魔法の絨毯 ― 2013年04月07日 00:11
魔法の絨毯
イギリス車、ドイツ車、イタリア車、スウェーデン車と共に、ヨーロッパ車の一角を担うフランス車には、しかし、一度も乗ったことはない。
シトロエン、プジョー、ルノー、ブガッティなどの名前に聞き覚えはあっても、実車を乗る機会に恵まれなかった。
昨日、アルピーヌの記事を書いていて、そういえば乗っていないということに、愕然として気付いた。
イタ車だって、ジュリエッタの試乗だけなので、乗ったうちには入らない。イギリス車にも、スウェーデン車にも乗ったことはない。
ドイツ車ばっかし!。
アウディも、フォルクスワーゲンも、BMWも、スマートも、ポルシェも、ベンツも乗った(乗っている)。
乗っていないのはオペルくらいか。
アルピナとか、カールソン、ブラバス、ゲンバラ、ルーフなどのコンプリートカーは、また別物である(どれもありません)。
それにしても、フランス車には乗ってみたい。
特に、シトロエンのDSは、一度乗っておきたい。
程度のいい個体は、既になくなってきているかもしれない。
(シトロエン・DS)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%BBDS
宇宙船のような奇妙な車体、ベンツやアメ車を見慣れた目からは、実に不思議なデザインであり、馬車を改良していった自動車の歴史からはずれて、あたかも宇宙から飛来した車のように見える。
(JAVELのページ)
http://www.javel.co.jp/
この店の前を良く通るのに、覗いたことは一度もない。
こんど、立ち寄って、ヌーベルクラシックとやらを、拝んでみよう。
画像は、このページから拝借した。
(CITROEN DS)
http://www.car-mag.jp/contents/historic/ds.html
この角度から見ると、ラウンドしたリアガラスとぶっといCピラーの辺りが83タルガに似ていなくもない。
フランス語の動画が多い中、英語(米語ではなく)で聞ける動画を見つけた。
(Citroen DS - BBC's The Car's The Star with Quentin Wilson.:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=1AjmLmG16Nw
この中でも、マジックカーペットと言われている、ハイドロニューマチックについては、40年近くも後になって、500Eのリアサスペンションにも採用されている。
(ハイドロニューマチック)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF
DSが、カッコだけでなく、機能的にもいかに先進的であったかを物語るエピソードである。
イギリス車、ドイツ車、イタリア車、スウェーデン車と共に、ヨーロッパ車の一角を担うフランス車には、しかし、一度も乗ったことはない。
シトロエン、プジョー、ルノー、ブガッティなどの名前に聞き覚えはあっても、実車を乗る機会に恵まれなかった。
昨日、アルピーヌの記事を書いていて、そういえば乗っていないということに、愕然として気付いた。
イタ車だって、ジュリエッタの試乗だけなので、乗ったうちには入らない。イギリス車にも、スウェーデン車にも乗ったことはない。
ドイツ車ばっかし!。
アウディも、フォルクスワーゲンも、BMWも、スマートも、ポルシェも、ベンツも乗った(乗っている)。
乗っていないのはオペルくらいか。
アルピナとか、カールソン、ブラバス、ゲンバラ、ルーフなどのコンプリートカーは、また別物である(どれもありません)。
それにしても、フランス車には乗ってみたい。
特に、シトロエンのDSは、一度乗っておきたい。
程度のいい個体は、既になくなってきているかもしれない。
(シトロエン・DS)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%BBDS
宇宙船のような奇妙な車体、ベンツやアメ車を見慣れた目からは、実に不思議なデザインであり、馬車を改良していった自動車の歴史からはずれて、あたかも宇宙から飛来した車のように見える。
(JAVELのページ)
http://www.javel.co.jp/
この店の前を良く通るのに、覗いたことは一度もない。
こんど、立ち寄って、ヌーベルクラシックとやらを、拝んでみよう。
画像は、このページから拝借した。
(CITROEN DS)
http://www.car-mag.jp/contents/historic/ds.html
この角度から見ると、ラウンドしたリアガラスとぶっといCピラーの辺りが83タルガに似ていなくもない。
フランス語の動画が多い中、英語(米語ではなく)で聞ける動画を見つけた。
(Citroen DS - BBC's The Car's The Star with Quentin Wilson.:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=1AjmLmG16Nw
この中でも、マジックカーペットと言われている、ハイドロニューマチックについては、40年近くも後になって、500Eのリアサスペンションにも採用されている。
(ハイドロニューマチック)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF
DSが、カッコだけでなく、機能的にもいかに先進的であったかを物語るエピソードである。
SMCCR2進行中 ― 2013年04月07日 03:12
SMCCR2進行中
昨日、神田のExScubaへ行って、マイフレックスの高圧ホース2本をゲットする。@5800×2。
引っ掛ける金具も追加で2個ゲット。@1800×2。
これで全部揃ったことになるはずなんだが、後は加工を施して、ゲージを腕に付けられるようにするわけだな(画像は、工作中)。
海デビューを前に、慎重に準備を整えていく。
これがうまくいけば、中古のインスピかエヴォリューションを調達して、いよいよ念願のデュアルサイドマウントCCR(もちろん世界初!)にチャレンジすることになる。
ダイビング界の珍事である。
これって、やっぱ、誰もやってないってことは、意味ないということなんだろうか?。
いやいや、そんなことは断じてない!。
浅く、明るく、暖かい、のんびりリゾートダイビングでも、サイドマウントにしたデュアルリブリーザーの活躍の場は、きっとある!。
狭い洞窟に、身を捩りながら潜っていく変態ダイバー(失礼!)だけのものではないはずだ。
イントラの言うように、150mから先は使い物にならなくたって、十分である。だいたいフツーの人は、そんなとこ行かないし。
2台目のサイドマウント化については、1台目とは異なるコンセプトを盛り込もうと思っている。
より改造の度合いを上げて、シンプルかつコンパクトな構成を目指す。
ベイルアウト専用ではなく、あくまでも独立したCCRとして運用でき、同時に、バディの緊急時には、ベイルアウト用のステージボトルのように、取り外して渡せるようにもしたい。
ということは、カウンターラングを分離する対策が必要となってくる。
1号機で切り離しを考えていたが、2号機で実施することにしよう。
2号機の方は、元々、オリジナルに戻せなくなってもいいので、思いっきり改造できる。
ただし、コアの部分は変えないし、緊急時の運用も同じように出来ることが条件である(ここ、重要です!)。先々、世界展開する時に、汎用性を持たせる必要があるからだ(←本気かよ?)。
水中で取り外してバディに渡すということになると、本体とタンクの一体化が必要になってくる。サブマトリックスのベイルアウト用器材のイメージである(タンクは下側に付けようと考えている)。
タンクの着脱の仕組みを考えなければならない。
初期のアイデアのように、ケースからステーを延ばして、そこにくくりつけるというのがシンプルだが、もう一工夫したい。
水中では強固に固定され、なおかつ、エントリーやエキジットの際には、容易に着脱できることが必要だ。
運用の点からは、1号機と同じように、様々な種類のタンクに対応できる汎用性も残したい。
うーん、ここんところは難しそうだ。
こうして考えてくると、1号機と2号機の違いは、カウンターラングとタンクの着脱ということになる。
ケースについても、コンパクトさを追求したい。
1号機のケースも悪くないが、本体の着脱の容易さの点では改良の余地がある。やはり円筒形の方が扱いやすいと思われる。既製品の流用も視野に入れていかなければなるまい。
こうしていろいろ悩んでいる時が、実は一番楽しい。
既に1号機で、サイドマウントCCR(インスピレーション)が成立することは確認済みだ。後は、どこまで使いやすくできるかという改善のプロセスでもある。
その成果を1号機にも反映させて、進化させるという楽しみもある。
ステージボトルの代わりに、コンパクトなSMCCR2(←カッコいいじゃん!)を左サイドに装着して潜るというのは、器材派としては、ある意味究極のコンフィギュレーションである。
このブログでも何度か言及しているが、最終的なベイルアウトをオープンサーキットに頼らざるを得ないCCRは、不完全かつ未成熟な器材と揶揄されてきた。
その批判(というか、正当な指摘)に対する、強烈なアンチテーゼである(どうだ、まいったか!)。
デュアルCCRの真の意義は、その点にこそある。
SMCCR2が完成した時、CCRの歴史にまた新たな1ページが加わるのだ。
昨日、神田のExScubaへ行って、マイフレックスの高圧ホース2本をゲットする。@5800×2。
引っ掛ける金具も追加で2個ゲット。@1800×2。
これで全部揃ったことになるはずなんだが、後は加工を施して、ゲージを腕に付けられるようにするわけだな(画像は、工作中)。
海デビューを前に、慎重に準備を整えていく。
これがうまくいけば、中古のインスピかエヴォリューションを調達して、いよいよ念願のデュアルサイドマウントCCR(もちろん世界初!)にチャレンジすることになる。
ダイビング界の珍事である。
これって、やっぱ、誰もやってないってことは、意味ないということなんだろうか?。
いやいや、そんなことは断じてない!。
浅く、明るく、暖かい、のんびりリゾートダイビングでも、サイドマウントにしたデュアルリブリーザーの活躍の場は、きっとある!。
狭い洞窟に、身を捩りながら潜っていく変態ダイバー(失礼!)だけのものではないはずだ。
イントラの言うように、150mから先は使い物にならなくたって、十分である。だいたいフツーの人は、そんなとこ行かないし。
2台目のサイドマウント化については、1台目とは異なるコンセプトを盛り込もうと思っている。
より改造の度合いを上げて、シンプルかつコンパクトな構成を目指す。
ベイルアウト専用ではなく、あくまでも独立したCCRとして運用でき、同時に、バディの緊急時には、ベイルアウト用のステージボトルのように、取り外して渡せるようにもしたい。
ということは、カウンターラングを分離する対策が必要となってくる。
1号機で切り離しを考えていたが、2号機で実施することにしよう。
2号機の方は、元々、オリジナルに戻せなくなってもいいので、思いっきり改造できる。
ただし、コアの部分は変えないし、緊急時の運用も同じように出来ることが条件である(ここ、重要です!)。先々、世界展開する時に、汎用性を持たせる必要があるからだ(←本気かよ?)。
水中で取り外してバディに渡すということになると、本体とタンクの一体化が必要になってくる。サブマトリックスのベイルアウト用器材のイメージである(タンクは下側に付けようと考えている)。
タンクの着脱の仕組みを考えなければならない。
初期のアイデアのように、ケースからステーを延ばして、そこにくくりつけるというのがシンプルだが、もう一工夫したい。
水中では強固に固定され、なおかつ、エントリーやエキジットの際には、容易に着脱できることが必要だ。
運用の点からは、1号機と同じように、様々な種類のタンクに対応できる汎用性も残したい。
うーん、ここんところは難しそうだ。
こうして考えてくると、1号機と2号機の違いは、カウンターラングとタンクの着脱ということになる。
ケースについても、コンパクトさを追求したい。
1号機のケースも悪くないが、本体の着脱の容易さの点では改良の余地がある。やはり円筒形の方が扱いやすいと思われる。既製品の流用も視野に入れていかなければなるまい。
こうしていろいろ悩んでいる時が、実は一番楽しい。
既に1号機で、サイドマウントCCR(インスピレーション)が成立することは確認済みだ。後は、どこまで使いやすくできるかという改善のプロセスでもある。
その成果を1号機にも反映させて、進化させるという楽しみもある。
ステージボトルの代わりに、コンパクトなSMCCR2(←カッコいいじゃん!)を左サイドに装着して潜るというのは、器材派としては、ある意味究極のコンフィギュレーションである。
このブログでも何度か言及しているが、最終的なベイルアウトをオープンサーキットに頼らざるを得ないCCRは、不完全かつ未成熟な器材と揶揄されてきた。
その批判(というか、正当な指摘)に対する、強烈なアンチテーゼである(どうだ、まいったか!)。
デュアルCCRの真の意義は、その点にこそある。
SMCCR2が完成した時、CCRの歴史にまた新たな1ページが加わるのだ。
スキットル ― 2013年04月07日 12:07
スキットル
サイドマウントのケース(フレーム)の着想を得てから3か月になる。
(サイドマウント・フレーム)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/01/08/6684667
このときに、スキットルというウイスキーの入れ物の形について考察している。
形状が複雑になるので、初回の工作では見送ったアイデアである。
SMCCR2では、市販品の使用と同時に、この形状を検討してみよう。
身体の線に沿った窪みを付けようということだ(画像の下側の部分)。
カッコイイ!。
カッコよさが全てである。
本体が、基本的には円筒形になるので、外側に突き出ているパイプをクリアするのと合わせて、窪みを付けることにする。
1号機はお結び型にしたが、卵形に近くなる。
(スキットル)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AB
材質は、当然「チタン」になるな。
これはもう、ダイビングギアというよりは、ゲージツである(自画自賛・・・)。
曲面を有する側板の製作をどうするかがポイントだな。
サイドマウントのケース(フレーム)の着想を得てから3か月になる。
(サイドマウント・フレーム)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/01/08/6684667
このときに、スキットルというウイスキーの入れ物の形について考察している。
形状が複雑になるので、初回の工作では見送ったアイデアである。
SMCCR2では、市販品の使用と同時に、この形状を検討してみよう。
身体の線に沿った窪みを付けようということだ(画像の下側の部分)。
カッコイイ!。
カッコよさが全てである。
本体が、基本的には円筒形になるので、外側に突き出ているパイプをクリアするのと合わせて、窪みを付けることにする。
1号機はお結び型にしたが、卵形に近くなる。
(スキットル)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AB
材質は、当然「チタン」になるな。
これはもう、ダイビングギアというよりは、ゲージツである(自画自賛・・・)。
曲面を有する側板の製作をどうするかがポイントだな。
午後の散「車」 ― 2013年04月07日 19:33
午後の散「車」
春の嵐の翌日、ドライブを楽しむ。
高速道路ではなく、敢えて、下道を行く。
クルマは屋根の直ったボクスター。
当然、オープンである。
ゆっくりと、クルマの流れに乗って、エンジンの呟きに耳を傾けるようにして走る。
床まで踏む?。
とんでもない!、アクセルペダルに軽く足を乗せているだけだ。
日差しはつばのついた帽子で遮り、風を感じるために左手をドアに預ける。
まあ、片手運転といってもいい。
巷は、春の交通安全週間。おまわりさんで溢れている。
ちょっと気になるが、ゆっくりと流している分にはお咎めはない。
明るい日差しの中で、暖かい風を感じながら、ボクサーシックスのハミングを聞く。
高く、低く歌うエンジンの音。
平和だ。平和すぎる。
北朝鮮がミサイルを発射しようとしているとか、ダダ漏れの放射性廃液が何百トンも地下水に混入してしまったとか、そんなことは、どこか遠くの国の出来事のように、うららかな春の日の昼下がり、ボクスターを駆る。
帰りには、シトロエンのお店に寄って、CXの試乗をお願いしてくる。
試乗車が千葉の車庫に行っているので、東京のお店に持ってくるタイミングでメールをもらうことにする。
DSは、もう、部品がないので日常には使えないんだそうだ。
残念・・・。
完全に、クラシックカーになっているのだ。
まあ、60年近く前のクルマであり、最終型でも40年近くが経っている。
生産終了が75年だから・・・。
83タルガがレトロだとかいっても、8年も新しい。
CXは、まだまだ現役で乗れるそうだ。
300まんえんくらいだという。
ちょっと、道楽で乗るには高いような気がする。
500Eと入れ替える気にはならないし・・・。
DSが、そのくらいで乗れるなら迷うけど。
(シトロエン・CX)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%BBCX
74年から89年までの生産だから、930と同じ時期である。
なあるほど、DSというのはナローのようなもんだな。
ジャベルの社長がCXを勧めるわけだ。
もうちょっと安く手に入るなら、考えてみてもいい。
(シトロエン CX プレステージュ正規ディーラー車:売れてしまったら見られません)
http://www.gooworld.jp/usedcar/spread/goow/13/700957051020130128001.html
GXあたりになってしまうのか。
このクルマ、エンジンが空冷だそうである。
(シトロエン・GS)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%BBGS
ロータリーエンジンを積んだ車種があったとは、寡聞にして知らなかったな。
「1973年には遂にGSにツイン・ローター方式のロータリーエンジンを搭載したGSビロトール(Birotor = バイローター、複式ローター)の市販が開始された。」とある。
ロータリーエンジンを4輪車で実用化したのは、マツダ東洋工業だけだと思っていたが、誤りだったようだ。
特許を持っていたNSUも、ヴァンケルスパイダーやRo80を製造していたようだ。
(NSU・ヴァンケルスパイダー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/NSU%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC
(NSU・Ro80)
http://ja.wikipedia.org/wiki/NSU%E3%83%BBRo80
アペックスシールの問題を解決して、順調に生産を重ねていったマツダのロータリーエンジンも、RX-8の生産中止をもって息絶える。
ドイツ、フランス、日本の、それぞれ毛色の違ったクルマに搭載された、数奇な運命のエンジンである。
「販売期間は一年余りで、わずか847台しか生産されなかった。デビュー直後に第一次オイルショックに見舞われたこと、欠陥とも言うべきエンジンの耐久性不足が露呈し、1974年にシトロエンを傘下に収めたプジョーの意向もあって、販売された車はメーカーの手で回収され、スクラップにされた。」とある。
GSビロトールは、こうして歴史から消えていった。
「ユーザーの元に現存する台数は世界的にも極めて僅かである。」
ビロトールだけではなく、GS自体、市場にはほとんど出ない。
(シトロエン GS -GXGB-パラス シトロエンマチック:売れてしまったら見られません)
http://cartown.jp/detail_dt.php?car_id=2320939
DSが1件あった。
(シトロエン DS21 パラス(ホワイト):売れてしまったら見られません)
http://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU1516411008/index.html?TRCD=200002
走行距離6万3千キロで295万円。
もともと、輸入された台数も少なく、程度もばらばらだろう。部品がなくては維持も困難である。
やはり、500Eに取って代わるようなクルマは、そうそうザラにはないのだろう。
CXの試乗をお願いしたが、正直なところ、食指は動かないだろう。
クルマは乗ってナンボのものである。床の間の飾りではないのだ。
春の夕暮れの日差しを受けながら、店を後にする。
ボクスターのボクサーシックスと会話しながら、駐車場に戻る。
午後の散「車」は終わった。
カバーをかけながら、このクルマを手放すのは惜しいと感じる。
安心して乗ることが出来る現代のクルマであり、どんな走りをしても楽しい。
ティプトロという選択も、今考えれば大正解であった。
初めてのポルシェ、初めてのMR。
5万キロを超えて、エンジンも絶好調!、足回りにも不満はない。
遊びグルマとして乗るのに、一番いい時期にある。
踏んでよし、流してよし、自由自在である。
83タルガが戻ってくれば、明け渡すことになる駐車場の区画に、カバーをかけられて収まったシルエットがいい。
贅沢な悩みではある。
春の嵐の翌日、ドライブを楽しむ。
高速道路ではなく、敢えて、下道を行く。
クルマは屋根の直ったボクスター。
当然、オープンである。
ゆっくりと、クルマの流れに乗って、エンジンの呟きに耳を傾けるようにして走る。
床まで踏む?。
とんでもない!、アクセルペダルに軽く足を乗せているだけだ。
日差しはつばのついた帽子で遮り、風を感じるために左手をドアに預ける。
まあ、片手運転といってもいい。
巷は、春の交通安全週間。おまわりさんで溢れている。
ちょっと気になるが、ゆっくりと流している分にはお咎めはない。
明るい日差しの中で、暖かい風を感じながら、ボクサーシックスのハミングを聞く。
高く、低く歌うエンジンの音。
平和だ。平和すぎる。
北朝鮮がミサイルを発射しようとしているとか、ダダ漏れの放射性廃液が何百トンも地下水に混入してしまったとか、そんなことは、どこか遠くの国の出来事のように、うららかな春の日の昼下がり、ボクスターを駆る。
帰りには、シトロエンのお店に寄って、CXの試乗をお願いしてくる。
試乗車が千葉の車庫に行っているので、東京のお店に持ってくるタイミングでメールをもらうことにする。
DSは、もう、部品がないので日常には使えないんだそうだ。
残念・・・。
完全に、クラシックカーになっているのだ。
まあ、60年近く前のクルマであり、最終型でも40年近くが経っている。
生産終了が75年だから・・・。
83タルガがレトロだとかいっても、8年も新しい。
CXは、まだまだ現役で乗れるそうだ。
300まんえんくらいだという。
ちょっと、道楽で乗るには高いような気がする。
500Eと入れ替える気にはならないし・・・。
DSが、そのくらいで乗れるなら迷うけど。
(シトロエン・CX)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%BBCX
74年から89年までの生産だから、930と同じ時期である。
なあるほど、DSというのはナローのようなもんだな。
ジャベルの社長がCXを勧めるわけだ。
もうちょっと安く手に入るなら、考えてみてもいい。
(シトロエン CX プレステージュ正規ディーラー車:売れてしまったら見られません)
http://www.gooworld.jp/usedcar/spread/goow/13/700957051020130128001.html
GXあたりになってしまうのか。
このクルマ、エンジンが空冷だそうである。
(シトロエン・GS)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%BBGS
ロータリーエンジンを積んだ車種があったとは、寡聞にして知らなかったな。
「1973年には遂にGSにツイン・ローター方式のロータリーエンジンを搭載したGSビロトール(Birotor = バイローター、複式ローター)の市販が開始された。」とある。
ロータリーエンジンを4輪車で実用化したのは、マツダ東洋工業だけだと思っていたが、誤りだったようだ。
特許を持っていたNSUも、ヴァンケルスパイダーやRo80を製造していたようだ。
(NSU・ヴァンケルスパイダー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/NSU%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC
(NSU・Ro80)
http://ja.wikipedia.org/wiki/NSU%E3%83%BBRo80
アペックスシールの問題を解決して、順調に生産を重ねていったマツダのロータリーエンジンも、RX-8の生産中止をもって息絶える。
ドイツ、フランス、日本の、それぞれ毛色の違ったクルマに搭載された、数奇な運命のエンジンである。
「販売期間は一年余りで、わずか847台しか生産されなかった。デビュー直後に第一次オイルショックに見舞われたこと、欠陥とも言うべきエンジンの耐久性不足が露呈し、1974年にシトロエンを傘下に収めたプジョーの意向もあって、販売された車はメーカーの手で回収され、スクラップにされた。」とある。
GSビロトールは、こうして歴史から消えていった。
「ユーザーの元に現存する台数は世界的にも極めて僅かである。」
ビロトールだけではなく、GS自体、市場にはほとんど出ない。
(シトロエン GS -GXGB-パラス シトロエンマチック:売れてしまったら見られません)
http://cartown.jp/detail_dt.php?car_id=2320939
DSが1件あった。
(シトロエン DS21 パラス(ホワイト):売れてしまったら見られません)
http://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU1516411008/index.html?TRCD=200002
走行距離6万3千キロで295万円。
もともと、輸入された台数も少なく、程度もばらばらだろう。部品がなくては維持も困難である。
やはり、500Eに取って代わるようなクルマは、そうそうザラにはないのだろう。
CXの試乗をお願いしたが、正直なところ、食指は動かないだろう。
クルマは乗ってナンボのものである。床の間の飾りではないのだ。
春の夕暮れの日差しを受けながら、店を後にする。
ボクスターのボクサーシックスと会話しながら、駐車場に戻る。
午後の散「車」は終わった。
カバーをかけながら、このクルマを手放すのは惜しいと感じる。
安心して乗ることが出来る現代のクルマであり、どんな走りをしても楽しい。
ティプトロという選択も、今考えれば大正解であった。
初めてのポルシェ、初めてのMR。
5万キロを超えて、エンジンも絶好調!、足回りにも不満はない。
遊びグルマとして乗るのに、一番いい時期にある。
踏んでよし、流してよし、自由自在である。
83タルガが戻ってくれば、明け渡すことになる駐車場の区画に、カバーをかけられて収まったシルエットがいい。
贅沢な悩みではある。
大格闘 ― 2013年04月07日 22:31
大格闘
画像のバックプレートを付けた。
ネジ2本で止まっているだけで、何のことはないハズだったのだが、汗をかくほどの大格闘となった。
元々付いていたネジに戻して、付け直したわけだが、ネジの長さが短いのと、正確な位置に付けられない(ブラダーの穴と、カウンターラングの取り付け穴が合わない)。
プレートの穴を2つばかり試して、画像の位置で、ついにネジ伏せた(なんちゃって!)。
人間様の背中に当るバックプレート(既製品:アルミ製)とカウンターラング、ブラダー、甲羅にあたるバックプレートと4つのアイテムを貫通して2本のネジを、「これでもか!」と締め付ける。
息切れ、筋肉痛、ついでに喉が痛くなり、うがいをしておく。
とりあえず、ディリュエント側のマニフォールドは、ゴムバンドで固定(専用のケース、作る予定じゃなかったっけ?)。
このゴムバンドは、重宝する。
困った時のゴムバンドである。
切れることもあるので、必ず二重にしておくことが必要だが、簡便で安価で、ごまかしが利いて、便利である!。
背負ってみると、結構重い。
本体ケースとプレートで、ひょっとしたらウエイトがいらなくなるかもしれない(希望的観測・・・)。
少なくとも、右側のウエイトは確実に2キロは減らせる。
今、海水では10ポンド付けているので(2ポンド玉、5個!!!!!)、6ポンドに減らせるわけだ(2ポンド玉、3個!!!)。
バッチリである。
もちろん、その分重くなっているわけだから、総体は変わらない。
まあいい。
とにかく、これで、永久にインスピのケースとおさらばできる。
5年余りお世話になったが、外した黒い方のケースを見ると、かなり複雑な形状をしており、よく考えて作られたものだと思う。
ABS樹脂なのだろうが、浮沈子のケースは、ネジのところが壊れたり、底板が割れたりして悲惨な状況になっている。滑り止めのゴムも6個のうち2個はなくなっている(!!)。
お役目、ご苦労様。
黄色いフタの方は、部品を入れたり、工具を放り込んだりと大活躍しているが、穴だらけの黒いケースは、他に使い道がない。
粗大ゴミである。
春は、出会いと別れが交錯する季節である。
こんにちは、アルミプレート。
さようなら、黒いケース。
バックマウントに戻ることは、ほぼ有り得ない。
CCRの歴史の第一幕が静かに閉じて、第二幕が始まるのだ。
画像のバックプレートを付けた。
ネジ2本で止まっているだけで、何のことはないハズだったのだが、汗をかくほどの大格闘となった。
元々付いていたネジに戻して、付け直したわけだが、ネジの長さが短いのと、正確な位置に付けられない(ブラダーの穴と、カウンターラングの取り付け穴が合わない)。
プレートの穴を2つばかり試して、画像の位置で、ついにネジ伏せた(なんちゃって!)。
人間様の背中に当るバックプレート(既製品:アルミ製)とカウンターラング、ブラダー、甲羅にあたるバックプレートと4つのアイテムを貫通して2本のネジを、「これでもか!」と締め付ける。
息切れ、筋肉痛、ついでに喉が痛くなり、うがいをしておく。
とりあえず、ディリュエント側のマニフォールドは、ゴムバンドで固定(専用のケース、作る予定じゃなかったっけ?)。
このゴムバンドは、重宝する。
困った時のゴムバンドである。
切れることもあるので、必ず二重にしておくことが必要だが、簡便で安価で、ごまかしが利いて、便利である!。
背負ってみると、結構重い。
本体ケースとプレートで、ひょっとしたらウエイトがいらなくなるかもしれない(希望的観測・・・)。
少なくとも、右側のウエイトは確実に2キロは減らせる。
今、海水では10ポンド付けているので(2ポンド玉、5個!!!!!)、6ポンドに減らせるわけだ(2ポンド玉、3個!!!)。
バッチリである。
もちろん、その分重くなっているわけだから、総体は変わらない。
まあいい。
とにかく、これで、永久にインスピのケースとおさらばできる。
5年余りお世話になったが、外した黒い方のケースを見ると、かなり複雑な形状をしており、よく考えて作られたものだと思う。
ABS樹脂なのだろうが、浮沈子のケースは、ネジのところが壊れたり、底板が割れたりして悲惨な状況になっている。滑り止めのゴムも6個のうち2個はなくなっている(!!)。
お役目、ご苦労様。
黄色いフタの方は、部品を入れたり、工具を放り込んだりと大活躍しているが、穴だらけの黒いケースは、他に使い道がない。
粗大ゴミである。
春は、出会いと別れが交錯する季節である。
こんにちは、アルミプレート。
さようなら、黒いケース。
バックマウントに戻ることは、ほぼ有り得ない。
CCRの歴史の第一幕が静かに閉じて、第二幕が始まるのだ。
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