重力波初観測 ― 2016年02月12日 05:44
重力波初観測
セルンによるヒッグス粒子の発見(2012年)、そして、今回の重力波の初観測と、今世紀になって、物理学の世界で歴史的快挙が続いている。
(「重力波を初観測」米中心の国際研究チーム 発表)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160212/k10010406281000.html
「アメリカにある「LIGO重力波観測所」の国際研究チームは、現地時間の11日午前首都ワシントンで会見し、アインシュタインがちょうど100年前に「一般相対性理論」の中で提唱した現象である「重力波」を初めて直接観測することに成功したと発表しました。」
先月辺りから、ちょろちょろと話が漏れていて、まあ、今度は間違いなく観測されたんだろうとは思っていた。
重力波の観測の報告は、半世紀前にもあったらしいが、今では何かの間違いとされているようだ。
(重力波 (相対論):共振型検出器)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E5%8A%9B%E6%B3%A2_(%E7%9B%B8%E5%AF%BE%E8%AB%96)#.E5.85.B1.E6.8C.AF.E5.9E.8B.E6.A4.9C.E5.87.BA.E5.99.A8
「1969年には、メリーランド大学のジョセフ・ウェーバーが、彼が考案した共振型検出器、いわゆるウェーバー・バーにより重力波を検出した、と発表した。しかし、多くのグループの追試にもかかわらず、再度の検出には至っていない。」
(ジョセフ・ウェーバー:ウェーバー・バー)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%BB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC#.E3.82.A6.E3.82.A7.E3.83.BC.E3.83.90.E3.83.BC.E3.83.BB.E3.83.90.E3.83.BC
「直径約90cm、長さ約1.5mのアルミニウム製の円柱を鋼鉄のロープで吊るし、円柱の中央部に圧電気の検出器を据えおく。」
これは、共振型検出器の場合、特定の周波数でしか観測できないという制限があるためだ。
今日主流になっている、干渉型検出器の場合には、周波数帯に幅があるので、検出の可能性が高くなるということもある。
しかし、NHKの報道に対する、カグラ側のコメントはあっさりし過ぎているな。
「重力波や、アインシュタインの一般相対性理論の研究者が待ち望んでいた歴史的快挙です」
「われわれは今後も引き続き、KAGRAの建設を進めて完成させ、高い感度を実現して重力波の国際観測ネットワークに一刻も早く参加し、重力波天文学という新たな学問分野に貢献していくつもりです」
もうちょっと、こう、何というか、悔しがったり、恨んだり、切歯扼腕してもいいんじゃないのかあ?。
キショーッ、やられたーっ、ぐやじーっ(代わりに、書いといてやっからな・・・)
「重力波の観測はノーベル賞に値する成果とも言われ、今後は世界各国の科学者による観測データの検証が進められることになります。」
まあ、しかし、今回はほぼ間違いない。
さっきから、カグラのホームページにアクセスしているんだが、全然つながらない(「データベース接続確立エラー」と表示されるだけ)。
サーバーがパンクしたのかもしれない。
今回の発見が、どれ程凄い事かというのは、これを見ても分かる(単に、サーバーがショボイだけかも)。
(重力波って、こんな音がするんだ。)
http://www.gizmodo.jp/2016/02/post_664030.html
「重力波のデータを音に変換したもので、ゴゴゴゴゴゴ…という音にかぶせてぷよっ…ぷよっ…ぷよっ…と聞こえます。この小さな「ぷよっ」が、重力波なんです。」
浮沈子も聞いてみたが、ショボイ音だ。
しかし、涙が出るほど感動する・・・。
この週末は、全世界のあちこちで、一部の関係者や物理ファンが、大パーティーだろうな。
(米で重力波初観測 梶田さんも興奮 「研究者が待ち望んだ歴史的快挙」:追加)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201602/CK2016021202000243.html
「かぐらが目指していた初観測を逃したことについて「誰かが一番になる。悔しさよりも、重力波が観測できる頻度が高そうだと分かったことがよかった。これは最初の第一歩。本格的な重力波天文学を進めていくエキサイティングな時代に入った」と訴えた。」
うーん、やっぱ悔しいだろうな・・・。
「「かぐらが本格的に動いていれば、もっと目の覚めるような(重力波の)はっきりとした信号が検出できていた」と指摘。初観測で先を越されたことに関し、「米国は重力波観測には長さ四キロに及ぶ観測装置が必要と判断し、二〇〇〇年代からその規模の装置を動かして経験を積んでいた」と語った。」
「「今回の観測だけでは、重力波がどこから来たか正確に決まらない。かぐらが動くことによって、その重力波の源の場所が精度良く決まる。かぐらの観測がものすごく重要になる」と強調した。」
ともあれ、今後の稼働に期待というところか。
セルンによるヒッグス粒子の発見(2012年)、そして、今回の重力波の初観測と、今世紀になって、物理学の世界で歴史的快挙が続いている。
(「重力波を初観測」米中心の国際研究チーム 発表)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160212/k10010406281000.html
「アメリカにある「LIGO重力波観測所」の国際研究チームは、現地時間の11日午前首都ワシントンで会見し、アインシュタインがちょうど100年前に「一般相対性理論」の中で提唱した現象である「重力波」を初めて直接観測することに成功したと発表しました。」
先月辺りから、ちょろちょろと話が漏れていて、まあ、今度は間違いなく観測されたんだろうとは思っていた。
重力波の観測の報告は、半世紀前にもあったらしいが、今では何かの間違いとされているようだ。
(重力波 (相対論):共振型検出器)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E5%8A%9B%E6%B3%A2_(%E7%9B%B8%E5%AF%BE%E8%AB%96)#.E5.85.B1.E6.8C.AF.E5.9E.8B.E6.A4.9C.E5.87.BA.E5.99.A8
「1969年には、メリーランド大学のジョセフ・ウェーバーが、彼が考案した共振型検出器、いわゆるウェーバー・バーにより重力波を検出した、と発表した。しかし、多くのグループの追試にもかかわらず、再度の検出には至っていない。」
(ジョセフ・ウェーバー:ウェーバー・バー)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%BB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC#.E3.82.A6.E3.82.A7.E3.83.BC.E3.83.90.E3.83.BC.E3.83.BB.E3.83.90.E3.83.BC
「直径約90cm、長さ約1.5mのアルミニウム製の円柱を鋼鉄のロープで吊るし、円柱の中央部に圧電気の検出器を据えおく。」
これは、共振型検出器の場合、特定の周波数でしか観測できないという制限があるためだ。
今日主流になっている、干渉型検出器の場合には、周波数帯に幅があるので、検出の可能性が高くなるということもある。
しかし、NHKの報道に対する、カグラ側のコメントはあっさりし過ぎているな。
「重力波や、アインシュタインの一般相対性理論の研究者が待ち望んでいた歴史的快挙です」
「われわれは今後も引き続き、KAGRAの建設を進めて完成させ、高い感度を実現して重力波の国際観測ネットワークに一刻も早く参加し、重力波天文学という新たな学問分野に貢献していくつもりです」
もうちょっと、こう、何というか、悔しがったり、恨んだり、切歯扼腕してもいいんじゃないのかあ?。
キショーッ、やられたーっ、ぐやじーっ(代わりに、書いといてやっからな・・・)
「重力波の観測はノーベル賞に値する成果とも言われ、今後は世界各国の科学者による観測データの検証が進められることになります。」
まあ、しかし、今回はほぼ間違いない。
さっきから、カグラのホームページにアクセスしているんだが、全然つながらない(「データベース接続確立エラー」と表示されるだけ)。
サーバーがパンクしたのかもしれない。
今回の発見が、どれ程凄い事かというのは、これを見ても分かる(単に、サーバーがショボイだけかも)。
(重力波って、こんな音がするんだ。)
http://www.gizmodo.jp/2016/02/post_664030.html
「重力波のデータを音に変換したもので、ゴゴゴゴゴゴ…という音にかぶせてぷよっ…ぷよっ…ぷよっ…と聞こえます。この小さな「ぷよっ」が、重力波なんです。」
浮沈子も聞いてみたが、ショボイ音だ。
しかし、涙が出るほど感動する・・・。
この週末は、全世界のあちこちで、一部の関係者や物理ファンが、大パーティーだろうな。
(米で重力波初観測 梶田さんも興奮 「研究者が待ち望んだ歴史的快挙」:追加)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201602/CK2016021202000243.html
「かぐらが目指していた初観測を逃したことについて「誰かが一番になる。悔しさよりも、重力波が観測できる頻度が高そうだと分かったことがよかった。これは最初の第一歩。本格的な重力波天文学を進めていくエキサイティングな時代に入った」と訴えた。」
うーん、やっぱ悔しいだろうな・・・。
「「かぐらが本格的に動いていれば、もっと目の覚めるような(重力波の)はっきりとした信号が検出できていた」と指摘。初観測で先を越されたことに関し、「米国は重力波観測には長さ四キロに及ぶ観測装置が必要と判断し、二〇〇〇年代からその規模の装置を動かして経験を積んでいた」と語った。」
「「今回の観測だけでは、重力波がどこから来たか正確に決まらない。かぐらが動くことによって、その重力波の源の場所が精度良く決まる。かぐらの観測がものすごく重要になる」と強調した。」
ともあれ、今後の稼働に期待というところか。
アストロH延期 ― 2016年02月12日 07:13
アストロH延期
本日夕方に打ち上げとなっていた、アストロHが、延期になった。
天候のためということなので、天気図を見たら、高気圧に覆われていた。
ちっと等圧線が歪んでいたので、衛星画像を見ると、雲がかかっている(画像参照)。
雲の中に氷が出来ていると、摩擦で電気が発生して、制御用の電子機器などに悪さをするということで、打ち上げが延期になるということはよくある。
今回は、気象庁のレーダーによる観測も踏まえ、少しでも打ち上げ確率を高くしようということだったらしいが、やっぱ中止になった。
(X線天文衛星12日打ち上げ アストロH、宇宙の姿探る)
http://www.asahi.com/articles/ASJ2B52CQJ2BTIPE01D.html
「氷の粒を含む雲の厚さが1・8キロ以上あれば雷の発生の恐れがあるため中止」
「厚さ1・8キロ以上でも、レーダーで雲の内部を測定して、氷の粒の密度が基準値以下なら打ち上げ可能」
「今回、打ち上げ可否の判断に気象庁のレーダーを初めて活用する。」
今日の夕方からは、品川の三菱重工東京本社2階で、打ち上げイベントがあるというので、体調次第では出かけようかと思っていたが、それも中止だろう。
「三菱重工、品川本社ビルで「ASTRO-H」打ち上げのパブリックビューイングを開催…2月12日」
http://response.jp/article/2016/02/09/269470.html
「パブリックビューイングは、2月12日17時から18時45分まで、同社の品川本社ビル2階ショールーム「M's Square」内設置の大型スクリーンで実施する。」
「ショールーム内には、日本の基幹ロケットH-IIAとH-IIBを模型や映像で紹介しており、エントランス(2F)には、ロケットエンジンLE-7Aの実物を展示する。」
ちなみに、ロケットエンジンの実物は、常設展示である。
浮沈子的には、風邪が抜けてから打ち上げになってくれた方がいい。
アストロH自体、別にいつまでに打ち上げなければならないという制約はないはずだ(たぶん)。
安定した天候の中で、確実に軌道に乗せて欲しい。
ちっと軌道を逸らして、朝鮮半島の北の方を掠めてから飛んでってもいいけどな。
(こっちも衛星)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/?offset=15
「光明星と近いが、軌道傾斜角が31度くらいなので、異なっている。」
そういえば、北朝鮮の衛星打ち上げについて、こんな記事を見つけた。
(北朝鮮が発射したテポドン2改はミサイルではない)
http://diamond.jp/articles/-/86091
「朝日新聞は米戦略軍が7日に人工衛星が軌道に乗ったことを発表していたのを、9日朝刊外報面のすみに1段で「地球周回軌道に2つの物体乗る。米報道、ミサイル発射後」と小さく伝え、8日の読売新聞朝刊も衛星を「搭載物」と書くなど、衛星隠しに努めた。政府の表現に盲従したのは大本営発表を流したのに似ている。」
確かに正論だが、政府発表に多少表現の誇張があったとしても、北朝鮮程ではないので、浮沈子はあまり気にならんな。
ミサイルを、衛星打ち上げロケットというのと、それを、事実上の大陸間弾道ミサイルというのと、どっちもどっちではある。
「日本政府やメディアが北朝鮮を非難するのに無理をして「ミサイル」と強調する必要は本来はない。」
いやいや、むしろ、強調が足りないのではないかとすら感じる。
「「弾道ミサイルと衛星打ち上げロケットは技術的には同一」との報道もよくあるが、これは「旅客機と爆撃機は基本的には同一」と言うレベルの話だ。」
浮沈子は、まさにその通りだと思うんだがな。
事実、爆撃機ではないが、B747は、軍用の輸送機として設計されたし、B737は、電子偵察機として改装されている。
「東大宇宙航空研究所が中心となって開発したΜ(ギリシャ文字の「ミュー」)ロケットは固体燃料の3段ロケットで即時発射が可能、Μ-V(5)は1.8tもの衛星を軌道に上げる能力があった。これは米国の主力弾道ミサイル「ミニットマン」をしのぐ、世界最高の固体燃料ロケットで、信頼性も高かった。」
「「ミュー」系列の開発は2006年に停止され、資金、技術は液体燃料を発射直前に注入するH2系列に集約された」
よく勉強しているようだが、イプシロンロケットを温存し、パソコンで発射できる話は書かれていないぞお!。
まあ、どうでもいいんですが。
我が国が、近隣諸国にぶち込むミサイルを所有しようと思えば、直ちに転用が可能だということを忘れてはいけない。
今回の北朝鮮のロケットも、酸化剤に耐腐食性があったのかどうかは情報がない(耐腐食性があれば、年単位で燃料を入れっぱなしにできる)。
(韓国軍 北朝鮮ミサイルの残骸回収)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160211/k10010406031000.html
「韓国西部の沖合およそ100キロの、水深80メートルほどの海底から残骸を引き揚げたことを明らかにしました。」
「北朝鮮は今回、切り離した1段目を故意に爆破したとみられ、残骸が小さな破片となって海に落下したため、回収や分析は、難航するのではないかという見方も出ています。」
再突入体を熱的に保護する技術については、それ自体は公開された情報だそうだし、北朝鮮は国際世論など関知せずに、いつでも実験を行うことが出来るだろうから、浮沈子は時間の問題だと思っている。
総合すれば、誘導技術の共通性を含め、北朝鮮の衛星ロケットの打ち上げを、弾道ミサイルと見做すのは、妥当な判断だといえる。
米国も、当然そういう観点から、技術解析を行っているし、衛星を登録するというのは、また違う話であって、だからミサイルとは見なしていないということではない。
そもそも、北朝鮮が、まともな衛星を上げる気がないことは間違いない・・・。
電波くらい、出せよ!。
まあいい。
しかし、この記事の記者が、正常なバランスを保とうとして、こういう記事を書くというのは感心なことだ。
「PAC3を宮古、石垣に展開したのは、両島に自衛隊が地対艦ミサイルや警備部隊などを配備しようとしており、島民に対し「我々があなた方を守ります」とPRするため」
浮沈子も、その見方には同意だが、何もしないというわけにはいかないだろう。
ホントは、近くに落ちてきて、撃たずに拾いに行けたりすれば一番いいんだろうな。
しかし、韓国が回収した残骸の映像を見ると、ちゃんと断熱シートとか使ってるし、1段目と2段目の繋ぎの部品は、リブが入った軽量構造になっているのが分かる。
当然、爆破される前に切り離されているわけだから、大きく壊れてはいない。
一部の部品に、リベット止めの穴が開いてたりして、製造技術がイマイチな気がするんだが、どこに金掛けるかというのは判断の問題だろう。
今後、他の部品が回収されるかどうかは分からないが、どの程度のロケット技術を身に着けているかというのは、しっかり調べてもらいたいな。
また、北朝鮮が、最近流行の固体燃料ミサイル(これは、隠すことなくミサイルだ)を開発していることも忘れるわけにはいかない。
(KN-08)
https://ja.wikipedia.org/wiki/KN-08
「2013年2月11日、北朝鮮の北西部にある東倉里の西海衛星発射場にて射程域延長の為の燃焼実験を実施」
「弾頭はペイロードに合わせて高性能爆薬・核・生物・化学兵器が選択可能である。」
それで、衛星打ち上げるようになれば、話はいよいよややっこしくなるがな・・・。
(H-IIAロケット30号機現地取材 - 打ち上げが延期、JAXA/MHIは氷結層と強風が原因と発表:追加)
http://news.biglobe.ne.jp/it/0212/mnn_160212_6587630654.html
本日夕方に打ち上げとなっていた、アストロHが、延期になった。
天候のためということなので、天気図を見たら、高気圧に覆われていた。
ちっと等圧線が歪んでいたので、衛星画像を見ると、雲がかかっている(画像参照)。
雲の中に氷が出来ていると、摩擦で電気が発生して、制御用の電子機器などに悪さをするということで、打ち上げが延期になるということはよくある。
今回は、気象庁のレーダーによる観測も踏まえ、少しでも打ち上げ確率を高くしようということだったらしいが、やっぱ中止になった。
(X線天文衛星12日打ち上げ アストロH、宇宙の姿探る)
http://www.asahi.com/articles/ASJ2B52CQJ2BTIPE01D.html
「氷の粒を含む雲の厚さが1・8キロ以上あれば雷の発生の恐れがあるため中止」
「厚さ1・8キロ以上でも、レーダーで雲の内部を測定して、氷の粒の密度が基準値以下なら打ち上げ可能」
「今回、打ち上げ可否の判断に気象庁のレーダーを初めて活用する。」
今日の夕方からは、品川の三菱重工東京本社2階で、打ち上げイベントがあるというので、体調次第では出かけようかと思っていたが、それも中止だろう。
「三菱重工、品川本社ビルで「ASTRO-H」打ち上げのパブリックビューイングを開催…2月12日」
http://response.jp/article/2016/02/09/269470.html
「パブリックビューイングは、2月12日17時から18時45分まで、同社の品川本社ビル2階ショールーム「M's Square」内設置の大型スクリーンで実施する。」
「ショールーム内には、日本の基幹ロケットH-IIAとH-IIBを模型や映像で紹介しており、エントランス(2F)には、ロケットエンジンLE-7Aの実物を展示する。」
ちなみに、ロケットエンジンの実物は、常設展示である。
浮沈子的には、風邪が抜けてから打ち上げになってくれた方がいい。
アストロH自体、別にいつまでに打ち上げなければならないという制約はないはずだ(たぶん)。
安定した天候の中で、確実に軌道に乗せて欲しい。
ちっと軌道を逸らして、朝鮮半島の北の方を掠めてから飛んでってもいいけどな。
(こっちも衛星)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/?offset=15
「光明星と近いが、軌道傾斜角が31度くらいなので、異なっている。」
そういえば、北朝鮮の衛星打ち上げについて、こんな記事を見つけた。
(北朝鮮が発射したテポドン2改はミサイルではない)
http://diamond.jp/articles/-/86091
「朝日新聞は米戦略軍が7日に人工衛星が軌道に乗ったことを発表していたのを、9日朝刊外報面のすみに1段で「地球周回軌道に2つの物体乗る。米報道、ミサイル発射後」と小さく伝え、8日の読売新聞朝刊も衛星を「搭載物」と書くなど、衛星隠しに努めた。政府の表現に盲従したのは大本営発表を流したのに似ている。」
確かに正論だが、政府発表に多少表現の誇張があったとしても、北朝鮮程ではないので、浮沈子はあまり気にならんな。
ミサイルを、衛星打ち上げロケットというのと、それを、事実上の大陸間弾道ミサイルというのと、どっちもどっちではある。
「日本政府やメディアが北朝鮮を非難するのに無理をして「ミサイル」と強調する必要は本来はない。」
いやいや、むしろ、強調が足りないのではないかとすら感じる。
「「弾道ミサイルと衛星打ち上げロケットは技術的には同一」との報道もよくあるが、これは「旅客機と爆撃機は基本的には同一」と言うレベルの話だ。」
浮沈子は、まさにその通りだと思うんだがな。
事実、爆撃機ではないが、B747は、軍用の輸送機として設計されたし、B737は、電子偵察機として改装されている。
「東大宇宙航空研究所が中心となって開発したΜ(ギリシャ文字の「ミュー」)ロケットは固体燃料の3段ロケットで即時発射が可能、Μ-V(5)は1.8tもの衛星を軌道に上げる能力があった。これは米国の主力弾道ミサイル「ミニットマン」をしのぐ、世界最高の固体燃料ロケットで、信頼性も高かった。」
「「ミュー」系列の開発は2006年に停止され、資金、技術は液体燃料を発射直前に注入するH2系列に集約された」
よく勉強しているようだが、イプシロンロケットを温存し、パソコンで発射できる話は書かれていないぞお!。
まあ、どうでもいいんですが。
我が国が、近隣諸国にぶち込むミサイルを所有しようと思えば、直ちに転用が可能だということを忘れてはいけない。
今回の北朝鮮のロケットも、酸化剤に耐腐食性があったのかどうかは情報がない(耐腐食性があれば、年単位で燃料を入れっぱなしにできる)。
(韓国軍 北朝鮮ミサイルの残骸回収)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160211/k10010406031000.html
「韓国西部の沖合およそ100キロの、水深80メートルほどの海底から残骸を引き揚げたことを明らかにしました。」
「北朝鮮は今回、切り離した1段目を故意に爆破したとみられ、残骸が小さな破片となって海に落下したため、回収や分析は、難航するのではないかという見方も出ています。」
再突入体を熱的に保護する技術については、それ自体は公開された情報だそうだし、北朝鮮は国際世論など関知せずに、いつでも実験を行うことが出来るだろうから、浮沈子は時間の問題だと思っている。
総合すれば、誘導技術の共通性を含め、北朝鮮の衛星ロケットの打ち上げを、弾道ミサイルと見做すのは、妥当な判断だといえる。
米国も、当然そういう観点から、技術解析を行っているし、衛星を登録するというのは、また違う話であって、だからミサイルとは見なしていないということではない。
そもそも、北朝鮮が、まともな衛星を上げる気がないことは間違いない・・・。
電波くらい、出せよ!。
まあいい。
しかし、この記事の記者が、正常なバランスを保とうとして、こういう記事を書くというのは感心なことだ。
「PAC3を宮古、石垣に展開したのは、両島に自衛隊が地対艦ミサイルや警備部隊などを配備しようとしており、島民に対し「我々があなた方を守ります」とPRするため」
浮沈子も、その見方には同意だが、何もしないというわけにはいかないだろう。
ホントは、近くに落ちてきて、撃たずに拾いに行けたりすれば一番いいんだろうな。
しかし、韓国が回収した残骸の映像を見ると、ちゃんと断熱シートとか使ってるし、1段目と2段目の繋ぎの部品は、リブが入った軽量構造になっているのが分かる。
当然、爆破される前に切り離されているわけだから、大きく壊れてはいない。
一部の部品に、リベット止めの穴が開いてたりして、製造技術がイマイチな気がするんだが、どこに金掛けるかというのは判断の問題だろう。
今後、他の部品が回収されるかどうかは分からないが、どの程度のロケット技術を身に着けているかというのは、しっかり調べてもらいたいな。
また、北朝鮮が、最近流行の固体燃料ミサイル(これは、隠すことなくミサイルだ)を開発していることも忘れるわけにはいかない。
(KN-08)
https://ja.wikipedia.org/wiki/KN-08
「2013年2月11日、北朝鮮の北西部にある東倉里の西海衛星発射場にて射程域延長の為の燃焼実験を実施」
「弾頭はペイロードに合わせて高性能爆薬・核・生物・化学兵器が選択可能である。」
それで、衛星打ち上げるようになれば、話はいよいよややっこしくなるがな・・・。
(H-IIAロケット30号機現地取材 - 打ち上げが延期、JAXA/MHIは氷結層と強風が原因と発表:追加)
http://news.biglobe.ne.jp/it/0212/mnn_160212_6587630654.html
米国の本気度 ― 2016年02月12日 11:28
米国の本気度
(金正恩氏が震え上がる?“要人”暗殺担う米特殊部隊が韓国入り 米軍、攻撃型原潜も派遣へ)
http://www.sankei.com/world/news/160211/wor1602110035-n1.html
こういうネタは、やっぱサンケイだな。
「米軍が来週、韓国に攻撃型原子力潜水艦「ノースカロライナ」を派遣すると報じた。」
「在韓米軍などによると、イラクやアフガニスタンで要人の暗殺などを担った米特殊部隊も、米韓合同軍事演習に参加するため、韓国入りしている。」
(バージニア級原子力潜水艦)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%B4%9A%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6
「沿岸浅海域(littoral area)からの陸上攻撃能力を重視したアメリカ海軍の新戦略である「from the sea」に基づく陸上攻撃能力の向上やSEAL輸送能力の付与」
「トマホーク用VLS×12基」
「バージニア級は開発当初からSEALの活動を想定して設計された最初の艦である。魚雷室の搭載魚雷を減らすことで、空いた空間にSEAL潜水隊員用の居住コンパートメントを設置して最大40人程度のSEAL隊員を輸送することができる。」
「船体上部には、アクアラングを装備した最大9名のSEALが水中で同時に出入りすることができるエアロック・チャンバーも備えている。セイル前方側面には艦外収納庫があり特殊部隊用の装備を格納できる。」
つまりは、ただの脅しじゃないぞと。
やろうと思えば、いつでもやれるぞと。
この攻撃型原潜は、対潜水艦戦だけではなく、陸上攻撃能力を付与したタイプということになる。
まあ、空母とか派遣しても、実際はそこから海兵隊を送り込むという、ドハデな対応をデモンストレーションするわけにはいかんだろうが、こういう使い勝手がいい兵器を送り込むってことは、本気度が違う。
B2とか、F-22飛ばしても、痛くもかゆくもないしな(大体、レーダーに映らないから、見えないしな)。
(ノースカロライナ (原子力潜水艦))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A_(%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6)
(VLS)
https://ja.wikipedia.org/wiki/VLS
「VLS(Vertical Launching System、バーティカル ランチング システム)は、潜水艦を含む艦艇に使用されるミサイル発射システム。日本語では垂直発射システムまたは垂直発射装置と訳される。」
ミサイルぶち込んで、シールズ送り込んで、橋頭保を確保して、暗殺団を潜り込ませようということだろう。
目立つよなあ・・・。
やっぱ、空挺部隊がオスプレイで侵入して、実力で排除じゃないのかあ?。
それにしたって、対空砲とか始末するから、爆撃機いるしな。
全面戦争にならないうちに、短期決戦で頭抑えなければならないわけだ。
どういう戦術なんだろうな。
浮沈子的には、やっぱ無人機で空爆というヤツだろうな。
アンダーセン辺りから飛ばして、細かいとこまで潰してから送り込むしかないな。
相手はどーせ降伏とかしないから、司令部を残しておく必要はないしな。
むしろ、中国をどうけん制するかという方が難しいだろう。
B2とか、F-22は、そっちで効果を発揮するかもしれない。
空母は、黄海側に配置するんだろう。
両睨みだな。
中朝国境でもめなければ、2週間くらいで片が付くだろう。
焦土作戦とかを取らせないようにしなければならない。
自国で核爆弾とか使いそうだしな。
韓国とか我が国は、ミサイルとかで多少被害が出る可能性は排除できない。
通常弾頭(20発くらい)で、100万人位は仕方ないだろう・・・。
まあいい。
やっぱ、今朝は体調が悪いので、妄想も暗くなりがちだな。
つまり、米国は本気だ。
やる気なら、相手するぜと。
そういえば、イラクとかいう国に、フセインとかいたよな。
言いたい放題言ってて、いつの間にか、いなくなったよな。
分かってんのかあ?。
たぶん、分かってないだろう。
実力を行使するわけないと、高をくくっているんだろう。
シールズ送り込める陸上攻撃に特化した潜水艦とか、暗殺部隊を隣国に送り込むとか、この辺りの情報を見ると、浮沈子はビビるな。
我が国の被害も半端ない。
前にも書いたが、世界で一番危険な男であるバラク・オバマが、本気で北朝鮮の首縄締めにかかったら、朝鮮半島は火の海になるだろう。
米国本土にミサイルが届くとか、直接被害を与えるような真似すれば、北朝鮮は消えてなくなる。
朝鮮半島が火の海になろうが、そんなことは米国には痛くも痒くもない。
もちろん、我が国がとばっちり受けて、ミサイルで攻撃されて、当然、PAC3で打ち漏らした奴で被害を受けたって、痛くも痒くもない。
今や、ロシアも手は出せないだろう。
そういう事態が、現実になるなんて、誰も本気では考えていないだろうが、浮沈子は考えている。
中国も、米国の本質を見誤ると、大やけどを負うことになる。
北朝鮮相手に米国は交渉はしない。
そういう国と、軍事同盟を結び、共同作戦を行おうとしているどっかの国は、余程覚悟をきめてかかる必要があるだろう。
停戦協定を破棄するのは北朝鮮側だと思っているかも知れないが、それは有り得ない。
駐留している米軍に火を放てば、最悪の結果になると分かっている。
しかし、挑発の度が過ぎると、何が起こるかは分からない。
国連の決議を屁とも思わないのは、米国も同じだ。
湾岸戦争の多国籍軍は、国連の措置ではない。
米国が、イラクを攻めた時のように、言い訳にするための国連の決議を求めだしたら、どーする?。
なにしろ、今度は大量破壊兵器を持ってることは、向こうが明らかにしてるわけだからな。
中国は反対するだろうが、多国籍軍には我が国も名を連ねかねない。
後方支援とか言ってな。
そういう事態が、現実にならないように願うばかりだ。
お坊ちゃま君は、震え上がらないかもしれないが、浮沈子は、この記事を読んで背筋が寒くなった・・・。
(米韓演習で「先制攻撃」 開城閉鎖に続き北の反発必至:追加)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201602/CK2016021302000154.html
「韓国日報は、北朝鮮の核・ミサイル施設への先制攻撃も念頭に含めた新作戦「5015」が、今回の合同演習で初めて適用されると報じた。」
(金正恩氏が震え上がる?“要人”暗殺担う米特殊部隊が韓国入り 米軍、攻撃型原潜も派遣へ)
http://www.sankei.com/world/news/160211/wor1602110035-n1.html
こういうネタは、やっぱサンケイだな。
「米軍が来週、韓国に攻撃型原子力潜水艦「ノースカロライナ」を派遣すると報じた。」
「在韓米軍などによると、イラクやアフガニスタンで要人の暗殺などを担った米特殊部隊も、米韓合同軍事演習に参加するため、韓国入りしている。」
(バージニア級原子力潜水艦)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%B4%9A%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6
「沿岸浅海域(littoral area)からの陸上攻撃能力を重視したアメリカ海軍の新戦略である「from the sea」に基づく陸上攻撃能力の向上やSEAL輸送能力の付与」
「トマホーク用VLS×12基」
「バージニア級は開発当初からSEALの活動を想定して設計された最初の艦である。魚雷室の搭載魚雷を減らすことで、空いた空間にSEAL潜水隊員用の居住コンパートメントを設置して最大40人程度のSEAL隊員を輸送することができる。」
「船体上部には、アクアラングを装備した最大9名のSEALが水中で同時に出入りすることができるエアロック・チャンバーも備えている。セイル前方側面には艦外収納庫があり特殊部隊用の装備を格納できる。」
つまりは、ただの脅しじゃないぞと。
やろうと思えば、いつでもやれるぞと。
この攻撃型原潜は、対潜水艦戦だけではなく、陸上攻撃能力を付与したタイプということになる。
まあ、空母とか派遣しても、実際はそこから海兵隊を送り込むという、ドハデな対応をデモンストレーションするわけにはいかんだろうが、こういう使い勝手がいい兵器を送り込むってことは、本気度が違う。
B2とか、F-22飛ばしても、痛くもかゆくもないしな(大体、レーダーに映らないから、見えないしな)。
(ノースカロライナ (原子力潜水艦))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A_(%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6)
(VLS)
https://ja.wikipedia.org/wiki/VLS
「VLS(Vertical Launching System、バーティカル ランチング システム)は、潜水艦を含む艦艇に使用されるミサイル発射システム。日本語では垂直発射システムまたは垂直発射装置と訳される。」
ミサイルぶち込んで、シールズ送り込んで、橋頭保を確保して、暗殺団を潜り込ませようということだろう。
目立つよなあ・・・。
やっぱ、空挺部隊がオスプレイで侵入して、実力で排除じゃないのかあ?。
それにしたって、対空砲とか始末するから、爆撃機いるしな。
全面戦争にならないうちに、短期決戦で頭抑えなければならないわけだ。
どういう戦術なんだろうな。
浮沈子的には、やっぱ無人機で空爆というヤツだろうな。
アンダーセン辺りから飛ばして、細かいとこまで潰してから送り込むしかないな。
相手はどーせ降伏とかしないから、司令部を残しておく必要はないしな。
むしろ、中国をどうけん制するかという方が難しいだろう。
B2とか、F-22は、そっちで効果を発揮するかもしれない。
空母は、黄海側に配置するんだろう。
両睨みだな。
中朝国境でもめなければ、2週間くらいで片が付くだろう。
焦土作戦とかを取らせないようにしなければならない。
自国で核爆弾とか使いそうだしな。
韓国とか我が国は、ミサイルとかで多少被害が出る可能性は排除できない。
通常弾頭(20発くらい)で、100万人位は仕方ないだろう・・・。
まあいい。
やっぱ、今朝は体調が悪いので、妄想も暗くなりがちだな。
つまり、米国は本気だ。
やる気なら、相手するぜと。
そういえば、イラクとかいう国に、フセインとかいたよな。
言いたい放題言ってて、いつの間にか、いなくなったよな。
分かってんのかあ?。
たぶん、分かってないだろう。
実力を行使するわけないと、高をくくっているんだろう。
シールズ送り込める陸上攻撃に特化した潜水艦とか、暗殺部隊を隣国に送り込むとか、この辺りの情報を見ると、浮沈子はビビるな。
我が国の被害も半端ない。
前にも書いたが、世界で一番危険な男であるバラク・オバマが、本気で北朝鮮の首縄締めにかかったら、朝鮮半島は火の海になるだろう。
米国本土にミサイルが届くとか、直接被害を与えるような真似すれば、北朝鮮は消えてなくなる。
朝鮮半島が火の海になろうが、そんなことは米国には痛くも痒くもない。
もちろん、我が国がとばっちり受けて、ミサイルで攻撃されて、当然、PAC3で打ち漏らした奴で被害を受けたって、痛くも痒くもない。
今や、ロシアも手は出せないだろう。
そういう事態が、現実になるなんて、誰も本気では考えていないだろうが、浮沈子は考えている。
中国も、米国の本質を見誤ると、大やけどを負うことになる。
北朝鮮相手に米国は交渉はしない。
そういう国と、軍事同盟を結び、共同作戦を行おうとしているどっかの国は、余程覚悟をきめてかかる必要があるだろう。
停戦協定を破棄するのは北朝鮮側だと思っているかも知れないが、それは有り得ない。
駐留している米軍に火を放てば、最悪の結果になると分かっている。
しかし、挑発の度が過ぎると、何が起こるかは分からない。
国連の決議を屁とも思わないのは、米国も同じだ。
湾岸戦争の多国籍軍は、国連の措置ではない。
米国が、イラクを攻めた時のように、言い訳にするための国連の決議を求めだしたら、どーする?。
なにしろ、今度は大量破壊兵器を持ってることは、向こうが明らかにしてるわけだからな。
中国は反対するだろうが、多国籍軍には我が国も名を連ねかねない。
後方支援とか言ってな。
そういう事態が、現実にならないように願うばかりだ。
お坊ちゃま君は、震え上がらないかもしれないが、浮沈子は、この記事を読んで背筋が寒くなった・・・。
(米韓演習で「先制攻撃」 開城閉鎖に続き北の反発必至:追加)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201602/CK2016021302000154.html
「韓国日報は、北朝鮮の核・ミサイル施設への先制攻撃も念頭に含めた新作戦「5015」が、今回の合同演習で初めて適用されると報じた。」
さらば現実6 ― 2016年02月12日 15:21
さらば現実6
((ヒット!予感実感)仮想、忘れちゃう現実 プレイステーションVRを体験)
http://www.asahi.com/articles/ASJ2B5H21J2BULFA01M.html?iref=comtop_fbox_u05
朝日はケチだから、登録しないと途中までしか読めない。
この後には、「ジョブシミュレーター」というオフィスを体験するソフトの記事とか、映像のずれ(レイテンシ)が1000分の18秒とかいう内容が続く。
有機ELのコマ数は毎秒120コマだそうだ。
「プレステVRを装着したプレーヤーとテレビ画面を見るプレーヤーが一緒に遊ぶこともできる。さらに、ネットワークを使えば、同じ仮想空間で複数人のプレーヤーが一緒にゲームをすることも可能だ。」
うーん、電脳空間で複数人がプレイするのか・・・。
えっ?、子供が分からない話かってえ?。
いや、そういうことでは・・・。
浮沈子が、この記事を取り上げたのは、たぶん、VRのことなんか全然知らないだろう普通の記者が、どう感じたかが良く分かる記事だからだ。
この手の記事の著者というのは、概ね専門の方が多い。
開発者とか、ゲーマーとか、その手の専門誌の記者とか。
そうではない、一般の方の記事というのは貴重だ。
記事の中では、「違和感がない」という表現をしているが、いわゆるVR酔いを感じていないということが分かる。
さすがソニーだな。
その辺りは抜かりはない。
記事の末尾で取り上げられていた他のVRとしては、サムスンのギアVRとオキュラスのリフトがある。
まあ、一般紙の記事としては、その辺りが妥当だろう。
いよいよ、本格的な普及が始まるVR。
夜明け前の今が、一番面白いかもしれない。
朝日の記事では、大切なことが抜けているがな。
いったい、どうやって、体験してきたんだあ?。
(グーグル、独立型のVRヘッドセットを開発中か--スマートフォンやPCには依存しない可能性:追加)
http://japan.cnet.com/news/service/35077761/
「検索大手のGoogleは、スタンドアロンのヘッドセットを開発中で、同製品はスマートフォン、ノートPC、ゲームコンソールなどを利用しない初めてのVRゴーグルになる可能性があるという。」
「Googleのデバイスは、独自のスクリーン、外側向きのカメラ、そして、Movidiusが提供するチップを基にした高性能プロセッサを搭載すると報じられている。」
「また、Googleは、同社の段ボール製VRゴーグル「Cardboard」のアップデート版をリリースすることを予定しており、同アップデート版はプラスチック製になる予定だとWSJは報じている。同ヘッドセットは、チップとセンサ類も搭載する予定だという。」
((ヒット!予感実感)仮想、忘れちゃう現実 プレイステーションVRを体験)
http://www.asahi.com/articles/ASJ2B5H21J2BULFA01M.html?iref=comtop_fbox_u05
朝日はケチだから、登録しないと途中までしか読めない。
この後には、「ジョブシミュレーター」というオフィスを体験するソフトの記事とか、映像のずれ(レイテンシ)が1000分の18秒とかいう内容が続く。
有機ELのコマ数は毎秒120コマだそうだ。
「プレステVRを装着したプレーヤーとテレビ画面を見るプレーヤーが一緒に遊ぶこともできる。さらに、ネットワークを使えば、同じ仮想空間で複数人のプレーヤーが一緒にゲームをすることも可能だ。」
うーん、電脳空間で複数人がプレイするのか・・・。
えっ?、子供が分からない話かってえ?。
いや、そういうことでは・・・。
浮沈子が、この記事を取り上げたのは、たぶん、VRのことなんか全然知らないだろう普通の記者が、どう感じたかが良く分かる記事だからだ。
この手の記事の著者というのは、概ね専門の方が多い。
開発者とか、ゲーマーとか、その手の専門誌の記者とか。
そうではない、一般の方の記事というのは貴重だ。
記事の中では、「違和感がない」という表現をしているが、いわゆるVR酔いを感じていないということが分かる。
さすがソニーだな。
その辺りは抜かりはない。
記事の末尾で取り上げられていた他のVRとしては、サムスンのギアVRとオキュラスのリフトがある。
まあ、一般紙の記事としては、その辺りが妥当だろう。
いよいよ、本格的な普及が始まるVR。
夜明け前の今が、一番面白いかもしれない。
朝日の記事では、大切なことが抜けているがな。
いったい、どうやって、体験してきたんだあ?。
(グーグル、独立型のVRヘッドセットを開発中か--スマートフォンやPCには依存しない可能性:追加)
http://japan.cnet.com/news/service/35077761/
「検索大手のGoogleは、スタンドアロンのヘッドセットを開発中で、同製品はスマートフォン、ノートPC、ゲームコンソールなどを利用しない初めてのVRゴーグルになる可能性があるという。」
「Googleのデバイスは、独自のスクリーン、外側向きのカメラ、そして、Movidiusが提供するチップを基にした高性能プロセッサを搭載すると報じられている。」
「また、Googleは、同社の段ボール製VRゴーグル「Cardboard」のアップデート版をリリースすることを予定しており、同アップデート版はプラスチック製になる予定だとWSJは報じている。同ヘッドセットは、チップとセンサ類も搭載する予定だという。」
緩やかな挫折 ― 2016年02月12日 16:58
緩やかな挫折
(アベノミクス、行き詰まりへの道)
http://jp.wsj.com/articles/SB11281588234518813488504581535373914331288
WSJが、分かり易い記事を書いている。
現在の急激な株価の下落や、円高に振れている市場の状況が、アベノミクスの終焉だという(そういうことかあ?)。
浮沈子は、経済のことは全く分からないんだが、円安になって海外旅行に行きづらくなったのは確かだし(1.5倍の値上がりと同じだしな)、消費税が上がって、計算がややっこしくなったのも確かだ。
原油価格が安くなっているというのは、長期的には経済にとってメリットといわれているが、そうとばかりも言えないだろう。
つまりは、需要がないから安いわけで、世界経済は縮小しつつあるということだ。
生産調整を行えば、ある程度価格は落ち着くだろうが、再び高騰すると見ているエコノミストは少ないのではないか。
記事中にもあるが、我が国のように資源に乏しい国は、モノを売って稼ぐしかない。
食料は6割が輸入だし、国内生産も石油依存型の農業になっている。
売って稼いだ金がなければ、食っていけないのだ。
まあ、国内需要が事実上縮小に転じているので、これからは総体としては経済規模が縮小しても問題はない。
この30年くらいをしのげば、ジジババの数も減って、人口構成的にも安定する。
移民の受け入れとかで調整しながら、徐々に退縮していけばいい。
WSJは、マインドが冷え込んでいるからとか、トラウマとか言っているが、成長の可能性がない時に、積極的に投資るするバカは居ない。
海外で、成長するしか企業には道はないのだ。
その原資としての内部留保を、ここで吐き出すわけはない。
労働者なんかにくれてなるもんか!。
その頼みの海外での混乱が、株や為替に現れている。
海外市場の活性化に頼るしかなく、輸出関連企業を梃にして、国内市場を活性化しようとしても、それが出来ない状況になりつつある。
冷え込んで当然だろう。
しかし、アベノミクスが失敗かといえば、そうとばかりも言えない。
この数年間の輸出関連起業の内部留保を、増大させたという効果はあるだろう。
それを、どう使っていくかは、市場が決める。
インフラ関連は、とっくの昔に海外に出て行ってしまったし、製造業も殆どが海外拠点になっている。
労働人口が減っているし、国内需要は見込めないのでどうしようもないだろう。
これからは、サービス業も縮小していく。
人が雇えなくなるからだ。
一億総活躍社会どころか、総不活躍社会になりつつある。
部分的な活性化はあっても、トータルで成長するというのは無理だろう。
安定的な経済を維持していくのが精一杯だ。
それでいいではないか。
国内での無駄な投資をせず、成長の見込める海外に投資して、しっかり稼いで来ればいいのだ。
人口が減って、社会が維持できなくなれば、どこかで移民を受け入れざるを得なくなるが、そんな社会に来てくれるかどうかというのも心配しなければならない。
老齢人口が減って、負担も減るだろうが、当然、稼ぎも減っていく。
マイナス成長の時代を、如何にコントロールするか。
そろそろ、そういう話を始める時期に来ているのではないか。
1000兆円を超える国の借金を、どう返していくかというのも、併せて考えていかなければならないな。
結果的に踏み倒しになるかもしれないしな。
マイナス金利じゃ、だれも国債なんて買わないしな。
日銀だけが買い取って、インフレ起こして帳消しにしていくしかないんだろう。
こんな状況で、明るい将来なんて描けるわけはない。
日々の生活の充実と、賢いお金の使い方、儲け話に乗らない態度が大切だ。
ああ、もちろん、金がうなるほどある方は、どんどん使ってもらいたいな。
使いたくても使えない庶民は、消費をしたくたって出来ないわけだしな。
我が国は、所得分布だけ見れば貧困社会だしな。
無理して支出することはない。
どーせ、政府は当てにならないんだから、自分の生活は自分で守っていくしかないのだ。
年金だって、生きてるうちにもらえないくらい、先送りにされるに決まっている。
年金制度は維持できるかもしれないが、国民は騙されたということになる。
稼げるときに稼いだ金を、食い潰して死ぬ時代になるかも知れない。
子孫に残せるものは何もない。
個人だけではなく、国家そのものもそうなろうとしている。
ストックを維持できなくなる時代になってくるんだろう。
それは、形を変えて、海外への投資に消えていく。
我が国は、縮小しつつ、新たな均衡を求めて動き出している。
アベノミクスって、そういう大きな流れの中の、さざ波なのかもしれないな。
(アベノミクス、行き詰まりへの道)
http://jp.wsj.com/articles/SB11281588234518813488504581535373914331288
WSJが、分かり易い記事を書いている。
現在の急激な株価の下落や、円高に振れている市場の状況が、アベノミクスの終焉だという(そういうことかあ?)。
浮沈子は、経済のことは全く分からないんだが、円安になって海外旅行に行きづらくなったのは確かだし(1.5倍の値上がりと同じだしな)、消費税が上がって、計算がややっこしくなったのも確かだ。
原油価格が安くなっているというのは、長期的には経済にとってメリットといわれているが、そうとばかりも言えないだろう。
つまりは、需要がないから安いわけで、世界経済は縮小しつつあるということだ。
生産調整を行えば、ある程度価格は落ち着くだろうが、再び高騰すると見ているエコノミストは少ないのではないか。
記事中にもあるが、我が国のように資源に乏しい国は、モノを売って稼ぐしかない。
食料は6割が輸入だし、国内生産も石油依存型の農業になっている。
売って稼いだ金がなければ、食っていけないのだ。
まあ、国内需要が事実上縮小に転じているので、これからは総体としては経済規模が縮小しても問題はない。
この30年くらいをしのげば、ジジババの数も減って、人口構成的にも安定する。
移民の受け入れとかで調整しながら、徐々に退縮していけばいい。
WSJは、マインドが冷え込んでいるからとか、トラウマとか言っているが、成長の可能性がない時に、積極的に投資るするバカは居ない。
海外で、成長するしか企業には道はないのだ。
その原資としての内部留保を、ここで吐き出すわけはない。
労働者なんかにくれてなるもんか!。
その頼みの海外での混乱が、株や為替に現れている。
海外市場の活性化に頼るしかなく、輸出関連企業を梃にして、国内市場を活性化しようとしても、それが出来ない状況になりつつある。
冷え込んで当然だろう。
しかし、アベノミクスが失敗かといえば、そうとばかりも言えない。
この数年間の輸出関連起業の内部留保を、増大させたという効果はあるだろう。
それを、どう使っていくかは、市場が決める。
インフラ関連は、とっくの昔に海外に出て行ってしまったし、製造業も殆どが海外拠点になっている。
労働人口が減っているし、国内需要は見込めないのでどうしようもないだろう。
これからは、サービス業も縮小していく。
人が雇えなくなるからだ。
一億総活躍社会どころか、総不活躍社会になりつつある。
部分的な活性化はあっても、トータルで成長するというのは無理だろう。
安定的な経済を維持していくのが精一杯だ。
それでいいではないか。
国内での無駄な投資をせず、成長の見込める海外に投資して、しっかり稼いで来ればいいのだ。
人口が減って、社会が維持できなくなれば、どこかで移民を受け入れざるを得なくなるが、そんな社会に来てくれるかどうかというのも心配しなければならない。
老齢人口が減って、負担も減るだろうが、当然、稼ぎも減っていく。
マイナス成長の時代を、如何にコントロールするか。
そろそろ、そういう話を始める時期に来ているのではないか。
1000兆円を超える国の借金を、どう返していくかというのも、併せて考えていかなければならないな。
結果的に踏み倒しになるかもしれないしな。
マイナス金利じゃ、だれも国債なんて買わないしな。
日銀だけが買い取って、インフレ起こして帳消しにしていくしかないんだろう。
こんな状況で、明るい将来なんて描けるわけはない。
日々の生活の充実と、賢いお金の使い方、儲け話に乗らない態度が大切だ。
ああ、もちろん、金がうなるほどある方は、どんどん使ってもらいたいな。
使いたくても使えない庶民は、消費をしたくたって出来ないわけだしな。
我が国は、所得分布だけ見れば貧困社会だしな。
無理して支出することはない。
どーせ、政府は当てにならないんだから、自分の生活は自分で守っていくしかないのだ。
年金だって、生きてるうちにもらえないくらい、先送りにされるに決まっている。
年金制度は維持できるかもしれないが、国民は騙されたということになる。
稼げるときに稼いだ金を、食い潰して死ぬ時代になるかも知れない。
子孫に残せるものは何もない。
個人だけではなく、国家そのものもそうなろうとしている。
ストックを維持できなくなる時代になってくるんだろう。
それは、形を変えて、海外への投資に消えていく。
我が国は、縮小しつつ、新たな均衡を求めて動き出している。
アベノミクスって、そういう大きな流れの中の、さざ波なのかもしれないな。
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