科学とは何か ― 2016年02月25日 00:02
科学とは何か
壮大な命題を掲げて、今夜も眠れそうにないが、有り難いことに、この命題に答えを出した人がいる。
(進化論裁判)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%B2%E5%8C%96%E8%AB%96%E8%A3%81%E5%88%A4
パラダイムシフトの話を書いていて、浮沈子は米国の一部で、進化論を教えてはならないという法律か何かがあると誤解していた。
一部の教育現場では、進化論が教えられていないということもあるかもしれない。
しかし、浮沈子が注目したのは、そういうややっこしい話を、裁判にして、ちゃんと判決が出ているということだ。
「アーカンソー州授業時間均等法裁判(1982年)」
「1968年の裁判によって進化論を教えることを禁ずる法律は違憲とされたわけであるが、その後のアメリカの保守化の流れによって、再びファンダメンタリストは反進化論法と呼べる法律を成立させることに成功する。」
「1981年にアーカンソー州とルイジアナ州で制定された、公立学校教育において進化論と創造科学を均等な授業時間で教えることを定めた法律である。」
この裁判で、科学理論とは何かについて、連邦判事が判決文の中で定義している。
「科学理論とは不変のものでなく、その理論に一致しない事実や反証などによって、つねに改訂または破棄されうるものである。その理論の用語によって教義化され、絶対的で、決して改訂されることがないものは科学理論ではない。」
「そして、学校教育のなかで教えるべき科学理論とはどのようなものか、その条件を提示した。」
「1自然法則により導き出される。
2自然法則への言及によって説明される。
3経験可能な世界に対して検証可能である。
4その結論は仮のものである。つまり、最終的な結論である必要がない。
5反証可能である。」
「オヴァートン判事の判決文は、科学の定義に関する優れた論文として、その後アメリカの科学雑誌『サイエンス』に全文が掲載されている。」
浮沈子は、念のために、この判決の全文を読んだ(もちろん、自動翻訳ですが)。
(McLean v. Arkansas Board of Education)
http://www.talkorigins.org/faqs/mclean-v-arkansas.html
「More precisely, the essential characteristics of science are:
(1) It is guided by natural law;
(2) It has to be explanatory by reference to nature law;
(3) It is testable against the empirical world;
(4) Its conclusions are tentative, ie are not necessarily the final word;and
(5) Its is falsifiable.
(Ruse and other science witnesses).」(改行は浮沈子)
「A scientific theory must be tentative and always subject to revision or abandonment in light of facts that are inconsistent with, or falsify, the theory.A theory that is by its own terms dogmatic, absolutist, and never subject to revision is not a scientific theory.」
Ruseって、だれ?。
(マイケル・ルース)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B9
「イギリス生まれの科学哲学者、特に生物哲学を専門とする。創造論と進化生物学の論争に関する研究でよく知られている。」
「ルースは1981年に起きた創造科学を公立学校で教えることを許可したアーカンソー州法に対する裁判の、原告側の著名な証人の一人であった。連邦裁判官は創造科学を理科教育で教えることを合衆国憲法に反していると判決した。」
「ルースはリチャード・ドーキンスやフィリップ・ジョンソンとは異なり、宗教と進化の理論を両立させることは可能だという立場を取っている。」
判決文では、宇宙由来の生命についても言及している。
「Dr. Wickramasinghe testified at length in support of a theory that life on earth was "seeded" by comets which delivered genetic material and perhaps organisms to the earth's surface from interstellar dust far outside the solar system.」
まあ、裁判の行方には、あまり影響はなかったようだがな。
この国の大統領は、就任式で聖書に手を置いて宣誓する(そうしなかった大統領もいるみたいですが)。
もう、べったりの宗教国家なのだが、それでも判決は、明快に言い切る。
「No group, no matter how large or small, may use the organs of government, of which the public schools are the most conspicuous and influential, to foist its religious beliefs on others.」
当然といえば当然だな。
どっかの国のように、政教分離をなし崩しにしようなどということはない。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子としては、科学ってのは、絶対的なものではないというところが気に入ったな。
常に検証され、反証されて、自然法則との整合性を問われ続ける。
パラダイムシフトに例示されていた以下の事例を見ても、そのことが分かる。
「・ケプラーの法則
・万有引力の法則
・相対性理論」
ケプラーの法則を一般化した万有引力の法則、さらに、それを包含し、完成度を高めた相対性理論(最近は、超ひも理論とかもあるようですが)。
新たな知見によって、古い科学理論は改訂されてきたわけだ。
「その理論の用語によって教義化され、絶対的で、決して改訂されることがないものは科学理論ではない。」
気を付けよう。
我々の周りには、如何にこの手の話が多いことか・・・。
浮沈子は、昔、学校で進化論は科学ではないと教わった。
進化の足跡をそのまま再現することは出来ないから、検証不可能であって、単なる仮説に過ぎないというわけだ。
分子生物学の発達で、今時、そういうことを言う教師はいなくなったと思いたいが、そういう時代もあったことは記憶しておくべきだろう。
判決文の中にも、パンスペルミア説が出てきたりしているが、もう、検証どころの騒ぎではなかろう。
しかし、これだって、いつか検証される可能性もある。
仮説は仮説でいい。
それが、科学理論だといっているんだから。
このことについては、いろいろな考え方があるのかもしれないが、オバートン判事の考え方は、浮沈子にはしっくりきたな。
それにしても、半数近い米国人が、人間は神様によって作られたと信じているというのは、いささかショックだ。
「過去10年間に行われた調査においても、44〜47%の人が、神が過去1万年ほどの間に、人間を現在のような形で創造したと信じていると答えている」
やれやれ・・・。
トランプさんが大統領になったとしても、浮沈子は全然驚かないな。
壮大な命題を掲げて、今夜も眠れそうにないが、有り難いことに、この命題に答えを出した人がいる。
(進化論裁判)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%B2%E5%8C%96%E8%AB%96%E8%A3%81%E5%88%A4
パラダイムシフトの話を書いていて、浮沈子は米国の一部で、進化論を教えてはならないという法律か何かがあると誤解していた。
一部の教育現場では、進化論が教えられていないということもあるかもしれない。
しかし、浮沈子が注目したのは、そういうややっこしい話を、裁判にして、ちゃんと判決が出ているということだ。
「アーカンソー州授業時間均等法裁判(1982年)」
「1968年の裁判によって進化論を教えることを禁ずる法律は違憲とされたわけであるが、その後のアメリカの保守化の流れによって、再びファンダメンタリストは反進化論法と呼べる法律を成立させることに成功する。」
「1981年にアーカンソー州とルイジアナ州で制定された、公立学校教育において進化論と創造科学を均等な授業時間で教えることを定めた法律である。」
この裁判で、科学理論とは何かについて、連邦判事が判決文の中で定義している。
「科学理論とは不変のものでなく、その理論に一致しない事実や反証などによって、つねに改訂または破棄されうるものである。その理論の用語によって教義化され、絶対的で、決して改訂されることがないものは科学理論ではない。」
「そして、学校教育のなかで教えるべき科学理論とはどのようなものか、その条件を提示した。」
「1自然法則により導き出される。
2自然法則への言及によって説明される。
3経験可能な世界に対して検証可能である。
4その結論は仮のものである。つまり、最終的な結論である必要がない。
5反証可能である。」
「オヴァートン判事の判決文は、科学の定義に関する優れた論文として、その後アメリカの科学雑誌『サイエンス』に全文が掲載されている。」
浮沈子は、念のために、この判決の全文を読んだ(もちろん、自動翻訳ですが)。
(McLean v. Arkansas Board of Education)
http://www.talkorigins.org/faqs/mclean-v-arkansas.html
「More precisely, the essential characteristics of science are:
(1) It is guided by natural law;
(2) It has to be explanatory by reference to nature law;
(3) It is testable against the empirical world;
(4) Its conclusions are tentative, ie are not necessarily the final word;and
(5) Its is falsifiable.
(Ruse and other science witnesses).」(改行は浮沈子)
「A scientific theory must be tentative and always subject to revision or abandonment in light of facts that are inconsistent with, or falsify, the theory.A theory that is by its own terms dogmatic, absolutist, and never subject to revision is not a scientific theory.」
Ruseって、だれ?。
(マイケル・ルース)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B9
「イギリス生まれの科学哲学者、特に生物哲学を専門とする。創造論と進化生物学の論争に関する研究でよく知られている。」
「ルースは1981年に起きた創造科学を公立学校で教えることを許可したアーカンソー州法に対する裁判の、原告側の著名な証人の一人であった。連邦裁判官は創造科学を理科教育で教えることを合衆国憲法に反していると判決した。」
「ルースはリチャード・ドーキンスやフィリップ・ジョンソンとは異なり、宗教と進化の理論を両立させることは可能だという立場を取っている。」
判決文では、宇宙由来の生命についても言及している。
「Dr. Wickramasinghe testified at length in support of a theory that life on earth was "seeded" by comets which delivered genetic material and perhaps organisms to the earth's surface from interstellar dust far outside the solar system.」
まあ、裁判の行方には、あまり影響はなかったようだがな。
この国の大統領は、就任式で聖書に手を置いて宣誓する(そうしなかった大統領もいるみたいですが)。
もう、べったりの宗教国家なのだが、それでも判決は、明快に言い切る。
「No group, no matter how large or small, may use the organs of government, of which the public schools are the most conspicuous and influential, to foist its religious beliefs on others.」
当然といえば当然だな。
どっかの国のように、政教分離をなし崩しにしようなどということはない。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子としては、科学ってのは、絶対的なものではないというところが気に入ったな。
常に検証され、反証されて、自然法則との整合性を問われ続ける。
パラダイムシフトに例示されていた以下の事例を見ても、そのことが分かる。
「・ケプラーの法則
・万有引力の法則
・相対性理論」
ケプラーの法則を一般化した万有引力の法則、さらに、それを包含し、完成度を高めた相対性理論(最近は、超ひも理論とかもあるようですが)。
新たな知見によって、古い科学理論は改訂されてきたわけだ。
「その理論の用語によって教義化され、絶対的で、決して改訂されることがないものは科学理論ではない。」
気を付けよう。
我々の周りには、如何にこの手の話が多いことか・・・。
浮沈子は、昔、学校で進化論は科学ではないと教わった。
進化の足跡をそのまま再現することは出来ないから、検証不可能であって、単なる仮説に過ぎないというわけだ。
分子生物学の発達で、今時、そういうことを言う教師はいなくなったと思いたいが、そういう時代もあったことは記憶しておくべきだろう。
判決文の中にも、パンスペルミア説が出てきたりしているが、もう、検証どころの騒ぎではなかろう。
しかし、これだって、いつか検証される可能性もある。
仮説は仮説でいい。
それが、科学理論だといっているんだから。
このことについては、いろいろな考え方があるのかもしれないが、オバートン判事の考え方は、浮沈子にはしっくりきたな。
それにしても、半数近い米国人が、人間は神様によって作られたと信じているというのは、いささかショックだ。
「過去10年間に行われた調査においても、44〜47%の人が、神が過去1万年ほどの間に、人間を現在のような形で創造したと信じていると答えている」
やれやれ・・・。
トランプさんが大統領になったとしても、浮沈子は全然驚かないな。
SES-9 MISSION延期 ― 2016年02月25日 09:09
SES-9 MISSION延期
せっかく間に合うように起きたのに、延期になってしまった。
(SES-9 MISSION)
http://www.spacex.com/webcast
「Launch postponed for today
Team opting to hold launch for today. Looking to try again tomorrow; window also opens at 6:46pm ET. Rocket and spacecraft remain healthy.」
また、明日ということになった。
仕切り直し。
理由は不明だが、天候のせいなんだろう(そうじゃなかったみたいです:追加)。
「Out of an abundance of caution, the team opted to hold launch for today to ensure liquid oxygen temperatures are as cold as possible in an effort to maximize performance of the vehicle. 」
(「ファルコン9」ロケット、不具合で打ち上げ延期 明日再挑戦:追加)
http://sorae.jp/030201/2016_02_25_falcon-9.html
「同社によると、延期の理由は、ロケットの性能をできる限り引き出すために、ロケットの酸化剤である液体酸素をより冷却することを選んだためとしている。」
「ファルコン9(ファルコン9フル・スラスト)は、推進剤の液体酸素とケロシンを通常よりさらに冷却し、密度を高めて搭載量を増やすことで、旧型機と比べて打ち上げ能力を向上させている。今回の打ち上げでは、なんらかの理由で計画していた温度まで冷却できなかったものと考えられる。」
打ち上げ確率は60パーセントだったからな。
ロケット、衛星ともに問題はないようだし、明日の打ち上げに期待というところか。
もちろん、浮沈子が注目しているのは、今度こそ世界初の成功が期待される、1段目の着艦の方なんだがな。
衛星の方は、ぶっ飛んでしまったって、知ったこっちゃない。
ああ、ついでに上がってくれると、万々歳というところか。
5.3トンの毒にも薬にもならない静止衛星なんて、何の興味もないしな。
ちなみに、衛星側のΔVが1500m/sという条件だと、我が国が誇るH-2Aロケットでは、残念ながら静止軌道に打ち上げることは出来ない(4.6トンまで)。
そういう打ち上げを行って、なおかつ、1段目の回収を目指そうとしているわけだ。
まあいい。
去年の6月の爆発にしたって、もう少し後なら、1段目の着艦は成功していたかもしれないのだ。
そうしたら、それはそれで、ややっこしい話になっていたかもしれないがな。
NASAの荷物の打ち上げだったしな。
本業そっちのけにして、道楽に現を抜かしたとか何とかいわれてな。
浮沈子なんて、真っ先に言いそうだしな・・・。
まあ、それでもよかったんですが。
今回は、そういうことがないように、万全を期したのかもしれない。
一発勝負の打ち上げ稼業は、慎重であるに越したことはないのだ。
24時間後に期待というところか。
せっかく間に合うように起きたのに、延期になってしまった。
(SES-9 MISSION)
http://www.spacex.com/webcast
「Launch postponed for today
Team opting to hold launch for today. Looking to try again tomorrow; window also opens at 6:46pm ET. Rocket and spacecraft remain healthy.」
また、明日ということになった。
仕切り直し。
理由は不明だが、天候のせいなんだろう(そうじゃなかったみたいです:追加)。
「Out of an abundance of caution, the team opted to hold launch for today to ensure liquid oxygen temperatures are as cold as possible in an effort to maximize performance of the vehicle. 」
(「ファルコン9」ロケット、不具合で打ち上げ延期 明日再挑戦:追加)
http://sorae.jp/030201/2016_02_25_falcon-9.html
「同社によると、延期の理由は、ロケットの性能をできる限り引き出すために、ロケットの酸化剤である液体酸素をより冷却することを選んだためとしている。」
「ファルコン9(ファルコン9フル・スラスト)は、推進剤の液体酸素とケロシンを通常よりさらに冷却し、密度を高めて搭載量を増やすことで、旧型機と比べて打ち上げ能力を向上させている。今回の打ち上げでは、なんらかの理由で計画していた温度まで冷却できなかったものと考えられる。」
打ち上げ確率は60パーセントだったからな。
ロケット、衛星ともに問題はないようだし、明日の打ち上げに期待というところか。
もちろん、浮沈子が注目しているのは、今度こそ世界初の成功が期待される、1段目の着艦の方なんだがな。
衛星の方は、ぶっ飛んでしまったって、知ったこっちゃない。
ああ、ついでに上がってくれると、万々歳というところか。
5.3トンの毒にも薬にもならない静止衛星なんて、何の興味もないしな。
ちなみに、衛星側のΔVが1500m/sという条件だと、我が国が誇るH-2Aロケットでは、残念ながら静止軌道に打ち上げることは出来ない(4.6トンまで)。
そういう打ち上げを行って、なおかつ、1段目の回収を目指そうとしているわけだ。
まあいい。
去年の6月の爆発にしたって、もう少し後なら、1段目の着艦は成功していたかもしれないのだ。
そうしたら、それはそれで、ややっこしい話になっていたかもしれないがな。
NASAの荷物の打ち上げだったしな。
本業そっちのけにして、道楽に現を抜かしたとか何とかいわれてな。
浮沈子なんて、真っ先に言いそうだしな・・・。
まあ、それでもよかったんですが。
今回は、そういうことがないように、万全を期したのかもしれない。
一発勝負の打ち上げ稼業は、慎重であるに越したことはないのだ。
24時間後に期待というところか。
ズムウォルト ― 2016年02月25日 19:54
ズムウォルト
昨年の12月に進水したばかりの最新鋭ステルス駆逐艦。
このシリーズも、米国の軍備縮小の憂き目にあっている。
(ズムウォルト級ミサイル駆逐艦)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%88%E7%B4%9A%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E9%A7%86%E9%80%90%E8%89%A6
「当初は30隻以上の大量建造が計画されていたが、のちにコスト増などのためにナン・マッカーディー制度によってアメリカ合衆国議会にその旨を報告され24隻に、次いで7隻に、最終的には3隻にまで削減された。」
尋常ならざる船体が、21世紀的なんだが、その有り余る性能を発揮するには、武器が貧弱なんだがな。
(アメリカ海軍のズムウォルト級駆逐艦って何の)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10122082735
「予算不足の関係から、イージス艦より新しい強力なレーダーは残されましたが長射程の対空ミサイルを搭載できなくなり、艦隊の早期警戒能力ぐらいしか持っていないという微妙な艦艇になりました。」
とはいえ、3番艦にはレールガンが搭載されるという情報もあり、今後の展開が待たれるところだ。
(米海軍、レールガンを2年以内に配備か?)
http://www.gizmodo.jp/2016/02/20160221ncoin.html
「搭載が予定されるのは、ズムウォルト級ミサイル駆逐艦のUSS Lyndon B. Johnson。ズムウォルト級で3隻目」
という状況の中、待ってましたの出番がきそうだというニュース!。
(「航行の自由作戦」強化=ステルス艦展開に含み-米軍高官)
http://www.afpbb.com/articles/-/3078175
「ステルス性能を持つ新型のズムウォルト級駆逐艦やさらなる攻撃型原子力潜水艦の西太平洋への前方展開も「可能だ」と指摘」
「米海軍は佐世保基地(長崎県)でのズムウォルト級の運用をにらみ、同基地の桟橋の設備改修を来年以降、実施する。」
ズムウォルトって、見た目の印象よりデカイ。
(ズムウォルト (ミサイル駆逐艦))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%88_(%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E9%A7%86%E9%80%90%E8%89%A6)
「全長:600 ft (182.9 m)
全幅:80.7 ft (24.6 m)」
タイコンデロガ級の巡洋艦よりもデカイ。
ステルス機能持ってて、陸地砲撃できるって、待ってましたの性能じゃね?。
「62口径155mm単装砲 ×2門
30mm機関砲 ×2門
Mk 57 VLS(20セル) ×4基」
うーん、ショボ・・・。
長崎から、わざわざ南シナ海に行くんだから、もっとこう、脅しが効くというか、押し出しがいい艦船の方がいいような気がするんだがな。
空母がいいな。
船団で、大名行列するのがいい。
上空に、艦載機飛ばして、示威行為する。
単に通過するんじゃなくって、南シナ海を練り歩くわけだ。
ローリングしながらな。
米国は、我が国にも出張って欲しいんだろうが、そこは慎重に対応することになるんだろう。
複雑な外交問題に発展しないように、ちょっと間合いを取って、いつでも引っ込みがつくようにしてな。
今のところ、尖閣だけで手いっぱいだしな。
米国は、南シナ海におけるプレゼンスを、今後も維持、拡大し続けるしかない。
中国の裏庭にさせないという意思表示を止めるわけにはいかないのだ。
本音のところは、どーでもいーやとか思ってても、同盟国の手前、放っておくことはできない。
中国の拡張主義を押し留めておくためにも、ここは踏ん張りどころだな。
ベトナムからの撤退を余儀なくされた、70年代の悪夢が蘇っているんだろう。
そのベトナムと歩調を合わせるというのも、歴史の皮肉というもんだ。
昨日の敵は今日の友。
浮沈子は、歴史的経緯から、我が国の南シナ海への関与は、米国から押し込まれてものらりくらりとかわすのがいいと思っている。
領海やEEZに絡まない海域での軍事活動は、控えるべきだろう。
尖閣に専念するのがよろしい。
西太平洋に進出する中国艦船(潜水艦含む)にも、直接対峙するのは避けたいところだ。
領海内でも、すんなり通して、あとは米国に任せておけばいいのだ。
中国に付き合って、軍備を拡張してったら、我が国の経済は崩壊する。
海外に武器を売りまくって、儲けられるならいいが、緩められたとはいえ、そんなに簡単に売れるもんじゃない。
中国は、米国に匹敵する海軍を整備しようとしている。
原子力空母艦隊や攻撃型原潜も持つつもりだ。
今世紀末には、太平洋、インド洋はもとより、大西洋にだって派遣するかもしれない。
そんなの、我が国が相手にできるわけはない。
それとも、消費税50パーセントくらいにして、自前の軍隊一式持って、本気で中国相手にする覚悟があるのかあ?。
そうでなければ、現実的な選択をするしかない。
米国海軍も、今後どうなるか分からない。
装備の更新毎に、艦船は小型化し、兵器はショボくなり、数は桁が減っていく。
中国海軍が、世界一になる(内容は別にして)のも、時間の問題かもしれない。
南シナ海で、航行の自由を謳歌できるのも、今のうちかもしれないな。
昨年の12月に進水したばかりの最新鋭ステルス駆逐艦。
このシリーズも、米国の軍備縮小の憂き目にあっている。
(ズムウォルト級ミサイル駆逐艦)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%88%E7%B4%9A%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E9%A7%86%E9%80%90%E8%89%A6
「当初は30隻以上の大量建造が計画されていたが、のちにコスト増などのためにナン・マッカーディー制度によってアメリカ合衆国議会にその旨を報告され24隻に、次いで7隻に、最終的には3隻にまで削減された。」
尋常ならざる船体が、21世紀的なんだが、その有り余る性能を発揮するには、武器が貧弱なんだがな。
(アメリカ海軍のズムウォルト級駆逐艦って何の)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10122082735
「予算不足の関係から、イージス艦より新しい強力なレーダーは残されましたが長射程の対空ミサイルを搭載できなくなり、艦隊の早期警戒能力ぐらいしか持っていないという微妙な艦艇になりました。」
とはいえ、3番艦にはレールガンが搭載されるという情報もあり、今後の展開が待たれるところだ。
(米海軍、レールガンを2年以内に配備か?)
http://www.gizmodo.jp/2016/02/20160221ncoin.html
「搭載が予定されるのは、ズムウォルト級ミサイル駆逐艦のUSS Lyndon B. Johnson。ズムウォルト級で3隻目」
という状況の中、待ってましたの出番がきそうだというニュース!。
(「航行の自由作戦」強化=ステルス艦展開に含み-米軍高官)
http://www.afpbb.com/articles/-/3078175
「ステルス性能を持つ新型のズムウォルト級駆逐艦やさらなる攻撃型原子力潜水艦の西太平洋への前方展開も「可能だ」と指摘」
「米海軍は佐世保基地(長崎県)でのズムウォルト級の運用をにらみ、同基地の桟橋の設備改修を来年以降、実施する。」
ズムウォルトって、見た目の印象よりデカイ。
(ズムウォルト (ミサイル駆逐艦))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%88_(%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E9%A7%86%E9%80%90%E8%89%A6)
「全長:600 ft (182.9 m)
全幅:80.7 ft (24.6 m)」
タイコンデロガ級の巡洋艦よりもデカイ。
ステルス機能持ってて、陸地砲撃できるって、待ってましたの性能じゃね?。
「62口径155mm単装砲 ×2門
30mm機関砲 ×2門
Mk 57 VLS(20セル) ×4基」
うーん、ショボ・・・。
長崎から、わざわざ南シナ海に行くんだから、もっとこう、脅しが効くというか、押し出しがいい艦船の方がいいような気がするんだがな。
空母がいいな。
船団で、大名行列するのがいい。
上空に、艦載機飛ばして、示威行為する。
単に通過するんじゃなくって、南シナ海を練り歩くわけだ。
ローリングしながらな。
米国は、我が国にも出張って欲しいんだろうが、そこは慎重に対応することになるんだろう。
複雑な外交問題に発展しないように、ちょっと間合いを取って、いつでも引っ込みがつくようにしてな。
今のところ、尖閣だけで手いっぱいだしな。
米国は、南シナ海におけるプレゼンスを、今後も維持、拡大し続けるしかない。
中国の裏庭にさせないという意思表示を止めるわけにはいかないのだ。
本音のところは、どーでもいーやとか思ってても、同盟国の手前、放っておくことはできない。
中国の拡張主義を押し留めておくためにも、ここは踏ん張りどころだな。
ベトナムからの撤退を余儀なくされた、70年代の悪夢が蘇っているんだろう。
そのベトナムと歩調を合わせるというのも、歴史の皮肉というもんだ。
昨日の敵は今日の友。
浮沈子は、歴史的経緯から、我が国の南シナ海への関与は、米国から押し込まれてものらりくらりとかわすのがいいと思っている。
領海やEEZに絡まない海域での軍事活動は、控えるべきだろう。
尖閣に専念するのがよろしい。
西太平洋に進出する中国艦船(潜水艦含む)にも、直接対峙するのは避けたいところだ。
領海内でも、すんなり通して、あとは米国に任せておけばいいのだ。
中国に付き合って、軍備を拡張してったら、我が国の経済は崩壊する。
海外に武器を売りまくって、儲けられるならいいが、緩められたとはいえ、そんなに簡単に売れるもんじゃない。
中国は、米国に匹敵する海軍を整備しようとしている。
原子力空母艦隊や攻撃型原潜も持つつもりだ。
今世紀末には、太平洋、インド洋はもとより、大西洋にだって派遣するかもしれない。
そんなの、我が国が相手にできるわけはない。
それとも、消費税50パーセントくらいにして、自前の軍隊一式持って、本気で中国相手にする覚悟があるのかあ?。
そうでなければ、現実的な選択をするしかない。
米国海軍も、今後どうなるか分からない。
装備の更新毎に、艦船は小型化し、兵器はショボくなり、数は桁が減っていく。
中国海軍が、世界一になる(内容は別にして)のも、時間の問題かもしれない。
南シナ海で、航行の自由を謳歌できるのも、今のうちかもしれないな。
最近のコメント