渡航禁止は無意味なのか ― 2020年02月09日 01:45
渡航禁止は無意味なのか
ワイアードが、ワケワカな記事を載せている。
(渡航禁止と隔離では、もはや新型コロナウイルスの勢いは止められない)
https://wired.jp/2020/02/07/travel-bans-and-quarantines-wont-stop-coronavirus/
「米国では新型コロナウイルスの感染防止策として、中国からの帰国者の隔離に加えて、過去2週間以内に中国を訪れたことがある外国人の入国を禁じる措置を2月1日から始めた。」
記事では、この措置は的外れで、最早手遅れだとしている。
的外れというのは、効果が期待できない割に被害が大きいからだという。
「2月1日以降、中国の湖北省(集団感染の中心地とみられている)を訪れたことのある米国の国民には、米国への帰国時に14日間の自己隔離措置が義務づけられる。」
「過去2週間以内に中国を訪れたことがある外国人は、米国への入国を禁じられる。」
もちろん、記事では触れられていないが、周知のように、米国から中国への一般の渡航は禁じられている。
「他国の国民に対する渡航禁止令は、非生産的かつ非人道的で、国際法に反しています。ホットゾーン(感染拡大の中心地)以外の中国本土を訪れた人物がウイルスに晒される可能性を示す根拠は少ないですし、これよりずっと制約の少ない手段も使うことができます」
ただし、中国国内での感染状況を考えると、ホットスポットを複数設定するというのは困難だろう。
チベット(感染者1人)ならいいとか、そういう基準を設けるのはどちらにしても恣意的になる。
お隣の青海省(感染者18人)はどうなのか。
それもいいかも知れないが、我が国を始め、それより感染者が多い国はどうするのか。
一律、感染者数だけで決めるのは、一見合理的に見えるがそうでないことは明らかだ。
保健医療体制と感染者数との相対的な問題を見過ごすわけにはいかない。
浮沈子は、米国がいち早く、中国に対する全面的な渡航禁止に踏み切ったのは一つの方策だと思っている。
まずは、最も厳しい枠をはめる。
記事にあるように、それは感染の広がりを遅らせる効果がある。
既に米国には、感染者が入り込んでいたからな。
手遅れというのは当たっている。
それでも、更なる感染者を呼び込み、対応を困難にするよりは、まず、水道の栓を閉めることが先決だ。
たまった水を汲みだすのは、それからでいい。
米国は、その点では中途半端だ。
中国からの帰国者のうち、湖北省を訪れたことがある米国人に自宅待機を求めているだけだ。
自宅かあ・・・。
濃厚接触の温床だな。
本人は自宅待機だろうが、濃厚接触した家族は自家用車に乗って、スーパーに買い物に行き、ウイルスをまき散らして帰ってくるわけだからな。
意味ねー。
呼吸器感染症の拡散が速いというなら、武漢以外の100以上の都市は既に汚染されていて、患者の増加が続いている状況をどう評価するのか(増加数は落ちてますが)。
中国全土からの帰国者を、強制隔離しなければ効果は限定的だ。
2009年の新型インフルエンザの際の隔離で、パンデミックが拡大したという記述があるが、とんでもない解釈だな。
治療が出来ないと目される疾病で隔離された人々は、基本的に切り捨てられる(そんなあ!)。
飛行機に缶詰めにしたのはまずいが、それは本来の隔離とは異なる。
横浜のクルーズ船(今は、外洋に出て水くみしてますが)では、個室の外に出さないことで、船内感染を極力封じている。
もちろん理想的には、どこかのホテルでも丸ごと借り切って(三日月とか?)、3700人を収容するのが正しい。
もちろん、ルームサービス付きでな。
まあ、せっかくクルーズ船があるんだから、それを使った方が何かと便利だ。
機内に缶詰めすれば、そりゃあ機内感染するに決まってる(個室じゃないし)。
メキシコとの間の渡航禁止令については、60パーセント近くが行き来していたわけだからな。
全然渡航禁止になっていない。
英国での調査の例があるが、禁止措置(ここでは渡航制限とある)が遅れる程効果がないということなら、世界に先駆けて渡航禁止にした今回の米国の対応は正解だったということになるのではないか(3パーセントであっても、数週間であっても、こういう事態では稼いだ時間は貴重な資源だ)。
2014年の西アフリカ地域のエボラ出血熱については、浮沈子はずーっとトレースしていたけど、セネガルとかの対応を見ると、国境封鎖を徒歩で突破した学生以外の感染例が印象に残る程度だ(セネガルは、感染の拡大を見事に封じたし)。
主要感染国であった3か国(ギニア、シエラレオネ、リベリア)については、感染初期に、そもそも内陸部で国境が機能していたかどうかというところから議論しなければ無意味だからな。
参考にはならないと思っている。
いろいろ突っ込みどころが多い記事だが、正鵠を射ている記述もある。
「こうした禁止令は、ほかの面からも国際的な保健事情をめちゃくちゃにしてしまうリスクがある。」
「進んで発症例を報告しようとしている国々に、(禁止令によって)不当なペナルティを与えているのです。しかも経済的、政治的にです。米国以外の国々にとって、コロナウイルスを探すことや、他国に対してそれを発表することがいちばんの利益にならないかもしれない──そんなメッセージを禁止令は送っているも同然です」
我が国でも、湖北省と何らかのつながりがなければ、たとえ新型コロナに該当する症状が出ていたとしても、名目上検査を行うことはできない。
国がそれを禁じているのは、湖北省とつながりのない感染者の発生は、国内での蔓延を意味するからだ。
「WHOはデータの共有を義務づけている。だが、保健分野の研究者たちがより多くのデータを求めているまさにこの瞬間、その情報をもっている人々は情報を公開しないこと、あるいはそもそも情報を収集しないことを奨励されていると言っていい。」
浮沈子は、その通りだと考えている。
インドネシアが感染例を公表していないのも、そういったことが背景にあるに違いないのだ(感染例があるかどうかは未確認)。
ワイアードが懸念するように、封鎖都市政策や国境封鎖は、人権上も経済的にも相当の打撃を与える。
しかし、既に1万2千人の死者を出しているインフルエンザに加え、新型コロナの蔓延を米国が受け入れられるかどうかはビミョーだ。
両者の重症者ターゲットは、ある程度共通している。
免疫が弱っている人、老人、基礎疾患がある人など。
しかも、症状は似通っていて、臨床的に区別することは困難だろう。
CDCの懸念と、過剰とも思える防疫策は、浮沈子から見れば手ぬるいほどだ。
しかし、まず、最大の防御を掛け、状況に応じて緩めていく方策は正しい。
少し遠慮しているくらいだ。
我が国は、形式的には中国全土に渡航制限は掛けていないが、実質的に退避勧告を出しているからな。
実態は米国よりも進んでいる。
「地方自治体の各機関では、この対応がどう進められるのかよくわかっていないようだ。」
そう、準備が整っているとは言えないことも確かだが、それは流行の発生を遅らせるための渡航禁止政策などと表裏一体ということになる。
国内の態勢を整える時間を稼ぐことが、水際対策の最大の目的だ。
我が国も、来週辺り、緊急対策が発表される。
のらりくらりとかわしてきた態度から、一転、攻勢に転じる時だ。
ウエステルダムの寄港禁止とか、後々の非難を受けるだろう措置についても、他に選択肢はない。
限られた資源を投入して、このクリティカルな期間を凌がなければならないからな。
我が国の対策は、米国とは異なるアプローチをとっている。
ドラスティックな独自の選択よりも、国際協力や関係国との協調を重視した二番煎じの方策を取る。
国力の違いというか、何というか。
一事が万事だが、それは仕方ない。
昔は、米国がクシャミをすれば日本が風邪をひくといわれたが、今では中国が米国に取って代わっているからな。
もちろん、米国がクシャミをすれば大変なことになる。
日本は、寝込んでしまうに違いない。
ワイアードには申し訳ないが、米国の安定は、我が国にとって核心的利益につながるからな。
米国の地方政府の財布が痛もうが、米国民の人権が多少制限されようが、大混乱になって、世界が崩壊するよりはマシだ。
感染症の対策は、どんな対策を取ろうとも、何らかの痛みを伴う。
ワクチンも特効薬もなく、強力な感染力を持つ人類が初めて遭遇する感染症に対して、多少手荒な対応が取られたとしても、それはやむを得ない。
「その人たちが滞在できる場所を探さなければなりません。いったい誰が14日もの間、その人たちを食べさせ、必要なものを与えるのでしょうか。しかも毎日、人々の体調を調べるのですから」
米国の総力を挙げて、それに取り組まなければならない。
ダイアモンドプリンセスの米国人旅客について、米軍基地経由で本国送還(?)する話も出たらしいが、厚労相の発言では、米国が現状の我が国の対応を支持したらしい。
400人くらい引き取ってくれれば、少しは楽になるんだがな。
お互いさまというところか。
「この疾患はすでに防護柵を飛び越えてしまっているのだ。」
もちろんそれは想定の範囲内だ。
防護策の外側で、何を、どう対応するかというステージに移りつつある。
浮沈子の当初の見込みにも拘らず、感染者は当面一桁(万単位:報告ベースですが)で推移しそうだ。
中国国内での移動制限が、功を奏している(たぶん)。
渡航禁止措置や退避勧告は、中国国外における封鎖措置だ。
感染地域に対する支援でもある。
災害の際に、災害地域から離れた資源が潤沢にある地域に被災者を撤収させるのは基本中の基本だ。
周辺に一時退去させたら、さらにその外側へと退去させるのが正しい。
武漢からの最後の帰国便に、家族などの関係者として、数十人の中国人を同乗させた判断は正しい。
そう、これは、未曽有の災害だ。
ロシアも数千キロに渡る中国との国境を封鎖した。
それに対して、中国外務省が文句を言ったという報道は目にしていない(言いたいだろうけどな:言ったかもな・・・)。
粘りに粘っているインドネシアが、いつ告るかが問題だな。
いきなり、100人とか、発表したりしてな(なにしろ、5000人足止めしているらしいからな)。
ハッキリさせておこう。
感染症に、ちょうどいい対策などというものはない。
小出し小出しにして失敗するか、副作用を伴う過剰な対策を取って終息に持ち込むか。
当事者は、いずれにしても褒められることはない。
損な役回りだが、それに徹するしかないのだ・・・。
ワイアードが、ワケワカな記事を載せている。
(渡航禁止と隔離では、もはや新型コロナウイルスの勢いは止められない)
https://wired.jp/2020/02/07/travel-bans-and-quarantines-wont-stop-coronavirus/
「米国では新型コロナウイルスの感染防止策として、中国からの帰国者の隔離に加えて、過去2週間以内に中国を訪れたことがある外国人の入国を禁じる措置を2月1日から始めた。」
記事では、この措置は的外れで、最早手遅れだとしている。
的外れというのは、効果が期待できない割に被害が大きいからだという。
「2月1日以降、中国の湖北省(集団感染の中心地とみられている)を訪れたことのある米国の国民には、米国への帰国時に14日間の自己隔離措置が義務づけられる。」
「過去2週間以内に中国を訪れたことがある外国人は、米国への入国を禁じられる。」
もちろん、記事では触れられていないが、周知のように、米国から中国への一般の渡航は禁じられている。
「他国の国民に対する渡航禁止令は、非生産的かつ非人道的で、国際法に反しています。ホットゾーン(感染拡大の中心地)以外の中国本土を訪れた人物がウイルスに晒される可能性を示す根拠は少ないですし、これよりずっと制約の少ない手段も使うことができます」
ただし、中国国内での感染状況を考えると、ホットスポットを複数設定するというのは困難だろう。
チベット(感染者1人)ならいいとか、そういう基準を設けるのはどちらにしても恣意的になる。
お隣の青海省(感染者18人)はどうなのか。
それもいいかも知れないが、我が国を始め、それより感染者が多い国はどうするのか。
一律、感染者数だけで決めるのは、一見合理的に見えるがそうでないことは明らかだ。
保健医療体制と感染者数との相対的な問題を見過ごすわけにはいかない。
浮沈子は、米国がいち早く、中国に対する全面的な渡航禁止に踏み切ったのは一つの方策だと思っている。
まずは、最も厳しい枠をはめる。
記事にあるように、それは感染の広がりを遅らせる効果がある。
既に米国には、感染者が入り込んでいたからな。
手遅れというのは当たっている。
それでも、更なる感染者を呼び込み、対応を困難にするよりは、まず、水道の栓を閉めることが先決だ。
たまった水を汲みだすのは、それからでいい。
米国は、その点では中途半端だ。
中国からの帰国者のうち、湖北省を訪れたことがある米国人に自宅待機を求めているだけだ。
自宅かあ・・・。
濃厚接触の温床だな。
本人は自宅待機だろうが、濃厚接触した家族は自家用車に乗って、スーパーに買い物に行き、ウイルスをまき散らして帰ってくるわけだからな。
意味ねー。
呼吸器感染症の拡散が速いというなら、武漢以外の100以上の都市は既に汚染されていて、患者の増加が続いている状況をどう評価するのか(増加数は落ちてますが)。
中国全土からの帰国者を、強制隔離しなければ効果は限定的だ。
2009年の新型インフルエンザの際の隔離で、パンデミックが拡大したという記述があるが、とんでもない解釈だな。
治療が出来ないと目される疾病で隔離された人々は、基本的に切り捨てられる(そんなあ!)。
飛行機に缶詰めにしたのはまずいが、それは本来の隔離とは異なる。
横浜のクルーズ船(今は、外洋に出て水くみしてますが)では、個室の外に出さないことで、船内感染を極力封じている。
もちろん理想的には、どこかのホテルでも丸ごと借り切って(三日月とか?)、3700人を収容するのが正しい。
もちろん、ルームサービス付きでな。
まあ、せっかくクルーズ船があるんだから、それを使った方が何かと便利だ。
機内に缶詰めすれば、そりゃあ機内感染するに決まってる(個室じゃないし)。
メキシコとの間の渡航禁止令については、60パーセント近くが行き来していたわけだからな。
全然渡航禁止になっていない。
英国での調査の例があるが、禁止措置(ここでは渡航制限とある)が遅れる程効果がないということなら、世界に先駆けて渡航禁止にした今回の米国の対応は正解だったということになるのではないか(3パーセントであっても、数週間であっても、こういう事態では稼いだ時間は貴重な資源だ)。
2014年の西アフリカ地域のエボラ出血熱については、浮沈子はずーっとトレースしていたけど、セネガルとかの対応を見ると、国境封鎖を徒歩で突破した学生以外の感染例が印象に残る程度だ(セネガルは、感染の拡大を見事に封じたし)。
主要感染国であった3か国(ギニア、シエラレオネ、リベリア)については、感染初期に、そもそも内陸部で国境が機能していたかどうかというところから議論しなければ無意味だからな。
参考にはならないと思っている。
いろいろ突っ込みどころが多い記事だが、正鵠を射ている記述もある。
「こうした禁止令は、ほかの面からも国際的な保健事情をめちゃくちゃにしてしまうリスクがある。」
「進んで発症例を報告しようとしている国々に、(禁止令によって)不当なペナルティを与えているのです。しかも経済的、政治的にです。米国以外の国々にとって、コロナウイルスを探すことや、他国に対してそれを発表することがいちばんの利益にならないかもしれない──そんなメッセージを禁止令は送っているも同然です」
我が国でも、湖北省と何らかのつながりがなければ、たとえ新型コロナに該当する症状が出ていたとしても、名目上検査を行うことはできない。
国がそれを禁じているのは、湖北省とつながりのない感染者の発生は、国内での蔓延を意味するからだ。
「WHOはデータの共有を義務づけている。だが、保健分野の研究者たちがより多くのデータを求めているまさにこの瞬間、その情報をもっている人々は情報を公開しないこと、あるいはそもそも情報を収集しないことを奨励されていると言っていい。」
浮沈子は、その通りだと考えている。
インドネシアが感染例を公表していないのも、そういったことが背景にあるに違いないのだ(感染例があるかどうかは未確認)。
ワイアードが懸念するように、封鎖都市政策や国境封鎖は、人権上も経済的にも相当の打撃を与える。
しかし、既に1万2千人の死者を出しているインフルエンザに加え、新型コロナの蔓延を米国が受け入れられるかどうかはビミョーだ。
両者の重症者ターゲットは、ある程度共通している。
免疫が弱っている人、老人、基礎疾患がある人など。
しかも、症状は似通っていて、臨床的に区別することは困難だろう。
CDCの懸念と、過剰とも思える防疫策は、浮沈子から見れば手ぬるいほどだ。
しかし、まず、最大の防御を掛け、状況に応じて緩めていく方策は正しい。
少し遠慮しているくらいだ。
我が国は、形式的には中国全土に渡航制限は掛けていないが、実質的に退避勧告を出しているからな。
実態は米国よりも進んでいる。
「地方自治体の各機関では、この対応がどう進められるのかよくわかっていないようだ。」
そう、準備が整っているとは言えないことも確かだが、それは流行の発生を遅らせるための渡航禁止政策などと表裏一体ということになる。
国内の態勢を整える時間を稼ぐことが、水際対策の最大の目的だ。
我が国も、来週辺り、緊急対策が発表される。
のらりくらりとかわしてきた態度から、一転、攻勢に転じる時だ。
ウエステルダムの寄港禁止とか、後々の非難を受けるだろう措置についても、他に選択肢はない。
限られた資源を投入して、このクリティカルな期間を凌がなければならないからな。
我が国の対策は、米国とは異なるアプローチをとっている。
ドラスティックな独自の選択よりも、国際協力や関係国との協調を重視した二番煎じの方策を取る。
国力の違いというか、何というか。
一事が万事だが、それは仕方ない。
昔は、米国がクシャミをすれば日本が風邪をひくといわれたが、今では中国が米国に取って代わっているからな。
もちろん、米国がクシャミをすれば大変なことになる。
日本は、寝込んでしまうに違いない。
ワイアードには申し訳ないが、米国の安定は、我が国にとって核心的利益につながるからな。
米国の地方政府の財布が痛もうが、米国民の人権が多少制限されようが、大混乱になって、世界が崩壊するよりはマシだ。
感染症の対策は、どんな対策を取ろうとも、何らかの痛みを伴う。
ワクチンも特効薬もなく、強力な感染力を持つ人類が初めて遭遇する感染症に対して、多少手荒な対応が取られたとしても、それはやむを得ない。
「その人たちが滞在できる場所を探さなければなりません。いったい誰が14日もの間、その人たちを食べさせ、必要なものを与えるのでしょうか。しかも毎日、人々の体調を調べるのですから」
米国の総力を挙げて、それに取り組まなければならない。
ダイアモンドプリンセスの米国人旅客について、米軍基地経由で本国送還(?)する話も出たらしいが、厚労相の発言では、米国が現状の我が国の対応を支持したらしい。
400人くらい引き取ってくれれば、少しは楽になるんだがな。
お互いさまというところか。
「この疾患はすでに防護柵を飛び越えてしまっているのだ。」
もちろんそれは想定の範囲内だ。
防護策の外側で、何を、どう対応するかというステージに移りつつある。
浮沈子の当初の見込みにも拘らず、感染者は当面一桁(万単位:報告ベースですが)で推移しそうだ。
中国国内での移動制限が、功を奏している(たぶん)。
渡航禁止措置や退避勧告は、中国国外における封鎖措置だ。
感染地域に対する支援でもある。
災害の際に、災害地域から離れた資源が潤沢にある地域に被災者を撤収させるのは基本中の基本だ。
周辺に一時退去させたら、さらにその外側へと退去させるのが正しい。
武漢からの最後の帰国便に、家族などの関係者として、数十人の中国人を同乗させた判断は正しい。
そう、これは、未曽有の災害だ。
ロシアも数千キロに渡る中国との国境を封鎖した。
それに対して、中国外務省が文句を言ったという報道は目にしていない(言いたいだろうけどな:言ったかもな・・・)。
粘りに粘っているインドネシアが、いつ告るかが問題だな。
いきなり、100人とか、発表したりしてな(なにしろ、5000人足止めしているらしいからな)。
ハッキリさせておこう。
感染症に、ちょうどいい対策などというものはない。
小出し小出しにして失敗するか、副作用を伴う過剰な対策を取って終息に持ち込むか。
当事者は、いずれにしても褒められることはない。
損な役回りだが、それに徹するしかないのだ・・・。
AEDを巡る新たな試み ― 2020年02月09日 13:46
AEDを巡る新たな試み
PADIのインストラクターを育成する過程では、EFRI(エマージェンシーファーストレスポンスインストラクター)の資格取得が必須となっている。
(エマージェンシー・ファースト・レスポンス・インストラクター)
https://www.padi.co.jp/scuba-diving/padi-courses/course-catalog/emergency-first-response-(EFR)-instructor/
「コース内容:
・ナレッジリビュー、カリキュラム・プレゼンテーションの出席
・エマージェンシー・ファースト・レスポンス一次ケア(CPR)、二次ケア(ファースト・エイド)、またはCPR & AEDコースのスキルを、少なくとも2種類教える
・「子供のためのケア」コースのスキルを少なくとも1種類教える
・プレゼンテーション中に、候補生は問題点や非効果的なテクニックを指摘し、肯定的な指導方法から少なくとも2種類の方法を使って、問題点や非効果的なテクニックを適切に正す指導をする
・エマージェンシー・ファースト・レスポンス「一次二次ケア」コースのスキル全15種類(必修とオプション)について、模範的なテクニックをデモンストレーションする
・「子供のためのケア」スキルでテクニックをデモンストレーションする
・インストラクター・エグザムの合格」
巨大なバインダーに綴じられた大量の文書を読み、何十問もの設問と格闘し、宿題を終えてからコースディレクター(ここでは、エマージェンシーファーストレスポンスインストラクタートレーナー)の指導で、座学と実技を交えたインストラクターとしてのトレーニングを行う。
P社の商売優先の指導方法については、まあ、いろいろ突っ込みがあるところだが、形の見えない「価値」を売るための必要悪なのかもしれない。
そういう目で見ると、EFRIはその最たるものに違いない。
だが、受講者は分厚いマニュアル以外に、かけがえのないものを得ることになる。
人命救助に対する燃えるような意欲だ。
同時に、その際に必要な技術と、リスク評価や防御のノウハウも得るが、それはインストラクションの技術がなくても得られる。
初期の救命技術を普及させることは、社会全体の救命率の向上につながる。
P社のインストラクター養成に、EFRIが組み込まれていることは好ましいと感じる。
先週の土曜日(1週間前)に、その講習に見学者として参加してきた。
つーか、まあ、自分自身のブラッシュアップを兼ねて、今期のIE受講者との顔合わせみたいな感じだ。
EFRIになると、自分自身でトレーニングブルティンで最新情報を取得し、最新の知識にブラッシュアップしておくことが求められるが、EFRI講習に参加すれば、自動的にコースディレクターから最新情報がもたらされるからな(てぬきじゃん!?)。
知識だけではなく、教え方のノウハウも学べるし。
毎年、可能な限り参加するようにしている。
横浜には、多くのジジババを隔離したクルーズ船が戻ってきて(外洋に水くみに行ってたようです)、常備薬を渡せるようになったらしい。
具合が悪くなった船客を、医療機関に搬出することも出来るようになった。
そんな中、以下の記事を見つけた。
(町中に心肺停止SOSボタンを設置 大阪で実証実験へ)
https://www.sankei.com/life/news/200208/lif2002080018-n1.html
「心停止の現場を目撃した人がボタン(小型のSOSボタン)を押せば、事前に登録していた人のスマートフォンのアプリに、ボタンが押された場所とAEDの位置が示される。近くにいる人がAEDを持って迅速に現場へ救助に向かい、救命活動にあたる仕組みだ。」
なんか、まどろっこしい気がするけど、浮沈子のように、外出時にスマホを持ち歩かない人もいるしな。
小型のSOSボタンというのがどれほどのものか(耐久性とか対候性など:音とか出るのかな?)、その維持管理にかかるコスト(電源、通信、保守、動作確認など)は誰がどう負担するのか、配置の最適化はどう評価するのかなど、検討すべき課題は多いだろうな。
でも、まあ、やってみることは重要だ。
走りながら考えればいい。
EFRへと繋げる、鎖の最初の輪だ。
それを広げることで、面的な効果を高めることができる。
AEDの普及は進んだかもしれないが、それを実際の救命に繋げるには、講習だけじゃ効率が悪いしな。
そんなもんが、どこにあるかも知らない大部分の人々にとっては、近くて遠い存在だ。
文字通り、1分1秒を争う緊急事態に、その他大勢が参加する仕組みを作ることは好ましい。
是非、成功してもらいたいし、仮に成功しなくたって、その取り組みの中から、新たなアイデアが生まれるかもしれない(浮沈子的には、最近あちこちで見かけるようになった防犯カメラの画像を、AIでリアルタイムに解析して自動通報するのがいいと思ってるんだがな)。
似たような仕組みは、駅のホームとかにも非常ボタンの形で既に存在している。
駅員の削減と、緊急時の保安のバランスを取るために、乗客を利用するという上手いアイデアだな(そうなのかあ?)。
まあいい。
お上に縋るだけではなく、市民の安全は市民が守る。
救命救急の世界に、自助の思想を持ち込むことにもなる。
成り行きに注目だな・・・。
PADIのインストラクターを育成する過程では、EFRI(エマージェンシーファーストレスポンスインストラクター)の資格取得が必須となっている。
(エマージェンシー・ファースト・レスポンス・インストラクター)
https://www.padi.co.jp/scuba-diving/padi-courses/course-catalog/emergency-first-response-(EFR)-instructor/
「コース内容:
・ナレッジリビュー、カリキュラム・プレゼンテーションの出席
・エマージェンシー・ファースト・レスポンス一次ケア(CPR)、二次ケア(ファースト・エイド)、またはCPR & AEDコースのスキルを、少なくとも2種類教える
・「子供のためのケア」コースのスキルを少なくとも1種類教える
・プレゼンテーション中に、候補生は問題点や非効果的なテクニックを指摘し、肯定的な指導方法から少なくとも2種類の方法を使って、問題点や非効果的なテクニックを適切に正す指導をする
・エマージェンシー・ファースト・レスポンス「一次二次ケア」コースのスキル全15種類(必修とオプション)について、模範的なテクニックをデモンストレーションする
・「子供のためのケア」スキルでテクニックをデモンストレーションする
・インストラクター・エグザムの合格」
巨大なバインダーに綴じられた大量の文書を読み、何十問もの設問と格闘し、宿題を終えてからコースディレクター(ここでは、エマージェンシーファーストレスポンスインストラクタートレーナー)の指導で、座学と実技を交えたインストラクターとしてのトレーニングを行う。
P社の商売優先の指導方法については、まあ、いろいろ突っ込みがあるところだが、形の見えない「価値」を売るための必要悪なのかもしれない。
そういう目で見ると、EFRIはその最たるものに違いない。
だが、受講者は分厚いマニュアル以外に、かけがえのないものを得ることになる。
人命救助に対する燃えるような意欲だ。
同時に、その際に必要な技術と、リスク評価や防御のノウハウも得るが、それはインストラクションの技術がなくても得られる。
初期の救命技術を普及させることは、社会全体の救命率の向上につながる。
P社のインストラクター養成に、EFRIが組み込まれていることは好ましいと感じる。
先週の土曜日(1週間前)に、その講習に見学者として参加してきた。
つーか、まあ、自分自身のブラッシュアップを兼ねて、今期のIE受講者との顔合わせみたいな感じだ。
EFRIになると、自分自身でトレーニングブルティンで最新情報を取得し、最新の知識にブラッシュアップしておくことが求められるが、EFRI講習に参加すれば、自動的にコースディレクターから最新情報がもたらされるからな(てぬきじゃん!?)。
知識だけではなく、教え方のノウハウも学べるし。
毎年、可能な限り参加するようにしている。
横浜には、多くのジジババを隔離したクルーズ船が戻ってきて(外洋に水くみに行ってたようです)、常備薬を渡せるようになったらしい。
具合が悪くなった船客を、医療機関に搬出することも出来るようになった。
そんな中、以下の記事を見つけた。
(町中に心肺停止SOSボタンを設置 大阪で実証実験へ)
https://www.sankei.com/life/news/200208/lif2002080018-n1.html
「心停止の現場を目撃した人がボタン(小型のSOSボタン)を押せば、事前に登録していた人のスマートフォンのアプリに、ボタンが押された場所とAEDの位置が示される。近くにいる人がAEDを持って迅速に現場へ救助に向かい、救命活動にあたる仕組みだ。」
なんか、まどろっこしい気がするけど、浮沈子のように、外出時にスマホを持ち歩かない人もいるしな。
小型のSOSボタンというのがどれほどのものか(耐久性とか対候性など:音とか出るのかな?)、その維持管理にかかるコスト(電源、通信、保守、動作確認など)は誰がどう負担するのか、配置の最適化はどう評価するのかなど、検討すべき課題は多いだろうな。
でも、まあ、やってみることは重要だ。
走りながら考えればいい。
EFRへと繋げる、鎖の最初の輪だ。
それを広げることで、面的な効果を高めることができる。
AEDの普及は進んだかもしれないが、それを実際の救命に繋げるには、講習だけじゃ効率が悪いしな。
そんなもんが、どこにあるかも知らない大部分の人々にとっては、近くて遠い存在だ。
文字通り、1分1秒を争う緊急事態に、その他大勢が参加する仕組みを作ることは好ましい。
是非、成功してもらいたいし、仮に成功しなくたって、その取り組みの中から、新たなアイデアが生まれるかもしれない(浮沈子的には、最近あちこちで見かけるようになった防犯カメラの画像を、AIでリアルタイムに解析して自動通報するのがいいと思ってるんだがな)。
似たような仕組みは、駅のホームとかにも非常ボタンの形で既に存在している。
駅員の削減と、緊急時の保安のバランスを取るために、乗客を利用するという上手いアイデアだな(そうなのかあ?)。
まあいい。
お上に縋るだけではなく、市民の安全は市民が守る。
救命救急の世界に、自助の思想を持ち込むことにもなる。
成り行きに注目だな・・・。
我が国が門前払いしたウエステルダムが気になる ― 2020年02月09日 16:53
我が国が門前払いしたウエステルダムが気になる
(ウエステルダム)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%A0
この日本語のウィキは、最近(昨日)立ち上げられたようだ(ノート参照)。
「ウエステルダムは、他のビスタ級クルーズ船と同じように、ディーゼルエンジンとガスタービンエンジンを併用するCODAGと緻密な操舵を可能とするアジポッドが採用されている。」
ウエステルダムという船は、過去に2隻あったらしい(1隻目はスクラップとなり、2隻目は船名を買えて運行中)。
まあ、どうでもいいんですが。
石垣港に接岸したいと申し出ていたウエステルダムを門前払いにした我が国の対応。
事と次第によっては、後々問題になることが懸念される。
まあ、ビミョーな所もあるしな。
(“日本への入港認めず” 別のクルーズ船 運航会社が調整急ぐ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200208/k10012277961000.html
「船には新型のコロナウイルスに感染した人がいると信ずる理由はなく、乗客を隔離する措置もとっていない」
感染の疑いがない船の入港を拒否したということになれば、平時なら由々しき事態だ。
が、浮沈子の記憶が確かならば、30人くらい具合が悪くなっているんじゃなかったっけえ?。
(感染疑われる乗客いたクルーズ船、新たに入国拒否 30人程度が体調不良訴えか)
https://mainichi.jp/articles/20200206/k00/00m/010/261000c
「政府関係者によると、30人程度が体調不良を訴えているとみられる。」
合理的疑いが生じていれば、入港拒否もあり得るかもしれない(ダイヤモンドプリンセスで手いっぱいだし?)。
ホントのところは、どうなんだろうか?。
クルーズ船については、米国での対応事例が上がっている。
(クルーズ船がNJに寄港し中国人4人搬送も「低リスク?」 次の寄港地へ【新型肺炎】)
https://news.yahoo.co.jp/byline/abekasumi/20200208-00162186/
「米クルーズ船からも4人を搬送(NJ):
2月7日朝、アメリカのロイヤル・カリビアンが運営する「アンセム・オブ・ザ・シーズ」号は、マンハッタン南方に位置するニュージャージー州ベイヨン市の港に停泊した。」
「CDC(アメリカ疾病管理予防センター)が、中国国籍の27人(いずれも武漢出身ではない)の乗客のウイルス検査を行った結果、「さらなる検査のため」として4人の乗客を病院に搬送した。」
ほほう、CDCは、オール中国で警戒している状況なわけだ。
空路では、全面入国禁止じゃないけどな。
「ウイルス検査が行われた27人以外は下船が許可された。」
「病院に搬送された以外の23人も下船させられており、州内のニューアーク国際空港から中国に送還されるとみられている。」
あからさまな対応だが、米国ってそういう国だからな。
「クルーズ船から乗客へは何のアナウンスもなく、7日朝にテレビを観て初めて、27人の検査や4人の搬送を知った」
商売柄、船内でそういう対応になるというのは、クルーズ船全般で同じだろう。
イメージ優先だしな・・・。
「欧米クルーズ船の水際対策:
ロイヤル・カリビアンは3月4日まで、8隻の中国行きを欠航にしている。」
「同社と、カーニバル・コーポレーションは新型肺炎騒動後、過去14日間、MSCクルーズ(スイス)は過去30日間、中国本土、香港、マカオに滞在した乗客乗員を下船させ、新たな乗船も拒否している。」
「乗客の検疫において、ロイヤル・カリビアンは、中国本土、香港、マカオのパスポート保有者全員に追加のスクリーニングを課しているほか、過去15日間にこれらの地域を訪れた人、インフルエンザに似た症状のある人、さらに接触者も厳しい検疫下に置いている。」
民間の検疫がどれ程徹底され、有効なのかは知らない。
対外的なエクスキューズとして行っている可能性もある。
国際的な非難を浴びる可能性があっても、自国民を外来の脅威から断固保護するという国家が強権を持って行う本来の検疫とは異なる。
日経には、日本近海のクルーズ船の記事もあった。
(新型肺炎、さまようクルーズ船 入港拒否相次ぐ)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55373830X00C20A2EA2000/
「横浜に到着した船の乗客多数が感染していたことを受け、日本やアジアの国や地域で入港を拒否する動きが広がっている」
「1月以降に中国を訪れた大型船21隻は全てアジア・オセアニア地域にとどまり、うち複数の船が次の寄港地が決まっていない。向かう先で入港できず、次でも断られ、行き場を失う船が出てきた。」
ウエステルダムだけじゃないんだ・・・。
「イタリアのコスタクルーズ社が運航する「コスタ・セレーナ」と「コスタ・ベネチア」は、韓国周辺の東シナ海上にとどまっている。」
「米シーボーンクルーズラインの「シーボーン・オベーション」は2日ごろ香港を出港、フィリピン方面に向かったものの、途中でベトナムに向けてほぼ直角に針路を変えて同国中部沖まで航行した。しかし港に寄らずに南下し、7日朝タイ中部の港にようやく入った。」
「台湾や韓国、フィリピン、ベトナム当局も事実上拒否している。」
浮沈子に大型客船のクルーズの経験はないけど、記事にはその様子も書かれている。
「クルーズ船は数百~数千人の乗客とその半数程度の乗務員を乗せている。一般的に寄港地に半日~1日程度停泊し、一部の乗客を入れ替えながら現地ツアーを開く。東アジアでは日本や中国、東南アジア諸国などを回ることが多い。海上移動は数日かかることもあり、その間、乗客乗員は同じ空間で過ごす。」
1人でも感染者を乗せれば、瞬く間に64人に感染させるわけだからな。
ウエステルダムの感染は合理的懸念と言えるかもしれない。
「世界の主要クルーズ企業が加盟するクルーズライン・インターナショナル・アソシエーションの加盟各社は、過去14日間に中国本土に出入りした乗客乗員の乗船を拒否する対応をとっている。中国への寄港はできず中国ツアーは中止や目的地変更が相次ぐ。」
「外国籍クルーズ船は2月に123回来る予定だったが、75回に減った。」
それでも、そんなに来るのか・・・。
現在、ウエステルダムは南シナ海を南西に航行している。
早く、どこかに寄港したいところだろうが、行った先で門前払いされないようにしないとな。
船内で多少具合が悪い人が出たとしても、ひた隠しにするかも知れないしな(そうなのかあ?)。
どこか、検疫が甘いところ(タイとかあ?)に寄港して、怪しい船客や船員を引き取ってもらいたいところだ。
いくつかの記事を見ると、近隣各国は、クルーズ船への対応について、我が国の対応に注目しているようだ。
過剰と思える検疫と、全員に行わないウイルス検査のちぐはぐは、一般には分かり辛いところだ(検査しないのは、武漢(湖北省)に無関係とみなしているから)。
検査して陰性だったら、船から降ろせという要求を拒み続けることは難しくなる(武漢絡みじゃないしな)。
一度の検査で陰性だからといって、感染していないことの補償にはならない。
武漢からの引き上げ者については、12.5日を経過した時点で無症状であること、そこで1度目の検査をして陰性であること、時間をおいて2度目の検査をして、引き続き陰性であることを確認してから無罪放免となるようだ。
武漢絡みの事例は、感染の確率が高いと見做されているからな。
徹底している。
それは、引き揚げてきた人々に対する配慮でもある(帰れたのはいいけど、周り中からつまはじきされないように?)。
事実上の隔離からのリリースでは、安全安心が一番だ。
クルーズ船では、発病者以外は、誰が濃厚接触したかで切り分けたらしいが、想定外の感染者が出て大騒ぎだ(たぶん)。
聞き取り等で濃厚接触していないと見做された船客からの感染事例も出た(3人)。
当局としては、想定外ということになる(そうかあ?)。
濃厚接触が確認できないで感染したとなれば、全員に感染の合理的な疑いが生じる・・・。
外国人の船客(もちろん、感染の疑いはゼロじゃない)を、当該国が安全に引き取ってくれればそれに越したことはないが、移送の過程で感染を広げる可能性もある。
帰りの航空機内の感染を、テキトーな防護措置で確実に防ぐことは困難だからな。
さりとて、全員にガウン着せてゴーグル付けてN95マスク付けるわけにもいかない。
機内食食べたり、トイレに行ったりもする。
座席を離してマスクさせて、飛び飛びにタイミングずらして食事させたり、排泄の度にグローブ交換することになる(消化器系経由での感染事例もあるらしい)。
いやあ、頭痛いな・・・。
日本政府が責任持って対応してくれるなら、任せといた方がいいと考えるのは不思議じゃない。
船客が帰国を望んだとしても、受け入れる国が出てこないのは当然かもな(米国も、英国も、今のところ応じていない:我が国に任せてくれている)。
一旦、感染者が出たクルーズ船を受け入れれば、大変な状況になるという見本を、全世界に見せつけているわけだからな。
こんなのを、世界のスタンダードにするというのは、無理がある。
ウエステルダムは素直に引き返してくれたけど、他のクルーズ船がそうするとは限らないしな。
ダイヤモンドプリンセスに対する仕打ち(!?)は、見せしめの可能性もあるかもな(そうなのかあ?)。
中国での感染者の増加は頭打ちになって、減少傾向が続いているが、死者数の増加が止まらない。
そうすると、まあ、大量の誤脱遺漏があるにしても、集計上は都合よく致命率が上昇しだすことになる。
規制当局が、実際の政策の根拠とすることはないと信じたいが、世間一般には警戒感が続くことになる。
それを当局が利用しないとも限らないからな。
引き続き、注意して見守ることが必要だ。
洋上を寄港先を探して彷徨うウエステルダムを初めとするクルーズ船。
船内情報は限られ、船客は「自分たちだけは大丈夫シンドローム」の中で、船旅をエンジョイしている。
今のうちに大いに楽しむがいい。
どーせ、この先には、2週間の缶詰が待っているんだからな・・・。
(ウエステルダム)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%A0
この日本語のウィキは、最近(昨日)立ち上げられたようだ(ノート参照)。
「ウエステルダムは、他のビスタ級クルーズ船と同じように、ディーゼルエンジンとガスタービンエンジンを併用するCODAGと緻密な操舵を可能とするアジポッドが採用されている。」
ウエステルダムという船は、過去に2隻あったらしい(1隻目はスクラップとなり、2隻目は船名を買えて運行中)。
まあ、どうでもいいんですが。
石垣港に接岸したいと申し出ていたウエステルダムを門前払いにした我が国の対応。
事と次第によっては、後々問題になることが懸念される。
まあ、ビミョーな所もあるしな。
(“日本への入港認めず” 別のクルーズ船 運航会社が調整急ぐ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200208/k10012277961000.html
「船には新型のコロナウイルスに感染した人がいると信ずる理由はなく、乗客を隔離する措置もとっていない」
感染の疑いがない船の入港を拒否したということになれば、平時なら由々しき事態だ。
が、浮沈子の記憶が確かならば、30人くらい具合が悪くなっているんじゃなかったっけえ?。
(感染疑われる乗客いたクルーズ船、新たに入国拒否 30人程度が体調不良訴えか)
https://mainichi.jp/articles/20200206/k00/00m/010/261000c
「政府関係者によると、30人程度が体調不良を訴えているとみられる。」
合理的疑いが生じていれば、入港拒否もあり得るかもしれない(ダイヤモンドプリンセスで手いっぱいだし?)。
ホントのところは、どうなんだろうか?。
クルーズ船については、米国での対応事例が上がっている。
(クルーズ船がNJに寄港し中国人4人搬送も「低リスク?」 次の寄港地へ【新型肺炎】)
https://news.yahoo.co.jp/byline/abekasumi/20200208-00162186/
「米クルーズ船からも4人を搬送(NJ):
2月7日朝、アメリカのロイヤル・カリビアンが運営する「アンセム・オブ・ザ・シーズ」号は、マンハッタン南方に位置するニュージャージー州ベイヨン市の港に停泊した。」
「CDC(アメリカ疾病管理予防センター)が、中国国籍の27人(いずれも武漢出身ではない)の乗客のウイルス検査を行った結果、「さらなる検査のため」として4人の乗客を病院に搬送した。」
ほほう、CDCは、オール中国で警戒している状況なわけだ。
空路では、全面入国禁止じゃないけどな。
「ウイルス検査が行われた27人以外は下船が許可された。」
「病院に搬送された以外の23人も下船させられており、州内のニューアーク国際空港から中国に送還されるとみられている。」
あからさまな対応だが、米国ってそういう国だからな。
「クルーズ船から乗客へは何のアナウンスもなく、7日朝にテレビを観て初めて、27人の検査や4人の搬送を知った」
商売柄、船内でそういう対応になるというのは、クルーズ船全般で同じだろう。
イメージ優先だしな・・・。
「欧米クルーズ船の水際対策:
ロイヤル・カリビアンは3月4日まで、8隻の中国行きを欠航にしている。」
「同社と、カーニバル・コーポレーションは新型肺炎騒動後、過去14日間、MSCクルーズ(スイス)は過去30日間、中国本土、香港、マカオに滞在した乗客乗員を下船させ、新たな乗船も拒否している。」
「乗客の検疫において、ロイヤル・カリビアンは、中国本土、香港、マカオのパスポート保有者全員に追加のスクリーニングを課しているほか、過去15日間にこれらの地域を訪れた人、インフルエンザに似た症状のある人、さらに接触者も厳しい検疫下に置いている。」
民間の検疫がどれ程徹底され、有効なのかは知らない。
対外的なエクスキューズとして行っている可能性もある。
国際的な非難を浴びる可能性があっても、自国民を外来の脅威から断固保護するという国家が強権を持って行う本来の検疫とは異なる。
日経には、日本近海のクルーズ船の記事もあった。
(新型肺炎、さまようクルーズ船 入港拒否相次ぐ)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55373830X00C20A2EA2000/
「横浜に到着した船の乗客多数が感染していたことを受け、日本やアジアの国や地域で入港を拒否する動きが広がっている」
「1月以降に中国を訪れた大型船21隻は全てアジア・オセアニア地域にとどまり、うち複数の船が次の寄港地が決まっていない。向かう先で入港できず、次でも断られ、行き場を失う船が出てきた。」
ウエステルダムだけじゃないんだ・・・。
「イタリアのコスタクルーズ社が運航する「コスタ・セレーナ」と「コスタ・ベネチア」は、韓国周辺の東シナ海上にとどまっている。」
「米シーボーンクルーズラインの「シーボーン・オベーション」は2日ごろ香港を出港、フィリピン方面に向かったものの、途中でベトナムに向けてほぼ直角に針路を変えて同国中部沖まで航行した。しかし港に寄らずに南下し、7日朝タイ中部の港にようやく入った。」
「台湾や韓国、フィリピン、ベトナム当局も事実上拒否している。」
浮沈子に大型客船のクルーズの経験はないけど、記事にはその様子も書かれている。
「クルーズ船は数百~数千人の乗客とその半数程度の乗務員を乗せている。一般的に寄港地に半日~1日程度停泊し、一部の乗客を入れ替えながら現地ツアーを開く。東アジアでは日本や中国、東南アジア諸国などを回ることが多い。海上移動は数日かかることもあり、その間、乗客乗員は同じ空間で過ごす。」
1人でも感染者を乗せれば、瞬く間に64人に感染させるわけだからな。
ウエステルダムの感染は合理的懸念と言えるかもしれない。
「世界の主要クルーズ企業が加盟するクルーズライン・インターナショナル・アソシエーションの加盟各社は、過去14日間に中国本土に出入りした乗客乗員の乗船を拒否する対応をとっている。中国への寄港はできず中国ツアーは中止や目的地変更が相次ぐ。」
「外国籍クルーズ船は2月に123回来る予定だったが、75回に減った。」
それでも、そんなに来るのか・・・。
現在、ウエステルダムは南シナ海を南西に航行している。
早く、どこかに寄港したいところだろうが、行った先で門前払いされないようにしないとな。
船内で多少具合が悪い人が出たとしても、ひた隠しにするかも知れないしな(そうなのかあ?)。
どこか、検疫が甘いところ(タイとかあ?)に寄港して、怪しい船客や船員を引き取ってもらいたいところだ。
いくつかの記事を見ると、近隣各国は、クルーズ船への対応について、我が国の対応に注目しているようだ。
過剰と思える検疫と、全員に行わないウイルス検査のちぐはぐは、一般には分かり辛いところだ(検査しないのは、武漢(湖北省)に無関係とみなしているから)。
検査して陰性だったら、船から降ろせという要求を拒み続けることは難しくなる(武漢絡みじゃないしな)。
一度の検査で陰性だからといって、感染していないことの補償にはならない。
武漢からの引き上げ者については、12.5日を経過した時点で無症状であること、そこで1度目の検査をして陰性であること、時間をおいて2度目の検査をして、引き続き陰性であることを確認してから無罪放免となるようだ。
武漢絡みの事例は、感染の確率が高いと見做されているからな。
徹底している。
それは、引き揚げてきた人々に対する配慮でもある(帰れたのはいいけど、周り中からつまはじきされないように?)。
事実上の隔離からのリリースでは、安全安心が一番だ。
クルーズ船では、発病者以外は、誰が濃厚接触したかで切り分けたらしいが、想定外の感染者が出て大騒ぎだ(たぶん)。
聞き取り等で濃厚接触していないと見做された船客からの感染事例も出た(3人)。
当局としては、想定外ということになる(そうかあ?)。
濃厚接触が確認できないで感染したとなれば、全員に感染の合理的な疑いが生じる・・・。
外国人の船客(もちろん、感染の疑いはゼロじゃない)を、当該国が安全に引き取ってくれればそれに越したことはないが、移送の過程で感染を広げる可能性もある。
帰りの航空機内の感染を、テキトーな防護措置で確実に防ぐことは困難だからな。
さりとて、全員にガウン着せてゴーグル付けてN95マスク付けるわけにもいかない。
機内食食べたり、トイレに行ったりもする。
座席を離してマスクさせて、飛び飛びにタイミングずらして食事させたり、排泄の度にグローブ交換することになる(消化器系経由での感染事例もあるらしい)。
いやあ、頭痛いな・・・。
日本政府が責任持って対応してくれるなら、任せといた方がいいと考えるのは不思議じゃない。
船客が帰国を望んだとしても、受け入れる国が出てこないのは当然かもな(米国も、英国も、今のところ応じていない:我が国に任せてくれている)。
一旦、感染者が出たクルーズ船を受け入れれば、大変な状況になるという見本を、全世界に見せつけているわけだからな。
こんなのを、世界のスタンダードにするというのは、無理がある。
ウエステルダムは素直に引き返してくれたけど、他のクルーズ船がそうするとは限らないしな。
ダイヤモンドプリンセスに対する仕打ち(!?)は、見せしめの可能性もあるかもな(そうなのかあ?)。
中国での感染者の増加は頭打ちになって、減少傾向が続いているが、死者数の増加が止まらない。
そうすると、まあ、大量の誤脱遺漏があるにしても、集計上は都合よく致命率が上昇しだすことになる。
規制当局が、実際の政策の根拠とすることはないと信じたいが、世間一般には警戒感が続くことになる。
それを当局が利用しないとも限らないからな。
引き続き、注意して見守ることが必要だ。
洋上を寄港先を探して彷徨うウエステルダムを初めとするクルーズ船。
船内情報は限られ、船客は「自分たちだけは大丈夫シンドローム」の中で、船旅をエンジョイしている。
今のうちに大いに楽しむがいい。
どーせ、この先には、2週間の缶詰が待っているんだからな・・・。
テレビ朝日系列が報じ、ブルームバーグが配信してもNHKが無視するクルーズ船の新たな感染 ― 2020年02月09日 19:50
テレビ朝日系列が報じ、ブルームバーグが配信してもNHKが無視するクルーズ船の新たな感染
ちょっと面白いな。
(新型コロナ 横浜港クルーズ船 新たに6人感染:15時12分配信)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000175809.html
「横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、新たに6人の乗船者が新型コロナウイルスに感染していることが分かりました。これで感染が確認された乗船者は、8日までの64人と合わせて70人となりました。」
(新型コロナ クルーズ船で新たに6人 発熱者多数か:16時12分配信)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000175813.html
「横浜港に停泊し、乗客乗員約3600人がとどまっているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新たに6人の乗船者が新型コロナウイルスに感染していることが分かりました。」
このページはコピペできないから困るな。
(新型ウイルス、死者810人超―クルーズ船で新たに6人感染)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-02-08/Q5EMC6DWLU6E01
「「ダイヤモンド・プリンセス」号で新たに6人が感染していることが厚生労働省の検査でわかった。」
それはそうとして、4時間も前に報道され、ブルームバーグも引用しているんだが、NHKの夜7時のニュースでは報じられなかった。
他に報じているところは今のところない(日刊スポーツも報じてたみたいです:追加参照)。
浮沈子的には、こういうのが大好きだ(不謹慎だな・・・)。
映像では、感染者が搬出されているところも映っているし、今日明らかになった検査対象者が57人(多いな・・・)だったことも合わせて報じられている。
出どころも、厚生労働省と明らかにしている(情報筋とかではない)。
きっと何かある。
何だろうな・・・。
(新型ウイルス 中国以外の感染者 27の国と地域で計358人
2020年2月9日 18時12分:追加)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200208/k10012278271000.html
「日本が集団感染が確認されたクルーズ船の64人を含めて合わせて90人」
この時点の報道では、6人が含まれていない形になっている。
追加:
午後7時のニュースに続いて、午後8時のニュース(ネット配信)でも触れられていない。
それどころか、ご丁寧にも「乗客や乗員が船から降りる様子は見られません」と言い添えている。
「船が着岸した港の付近には、医療機関の車両が10台以上待機しており、体調不良を訴えている人を医療機関に搬送すると見られています・・・」
うーん、益々怪しい・・・。
(新たに6人コロナ感染、クルーズ船でエサやり禁止令
[2020年2月9日16時37分]:追加)
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202002090000524.html
「再接岸した後、乗客には船内アナウンスで、6人の感染者のほか、新型コロナウイルスとは関係ないものの体調が悪く治療が必要な9人の、合わせて15人が下船し、病院に搬送する手はずを進める旨、伝達された。」(再接岸は9日朝8時半頃)
船内放送が元ネタかもな(未確認)。
「前日8日に外海に出た際、厚労省のものとみられるヘリコプターが飛んできて、乗客の検体を持っていったもよう」
ヘリ飛ばしたのは、厚労相が言ってた薬の配達じゃなく、検体の搬出だったわけか。
「日本の検疫の規定により、野鳥を含む野生動物への餌づけは固く禁止されております」
初耳・・・。
(新型コロナウイルス クルーズ船 新たに6人の感染確認
2020年2月9日 20時13分:追加)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200209/k10012279201000.html
「これで、クルーズ船で感染が確認されたのは、すでに下船している香港の男性を除いて、70人となりました。」
やれやれ、やっと出たか。
それにしても、テレ朝の報道から5時間遅れ。
しかも、ラジオでほんの10分前に放送した内容は、一体何だったんだろうな・・・。
ちょっと面白いな。
(新型コロナ 横浜港クルーズ船 新たに6人感染:15時12分配信)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000175809.html
「横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、新たに6人の乗船者が新型コロナウイルスに感染していることが分かりました。これで感染が確認された乗船者は、8日までの64人と合わせて70人となりました。」
(新型コロナ クルーズ船で新たに6人 発熱者多数か:16時12分配信)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000175813.html
「横浜港に停泊し、乗客乗員約3600人がとどまっているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新たに6人の乗船者が新型コロナウイルスに感染していることが分かりました。」
このページはコピペできないから困るな。
(新型ウイルス、死者810人超―クルーズ船で新たに6人感染)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-02-08/Q5EMC6DWLU6E01
「「ダイヤモンド・プリンセス」号で新たに6人が感染していることが厚生労働省の検査でわかった。」
それはそうとして、4時間も前に報道され、ブルームバーグも引用しているんだが、NHKの夜7時のニュースでは報じられなかった。
他に報じているところは今のところない(日刊スポーツも報じてたみたいです:追加参照)。
浮沈子的には、こういうのが大好きだ(不謹慎だな・・・)。
映像では、感染者が搬出されているところも映っているし、今日明らかになった検査対象者が57人(多いな・・・)だったことも合わせて報じられている。
出どころも、厚生労働省と明らかにしている(情報筋とかではない)。
きっと何かある。
何だろうな・・・。
(新型ウイルス 中国以外の感染者 27の国と地域で計358人
2020年2月9日 18時12分:追加)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200208/k10012278271000.html
「日本が集団感染が確認されたクルーズ船の64人を含めて合わせて90人」
この時点の報道では、6人が含まれていない形になっている。
追加:
午後7時のニュースに続いて、午後8時のニュース(ネット配信)でも触れられていない。
それどころか、ご丁寧にも「乗客や乗員が船から降りる様子は見られません」と言い添えている。
「船が着岸した港の付近には、医療機関の車両が10台以上待機しており、体調不良を訴えている人を医療機関に搬送すると見られています・・・」
うーん、益々怪しい・・・。
(新たに6人コロナ感染、クルーズ船でエサやり禁止令
[2020年2月9日16時37分]:追加)
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202002090000524.html
「再接岸した後、乗客には船内アナウンスで、6人の感染者のほか、新型コロナウイルスとは関係ないものの体調が悪く治療が必要な9人の、合わせて15人が下船し、病院に搬送する手はずを進める旨、伝達された。」(再接岸は9日朝8時半頃)
船内放送が元ネタかもな(未確認)。
「前日8日に外海に出た際、厚労省のものとみられるヘリコプターが飛んできて、乗客の検体を持っていったもよう」
ヘリ飛ばしたのは、厚労相が言ってた薬の配達じゃなく、検体の搬出だったわけか。
「日本の検疫の規定により、野鳥を含む野生動物への餌づけは固く禁止されております」
初耳・・・。
(新型コロナウイルス クルーズ船 新たに6人の感染確認
2020年2月9日 20時13分:追加)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200209/k10012279201000.html
「これで、クルーズ船で感染が確認されたのは、すでに下船している香港の男性を除いて、70人となりました。」
やれやれ、やっと出たか。
それにしても、テレ朝の報道から5時間遅れ。
しかも、ラジオでほんの10分前に放送した内容は、一体何だったんだろうな・・・。
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