客観性と正確性2016年02月23日 03:09

客観性と正確性
客観性と正確性


ちょっと気になったので、元ネタに当たった。

(中国、軍事能力さらに増強=国産技術向上図る-国際平和研)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201602/2016022200090&g=int

「輸出入ともに世界第3位の中国について「輸入武器と国産武器の双方を通じて軍事能力を引き続き拡大させている」と指摘した。」

「報告書によると、中国の武器輸出量は06~10年比で88%増加。全体の輸出量に占める割合も3.6%から5.9%に上昇した。」

「中国は10~14年時点に初めてドイツを抜き、米ロに次ぐ輸出3位となっており、軍拡路線堅持の姿勢がうかがえる。」

「中国は近年、輸入品に代えて自国で設計した高性能武器を利用し始めたが、軍事技術上100%自給できる段階でない。戦闘機のエンジンなどの主要部品は輸入に頼らざるを得ない」

「ただ、輸入品を基に国産品を開発する「学習プロセス」は大きな成功を収めているとし、中国が今後さらに国産技術の向上を進めていく可能性」

書かれていることは事実だろうし、中国にフォーカスして、地理的に近い我が国の記事にするというのも分かる。

しかしだ、浮沈子は、この時事通信の記事を、素直には読めない。

なんかおかしい感じがして、せっかく出所が書いてあるので、そのページを眺めてぶっ飛んだ!。

(Asia and the Middle East lead rise in arms imports;the United States and Russia remain largest arms exporters, says SIPRI)
http://www.sipri.org/media/pressreleases/2016/at-feb-2016

自分で書いといて、「says SIPRI」はないと思うんだが、そういう慣用句なのかもしれない(つーか、このまま記事にできるから?)。

元記事中にも、中国はちょろちょろ出てくるんだが、世界常識に欠ける浮沈子がぶっ飛んだのは、画像の輸出国の円グラフの方だ。

(Recent trends in arms transfers)
http://www.sipri.org/research/armaments/transfers/measuring/recent-trends-in-arms-transfers

ネタは、上記のページにある。

米国とロシアが半分以上という、まあ、想定の範囲とはいえ、こうしてグラフにされると、いささかビビる状況は、一向に変わっていない。

確かに中国は、3番手になったかもしれないし、輸入でも3番手を維持しているが、何といっても輸出における米ロのボリュームは圧倒的だ。

うーん、こいつは、少し認識を新たにしなければならないな。

もちろん、この統計には、自国開発は含まれないので、自分ちで作って使っているのは見えない。

いわゆる、国際兵器市場で、表立って取引されているものしか出てきていない。

データベースは弄っていないが、何か分かったらまた書くかもしれない。

ペトレルバージョンアップ2016年02月23日 05:04

ペトレルバージョンアップ
ペトレルバージョンアップ


ウインドウズ10から、バージョンアップできなくて、ちょとジタバタする。

ブルートゥースのせいなのか、シェアウォーター・デスクトップのせいなのか、ウインドウズ10のせいなのか・・・。

結論は分からないが、エラーを吐いて止まってしまうところを見ると、ウインドウズ10のせいとしか思えない。

で、虎の子のウインドウズ7のマシンに、シェアウォーター・デスクトップを入れて接続したら、あっという間に繋がって、ファームウェアのアップデート(V33)も、ログのダウンロードもすんなりと出来てしまった(画像はファームウェアのアップデート中)。

困ったな・・・。

この7のマシンも、10に上げようと思ってたのにな。

ホントに10のせいなのかな?。

(Shearwater Desktop and Windows 10)
https://www.shearwater.com/news/shearwater-desktop-and-windows-10/

このページを見ると、通信できないのはブルートゥースのせいだと書いてある。

確かにブルートゥースは使えているので、ホントかなあと思うんだがな。

いろいろ試して、何か分かったら報告する。

豹紋蛸2016年02月23日 05:19

豹紋蛸
豹紋蛸


地球温暖化の影響なのかあ?。

(殺人ダコ
危ない! ただいま日本海、北上中)
http://mainichi.jp/articles/20160222/k00/00e/040/219000c

「唾液にはフグと同じ神経毒のテトロドトキシンが含まれる。人がかまれると呼吸困難などに陥り、豪州などでは死亡例も報告され「殺人ダコ」と呼ばれる。」

このタコは、浮沈子も水中でお目にかかったことがある。

(使えない話)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2015/01/26/7553743

「毒を吐くという点では、浮沈子と共通点はあるものの(!)、あまりお目にかかりたくない相手ではある。
浮沈子は、初めて見た。」

日本でも見られるところがあるということだな。

「温暖化で越冬できる環境が湾の入り江にできている可能性もある。」

「2センチ以下の幼体が見つかったとの連絡もあった。」

「海水温が上がり、取れる魚が変化している。南方から漂着したヒョウモンダコも越冬できる環境になっているのではないか」

海で生きる漁師さんは、温暖化を肌で感じているんだろう。

肌で感じるのはダイバーも同じだがな。

まあいい。

富戸にも流れてくることがあるようだ。

しかし、海水浴場に現れるというのは願い下げだな。

事故でも起こったら一大事だ。

「小さくて可愛いからといって絶対に触らないで」

もう一度、水中危険生物のページでも見直しておくか・・・。

さらば現実102016年02月23日 16:33

さらば現実10
さらば現実10


ようこそ、VRの世界へ。

浮沈子は、ゲームはやらない。

パソコンゲームとかも含めて、囲碁、将棋、麻雀、オセロ、その他一切やらない。

なんかこう、飽きるんだよなあ。

負けると悔しいしなあ。

ゲーセンとかも、あまり行かなかったな。

当然、専用ゲーム機で遊んだことも、ほとんどない。

ゲーム機を、ゲーム機として使ったことがないのだ。

動画再生機とか、そういう使い方とかしなかったな。

(「東京ゲームショウ2016」今年はVRコーナー設置!)
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20160223_744960.html

だから、当然、ゲームショウなんて、行ったことはない。

しかし、VRは、まずゲームから始まりそうだ。

コンテンツのボリュームといい、市場といい、これしかないでしょう!?。

「今年は、PlayStation VRやOculus Rift、HTC ViveなどVRシステムの発売が相次ぐこともあり、「VRコーナー」を新設する。」

「これまでも各出展者ブースで個別に出展されてきたが、「東京ゲームショウ2016」では、各社ブースに加え主催者コーナーとして「VRコーナー」が加わることになる。」

「この「VRコーナー」ではハードウェア、ゲームタイトル、開発環境まで全てが対象となっている。」

行こうかな、どうしようかな。

「昨年はソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアがPlayStation VRを、Oculus VRが大きなブースでOculus Riftなどの試遊コーナーを展開していたが、それでも体験できなかった人が多かった。」

「こういったことから今年は、「VRコーナー」内に大規模な体験コーナー「VR体験ゾーン」を設置し、数10台のVRシステムを集中的に用意し、多くの人が体験できるように改善する。」

とてもじゃないが、数十台じゃあ足りないに決まっている。

数百台、いや、最低1000台は必要だ。

VRの欠点として、一人1台必要というのがある。

まあ、売る方としては、必ずしも欠点ではないんだろうがな。

大画面見ながら、家族で遊ぶとかは出来ない。

一人1台が必須・・・。

お子様の成長期に、そんなもんで遊ばしてだいじょうび?。

少なくとも、視力が大人並みになるまでは、VRとかは禁止しないとな。

乳母車乗りながら、ゴーグル着けるようになったら、世も末だろう?。

しかし、なんでAIコーナーとかがあるんだあ?。

「人工知能(AI)技術を取り上げた「AIコーナー」、Steamのほか、Apple TV、Fire TVなどのセットトップボックス用ゲームをまとめた「ニュープラットフォームコーナー」として主催者側が用意するなど、これまでのプラットフォームではくくることができない分野を主催者コーナーとして用意する。」

娯楽としてのゲームの枠を超えて、何か新しい媒体のテストベッドとしてのゲームワールドが展開しようとしているのかもしれない。

「デジタル関連の施策としては、これまで小冊子を配布していたのをスマートフォン用の公式アプリをより充実させることで置き換える。」

紙媒体の消滅かあ・・・。

「公式アプリで用意される機能としては、位置情報サービスと連動させた会場マップを用意し、迷わないようにするほか、ステージプログラムをプッシュ式にお知らせしてくれるなどの機能を搭載する。」

スマホ持ってない人は、お断り。

人間じゃねー!。

VRが本格化して、ゲームの世界がブレイクする。

弾ける、ぶっ飛ぶ、爆発する!。

ってなことに、なるのかどうか・・・。

ちょっち、楽しみな状況だな。

悪の話2016年02月23日 17:28

悪の話


何が悪で、何が善か。

神学論争の感じになりそうだが、この辺りを、明確に言い切っている人々もいるのだ。

(悪の帝国)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%AA%E3%81%AE%E5%B8%9D%E5%9B%BD

「彼らが[全体主義]国家の優越性を説き、個々人に対するその全能性を宣言し、最終的にはそれが地上の民族全てを支配することを予言する限りは、現代世界の悪の中心であることを理解しておきましょう。」

「皆さんが核兵器凍結を議論するときには、自分たちが全てを超越していると楽しそうに宣言して、[米ソ]どちらの側も同じくらい間違っているなどと高慢にも決めつけないように気をつけてください。」

「歴史的事実と悪の帝国の好戦的衝動を無視し、軍備競争は単に大きな誤解の産物であるなどと呼ぶことで、正と邪、善と悪の闘いから身を引くような誘惑に駆られないようにしてください」

まあ、宗教団体での説教(もとい、演説)なので、多少神学的になっているのは仕方ないにしても、80年代の米国では、これがまかり通っていたということになる。

(悪の枢軸)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%AA%E3%81%AE%E6%9E%A2%E8%BB%B8

「当時、イラク、イラン、北朝鮮は大量破壊兵器を開発もしくは保持しているものと見られており、またテロ組織を支援しているものと看做されていた。」

21世紀初頭、悪の帝国は崩壊し(?)、新たに登場した悪の枢軸は、しかし、なんか、役者がショボイな。

冷戦終結後の戦争屋の市場探しは、こういったならずもの国家にならざるを得なくなった。

加えて、テロとの戦いというのもあるな。

非正規戦における対応は、正規戦のそれより、はるかに困難だ。

宗教戦争の仮面を被って、テロリストたちの横行が始まっていた。

今日のイスラム国に通じる、深い根だな。

しかし、米国が悪と決めつけてきた勢力は、本当に悪だったのかどうか。

強大な軍事力を背景に、世界に押し付けてきた価値観で、本当に幸せになれたんだろうか?。

「ベネズエラのウゴ・チャベスは、悪の枢軸をもじって、ベネズエラ、キューバ(カストロ)、ボリビア(エボ・モラレス)の連携を善の枢軸 (axis of good) と自称した。」

「これらの国は、中南米の反米・左翼政権であり、アメリカが進める新自由主義やグローバリズムと言った点に対抗するための協調を行っている。」

うーん、善の枢軸といわれてもねえ?。

自らの価値観と相容れない人々を迫害し、排除し、時に取り込もうとする行為は、どちらにもあるんだろう。

おっと、安易に相対化してはいかんな。

高慢のそしりを免れない。

今、話題の北朝鮮は、イランとイラクを非難する際のついでに付け加えられたという話もある。

「イラク、イランと言ったイスラム国家の他に非イスラム国家である北朝鮮を混ぜたことで、これがキリスト圏とイスラム圏の争いではないと主張する意味を持つことに肯定的な評価もある(湾岸戦争などが十字軍に見立てられるなど、米国とイスラム圏の対立については極めてデリケートな宗教問題が背景にある)。」

(十字軍)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E5%AD%97%E8%BB%8D

「中世に西ヨーロッパのキリスト教、主にカトリック教会の諸国が、聖地エルサレムをイスラム教諸国から奪還することを目的に派遣した遠征軍のことである。」

まあ、どうでもいいんですが。

飲み会などでは、今でもこんな小話が出る(ホントかあ?)。

(「悪の十字架(あくのじゅうじか)」)
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Sakura/3069/juujika.htm

「なんだ。この店、開(あ)くの10時か。」

お後がよろしいようで・・・。