DBS2012年10月29日 00:04

DBS
DBS


DBSといえば、アストンマーチンである。

(アストンマーチン・DBS)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%B3%E3%83%BBDBS

イギリス人って、アストン大好きだからなあ。

もう一つ、DBSの意味するものがある。

(脳深部刺激療法:Deep Brain Stimulation)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%B3%E6%B7%B1%E9%83%A8%E5%88%BA%E6%BF%80%E7%99%82%E6%B3%95

なんか痛そうな写真が出ているが、脳自体には痛覚神経はないので、周りが痛いだけなんだろう(麻酔もするし・・・)。

(不随意運動のための脳深部刺激療法の項を参照)
http://www.medtronic.co.jp/our-therapies/index.htm

「本態性振戦」と「パーキンソン病」には、健康保険の適用もある。れっきとした医療行為である。怪しげな人体実験ではない(それでも、素人目には怪しげに映る)。

患者さんの体験談も出ているが、初めは怖かったらしい。脳味噌の中に、電極突っ込んで電気刺激するとなれば、誰だってビビルわな!。

人によっては、劇的な改善を見ることがあるようだ。医学の進歩は留まるところを知らない。

この治療法は、あくまで脳の疾患の対症療法であるが、脊髄損傷等で運動制御機能を失ってしまった場合の治療として、BCIという仕掛けで外部装置を動かす技術があるという。

(コンピューターを脳から直接制御するBCI)
http://www.tdk.co.jp/techmag/salon/ubiquitous/ubi050826b.htm

再生医療とかも期待できるが、BCIのスゴイところは、兵士とか運動選手に運動機能の強化を与えることとか、F1レーサーにマシン直結でドライブさせるとか、究極のマン・マシンインターフェースを与えることになるわけで、無線で飛ばせば、まるでスターウォーズのフォースが実現したようなもんだ。

砂の惑星デューンには、計算機人間が光デバイスで通信するシーンがあったが、キーボードとか音声入力とか、まどろっこしいことはすっ飛ばして、脳直結でコンピューターを扱えれば、レティーナ・ディスプレイも真っ青の高精細画像も実現できるだろう(網膜や視神経さえも通さないんで、なんて言うのかな)。

引用した記事にもあるように、コンピューターを介して、逆に人間の脳を自在に操るようにすることも可能となる。アンチユートピア小説みたいだが、別に教育とか洗脳とかマスコミ報道などで、今でもやっているようなことを、もう少し洗練されたやり方で行うだけかもしれない。

それだって、きっと、優等生的にすぐ反応するヤツとか、なかなか反応しない落第生も出てくるに違いない。ブレインコンピューティングの学習塾とかが流行ったりして!。

動物が、神経とか筋肉を使って素早い行動力を獲得して、生存競争に勝ち抜いてきたのには、それなりの意味があったのだろうが、人間の脳(神経の塊)が、ほとんど奇形的に肥大化して、単に個体を統合制御するデバイスではなく、意識や感情の座として独自の存在を主張し始めた時から、こうなることは必然だったのかもしれない。

人間は、コンピューターと融合するために人間となった。

頭蓋骨という限られた容積の中で、自身の神経細胞や結合組織を増やすことはこれ以上できないし、個体としての寿命には限りがあるし、やりたいことは山ほどあって、知りたいことも星の数ほどあって、とてもじゃないけど自前の脳味噌じゃ足りないわけだ。

体にしたって、足が長くなりたいとか、瞼は二重がいいとか、髪の毛が多いほうがいいとか、体毛は少ないほうがいいとか、ウエストにくびれが欲しいとか、もう、わがまま放題で、そのうち、生体材料を粘土細工のようにくっ付けたり、削ったりして、ご希望に沿うように作ることは当たり前になり、それも流行に左右されてしょっちゅう作り変えるようになるに決まっている(だって、洋服とかそうじゃん!)。

だから、何かにとらわれて悩んだり、落ち込んだりすりのは、きっと、脳がそういうペシミスティックな「刺激」を求めているからだ。この、わがまま勝手に肥大化した臓器を、何とかなだめすかして生きていくしか方法はない。

ちなみに、画像は、DBSクルーズフェリーの運航するイースタンドリーム号で、本文とは関係ありません。

Dragon Splashes Down in the Pacific.2012年10月29日 20:28

 Dragon Splashes Down in the Pacific.
Dragon Splashes Down in the Pacific.


(SpaceX CRS-1 Mission)
http://www.spacex.com/webcast/

昔、「魔女の宅急便」というヤマト運輸の宣伝映画があった。

(魔女の宅急便 (スタジオジブリ作品))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%94%E5%A5%B3%E3%81%AE%E5%AE%85%E6%80%A5%E4%BE%BF_(%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%82%B8%E3%83%96%E3%83%AA%E4%BD%9C%E5%93%81)

「同社のトレードマークのクロネコは子連れであるが、ジジもエンディングでは子連れ(黒猫)でほうきに乗っていた。」とある。

ジジって、メスだったんだ!。

原作があったことも初めて知った。

当時は、何にも考えずに観ていた。

で、冒頭の記事との関係は、動物が荷物を運ぶこと。

まあ、ドラゴンですから・・・(「動物」ねえ)。

(宇宙船「ドラゴン」が帰還、初の民間委託任務を完了)
http://www.cnn.co.jp/fringe/35023681.html

ISS周回軌道へは、約3トンの荷物を届けたり、回収したりできるというが、今回は往きが400キロ、帰りが770キロと少ない。

(ドラゴン (宇宙船):貨物型)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3_(%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%88%B9)#.E8.B2.A8.E7.89.A9.E5.9E.8B

「打ち上げ直後にエンジントラブルが発生し、ドラゴンに支障はなかったものの、同じロケットに搭載されていた通信衛星は目標の軌道に乗せることができなかった。」とある。

完璧な成功ではなかったわけだな。

驚いたのは、「今後も再利用を予定しており、船に積んで回収した。」ということ。

火の玉になったカプセルを、再利用して大丈夫なのか?。

日本の「こうのとり」なんか、ばらばらになって燃え尽きちゃうわけだし、「はやぶさ」も耐熱カプセルは回収したが、「再利用する」なんて発想はさらさらない。

スペースXは、打ち上げロケットを再利用することも考えている。打ち上げコストを100分の1にする、画期的なプランである。

(ファルコン9:再使用計画)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%B39#.E5.86.8D.E4.BD.BF.E7.94.A8.E8.A8.88.E7.94.BB

そのうち、きっと成功するだろう。

そんでもって、ISSに人間をバンバン運んで稼ぐわけだな。

そして、火星で老後を過ごそうってか。

羅老(ナロ)2012年10月29日 21:11

羅老(ナロ)
羅老(ナロ)


(韓国ロケット、11月9日-24日に打ち上げへ)
http://japanese.joins.com/article/153/162153.html?servcode=300&sectcode=330

(羅老 (ロケット))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%85%E8%80%81_(%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88)

いやはや、韓国も大変ですなあ!。

技術移転もできず、独自開発も中途半端で、ロシアの実験台にされているわけだ。金をもらってもいいんじゃないか。

(アンガラ・ロケット)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88

まあ、隣の国のことは良く分からないが、スペースXの成功が続く中で、11月にも行われる3号機の成功を願って止まない。

韓国といえば、ミサイルである。

(韓国ミサイル、北全域射程 300→800キロに延長、米と合意)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121008/kor12100809060000-n1.htm

「南北間の打撃力不均衡の解消」とある。

これって、相互確証破壊ってことなのか。

(相互確証破壊)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E4%BA%92%E7%A2%BA%E8%A8%BC%E7%A0%B4%E5%A3%8A

戦略核兵器の時代が去ったとはいえ、我が国の近隣で、地域紛争のレベルで拡散したんじゃ、枕を高くして眠るわけには行かない。

「着弾し報復不能になるまでごく短時間しか余裕が無く、相手が本当に発射・攻撃したか確認できないまま「報復」に踏み切ってしまう、すなわち、抑止どころか、偶発核戦争のリスクを高めてしまう可能性さえ存在する。」とある。おお、こわ!。

画像の地図を見ると、日本列島の西側半分が射程内である。中国やロシア、北朝鮮など、仮想敵国には事欠かない我が国だが、韓国のミサイルも間違って飛んでくるかもしれない。

ロケットは、人類の夢を乗せて飛んで欲しい。