レイス ― 2013年04月15日 02:08
レイス
(wraith:レイスの意味)
http://ejje.weblio.jp/content/wraith
「頭から離れない経験の心的表象:a mental representation of some haunting experience」
「やせ細った人」(浮沈子じゃないことは、確かだ・・・)
などの意味もあるが、概ね「生霊」などと訳されている。
(生霊)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E9%9C%8A
幽体離脱のようなものだ。二元論だなあ。
(ドッペルゲンガー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%83%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC
第三者が目撃する点で、自己像幻視のメカニズムは適用されない。
(側頭頭頂接合部)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%81%B4%E9%A0%AD%E9%A0%AD%E9%A0%82%E6%8E%A5%E5%90%88%E9%83%A8
「この領域は体外離脱体験(OBE)や、自己像幻視(AS)のような現象と関わりを持つことが知られている。側頭頭頂接合部が損傷したり、この領域が電気刺激されることで、体外離脱体験が引き起こされる、という例が報告されている。」とあるが、自己の認識に過ぎない。
他人に見えるということになると、オカルト的である。
本題、本題!(最近、やたら前振りが長い・・・)。
(ロールスロイス、史上最高の性能を備える「レイス」が登場)
http://car.watch.impress.co.jp/docs/event_repo/2013geneve/20130311_591236.html
(Wraith. And the world stood still.:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=SJ82dP5s1cU
(ロールス・ロイス レイス、ジュネーブモーターショーでデビュー:ニコルのページ)
http://www.rolls-roycemotorcars-nicole.com/news_event/20130306.html
「レイスの中核には、ロールス・ロイスの普遍的な価値である上質、洗練、そしてクラフツマンシップが受け継がれていますが、一方でこの新モデルは、パワー、スタイル、ドラマ、そしてわずかな陰り(ノワール)を帯びた唯一無二の個性を持つ車です。」とある。
英国車のくせに、ノワール(たぶん、フランス語?)とか言っていいのかよ!。
「消費税込車両本体価格¥31,950,000 (2013年3月15日 現在)」と明記されているにも関わらず、「レイスの詳細、また価格に関しては、ロールス・ロイス・モーター・カーズ横浜(フリーダイヤル 0120-188-250)までお問い合わせくださいませ。」とある。
まあいい。
リリースまでに、為替変動もあるしなあ。
何にしても、浮沈子には係わり合いのないクルマだ(一桁違う価格・・・)。
「エフォートレス」とかいう聞きなれない言葉も出てくる。
(effortlessの意味)
http://ejje.weblio.jp/content/effortless
労せず、巧まず、楽々など、必死こいて生きてる庶民とは無縁の言葉だということは確かだ。
「Satellite Aided Transmission (SAT)」という新技術が採用されているらしい。
「GPS機能を使って車が向かっている先にある道路の地形データを予め取得し、オーナーの運転スタイルに最適なギアを事前に選択してくれるというもの。つまり、カーブや坂道が目の前に現れたときには、すでにレイスは最適なギアを用意してくれているというわけだ。」とある。
まさに、エフォートレスに相応しい機能だ。
(【ジュネーブ2013】意外にハイテク装備満載なロールス・ロイスの新型クーペ「レイス」)
http://jp.autoblog.com/2013/03/07/rolls-royce-wraith-geneva-2013/
(レイス ついに公開)
http://openers.jp/car/exclusive_auto_collection/rolls_royce/news_rolls_royce_wraith_debut_at_geneva_33931.html
「ロールス・ロイス モーターカーズは、チャールズ・スチュワート・ロールスの魂を宿した究極のジェントルマンズ グランツーリズモを公開します。」とある。
(チャールズ・ロールズ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA
32歳の若さで事故死した。英国の若き冒険野郎の、早すぎる死である。
「祝福されし者は心清らかなり、彼ら神にまみえんがため。」と墓碑に刻まれているそうだ。
新らし物好きで、乗り物好きだったようである。
ショーファー・ドリブン・カーの代名詞であるRRに、こんなドライバーズカーを設定した理由はともかく、生前からRRの広告塔的役割を果たしていたロールズが、100年以上経っても売り上げに寄与するというところが、いかにも英国らしい。
(wraith:レイスの意味)
http://ejje.weblio.jp/content/wraith
「頭から離れない経験の心的表象:a mental representation of some haunting experience」
「やせ細った人」(浮沈子じゃないことは、確かだ・・・)
などの意味もあるが、概ね「生霊」などと訳されている。
(生霊)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E9%9C%8A
幽体離脱のようなものだ。二元論だなあ。
(ドッペルゲンガー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%83%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC
第三者が目撃する点で、自己像幻視のメカニズムは適用されない。
(側頭頭頂接合部)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%81%B4%E9%A0%AD%E9%A0%AD%E9%A0%82%E6%8E%A5%E5%90%88%E9%83%A8
「この領域は体外離脱体験(OBE)や、自己像幻視(AS)のような現象と関わりを持つことが知られている。側頭頭頂接合部が損傷したり、この領域が電気刺激されることで、体外離脱体験が引き起こされる、という例が報告されている。」とあるが、自己の認識に過ぎない。
他人に見えるということになると、オカルト的である。
本題、本題!(最近、やたら前振りが長い・・・)。
(ロールスロイス、史上最高の性能を備える「レイス」が登場)
http://car.watch.impress.co.jp/docs/event_repo/2013geneve/20130311_591236.html
(Wraith. And the world stood still.:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=SJ82dP5s1cU
(ロールス・ロイス レイス、ジュネーブモーターショーでデビュー:ニコルのページ)
http://www.rolls-roycemotorcars-nicole.com/news_event/20130306.html
「レイスの中核には、ロールス・ロイスの普遍的な価値である上質、洗練、そしてクラフツマンシップが受け継がれていますが、一方でこの新モデルは、パワー、スタイル、ドラマ、そしてわずかな陰り(ノワール)を帯びた唯一無二の個性を持つ車です。」とある。
英国車のくせに、ノワール(たぶん、フランス語?)とか言っていいのかよ!。
「消費税込車両本体価格¥31,950,000 (2013年3月15日 現在)」と明記されているにも関わらず、「レイスの詳細、また価格に関しては、ロールス・ロイス・モーター・カーズ横浜(フリーダイヤル 0120-188-250)までお問い合わせくださいませ。」とある。
まあいい。
リリースまでに、為替変動もあるしなあ。
何にしても、浮沈子には係わり合いのないクルマだ(一桁違う価格・・・)。
「エフォートレス」とかいう聞きなれない言葉も出てくる。
(effortlessの意味)
http://ejje.weblio.jp/content/effortless
労せず、巧まず、楽々など、必死こいて生きてる庶民とは無縁の言葉だということは確かだ。
「Satellite Aided Transmission (SAT)」という新技術が採用されているらしい。
「GPS機能を使って車が向かっている先にある道路の地形データを予め取得し、オーナーの運転スタイルに最適なギアを事前に選択してくれるというもの。つまり、カーブや坂道が目の前に現れたときには、すでにレイスは最適なギアを用意してくれているというわけだ。」とある。
まさに、エフォートレスに相応しい機能だ。
(【ジュネーブ2013】意外にハイテク装備満載なロールス・ロイスの新型クーペ「レイス」)
http://jp.autoblog.com/2013/03/07/rolls-royce-wraith-geneva-2013/
(レイス ついに公開)
http://openers.jp/car/exclusive_auto_collection/rolls_royce/news_rolls_royce_wraith_debut_at_geneva_33931.html
「ロールス・ロイス モーターカーズは、チャールズ・スチュワート・ロールスの魂を宿した究極のジェントルマンズ グランツーリズモを公開します。」とある。
(チャールズ・ロールズ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA
32歳の若さで事故死した。英国の若き冒険野郎の、早すぎる死である。
「祝福されし者は心清らかなり、彼ら神にまみえんがため。」と墓碑に刻まれているそうだ。
新らし物好きで、乗り物好きだったようである。
ショーファー・ドリブン・カーの代名詞であるRRに、こんなドライバーズカーを設定した理由はともかく、生前からRRの広告塔的役割を果たしていたロールズが、100年以上経っても売り上げに寄与するというところが、いかにも英国らしい。
宇宙資源競争 ― 2013年04月15日 03:51
宇宙資源競争
小惑星の資源をめぐる熾烈な争いは、既に始まっているのかもしれない。
(2001夜物語)
http://ja.wikipedia.org/wiki/2001%E5%A4%9C%E7%89%A9%E8%AA%9E
「21世紀初頭に海王星軌道のはるか外側で発見された新惑星ルシファー(魔王星)は、太陽に拮抗しうる質量を備えた反物質星であった。」と、いきなりSFチックなのだが、地球外の資源を利用しようという稀有壮大な話に、圧倒された記憶がある。
ハヤブサが、小惑星イトカワの「粉」を持ち帰ったのはついこの間だが、地球近傍の小惑星の鉱物資源を確保しようという「民間企業」のことについては、このブログでも触れた。
(宇宙の山師)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/05/06/6437227
記事の最後にある「山師の玄関」については、このページ。
(山師の玄関)
http://kotobank.jp/word/%E5%B1%B1%E5%B8%AB%E3%81%AE%E7%8E%84%E9%96%A2
「〔山師が玄関を特に立派にすることから〕みかけばかり立派なたとえ。こけおどし。」とある。
まあいい。
究極の投機、博打、ハッタリ、出まかせだと思っていたら、こんな記事が出ていて驚いた!。
(小惑星を袋でキャッチ NASA、移動技術開発へ)
http://www.asahi.com/tech_science/update/0412/TKY201304120336.html?ref=com_top_photo
大真面目な話らしい。予算要求までした、とある。
(NASA's Asteroid Initiative Benefits From Rich History:元記事)
http://www.nasa.gov/mission_pages/asteroids/news/asteroid_initiative.html
先日の隕石落下を絡めて要求するところなんざ、NASAにも、なかなかの知恵者がいるらしいですな。
(2013年チェリャビンスク州の隕石落下)
http://ja.wikipedia.org/wiki/2013%E5%B9%B4%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%A3%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AF%E5%B7%9E%E3%81%AE%E9%9A%95%E7%9F%B3%E8%90%BD%E4%B8%8B
「今回の隕石の落下では、事前に小惑星としての観測はなされていなかった。このサイズの小惑星は元々観測が難しい上に、地球に接近した側は当時日中であったため、事前の観測による落下の把握は極めて困難であった」とあるので、実際には捕捉は困難だろう。
(NASA「小惑星捕獲計画」が実現か:予算1億ドル)
http://wired.jp/2013/04/08/nasa-asteroid-capture-2/
当初予算は1億ドルでも、26倍に膨れ上がるらしい。
このあたりも、いずこも同じ感じがする。
このプランを、米国だけで行うというのはいかがなものか。
衝突の危険回避だけでなく、資源の取り合いのことである。
実際のミッションを遂行できる能力は、限られた国にしかないので仕方ないが、資金を出すとか技術の一部を提供するとかして、分け前をもらえるようにしなければならないだろう。
さもないと、それでなくても資源小国の我が国は、立つ瀬がない。
単純に、日本もロケットを打ち上げて、という話ではないのだ。そんな資金も、技術力も、我が国にはない。
現実には、応分のリスクを取って、応分の利益を得るしかないのである。
小惑星の資源をめぐる熾烈な争いは、既に始まっているのかもしれない。
(2001夜物語)
http://ja.wikipedia.org/wiki/2001%E5%A4%9C%E7%89%A9%E8%AA%9E
「21世紀初頭に海王星軌道のはるか外側で発見された新惑星ルシファー(魔王星)は、太陽に拮抗しうる質量を備えた反物質星であった。」と、いきなりSFチックなのだが、地球外の資源を利用しようという稀有壮大な話に、圧倒された記憶がある。
ハヤブサが、小惑星イトカワの「粉」を持ち帰ったのはついこの間だが、地球近傍の小惑星の鉱物資源を確保しようという「民間企業」のことについては、このブログでも触れた。
(宇宙の山師)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/05/06/6437227
記事の最後にある「山師の玄関」については、このページ。
(山師の玄関)
http://kotobank.jp/word/%E5%B1%B1%E5%B8%AB%E3%81%AE%E7%8E%84%E9%96%A2
「〔山師が玄関を特に立派にすることから〕みかけばかり立派なたとえ。こけおどし。」とある。
まあいい。
究極の投機、博打、ハッタリ、出まかせだと思っていたら、こんな記事が出ていて驚いた!。
(小惑星を袋でキャッチ NASA、移動技術開発へ)
http://www.asahi.com/tech_science/update/0412/TKY201304120336.html?ref=com_top_photo
大真面目な話らしい。予算要求までした、とある。
(NASA's Asteroid Initiative Benefits From Rich History:元記事)
http://www.nasa.gov/mission_pages/asteroids/news/asteroid_initiative.html
先日の隕石落下を絡めて要求するところなんざ、NASAにも、なかなかの知恵者がいるらしいですな。
(2013年チェリャビンスク州の隕石落下)
http://ja.wikipedia.org/wiki/2013%E5%B9%B4%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%A3%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AF%E5%B7%9E%E3%81%AE%E9%9A%95%E7%9F%B3%E8%90%BD%E4%B8%8B
「今回の隕石の落下では、事前に小惑星としての観測はなされていなかった。このサイズの小惑星は元々観測が難しい上に、地球に接近した側は当時日中であったため、事前の観測による落下の把握は極めて困難であった」とあるので、実際には捕捉は困難だろう。
(NASA「小惑星捕獲計画」が実現か:予算1億ドル)
http://wired.jp/2013/04/08/nasa-asteroid-capture-2/
当初予算は1億ドルでも、26倍に膨れ上がるらしい。
このあたりも、いずこも同じ感じがする。
このプランを、米国だけで行うというのはいかがなものか。
衝突の危険回避だけでなく、資源の取り合いのことである。
実際のミッションを遂行できる能力は、限られた国にしかないので仕方ないが、資金を出すとか技術の一部を提供するとかして、分け前をもらえるようにしなければならないだろう。
さもないと、それでなくても資源小国の我が国は、立つ瀬がない。
単純に、日本もロケットを打ち上げて、という話ではないのだ。そんな資金も、技術力も、我が国にはない。
現実には、応分のリスクを取って、応分の利益を得るしかないのである。
謎の答え ― 2013年04月15日 22:06
謎の答え
浮沈子が買った150まんえんの83タルガ。
そのエンジンの謎が解けた!?。
本日プレステージから、見積もりが出たので相談したいとの連絡。久しぶりにお邪魔する(いえいえ、今日は「お客様」ですもん!)。
2点ほど修理の内容が未定で、工賃とかが出ていないが、まあ、50万円でお釣りがくる範囲だろう。
タイヤ全とっかえや足回り調整(車高、アライメントなど一式)、ぶっ壊したドアハンドルや、灰皿の照明まで、細かく見ていただいている。
掛田さんの話では、メカニックの方がこのブログを読んでおられるらしいので、この場を借りてお礼申し上げます。
さて、エンジンは車検証通り、3.2リットルのカレラに採用された930/64エンジンのブロックだそうだ。ただし、それ以外は、Kジェトロニックの燃料噴射装置などSCエンジンそのものである。
冷却ファンも2.7リットルのものを流用しただけらしい(良かった!)。
ほーっ!、当初の予想に違わず、軽量ボディにパワフルなエンジンを搭載しているわけだな。
エンジン周りには大きなオイル漏れなどはなく、調子も宜しいとのこと。まずは、「当り」の車を手に入れたということだ。
車高調整の件では、ちょっと話が混乱したが、この時代のポルシェの場合、メーカーが指定した値にすると前上がりに見えるらしくて、フロントを落としている車があると聞く。
(911デイズVol.43の27ページ右上参照)
規定値になっていないポルシェは、いくら見た目がカッコ良くても、もはやポルシェではない(そこまで、言うかあ?)。
クルマは、あくまでも機械であって、設計者は規定値の設定で運用されることを想定している。
浮沈子は、そこんところを重視しているわけで、見た目がカッコイイとか、関係ないのだ。
なぜ、サスペンションの規定値が重要かといえば、ハンドリングや乗り心地といったクルマの基本性能が決まるだけでなく、運用限界域での挙動がシビアになり過ぎたり、破綻してしまうリスクがあるからだ。
安全に関わるのである。
競技車両では、ボディ補強を含めたトータルの足回りを再設計するので、安全性は総合的に担保されるが、ノーマル部品でいじり過ぎるのは禁物である。
浮沈子は、見た目なんぞはどーでもいい!。
ポルシェは見せる車ではない。
走ってナンボのラナバウトである。
掛田さんには、そこんとこをハッキリとお伝えしておいた。
(ポルセキ新聞 タルガ万歳 その193.タルガをシャコタン化!)
http://www.911days.com/poruseki/editorial/targa/193/
(ポルセキ新聞 タルガ万歳 その195.タルガをシャコタン化! 続きデス)
http://www.911days.com/poruseki/editorial/targa/195/
ただし、人様が自分の車をどういじろうと、それは自由である。
関さんがシャコタン・タルガで満足しているのを責める気はない。
もっとも、この記事の車高調整も、メーカー規定値の範囲内で行われている(メカニックに押し切られて・・・)。
足回りを規定値にしておきたい理由は、もう一つある。
さっきも書いたが、サスペンションの性能は、ボディの性能で決まる。クズなボディのサスをいくらいじっても、まともなセッティングは出ないといわれる。
タルガは、さすがにクズではないだろうが、それでもクーペに比べて剛性が低いことは間違いない。
そのボディへの攻撃を緩衝しているダンパーが、シャコタンによって底突きし、場合によっては破壊されるという。
そうなると、モロにボディ攻撃になる。
クルマの命はボディにある、というのは、500Eに乗る浮沈子の持論でもある。どんなに優れたエンジンや駆動系、サスペンションを積んでも、ボディがそれを受け止められなければ、動的バランスによって機能を発揮する総合機械としての自動車は破綻する。
浮沈子のタルガは、SCのボディ(鉄板厚0.75mm)にカレラのエンジン(3.2リッター)を積んでいる。
それでなくても、ボディにかかるストレスは、設計時の想定を超えているのだ(といっても、SCヨーロッパ仕様とほぼ同じですが)。
とにかく、まずは標準の設定で、BSのN指定タイヤで、スタンダードに近い走りを取り戻す。
そこから、崩していく分には、元の走りとの比較も出来よう。
まあ、大きな修理もなく、とりあえず安心して乗れるクルマに仕上がりそうでホッとした。
そういえば、ノーズブラの件を確認するのを忘れていた!。見積りにも入っていなかったようだが、その後、どうなったのだろうか?。
明日にでも、電話して確認してみよう!。
浮沈子が買った150まんえんの83タルガ。
そのエンジンの謎が解けた!?。
本日プレステージから、見積もりが出たので相談したいとの連絡。久しぶりにお邪魔する(いえいえ、今日は「お客様」ですもん!)。
2点ほど修理の内容が未定で、工賃とかが出ていないが、まあ、50万円でお釣りがくる範囲だろう。
タイヤ全とっかえや足回り調整(車高、アライメントなど一式)、ぶっ壊したドアハンドルや、灰皿の照明まで、細かく見ていただいている。
掛田さんの話では、メカニックの方がこのブログを読んでおられるらしいので、この場を借りてお礼申し上げます。
さて、エンジンは車検証通り、3.2リットルのカレラに採用された930/64エンジンのブロックだそうだ。ただし、それ以外は、Kジェトロニックの燃料噴射装置などSCエンジンそのものである。
冷却ファンも2.7リットルのものを流用しただけらしい(良かった!)。
ほーっ!、当初の予想に違わず、軽量ボディにパワフルなエンジンを搭載しているわけだな。
エンジン周りには大きなオイル漏れなどはなく、調子も宜しいとのこと。まずは、「当り」の車を手に入れたということだ。
車高調整の件では、ちょっと話が混乱したが、この時代のポルシェの場合、メーカーが指定した値にすると前上がりに見えるらしくて、フロントを落としている車があると聞く。
(911デイズVol.43の27ページ右上参照)
規定値になっていないポルシェは、いくら見た目がカッコ良くても、もはやポルシェではない(そこまで、言うかあ?)。
クルマは、あくまでも機械であって、設計者は規定値の設定で運用されることを想定している。
浮沈子は、そこんところを重視しているわけで、見た目がカッコイイとか、関係ないのだ。
なぜ、サスペンションの規定値が重要かといえば、ハンドリングや乗り心地といったクルマの基本性能が決まるだけでなく、運用限界域での挙動がシビアになり過ぎたり、破綻してしまうリスクがあるからだ。
安全に関わるのである。
競技車両では、ボディ補強を含めたトータルの足回りを再設計するので、安全性は総合的に担保されるが、ノーマル部品でいじり過ぎるのは禁物である。
浮沈子は、見た目なんぞはどーでもいい!。
ポルシェは見せる車ではない。
走ってナンボのラナバウトである。
掛田さんには、そこんとこをハッキリとお伝えしておいた。
(ポルセキ新聞 タルガ万歳 その193.タルガをシャコタン化!)
http://www.911days.com/poruseki/editorial/targa/193/
(ポルセキ新聞 タルガ万歳 その195.タルガをシャコタン化! 続きデス)
http://www.911days.com/poruseki/editorial/targa/195/
ただし、人様が自分の車をどういじろうと、それは自由である。
関さんがシャコタン・タルガで満足しているのを責める気はない。
もっとも、この記事の車高調整も、メーカー規定値の範囲内で行われている(メカニックに押し切られて・・・)。
足回りを規定値にしておきたい理由は、もう一つある。
さっきも書いたが、サスペンションの性能は、ボディの性能で決まる。クズなボディのサスをいくらいじっても、まともなセッティングは出ないといわれる。
タルガは、さすがにクズではないだろうが、それでもクーペに比べて剛性が低いことは間違いない。
そのボディへの攻撃を緩衝しているダンパーが、シャコタンによって底突きし、場合によっては破壊されるという。
そうなると、モロにボディ攻撃になる。
クルマの命はボディにある、というのは、500Eに乗る浮沈子の持論でもある。どんなに優れたエンジンや駆動系、サスペンションを積んでも、ボディがそれを受け止められなければ、動的バランスによって機能を発揮する総合機械としての自動車は破綻する。
浮沈子のタルガは、SCのボディ(鉄板厚0.75mm)にカレラのエンジン(3.2リッター)を積んでいる。
それでなくても、ボディにかかるストレスは、設計時の想定を超えているのだ(といっても、SCヨーロッパ仕様とほぼ同じですが)。
とにかく、まずは標準の設定で、BSのN指定タイヤで、スタンダードに近い走りを取り戻す。
そこから、崩していく分には、元の走りとの比較も出来よう。
まあ、大きな修理もなく、とりあえず安心して乗れるクルマに仕上がりそうでホッとした。
そういえば、ノーズブラの件を確認するのを忘れていた!。見積りにも入っていなかったようだが、その後、どうなったのだろうか?。
明日にでも、電話して確認してみよう!。
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