いつもと変わらぬスターリンクの打ち上げのはずなんだが、度肝を抜く展開に! ― 2020年02月18日 02:14
いつもと変わらぬスターリンクの打ち上げのはずなんだが、度肝を抜く展開に!
中継を見ようとして寝過ごしたけど、まあ、デプロイまでは1時間くらい待つから、その間に打ち上げと回収のシーンでも見て暇つぶしするか・・・。
と思いきや、もう、生中継は終わっちまってた。
なんと、今回の打ち上げは、高度230kmくらいでデプロイした(15分後くらい)。
早っ!。
2段目は、ちゃんと軌道速度まで加速していたから、地球周回軌道には乗ってるんだろうが、高度が低すぎる気がするな。
前は、暫定軌道でもデプロイ時には300kmくらいの高さまでは上げてたし、2段目も2回目の噴射をしてたんだがな。
今回は、それもない。
大丈夫なんだろうか?。
(fifth_starlink_press_kit_0:スターリンク4今回)
https://www.spacex.com/sites/spacex/files/fifth_starlink_press_kit_0.pdf
「打上げ後のみ:
00:01:13 Max Q (moment of peak mechanical stress on the rocket)
00:02:32 1st stage main engine cutoff (MECO)
00:02:35 1st and 2nd stages separate
00:02:43 2nd stage engine starts
00:03:10 Fairing deployment
00:07:07 1st stage entry burn complete
00:08:45 1st stage landing
00:08:50 2nd stage engine cutoff (SECO-1)
00:14:46 Starlink satellites begin deployment」
(starlink_press_kit_jan272020:スターリンク3:前回)
https://www.spacex.com/sites/spacex/files/starlink_press_kit_jan272020.pdf
「打上げ後のみ:
00:01:13 Max Q (moment of peak mechanical stress on the rocket)
00:02:33 1st stage main engine cutoff (MECO)
00:02:36 1st and 2nd stages separate
00:02:43 2nd stage engine starts
00:03:24 Fairing deployment
00:06:41 1st stage entry burn complete
00:08:24 1st stage landing
00:08:49 2nd stage engine cutoff (SECO-1)
00:45:55 2nd stage engine restarts
00:45:57 2nd stage engine cutoff (SECO-2)
01:01:48 Starlink satellites begin deployment」
参考までに、過去のプレスキットへのリンクも貼っておく。
(STARLINK MISSION:スターリンク2:January 6)
https://www.spacex.com/sites/spacex/files/starlink_media_kit_jan2020.pdf
(STARLINK MISSION:スターリンク1:November 11)
https://www.spacex.com/sites/spacex/files/starlink_press_kit_nov2019.pdf
(STARLINK MISSION:スターリンク0:May 15)
https://www.spacex.com/sites/spacex/files/starlink_press_kit.pdf
まあ、どうでもいいんですが。
2段目の燃料を節約して、衛星の噴射で上げた方がいいのかも知れない(未確認)。
1回目の噴射時間は、6分6秒とか7秒で変わらないからな。
しかし、2回目の噴射は1秒とか、2秒だから、燃料的には大して変わらない(2段目を落とすための燃料は、確かに節約できてるかも)。
軌道はアポジーキックせず、楕円軌道のままの放出になる。
軌道修正は衛星側で行い、2段目にくっ付いたまま1時間も周回しているリスクを減らす選択かも知れない(未確認)。
以下の記事は、打ち上げ中継見てから読んだ。
(スターリンク衛星のファルコン9打ち上げのタイムライン)
https://spaceflightnow.com/2020/02/17/timeline-for-falcon-9-launch-of-starlink-satellites-2/
「月曜日のミッションの打ち上げプロファイルは、スターリンクネットワーク向けの以前の4つの専用Falcon 9打ち上げとは異なります。」
「Falcon 9は、離陸後約61分でスターリンク衛星を円形軌道に配置する代わりに、60枚のフラットパネルスターリンクリレーステーションのスタックを、ミッションの約15分後に楕円形または卵形の軌道に解放します。」
理由とか、書いてないしな。
いずれにしても、1段目の回収シーンは写っていないし(どうやら、今回は失敗したらしい)、フェアリングの回収に成功したのかどうかも分からない。
何か分かったら、また書く。
(SpaceXがさらに60個のスターリンク衛星を打ち上げましたが、ブースターの着陸に失敗しました:追加)
https://techcrunch.com/2020/02/17/spacex-successfully-launches-60-more-starlink-satellites-but-misses-booster-landing/
「SpaceXはこのStarlinkミッションで少し異なることを行い、ロケットの第2ステージの1回の燃焼の後、ミッションのかなり早い段階で打ち上げビークルから楕円軌道に展開し、そこから独自のスラスタを使用」
「これは達成するのが難しい操作ですが、打ち上げコストの観点からSpaceXの時間、燃料、およびお金を節約します。」
浮沈子的には、やや疑問が残るな。
「SpaceXによると、ブースターは明らかに水面に柔らかく着陸しており、回復の可能性があります。」
(SpaceXは、スターリンクの打ち上げに成功した後、海でFalcon 9ブースターを失います:追加)
https://www.theverge.com/2020/2/17/21140965/spacex-falcon-9-failure-sea-drone-ship-starlink-success
「月曜日の着陸試行中に何が起こったのかはまだ明らかではありません。放送では、ドローン船の側面への煙または蒸気のパフのみが見られ、ファルコン9ブースターがかなり広いマージンでプラットフォームを逃したことが示されました。「今回は明らかに着陸しなかった」とSpaceXのエンジニアの1人であるLauren Lyonsは放送で語った。」
上手の手から水が漏れるの類か・・・。
中継を見ようとして寝過ごしたけど、まあ、デプロイまでは1時間くらい待つから、その間に打ち上げと回収のシーンでも見て暇つぶしするか・・・。
と思いきや、もう、生中継は終わっちまってた。
なんと、今回の打ち上げは、高度230kmくらいでデプロイした(15分後くらい)。
早っ!。
2段目は、ちゃんと軌道速度まで加速していたから、地球周回軌道には乗ってるんだろうが、高度が低すぎる気がするな。
前は、暫定軌道でもデプロイ時には300kmくらいの高さまでは上げてたし、2段目も2回目の噴射をしてたんだがな。
今回は、それもない。
大丈夫なんだろうか?。
(fifth_starlink_press_kit_0:スターリンク4今回)
https://www.spacex.com/sites/spacex/files/fifth_starlink_press_kit_0.pdf
「打上げ後のみ:
00:01:13 Max Q (moment of peak mechanical stress on the rocket)
00:02:32 1st stage main engine cutoff (MECO)
00:02:35 1st and 2nd stages separate
00:02:43 2nd stage engine starts
00:03:10 Fairing deployment
00:07:07 1st stage entry burn complete
00:08:45 1st stage landing
00:08:50 2nd stage engine cutoff (SECO-1)
00:14:46 Starlink satellites begin deployment」
(starlink_press_kit_jan272020:スターリンク3:前回)
https://www.spacex.com/sites/spacex/files/starlink_press_kit_jan272020.pdf
「打上げ後のみ:
00:01:13 Max Q (moment of peak mechanical stress on the rocket)
00:02:33 1st stage main engine cutoff (MECO)
00:02:36 1st and 2nd stages separate
00:02:43 2nd stage engine starts
00:03:24 Fairing deployment
00:06:41 1st stage entry burn complete
00:08:24 1st stage landing
00:08:49 2nd stage engine cutoff (SECO-1)
00:45:55 2nd stage engine restarts
00:45:57 2nd stage engine cutoff (SECO-2)
01:01:48 Starlink satellites begin deployment」
参考までに、過去のプレスキットへのリンクも貼っておく。
(STARLINK MISSION:スターリンク2:January 6)
https://www.spacex.com/sites/spacex/files/starlink_media_kit_jan2020.pdf
(STARLINK MISSION:スターリンク1:November 11)
https://www.spacex.com/sites/spacex/files/starlink_press_kit_nov2019.pdf
(STARLINK MISSION:スターリンク0:May 15)
https://www.spacex.com/sites/spacex/files/starlink_press_kit.pdf
まあ、どうでもいいんですが。
2段目の燃料を節約して、衛星の噴射で上げた方がいいのかも知れない(未確認)。
1回目の噴射時間は、6分6秒とか7秒で変わらないからな。
しかし、2回目の噴射は1秒とか、2秒だから、燃料的には大して変わらない(2段目を落とすための燃料は、確かに節約できてるかも)。
軌道はアポジーキックせず、楕円軌道のままの放出になる。
軌道修正は衛星側で行い、2段目にくっ付いたまま1時間も周回しているリスクを減らす選択かも知れない(未確認)。
以下の記事は、打ち上げ中継見てから読んだ。
(スターリンク衛星のファルコン9打ち上げのタイムライン)
https://spaceflightnow.com/2020/02/17/timeline-for-falcon-9-launch-of-starlink-satellites-2/
「月曜日のミッションの打ち上げプロファイルは、スターリンクネットワーク向けの以前の4つの専用Falcon 9打ち上げとは異なります。」
「Falcon 9は、離陸後約61分でスターリンク衛星を円形軌道に配置する代わりに、60枚のフラットパネルスターリンクリレーステーションのスタックを、ミッションの約15分後に楕円形または卵形の軌道に解放します。」
理由とか、書いてないしな。
いずれにしても、1段目の回収シーンは写っていないし(どうやら、今回は失敗したらしい)、フェアリングの回収に成功したのかどうかも分からない。
何か分かったら、また書く。
(SpaceXがさらに60個のスターリンク衛星を打ち上げましたが、ブースターの着陸に失敗しました:追加)
https://techcrunch.com/2020/02/17/spacex-successfully-launches-60-more-starlink-satellites-but-misses-booster-landing/
「SpaceXはこのStarlinkミッションで少し異なることを行い、ロケットの第2ステージの1回の燃焼の後、ミッションのかなり早い段階で打ち上げビークルから楕円軌道に展開し、そこから独自のスラスタを使用」
「これは達成するのが難しい操作ですが、打ち上げコストの観点からSpaceXの時間、燃料、およびお金を節約します。」
浮沈子的には、やや疑問が残るな。
「SpaceXによると、ブースターは明らかに水面に柔らかく着陸しており、回復の可能性があります。」
(SpaceXは、スターリンクの打ち上げに成功した後、海でFalcon 9ブースターを失います:追加)
https://www.theverge.com/2020/2/17/21140965/spacex-falcon-9-failure-sea-drone-ship-starlink-success
「月曜日の着陸試行中に何が起こったのかはまだ明らかではありません。放送では、ドローン船の側面への煙または蒸気のパフのみが見られ、ファルコン9ブースターがかなり広いマージンでプラットフォームを逃したことが示されました。「今回は明らかに着陸しなかった」とSpaceXのエンジニアの1人であるLauren Lyonsは放送で語った。」
上手の手から水が漏れるの類か・・・。
検査のボトルネックは試薬 ― 2020年02月18日 11:20
検査のボトルネックは試薬
機械さえあれば簡単に行えるPCR法に依るウイルス同定検査。
1日300件とか言われていたのが、急に10倍以上に増えるわけはないと思っていたんだが、理由が分かった。
(新型ウイルス 検査体制拡充 最大一日3800人検査可能に)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200218/k10012289821000.html
「検査機器がある医療機関などからウイルス検査を実施したいという要請があれば、試薬を配るなどして検査ができるようにします。」
もちろん、検査機器や人手はボトルネックになるけど、金に糸目をつけないなら普及は可能だが、どうやら試薬が手に入るかどうかが問題のようだ。
試薬の供給が追い付かなかったので、検査能力が限られていたというわけか・・・。
本当のところはどうなんだろうな。
全国の医療機関で、好き放題検査できるようになるためには、膨大な処理能力が必要だろうから、3800人で威張ることはできない(威張ってるかあ?)。
ちょっと考えてみた。
武漢が1100万人の人口に対して、疑い含めてざっくり10万人感染しているとすれば、陰性もあるから余裕見て20万は必要だろう。
我が国は武漢の10倍の人口だからな。
200万人検査することになる。
3800人で何日かかるか・・・。
およそ1年半ということになる。
全然足りない。
そこで、まずは医療機関へのアクセスでふるいにかける。
相談窓口だって、人手を掛けて行うわけだから無制限にアクセスさせるわけにはいかない。
4日間、発熱して苦しんでからでなければ、電話も掛けられないし、近所の医者に行くことも出来ない(インフルエンザかも知れないけどな)。
だって、そこで一般の外来にいきなり行ったら、蔓延させてしまうわけだからな。
熱が出たら、とにかく4日は苦しむ(市販の解熱剤飲むしかない)。
相談センターに電話して、単なる風邪だといわれれば、晴れて一般の医療機関に行けるわけだ(インフルエンザかも知れないけどな)。
ここで電話だけで行うトリアージに失敗すれば、一般の医療機関に感染者を送り込むことになる。
ジジババ多く、医療機関だから、無病の人はいないはずだからな。
ハイリスク集団に、突っ込むわけだ。
まあいい。
晴れて、発熱外来を案内されて、それなりの動線で分離された環境で診てもらえる。
やれやれ・・・。
が、そこでインフルとかとの区別をしてもらって、合理的疑いがあると診断されない限り、検査にはアクセスできない。
タダの風邪ですよ・・・。
追い返されるのがオチだ。
発熱が続くようなら、また、相談センターに電話してから出直してください。
二度と来るかよ!。
ここで、誤診(医療行為の中での判断だから、診断を受けることになる)されて追い返されれば、発熱して苦しんでるんだから、一般の医療機関にかかる確率は高い。
どーせ、また、風邪とか言われて追い返されるのがオチだからな。
風邪だというなら、近所の医者に掛かって、どこが悪い!?。
まあ、やむを得ない。
発熱外来で、晴れて検査に辿り着いても、直ぐに検査されるかどうかは分からない。
検査能力には限界があるからな。
最悪、1年半後に診断が出ることになる(そんなあ!)。
まあ、どうでもいいんですが。
検査を受ける人数を絞る段階で、感染者を振るい落としてしまう可能性は大きい。
そして、それは一般の医療機関の受診を促進し、そこでハイリスク集団との接点を生む。
3800人の検査態勢に合わせるための机上の空論では、感染者を拡大する効果しかないかもな。
事実上、3800人程度の検査能力では、重症化した患者の医学管理程度にしか使えない。
今日から早速、新型コロナを好きなだけ検査できるレベルには程遠いのだ。
試薬の配布をどこが牛耳っているのかも問題だしな。
その匙加減で、発生状況をコントロールすることも可能だ。
湖北省が行っているように、CT画像などから推定して確定診断してもいいのではないか。
軽症者に使う試薬などないのだ(たぶん)。
昨日今日と体調を崩している浮沈子。
微熱があり、身体もだるく、軽い頭痛が出ている(今朝は、喉も痛いし・・・)。
体温計もなく、マスクもない(キッチンペーパーと輪ゴムもない・・・)。
4日続いて電話しても、相談センターで門前払いだな(体温計って、記録してから電話してくださいね!)。
仕方ないから、薬局で総合感冒薬買って暫く様子を見ようか(体温計とマスクは買わないの?)。
かくして、新型コロナは市中感染の渦を広げていくのだ・・・。
機械さえあれば簡単に行えるPCR法に依るウイルス同定検査。
1日300件とか言われていたのが、急に10倍以上に増えるわけはないと思っていたんだが、理由が分かった。
(新型ウイルス 検査体制拡充 最大一日3800人検査可能に)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200218/k10012289821000.html
「検査機器がある医療機関などからウイルス検査を実施したいという要請があれば、試薬を配るなどして検査ができるようにします。」
もちろん、検査機器や人手はボトルネックになるけど、金に糸目をつけないなら普及は可能だが、どうやら試薬が手に入るかどうかが問題のようだ。
試薬の供給が追い付かなかったので、検査能力が限られていたというわけか・・・。
本当のところはどうなんだろうな。
全国の医療機関で、好き放題検査できるようになるためには、膨大な処理能力が必要だろうから、3800人で威張ることはできない(威張ってるかあ?)。
ちょっと考えてみた。
武漢が1100万人の人口に対して、疑い含めてざっくり10万人感染しているとすれば、陰性もあるから余裕見て20万は必要だろう。
我が国は武漢の10倍の人口だからな。
200万人検査することになる。
3800人で何日かかるか・・・。
およそ1年半ということになる。
全然足りない。
そこで、まずは医療機関へのアクセスでふるいにかける。
相談窓口だって、人手を掛けて行うわけだから無制限にアクセスさせるわけにはいかない。
4日間、発熱して苦しんでからでなければ、電話も掛けられないし、近所の医者に行くことも出来ない(インフルエンザかも知れないけどな)。
だって、そこで一般の外来にいきなり行ったら、蔓延させてしまうわけだからな。
熱が出たら、とにかく4日は苦しむ(市販の解熱剤飲むしかない)。
相談センターに電話して、単なる風邪だといわれれば、晴れて一般の医療機関に行けるわけだ(インフルエンザかも知れないけどな)。
ここで電話だけで行うトリアージに失敗すれば、一般の医療機関に感染者を送り込むことになる。
ジジババ多く、医療機関だから、無病の人はいないはずだからな。
ハイリスク集団に、突っ込むわけだ。
まあいい。
晴れて、発熱外来を案内されて、それなりの動線で分離された環境で診てもらえる。
やれやれ・・・。
が、そこでインフルとかとの区別をしてもらって、合理的疑いがあると診断されない限り、検査にはアクセスできない。
タダの風邪ですよ・・・。
追い返されるのがオチだ。
発熱が続くようなら、また、相談センターに電話してから出直してください。
二度と来るかよ!。
ここで、誤診(医療行為の中での判断だから、診断を受けることになる)されて追い返されれば、発熱して苦しんでるんだから、一般の医療機関にかかる確率は高い。
どーせ、また、風邪とか言われて追い返されるのがオチだからな。
風邪だというなら、近所の医者に掛かって、どこが悪い!?。
まあ、やむを得ない。
発熱外来で、晴れて検査に辿り着いても、直ぐに検査されるかどうかは分からない。
検査能力には限界があるからな。
最悪、1年半後に診断が出ることになる(そんなあ!)。
まあ、どうでもいいんですが。
検査を受ける人数を絞る段階で、感染者を振るい落としてしまう可能性は大きい。
そして、それは一般の医療機関の受診を促進し、そこでハイリスク集団との接点を生む。
3800人の検査態勢に合わせるための机上の空論では、感染者を拡大する効果しかないかもな。
事実上、3800人程度の検査能力では、重症化した患者の医学管理程度にしか使えない。
今日から早速、新型コロナを好きなだけ検査できるレベルには程遠いのだ。
試薬の配布をどこが牛耳っているのかも問題だしな。
その匙加減で、発生状況をコントロールすることも可能だ。
湖北省が行っているように、CT画像などから推定して確定診断してもいいのではないか。
軽症者に使う試薬などないのだ(たぶん)。
昨日今日と体調を崩している浮沈子。
微熱があり、身体もだるく、軽い頭痛が出ている(今朝は、喉も痛いし・・・)。
体温計もなく、マスクもない(キッチンペーパーと輪ゴムもない・・・)。
4日続いて電話しても、相談センターで門前払いだな(体温計って、記録してから電話してくださいね!)。
仕方ないから、薬局で総合感冒薬買って暫く様子を見ようか(体温計とマスクは買わないの?)。
かくして、新型コロナは市中感染の渦を広げていくのだ・・・。
スターリンク4は成功したのか ― 2020年02月18日 13:55
スターリンク4は成功したのか
(SpaceXが60基のStarlinkミニ通信衛星打ち上げは成功、ブースター回収は失敗)
https://jp.techcrunch.com/2020/02/18/2020-02-17-spacex-successfully-launches-60-more-starlink-satellites-but-misses-booster-landing/
「60基ずつの打ち上げは今回で5回目の成功となり、これで300基の衛星を軌道に投入したことになる。」
打ち上げ自体(衛星の軌道投入含む)は、多少変則的な要素はあったが、無事に終わったように見える。
「SpaceXは今回もブースターを地上回収しようとしたが(成功していれば50回目の回収となった)、残念ながら失敗した。」
「ブースターは着地のための減速噴射までは予定どおりだったものの、中継ビデオを見ると、ブースターは着地点を大きく外れて海に落下したようだ。」
「ブースターは海に落下したものの、十分に減速されており破壊されていなかったため再利用の可能性はある」
再使用できるかどうかは別にして、ドローン船への着陸には失敗した。
「SpaceXは大西洋上に専用船を2隻航行させフェアリングを2個とも回収する試みを行っている」
結果は、このブログを書いている時点では発表されていない様だ。
さて、問題は今回の打ち上げ(スターリンク4)が成功だったか失敗だったか。
浮沈子的には(おそらくスペースX的にも)、失敗だったとみている。
今回も、回収地点の天候調整のために打ち上げの日程をずらしているしな。
S社にとっての打ち上げとは、少なくとも1段目の回収を含めたものになっている(たぶん)。
それでなければ、回収地点の天候(海況)を打ち上げ日程に反映させるはずはない。
タイトな打ち上げスケジュールをこなし、LC40と地上インフラを共用しているLC41(ULAがアトラスVの打ち上げに使用中)の日程に影響を与えてまで行ってるわけだからな。
今回は、失敗!。
更に言えば、衛星打ち上げはスターリンクの場合、ビジネスの一部分でしかない。
コストの回収は、サービスインするまでゼロだ。
打ち上げが100パー上手くいったとしても、手放しでは喜べない。
フェアリングの回収状況が分からないのも、いい知らせじゃない。
現在打ち上げが続いている初期の衛星群は、衛星間通信というキラーアプリ(?)を積んでいないしな。
全部中途半端な状態が、ダラダラと続いている。
その中で、2段目の燃料節約だか何だか知らないが、妙なタイミングで衛星放り出している。
スターリンクは自社事業だから、好きにすればいいけど、やるべきことをきちんとできてナンボの話だ。
まあ、S社は聞く耳持たんだろうけど。
そういう会社だしな。
そのうち、コスト削減とか言いながら、ロケット使わずに衛星打ち上げるようになるかも知れない・・・。
(スイス宇宙システム)
https://en.wikipedia.org/wiki/Swiss_Space_Systems
エアバスに括り付けた高度80kmまで上がるサブオービタルシャトルに人工衛星乗せて、たぶん固体燃料ロケットの上段が付いた衛星を放出する。
シャトルは地上まで戻り、次の衛星(と固体燃料上段)を搭載してエアバスに乗って飛び立つ。
なんか、行けそうな気がするんだがな。
「2016年12月14日、スイススペースシステムズはブロイおよびノースヴォーの民事裁判所で破産宣告されました。」
あれま!。
(スイス・スペース・システムズ)
https://www.swissinfo.ch/jpn/%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%8C%96_%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%82%8F%E3%81%9A%E3%81%AB%E8%A1%9B%E6%98%9F%E3%82%92%E6%89%93%E3%81%A1%E4%B8%8A%E3%81%92%E3%82%8B/35750388
この方式で想定される衛星重量は250kg。
スターリンク衛星は260kg。
固体燃料上段で、どの位上がるかは知らないが、十分に加速さえできれば実用になるだろう。
昨日のスターリンク4のデプロイ高度は230kmだった。
破産したのは残念だったが、いずれこのコンセプトを引き継ぐところが現れそうな気がする。
もちろん、スターリンクで使うわけにはいかない。
毎日上げても、2週間で60機を打ち上げるファルコン9には追い付けない。
固体燃料上段も、衛星の数だけ必要だ(これは使い捨て)。
折り畳み衛星を、フェアリング一杯積み込んで打ち上げる現在の方法は、限界に近い効率を発揮している。
低高度に十分加速した衛星を打ち上げ、後は衛星自身の力で軌道を上げることが出来ればいい。
トンネル事業もやってるからな。
高い山の上まで減圧したトンネル掘って、レールガンで加速して放出すれば何とかなるかも知れない(未確認)。
先のことは分からないけど、スターシップの開発が行き詰まれば、何か別の手立てを考えてくるかもしれない。
スターリンク計画をふつーの会社に切り分ける話もあるけど、スターシップの開発費用も賄わなければならんからな。
外部資金を導入すれば、好き放題することもできなくなる。
まあ、どうでもいいんですが。
新たなデプロイ方法を試みたり、フェアリングの回収に拘ってみたり。
毎回、なにがしかのチャレンジがある。
結果はともかく、その志の高さ(無謀さ?)は人を引き付けずにはおかない。
是非とも、意味ある失敗を続けてもらいたいものだ。
順風満帆で、何事もないスペースXなんて、つまんないからな・・・。
(SpaceXが60基のStarlinkミニ通信衛星打ち上げは成功、ブースター回収は失敗)
https://jp.techcrunch.com/2020/02/18/2020-02-17-spacex-successfully-launches-60-more-starlink-satellites-but-misses-booster-landing/
「60基ずつの打ち上げは今回で5回目の成功となり、これで300基の衛星を軌道に投入したことになる。」
打ち上げ自体(衛星の軌道投入含む)は、多少変則的な要素はあったが、無事に終わったように見える。
「SpaceXは今回もブースターを地上回収しようとしたが(成功していれば50回目の回収となった)、残念ながら失敗した。」
「ブースターは着地のための減速噴射までは予定どおりだったものの、中継ビデオを見ると、ブースターは着地点を大きく外れて海に落下したようだ。」
「ブースターは海に落下したものの、十分に減速されており破壊されていなかったため再利用の可能性はある」
再使用できるかどうかは別にして、ドローン船への着陸には失敗した。
「SpaceXは大西洋上に専用船を2隻航行させフェアリングを2個とも回収する試みを行っている」
結果は、このブログを書いている時点では発表されていない様だ。
さて、問題は今回の打ち上げ(スターリンク4)が成功だったか失敗だったか。
浮沈子的には(おそらくスペースX的にも)、失敗だったとみている。
今回も、回収地点の天候調整のために打ち上げの日程をずらしているしな。
S社にとっての打ち上げとは、少なくとも1段目の回収を含めたものになっている(たぶん)。
それでなければ、回収地点の天候(海況)を打ち上げ日程に反映させるはずはない。
タイトな打ち上げスケジュールをこなし、LC40と地上インフラを共用しているLC41(ULAがアトラスVの打ち上げに使用中)の日程に影響を与えてまで行ってるわけだからな。
今回は、失敗!。
更に言えば、衛星打ち上げはスターリンクの場合、ビジネスの一部分でしかない。
コストの回収は、サービスインするまでゼロだ。
打ち上げが100パー上手くいったとしても、手放しでは喜べない。
フェアリングの回収状況が分からないのも、いい知らせじゃない。
現在打ち上げが続いている初期の衛星群は、衛星間通信というキラーアプリ(?)を積んでいないしな。
全部中途半端な状態が、ダラダラと続いている。
その中で、2段目の燃料節約だか何だか知らないが、妙なタイミングで衛星放り出している。
スターリンクは自社事業だから、好きにすればいいけど、やるべきことをきちんとできてナンボの話だ。
まあ、S社は聞く耳持たんだろうけど。
そういう会社だしな。
そのうち、コスト削減とか言いながら、ロケット使わずに衛星打ち上げるようになるかも知れない・・・。
(スイス宇宙システム)
https://en.wikipedia.org/wiki/Swiss_Space_Systems
エアバスに括り付けた高度80kmまで上がるサブオービタルシャトルに人工衛星乗せて、たぶん固体燃料ロケットの上段が付いた衛星を放出する。
シャトルは地上まで戻り、次の衛星(と固体燃料上段)を搭載してエアバスに乗って飛び立つ。
なんか、行けそうな気がするんだがな。
「2016年12月14日、スイススペースシステムズはブロイおよびノースヴォーの民事裁判所で破産宣告されました。」
あれま!。
(スイス・スペース・システムズ)
https://www.swissinfo.ch/jpn/%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%8C%96_%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%82%8F%E3%81%9A%E3%81%AB%E8%A1%9B%E6%98%9F%E3%82%92%E6%89%93%E3%81%A1%E4%B8%8A%E3%81%92%E3%82%8B/35750388
この方式で想定される衛星重量は250kg。
スターリンク衛星は260kg。
固体燃料上段で、どの位上がるかは知らないが、十分に加速さえできれば実用になるだろう。
昨日のスターリンク4のデプロイ高度は230kmだった。
破産したのは残念だったが、いずれこのコンセプトを引き継ぐところが現れそうな気がする。
もちろん、スターリンクで使うわけにはいかない。
毎日上げても、2週間で60機を打ち上げるファルコン9には追い付けない。
固体燃料上段も、衛星の数だけ必要だ(これは使い捨て)。
折り畳み衛星を、フェアリング一杯積み込んで打ち上げる現在の方法は、限界に近い効率を発揮している。
低高度に十分加速した衛星を打ち上げ、後は衛星自身の力で軌道を上げることが出来ればいい。
トンネル事業もやってるからな。
高い山の上まで減圧したトンネル掘って、レールガンで加速して放出すれば何とかなるかも知れない(未確認)。
先のことは分からないけど、スターシップの開発が行き詰まれば、何か別の手立てを考えてくるかもしれない。
スターリンク計画をふつーの会社に切り分ける話もあるけど、スターシップの開発費用も賄わなければならんからな。
外部資金を導入すれば、好き放題することもできなくなる。
まあ、どうでもいいんですが。
新たなデプロイ方法を試みたり、フェアリングの回収に拘ってみたり。
毎回、なにがしかのチャレンジがある。
結果はともかく、その志の高さ(無謀さ?)は人を引き付けずにはおかない。
是非とも、意味ある失敗を続けてもらいたいものだ。
順風満帆で、何事もないスペースXなんて、つまんないからな・・・。
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