かくも長き・・・。 ― 2016年06月20日 08:42
かくも長き・・・。
浮沈子は観たことはないのだが、フランス映画で「かくも長き不在」というのがあるんだそうだ。
(かくも長き不在)
http://movie.walkerplus.com/mv13300/
「寒くなったら戻ってくるかもしれない。冬を待つんだわ」
ラストの言葉の意味が分からない浮沈子は、まあ、幸せ者なんだろうな。
さて、映画の話はどうでもいいんですが、20日間も留守にしていた部屋に、久々に戻ってみると、日常に捕らわれるのが、こんなにも容易いということに驚く。
まるで、この20日間が一瞬の夢であったかのように、溜まりに溜まった郵便物やチラシの整理、持ち帰ったものの仕分け、愚弟との休日の食事やプレステージでの打ち合わせと長話・・・。
郵便局に小包を取りに行ったり、あわただしく日常をこなして、へとへとになって眠った。
目が覚めて、今日から再び体重計に乗ることにする。
恐怖の一瞬。
この20日間の不在で、体重は減っているのか、さもなくば、再びリバウンドして増えてしまっているのか。
結果は、5月31日の出発日の朝の計測よりも、1kg以上減っていた!。
減量のペースとしては緩やかだが、結構しっかりと食べ、糖質もふんだんに摂取した割には好ましい結果になったといえる。
ホッとした・・・。
クルーズ中は、ダイビング以外に運動らしい運動はしていない。
陸に上がってからは、朝夕の散歩程度だ。
それでも減った。
夕食が食べられない程、気疲れしていたことも何日かあったが、少なくとも7日に上陸してから昨日までの13日間で、5日間は夕食を摂っている。
逆に、朝昼は、必ず、例外なく、しっかりと食べている。
正直に書くと、アンテロープのそばのスーパーで、ビスケットとせんべいを買ってきて、間食もした(!)。
それでも体重は減っていた。
ダイビングが、それほどのカロリーを消費したのかどうかは分からない。
水中で、ビタッと静止できないために、いらぬ動きをしていたのかもしれない。
へたっぴダイビングも、悪いことばかりじゃないな・・・。
まあいい。
ヘレンクルーズの航海記は、まだ書き始めたばかりだが、続きを書くかどうかも分からない。
満天の星空と、ウミガメの産卵については書いておきたい気もする。
パラオの南西諸島の島々についても、調べておきたい。
しかし、溜まりに溜まった浮世の雑事に、今月中は悩まされることになるだろう。
中性浮力についても、もう少し、突っ込んで調べてみたい。
静止する感覚と振動との関係、人間のバランス感覚と制御系の関係、物理現象と感覚との関係・・・。
ダイビングにおけるホバリングという状態が、物理現象としての定常状態であることについては、以前にも調べた。
ゆく川の流れは絶えずして、しかも、元の水にあらず。
少なくとも、オープンサーキットにおいては、間違いなく定常状態だ。
しかし、リブリーザーのホバリングとなると、閉鎖系の中での話になって、そう単純ではない。
肺の膨張と収縮には、肺胞の柔軟性に伴うタイムラグが発生し、カウンターラング(および閉鎖回路全体)とのガスのやり取りの中で、多少の振動が生じることは分かっている。
その周期を、浮上・沈降のタイムラグの周期と逆位相にすれば、ロジカルに完全停止を行うことが出来る。
その範囲に、トータルの浮力をBCなり、呼吸回路のボリュームの微調整で追い込んでおけばいい。
理屈ではそうなる。
カウンターラングの配置と肺の配置がズレているので、トリムの変化も起こる。
鉛直方向に一致していれば、まあ、理屈の上では起こらない。
インスピレーションの場合は、カウンターラングが肩のあたりに来ているので、息を吐けば、肺よりも頭寄りに浮力の中心が移動する。
前進している時に、息を吐くと浮き、息を吸うと沈むという、オープンサーキットと真逆な現象が発生する理由の一つだ。
トリムの変化で、推進力が、上下方向のベクトルを発生させる。
が、まあ、それは僅かな変化で、意識的にトリムをコントロールすれば解消する。
ホバリングでは、全体のボリュームの変化の方が重要だ。
この辺りの整理を、少し纏めてみたい。
静止する感覚の問題は、ちょっと手に負えそうにはない。
生理的、心理的な問題のような気もする。
学習とか、認識とか、フィードバックとか、耳の奥の平衡感覚を司るセンサーの問題とか。
ひょっとすると、乗り物酔いなどとも関係するのかもしれない。
ヘレンクルーズでは、乗り物酔いに弱い浮沈子が、酔い止めの薬(アネロンニスキャップS)は予防的に飲んだ初日だけで、他の船客やスタッフが船酔いになっている時も、比較的平気だったりした。
慣れるものなんだろうか?。
つーか、揺れに適応するということの本質は何なんだろう?。
今回は、下船してからの陸酔いは殆どなかった。
まあ、最終日の朝からは、パラオの内海を、殆ど揺れることなく進んでいたということもある。
振動と静止の感覚との謎は、クルージングの経験との絡みの中で、意外にあっさり理解できそうな気もする。
が、しかし、頭で分かることと、実際にビタッとホバリングが決まることとは別の話だ。
頭で分からなくても、身体で実行できることが肝心で、そのためのトレーニングは欠かせない。
最後は、練習あるのみ・・・。
しかし、20日ぶりに見る体重のグラフもまた、振動を繰り返している。
プチリバウンドしては、焦って食事を減らし、運動量を増やす。
で、減り始めると、安心してぱくぱく食って、運動をサボる。
で、またまたプチリバする。
まあ、こっちの方は、暫くはホバリングしなくてもいいので、振動しつつも減少している限りは余り問題ではない。
体脂肪率の変化には、気を付けていなければならないけどな。
脂肪と同時に筋肉を失いながら減量するので、通常のダイエットは、むしろ隠れ肥満を生み出すことになりかねない。
ボディビルダーの世界では、計画的に体重を増減させながら、増大期に脂肪と同時に筋肉を形成するようにするそうだ。
減少期には、脂肪も筋肉も落ちる。
落ち方と増え方の差を使って、体脂肪率を減らしていく。
食事と筋トレ、場合によっては、お薬の助けも借りるという(ふつーの方には、お勧めできませんが)。
人間の身体は、同化と異化とを繰り返して、定常状態を維持している。
その中で、様々な振動が発生し、それを一定の範囲内に収める仕組みが働く。
地球上の生態系もまた、振動を繰り返している。
それに大きな影響を与える太陽活動にしても、多様な振動を行っている。
万物は振動する。
それを、振動してはならんというのは、自然の摂理に反するのだ。
振動を、ある範囲の中に収め、発散しないように制御する。
振幅を極小にし、周波数を十分長くすることが出来れば、それは、見かけ上、静止したことになる。
しかし、そのこと(外見上の静止)と、静止の感覚を得るということは、おそらく別のことだろう。
話が発散した(いつものことですが)。
今日からは、活動量計(ビボフィット初代)も、本来の機能(歩数計)を果たしてもらわなければならない。
映画の中では、16年という年月を経て、主人公達が巡り合うわけだが、浮沈子は、たった20日で日常に引き戻された。
かくも長き不在、という程のことはない。
さて、そろそろゴミ出しでもしようかな・・・。
浮沈子は観たことはないのだが、フランス映画で「かくも長き不在」というのがあるんだそうだ。
(かくも長き不在)
http://movie.walkerplus.com/mv13300/
「寒くなったら戻ってくるかもしれない。冬を待つんだわ」
ラストの言葉の意味が分からない浮沈子は、まあ、幸せ者なんだろうな。
さて、映画の話はどうでもいいんですが、20日間も留守にしていた部屋に、久々に戻ってみると、日常に捕らわれるのが、こんなにも容易いということに驚く。
まるで、この20日間が一瞬の夢であったかのように、溜まりに溜まった郵便物やチラシの整理、持ち帰ったものの仕分け、愚弟との休日の食事やプレステージでの打ち合わせと長話・・・。
郵便局に小包を取りに行ったり、あわただしく日常をこなして、へとへとになって眠った。
目が覚めて、今日から再び体重計に乗ることにする。
恐怖の一瞬。
この20日間の不在で、体重は減っているのか、さもなくば、再びリバウンドして増えてしまっているのか。
結果は、5月31日の出発日の朝の計測よりも、1kg以上減っていた!。
減量のペースとしては緩やかだが、結構しっかりと食べ、糖質もふんだんに摂取した割には好ましい結果になったといえる。
ホッとした・・・。
クルーズ中は、ダイビング以外に運動らしい運動はしていない。
陸に上がってからは、朝夕の散歩程度だ。
それでも減った。
夕食が食べられない程、気疲れしていたことも何日かあったが、少なくとも7日に上陸してから昨日までの13日間で、5日間は夕食を摂っている。
逆に、朝昼は、必ず、例外なく、しっかりと食べている。
正直に書くと、アンテロープのそばのスーパーで、ビスケットとせんべいを買ってきて、間食もした(!)。
それでも体重は減っていた。
ダイビングが、それほどのカロリーを消費したのかどうかは分からない。
水中で、ビタッと静止できないために、いらぬ動きをしていたのかもしれない。
へたっぴダイビングも、悪いことばかりじゃないな・・・。
まあいい。
ヘレンクルーズの航海記は、まだ書き始めたばかりだが、続きを書くかどうかも分からない。
満天の星空と、ウミガメの産卵については書いておきたい気もする。
パラオの南西諸島の島々についても、調べておきたい。
しかし、溜まりに溜まった浮世の雑事に、今月中は悩まされることになるだろう。
中性浮力についても、もう少し、突っ込んで調べてみたい。
静止する感覚と振動との関係、人間のバランス感覚と制御系の関係、物理現象と感覚との関係・・・。
ダイビングにおけるホバリングという状態が、物理現象としての定常状態であることについては、以前にも調べた。
ゆく川の流れは絶えずして、しかも、元の水にあらず。
少なくとも、オープンサーキットにおいては、間違いなく定常状態だ。
しかし、リブリーザーのホバリングとなると、閉鎖系の中での話になって、そう単純ではない。
肺の膨張と収縮には、肺胞の柔軟性に伴うタイムラグが発生し、カウンターラング(および閉鎖回路全体)とのガスのやり取りの中で、多少の振動が生じることは分かっている。
その周期を、浮上・沈降のタイムラグの周期と逆位相にすれば、ロジカルに完全停止を行うことが出来る。
その範囲に、トータルの浮力をBCなり、呼吸回路のボリュームの微調整で追い込んでおけばいい。
理屈ではそうなる。
カウンターラングの配置と肺の配置がズレているので、トリムの変化も起こる。
鉛直方向に一致していれば、まあ、理屈の上では起こらない。
インスピレーションの場合は、カウンターラングが肩のあたりに来ているので、息を吐けば、肺よりも頭寄りに浮力の中心が移動する。
前進している時に、息を吐くと浮き、息を吸うと沈むという、オープンサーキットと真逆な現象が発生する理由の一つだ。
トリムの変化で、推進力が、上下方向のベクトルを発生させる。
が、まあ、それは僅かな変化で、意識的にトリムをコントロールすれば解消する。
ホバリングでは、全体のボリュームの変化の方が重要だ。
この辺りの整理を、少し纏めてみたい。
静止する感覚の問題は、ちょっと手に負えそうにはない。
生理的、心理的な問題のような気もする。
学習とか、認識とか、フィードバックとか、耳の奥の平衡感覚を司るセンサーの問題とか。
ひょっとすると、乗り物酔いなどとも関係するのかもしれない。
ヘレンクルーズでは、乗り物酔いに弱い浮沈子が、酔い止めの薬(アネロンニスキャップS)は予防的に飲んだ初日だけで、他の船客やスタッフが船酔いになっている時も、比較的平気だったりした。
慣れるものなんだろうか?。
つーか、揺れに適応するということの本質は何なんだろう?。
今回は、下船してからの陸酔いは殆どなかった。
まあ、最終日の朝からは、パラオの内海を、殆ど揺れることなく進んでいたということもある。
振動と静止の感覚との謎は、クルージングの経験との絡みの中で、意外にあっさり理解できそうな気もする。
が、しかし、頭で分かることと、実際にビタッとホバリングが決まることとは別の話だ。
頭で分からなくても、身体で実行できることが肝心で、そのためのトレーニングは欠かせない。
最後は、練習あるのみ・・・。
しかし、20日ぶりに見る体重のグラフもまた、振動を繰り返している。
プチリバウンドしては、焦って食事を減らし、運動量を増やす。
で、減り始めると、安心してぱくぱく食って、運動をサボる。
で、またまたプチリバする。
まあ、こっちの方は、暫くはホバリングしなくてもいいので、振動しつつも減少している限りは余り問題ではない。
体脂肪率の変化には、気を付けていなければならないけどな。
脂肪と同時に筋肉を失いながら減量するので、通常のダイエットは、むしろ隠れ肥満を生み出すことになりかねない。
ボディビルダーの世界では、計画的に体重を増減させながら、増大期に脂肪と同時に筋肉を形成するようにするそうだ。
減少期には、脂肪も筋肉も落ちる。
落ち方と増え方の差を使って、体脂肪率を減らしていく。
食事と筋トレ、場合によっては、お薬の助けも借りるという(ふつーの方には、お勧めできませんが)。
人間の身体は、同化と異化とを繰り返して、定常状態を維持している。
その中で、様々な振動が発生し、それを一定の範囲内に収める仕組みが働く。
地球上の生態系もまた、振動を繰り返している。
それに大きな影響を与える太陽活動にしても、多様な振動を行っている。
万物は振動する。
それを、振動してはならんというのは、自然の摂理に反するのだ。
振動を、ある範囲の中に収め、発散しないように制御する。
振幅を極小にし、周波数を十分長くすることが出来れば、それは、見かけ上、静止したことになる。
しかし、そのこと(外見上の静止)と、静止の感覚を得るということは、おそらく別のことだろう。
話が発散した(いつものことですが)。
今日からは、活動量計(ビボフィット初代)も、本来の機能(歩数計)を果たしてもらわなければならない。
映画の中では、16年という年月を経て、主人公達が巡り合うわけだが、浮沈子は、たった20日で日常に引き戻された。
かくも長き不在、という程のことはない。
さて、そろそろゴミ出しでもしようかな・・・。
とりとり(鳥鳥)など(2016年6月18日夕方記) ― 2016年06月20日 09:17
とりとり(鳥鳥)など(2016年6月18日夕方記)
親子丼を食べた。
税込み9ドル35セント(税別だと、8ドル50セント)。
まんま、日本の味がした。
スタッフは、みんなローカルっぽかったがな。
荷物の仕分けをして、置いていくものを3つにまとめる。
デイドリームで作業して、結局、ウエットは置いていくことにした。
メンテナンスするカウンターラングと、呼吸回路のホース類だけを持ち帰る。
ヘッドセットは、今回はメンテ対象外。
早ければ、8月末に再開できそうな感じだ。
お土産を買い、清算を済ませる。
ホテルの方も、帰ってきてから清算した。
今夜の夕食は、ホテルで頂くことに。
ドルが足りなくなりそうなので、仕方ない。
その分は、カード払いにできる。
ロックアイランド・アグレッサーが着岸している。
ああ、1週間が経ったんだと、実感する。
この席から、アンテロープの庭を眺めるのも、今日が最後だ。
支払いを済ませて、部屋での荷造りも終え、飯食って一寝入りして帰るだけ・・・。
繰り返される毎日が、ぷつんと途切れる。
逆かあ?。
ぶっつりと途切れていた日常に、ようやく復帰することになる。
胡蝶の夢・・・。
そういえば、今日のニュースで、プレステVRの予約が始まったそうだ。
それは、新しい世界への扉だ。
VRが開く、とてつもない可能性の始まり。
それに比べたら、リアルな世界の扉であるテクニカルダイビングなんて、どうってことないのかもしれない。
が、それは、実に、リアルである。
あったりまえか・・・。
浮沈子にとっては、未だ開かずの扉、重い重い、厳重に鍵が掛かった扉である。
そのカギを開ける手立てが分からないまま、必死で扉を叩いている。
叩いてみてどうなるものでもない。
しかし、叩かなければ、叩き続けなければ、鍵を開けることは出来ない。
叩いているうちに、鍵の開け方が分かる保証はない。
加藤先生に、ぶっちゃけ、中性浮力のコツってなんですか、と聞いてみた。
コツは、潜ることでしか分からないという。
それでも、中性浮力が取れている人は、フィンをじたばたしないという。
それって、ニワトリとタマゴの関係じゃないかと思うんだがな。
フィンをじたばたしなくてもいいくらい、中性浮力が取れているということに過ぎないんじゃないのか。
結果と原因が逆転してる。
それでも、確かに浮沈子はフィンが動く。
力を抜けば、足は下がり、身体は傾き、下手をすれば、CCRの場合、裏返しになる。
それでバランスを取れ、というのは無理だ。
水深3mではそうなる。
永遠に続く地獄だ。
そこから脱出するために考えたのが、サイドマウントCCRだったはずで、そのコンフィギュレーションではバランスした。
負の浮力を持つユニットを、右サイドに着け、左にはカウンターウエイトになる40キュービックフィートのディリュエントタンクを持ってきた。
もちろん、タンクが空に近くなれば、バランスは崩れる。
何か工夫が必要になるが、そこに至る前に、中断した。
そして、テクニカルレベルのトレーニングを再開したが、躓いている。
何時かは、サイドマウントCCR。
まあいい。
カヨさん情報によれば、隣の空き地には、ひょっとしたら新しいホテルが建つかもしれないという。
およよっ!、アンテロープの危機か?。
まあ、どうでもいいんですが。
パワーショベルの音が響く中、今日も1日が暮れていく。
名残り惜しいような、次来る時には、別の風景が広がっているような、妙な気分だ。
猫が、餌をねだっているようだが、リサは苦手のようだな。
カヨさんが、シュノーケルツアーの道具を片付けている。
働き者だ。
他のツアーに行ったお客さんも、ぼちぼちと戻ってきている。
今夜遅くというか、明日の早朝便で帰る方もいるんだろう。
猫のおねだりは続いているが、浮沈子の晩飯には、まだ1時間以上ある。
いったん、部屋に引き払って、シャワーでも浴びて、さっぱりしようかな・・・。
親子丼を食べた。
税込み9ドル35セント(税別だと、8ドル50セント)。
まんま、日本の味がした。
スタッフは、みんなローカルっぽかったがな。
荷物の仕分けをして、置いていくものを3つにまとめる。
デイドリームで作業して、結局、ウエットは置いていくことにした。
メンテナンスするカウンターラングと、呼吸回路のホース類だけを持ち帰る。
ヘッドセットは、今回はメンテ対象外。
早ければ、8月末に再開できそうな感じだ。
お土産を買い、清算を済ませる。
ホテルの方も、帰ってきてから清算した。
今夜の夕食は、ホテルで頂くことに。
ドルが足りなくなりそうなので、仕方ない。
その分は、カード払いにできる。
ロックアイランド・アグレッサーが着岸している。
ああ、1週間が経ったんだと、実感する。
この席から、アンテロープの庭を眺めるのも、今日が最後だ。
支払いを済ませて、部屋での荷造りも終え、飯食って一寝入りして帰るだけ・・・。
繰り返される毎日が、ぷつんと途切れる。
逆かあ?。
ぶっつりと途切れていた日常に、ようやく復帰することになる。
胡蝶の夢・・・。
そういえば、今日のニュースで、プレステVRの予約が始まったそうだ。
それは、新しい世界への扉だ。
VRが開く、とてつもない可能性の始まり。
それに比べたら、リアルな世界の扉であるテクニカルダイビングなんて、どうってことないのかもしれない。
が、それは、実に、リアルである。
あったりまえか・・・。
浮沈子にとっては、未だ開かずの扉、重い重い、厳重に鍵が掛かった扉である。
そのカギを開ける手立てが分からないまま、必死で扉を叩いている。
叩いてみてどうなるものでもない。
しかし、叩かなければ、叩き続けなければ、鍵を開けることは出来ない。
叩いているうちに、鍵の開け方が分かる保証はない。
加藤先生に、ぶっちゃけ、中性浮力のコツってなんですか、と聞いてみた。
コツは、潜ることでしか分からないという。
それでも、中性浮力が取れている人は、フィンをじたばたしないという。
それって、ニワトリとタマゴの関係じゃないかと思うんだがな。
フィンをじたばたしなくてもいいくらい、中性浮力が取れているということに過ぎないんじゃないのか。
結果と原因が逆転してる。
それでも、確かに浮沈子はフィンが動く。
力を抜けば、足は下がり、身体は傾き、下手をすれば、CCRの場合、裏返しになる。
それでバランスを取れ、というのは無理だ。
水深3mではそうなる。
永遠に続く地獄だ。
そこから脱出するために考えたのが、サイドマウントCCRだったはずで、そのコンフィギュレーションではバランスした。
負の浮力を持つユニットを、右サイドに着け、左にはカウンターウエイトになる40キュービックフィートのディリュエントタンクを持ってきた。
もちろん、タンクが空に近くなれば、バランスは崩れる。
何か工夫が必要になるが、そこに至る前に、中断した。
そして、テクニカルレベルのトレーニングを再開したが、躓いている。
何時かは、サイドマウントCCR。
まあいい。
カヨさん情報によれば、隣の空き地には、ひょっとしたら新しいホテルが建つかもしれないという。
およよっ!、アンテロープの危機か?。
まあ、どうでもいいんですが。
パワーショベルの音が響く中、今日も1日が暮れていく。
名残り惜しいような、次来る時には、別の風景が広がっているような、妙な気分だ。
猫が、餌をねだっているようだが、リサは苦手のようだな。
カヨさんが、シュノーケルツアーの道具を片付けている。
働き者だ。
他のツアーに行ったお客さんも、ぼちぼちと戻ってきている。
今夜遅くというか、明日の早朝便で帰る方もいるんだろう。
猫のおねだりは続いているが、浮沈子の晩飯には、まだ1時間以上ある。
いったん、部屋に引き払って、シャワーでも浴びて、さっぱりしようかな・・・。
アンテロープの夕食(2016年6月18日夜記) ― 2016年06月20日 09:18
アンテロープの夕食(2016年6月18日夜記)
前回泊まった時も、1度だけ夕食を取った。
んでもって、前回もハンバーグだったような気が・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
灯りに集まる虫たちとの戦いの中での夕食。
南の島での、涼しい夜、おまけに、今夜は月夜だ。
風もなく、水面に船の灯りが映っている(ロックアイランド・アグレッサー)。
穏やかな、静かな夜・・・。
ちょっと、妖艶な感じもするんだが、例によって、サマーハウスにいるのは、今は浮沈子だけ・・・。
と、料理が運ばれてきて、完食するまで、わずか10分・・・。
うっすいハンバーグが2枚。
1枚には、薄切りにしたチーズ、もう1枚にはベーコンが2切れずつ乗っている。
ふわっと軽い食感で、ふつーに美味しい。
小さい陶器の器に入ったみそ汁の味も、ややしょっぱいとはいえ、日本の味だ。
ポテトサラダが付いて、15ドル・・・。
タッケー!。
どう考えても、500円以下の代物だが、日本を遠く数千キロ離れた地で、この味を楽しむ対価と考えれば妥当なのかもしれない。
今回は、手持ちのドルが不足していたので、やむを得ない措置として注文した。
他のお客さんもほどなく降りてきて、同じメニューを食べていたな。
偶然なのか、それしか出来ないとかいったのかは知らない。
食後で体温が上がり、汗が噴き出してくるが、そよとの風も吹かない。
夜の外出は、余りお勧めではないが、散歩でもして腹ごなしをしたい感じだ。
が、たぶん、このまま部屋に戻って、ベッドで仮眠を取りながら、出発時刻になってしまうんだろう。
ローカルも、今日は早めに引き上げて、カウンター担当のスタッフだけが動いている。
月は、既に高く上がって、軒先に隠れて見えない。
やはり、近所をぐるりと散歩してくるに限るな。
食事は、なんやかんやいっても、美味しかったし、ややホームシックにもなった。
3週間も部屋を空けていて、郵便物も溜まりに溜まっているだろう。
帰国次第、片づけなければならない雑事も多い。
ローカルのスタッフが戻ってきて、ちょっと賑やかになるが、直ぐに元の静けさに還る。
そうか、土曜の夜なんだ・・・。
観光地のくせに、コロールの街並みは、日曜日になると休みの店が多い。
前回は、たまたま、その日曜日に歩き回ったので、お土産屋さんは閉まっていたりした。
今日は、暑くて、歩き回る気にもなれなかった。
もう一人、お客さんが下りてきて、食堂は4人が座っている。
すごい大盛況だな・・・。
みんな、今夜の飛行機で帰国するんだろう。
そして、翌日からは、日常に帰っていくのだ。
もちろん、この島も、日常に還る。
今夜到着するお客さんを受け入れ、ダイビングサービスは、忙しくなる。
ローカルの夕食が始まったようだ。
そろそろ引き上げて、散歩にでも行こう。
ぐるっと一回りして来れば、寝付きもいいだろうしな・・・。
前回泊まった時も、1度だけ夕食を取った。
んでもって、前回もハンバーグだったような気が・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
灯りに集まる虫たちとの戦いの中での夕食。
南の島での、涼しい夜、おまけに、今夜は月夜だ。
風もなく、水面に船の灯りが映っている(ロックアイランド・アグレッサー)。
穏やかな、静かな夜・・・。
ちょっと、妖艶な感じもするんだが、例によって、サマーハウスにいるのは、今は浮沈子だけ・・・。
と、料理が運ばれてきて、完食するまで、わずか10分・・・。
うっすいハンバーグが2枚。
1枚には、薄切りにしたチーズ、もう1枚にはベーコンが2切れずつ乗っている。
ふわっと軽い食感で、ふつーに美味しい。
小さい陶器の器に入ったみそ汁の味も、ややしょっぱいとはいえ、日本の味だ。
ポテトサラダが付いて、15ドル・・・。
タッケー!。
どう考えても、500円以下の代物だが、日本を遠く数千キロ離れた地で、この味を楽しむ対価と考えれば妥当なのかもしれない。
今回は、手持ちのドルが不足していたので、やむを得ない措置として注文した。
他のお客さんもほどなく降りてきて、同じメニューを食べていたな。
偶然なのか、それしか出来ないとかいったのかは知らない。
食後で体温が上がり、汗が噴き出してくるが、そよとの風も吹かない。
夜の外出は、余りお勧めではないが、散歩でもして腹ごなしをしたい感じだ。
が、たぶん、このまま部屋に戻って、ベッドで仮眠を取りながら、出発時刻になってしまうんだろう。
ローカルも、今日は早めに引き上げて、カウンター担当のスタッフだけが動いている。
月は、既に高く上がって、軒先に隠れて見えない。
やはり、近所をぐるりと散歩してくるに限るな。
食事は、なんやかんやいっても、美味しかったし、ややホームシックにもなった。
3週間も部屋を空けていて、郵便物も溜まりに溜まっているだろう。
帰国次第、片づけなければならない雑事も多い。
ローカルのスタッフが戻ってきて、ちょっと賑やかになるが、直ぐに元の静けさに還る。
そうか、土曜の夜なんだ・・・。
観光地のくせに、コロールの街並みは、日曜日になると休みの店が多い。
前回は、たまたま、その日曜日に歩き回ったので、お土産屋さんは閉まっていたりした。
今日は、暑くて、歩き回る気にもなれなかった。
もう一人、お客さんが下りてきて、食堂は4人が座っている。
すごい大盛況だな・・・。
みんな、今夜の飛行機で帰国するんだろう。
そして、翌日からは、日常に帰っていくのだ。
もちろん、この島も、日常に還る。
今夜到着するお客さんを受け入れ、ダイビングサービスは、忙しくなる。
ローカルの夕食が始まったようだ。
そろそろ引き上げて、散歩にでも行こう。
ぐるっと一回りして来れば、寝付きもいいだろうしな・・・。
機上の空論(2016年6月19日早朝記) ― 2016年06月20日 09:19
機上の空論(2016年6月19日早朝記)
離陸は定刻1分過ぎの朝4時46分。
気流は安定していて、揺れは殆どない。
朝6時。
一時的にWi-Fiが繋がらなくなったが、今復旧した。
スターウォーズ(フォースの覚醒)を観ていた。
順調な飛行で、おそらく9時前にランディングするだろう。
この20日間、あっという間だったな。
楽しいことは、いつでも早く過ぎ去る。
今回は、結構厳しかったが、それでも楽しい事には違いない。
帰国後の課題も見えたし、ちょっとトレーニングについては、考えていることもある。
自主練習だけでは、効果的に中性浮力を身に着けることは出来ないかもしれない。
ここは、やはり、人様の力を借りるに限るというものだ。
さて、どうしたものか。
大井町で練習するということなら、スキューバプロショップで教えてもらうこともできる。
忙しい時期になるので、毎回というわけにはいかないだろうが、ちゃんと指導を受けておいたほうがいい。
まあ、本来は教える立場なんだが、出来ないものは出来ないのだ。
初心に帰って、やり直すつもりで、謙虚に学びなおそう。
インスピのCCRも、そのつもりで再開した。
まんま、初心に帰らなくてはならなくなったわけだがな。
まあいい。
この先潜り続ける上で、今、多少回り道だとしても、長い目で見ればその方が効率的に違いない。
急がば回れ・・・。
昔の人は、よく言ったもんだな。
いや、360度その場回転(通称ヘリコプター)のことじゃない(あれは、ゆっくりやるもんだし・・・)。
さまざまな、シーンが蘇ってくる。
ヘレンでのウミガメの産卵、高速ドリフト、トビへの上陸、ヤシの実のジュースと果肉の味、満天の星空、4本差しで苦労したテックサイドマウント、そして減圧シミュレーションを繰り返したCCR講習、半分パニクったシャンデリアケーブ、昨年12月のリベンジを果たした隆興丸・・・。
2リッターのタンクも初めて着けたし、SMS100も初めて。
もちろん、3mmのシーガル(ウエットスーツ)も。
いい経験を積んだ。
そして、必死だったが、楽しかった。
機は順調に飛行を続けている。
フライトマップを見ると、パラオが神戸の真南にあることが分かる。
時差はない。
もうすぐ、半分の行程になる。
そろそろ、映画の続きを観ようかな。
後半も、揺れないでもらいたいもんだな・・・。
離陸は定刻1分過ぎの朝4時46分。
気流は安定していて、揺れは殆どない。
朝6時。
一時的にWi-Fiが繋がらなくなったが、今復旧した。
スターウォーズ(フォースの覚醒)を観ていた。
順調な飛行で、おそらく9時前にランディングするだろう。
この20日間、あっという間だったな。
楽しいことは、いつでも早く過ぎ去る。
今回は、結構厳しかったが、それでも楽しい事には違いない。
帰国後の課題も見えたし、ちょっとトレーニングについては、考えていることもある。
自主練習だけでは、効果的に中性浮力を身に着けることは出来ないかもしれない。
ここは、やはり、人様の力を借りるに限るというものだ。
さて、どうしたものか。
大井町で練習するということなら、スキューバプロショップで教えてもらうこともできる。
忙しい時期になるので、毎回というわけにはいかないだろうが、ちゃんと指導を受けておいたほうがいい。
まあ、本来は教える立場なんだが、出来ないものは出来ないのだ。
初心に帰って、やり直すつもりで、謙虚に学びなおそう。
インスピのCCRも、そのつもりで再開した。
まんま、初心に帰らなくてはならなくなったわけだがな。
まあいい。
この先潜り続ける上で、今、多少回り道だとしても、長い目で見ればその方が効率的に違いない。
急がば回れ・・・。
昔の人は、よく言ったもんだな。
いや、360度その場回転(通称ヘリコプター)のことじゃない(あれは、ゆっくりやるもんだし・・・)。
さまざまな、シーンが蘇ってくる。
ヘレンでのウミガメの産卵、高速ドリフト、トビへの上陸、ヤシの実のジュースと果肉の味、満天の星空、4本差しで苦労したテックサイドマウント、そして減圧シミュレーションを繰り返したCCR講習、半分パニクったシャンデリアケーブ、昨年12月のリベンジを果たした隆興丸・・・。
2リッターのタンクも初めて着けたし、SMS100も初めて。
もちろん、3mmのシーガル(ウエットスーツ)も。
いい経験を積んだ。
そして、必死だったが、楽しかった。
機は順調に飛行を続けている。
フライトマップを見ると、パラオが神戸の真南にあることが分かる。
時差はない。
もうすぐ、半分の行程になる。
そろそろ、映画の続きを観ようかな。
後半も、揺れないでもらいたいもんだな・・・。
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