空気=毒ガス ― 2015年05月25日 19:49
空気=毒ガス
セブに通っていた頃、イントラと話したことの中で、水中での空気の呼吸というのがあった。
ナイトロックス信奉者の浮沈子は、空気なんて毒ガスを、水中で吸わせちゃならんと強弁していた(最近は、平気で吸ってますが)。
人間は、大気圧で生活するように出来ているので、高圧環境である水中では、それに適したガスを呼吸するのが基本である。
大気圧で無料で手に入る空気を、そのまま詰め込んで吸わせるというのは、単なる手抜き、ズボラ、コスト削減、有体に言えば、立派な傷害罪に当る(同意書書いてれば、違法性は阻却されるハズ)。
そのうち、浅場でナイトロックス、30m以深ではヘリウム混ぜないとダイビングを禁じる法律とか出来ても不思議ではない・・・。
と、思っていたら、ホントにそういう指導団体があると知って、驚いた!。
(SF2 サイドマウントリブリーザー)
http://nolimit.ti-da.net/e7494109.html
「高圧環境下で呼吸する空気は体に悪い毒ガスという考えから、40mまではナイトロックス、40m以深はヘリウムを加えることになっています」
うーん、30mからにしてもらいたいんだけどな。
「IARTとは、International Association of Rebreather Trainersの略で、リブリーザー教育の世界統一基準を提唱している団体です。」
(IART - International Association of Rebreather Trainers:英語のページ)
http://www.iart.de/index.php?lang=en
日本支部が出来たらしいので、浮沈子もインストラクターになったらクロスオーバーしてみようかな(獲らぬ狸・・・)。
「現在他団体のインストラクターとして活動している方は、IARTのOWNDインストラクター・クロスオーバープログラムを受講することで、IARTのインストラクター資格を得ることができます。」
PADIのレクリエーショナルレベルのコースは、あくまでも商売として手っ取り早く稼ぐために、如何に手抜きしてリブリーザー使わせるかという観点から設計されているが、IANTDとかは、もう、最初から、リブリーザー咥えさせてフツウの潜水器としてとことん使わせる。
たぶん、IARTも、名前からしてそんな感じい?。
まあ、どうでもいいんですが。
で、最近改定された高圧則では、水中で酸素吸わせたり、ナイトロックス吸わせることが当たり前になったようだ。
(平成27年4月1日から、新たな減圧方法を取り入れた改正高気圧作業安全衛生規則が施行されます)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/kaiseikouatusokuri-furetto.pdf
(改正高気圧作業安全衛生規則が施行されます)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000071152.html
混合ガスもアリだな。
思い切って、空気吸わせるのを禁じればよかったのに。
次回の改定に期待しよう。
そういえば、グアムでは平気で空気吸ってしまったが、どーせ30mくらいまでしか行かないんだから、ナイトロックス吸えば良かったな。
失敗した・・・。
まあいい。
ようやく、ナイトロックスやトライミックスが当たり前の時代が見えてきた。
そんでもって、深潜りに対する環境が整ってくれば、CCRの需要が出てくるというものだ(獲らぬ狸かあ?)。
やはり、ヘリウム高いので、もったいないから、CCRで安く上げましょうと。
そのうち、30mがレクリエーショナルの限界水深になるのは見えてきているので、それを超えたらトライミックスということになれば、CCRの出る幕は、益々多くなるだろう・・・。
多くなるかな?。
逆に、ダイビングの需要そのものを圧迫しかねないという考え方もある。
PADIが、テクニカルダイビングに風穴開けて、市場拡大を図っても、結局レクリエーショナル・ダイビングの需要が減ってしまったのでは元も子もない。
空気ダイビングへの規制というのは、単価の上昇による、エントリーレベルのダイバーへの逆効果しか生まないのではないか。
ついこの間まで、ナイトロックスなんてとんでもないといっていたわけだから、今さら、空気は毒ガスで、水中で吸うのはケシカランなどとは言えないだろうし。
あくまでも、プレミアムガスとして、付加価値つけて儲けが出るようにしなければ、業界は乗ってこないだろう。
ビンボー人は、毒ガス吸ってガマンしろ、金持ちにだけ、身体にいいガス吸わしたる・・・。
もちろん、トライミックスにしても同じだ。
まあ、ICD(Isobaric counterdiffusion)の問題もあるので、その辺のところは考慮しなければならない。
(ガンガゼ、見っけ!)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/01/03/6275827
(Isobaric Counter Diffusion
How to avoid a Isobaric Counter Diffusion hit:実例が載っていて、分かりやすいサイト)
http://www.scubaengineer.com/isobaric_counter_diffusion.htm
理想と現実の狭間で、オープンであれクローズであれ、水中で吸わせるガスについては、これからも紆余曲折があるだろう。
30mまでは、咥えて吸うだけでいいエアディリュエントのCCR、それより深くなれば、ノーモキシック・トライミックスに切り替え。
浮沈子的には、それでいいように思うんだが(50m位までは)。
さて、そこから先は、どうしようか?。
ボケが始まらなければ、100mまでのコースを選択してもいいんだがな。
セブに通っていた頃、イントラと話したことの中で、水中での空気の呼吸というのがあった。
ナイトロックス信奉者の浮沈子は、空気なんて毒ガスを、水中で吸わせちゃならんと強弁していた(最近は、平気で吸ってますが)。
人間は、大気圧で生活するように出来ているので、高圧環境である水中では、それに適したガスを呼吸するのが基本である。
大気圧で無料で手に入る空気を、そのまま詰め込んで吸わせるというのは、単なる手抜き、ズボラ、コスト削減、有体に言えば、立派な傷害罪に当る(同意書書いてれば、違法性は阻却されるハズ)。
そのうち、浅場でナイトロックス、30m以深ではヘリウム混ぜないとダイビングを禁じる法律とか出来ても不思議ではない・・・。
と、思っていたら、ホントにそういう指導団体があると知って、驚いた!。
(SF2 サイドマウントリブリーザー)
http://nolimit.ti-da.net/e7494109.html
「高圧環境下で呼吸する空気は体に悪い毒ガスという考えから、40mまではナイトロックス、40m以深はヘリウムを加えることになっています」
うーん、30mからにしてもらいたいんだけどな。
「IARTとは、International Association of Rebreather Trainersの略で、リブリーザー教育の世界統一基準を提唱している団体です。」
(IART - International Association of Rebreather Trainers:英語のページ)
http://www.iart.de/index.php?lang=en
日本支部が出来たらしいので、浮沈子もインストラクターになったらクロスオーバーしてみようかな(獲らぬ狸・・・)。
「現在他団体のインストラクターとして活動している方は、IARTのOWNDインストラクター・クロスオーバープログラムを受講することで、IARTのインストラクター資格を得ることができます。」
PADIのレクリエーショナルレベルのコースは、あくまでも商売として手っ取り早く稼ぐために、如何に手抜きしてリブリーザー使わせるかという観点から設計されているが、IANTDとかは、もう、最初から、リブリーザー咥えさせてフツウの潜水器としてとことん使わせる。
たぶん、IARTも、名前からしてそんな感じい?。
まあ、どうでもいいんですが。
で、最近改定された高圧則では、水中で酸素吸わせたり、ナイトロックス吸わせることが当たり前になったようだ。
(平成27年4月1日から、新たな減圧方法を取り入れた改正高気圧作業安全衛生規則が施行されます)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/kaiseikouatusokuri-furetto.pdf
(改正高気圧作業安全衛生規則が施行されます)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000071152.html
混合ガスもアリだな。
思い切って、空気吸わせるのを禁じればよかったのに。
次回の改定に期待しよう。
そういえば、グアムでは平気で空気吸ってしまったが、どーせ30mくらいまでしか行かないんだから、ナイトロックス吸えば良かったな。
失敗した・・・。
まあいい。
ようやく、ナイトロックスやトライミックスが当たり前の時代が見えてきた。
そんでもって、深潜りに対する環境が整ってくれば、CCRの需要が出てくるというものだ(獲らぬ狸かあ?)。
やはり、ヘリウム高いので、もったいないから、CCRで安く上げましょうと。
そのうち、30mがレクリエーショナルの限界水深になるのは見えてきているので、それを超えたらトライミックスということになれば、CCRの出る幕は、益々多くなるだろう・・・。
多くなるかな?。
逆に、ダイビングの需要そのものを圧迫しかねないという考え方もある。
PADIが、テクニカルダイビングに風穴開けて、市場拡大を図っても、結局レクリエーショナル・ダイビングの需要が減ってしまったのでは元も子もない。
空気ダイビングへの規制というのは、単価の上昇による、エントリーレベルのダイバーへの逆効果しか生まないのではないか。
ついこの間まで、ナイトロックスなんてとんでもないといっていたわけだから、今さら、空気は毒ガスで、水中で吸うのはケシカランなどとは言えないだろうし。
あくまでも、プレミアムガスとして、付加価値つけて儲けが出るようにしなければ、業界は乗ってこないだろう。
ビンボー人は、毒ガス吸ってガマンしろ、金持ちにだけ、身体にいいガス吸わしたる・・・。
もちろん、トライミックスにしても同じだ。
まあ、ICD(Isobaric counterdiffusion)の問題もあるので、その辺のところは考慮しなければならない。
(ガンガゼ、見っけ!)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/01/03/6275827
(Isobaric Counter Diffusion
How to avoid a Isobaric Counter Diffusion hit:実例が載っていて、分かりやすいサイト)
http://www.scubaengineer.com/isobaric_counter_diffusion.htm
理想と現実の狭間で、オープンであれクローズであれ、水中で吸わせるガスについては、これからも紆余曲折があるだろう。
30mまでは、咥えて吸うだけでいいエアディリュエントのCCR、それより深くなれば、ノーモキシック・トライミックスに切り替え。
浮沈子的には、それでいいように思うんだが(50m位までは)。
さて、そこから先は、どうしようか?。
ボケが始まらなければ、100mまでのコースを選択してもいいんだがな。
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