不明機の行方2014年03月17日 11:09

不明機の行方


MH370便の行方については、マレーシア当局が情報を小出しにして、報道各社を混乱させているために、時系列的な整理が必要だ。

3月8日未明に飛び立ってからの経路については、南シナ海上で通信と航空レーダーからの機影が消えてから、民間の情報は一切ない。

全てマレーシア政府や米国の情報に頼っている。

当初はベトナムや中国からの情報が入り、機体の一部が確認されたのではないかと思ったが、全てはガセだった。

気をつけてみていると、当局の発表以外に何もないのだ。

西に向かったとする軍用レーダーのデータにしても、当初は反応が弱く速度も遅いといいながら、結局、不明機のものと断定した。

機体から送られ、衛星によって補足されていた情報については、マレーシア航空とボーイングとの間に情報収集の契約がなかったために、消息を絶ってから6時間40分後まで通信があったことは、当初秘匿されていた。

しかも、この情報を明らかにしたのはマレーシア首相である。

全てがマレーシア政府のでっち上げだったとしたら、とかんぐらざるを得ない。

やはり、西に飛んでいったのはUFOで、B777-200は異次元空間に送り込まれてしまったんじゃないのか。

インド洋を調べるといっても、何の手がかりもなく広大な海域に捜索隊を派遣するわけにも行かないだろう。

(インド洋)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E6%B4%8B

「太平洋、大西洋と並ぶ三大洋の一つである。三大洋中最も小さい。面積は約7340万平方km、沿海との合計面積は7410万平方kmである。地球表面の水の約20パーセントが含まれる。」

ちなみに、7つの海とかいうが、大洋とよばれるのは、このほかに北極海と南極海で、合計5つである(あと2つは、どこなんだあ?)。

(世界の大洋)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E5%A4%A7%E6%B4%8B

少なくとも南シナ海とか、日本海(東海?)でないことは確かだな。

(七つの海)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E3%81%A4%E3%81%AE%E6%B5%B7

「英語圏では、ラドヤード・キップリングの1896年の詩「七つの海 (The Seven Seas)」で有名になった言葉である。」

「現代は、次のように数えることが多い。全て大洋であるため、「七つの大洋(七大洋)」とも呼ばれる。
北大西洋
南大西洋
北太平洋
南太平洋
インド洋
北極海(北氷洋)
南極海(南氷洋)」

太平洋と大西洋を南北に分けているが、地理的な合理性はない。

まあ、どうでもいいんですが。

いずれにしても、インド洋は広い。

そんなところに闇雲に捜索隊を投入するのは暴挙である。

自衛隊だけかと思っていたら、保安庁もしっかりとガルフストリームVを送り込んでいるようだ。

(マレーシア航空機行方不明事案への対応について(第4報)【当庁航空機による捜索救難活動の開始及び先遣隊の活動状況】)
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h26/k20140314/k140314-1.pdf

「○航空機による捜索救難活動の開始
当庁航空機は、14日午前から活動を開始し、同日はマレー半島東側の海域において捜索を実施します。」

そこって、今回捜索範囲から外されたところじゃね?。

まあいい。

ガルフVが行ったことで、保安庁のメンツと、捜索の実効性が保たれたわけだ。

インド洋でもがんばってね。

(消息不明のマレーシア航空機、捜索活動の参加国が大幅に増加)
http://flyteam.jp/news/article/32099

航空関係の専門サイトだけあって、記事はセンセーショナルなトーンを抑え、正確性を重視する内容となっていて好感が持てるな。

「マレーシアの警察当局は機長、副操縦士の自宅捜索を行っていますが、これはあくまで航空機捜索を事件として取り扱うための通常の手続きで、捜索そのもので結論を飛躍しないようにとただし書きも付けて、情報錯綜に釘をさしています。」

「なお、機体の777-200、機体記号(レジ)「9M-MRO」についてはマレーシア航空が必要なメンテナンスプログラムを実施していたことが確認されいます。このため、機体は運航を行う整備が行われ、問題点はないと改めて発表されています。」

この辺りの記述は、一般紙の報道にはなかった。

浮沈子は、UFOによる異次元転送説(?)を信じているが、忽然と消えたMH370便の状況を説明するのに、情報をひた隠しにするマレーシア政府の怪しげな説明とどちらが信憑性があるか、よく考えてみたい。

何度も言うが、当初は旅客機にしては機影が小さく、速度も遅いとして、MH370便ではないと言っていたのだ。

この飛行機に、誰が乗っていたのか、何が積まれていたのか。

本当は南シナ海に落ちたのだが、それを隠すためにインド洋に誘導しているのだとしたら、一連のマレーシア政府の対応も納得がいく。

中国が公表した衛星写真にしても、数日で取り下げてしまうなんて、不自然極まりない。

本当は、南シナ海で既に発見されていて、何かを秘匿するために公表できないでいるのではないか。

そして、各国の捜査を混乱させるために、マレーシア政府が、首相を担ぎ出してブラフを打っているのだとしたら・・・。

航空史上最大のミステリーは、まだ、始まったばかりなのかもしれないな。

(マレーシア航空機、最後の航跡はインド洋か:追加)
http://response.jp/article/2014/03/16/219250.html

(炎上する飛行物体目撃、ベトナム沖で新証言:追加)
http://response.jp/article/2014/03/13/219104.html

コメント

_ 渡辺 信之 ― 2014年05月03日 11:51

乗客の家族(今なら遺族)たちは、捜索とか、補償とか何も騒がないのはどういうことか?そもそも乗客名簿って発表されたのか?関係ニュースが世界中に少なすぎないか?

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