ニイタカヤマノボレ03292016年02月19日 08:43

ニイタカヤマノボレ0329


安全保障関連法が、3月29日に施行される見通しとなった。

国策情報機関のおみこしNHKが、今朝のニュースで伝えた。

(座して死を待つ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/02/13/8017757

「3月には、何が起こっても不思議ではない。
んっ?、3月といえば、我が国の安保関連法が施行される時期である。」

「法案の成立を急いだ背景には、北朝鮮への先制攻撃の日程があったのではないか(読み過ぎ・・・?)。 」

「我が国の現政権が、法的安定性なんて関係ないとうそぶきながら、国民の健忘症に期待して(?)強行採決を行ったのは、今日の事態が分かっていたからに相違ない。」

「そう考えれば、いろいろなことが、すんなりと理解できる。」

風邪で体調を崩している浮沈子の妄想が、大きく羽ばたいている先週の記事だが、まあ、妄想なので仕方がない。

第二次朝鮮戦争の勃発まで、あと40日くらいというわけだ(おいおい!)。

米韓軍事演習にかこつけて、実戦に発展しかねない情勢ということだな。

カルト集団北朝鮮は、北方を人民軍に押さえられ、南進せざるを得ない状況に追い込まれている(まだ、配備はされていませんが)。

5月7日開催といわれる朝鮮労働党大会まで、お坊ちゃま君が君臨していられるかどうか・・・。

(北朝鮮、36年ぶり党大会へ350以上のスローガン)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM18H5S_Y6A210C1FF2000/

「5月に36年ぶりに開く党大会に向け、各機関の課題を示す350以上のスローガンを発表」

「鉄道の近代化や石炭の増産」

「「衛星」のさらなる打ち上げなど」

「北朝鮮の党大会は5月7日に開く予定で準備が進められている」

米韓としては、この党大会がスンナリ開催され、国威発揚が大々的に行われるというのは耐え難い事態に違いない。

何も行動しなければ、国際世論の轟轟たる非難をシカトして、党大会は成功裏に終わり、米帝の圧力にも屈せずに開催されたという箔が付くことにさえなりかねない。

中国に対して、首縄を本気で締め上げるとうそぶいた、世界で最も危険な男は、面目丸潰れである。

既に情報戦は始まっているし、北朝鮮が韓国内でのテロ活動を活発化せよと指令を出したとか、出さないとか。

(金第1書記、韓国でのテロ指示か…毒物攻撃も)
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160218-OYT1T50046.html

「韓国の情報機関・国家情報院は18日、政府と与党「セヌリ党」との協議で、北朝鮮の金正恩キムジョンウン第1書記が韓国へのテロ攻撃やサイバーテロの能力を拡大するよう対外工作機関「偵察総局」に指示したと明らかにした。」

先手必勝、水面下では、具体的な動きも出ているに違いない。

我々には、それを知る術はない。

また、当局が、それを明らかにすることはない。

情報収集能力を相手に知らしめることになったり、意図的にリークした情報の出所を掴まれ、内部通報者を粛清されかねないからな。

北朝鮮関係のニュースが少なくなってくるということが、逆に開戦が近いというシグナルなのかもしれない。

(キム第1書記がテロ準備指示か 韓国が情報収集強化)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160218/k10010413511000.html

「テロの標的については、韓国政府の関係者や脱北者、それに北朝鮮を批判する活動をしている人物、また、地下鉄や大型の商業施設などの多くの人が集まる場所や電力や交通などのインフラも可能性があり、政府の各機関が情報収集を強化」

「韓国は来月7日からアメリカとの定例の合同軍事演習を過去最大規模で行うなど、北朝鮮が挑発行為を繰り返さないよう圧力を強めていますが、北朝鮮は「演習は露骨な宣戦布告だ」と強く反発しています。」

演習は、3月7日から4月いっぱいの予定で行われることになっている。

3月29日には、平和安全法制がスタートする。

緊張高まる半島情勢。

何が起こるかは、浮沈子にはわからん。

が、まあ、それって、いつもの妄想かも知れないがな。

戦略兵器2016年02月19日 14:20

戦略兵器


お坊ちゃま君が、F-22にビビって、公式行事をすっぽかした(?)という記事。

(金正恩氏、米軍の急襲恐れる?正日氏の遺体集団参拝に加わらず)
http://www.sankei.com/world/news/160218/wor1602180044-n1.html

「金正恩氏が例年と異なる行動を取ったのは、F22戦闘機など戦略兵器を韓国周辺に展開する米軍の急襲を恐れたため」

まあ、事の真偽は不明だが、浮沈子的に引っかかったのは、F-22が戦略兵器とかなんとかいうところだ。

(戦略兵器)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E7%95%A5%E5%85%B5%E5%99%A8

「戦場にて限定的に戦闘行為を行うために使用される戦術兵器とは、対照的に利用される。」

浮沈子の認識では、F-22は、優秀な戦術兵器には違いないが、戦略兵器ではない。

(F-22 (戦闘機))
https://ja.wikipedia.org/wiki/F-22_(%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F)

「先進戦術戦闘機計画(ATF)に基づいて開発した、第5世代ジェット戦闘機に分類される世界初のステルス戦闘機」

何回か読み直しているが、戦域支配は謳っているものの、一般的な戦略兵器ではない。

サンケイの記事の文脈からは、「F-22及びその他の戦略兵器」と読めなくもないが、紛らわしい。

韓国メディアが、自国の都合のいいように解釈するのは勝手だが、我が国のメディアとして、誤った認識をそのまま垂れ流すのは慎むべきだろう。

F-22は、戦略兵器ではない。

国防に熱心なメディアとしては、いささかおそまつな記事だな。

まあ、どうでもいいんですが。

そもそも、北朝鮮には、F-22がお相手しなければならないような戦闘機はない。

防空施設にしても、他の戦術爆撃機で十分対応可能だろう。

お坊ちゃま君の生首挙げるのに、戦術戦闘機を使うという作戦は、どう考えてもありえないしな(不確実性が高い)。

やっぱ、シールズに護衛させた狙撃チームだろう。

ひょっとすると、既に潜入している可能性もある。

北朝鮮軍は、アホではない。

とっくに察知していて、対応した可能性もある。

ペクトゥサンノボレ0219かあ?。

スーパーシンクロナス・トランスファー軌道2016年02月19日 23:42

スーパーシンクロナス・トランスファー軌道
スーパーシンクロナス・トランスファー軌道


前にも、調べたような気がするんだが、静止衛星を上げる時に、静止軌道である3万6千キロ(35786km)より高い高度に上げてしまうという方法らしい。

(世界に追いつけるか 「高度化」H-IIAロケット、ここに誕生す:スーパーシンクロナス・トランスファー軌道)
http://news.mynavi.jp/series/h2a_29/002/

「「もっと地球から遠く離れる軌道に衛星を乗せる」ということである。通常の静止トランスファー軌道は、遠地点高度が静止軌道と同じ約3万5800kmだが、ロケットのエンジン噴射をさらに続け、これをもっと上げ、6万kmや10万kmといった、ぐんと高い軌道に衛星を乗せる。」

「すると、遠地点で衛星がもつ運動エネルギーの多くが位置エネルギーに変換されるため、軌道傾斜角の変更が、通常の静止トランスファー軌道からおこなうよりも少ない燃料でできるようになる。最終的に遠地点高度を静止軌道と同じ高さまで下げる必要はあるものの、トータルで見ると燃料の消費量は少なく済む。こうした軌道のことを「スーパーシンクロナス・トランスファー軌道」と呼ぶ。」

「米国やロシアのロケットは、スーパーシンクロナス・トランスファー軌道への打ち上げをたびたび行っている。」

細かいことは分からないが、高緯度地域から打ち上げる際の、衛星側の負担を軽減する方法らしい。

何十トンもの軍事衛星を打ち上げる需要がある米ロの場合には、こういった打ち上げ向きの大推力のロケットを使えばいいんだろうが、我が国では、ショボイH-2Aしかないので(H-2Bは、商用衛星には使えないらしい)、この方策は取れなかったようだ。

代わりに、第2段を3回噴射させて、衛星側の負担を軽減する方法を採っている。

ロシアはスーパーシンクロナス・トランスファー軌道と合わせ技を使っているらしい。

「特にロシアのロケットは、スーパーシンクロナス・トランスファー軌道と組み合わせることでより衛星の負担を小さくすることができ、また3.3トン以下の衛星に限られるものの、静止軌道に衛星を直接投入することもできる。」

やっぱ、一枚も二枚も上手なのだ。

商用衛星を1機打ち上げたからといって、喜んではいられない。

この記事でも、実際に掛け値なしで受注をすることは困難と言い切っている。

「本格的に価格で勝負できるようになるには、一から新たに設計されたH3の登場を待たなくてはならない。」

つまり、H-2Aは、商売道具にはならないのだ。

まあ、どうでもいいんですが。

(「ファルコン9」ロケット、次は2月25日に打ち上げ 今回も船への着地に挑戦)
http://sorae.jp/030201/2016_02_15_falcon-9.html

「スペースX社の「ファルコン9」ロケットによる通信衛星「SES-9」の打ち上げが、米東部標準時2月24日18時46分(日本時間2月25日8時46分)に実施される」

「スペースXは今回の打ち上げでも、第1段機体を船に着地させる試験を実施する」

「当初は発射台に近い陸上への着地が予定されていたが、その後ロケットの飛行プロファイルが変更され、通常の静止トランスファー軌道ではなくスーパーシンクロナス・トランスファー軌道に飛ばすことになったため、エネルギー的に第1段機体を陸まで戻すことができなくなり、海上の船で回収することになった」

陸上への着地は、前々回に成功しているので、前回、惜しくも倒れちゃった船への着艦を、是非成功させてもらいたいな。

(SES-9 for SES)
https://spacexstats.com/missions/ses-9

(H-IIA高度化とスーパーシンクロナス軌道:画像は、こちらから)
http://togetter.com/li/569648?page=2