TP10その42014年11月09日 10:49

TP10その4
TP10その4


ThinkPad10(TP10)には、電源ボタンというやつがある。

まあ、今時のの電気機器には、1つや2つ(?)は付いている。

パソコンの場合は(TP10は、パソコンです)、ハードウェアとしての電源ボタンと、ソフトウェアとしてのシャットダウン機能というボタン(?)がある。

ソフトウェアからは、電源を落とす機能しか使えない(再起動もありますが)。

電源切れてるんだから、ソフトから点けるわけにはいかないじゃん?。

で、画像の左側の大きくて「-」の突起が付いているのが電源ボタン、右側の小さくて「・・・」の突起が付いているのが、問題の自動回転オン・オフボタンである。

自動回転の方は、ソフトボタンがあって、起動中ならどちらからでも操作できる(言うこと聞くかどうかは別です!。浮沈子が買った中古は、調子悪いんで(トホホ))。

で、電源ボタン(ハードウェアの方)は、オン・オフにちょっとコツが必要だ。

オフの方だが、電源オフの手順の後も、画像のようにカメラの隣の緑色のインジケーターランプ(本来は、カメラアプリが作動中の印)が点灯している時(この画像では、合成で点いているような感じにしてあります)は、まだ完全にはオフになっていないので、直ぐに再起動を掛けたい時でも、こいつが消えるまで待たなくてはならない。

このランプが消えれば電源を再度入れることが出来るようになる。

さて、オンの時は、およそ5つ数えるくらいの間(4秒間)、ボタンをしっかりと押し続けなければならない。

裏側の「ThinkPad」のロゴの「i」の点が赤いインジケーターになっている。

(再使用:画像のみ参照のこと)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/11/08/7486345

これが点灯するまで押し続けるというのがミソ。

普通、2秒とか、せいぜいそんなもんだが、TP10は異様に長い(X220は電源ボタンを一瞬押すだけで起動する)。

知らないうちは、壊れたかと思ってドキドキした。

しかも、このことは、マニュアルにも書かれていない。

(ユーザー・ガイド ThinkPad 10)
http://download.lenovo.com/ibmdl/pub/pc/pccbbs/mobiles_pdf/thinkpad_10_ug_ja.pdf

「5 電源ボタン
電源ボタンを押して、タブレットをオンにします。」

「タブレットをオフにするには、画面の右端から内側にスワイプして、チャームを表示します。次に、『設定』 ➙ 『電源』 ➙ 『シャットダウン』の順にタップします。」

「タブレットが応答しなくなり、タブレットの電源をオフにできない場合は、電源ボタンを 4 秒間以上押し続けます。それでもシステムが応答しない場合は、AC 電源アダプターを取り外して、緊急用セット・ホールを使用してタブレットをリセットします。」

「電源ボタンは、電源ボタンを押してタブレットの電源をオフにしたり、スリープ状態または休止状態にしたりするように設定することもできます。このためには、電源プランの設定を変更する必要があります。電源プランの設定にアクセスするには、次のようにします。
1. デスクトップで、Windows の通知領域にあるバッテリー状況アイコンをタップします。
2. 『その他の電源オプション』をタップします。
3. ナビゲーション・パネルで『電源ボタンの動作の選択』を選択します。
4. 画面に表示される説明に従い、必要に応じて設定を変更します。」

電源ボタンについて書いてあることは、概ねこんなもんなのである。

設定をいじるのに、デスクトップ画面から行わなければならないというのは、いささかダサイが、生煮えのOSなので仕方ない。

まあ、電源ボタンの長押しについては、持ち運びの際に誤って押してしまうことを考えると仕方ないのかもしれないが、どこかに書いておいてもらいたいもんだな。

カメラについても、気になることがある。

まだ、全部試したわけではないのだが、前面カメラ(つまり、自分の方を向いているカメラ)で映した時、あたかも鏡に映したように、右手を上げたときに左手を上げる。

普通のカメラでは、逆の手を上げるのが当たり前だと思っていたのだが、これが最近の標準設定なんだろうか?。

ちょっと不気味だ。

しかも、タイムラグがあるので余計違和感がある。

まあいい。

背面カメラは、なかなか良く撮れるようだ。

何枚か撮ってみたが、接写とかも得意で、露出調整も出来るので、重宝するかもしれない。

800万画素だというので、スナップには十分である。

ただ、本体がアウトドア仕様ではないので、ちと不安ではある。

このタイプのタブレットは、たぶん、室内での使用を前提としているんだろう。

持ち運ぶ際は、かばんの中にケースに納めて入れるし、雨が降ることも考えて、防水のケースだと更にいい。

結局パソコン並みの気を使ってやらなければならない。

まあ、パソコンなので、仕方ないんですが。

ネットで調べてみても、ウインドウズタブレットに特化したアプリというのは余りなくて、食指をそそられるようなものはない。

入れたのは、ポッドキャストアプリとオープンオフィスだが、ポッドキャストは更新が遅くて使えず、オープンオフィスは、単なるパソコンソフトである。

記事にも書いたが、メールはウインドウズライブメール2012を入れた。

これも、パソコンと同じ。

まあ、パソコンですから・・・。

もう少しタブレットに特化したアプリがあってもいいように思うが、そもそもアイパッドにせよ、アンドロイドにせよ、タブレット自体がパソコン機能の一部を携帯可能な形に切り取ったアイテムなので、フルスペックのパソコン機能を持ち歩くことが出来るウインドウズタブレットの場合、専用アプリなんて作っても余り意味がないのだ。

まともなウインドウズアプリケーションが、そのまんま走るんだから。

メインメモリーも、4ギガバイトあるので、十分である。

マルチでアプリを使おうにも、画面が狭くてそんなに沢山立ち上げても、切り替えが煩わしいだけだ。

そんなわけで、ゲームやらない浮沈子は、3台目のノートパソコンを買った気分だ。

低機能なアンドロイドタブレットを買って、骨までしゃぶるような使い方をしたほうが面白かったかも!。

しかし、今回のお買い物は、おもちゃを買うためのものではなく、実際に持ち歩けて役に立つノートパソコン代わりのアイテムが欲しかったわけで、その意味では十分に機能を果たしているとも言える。

だから、弄っていてつまらないんだな。

何でも入っているし、必要なら追加で普段使っている機能を、そのまま入れることが出来る。

で、普段と同じように使うのだから、面白いとかそういう感想は出ないわけだ。

何度も繰り返して恐縮だが、このTP10は、ノートパソコンそのものだ。

ストレージが小さくて(残り30GB)、USB少なくて(1個)、キーボードが付いていない、軽いパソコンである。

ちなみに、重量が600gということは、アイパッドよりは重い。

(iPadのモデルを比較する。)
https://www.apple.com/jp/ipad/compare/

重量の項目を見ると、500gを切っている。

まあ、TP10は、外部ストレージを繋ぐこともできるし、フルスペックのアプリケーションを余裕で走らせることが出来るので、比較の対象にはならない。

本当に機能を限定した、ウインドウズパソコンもどきのタブレットであるサーフェス(サ-フェス2)は、世間の評判とは別に、浮沈子は高く評価している。

ウインドウズRTが、ウインドウズ8と似ていたことが、というより、まんまウインドウズ8だったことが禍いして、純正のオフィス(一部機能制限あり)が走る全く別のOSだということに価値を見出せなかったわけだ。

ウインドウズと同じ作法で、軽くで小型のタブレットが欲しい(しかも、オフィス付き)という方にはぴったりである。

RT(RT8.1)では、ウインドウズ8(8.1)用に作られた通常のアプリケーションは、全く動かない。

(Microsoft Windows RT)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Microsoft_Windows_RT

「制限事項:
Windows RTでは、OS添付アプリケーションと端末メーカーが添付したアプリケーションのみがデスクトップで実行できる。エンドユーザが追加で導入できるアプリケーションは、Windows Storeから取得したModern UI版アプリのみとなる」

ブラウザーも、アンチウイルスソフトも、あれも、これも、全部動かない。

しかし、そんなこといったら、アンドロイドやアイOS上でだって、ウインドウズ用に作られたあらゆるソフトは動かないんだから、当たり前だ。

別のOSという考え方をしないといけない。

RTなんて、紛らわしい記号を付けないで、ウインどーも(?)とか、ウインダメ(!)とかいう、分かりやすい(?)ネーミングにすれば良かったのに・・・。

例えば、アンドロイド上で動くM社純正のオフィスがあったら、きっと売れるに違いないし、アイOS上でもそういうアプリがあれば、喜んで導入すると思うんだが。

それと同じで、全く新しいOSで、純正のオフィスが動くタブレットを出したんだから、それを割り切って使うべきなんだろう。

それが気に入らなければ、プロという選択肢もあるわけだし。

(Microsoft Surface)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Microsoft_Surface

「Surface Proには電磁誘導方式のペンが付属しており、搭載OSであるWindows 8に関しても、タブレットPC用の機能(Tablet PC入力パネル、Windows Journal等)が標準で搭載されていて、ハードウェア・ソフトウェア共に、タブレットPCとして使うことが出来る設計になっている。 特徴として、キーボードとカバーを兼ねたもので、ノートパソコンのようなスタイルで使うことができる。 1024レベルの筆圧感知に対応しており、液晶ペンタブレットとしての使い方が可能である。」

(これさえあれば、何もいらない。)
http://www.microsoft.com/surface/ja-jp

「新しいデバイスにデスクトップ アプリやソフトウェアをインストールしますか?(あるいはする予定ですか?)」

「はい。任意のデスクトップアプリ、ソフトウェアや Windows ストア アプリを実行する必要があります。」

もう、これだけで、RTの選択肢は消える。

だって、「必要がある」んだから、RTじゃ「ダメ」なんだもの。

有難いことに、マイクロソフトがサ-フェスプロシリーズを高い価格で出してくれたおかげで、他のメーカーは安心してウインドウズタブレットを開発することが出来たわけだ。

まあ、どうでもいいんですが。

TP10がノートパソコンであるように、サーフェスプロシリーズは、間違いなくノートパソコンである。

浮沈子が思うに、価格の半分はSSDだから、供給している会社(SKhynix?)は儲かるだろう。

(「Surface Pro 3」は分解・修理が困難な端末であることがiFixitのレポートで判明)
http://gigazine.net/news/20140625-surface-pro-3-teardown/

中には、何とファンまで入ってる!。

紛れもないノートパソコンだな。

それに比べれば、TP10なんて、ちょろいもんだ。

(レノボ、「ThinkPad 10」の開発背景や搭載技術を披露【写真レポート編】
~内部構造が分かる分解機も展示)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20140807_661243.html

分解した画像もあるが、ファンなどは影も形もない。

サーフェスに比べると、少しごちゃごちゃした感じがするな。

ついでに、サーフェス2の分解も。

(分解、「Surface 2」--前機種から大きく変更された内部)
http://japan.cnet.com/news/service/35040632/

こっちもファンはないな。

発熱しないことがメリットのチップなので、当然といえば当然か。

何にしても、軽いノートが欲しいなら、ストレージをしこたま積んだサーフェスプロ3を金に糸目を付けずに買うのが正しいだろう。

20万だと!。

トップエンドのサーフェスプロ3は、浮沈子には縁のない機種だ。

TP10は、レノボのファンか、実用的でそこそこの金額で買える、M社製ではないウインドウズタブレットを探している方には選択肢に入ってくるだろう。

もう少し下のスペックでも良かったが、少し長く使おうと思ったので、程度のいい中古が出ていたこともあり、衝動買いに走ったわけだな。

メモリー4ギガには、ちょっと拘ったし。

バッテリーの持ちも、まあまあ実用的だ。

ネットの閲覧で、制約がかかることもない。

いまのところ、そんな感じだ。

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