タイコム成功 ― 2016年05月28日 21:33
タイコム成功
今日も、実況では見なかったが、朝起きて録画を見た。
(また成功! スペースXのファルコン9ロケットが海上船へ無事着陸、衛星も投入成功)
http://sorae.jp/030201/2016_05_27_x.html
「今回2度目となる静止トランスファ軌道への衛星の打ち上げと海上への着地に成功したスペースXとファルコン9ロケットは、さらにその技術への自信を深めたことでしょう!」
ちょっと手放しの感じだが、まあ、そういってもいいかもしれない。
(スペースX、ロケットの船への着地に3回連続成功 - タイの衛星打ち上げにも)
http://news.mynavi.jp/news/2016/05/28/048/
「今回で着地は4回目、船へは3回連続での成功となった。」
もう、何も言うことはないだろう。
安定した打ち上げ、安定した飛行、安定した回収、そして、安定した軌道投入。
昨日の些細なトラブルが、ひょっとしたら、わざと気を持たせたんじゃないかと思うくらいスムーズな打ち上げになった。
「今回のように、近地点でも地上から200km〜300km上空に位置する静止トランスファ軌道への打ち上げと、その後の着地は難しい条件でした。なぜならこの高度まで到達したファルコン9ロケットはすでに多くの燃料を使っており、高速で落下する機体の減速とコントロールに使える燃料が少ないからです。」
初めの記事の記述は、誤解を生むな。
1段目は、せいぜい70km位までしか上がっておらず(切り離しは約70km:打ち上げ後、2分45秒後辺り)、衛星を投入する高度は、さらに2段目を使って持ち上げることになるからだ。
(THAICOM 8 Hosted Webcast)
https://www.youtube.com/watch?v=zBYC4f79iXc
まあ、実際には、勢いで80kmくらいまで飛び上がってしまうとは思うが、それから姿勢を制御して、逆噴射を行う。
今回は、その映像を初めて見ることが出来た(打ち上げ後、6分15秒後辺り)。
この3分後くらいに、ドローン船に無事に着地している。
今日はUSAコールは起こらなかったな。
オーディエンスの反応を見ても、もう、無事に着陸して当たり前という雰囲気が感じられる。
衛星の重量等を考えると、今回の方が難易度は低かったともいえ、目の肥えた観客にとっては、それ程の興奮はなかったんだろう。
浮沈子は、寝てたけどな・・・。
さて、次回は6月16日の予定だ。
当初は、タイコムより先の打ち上げになるはずだった、2機の衛星を纏めて打ち上げることになる。
こっちの方が難しい話になるんだろう。
トータルの重量とか分からないが、2トン級としても、合計で4トンということになる。
搭載燃料の余裕が、シビアになるわけで、気前よく吹かすことが出来るのかどうか。
いろいろなことを考えると、2段目の回収というのがいかに難しいかということになる。
衛星を投入する直前の速度は時速約35574km、高度は577kmに達している(この時点では、エンジンは停止していて、速度が落ち、高度が上昇している:打ち上げ後、32分2秒辺り)。
この状態から地上に回収するというのは、大変なことだ。
それだけの経済価値があるかどうかも含めての検討になる。
しかし、是非とも実現してもらいたいな。
今日も、実況では見なかったが、朝起きて録画を見た。
(また成功! スペースXのファルコン9ロケットが海上船へ無事着陸、衛星も投入成功)
http://sorae.jp/030201/2016_05_27_x.html
「今回2度目となる静止トランスファ軌道への衛星の打ち上げと海上への着地に成功したスペースXとファルコン9ロケットは、さらにその技術への自信を深めたことでしょう!」
ちょっと手放しの感じだが、まあ、そういってもいいかもしれない。
(スペースX、ロケットの船への着地に3回連続成功 - タイの衛星打ち上げにも)
http://news.mynavi.jp/news/2016/05/28/048/
「今回で着地は4回目、船へは3回連続での成功となった。」
もう、何も言うことはないだろう。
安定した打ち上げ、安定した飛行、安定した回収、そして、安定した軌道投入。
昨日の些細なトラブルが、ひょっとしたら、わざと気を持たせたんじゃないかと思うくらいスムーズな打ち上げになった。
「今回のように、近地点でも地上から200km〜300km上空に位置する静止トランスファ軌道への打ち上げと、その後の着地は難しい条件でした。なぜならこの高度まで到達したファルコン9ロケットはすでに多くの燃料を使っており、高速で落下する機体の減速とコントロールに使える燃料が少ないからです。」
初めの記事の記述は、誤解を生むな。
1段目は、せいぜい70km位までしか上がっておらず(切り離しは約70km:打ち上げ後、2分45秒後辺り)、衛星を投入する高度は、さらに2段目を使って持ち上げることになるからだ。
(THAICOM 8 Hosted Webcast)
https://www.youtube.com/watch?v=zBYC4f79iXc
まあ、実際には、勢いで80kmくらいまで飛び上がってしまうとは思うが、それから姿勢を制御して、逆噴射を行う。
今回は、その映像を初めて見ることが出来た(打ち上げ後、6分15秒後辺り)。
この3分後くらいに、ドローン船に無事に着地している。
今日はUSAコールは起こらなかったな。
オーディエンスの反応を見ても、もう、無事に着陸して当たり前という雰囲気が感じられる。
衛星の重量等を考えると、今回の方が難易度は低かったともいえ、目の肥えた観客にとっては、それ程の興奮はなかったんだろう。
浮沈子は、寝てたけどな・・・。
さて、次回は6月16日の予定だ。
当初は、タイコムより先の打ち上げになるはずだった、2機の衛星を纏めて打ち上げることになる。
こっちの方が難しい話になるんだろう。
トータルの重量とか分からないが、2トン級としても、合計で4トンということになる。
搭載燃料の余裕が、シビアになるわけで、気前よく吹かすことが出来るのかどうか。
いろいろなことを考えると、2段目の回収というのがいかに難しいかということになる。
衛星を投入する直前の速度は時速約35574km、高度は577kmに達している(この時点では、エンジンは停止していて、速度が落ち、高度が上昇している:打ち上げ後、32分2秒辺り)。
この状態から地上に回収するというのは、大変なことだ。
それだけの経済価値があるかどうかも含めての検討になる。
しかし、是非とも実現してもらいたいな。
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