マクラーレンP1 ― 2013年02月27日 23:49
マクラーレンP1
375台限定で生産されることが決まった、マクラーレンのフラッグシップ。
(McLaren P1 claims mantle of world’s ultimate supercar — for now)
http://autos.yahoo.com/blogs/motoramic/mclaren-p1-claims-mantle-world-ultimate-supercar-now-143959081.html
(McLAREN P1™: THE NUMBER CRUNCHER:マクラーレンのプレスリリース)
http://media.mclarenautomotive.com/release/184/
(【ジュネーブモーターショー13】マクラーレンの新型スーパーカー、P1…市販バージョン発表)
http://response.jp/article/2013/02/27/192320.html
バッテリーに何が使われているかについては、記述がないが、2時間で10kmのモーター走行が可能ということからみても、リチウムイオン電池だろう。
(THE McLAREN P1™ ADOPTS TWIN POWER TO DELIVER PHENOMENAL TORQUE, INSTANTLY)
http://media.mclarenautomotive.com/release/183/
ここにも、詳細はなく、液冷システムであることがわかるだけだ。
F1レースで使用されているKERS(キネティック・エネルギーリカバリー・システム)をまねたIPAS(インスタント・パワー・アシスト・システム)が装備されるほか、DRS(Drag Reduction System)により、ベイロンのように、リアウイングがパタパタ動いて、飛行機の動翼のような働きをするらしい。
しかし、エンジンはMP4-12Cと同じ、3.8リットルV8ツインターボで、112馬力の出力向上が行われている。
うーん、ひょっとして、カーボンモノコックも共用してんじゃないかな?。画像の位置にバッテリーパックを積まなきゃいけないから、それはないかもしれないが、可能性は排除できない。
オープンタイプがリリースされるかどうかは不明だが、ドアがバタフライ式であること、公表されている画像では、ピラーからルーフにかけての造形が一体構造のように見えること、生産台数が少ないこと、レーシング仕様に改造するキットが用意されていることなどから、クーペ限定のモデルであると思う。
浮沈子が注目しているのは、このメーカーがカーボンシャシーのクルマを作っている点である。
今は、スーパーカーなど一部の高額車種に限定された生産だが、BMWのⅰ3とか、アルファ4Cなど、1千万円を切る車種にも採用されるようになってきている。
(アルファ4C)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/02/13/6720300
(鉄とアルミと炭素)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/02/03/6711185
生産技術の進歩と、需要の増大が良循環に入れば、移動体のほとんど全ての構造部材がカーボンコンポジットになることは間違いない。
21世紀の自動車技術の真の革新は、電気自動車でも燃料電池車でもなく、カーボンボディの採用に尽きると浮沈子は考えている。
マクラーレンF1が、真のスーパーカーである最大の理由もそこにある。
まあ、問題児のB787も、その点では21世紀の航空機であることは事実だ。
軽く、丈夫で、腐食とは無縁である。金属疲労の恐れはないし、耐久性も高い。
カーボンファイバー製のタンカーとか、超高層ビルディングができる可能性もある。橋梁なんかには、ぴったりだな。
鉄の文明から炭素の文明に転換する。
増大する二酸化炭素を固定して、材料にすることが出来れば一石二鳥である。
(「二酸化炭素を原料とした新規物質ー材料変換プロセスの創製」)
http://www.rist.cst.nihon-u.ac.jp/prsn/paper/p_toyama.pdf
(二酸化炭素から作るプラスチックの飛躍的改質に成功)
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2008/pr20081118/pr20081118.html
そのうち、二酸化炭素を売ってくださいという時代が来るかもしれない。
マクラーレンP1の登場を、浮沈子は、そんな視点から見ている。
375台限定で生産されることが決まった、マクラーレンのフラッグシップ。
(McLaren P1 claims mantle of world’s ultimate supercar — for now)
http://autos.yahoo.com/blogs/motoramic/mclaren-p1-claims-mantle-world-ultimate-supercar-now-143959081.html
(McLAREN P1™: THE NUMBER CRUNCHER:マクラーレンのプレスリリース)
http://media.mclarenautomotive.com/release/184/
(【ジュネーブモーターショー13】マクラーレンの新型スーパーカー、P1…市販バージョン発表)
http://response.jp/article/2013/02/27/192320.html
バッテリーに何が使われているかについては、記述がないが、2時間で10kmのモーター走行が可能ということからみても、リチウムイオン電池だろう。
(THE McLAREN P1™ ADOPTS TWIN POWER TO DELIVER PHENOMENAL TORQUE, INSTANTLY)
http://media.mclarenautomotive.com/release/183/
ここにも、詳細はなく、液冷システムであることがわかるだけだ。
F1レースで使用されているKERS(キネティック・エネルギーリカバリー・システム)をまねたIPAS(インスタント・パワー・アシスト・システム)が装備されるほか、DRS(Drag Reduction System)により、ベイロンのように、リアウイングがパタパタ動いて、飛行機の動翼のような働きをするらしい。
しかし、エンジンはMP4-12Cと同じ、3.8リットルV8ツインターボで、112馬力の出力向上が行われている。
うーん、ひょっとして、カーボンモノコックも共用してんじゃないかな?。画像の位置にバッテリーパックを積まなきゃいけないから、それはないかもしれないが、可能性は排除できない。
オープンタイプがリリースされるかどうかは不明だが、ドアがバタフライ式であること、公表されている画像では、ピラーからルーフにかけての造形が一体構造のように見えること、生産台数が少ないこと、レーシング仕様に改造するキットが用意されていることなどから、クーペ限定のモデルであると思う。
浮沈子が注目しているのは、このメーカーがカーボンシャシーのクルマを作っている点である。
今は、スーパーカーなど一部の高額車種に限定された生産だが、BMWのⅰ3とか、アルファ4Cなど、1千万円を切る車種にも採用されるようになってきている。
(アルファ4C)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/02/13/6720300
(鉄とアルミと炭素)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/02/03/6711185
生産技術の進歩と、需要の増大が良循環に入れば、移動体のほとんど全ての構造部材がカーボンコンポジットになることは間違いない。
21世紀の自動車技術の真の革新は、電気自動車でも燃料電池車でもなく、カーボンボディの採用に尽きると浮沈子は考えている。
マクラーレンF1が、真のスーパーカーである最大の理由もそこにある。
まあ、問題児のB787も、その点では21世紀の航空機であることは事実だ。
軽く、丈夫で、腐食とは無縁である。金属疲労の恐れはないし、耐久性も高い。
カーボンファイバー製のタンカーとか、超高層ビルディングができる可能性もある。橋梁なんかには、ぴったりだな。
鉄の文明から炭素の文明に転換する。
増大する二酸化炭素を固定して、材料にすることが出来れば一石二鳥である。
(「二酸化炭素を原料とした新規物質ー材料変換プロセスの創製」)
http://www.rist.cst.nihon-u.ac.jp/prsn/paper/p_toyama.pdf
(二酸化炭素から作るプラスチックの飛躍的改質に成功)
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2008/pr20081118/pr20081118.html
そのうち、二酸化炭素を売ってくださいという時代が来るかもしれない。
マクラーレンP1の登場を、浮沈子は、そんな視点から見ている。
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