宇宙ビジネスあれこれ2012年10月11日 20:40

宇宙ビジネスあれこれ
宇宙ビジネスあれこれ


ドラゴンがISSにドッキングしたというニュースが飛び交っている。前回は、技術試験飛行であったとしても、二度目の成功には、さほどの注目は集まらない。

むしろ、9台あるエンジンの1つが故障しながら、メインのミッションを成功させていることに、堅実さを感じる。

軌道高度に達しなかった衛星の方は、誠に残念である。

衛星打ち上げをビジネスにしている民間企業はいくつかあって、三菱重工とか、スペースXとか、有名どころだけではない。

ミサイル企業も参入している。

(Orbital)
http://www.orbital.com/

ヴァージン・ギャラクティックも、弾道有人飛行ばかりじゃ儲からないんで、小型衛星の打ち上げビジネスに参入する模様だ。

(LauncherOne)
http://www.virgingalactic.com/launcherOne/concept-of-operations/

ホワイトナイトの下に、ロケットをぶら下げて、高空で切り離して打ち上げようというわけだ。

手堅い商売である。

そんな中で、サラ・ブライトマンが宇宙旅行をするという記事が目に留まった。

(サラ・ブライトマンが宇宙へ。6か月の宇宙飛行訓練、ツアー後に)
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/7693

最近、ずいぶんとおばちゃんの体形になってきたようだが、こんなんでも宇宙服着れんのかなあ?。

あれは、あつらえモノらしいから問題はないのかもしれない。

6か月でダイエットに挑戦するほうが、健康にもいいでしょうね(宇宙旅行でも挑戦しようかなあ・・・)。

この金額がすごい!。3000~4000万ドルという。ISSに10日間ご滞在とのことだ。

(サラ・ブライトマン、宇宙から歌声届ける)
http://www.sanspo.com/geino/news/20121011/oth12101105080012-n1.html

歌手が宇宙旅行する話が、サンスポの芸能欄を飾るようになるなんて、実に21世紀的である。

日本が国家を挙げて有人宇宙飛行に取り組もうか、という矢先に、さっさと金で解決してしまうところが、スマートですな。

その点では、TBSは偉かったわけだ。

宇宙葬とかも流行るかもしれない。低軌道なので、そのうち落ちてきて燃え尽きるかもしれないが、せいぜいハデに打ち上げて生前の鬱憤を晴らしてもらおう!。

まあ、失敗した時は、思いっきり恨まれそうだが・・・。

しかし、何といっても衛星関連の市場が大きいようだ。

(「世界56兆円市場を狙え 宇宙ビジネス最前線」に学ぶ)
http://nblabceo.blog70.fc2.com/blog-entry-604.html

(小型衛星のような小さな宇宙ビジネスからスタートしよう。)
http://aerospacebiz.jaxa.jp/jp/offer/interview/01/p1.html

そういえば、火星で新曲を発表した歌手もいたっけ。

(火星から初の新曲デビュー、NASAが惑星間通信で披露)
http://www.cnn.co.jp/fringe/35021115.html

「火星は遠いと思っていたけれど、それほど遠くなかった」

ほとんど光速で往復してるんだから、4億8000万キロ×2といっても、53分20秒で行って来いだ。

生身の人間が行くとなると、そうはいかないだろう。

イーロン・マスクは、火星で余生を送りたいらしいが、余程開発を急がせないと間に合わないだろう。

そんときゃ、宇宙葬でガマンしてもらうしかないな。

ちなみに、画像は民間初の宇宙ホテルで、2016年開業予定とか。

(宇宙ホテルいかが…3か月の滞在で1人23億円)
http://blogs.yahoo.co.jp/karnak_s/9420543.html