FF ― 2016年01月06日 22:00
FF
といっても、フェラーリの四駆ではない。
(新興企業Faraday Future、1000馬力の電気自動車コンセプト「FFZERO1」披露--テスラの競合に?)
http://japan.cnet.com/news/service/35075832/
「Faraday Futureが1000馬力のコンセプトカー「FFZERO1」を披露し、コネクテッドカー大手Teslaの未来のライバルとして自ら名乗りを上げた。」
雨後のタケノコのように登場しては消えていく、電気自動車メーカーの一つだろうと高をくくって調べたら、テスラの元幹部が入っているというので、がぜん興味が湧いた。
(「テスラを追う新興EVスタートアップ「Faraday Future」がコンセプトカー「FFZERO1」を発表)
http://gigazine.net/news/20160105-faraday-future/
「登場したのはなんとスポーツカーのお手本をそのまま形にしたような一人乗りの車両。しかし、その中には今後の展開が垣間見えるコンセプトが秘められているようです。」
「FFはEVならではの特性を活かし、拡張性のあるシャシープラットフォーム「VPA(Variable Platform Atchitecture)」をうち出しています。」
「シャシー中央部分は前後に延長することが可能で、さまざまな車格の自動車に対応」
「プラットフォームはモジュラー式となっており、ニーズに応じた仕様の変更が容易にできるよう配慮されているとのこと。」
「動力を生みだすモーターは前輪・後輪のどちらにも搭載が可能で、さらには前後輪に搭載して四輪駆動とすることも可能。これにより、前輪を駆動するファミリーカー、後輪を駆動するスポーツカー、四輪を駆動するSUVなど、幅広い用途に対応」
これは、プラットフォームを共用して、コストや開発期間を減らそうというコンセプトだ。
今では、どの自動車メーカーもやっている。
電気自動車では、共用部分を大きく取れるという利点はあるが、非共用部分にしわ寄せがくるという欠点も出てくるだろう。
最適化することは、逆に難しくなるのだ。
それよりも、浮沈子が注目したのはヘッドライトのデザインである。
クルマの左右に目玉のように電球が納まっていたのは20世紀までで、21世紀は、異形ヘッドランプは当たり前、細い薄目のデザインが流行り出した。
そうして、このFFゼロ1に至って、とうとう目玉は完全になくなってしまった。
ポルシェとか、どーするんだろうな?。
まあ、どうでもいいんですが。
ヘッドライトは左右に2つという固定概念をぶち壊すデザインに、浮沈子は1票を投じる。
潔く、1人乗りにしたのもよろしい。
邪念を抱かず(って、何のことだあ?:子供は分かんなくていいです!)、純粋に走ることに特化したデザインが小気味良い。
中国資本で、米国で作られるようだが、テスラだってモタモタしてると置いて行かれそうな感じだな。
短期間に巨大な投資をして、一気に市場を占有して元を取るというのが、最近の起業のやり方のようだ。
テスラは、一時ほどスピード感がなくなってきたようだ。
ここにきて、新興企業の追い上げにあって、電気自動車業界も活性化しそうだな。
バッテリーの性能が飛躍的に向上し、航続距離で2倍以上(最低500km)、充電時間で10分の1(3分で満タン)が達成できれば、使い物になる可能性はある。
それでも、何百キロもの重いバッテリーを運び続けるというハンデはあるのだ。
環境にやさしいモビリティとして、普及してもらいたいのはやまやまだが、燃料電池の台頭で、風前の灯火になってきた感じもする。
2040年、浮沈子が生きているかどうかは分からないが、その頃になれば、決着はついているだろう。
トヨタは、2050年には、基本的にエンジンだけで走るクルマは作らないと宣言している。
ハイブリッドか、燃料電池か、電池式電気自動車(プラグインを含む)で勝負するようだ。
まあ、浮沈子が見るところ、大部分(90パーセント以上)は、ハイブリッドで決まりだろうな。
プラグインハイブリッドは、その延長としての捉え方になるだろう(電池だけの最大航続距離は100km未満)。
電池式電気自動車なんて、1パーセントも売れないに決まっている。
燃料電池車は、どちらかといえば業務用車両に向いているので、車種展開を間違えなければ電池式電気自動車よりも普及するだろう。
台数ベースで1パーセント以上は行く可能性がある。
2040年では、その程度だ。
ダイハツと日野を合わせて、全世界で年間1000万台超を売り上げるトヨタなので、1パーセントといっても10万台ということになる。
(トヨタの自動車生産台数)
http://www.toyota.co.jp/jpn/company/about_toyota/data/monthly_data/j001_14.html
「2014年:
・トヨタ:9,004,825台
・ダイハツ:1,098,271台
・日野:182,450台
合計:10,285,546台」
今年も、概ねこんなもんだろう。
まあ、2040年にどうなっているかは分からない。
電気自動車(燃料電池と電池式を合わせて)が、どのくらいになるかは分からないが、割合としては少ないだろうな。
絶対に過半数なんかにはならない。
たぶん、1割もいかない。
プラグインハイブリッドをどう見るかというのが問題だがな。
レンジエクステンダー付きのⅰ3は、電気自動車なのか、ガソリン車なのかという問題もある。
浮沈子的には、満充電の航続距離が500km未満でエンジン積んで発電したら、ガソリン車に区分すべきだと思うんだがな。
これからは、そういう基準で見ていかなければならないだろう。
それだけ、電池式電気自動車の性能が良くなってきたということもあるし、燃料電池式電気自動車の登場で、同一基準で比較すべきだと考えるからだ。
航続距離500km未満の燃料電池式電気自動車なんて売り出すことは、絶対有り得ないからな。
もちろん、テスラを含めて、500km走る電池式電気自動車のモデルは、今のところ限られている。
FFが作るクルマの航続距離は明らかにされていないが、今後、登場する本格的な電池式電気自動車の航続距離には注目だな。
ポルシェは、もちろん、500kmの基準はクリアしてくる。
充電時間が15分というのは、いささか長過ぎるし、それでは80パーセントの充電しかできないから、実際の航続距離は400kmということになり、浮沈子の考えるまともなクルマの基準には当てはまらない。
日産のリーフ、三菱のアイミーブなんて、まともなクルマではない。
欠陥車だ。
あんなもんに乗っているのは、余程徳の高い方か、アホのどちらかである。
まあ、どちらも世の中には少ないので、売れていないということだな。
道楽でクルマ乗るなら、現代はガソリン車に勝るものはない。
長距離主体の実用では、せいぜいハイブリッドまで。
プラグインハイブリッドでは、遠乗りでは電気自動車としてのメリットが少なく、燃料電池式電気自動車は、いくら金を持っていても、3年待っても買えない状況だ。
たぶん、浮沈子は、死ぬまでガソリン車だけを乗ることになるだろう。
だから、FFがどんな車を出してきても、テスラが安物を出してきても、きっと乗ることはない。
20世紀のクルマを、大切に乗る。
化石燃料を燃やして、それなりに走る。
22世紀になれば、そんなことは許されなくなっているだろうし、そもそも人間がクルマを運転すること自体が禁じられるようになるに違いない。
そんな時代が来る前に、この世をおさらば出来るというのは、ある意味で幸せかもしれない。
「実にクルマ好きの心をくすぐるFFZERO1でしたが、その内容には若干の古さを感じさせる部分があったのも否定はできない部分です。」
いいじゃないの、古くったって!。
人間は、そう簡単には変われない。
ルマンのトップカテゴリーばりの垂直フィンとか付けて、このコンセプトカーが街中を走り回るなら、それでもいいじゃないか(このまま市販はしないでしょうが)。
どーせ売れ筋狙って、SUVとか、ピックアップトラックとか出すに決まってんだから・・・。
といっても、フェラーリの四駆ではない。
(新興企業Faraday Future、1000馬力の電気自動車コンセプト「FFZERO1」披露--テスラの競合に?)
http://japan.cnet.com/news/service/35075832/
「Faraday Futureが1000馬力のコンセプトカー「FFZERO1」を披露し、コネクテッドカー大手Teslaの未来のライバルとして自ら名乗りを上げた。」
雨後のタケノコのように登場しては消えていく、電気自動車メーカーの一つだろうと高をくくって調べたら、テスラの元幹部が入っているというので、がぜん興味が湧いた。
(「テスラを追う新興EVスタートアップ「Faraday Future」がコンセプトカー「FFZERO1」を発表)
http://gigazine.net/news/20160105-faraday-future/
「登場したのはなんとスポーツカーのお手本をそのまま形にしたような一人乗りの車両。しかし、その中には今後の展開が垣間見えるコンセプトが秘められているようです。」
「FFはEVならではの特性を活かし、拡張性のあるシャシープラットフォーム「VPA(Variable Platform Atchitecture)」をうち出しています。」
「シャシー中央部分は前後に延長することが可能で、さまざまな車格の自動車に対応」
「プラットフォームはモジュラー式となっており、ニーズに応じた仕様の変更が容易にできるよう配慮されているとのこと。」
「動力を生みだすモーターは前輪・後輪のどちらにも搭載が可能で、さらには前後輪に搭載して四輪駆動とすることも可能。これにより、前輪を駆動するファミリーカー、後輪を駆動するスポーツカー、四輪を駆動するSUVなど、幅広い用途に対応」
これは、プラットフォームを共用して、コストや開発期間を減らそうというコンセプトだ。
今では、どの自動車メーカーもやっている。
電気自動車では、共用部分を大きく取れるという利点はあるが、非共用部分にしわ寄せがくるという欠点も出てくるだろう。
最適化することは、逆に難しくなるのだ。
それよりも、浮沈子が注目したのはヘッドライトのデザインである。
クルマの左右に目玉のように電球が納まっていたのは20世紀までで、21世紀は、異形ヘッドランプは当たり前、細い薄目のデザインが流行り出した。
そうして、このFFゼロ1に至って、とうとう目玉は完全になくなってしまった。
ポルシェとか、どーするんだろうな?。
まあ、どうでもいいんですが。
ヘッドライトは左右に2つという固定概念をぶち壊すデザインに、浮沈子は1票を投じる。
潔く、1人乗りにしたのもよろしい。
邪念を抱かず(って、何のことだあ?:子供は分かんなくていいです!)、純粋に走ることに特化したデザインが小気味良い。
中国資本で、米国で作られるようだが、テスラだってモタモタしてると置いて行かれそうな感じだな。
短期間に巨大な投資をして、一気に市場を占有して元を取るというのが、最近の起業のやり方のようだ。
テスラは、一時ほどスピード感がなくなってきたようだ。
ここにきて、新興企業の追い上げにあって、電気自動車業界も活性化しそうだな。
バッテリーの性能が飛躍的に向上し、航続距離で2倍以上(最低500km)、充電時間で10分の1(3分で満タン)が達成できれば、使い物になる可能性はある。
それでも、何百キロもの重いバッテリーを運び続けるというハンデはあるのだ。
環境にやさしいモビリティとして、普及してもらいたいのはやまやまだが、燃料電池の台頭で、風前の灯火になってきた感じもする。
2040年、浮沈子が生きているかどうかは分からないが、その頃になれば、決着はついているだろう。
トヨタは、2050年には、基本的にエンジンだけで走るクルマは作らないと宣言している。
ハイブリッドか、燃料電池か、電池式電気自動車(プラグインを含む)で勝負するようだ。
まあ、浮沈子が見るところ、大部分(90パーセント以上)は、ハイブリッドで決まりだろうな。
プラグインハイブリッドは、その延長としての捉え方になるだろう(電池だけの最大航続距離は100km未満)。
電池式電気自動車なんて、1パーセントも売れないに決まっている。
燃料電池車は、どちらかといえば業務用車両に向いているので、車種展開を間違えなければ電池式電気自動車よりも普及するだろう。
台数ベースで1パーセント以上は行く可能性がある。
2040年では、その程度だ。
ダイハツと日野を合わせて、全世界で年間1000万台超を売り上げるトヨタなので、1パーセントといっても10万台ということになる。
(トヨタの自動車生産台数)
http://www.toyota.co.jp/jpn/company/about_toyota/data/monthly_data/j001_14.html
「2014年:
・トヨタ:9,004,825台
・ダイハツ:1,098,271台
・日野:182,450台
合計:10,285,546台」
今年も、概ねこんなもんだろう。
まあ、2040年にどうなっているかは分からない。
電気自動車(燃料電池と電池式を合わせて)が、どのくらいになるかは分からないが、割合としては少ないだろうな。
絶対に過半数なんかにはならない。
たぶん、1割もいかない。
プラグインハイブリッドをどう見るかというのが問題だがな。
レンジエクステンダー付きのⅰ3は、電気自動車なのか、ガソリン車なのかという問題もある。
浮沈子的には、満充電の航続距離が500km未満でエンジン積んで発電したら、ガソリン車に区分すべきだと思うんだがな。
これからは、そういう基準で見ていかなければならないだろう。
それだけ、電池式電気自動車の性能が良くなってきたということもあるし、燃料電池式電気自動車の登場で、同一基準で比較すべきだと考えるからだ。
航続距離500km未満の燃料電池式電気自動車なんて売り出すことは、絶対有り得ないからな。
もちろん、テスラを含めて、500km走る電池式電気自動車のモデルは、今のところ限られている。
FFが作るクルマの航続距離は明らかにされていないが、今後、登場する本格的な電池式電気自動車の航続距離には注目だな。
ポルシェは、もちろん、500kmの基準はクリアしてくる。
充電時間が15分というのは、いささか長過ぎるし、それでは80パーセントの充電しかできないから、実際の航続距離は400kmということになり、浮沈子の考えるまともなクルマの基準には当てはまらない。
日産のリーフ、三菱のアイミーブなんて、まともなクルマではない。
欠陥車だ。
あんなもんに乗っているのは、余程徳の高い方か、アホのどちらかである。
まあ、どちらも世の中には少ないので、売れていないということだな。
道楽でクルマ乗るなら、現代はガソリン車に勝るものはない。
長距離主体の実用では、せいぜいハイブリッドまで。
プラグインハイブリッドでは、遠乗りでは電気自動車としてのメリットが少なく、燃料電池式電気自動車は、いくら金を持っていても、3年待っても買えない状況だ。
たぶん、浮沈子は、死ぬまでガソリン車だけを乗ることになるだろう。
だから、FFがどんな車を出してきても、テスラが安物を出してきても、きっと乗ることはない。
20世紀のクルマを、大切に乗る。
化石燃料を燃やして、それなりに走る。
22世紀になれば、そんなことは許されなくなっているだろうし、そもそも人間がクルマを運転すること自体が禁じられるようになるに違いない。
そんな時代が来る前に、この世をおさらば出来るというのは、ある意味で幸せかもしれない。
「実にクルマ好きの心をくすぐるFFZERO1でしたが、その内容には若干の古さを感じさせる部分があったのも否定はできない部分です。」
いいじゃないの、古くったって!。
人間は、そう簡単には変われない。
ルマンのトップカテゴリーばりの垂直フィンとか付けて、このコンセプトカーが街中を走り回るなら、それでもいいじゃないか(このまま市販はしないでしょうが)。
どーせ売れ筋狙って、SUVとか、ピックアップトラックとか出すに決まってんだから・・・。
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