トリム ― 2014年02月02日 02:44
トリム
(トリム)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%A0
「乗り物の制御
・船舶で、上下方向の傾き。潜水艦では角度で、水上船舶では船首喫水と船尾喫水の差 (cm) で表す。
・帆船で、風の方向に船を向けること。
・航空機で、力を加えずとも姿勢が一定になる状態。」
ダイビングに於けるトリムは、概ね、潜水艦の傾きがそれに近い。
以前、このブログでも、飛行船について書いたことがあった(消えちゃいましたけど)。
(飛行船の原理と操縦要領:その時も引用したページ)
http://www.air-ship.info/airship.html
3次元の空間でのダイバーの傾きは、3軸の周りの任意の回転で表現することが出来る。
前後方向に傾くというのは、前下がり(浮沈子の悪い癖)、後ろ下がり(立ち姿勢)のこと。
ベストは、もちろん、中間で、水平方向への移動の際に、抵抗が少ない状態。
これを維持するというのは、意外なほど難しい。
浮沈子は、意図的に身体を起こしておかないと、このトリムが保てない。
泳いでいる時に、ポーポイズする。
矯正するには、器材のバランスを含めて、抜本的に見直す必要がある。
特に、インスピ系のリブリーザーをサイドマウントにした場合は、本体の前後のトリムがきちんと取れていないと、酸素センサーの表面に水滴が付きやすくなるのでシビアなコントロールが必要だ。
酸素センサーが正常に機能しない場合は、ダイビングを継続することが出来なくなる。
左右方向の傾きというのは、サイドマウントでは、決定的な問題となる、右下がりか、左下がりかという体勢。
僅かのアンバランスで、水中での快適さが激変する。
たった1kg弱(2ポンド)のウエイトを、僅か数センチずらしただけで変化する。
それまで、ダイビングなんか止めてやる!、というくらい不快だったバランスが、ウソのように快適になり、もう1本、追加で行きましょう!、というくらいになる(マジで、ホントです)。
ヨーモーメント(鉛直軸周りの回転)は、流れのある水域で、進行する場合に問題になるが、フィンワークが左右で均等でなかったり、サイドマウントリブリーザーで、左右の抵抗に差がある場合には、考慮する必要がある。
オープンサーキットでも、左右のタンクの形状や、本数が異なる場合には、推進抵抗は左右で異なるので、ヨー方向のズレがでる。
この辺りが、まあ、基本というか、全てというか、リクツどおりに出来れば、誰も苦労はしないというか、そんな苦労をしているのは浮沈子だけだとか、ざっと、そんなところだ。
(第9回/トリムの重要性)
http://www.padi.co.jp/visitors/column/tecrec9.asp
「もちろん、いくら器材コンフィグレーションに気をつかったとしても、ダイバー本来のスキルが伴っていなければ、適切なトリムを維持することは難しいでしょう。呼吸テクニックを含めたホバリングの技術等が必須であることは言うまでもありません。」
あれ?、突発性難聴(難視)かあ?。
オープンサーキットで50本足らずの浮沈子に、そこまで求めるイントラは、鬼か悪魔だ!。
早くCCRに戻りたい!。
去年の秋から本国修理となっていたCCR本体が、ようやく戻ってくることになり、ホリスのSMS50のフィッティングも兼ねて、イントラのプール講習を受けることになった。
サイドマウントCCRのコンフィギュレーションと、それで潜れる新たなフィールドを、早いとこ開拓しないと、オープンサーキットという、浮沈子の苦手なダイビングを続けなければならなくなる。
ヘンタイCCRダイバーとしては、オープンサーキットは鬼門なのである。
「この程改訂されたPADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースでもトリムを維持するスキルが加わりました。水底にダメージを及ぼさないためにも適切にトリムを維持することは、すべてのダイバーにとって重要なスキルです。」
これからCカード取る方は、大変ですなあ!。
しかし、イントラが書いているこの「PADI TecRecでダイビングの新たなステージへ」というコラムを読んでいると、はっと胸を突かれるような記述があり、なんか、ネタにされてるんじゃないかと思うことがある。
しかし、そうではない(いや、そうかも)。
ダイビングに於ける一般性と特殊性というのは、そんなに明確に区別できるものではない。
浮沈子に起こったことは、誰にでも起こることであり、誰かに起こったことは、明日、浮沈子に起こることでもある。
その経験を、こういった、誰もが読める形で共有することは、非常に有意義だと思う。
コラムの記述は、言葉を丁寧に選んで、誰もがわかりやすいように書かれているが、その背景には、豊富な経験と、現実の悲劇が垣間見える。
浮沈子が、イントラにくっ付いているのは、全然商売っ気がなく、できるようにならなければ、何年でも追加講習を続けてくれるということだ。
そして、先に進むことではなく、今、出来なければいけないことを、自信を持って出来るようになるまで、何度でも繰り返して行うという基本に忠実な指導に徹しているからである。
2日でCカードが取れるなんて、ウソ八百もいいところだ。
2年とか、20年とかなら、信用してもいいだろうが(ははは)。
多少ネタにされても、相手にしてもらえる限りは、くっ付いていよう。
しかし、トリムの話が出てきたということはだな、そろそろ、浮沈子の苦手のフィンワークの話が出そうだな・・・。
(トリム)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%A0
「乗り物の制御
・船舶で、上下方向の傾き。潜水艦では角度で、水上船舶では船首喫水と船尾喫水の差 (cm) で表す。
・帆船で、風の方向に船を向けること。
・航空機で、力を加えずとも姿勢が一定になる状態。」
ダイビングに於けるトリムは、概ね、潜水艦の傾きがそれに近い。
以前、このブログでも、飛行船について書いたことがあった(消えちゃいましたけど)。
(飛行船の原理と操縦要領:その時も引用したページ)
http://www.air-ship.info/airship.html
3次元の空間でのダイバーの傾きは、3軸の周りの任意の回転で表現することが出来る。
前後方向に傾くというのは、前下がり(浮沈子の悪い癖)、後ろ下がり(立ち姿勢)のこと。
ベストは、もちろん、中間で、水平方向への移動の際に、抵抗が少ない状態。
これを維持するというのは、意外なほど難しい。
浮沈子は、意図的に身体を起こしておかないと、このトリムが保てない。
泳いでいる時に、ポーポイズする。
矯正するには、器材のバランスを含めて、抜本的に見直す必要がある。
特に、インスピ系のリブリーザーをサイドマウントにした場合は、本体の前後のトリムがきちんと取れていないと、酸素センサーの表面に水滴が付きやすくなるのでシビアなコントロールが必要だ。
酸素センサーが正常に機能しない場合は、ダイビングを継続することが出来なくなる。
左右方向の傾きというのは、サイドマウントでは、決定的な問題となる、右下がりか、左下がりかという体勢。
僅かのアンバランスで、水中での快適さが激変する。
たった1kg弱(2ポンド)のウエイトを、僅か数センチずらしただけで変化する。
それまで、ダイビングなんか止めてやる!、というくらい不快だったバランスが、ウソのように快適になり、もう1本、追加で行きましょう!、というくらいになる(マジで、ホントです)。
ヨーモーメント(鉛直軸周りの回転)は、流れのある水域で、進行する場合に問題になるが、フィンワークが左右で均等でなかったり、サイドマウントリブリーザーで、左右の抵抗に差がある場合には、考慮する必要がある。
オープンサーキットでも、左右のタンクの形状や、本数が異なる場合には、推進抵抗は左右で異なるので、ヨー方向のズレがでる。
この辺りが、まあ、基本というか、全てというか、リクツどおりに出来れば、誰も苦労はしないというか、そんな苦労をしているのは浮沈子だけだとか、ざっと、そんなところだ。
(第9回/トリムの重要性)
http://www.padi.co.jp/visitors/column/tecrec9.asp
「もちろん、いくら器材コンフィグレーションに気をつかったとしても、ダイバー本来のスキルが伴っていなければ、適切なトリムを維持することは難しいでしょう。呼吸テクニックを含めたホバリングの技術等が必須であることは言うまでもありません。」
あれ?、突発性難聴(難視)かあ?。
オープンサーキットで50本足らずの浮沈子に、そこまで求めるイントラは、鬼か悪魔だ!。
早くCCRに戻りたい!。
去年の秋から本国修理となっていたCCR本体が、ようやく戻ってくることになり、ホリスのSMS50のフィッティングも兼ねて、イントラのプール講習を受けることになった。
サイドマウントCCRのコンフィギュレーションと、それで潜れる新たなフィールドを、早いとこ開拓しないと、オープンサーキットという、浮沈子の苦手なダイビングを続けなければならなくなる。
ヘンタイCCRダイバーとしては、オープンサーキットは鬼門なのである。
「この程改訂されたPADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースでもトリムを維持するスキルが加わりました。水底にダメージを及ぼさないためにも適切にトリムを維持することは、すべてのダイバーにとって重要なスキルです。」
これからCカード取る方は、大変ですなあ!。
しかし、イントラが書いているこの「PADI TecRecでダイビングの新たなステージへ」というコラムを読んでいると、はっと胸を突かれるような記述があり、なんか、ネタにされてるんじゃないかと思うことがある。
しかし、そうではない(いや、そうかも)。
ダイビングに於ける一般性と特殊性というのは、そんなに明確に区別できるものではない。
浮沈子に起こったことは、誰にでも起こることであり、誰かに起こったことは、明日、浮沈子に起こることでもある。
その経験を、こういった、誰もが読める形で共有することは、非常に有意義だと思う。
コラムの記述は、言葉を丁寧に選んで、誰もがわかりやすいように書かれているが、その背景には、豊富な経験と、現実の悲劇が垣間見える。
浮沈子が、イントラにくっ付いているのは、全然商売っ気がなく、できるようにならなければ、何年でも追加講習を続けてくれるということだ。
そして、先に進むことではなく、今、出来なければいけないことを、自信を持って出来るようになるまで、何度でも繰り返して行うという基本に忠実な指導に徹しているからである。
2日でCカードが取れるなんて、ウソ八百もいいところだ。
2年とか、20年とかなら、信用してもいいだろうが(ははは)。
多少ネタにされても、相手にしてもらえる限りは、くっ付いていよう。
しかし、トリムの話が出てきたということはだな、そろそろ、浮沈子の苦手のフィンワークの話が出そうだな・・・。
スポーツリブリーザー ― 2014年02月02日 09:50
スポーツリブリーザー
最近、マーク6ディスカバリーを初め、スポーツリブリーザーなる、いわゆる欠陥商品をよく目にする。
もちろん、本当の意味での欠陥商品であるわけはなく、かつてNECが、ハードディスク内にオペレーティングシステムを収め、外部とのデータをやり取りするためだけにフロッピーディスクドライブを1台だけ搭載したコンパックのパソコンを、自社のフロッピーディスクドライブを2台登載した製品と比較して、欠陥商品呼ばわりしたのと同レベルである(今考えると、とんでもない言いがかりだな)。
要するに、使い方が違うので、付いている機能も異なるというわけだ。
ホリスのエクスプローラーもその一つである(画像参照)。
エレクトリカルコントロールド・セミ・クローズド・サーキット・リブリーザー(ESCR)という、初めてお目にかかるリブリーザーである。
(EXPLORER)
http://www.hollis.com/explorer/
(EXPLORER SPORT REBREATHER SET TO LAUNCH)
http://www.hollis.com/news/explorer-set-to-launch
田中さんとこでは、70万円で出すという。
(0129 ダイビングビズショウ)
http://jsuga.exblog.jp/21959127/
「田中光嘉さんのところに行き、スポーツリブリーザーのエクスプローラーを見せてもらって背負って見た。23キロとかで、ナイトロックスを使って水深40Mまで潜れる。12リットルダブルと同じだけ潜れる。それで、価格は70万。とても魅力的なコンセプトである。」
いい商売してるなあ!。
センチネルのVRテクノロジーが作っているので、その関連で扱うんだろう。
まあ、数出るもんじゃないし、日本じゃ、合法的に潜れるとこなんて皆無だし。
本当のCCR(?)が使えないから、その代わりに使うものでもない。
これを積極的に選ぶ理由って、何だろうか。
一つは、安いから。
浮沈子のCCR(ビジョンコンピューター制御のインスピレーション)は、当時(6年前)150万円以上だったが、その半分以下ということになる。
ナイトロックスを使って、40mまで潜らせるということは、32パーセントのナイトロックスⅠを使うのかもしれないが、これも、どこでも手に入るわけではない。
一部地域を除けば、ナイトロックスは、現在でも国内調達は不可能だ。
だいたい、ナイトロックスが手に入るなら、こんなもん使わないで、オープンサーキットで水中に吐き散らかした方が安い!。
所詮、床の間の飾りである。
床の間の飾りなら、安い方がいい!(そうかあ?)。
海外で、ナイトロックスが簡単に手に入る環境であれば、ソフノライムの値段との兼ね合いで、価格優位になるかもしれない。
本体価格は別にして。
問題は、やはり、サイドマウントして持って行かなければならないベイルアウトガスの方か。
これは、完全に余分なコストになる(99パーセント以上、使わないから)。
サービスにしてくれてもいいような気がする(使ったら、金取る:置き薬のようなもんか)。
オープンサーキットで、12リッタータンク2本でサイドマウントすれば、たぶん、同じ時間、同じように潜って、上がってこられるに違いない。
ガスは、全て吸い尽くしていい(両サイドとも、一応50位残してくだされば・・・)。
それでも、SCRのメリットがあるとすれば、湿った暖かいガスを吸うことが出来、泡が少ないサイレントダイビングを楽しめるということだろう。
しかし、それなら、CCRの方がいいのではないか。
ディスカバリーにしても、他のタイプにしても、SCRに劣るところがあるとは思えないし、酸素ガスさえ充填できればいいのだ。
むしろ、純酸素を充填する方が、メンブレンでナイトロックス作るよりも安上がりだろう。
親ビンから、移充填するだけなんだから。
さて、そうなると、40mという深度が問題になるわけだが、例によって、無限圧という神話が登場する。
また、当然、窒素酔いの限界深度も関係する。
40mを限界として売りまくるこの手の商品が欠陥品だというのは、オープンサーキットでも、テクニカルタイプのCCRでも、器材としてはそんな限界はないからだ。
まあ、インスピは100mまでということになっているが。
オープンサーキットは、40mであれ、100mであれ、制限なんてない。
330mまでは、実証済みだ。
制限が掛かっているのは、人間の身体の方なのであって、器材の性能限度ではない。
しかし、スポーツリブリーザーは、ダイビングをコンピューターで管理するために、40mまでしか器材として使用できないように設計されてしまっている。
フロッピーディスクを、二枚同時に焼きたい!、と思っても、それは出来ません、だから、欠陥品ですというに等しいが、出来ないものは出来ない。
インスピのカウンターラングのインフレーターをめくら蓋にしたスポーツタイプが出るとか出ないとかいう話を、イントラから聞いていたが、その後、どうなったかは知らない。
(APDトップ:今日のところは出ていないようですな)
http://www.apdiving.com/
浮沈子に言わせれば、PADIの歓心を買うために、自ら欠陥商品を作るという、暴挙である。
これで、数あるリカバリーの手段に(文字通り)蓋をしてしまって、そのことが原因で事故が起こった場合でも、PADIは(絶対)知らん顔だぜ!。
スポーツタイプのリブリーザーは、確かに使用方法がシンプルで、使いやすく出来ているのかもしれないし、いきなり減圧しましょう!、というのも、ダイビングのビギナーにはしんどい話だ。
商売としても、既にあるCCRを改造して、教祖様(PADI)のお眼鏡に叶う欠陥品を使ってもらえれば、次の40m越えのステージでも、自社のCCRを引き続いて使う可能性が高いわけで、経済的にも理(利?)がある。
インスピなら、インフレーター付けて、プログラムを書き換えるだけで済む。
しかし、これは、浮沈子から見れば、正しい方法とは言えない。
初めから、コンプリートなCCRで学んで、その学んだ内容で行動範囲を人間に対して規制するのが正しい。
現に、オープンサーキットではそうしている。
40mまでしか吸気できないタンクや、レギュレーターがあれば、それこそ欠陥品であるな。
まあいい。
PADIが、これは商売になりそうだということで、リブリーザーに目を付けたところはいい。
メーカーが、その採用基準を満たすために、CO2センサーとかを導入しようとしていることは、歓迎する。
最小のスキルと最大の器材・・・。
しかし、既にある器材をデチューンすれば、トータルの安全性は、当然低下する。
余分なコストもかかる(ユーザーの負担)。
それでは、本末転倒だろう。
正しい器材で、正しい講習を受け、正しく使って、認定された範囲で楽しみ、スキルアップしていく毎に行動範囲が広がっていくというのが健全な姿だ。
そうしてみると、オープンサーキットというのは、単純だが優れたシステムともいえるな。
というより、デチューンしようもないか・・・。
PADIのスタンスも分らないではない。
水中でマニュアルインフレーションで呼吸回路内に純酸素ぶち込まれてはたまらないから、その手段を剥奪するというのは、リクツとしては安全性の向上に寄与することがないわけでもないだろうが、どーせ、CCRなんて扱ったこともない本部の弁護士辺りが考えたに決まっている!。
40mまでだって、酸素のマニュアルインフレーションが出来た方が安全だということは、CCRを運用しているダイバーにとっては常識であろう。
それとも、もともとそんなことを考えていなかったマーク6(ポセイドン?)辺りから、余計な入れ知恵をされたのかもしれない。
ともかく、スポーツリブリーザーという新ジャンルの器材には、安易に手を出さない方がいい、というのが現段階に於ける浮沈子の見解だ。
テクニカル用にコンプリートされたフルスペックの器材を買って、スキルアップしていくのが王道である。
それ以外は、全て、無駄な回り道でしかない。
この際、ハッキリ書いておこう。
スポーツリブリーザーなんざ、クソ食らえだ!。
あー、スッキリした!(朝のお通じ?)。
最近、マーク6ディスカバリーを初め、スポーツリブリーザーなる、いわゆる欠陥商品をよく目にする。
もちろん、本当の意味での欠陥商品であるわけはなく、かつてNECが、ハードディスク内にオペレーティングシステムを収め、外部とのデータをやり取りするためだけにフロッピーディスクドライブを1台だけ搭載したコンパックのパソコンを、自社のフロッピーディスクドライブを2台登載した製品と比較して、欠陥商品呼ばわりしたのと同レベルである(今考えると、とんでもない言いがかりだな)。
要するに、使い方が違うので、付いている機能も異なるというわけだ。
ホリスのエクスプローラーもその一つである(画像参照)。
エレクトリカルコントロールド・セミ・クローズド・サーキット・リブリーザー(ESCR)という、初めてお目にかかるリブリーザーである。
(EXPLORER)
http://www.hollis.com/explorer/
(EXPLORER SPORT REBREATHER SET TO LAUNCH)
http://www.hollis.com/news/explorer-set-to-launch
田中さんとこでは、70万円で出すという。
(0129 ダイビングビズショウ)
http://jsuga.exblog.jp/21959127/
「田中光嘉さんのところに行き、スポーツリブリーザーのエクスプローラーを見せてもらって背負って見た。23キロとかで、ナイトロックスを使って水深40Mまで潜れる。12リットルダブルと同じだけ潜れる。それで、価格は70万。とても魅力的なコンセプトである。」
いい商売してるなあ!。
センチネルのVRテクノロジーが作っているので、その関連で扱うんだろう。
まあ、数出るもんじゃないし、日本じゃ、合法的に潜れるとこなんて皆無だし。
本当のCCR(?)が使えないから、その代わりに使うものでもない。
これを積極的に選ぶ理由って、何だろうか。
一つは、安いから。
浮沈子のCCR(ビジョンコンピューター制御のインスピレーション)は、当時(6年前)150万円以上だったが、その半分以下ということになる。
ナイトロックスを使って、40mまで潜らせるということは、32パーセントのナイトロックスⅠを使うのかもしれないが、これも、どこでも手に入るわけではない。
一部地域を除けば、ナイトロックスは、現在でも国内調達は不可能だ。
だいたい、ナイトロックスが手に入るなら、こんなもん使わないで、オープンサーキットで水中に吐き散らかした方が安い!。
所詮、床の間の飾りである。
床の間の飾りなら、安い方がいい!(そうかあ?)。
海外で、ナイトロックスが簡単に手に入る環境であれば、ソフノライムの値段との兼ね合いで、価格優位になるかもしれない。
本体価格は別にして。
問題は、やはり、サイドマウントして持って行かなければならないベイルアウトガスの方か。
これは、完全に余分なコストになる(99パーセント以上、使わないから)。
サービスにしてくれてもいいような気がする(使ったら、金取る:置き薬のようなもんか)。
オープンサーキットで、12リッタータンク2本でサイドマウントすれば、たぶん、同じ時間、同じように潜って、上がってこられるに違いない。
ガスは、全て吸い尽くしていい(両サイドとも、一応50位残してくだされば・・・)。
それでも、SCRのメリットがあるとすれば、湿った暖かいガスを吸うことが出来、泡が少ないサイレントダイビングを楽しめるということだろう。
しかし、それなら、CCRの方がいいのではないか。
ディスカバリーにしても、他のタイプにしても、SCRに劣るところがあるとは思えないし、酸素ガスさえ充填できればいいのだ。
むしろ、純酸素を充填する方が、メンブレンでナイトロックス作るよりも安上がりだろう。
親ビンから、移充填するだけなんだから。
さて、そうなると、40mという深度が問題になるわけだが、例によって、無限圧という神話が登場する。
また、当然、窒素酔いの限界深度も関係する。
40mを限界として売りまくるこの手の商品が欠陥品だというのは、オープンサーキットでも、テクニカルタイプのCCRでも、器材としてはそんな限界はないからだ。
まあ、インスピは100mまでということになっているが。
オープンサーキットは、40mであれ、100mであれ、制限なんてない。
330mまでは、実証済みだ。
制限が掛かっているのは、人間の身体の方なのであって、器材の性能限度ではない。
しかし、スポーツリブリーザーは、ダイビングをコンピューターで管理するために、40mまでしか器材として使用できないように設計されてしまっている。
フロッピーディスクを、二枚同時に焼きたい!、と思っても、それは出来ません、だから、欠陥品ですというに等しいが、出来ないものは出来ない。
インスピのカウンターラングのインフレーターをめくら蓋にしたスポーツタイプが出るとか出ないとかいう話を、イントラから聞いていたが、その後、どうなったかは知らない。
(APDトップ:今日のところは出ていないようですな)
http://www.apdiving.com/
浮沈子に言わせれば、PADIの歓心を買うために、自ら欠陥商品を作るという、暴挙である。
これで、数あるリカバリーの手段に(文字通り)蓋をしてしまって、そのことが原因で事故が起こった場合でも、PADIは(絶対)知らん顔だぜ!。
スポーツタイプのリブリーザーは、確かに使用方法がシンプルで、使いやすく出来ているのかもしれないし、いきなり減圧しましょう!、というのも、ダイビングのビギナーにはしんどい話だ。
商売としても、既にあるCCRを改造して、教祖様(PADI)のお眼鏡に叶う欠陥品を使ってもらえれば、次の40m越えのステージでも、自社のCCRを引き続いて使う可能性が高いわけで、経済的にも理(利?)がある。
インスピなら、インフレーター付けて、プログラムを書き換えるだけで済む。
しかし、これは、浮沈子から見れば、正しい方法とは言えない。
初めから、コンプリートなCCRで学んで、その学んだ内容で行動範囲を人間に対して規制するのが正しい。
現に、オープンサーキットではそうしている。
40mまでしか吸気できないタンクや、レギュレーターがあれば、それこそ欠陥品であるな。
まあいい。
PADIが、これは商売になりそうだということで、リブリーザーに目を付けたところはいい。
メーカーが、その採用基準を満たすために、CO2センサーとかを導入しようとしていることは、歓迎する。
最小のスキルと最大の器材・・・。
しかし、既にある器材をデチューンすれば、トータルの安全性は、当然低下する。
余分なコストもかかる(ユーザーの負担)。
それでは、本末転倒だろう。
正しい器材で、正しい講習を受け、正しく使って、認定された範囲で楽しみ、スキルアップしていく毎に行動範囲が広がっていくというのが健全な姿だ。
そうしてみると、オープンサーキットというのは、単純だが優れたシステムともいえるな。
というより、デチューンしようもないか・・・。
PADIのスタンスも分らないではない。
水中でマニュアルインフレーションで呼吸回路内に純酸素ぶち込まれてはたまらないから、その手段を剥奪するというのは、リクツとしては安全性の向上に寄与することがないわけでもないだろうが、どーせ、CCRなんて扱ったこともない本部の弁護士辺りが考えたに決まっている!。
40mまでだって、酸素のマニュアルインフレーションが出来た方が安全だということは、CCRを運用しているダイバーにとっては常識であろう。
それとも、もともとそんなことを考えていなかったマーク6(ポセイドン?)辺りから、余計な入れ知恵をされたのかもしれない。
ともかく、スポーツリブリーザーという新ジャンルの器材には、安易に手を出さない方がいい、というのが現段階に於ける浮沈子の見解だ。
テクニカル用にコンプリートされたフルスペックの器材を買って、スキルアップしていくのが王道である。
それ以外は、全て、無駄な回り道でしかない。
この際、ハッキリ書いておこう。
スポーツリブリーザーなんざ、クソ食らえだ!。
あー、スッキリした!(朝のお通じ?)。
ダイビングの極意 ― 2014年02月02日 19:39
ダイビングの極意
あいつは、言いたいことを言っているだけだと、きっとどこか(世界中か?)でいわれているに違いない。
スポーツリブリーザーについて、思いのたけをぶちまけた後、さすがに気になって、田中さんのフェイスブックを確認した。
新しい器材を導入しようとする矢先に、失礼なことを書いたかもしれないと思ったからだ(まあ、失礼には違いないが、書いたことは間違いないと信じている)。
(田中 光嘉:フェイスブック:2014年1月21日)
https://www.facebook.com/mitsuyoshi.tanaka.39/posts/367813353360134?stream_ref=10
「潜水に必要なスキルは中性浮力とトリムとフィンワークだって書いただけなのに・・・・!」
そのとおり。
そのことは、正しい。
浮沈子が最も苦手とする、3大スキルである。
どうやら、相手が悪かったらしいな(海猿だよ、海猿!)。
「潜水はJバルブが良い、BCは不要、レギュレーターからはセカンド一つあれば良い、スキルは根性と鍛えた肺かな?」
ちなみに、Jバルブというのはこちら。
(Jバルブ)
http://www.dive-evis.com/dictionary/dive-jkl/dive-1173.html
(アクアラングのボンベについている、リフィル?バルブについて:画像アリ)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1064856135
肺が鍛えられる臓器かどうかは、正確には知らないが、おそらくは、不可能であろう。
こんなのと一緒に、マレーシアで教えていた田中さんのことを思うと、少し、気の毒になった・・・。
ダイビングと潜水というのは、ベースボールと野球よりも意味するものは違うのだと思う。
いわゆる、レジャーダイビング、遊びで潜る世界は、商売の世界だ。
金儲けが出来てなんぼ、そのために必要な器材やスキルは、金さえ出せば、如何様にもなる。
たくさん器材を売って、たくさんスキルを学んでもらった方が、デマンド側は儲かるわけで、ある意味で健全な業界ではある。
お仕事としての潜水というのは、業として潜るわけだから、結果に対してコストが嵩むようなことはしない。
必然的に、レトロで安価で、リスキーな手段を採りがちだ。
だから、労働安全の観点から、お上の規制が掛かる。
しかし、軍隊(海保含む)には、この規制は及ばない。
独自の世界が存在するのだ。
ミッションを遂行することが使命なので、徹底的に合理的な発想を持たなければならない。
しかし、ここにも予算の壁があるので、コスト削減の嵐が吹き荒れている。
保安庁だって、田中さんのところからCCRを買うのに、地震のことにかこつけて、要求を出すしかなかったらしい。
買ったのかな?。
まあいい。
結局は、人件費の中で、運用力を上げていくしかない。
根性(精神的動機付け)や、鍛えた身体能力も、重要な運用上の資産である。
浮沈子なんか、爪の先程もない。
国民の税金で潜るというのは、大変なのだ。
道楽で潜っているなんて、申し訳なくて、同じブログで取り扱うのも憚られる。
それでも、田中さんがいう、「潜水に必要なスキルは中性浮力とトリムとフィンワーク」というのは、真理であり、泳力で補えば確実に体力は低下し、任務の遂行に支障を来たす。
それでも、フィンだけで5時間浮いていたことが賞賛される海保の文化というのは、税金の無駄遣い以外の何物でもなかろう。
ダイビングの極意というのは、限りあるものを、如何に有効に活用するかということに尽きる。
呼吸ガスも、ダイバーの体力も、投入される物資も、限界がある。
5時間浮いていた方は、鍛錬を重ねて、修得された技能を発揮したわけだが、なぜ浮力体を携行しなかったのか。
ハッキリいって、装備選択のミスであり、この事象は明らかにインシデントだ。
それを美談として、テレビで放映していたのである。
組織内部で、どのような評価があったのかは知らない。
彼らに対する指導は、誰が行い、誰が責任を取るのか。
陸自出身とはいえ、今は民間人の田中さんに出来ることには限界がある。
飽きれてものが言えないというのは、あくまで喩えであって、呆れるようなことがあれば、ガンガンものをいって、おかしな潜水文化を変えていかなければならないだろう。
そうすれば、センチネルの売り上げも伸び、水中での任務も合理的に行うことが出来て、みんな幸せになれるんだが。
海猿なんて、まともなダイバーから見たら噴飯ものの映画を作っているアホどもも、少しは反省してもらいたいな。
もちろん、水中という特殊な環境で、ただ潜るだけではなく、様々な作業を行わなければならないわけで、レジャーダイビングとは異なるモチベーションが必要であることは十分に理解しているが、だからこそ、合理的な思考と、それに基づく対応が、レジャーダイビング以上に貫かれていなければならない。
中性浮力とトリムとフィンワークか。
うーん、浮沈子にとっては永遠の課題だな。
泳力で補うこともできない。
別に業務で潜るわけではないから、何でもいいのだ。
最小のスキルに、最大の器材・・・。
Ex‐Scubaで買ってきたアイテムを、そろそろ組み立てておかなくっちゃ。
タイの選挙の情勢も確認しなければならず、アホな海猿のブログなんて、書いている暇はないのだ。
あいつは、言いたいことを言っているだけだと、きっとどこか(世界中か?)でいわれているに違いない。
スポーツリブリーザーについて、思いのたけをぶちまけた後、さすがに気になって、田中さんのフェイスブックを確認した。
新しい器材を導入しようとする矢先に、失礼なことを書いたかもしれないと思ったからだ(まあ、失礼には違いないが、書いたことは間違いないと信じている)。
(田中 光嘉:フェイスブック:2014年1月21日)
https://www.facebook.com/mitsuyoshi.tanaka.39/posts/367813353360134?stream_ref=10
「潜水に必要なスキルは中性浮力とトリムとフィンワークだって書いただけなのに・・・・!」
そのとおり。
そのことは、正しい。
浮沈子が最も苦手とする、3大スキルである。
どうやら、相手が悪かったらしいな(海猿だよ、海猿!)。
「潜水はJバルブが良い、BCは不要、レギュレーターからはセカンド一つあれば良い、スキルは根性と鍛えた肺かな?」
ちなみに、Jバルブというのはこちら。
(Jバルブ)
http://www.dive-evis.com/dictionary/dive-jkl/dive-1173.html
(アクアラングのボンベについている、リフィル?バルブについて:画像アリ)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1064856135
肺が鍛えられる臓器かどうかは、正確には知らないが、おそらくは、不可能であろう。
こんなのと一緒に、マレーシアで教えていた田中さんのことを思うと、少し、気の毒になった・・・。
ダイビングと潜水というのは、ベースボールと野球よりも意味するものは違うのだと思う。
いわゆる、レジャーダイビング、遊びで潜る世界は、商売の世界だ。
金儲けが出来てなんぼ、そのために必要な器材やスキルは、金さえ出せば、如何様にもなる。
たくさん器材を売って、たくさんスキルを学んでもらった方が、デマンド側は儲かるわけで、ある意味で健全な業界ではある。
お仕事としての潜水というのは、業として潜るわけだから、結果に対してコストが嵩むようなことはしない。
必然的に、レトロで安価で、リスキーな手段を採りがちだ。
だから、労働安全の観点から、お上の規制が掛かる。
しかし、軍隊(海保含む)には、この規制は及ばない。
独自の世界が存在するのだ。
ミッションを遂行することが使命なので、徹底的に合理的な発想を持たなければならない。
しかし、ここにも予算の壁があるので、コスト削減の嵐が吹き荒れている。
保安庁だって、田中さんのところからCCRを買うのに、地震のことにかこつけて、要求を出すしかなかったらしい。
買ったのかな?。
まあいい。
結局は、人件費の中で、運用力を上げていくしかない。
根性(精神的動機付け)や、鍛えた身体能力も、重要な運用上の資産である。
浮沈子なんか、爪の先程もない。
国民の税金で潜るというのは、大変なのだ。
道楽で潜っているなんて、申し訳なくて、同じブログで取り扱うのも憚られる。
それでも、田中さんがいう、「潜水に必要なスキルは中性浮力とトリムとフィンワーク」というのは、真理であり、泳力で補えば確実に体力は低下し、任務の遂行に支障を来たす。
それでも、フィンだけで5時間浮いていたことが賞賛される海保の文化というのは、税金の無駄遣い以外の何物でもなかろう。
ダイビングの極意というのは、限りあるものを、如何に有効に活用するかということに尽きる。
呼吸ガスも、ダイバーの体力も、投入される物資も、限界がある。
5時間浮いていた方は、鍛錬を重ねて、修得された技能を発揮したわけだが、なぜ浮力体を携行しなかったのか。
ハッキリいって、装備選択のミスであり、この事象は明らかにインシデントだ。
それを美談として、テレビで放映していたのである。
組織内部で、どのような評価があったのかは知らない。
彼らに対する指導は、誰が行い、誰が責任を取るのか。
陸自出身とはいえ、今は民間人の田中さんに出来ることには限界がある。
飽きれてものが言えないというのは、あくまで喩えであって、呆れるようなことがあれば、ガンガンものをいって、おかしな潜水文化を変えていかなければならないだろう。
そうすれば、センチネルの売り上げも伸び、水中での任務も合理的に行うことが出来て、みんな幸せになれるんだが。
海猿なんて、まともなダイバーから見たら噴飯ものの映画を作っているアホどもも、少しは反省してもらいたいな。
もちろん、水中という特殊な環境で、ただ潜るだけではなく、様々な作業を行わなければならないわけで、レジャーダイビングとは異なるモチベーションが必要であることは十分に理解しているが、だからこそ、合理的な思考と、それに基づく対応が、レジャーダイビング以上に貫かれていなければならない。
中性浮力とトリムとフィンワークか。
うーん、浮沈子にとっては永遠の課題だな。
泳力で補うこともできない。
別に業務で潜るわけではないから、何でもいいのだ。
最小のスキルに、最大の器材・・・。
Ex‐Scubaで買ってきたアイテムを、そろそろ組み立てておかなくっちゃ。
タイの選挙の情勢も確認しなければならず、アホな海猿のブログなんて、書いている暇はないのだ。
シンクパッド ― 2014年02月02日 21:04
シンクパッド
浮沈子のパソコンが変わった。
シンクパッドX220。
(“やっぱり頼れるモバイルノート”ThinkPad X220を使う (1/3))
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1105/13/news103.html
約3年の時の流れのこちら側で掬い上げた、レノボの名機である。
浮沈子がゲットしたのは、「Core i5-2520M(2.5GHz、Turbo Boost Technology有効時で3.2GHz)」で、IPS液晶(だと思う)。
バッテリーはでかいので、6セルのハードディスクで5時間の駆動が期待できる。
(ThinkPad X220 の概要)
http://thehikaku.net/pc/lenovo/ThinkPad-X220.html
320GBのハードディスクは、スカの状態で254GBが空いている。
十分だ。
何より、キーボードが打ち易い。
というより、レッツノートに比べて、デカくて、指が届かない。
慣れの問題だが、打鍵感も良くペチペチと打てる。
重いといえば重いが、1000円でバッグも買ってきた。
誂えたように収まる。
ポケットにはアダプターを入れて置けばよい。
メモリーを4メガに変えてもらって、総額約5万円のお値段。
秋葉原のイオシスで買い求めた。
既に当時の販売価格は知る由もない。
現在の後継機は2代後のX240で、販売価格: ¥118,860となっているので、おなじくらいの値段だったのだろう。
今でも、十分現役で動いてくれそうだ。
新たな環境で、気分一新、怪しげなブログの筆(キーボード)は、ますます迷走(暴走?)すること間違いない。
浮沈子のパソコンが変わった。
シンクパッドX220。
(“やっぱり頼れるモバイルノート”ThinkPad X220を使う (1/3))
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1105/13/news103.html
約3年の時の流れのこちら側で掬い上げた、レノボの名機である。
浮沈子がゲットしたのは、「Core i5-2520M(2.5GHz、Turbo Boost Technology有効時で3.2GHz)」で、IPS液晶(だと思う)。
バッテリーはでかいので、6セルのハードディスクで5時間の駆動が期待できる。
(ThinkPad X220 の概要)
http://thehikaku.net/pc/lenovo/ThinkPad-X220.html
320GBのハードディスクは、スカの状態で254GBが空いている。
十分だ。
何より、キーボードが打ち易い。
というより、レッツノートに比べて、デカくて、指が届かない。
慣れの問題だが、打鍵感も良くペチペチと打てる。
重いといえば重いが、1000円でバッグも買ってきた。
誂えたように収まる。
ポケットにはアダプターを入れて置けばよい。
メモリーを4メガに変えてもらって、総額約5万円のお値段。
秋葉原のイオシスで買い求めた。
既に当時の販売価格は知る由もない。
現在の後継機は2代後のX240で、販売価格: ¥118,860となっているので、おなじくらいの値段だったのだろう。
今でも、十分現役で動いてくれそうだ。
新たな環境で、気分一新、怪しげなブログの筆(キーボード)は、ますます迷走(暴走?)すること間違いない。
ガジェット ― 2014年02月03日 09:46
ガジェット
ブルートゥースヘッドフォンを買った。
5千円余りと、高額なお買い物。
音楽を聴いているときに、電話がかかってきても対応できるという。
まあ、そんな機能は必要ないんだが。
日本語のマニュアルも充実していて分かりやすい(例によって、字は小さい)。
(JABRA HALO2™)
http://www.jabra.jp/Products/Bluetooth/JABRA_HALO2/Jabra_HALO2
(マニュアル)
http://www.jabra.jp/~/media/Product%20Documentation/Jabra%20HALO2/User%20Manuals/Jabra_HALO2_UM_JP.pdf
PDFなので、字を大きくして見ることができるのは有難い。
老眼には、パソコンは不可欠である。
こういうものは、昔はソニーと相場が決まっていたのだが、この会社は、デンマークのようだ。
(JABRA の沿革)
http://www.jabra.jp/ServiceMenu/about-jabra/history
ただし、Jabraブランドは、2000年に同名の米国企業を買収したことによる。
「Jabra は世界トップのヘッドセットサプライヤーとしての地位の強化に尽力しました。」
音の世界における、グーグルグラスのようなものだ。
世界は、まず音で繋がり、さらに映像で繋がり、データで繋がった。
これら仮想のコネクションは、最早、それなしには人類社会が成立しないところまで普及し、われわれは、それにすっかり馴染んでしまっている。
人間の繋がりは、最終的には視覚、聴覚、触覚などによるが、擬似的に生成される音や映像でも、われわれの脳は、それをコミュニケーションの手段として、素直に取り込むことができる。
コンチキショウ!と電話(受話器)を叩きつけるアクションは、媒体に過ぎない受話器を、既に対象として認知していることの象徴であろう。
まあ、これからは、グーグルグラスを叩きつけるというアクションが、映画やドラマで見られるようになるかもしれない。
叩きつけた後に、足で踏んづければ、完璧だな。
まあいい。
新しいヘッドフォンは、素晴らしい音質で、とてもブルートゥース越しの音とは思えない。
仮想空間も、徐々にリアリティを増しているのだ。
人間の脳は、極めて柔軟に出来ていて、文字という記号の羅列に過ぎない小説本を読んで、疑似体験を得たりする。
感動して、涙することさえあるわけだ。
この脳を騙くらかすことなど、訳はないだろう。
たとえ、真実の言葉でなくても、耳に心地よい言葉、脅迫などを伴う言葉、そして、特に愛を装った言葉には、かなり弱い・・・。
ヘッドフォンを通して流れてくる言葉の洪水から、真実の一滴を掬い取るために、脳と心を鍛えよう。
肺と異なり、それは、可能であると思われる。
ブルートゥースヘッドフォンを買った。
5千円余りと、高額なお買い物。
音楽を聴いているときに、電話がかかってきても対応できるという。
まあ、そんな機能は必要ないんだが。
日本語のマニュアルも充実していて分かりやすい(例によって、字は小さい)。
(JABRA HALO2™)
http://www.jabra.jp/Products/Bluetooth/JABRA_HALO2/Jabra_HALO2
(マニュアル)
http://www.jabra.jp/~/media/Product%20Documentation/Jabra%20HALO2/User%20Manuals/Jabra_HALO2_UM_JP.pdf
PDFなので、字を大きくして見ることができるのは有難い。
老眼には、パソコンは不可欠である。
こういうものは、昔はソニーと相場が決まっていたのだが、この会社は、デンマークのようだ。
(JABRA の沿革)
http://www.jabra.jp/ServiceMenu/about-jabra/history
ただし、Jabraブランドは、2000年に同名の米国企業を買収したことによる。
「Jabra は世界トップのヘッドセットサプライヤーとしての地位の強化に尽力しました。」
音の世界における、グーグルグラスのようなものだ。
世界は、まず音で繋がり、さらに映像で繋がり、データで繋がった。
これら仮想のコネクションは、最早、それなしには人類社会が成立しないところまで普及し、われわれは、それにすっかり馴染んでしまっている。
人間の繋がりは、最終的には視覚、聴覚、触覚などによるが、擬似的に生成される音や映像でも、われわれの脳は、それをコミュニケーションの手段として、素直に取り込むことができる。
コンチキショウ!と電話(受話器)を叩きつけるアクションは、媒体に過ぎない受話器を、既に対象として認知していることの象徴であろう。
まあ、これからは、グーグルグラスを叩きつけるというアクションが、映画やドラマで見られるようになるかもしれない。
叩きつけた後に、足で踏んづければ、完璧だな。
まあいい。
新しいヘッドフォンは、素晴らしい音質で、とてもブルートゥース越しの音とは思えない。
仮想空間も、徐々にリアリティを増しているのだ。
人間の脳は、極めて柔軟に出来ていて、文字という記号の羅列に過ぎない小説本を読んで、疑似体験を得たりする。
感動して、涙することさえあるわけだ。
この脳を騙くらかすことなど、訳はないだろう。
たとえ、真実の言葉でなくても、耳に心地よい言葉、脅迫などを伴う言葉、そして、特に愛を装った言葉には、かなり弱い・・・。
ヘッドフォンを通して流れてくる言葉の洪水から、真実の一滴を掬い取るために、脳と心を鍛えよう。
肺と異なり、それは、可能であると思われる。
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