筋違い ― 2014年09月27日 22:44
筋違い
何か変だ。
(エボラ熱対策、日本に感謝=オバマ米大統領)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014092700167
「大統領はホワイトハウスで開かれたイベントで、日本が決めた医療関係者向けの約50万セットの防護具供与を取り上げ、「とりわけ感謝したい」と語った。」
ちょっと文脈がわからないので、反射的に本ブログで取り上げるのはいかがなものかと思ったのだが、例によって、脊髄反射でブログを書いている浮沈子は、あっさりと噛み付いてしまう。
だって、西アフリカ地域に援助するのに、なんで、米国大統領に感謝されなくっちゃいけないのか?。
我が国は、米国が軍隊を派遣する以前から、少ない(4人ぽっきり)とはいいながら人員派遣も行い、経済援助も些少ながら行っているし、国連の呼びかけに応じて当該国のために追加の支援を約束したのであって、米国に感謝される筋合いのものではないのだ。
オバマは、内輪の席でつい口が滑ったのかもしれないが、米国が今回の件で(に限らず?)、我が国をどのように見ているかを知らしめることになったな。
属国扱いなんじゃね?。
そもそも、米国が軍隊を派遣するのは、当該国の国民のためではなく、米国に飛び火してこないためのものである。
それは、我が国とて同じ動機なんだからいいとしても、我が国の援助は、少なくとも米国民のためではあるまい?。
それとも、また、浮沈子が知り得ない裏の事情があって、思わずポロリと出てしまったんだろうか?。
何だろう?。
医療関係者向けの防護具の供与は、確かに役には立つ。
(「ドイツ政府の直接援助なしには、エボラとの戦いに敗北する」 呑気な先進国とアフリカの悲痛な現状)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40548
この記事自体も面白いんだが、それとは別に、こんなことも書いている。
「オバマ大統領が8日にNBCに語ったところによれば、隔離施設を設置し、まず国際協力者たちの安全を確保する。彼らの安全が保障されなければ、事は進まないし、現地で援助活動に参加しようという医療関係者も増えない。」
そういう、優先順位の中に、我が国が提供する防護具が、タイミングよくはめ込まれたという点に、リップサービスしたのだろうと推測はするが、逆にそういうことを前提に我が国の支援が組まれたということになると、うーんと考えさせられてしまう。
米国に供与したのではあるまい?。
それとも、そうなのかあ?。
戦後最悪と評されるオバマ政権が、中間選挙を前にして、エボラで一旗上げたいのはやまやまだとは思うが。
それに対して、魚心あれば水心、我が国が援助するのは西アフリカ主要3か国ではなく、米国だったという実態が図らずも露呈したということなんじゃないのか。
米国の利益は、国際社会の利益なのか。
そりゃあ、エボラが米国で蔓延して、経済がガタガタになって、我が国がとばっちりを食うのは確かなんだが。
外交の抗し得ない一面を見せ付けられた思いだな。
しかし、実態はもっとどろどろしているのかもしれない。
例えば、ワクチンの投与が、当初の目標であった、今年11月からではなく、来年1月以降になったという報道もある。
(WHO、「エボラワクチン、来年1月に使用開始」)
http://japanese.cri.cn/881/2014/09/27/141s227160.htm
まあ、出所が出所なんで、どこまで信じていいか分からないが。
「マリー・ポール事務局長補は、「エボラウイルスに対して数種類のワクチンが開発されている。そのうち、WHOが注目しているのはGSK(グラクソ・スミスクライン)社が開発している『ChAd』とアメリカのニューリンク・ジネティックス社の『VSVワクチン』だ。WHOは薬品開発会社、臨床専門家、管理者側とともに、この2つのワクチンの臨床試験を急いでいる」としました。」
(エボラ熱抑制、ワクチンへ期待高まる-WHO当初重点置かず)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NCHGP16K50Y601.html
「WHO事務局長補(保健システム・イノベーション担当)のマリー・ポール・キーニー氏によると、グラクソがWHOに連絡を取った3月時点では、今回の感染も過去の例と同様に接触者追跡や安全な埋葬など従来の対策で抑制できると考えられており、ワクチン開発は「エネルギーの流用」と捉えられていた。CDCによれば、3月末時点ではギニアでの感染例が約100件で、リベリアとシエラレオネへの拡大が報告され始めたばかりだった。」
まあ、状況が変わって、対策の重点がシフトするという事は有り得る。
ブルームバーグの記事は、随分とあてつけがましいが、感染者が100人の状況でワクチンを開発するという選択は有り得ない。
「1976年にエボラウイルスを共同で発見し、現在はロンドン大学公衆衛生熱帯医学大学院のディレクターを務めるピーター・ピオット氏は今週、ロンドンでの記者会見で「ワクチンなしでは今回の感染拡大を阻止することはできないかもしれない」との見解を示した。」
浮沈子は、まあ、こういった話には、いろいろ尾ひれがつくことはあるだろうと思っている。
だって、ワクチンを使ってもらおうと思えば、感染者を増やさなくてはならないし、そのためには接触者追跡と隔離・埋葬という手法を「成功させてはならない」わけだから、逆に当局にそれで阻止できると思い込ませるための「何か」がなければならない。
感染者を過少報告させたり、有効な対応を遅らせたりすることは、製薬会社には出来ないだろうが、なんかきっと裏があるのかもしれない。
(ナイロビの蜂)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%83%93%E3%81%AE%E8%9C%82
「ケニアのナイロビに駐在しているイギリス人外交官のジャスティン・クエイルはある日、弁護士であった妻テッサを何者かによって殺害されてしまう。その真相を追うジャスティンは、背後に製薬会社の絡んだ陰謀があることを突き止める。」
まあ、この要約では、全く分からないな。
(映画:ナイロビの蜂 あらすじ)
http://eiga-kaisetu-hyouron.seesaa.net/article/129385521.html
「泣ける映画という言い方は好きではないけれど、このナイロビの蜂は間違いなく泣ける映画に入る。」
冗談じゃない!。
この映画は泣く映画なんかじゃない。
「無知や無関心は陰謀に手を貸すのと同じです。
少し興味を持てば知れる現実を知らないこと、それは知らず知らずのうちに不正に手を貸すことになります。」
「知のアンテナはいつも高く揚げておく、ということ。
多くの人が関心を持つようになればなるほど、問題は明らかになりやすく、不正は隠しにくく、それを解決しようとする力も強く働くようになります。」
なんか、最後にあっさりといってくれるじゃないの。
「常に「知る」そして、できるならば「行動する」。その気持ちを持ちたいものですね。」
だめだな、行動は知ることとは別だ。
しかし、何か変だとか、おかしいと思ったら、その疑問を追いかけてみることは大切だ。
単なる思い違いが9割、納得のいく説明を得られるのが1割弱、残りの1パーセントにも満たない疑問こそ、追いかける価値がある。
浮沈子は、エボラのスピードに阻止する側が追いつけないのは、国際社会の支援が足りないからとか、効果的な防護策が取られていないからだと無邪気に(?)信じていただけなのかもしれない。
誰かが意図的にそのスピードを遅らせていたとしたら、エボラのスピードを上げることはできなくても、追いつけないようにコントロールしていたら・・・。
11月に投与を開始できるといっていたキーニーが、なぜ1月と言い出しているのか。
まあ、そんなことはないと、今でも信じてはいる。
エボラの脅威は、人知を超えたところにある。
ワクチンを開発して、この流行を止められるかどうかは、実際のところやってみなくては分からない。
その価値はあるだろうし、数百万ドルの投資は無駄にはならない。
問題は、やはり時間だ。
その開発と臨床試験のスピードをコントロールすることは簡単だ。
最適なタイミングでリリースできれば、最大の利益(誰にとって?)を上げることができる。
米国の中間選挙(11月4日)、エボラ対策の大規模な支援の展開(10月以降)、その成否を見極めるタイミング(11月頃)、止まらない感染者の増加(たぶん12月)、そして、ワクチンの完成と投与の開始・・・。
いやいや、考え過ぎですな(筋違い?)。
まるで、エボラが生物兵器だといわんばかりじゃないですか。
ワクチンも、治療薬もない生物兵器なんて有り得ない。
しかし、ワクチンが開発され、それが一国によって支配されれば、絶大な効果をもたらす。
経済や政治がこの問題と無関係だとは、いかにお目出度い浮沈子でも思ってはいないが、深入りすると何が出てくるか分からない危うさを秘めている。
エボラの深遠な闇を覗く思いだ。
何か変だ。
(エボラ熱対策、日本に感謝=オバマ米大統領)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014092700167
「大統領はホワイトハウスで開かれたイベントで、日本が決めた医療関係者向けの約50万セットの防護具供与を取り上げ、「とりわけ感謝したい」と語った。」
ちょっと文脈がわからないので、反射的に本ブログで取り上げるのはいかがなものかと思ったのだが、例によって、脊髄反射でブログを書いている浮沈子は、あっさりと噛み付いてしまう。
だって、西アフリカ地域に援助するのに、なんで、米国大統領に感謝されなくっちゃいけないのか?。
我が国は、米国が軍隊を派遣する以前から、少ない(4人ぽっきり)とはいいながら人員派遣も行い、経済援助も些少ながら行っているし、国連の呼びかけに応じて当該国のために追加の支援を約束したのであって、米国に感謝される筋合いのものではないのだ。
オバマは、内輪の席でつい口が滑ったのかもしれないが、米国が今回の件で(に限らず?)、我が国をどのように見ているかを知らしめることになったな。
属国扱いなんじゃね?。
そもそも、米国が軍隊を派遣するのは、当該国の国民のためではなく、米国に飛び火してこないためのものである。
それは、我が国とて同じ動機なんだからいいとしても、我が国の援助は、少なくとも米国民のためではあるまい?。
それとも、また、浮沈子が知り得ない裏の事情があって、思わずポロリと出てしまったんだろうか?。
何だろう?。
医療関係者向けの防護具の供与は、確かに役には立つ。
(「ドイツ政府の直接援助なしには、エボラとの戦いに敗北する」 呑気な先進国とアフリカの悲痛な現状)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40548
この記事自体も面白いんだが、それとは別に、こんなことも書いている。
「オバマ大統領が8日にNBCに語ったところによれば、隔離施設を設置し、まず国際協力者たちの安全を確保する。彼らの安全が保障されなければ、事は進まないし、現地で援助活動に参加しようという医療関係者も増えない。」
そういう、優先順位の中に、我が国が提供する防護具が、タイミングよくはめ込まれたという点に、リップサービスしたのだろうと推測はするが、逆にそういうことを前提に我が国の支援が組まれたということになると、うーんと考えさせられてしまう。
米国に供与したのではあるまい?。
それとも、そうなのかあ?。
戦後最悪と評されるオバマ政権が、中間選挙を前にして、エボラで一旗上げたいのはやまやまだとは思うが。
それに対して、魚心あれば水心、我が国が援助するのは西アフリカ主要3か国ではなく、米国だったという実態が図らずも露呈したということなんじゃないのか。
米国の利益は、国際社会の利益なのか。
そりゃあ、エボラが米国で蔓延して、経済がガタガタになって、我が国がとばっちりを食うのは確かなんだが。
外交の抗し得ない一面を見せ付けられた思いだな。
しかし、実態はもっとどろどろしているのかもしれない。
例えば、ワクチンの投与が、当初の目標であった、今年11月からではなく、来年1月以降になったという報道もある。
(WHO、「エボラワクチン、来年1月に使用開始」)
http://japanese.cri.cn/881/2014/09/27/141s227160.htm
まあ、出所が出所なんで、どこまで信じていいか分からないが。
「マリー・ポール事務局長補は、「エボラウイルスに対して数種類のワクチンが開発されている。そのうち、WHOが注目しているのはGSK(グラクソ・スミスクライン)社が開発している『ChAd』とアメリカのニューリンク・ジネティックス社の『VSVワクチン』だ。WHOは薬品開発会社、臨床専門家、管理者側とともに、この2つのワクチンの臨床試験を急いでいる」としました。」
(エボラ熱抑制、ワクチンへ期待高まる-WHO当初重点置かず)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NCHGP16K50Y601.html
「WHO事務局長補(保健システム・イノベーション担当)のマリー・ポール・キーニー氏によると、グラクソがWHOに連絡を取った3月時点では、今回の感染も過去の例と同様に接触者追跡や安全な埋葬など従来の対策で抑制できると考えられており、ワクチン開発は「エネルギーの流用」と捉えられていた。CDCによれば、3月末時点ではギニアでの感染例が約100件で、リベリアとシエラレオネへの拡大が報告され始めたばかりだった。」
まあ、状況が変わって、対策の重点がシフトするという事は有り得る。
ブルームバーグの記事は、随分とあてつけがましいが、感染者が100人の状況でワクチンを開発するという選択は有り得ない。
「1976年にエボラウイルスを共同で発見し、現在はロンドン大学公衆衛生熱帯医学大学院のディレクターを務めるピーター・ピオット氏は今週、ロンドンでの記者会見で「ワクチンなしでは今回の感染拡大を阻止することはできないかもしれない」との見解を示した。」
浮沈子は、まあ、こういった話には、いろいろ尾ひれがつくことはあるだろうと思っている。
だって、ワクチンを使ってもらおうと思えば、感染者を増やさなくてはならないし、そのためには接触者追跡と隔離・埋葬という手法を「成功させてはならない」わけだから、逆に当局にそれで阻止できると思い込ませるための「何か」がなければならない。
感染者を過少報告させたり、有効な対応を遅らせたりすることは、製薬会社には出来ないだろうが、なんかきっと裏があるのかもしれない。
(ナイロビの蜂)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%83%93%E3%81%AE%E8%9C%82
「ケニアのナイロビに駐在しているイギリス人外交官のジャスティン・クエイルはある日、弁護士であった妻テッサを何者かによって殺害されてしまう。その真相を追うジャスティンは、背後に製薬会社の絡んだ陰謀があることを突き止める。」
まあ、この要約では、全く分からないな。
(映画:ナイロビの蜂 あらすじ)
http://eiga-kaisetu-hyouron.seesaa.net/article/129385521.html
「泣ける映画という言い方は好きではないけれど、このナイロビの蜂は間違いなく泣ける映画に入る。」
冗談じゃない!。
この映画は泣く映画なんかじゃない。
「無知や無関心は陰謀に手を貸すのと同じです。
少し興味を持てば知れる現実を知らないこと、それは知らず知らずのうちに不正に手を貸すことになります。」
「知のアンテナはいつも高く揚げておく、ということ。
多くの人が関心を持つようになればなるほど、問題は明らかになりやすく、不正は隠しにくく、それを解決しようとする力も強く働くようになります。」
なんか、最後にあっさりといってくれるじゃないの。
「常に「知る」そして、できるならば「行動する」。その気持ちを持ちたいものですね。」
だめだな、行動は知ることとは別だ。
しかし、何か変だとか、おかしいと思ったら、その疑問を追いかけてみることは大切だ。
単なる思い違いが9割、納得のいく説明を得られるのが1割弱、残りの1パーセントにも満たない疑問こそ、追いかける価値がある。
浮沈子は、エボラのスピードに阻止する側が追いつけないのは、国際社会の支援が足りないからとか、効果的な防護策が取られていないからだと無邪気に(?)信じていただけなのかもしれない。
誰かが意図的にそのスピードを遅らせていたとしたら、エボラのスピードを上げることはできなくても、追いつけないようにコントロールしていたら・・・。
11月に投与を開始できるといっていたキーニーが、なぜ1月と言い出しているのか。
まあ、そんなことはないと、今でも信じてはいる。
エボラの脅威は、人知を超えたところにある。
ワクチンを開発して、この流行を止められるかどうかは、実際のところやってみなくては分からない。
その価値はあるだろうし、数百万ドルの投資は無駄にはならない。
問題は、やはり時間だ。
その開発と臨床試験のスピードをコントロールすることは簡単だ。
最適なタイミングでリリースできれば、最大の利益(誰にとって?)を上げることができる。
米国の中間選挙(11月4日)、エボラ対策の大規模な支援の展開(10月以降)、その成否を見極めるタイミング(11月頃)、止まらない感染者の増加(たぶん12月)、そして、ワクチンの完成と投与の開始・・・。
いやいや、考え過ぎですな(筋違い?)。
まるで、エボラが生物兵器だといわんばかりじゃないですか。
ワクチンも、治療薬もない生物兵器なんて有り得ない。
しかし、ワクチンが開発され、それが一国によって支配されれば、絶大な効果をもたらす。
経済や政治がこの問題と無関係だとは、いかにお目出度い浮沈子でも思ってはいないが、深入りすると何が出てくるか分からない危うさを秘めている。
エボラの深遠な闇を覗く思いだ。
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