空冷ポルシェ2015年05月25日 07:19

空冷ポルシェ
空冷ポルシェ


空冷ポルシェの中古価格が暴騰しているんだという。

(350万円⇒600万円…中古ポルシェ911が「まさかっ!」の急騰。その謎に迫る)
http://nikkan-spa.jp/852481

(国富流出はポルシェだけじゃない。古めのフェラーリも暴騰中!!)
http://nikkan-spa.jp/852482

まあ、フェラーリはどうでもいいんですが。

プレステージの在庫を見ても、そんな感じだが、元々ここで扱っているのは程度がいいクルマばかりなので、ゲキ高という感じはしない。

というより、「ASK」となっている車種が高いんだろうな。

(在庫車情報)
http://www.prestige-tokyo.jp/stock.html

ちなみに、このクルマは、1200まん(!)とかいってたな(記憶が正確ではないので、お問い合わせください)。

(ポルシェ 911(Type911) 911 T Targa 5MT 【1563】:画像参照)
http://www.prestige-tokyo.jp/vcsMember/stockdetail/185-1_526150.html

キャブ仕様で、ナロー、2.2リッター、タルガトップのレア物だ。

ここにも、当然、買い付けに来てるんだろうし。

今の日本で、中古車にポンと1千万円を超える金額を出すというのは、庶民感覚では有り得ない。

それこそ、投資とか、そういうことでないと手は出ないだろう(資産隠し?)。

浮沈子は、そういう話はあんま好きじゃないな。

クルマは、金属と樹脂とガラスとゴムとで出来た機械であって、動いてナンボ、走ってナンボのものだ。

エンジンの音、ハンドルの切れ、サスの動き、シートのホールドが全てだ(まあ、外観とかも多少ありますが)。

ボディがしっかりしていて、長く乗れれば言うことは無い。

整備すべきところは、きっちりして、気持ちよく乗れるように努める。

少なくとも、所有していて値上がりを期待するようなクルマには、これまで縁が無かったことは確かだ。

機械は消耗し、メンテナンスしながら機能を維持して、買い替えの際には次のオーナーに引き継いでいく。

使った分だけ、値段が下がるのは仕方ないし、古い機械なら維持費が掛かるのは当然だ。

そう思って、中古車を乗り継いできた。

新車価格の1割くらいが、浮沈子が手を出す限界で、だから、整備費用の方が高くなったりすることも多い。

ちなみに、生まれて初めて買ったダルマのセリカ(ST)は、5万円だったな。

まあいい。

新車で買ったのは、次に買ったダイハツのミラ(軽自動車)と、出たばっかの時に買った初代プリウスだけ(あ、NBロードスターも!)。

300E(91年型)のベンツ以来、ドイツ車だけだが、それは、たまたま。

乗って、走って、気に入ったクルマだけ。

投資目的で買ったことは、もちろん、ない。

500E(92年型)と、03ボクスターと、83タルガの3台で、どれか1台を残すとしたら、迷わず83タルガだが、それは、乗って楽しいからという理由だ。

500Eは実用車で、なるべく完調にして乗っているし、03ボクスターは、認定中古車として買ったので、文句なしに調子はいい。

問題児の83タルガは、元々弄っていたクルマだし、オリジナルを維持しようとしたら、とんでもない話(エンジン戻して、シート戻して、屋根戻して、エアコン付けて・・・)になるので、浮沈子の好きなように手を入れて、楽しむことにしている。

小さくて、活発に走れて、電子制御と無縁で、エアコンなし、パワステなしだが、走っていて一番面白い。

唯一のマニュアル車でもある。

意外に便利で、荷物も積めるし、パワーウインドウとか付いてて、現代的(?)だ。

このクルマが新車だった頃に自動車に親しんでいた浮沈子は、一番親近感を感じる。

ああ、多分それが大きいかな。

自分に寄り添うクルマとして、同じ年代のクルマを選ぶというのは、大いにアリだ。

ブームの影に、そんな背景があるのなら、歓迎すべきなのかもしれない。

電子制御てんこ盛りで、パワーも快適さも桁違いにいい現代の車は、完全に道具になってしまって、愛情を注ぐ対象ではなくなっている。

03ボクスターが、それに近いかも。

クルマとしての出来は、一番いいのに・・・。

客観的に見れば、浮沈子に相応しいのは、たぶんこのボクスターなんだろうな。

だとしても、83タルガに乗り続けたい。

きちんとメンテナンスしてやれば、まだまだ楽しめるだろう。

高騰しているという中古車価格とは無縁の存在、米国からの平行輸入車で、エンジン載せ替えて弄りまくっているクルマ。

浮沈子が手を出した理由は、唯一、屋根が開くから・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

末永く、付き合っていきたいクルマである。

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