とかあまり興味がないので、浮沈子にはロタのような、癒し系の海が向くんだが。
まあいい。
これで、本当にいいんだろうか。
2014年3月8日、浮沈子と同じ日に空に上がり、インド洋に消えた239人の御霊に、哀悼の誠を捧げる。
17日間の迷走の末、MH370便B777-200ERは、インド洋南部で墜落したという公式見解が発表された。
(マレーシア機、インド洋に「墜落」=家族に「生存者なし」と伝達-豪軍が漂流物発見)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014032400908
「マレーシアのナジブ首相は24日夜、クアラルンプールで記者会見し、消息不明となったマレーシア航空機について、衛星情報の新たな解析の結果「インド洋南部に墜落した」と結論付ける厳しい見解を明らかにした。」
「衛星情報を持つ英企業インマルサットと英航空事故調査局が断定したという。」
(インマルサット)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%83%E3%83%88
国際海事衛星機構といったのは、昔の話だ。
「マレーシア航空は搭乗者の家族に電子メールを送り「極めて残念だが、不明機が失われ、生存者はいないことを疑う合理的理由はない」と表明。乗員乗客が全員死亡したと考えていることを伝えた。」
未だに機体や遺物が回収されていないにも拘らず、乗客の家族に連絡したということは、余程の確度で情報が入ったということなのだろう。
事は終わった。
これからは、長い長い事後処理に入る。
事件性があることから、捜査の方も長期戦になる。
墜落に至った原因究明については、年単位の話になるだろう。
フライトレコーダーが見つかるかどうかもわからない。
また、この間の情報の迷走について、当局からの納得がいく説明はない。
たぶん、今後もないだろう。
どさくさに紛れた中国艦船の動きや、各国の思惑も、これで終わりだ。
航空史上最大の謎といわれた今回の失踪事件は、謎のまま終わる可能性も高い。
ディエゴ・ガルシアに着陸したとか、様々な憶測(UFO説も含めて)が飛んだが、それらは、全てガセネタだったことが明らかになった。
MH370便は、通信を切り、進路を変え、インド洋に墜落した。
分かっていることはそれだけで、あとは、何も分からない。
こういう決着って、アリなんだろうか。
浮遊物が確認されようとしている時に、乗員乗客の安否まで含めて発表するというのは、浮沈子の感覚では納得いかない。
陸地がない海上に降りたからといって、全員が死亡したというのは推測に過ぎない。
低速で着水して、ボートとしても使える脱出用のシューターで漂流しているかもしれない。
全員とはいかなくても、生き残る可能性はある。
その可能性を一切認めずに、「墜落」という究極の表現で締めくくった。
ハッキリしていて分かりやすいが、断定的だな。
これで、打ち切り、おしまい、ジ・エンドというわけだ。
不自然だ。
納得いかない。
それでも、収束させる。
(マレーシア機の墜落、事実上認める ナジブ首相)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2403U_U4A320C1MM8000/
「マレーシア当局は「原因究明には飛行経路などを記録したブラックボックスの回収が必要」としている。ただ、機体が飛行を止めた付近のインド洋海域は水深が深く、回収には時間がかかる可能性がある。」
数十件の報道が溢れる中、おそらくこの情報を事前に掴んでいたに違いない米国からのコメントはない(音響探査とかの準備って、墜落が確定していたからかも)。
マレーシアからの詳細情報は、まあ、当てにはならないが、他から出てこないので仕方がない。
オーストラリアは、現地に艦船を派遣しているので、数時間以内に漂流物の確認を行えるといっている。
しかし、従来もそういう情報を流しては、結局何も見つからなかった。
昨日から投入された自衛隊の報告もない。
やっぱ、何かおかしい。
モルジブの目撃証言は、ウソだったのか。
南シナ海の石油掘削施設の職員が見た燃える火の玉は、一体何だったのか。
ディエゴ・ガルシアに着陸していないというのは、本当なのか。
インマルサットのデータだという今回の英国捜査機関(もう、これだけで、十分胡散臭い!)の分析は、正しいのか。
南シナ海に墜落したわけでもなく、モルジブを低空で飛び去ったわけでもなく、唯一、秘密裏に着陸できるディエゴ・ガルシアの4000m滑走路に降り立つこともなく、最も捜索が困難で、発見されにくい海域に墜落したんだと!。
これらの筋書きの全ては、マレーシア政府の発表による。
マレーシアって、英国連邦だったよなあ。
(イギリス連邦)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E9%80%A3%E9%82%A6
(マレーシア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%A2
マレーシアの元首(国王)は、スルタンの持ち回りなんだと。
「国家元首たる国王は13州の内9州にいるスルターン(首長)による互選で選出され(実質的には輪番制)任期は5年。世界でも珍しい、世襲ではなく選挙で選ばれかつ終身制ではない国王である。」とある。
まあ、どうでもいいんですが。
マレーシアというと、シパダンのダイビングとかしか興味がなかった。
(大物三昧。小物三昧。リゾート三昧。<マレーシア・シパダン>)
http://club-azul.com/sipadan/index.htm
不謹慎だな。
片や生存の見込みがないとか報じられている中で、道楽の宣伝ページのリンクを貼るなんて!。
トゥバタハリーフとかが良かったら、シパダンも考えてもいいかな。
生物とかあまり興味がないので、浮沈子にはロタのような、癒し系の海が向くんだが。
まあいい。
これで、本当にいいんだろうか。
2014年3月8日、浮沈子と同じ日に空に上がり、インド洋に消えた239人の御霊に、哀悼の誠を捧げる。
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