四月の風2013年04月29日 00:42

四月の風
四月の風


初夏の風は薫風という。

(薫風 【クンプウ】)
http://kotobank.jp/word/%E8%96%AB%E9%A2%A8

「初夏、新緑の間を吹いてくる快い風。」とある。

初夏は、陰暦4月の異称とあるので、今日の風も薫風かもしれない。

(初夏 【ショカ】)
http://kotobank.jp/word/%E5%88%9D%E5%A4%8F

成田空港に向かう道が事故渋滞、回り道をして3時間近くかけて到着する。

携帯電話の契約をするのを忘れてしまった。

セブに着いて、イントラに話すと、道端のドラッグストアでプリペイドのシムが買えるという。

イントラと空港まで迎えに来てくれたジュリアンと店に行って、スマートとかいう怪しげなシムをゲットする。300ペソ(700円位?)を店員のねーちゃんが、手元の携帯からリモートで設定する(フィリピンを馬鹿にしてはいけない!)。

「*888」を押してみろ、というので、ダイヤルすると、メールで300ペソが使えることを通知してくる。

やれやれ、かえって安上がりだった。いつもは、基本料だけで2500円くらい取られる。シムフリーの携帯(今回はソニエリのS51SE)は有り難い(N8000Ⅱは、電話の調子が悪くてボツ)。

話を成田に戻す。

今回も身体に優しく財布に厳しい(!)ビジネスクラスである。

搭乗待ちの間、ラウンジで食べ放題、飲み放題の贅沢三昧。バナナとスープ(パンプキン)を頂く。トマトジュースとジンジャエール。

前回と異なり、チケットを貰う時に入国手続きと税関の書類を渡された。機内で書くのも面倒なので、ラウンジで飲み食いしながら書く。

税関の書類は、チェック欄だけ残して時間切れだったが。

今日は交通渋滞のせいで、乗客が遅れて搭乗したため、10分のビハインドで離陸。

空港自体はガラガラで、概ね昨日のうちに出国したのだろう。

機内もビジネスは空席があり、浮沈子の隣のおっさんは、空いている席に移動してしまった。

フィリピンエアの日本食は、見かけは豪華なのだが量が少ないので、今日は洋食(ウエスタン)のチキンにしてもらった。大正解!。身が厚くて美味しい!。

頼まないと、パンを持ってきてくれなかった。

減点だな・・・。

食後は中国語の字幕を見ながら映画鑑賞。トムクルーズが出てくる。相手役の女優は、なぜか瞬きを殆んどしない。

(アウトロー (2012年の映画):これだ!)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC_(2012%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)

(ロザムンド・パイク:瞬きしない人)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B6%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%AF

映画を観終わって、アイポッドタッチで音楽を聴きながらうつらうつらしていたら、もう着陸体勢に入っている。途中は気流が悪く、頻繁に揺れたが、慣れているので気にはならない。

ビジネスクラスは本当にジイサマ(バアサマでもいいんですが)向きである。疲れ方が違う。

ほぼ5時間きっかりでランディングする。

PR433便(エアバス340ですな)は何事もなかったかのように、セブ・マクタン国際空港に到着した。

もちろん、バッテリーから火を吹くようなトラブルはない。

機内は、思いっきり乾燥していたけど・・・。

安全ならいいや。

B787も安全だと言ってるけど・・・。

(国交省がB787の運航再開承認、6月にも営業運航へ)
http://jp.reuters.com/article/jp_boeing/idJPTYE93P06C20130426

「国交省は運航再開を承認するにあたり、ANAとJALに対し、同型機の「安全・安心の確保」を要請。機材の点検・整備、運航乗務員の能力確保などに万全の措置を講じるよう求めた。これを受け、両社は、新たに搭載されたバッテリーのサンプリング調査を行うことでバッテリ―の安全性を確認したり、メーンバッテリーと補助動力装置(APU)バッテリーの電圧を監視し、地上に送信することで電圧と電池の状態を監視する仕組みを構築するなど追加的な安全対策を行う。」

仮に、リモート監視していて異常が出たらどうするのか。

最寄の空港に、緊急着陸でもさせるつもりなのか。

バッテリーが火を吹いて機能を停止しても、ダイバートする必要はないと、メーカーがFAAを説得している。

そういう話になっているのに、緊急着陸はないだろう。

そのまま、飛行を継続して目的地に向かうわけだな。

乗客には知らせるのだろうか。

聞き取りにくい機長の声で、機内放送が入る・・・。

「ただ今、当機のバッテリーに異常が発生し、正常な機能を果たせない状況となっています。当機のバッテリーは地上作業の支援を目的として搭載されているもので、飛行の安全には影響ありません。このまま目的地に向かいます。どうぞ、ご安心ください。」とかなんとか。

乗客が騒ぎ出すとマズイので、知らせないかもしれないな。

地上支援のスタッフと、機長との間で隠密に対応が協議されるのだろう(乗客にバレないように、こっそりと・・・)。

そんでもって、やっぱり緊急着陸しちゃうわけだな。

B社はどう対応するだろうか。

キャリアの独自判断による運行なので、シカトを決め込むに決まっている。

そして、キャリアに対し、無言の圧力をかけてくるのだ。

注文している航空機の引渡しが、遅れたりするんだろうか?。順番後回しにされたりとか。そこまで、露骨にゃやらないだろうが。

4か月近くも調査して、原因が特定できないのは、それがリチウムイオン電池そのものの特性によるからではないのか。それを使い続ける限り、「不可避」の事象なのではないのか。

セブに降り立った途端、4月の風はどこかへいってしまって、ボーディング・ブリッヂを歩いていると、ムッとした蒸し暑い空気がズボンの裾から、這い上がってくる。

9日間の旅の初日。

ホテルについて、荷解きをする。

明日からは、ダイビングである。

コーピー(?)2013年04月29日 09:55

コーピー(?)
コーピー(?)


朝のコンチキ・リゾートの食堂。

アジア系(日本人か?)の女性が一人でタブレットを弄くっている。

例によって、閑散としている。

ここは、ヨーロッパからのお客が多いので、この時期はそれほど混んでいない(日本人の家族連れもいます)。

いつものおじさんがボーイ。

今日もジャーマン・ブレックファストと、いつもの飲み物。

コーヒー色をした、ドブ水のような味の何か・・・。

浮沈子は、「コーピー」と名付けた!。

(心の窓)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/01/02/6274380

まあ、メニューには、「コーヒー」と書いてあるので、このブログを読んだからといって、「ア・カップ・オブ・コーピー、プリーズ!」とか注文して怪訝な顔をされたとしても、浮沈子は知らない・・・。

このマクタン島で、コーヒーという飲み物が飲めるのは、ピザ屋ハルハイと、最近発見したシベットコーヒーである。

(補完計画、始動!)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/01/02/6678379

「コーピー」を2杯も飲んで、ムカムカしながら食堂を後にした。

カフェイン入りの薬だと思えば良い。

良薬は口に苦し、かあ?。