🐼変異種:教訓:ワクチンうってマスクしてたら防げたか ― 2021年09月03日 05:49
変異種:教訓:ワクチンうってマスクしてたら防げたか
(アメリカ マスク非着用の教師から児童・家族にコロナ感染拡大)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210830/k10013231701000.html
「ことし5月下旬に教師ひとりが変異ウイルスの「デルタ株」に感染」
「校内ではマスクの着用が義務づけられていましたが、この教師は本の読み聞かせの際、マスクを外すことがあった」
「この教師はワクチンを接種しておらず、症状が出てからも、検査を受けるまでの2日間、通常どおり勤務」
「CDCはワクチンを接種できる年齢に達していない子どもへの感染を防ぐために、周囲の大人がワクチンを接種することに加えてマスクや換気などの感染対策を徹底することが重要」
さすがNHKの記事は、綺麗にまとまっていて、要点を押さえて無難な結論で締めている。
上手いな・・・。
しかし、浮沈子的にはいくつか気になる点もある。
最後のCDCのコメントにもあるが、多段階で対応しなければ、デルタの感染は防げないということだ。
特に、換気という点に注目だな。
朗読の際にマスク外してたって、教室では当然必要な距離は取っていただろうから、飛沫感染でないことは明らかだ。
この頃(5月下旬)は、米国では、デルタが空気感染だということはまだオーソライズされていなかったからな。
集団感染が起こった学校が、公立か私立かは不明だが、公立学校の教員にワクチンの義務化が行われたのは最近の話だ。
しかし、ワクチンうっていれば避けられたかどうかは分からない。
ブレイクスルー感染は、今となっては当たり前だ。
症状が出てからも勤務していた点が問題とされているが、新型コロナウイルスの感染時期は、発症の数日前からと言われている。
無症状の時期にも感染させまくる。
熱計ったってムリポ!(熱出ない人もいる)。
おそらくは、PCR検査でも、その時期(感染させ始めの頃)は駄々洩れに違いない(半分も引っ掛からないんじゃないのかあ?:従来種(旧欧州産変異種)では、発症時点で6割と言われていた)。
PCRは万能じゃない。
2割は偽陰性ですり抜ける。
もちろん、感染初期の症状は単なる風邪と区別が付かない(味覚や嗅覚の喪失があるとヤバいけどな)。
感染を事前に察知することはできないし、検査しても二次感染を完全に防ぐことはできない。
この事案の場合、ワクチン、マスク、発症後の対策以外にも、考慮すべき点があるような気がする。
たとえば、12歳未満が接種できない状況を改善して、0歳時からワクチン接種を行えるようにするとか。
ワクチンうっても、免疫つかない教師もいるだろうから、ちゃんと抗体値を測って、毎日記録するとか。
教師と生徒を完全に分離して、透明なアクリル(ポリカーボネートでもいいですが)の仕切りで気密性を確保し、強制換気して、生徒と同じ空気を吸えないようにするとか。
いっそのこと、生徒は通学させるが、教師は在宅でリモート授業するとか(いみねー・・・)。
まあ、どうでもいいんですが。
強力なロックダウンを掛ける以外に、デルタを完全に封じ込めることはできない。
ワクチンでもダメ。
マスクしてもダメ。
社会的距離取ってもダメ。
ゼロコロナ政策を採ってきたシンガポールが、ワクチン接種が進んだことから、社会規制を解除しようとしているけれど、内内だけでやるならともかく、検疫を緩めた途端に感染爆発になることは間違いない(そうなのかあ?)。
イスラエルは、アリの一穴から、現在1万人(1日当たり)の感染者を出している(3回目のワクチンもうち始めているけど)。
死者も、50人を超える日が出てきている(8月30日:53人、これまでの最多は1月24日の76人)。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
オーストラリアは、ゼロコロナ政策を放棄して、どうやら我が国と同じく、ワクチンうって感染制御放棄し重症化制御へ向かって舵を切り出したようだ(NSW州だけかも)。
(シドニーのロックダウンは『モックダウン』? ロックダウン 2ヶ月間を振り返る)
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/hirano/2021/08/-2_2.php
「州政府は、自らの判断の誤りで感染拡大が制御不能になってしまったにも関わらず、専門家や識者らの他州並みの強いロックダウンを求める声を一蹴し、今回このような感染拡大になってしまう前までしっかり行ってきた感染制御対策をすべてドブに捨て、高いワクチン接種率を達成させることでロックダウンを終わらせ、すべてを再開したい考えだ。」
「しかし、他州は、接種率に関係なく、感染拡大している限り、入州を拒否する構えを見せており、現在、ニューサウスウェールズ州は、他のすべての州から州境を閉鎖されている」
まあいい。
オーストラリア(NSW)は、ゼロコロナから重症化制御への移行事例になるかも知れない。
仕方なくだけどな。
シンガポールが上手くいくかどうか。
来年辺り、検疫を緩和するというニュージーランドがどうなるかも注目だ。
何より、世界最大のゼロコロナ大国である中国の動向から目が離せない。
特効薬やスーパーワクチンを喉から手が出るほど欲しがっているのは、中国が一番だろう。
政権の威信をかけて、ゼロコロナを撤回するわけにはいかなだろうしな。
世界は、徐々に重症化制御へ移行しつつある。
もう、感染制御は困難になってきている。
ミュー変異種とかも出てきたしな。
(【詳しく】“ミュー株”とは コロナ変異株 最新情報まとめ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210902/k10013238451000.html
「WHOによりますと予備的なデータでは「ベータ株」と同様にワクチンなどで得られた免疫の働きが下がるという報告がある」
詳しいことはこれから分かってくるだろうし、これが蔓延しだせば、否応なくお目にかかることになる。
「「N501Y」という変異や抗体の攻撃から逃れる「E484K」という変異などが含まれ・・・」
易感染変異やワクチン逃避変異があるからと言って、必ずしもメジャーになれるとは限らない。
ラムダが蔓延するペルーでは、デルタは2%しかないそうだ。
一寸先は闇の新型コロナ。
加州の学校の集団感染は、氷山の一角に過ぎない。
新学期が始まり(米国では新学年)、学校というインキュベーターが稼働し始める。
デルタは、一点突破全面展開のパターンで広がる。
感染力(増殖力)が強いからな。
その流行を食い止めてしまうラムダも侮れない。
実際、ミューはどうなんだろう?。
もう、国内への侵入は果たしている。
(変異ウイルス「ミュー株」国内初確認 “ワクチンに影響も”WHO)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210902/k10013238331000.html
「▽ことし6月26日にUAE=アラブ首長国連邦から成田空港に到着した40代の女性
▽7月5日にイギリスから羽田空港に到着した50代の女性」
これは、あくまで検疫で陽性判明したケースだけだ。
あるいは、これから入ってくるルートが生き延びることになるのかも知れない。
我が国の検疫体制では、空気感染する変異種を水際で食い止めることはできない。
オーストラリアはやられてしまった。
中国もいつか重症化制御に切り替えるんだろう。
14億人をワクチンで疑似感染させて、たっぷり免疫つけた後、更なる追加のワクチンでどぶ漬けにしてからな。
それでも、何か起これば再び強権発動して鎖国になる。
大変だな・・・。
(アメリカ マスク非着用の教師から児童・家族にコロナ感染拡大)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210830/k10013231701000.html
「ことし5月下旬に教師ひとりが変異ウイルスの「デルタ株」に感染」
「校内ではマスクの着用が義務づけられていましたが、この教師は本の読み聞かせの際、マスクを外すことがあった」
「この教師はワクチンを接種しておらず、症状が出てからも、検査を受けるまでの2日間、通常どおり勤務」
「CDCはワクチンを接種できる年齢に達していない子どもへの感染を防ぐために、周囲の大人がワクチンを接種することに加えてマスクや換気などの感染対策を徹底することが重要」
さすがNHKの記事は、綺麗にまとまっていて、要点を押さえて無難な結論で締めている。
上手いな・・・。
しかし、浮沈子的にはいくつか気になる点もある。
最後のCDCのコメントにもあるが、多段階で対応しなければ、デルタの感染は防げないということだ。
特に、換気という点に注目だな。
朗読の際にマスク外してたって、教室では当然必要な距離は取っていただろうから、飛沫感染でないことは明らかだ。
この頃(5月下旬)は、米国では、デルタが空気感染だということはまだオーソライズされていなかったからな。
集団感染が起こった学校が、公立か私立かは不明だが、公立学校の教員にワクチンの義務化が行われたのは最近の話だ。
しかし、ワクチンうっていれば避けられたかどうかは分からない。
ブレイクスルー感染は、今となっては当たり前だ。
症状が出てからも勤務していた点が問題とされているが、新型コロナウイルスの感染時期は、発症の数日前からと言われている。
無症状の時期にも感染させまくる。
熱計ったってムリポ!(熱出ない人もいる)。
おそらくは、PCR検査でも、その時期(感染させ始めの頃)は駄々洩れに違いない(半分も引っ掛からないんじゃないのかあ?:従来種(旧欧州産変異種)では、発症時点で6割と言われていた)。
PCRは万能じゃない。
2割は偽陰性ですり抜ける。
もちろん、感染初期の症状は単なる風邪と区別が付かない(味覚や嗅覚の喪失があるとヤバいけどな)。
感染を事前に察知することはできないし、検査しても二次感染を完全に防ぐことはできない。
この事案の場合、ワクチン、マスク、発症後の対策以外にも、考慮すべき点があるような気がする。
たとえば、12歳未満が接種できない状況を改善して、0歳時からワクチン接種を行えるようにするとか。
ワクチンうっても、免疫つかない教師もいるだろうから、ちゃんと抗体値を測って、毎日記録するとか。
教師と生徒を完全に分離して、透明なアクリル(ポリカーボネートでもいいですが)の仕切りで気密性を確保し、強制換気して、生徒と同じ空気を吸えないようにするとか。
いっそのこと、生徒は通学させるが、教師は在宅でリモート授業するとか(いみねー・・・)。
まあ、どうでもいいんですが。
強力なロックダウンを掛ける以外に、デルタを完全に封じ込めることはできない。
ワクチンでもダメ。
マスクしてもダメ。
社会的距離取ってもダメ。
ゼロコロナ政策を採ってきたシンガポールが、ワクチン接種が進んだことから、社会規制を解除しようとしているけれど、内内だけでやるならともかく、検疫を緩めた途端に感染爆発になることは間違いない(そうなのかあ?)。
イスラエルは、アリの一穴から、現在1万人(1日当たり)の感染者を出している(3回目のワクチンもうち始めているけど)。
死者も、50人を超える日が出てきている(8月30日:53人、これまでの最多は1月24日の76人)。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
オーストラリアは、ゼロコロナ政策を放棄して、どうやら我が国と同じく、ワクチンうって感染制御放棄し重症化制御へ向かって舵を切り出したようだ(NSW州だけかも)。
(シドニーのロックダウンは『モックダウン』? ロックダウン 2ヶ月間を振り返る)
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/hirano/2021/08/-2_2.php
「州政府は、自らの判断の誤りで感染拡大が制御不能になってしまったにも関わらず、専門家や識者らの他州並みの強いロックダウンを求める声を一蹴し、今回このような感染拡大になってしまう前までしっかり行ってきた感染制御対策をすべてドブに捨て、高いワクチン接種率を達成させることでロックダウンを終わらせ、すべてを再開したい考えだ。」
「しかし、他州は、接種率に関係なく、感染拡大している限り、入州を拒否する構えを見せており、現在、ニューサウスウェールズ州は、他のすべての州から州境を閉鎖されている」
まあいい。
オーストラリア(NSW)は、ゼロコロナから重症化制御への移行事例になるかも知れない。
仕方なくだけどな。
シンガポールが上手くいくかどうか。
来年辺り、検疫を緩和するというニュージーランドがどうなるかも注目だ。
何より、世界最大のゼロコロナ大国である中国の動向から目が離せない。
特効薬やスーパーワクチンを喉から手が出るほど欲しがっているのは、中国が一番だろう。
政権の威信をかけて、ゼロコロナを撤回するわけにはいかなだろうしな。
世界は、徐々に重症化制御へ移行しつつある。
もう、感染制御は困難になってきている。
ミュー変異種とかも出てきたしな。
(【詳しく】“ミュー株”とは コロナ変異株 最新情報まとめ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210902/k10013238451000.html
「WHOによりますと予備的なデータでは「ベータ株」と同様にワクチンなどで得られた免疫の働きが下がるという報告がある」
詳しいことはこれから分かってくるだろうし、これが蔓延しだせば、否応なくお目にかかることになる。
「「N501Y」という変異や抗体の攻撃から逃れる「E484K」という変異などが含まれ・・・」
易感染変異やワクチン逃避変異があるからと言って、必ずしもメジャーになれるとは限らない。
ラムダが蔓延するペルーでは、デルタは2%しかないそうだ。
一寸先は闇の新型コロナ。
加州の学校の集団感染は、氷山の一角に過ぎない。
新学期が始まり(米国では新学年)、学校というインキュベーターが稼働し始める。
デルタは、一点突破全面展開のパターンで広がる。
感染力(増殖力)が強いからな。
その流行を食い止めてしまうラムダも侮れない。
実際、ミューはどうなんだろう?。
もう、国内への侵入は果たしている。
(変異ウイルス「ミュー株」国内初確認 “ワクチンに影響も”WHO)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210902/k10013238331000.html
「▽ことし6月26日にUAE=アラブ首長国連邦から成田空港に到着した40代の女性
▽7月5日にイギリスから羽田空港に到着した50代の女性」
これは、あくまで検疫で陽性判明したケースだけだ。
あるいは、これから入ってくるルートが生き延びることになるのかも知れない。
我が国の検疫体制では、空気感染する変異種を水際で食い止めることはできない。
オーストラリアはやられてしまった。
中国もいつか重症化制御に切り替えるんだろう。
14億人をワクチンで疑似感染させて、たっぷり免疫つけた後、更なる追加のワクチンでどぶ漬けにしてからな。
それでも、何か起これば再び強権発動して鎖国になる。
大変だな・・・。
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