アキバる!?2012年10月20日 21:13

アキバる!?
アキバる(=秋葉原に行って、つまらん買い物をしながらぶらぶらすること。当然、我輩の辞書にしか出ていない・・・)


今日は、秋晴れの1日だった。雲はそれなりに出ていたが、日差しで顔が焼けた。

マイボクスターの屋根を全開にして(途中で止めることはオススメできません・・・)、首都高をぶっ飛ばして秋葉原に乗り込む。

ラジオ、家電、パソコン、ゲーム、フィギァと目まぐるしく入れ替わりながらも、「オタク」という言葉が出来る前から、ここはオタクの聖地である。

中央通りの中程(どこからどこまでが中央通りか不明)に、エクセルシオールがあり、その2階にあるサイゼリアで弟と飯を食った。

ジャリども(失礼!、お子様たち)のたまり場になっている。ゲームが流行り出してから、秋葉原を訪れる人々の年齢構成は、急激に下がりだした。

今、最も多い店はケータイだろうと思うが、飲食店も増えた。喫茶店なんて、古炉奈(2009年閉店)くらいしかなかった。

ソフマップが大量に店を出し、ヨドバシが出来、市場の跡に高層ビルが建って、町の姿は一変した。

しかし、栄枯盛衰の激しい流行りものの世界でも、いや、だからこそ、裏路地の奥に怪しげな店を出し、モードになる前の兆しを捉えて新しがり屋の御用達になっているところや、すぐ飽きる連中の受け皿になる買取店など、秋葉原ならではの形態が見られる。

家の近所と職場以外で、最も足繁く通う場所である。かれこれ、30年になる。自分でも、マメだなあと思う。それだけの魅力に溢れている。インターネットなど、日本では影も形もなく、BASIC(beginner's all-purpose symbolic instruction code)を8ビットマイコンに打ち込んで(雑誌のマネだけ)、キロバイト単位のメモリーの巨大さに狂喜し、テープレコーダーのような記録装置にそれを保存しては、プログラマー気分に浸っていた(遠い目・・・)。

そして、目くるめく時代の変化とともに、コンピューターは大衆の物となった。今や、当時のスパコンが、掌に乗っている。恐ろしいスピードで通信が行われ、何週間もかかっていたレンダリングがリアルタイムで行われて、それでも「遅い!」とか言われている。

技術者たちの素晴らしい才能、努力、そしてその成果は、あっという間に消費されて、飢えたユーザーからは、もっと速く、もっと大量に、もっと美しくといった、地獄のような要求が付きつけられる。

その一方で、様々なデバイスの中にコンピューターが取り込まれ、発展的な利用が行われるようにもなった。およそ、音や映像の出るもの、電気で動くものの中で、コンピューターを内蔵していないものを探す方が困難である。

秋葉原は、それらの全てを見てきた。

世界が、デジタルで覆われていくさまを。

で、今日の散財は、

180mAhのスマホ充電器4個(全色ゲット!)。

(スマートフォン用緊急充電池 BSMPA02シリーズ)
http://buffalo.jp/products/catalog/supply/phone/cable/ac-adapter/bsmpa02/

メーカー希望小売価格(昔の「定価」ですな)¥1,386(税込)のところ、200円(!)。4個買っても、800円。

後は、500Eのリモコンキーの電池交換用ミニプラスドライバー1本50円、プリンター用USBケーブル2本で200円(余り安いので、断線が不安になり2本ゲット)。N8000という中華スマホの予備電池1個1000円。

500Eリモコン用ボタン電池1個160円、ついでにボクスター用1個150円。

さて、本日のメインイベントは、アップルのお店で、第5世代になったⅰPod touchを触ること。

おいてありましたよ、当然!。ちょっと間の抜けた、縦長の筐体が気になるが、さすがに持ちやすい。

そして、持ち上げておったまげたその軽さ!。

88グラムにありとあらゆる機能が付いて、24800円。32ギガバイト!!。30年前の8ビットマイコンのメインメモリーは、メインRAM 64Kバイトであった(ストレージと比較してもしょうがないが、50万倍である)。

(FP-1000:私が買った初めてのパソコンは、カラー表示可能なFPー1100)
http://ja.wikipedia.org/wiki/FP-1000

Siriも試してみる。

「今日の天気は?」と聞くと、天気を答えると共に、予報の一覧を表示してくれる。さらに、「今、何時?」と聞くと、時刻の表示と共に、時計のアプリが起動する。

うーん、日本語の認識も、実用的なレベルである。

カメラは、やっとまともになった。隣にある4G(これも併売している)で撮った画像と比べると、一目瞭然である。早く欲しい!。

しかし、中古で買うと決めているので、無駄と知りつつ、何軒かの中古屋を見て歩くが、当然、まだない。出てから10日しか経っていないのだから無理もないが、充実した機能と使い勝手に、なかなか飽きてくれないのかもしれない。じっと待つしかない。

かくして、「アキバる」理由が、また増えてしまったわけだな。