kfujitoの徒然（ｂｙ浮沈子）

逆柱（さかばしら）


「色は匂えど　散りぬるを
　我が世　誰ぞ　常ならむ・・・」

この世に永遠のものなど決してない、という真理だけが永遠である。

ああ、画像のマイ５００Ｅのドライバーズシートは、哀れ、９１年型３００Ｅと同じ、ファブリック（しかも、黒）と成り果ててしまった。明るいところでよく見ると、左側の、ちょうど乗り込むときに擦れる部分は、相当に擦れていて起毛している。

Ｊ－ＡＵＴＯの金川さんによれば、良いシート職人を見つけたので、張替えも可能であるとのこと。

ヤッターッ！。

しかし、助手席や後席は元のまま、５００Ｅ純正の革張りである。運転席だけ布張り。違和感モリモリ、バランスが良くない。

んなこたぁ、決してない！。

（逆柱：魔除けの逆柱の項を参照）
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%86%E6%9F%B1

そう、あまりに完璧なものは、神様にたて突くものとして忌み嫌われるから、わざとちぐはぐな部分をつくっておいて、お目こぼしいただこう、という人間の知恵だという話も聞いたことがある。

そうしてみると、機械として完璧なクルマである５００Ｅの魔除けとして、３００Ｅのファブリックシートを突っ込んだというのは、なかなか粋なコンフィギュレーションであるといえる（後知恵のくせに・・・）。

今朝、西湘バイパスをぶっ飛ばして走った時も、シートのことはほとんど頭に浮かばなかった。それだけ馴染んでしまっているのだ。

連休は、例によって伊豆の某所でプールトレーニングである。

３日連続の練習で、飛躍的な上達を期待しよう（まあ、当分逆柱は必要ありませんな）。