停滞期2016年05月19日 12:38

停滞期


体重の減少が停滞している。

そういうことがあるというのは、良く聞く話だ。

飢餓状態に対応する、生物のホメオシタシス。

基礎代謝を抑え、吸収を上げ、現状を維持しようとする。

カロリーコントロールを導入して5日間。

プチリバウンドを回避して、やっと元に戻ったと思ったら、停滞した。

一筋縄ではいかないダイエットの、一つの象徴的なイベント。

(ダイエットの停滞期を早く脱出する7つの方法)
http://allabout.co.jp/gm/gc/444669/

「ダイエットを始めたあと比較的すぐに1~2kg落ちたのに、その後同じように頑張っていてもなかなか落ちないという、いわゆる停滞期。」

「ここで食事量を極端に減らしたり運動量を極端に増やすのは、飢餓モードを助長してしまうため逆効果。」

えっ!、じゃあ、逆に食事量を増やしたり、運動量を減らせばいいのかあ?。

「まず焦らずに、今までと同じ食事、そして運動を続けることが重要になります。」

なーんだ・・・。

「停滞期は2週間から1ヶ月前後は続きます」

結構長いな。

記事を読んでも、有効な脱出方法は書かれていない。

(脱出!ダイエット停滞期を徹底解説!)
http://yaserulincoln.hatenablog.com/entry/2016/01/20/%E8%84%B1%E5%87%BA%EF%BC%81%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88%E5%81%9C%E6%BB%9E%E6%9C%9F%E3%82%92%E5%BE%B9%E5%BA%95%E8%A7%A3%E8%AA%AC%EF%BC%81

「ダイエット停滞期が長い人は、2ヶ月以上、体重が落ちないこともあります。」

「体重が落ちなくなったからといって、これまで以上に激しいダイエットを行なう必要はありません。」

「飢餓状態から抜け出すためには、「今の食事が正常な状態である」と体に覚えこませる必要があります。これまでのダイエットメニューに体を慣らしていくことが大切なのです。」

「現在の食事でも、じゅうぶんに生命活動を維持できると体が納得すれば、ホメオスタシス機能は自然と停止します。」

まあ、つまりは、これといった解決策はないのだ。

身体が慣れるのを待つしかない。

その期間は、人によっても異なり、一概には言えない。

浮沈子の過去の減量では、これを感じたことはなかった。

若く、運動量を簡単に増やすことが出来たので、一気に突破してしまったのかもしれない。

今は、そんなことは出来ない。

じっくりと構えて、これは飢餓ではないのだと、身体を騙すしかないのだ・・・。

騙されるもんか!。

自分の脳だけではなく、身体とも戦わなくてはならない。

自然の摂理に逆らうダイエット。

抵抗する心と身体。

理不尽だな。

そう考えると、太っていくプロセスが、如何に自然で、理に適っているかが良く分かる。

食って寝て、また食う!。

摂取カロリー>>基礎代謝+運動で消費されるカロリー

太っていく時には、停滞期なんてなかったような気がする。

リニアに太る。

痩せる時だけ、停滞する。

人類は、そうやって「飢餓」という危機を乗り切ってきたのだ。

人類が進化すれば、きっと、太る時にもホメオシタシスが働くようになるかも知れない。

そうして、代謝を活発にして、吸収を抑制するようになるのだ。

浮沈子のような原始人は、飽食の時代に適応した遺伝子は引き継いでいない。

始め人間は、太る運命にある。

そして、痩せにくい運命にもある。

その自然の摂理、世代を超えて今日まで生き抜いてきた身体の仕組みに掉さして、災害備蓄の体脂肪を取り崩そうとしている。

停滞期は、正しく訪れる。

騙されるのは悔しいが、ここは、騙された方が勝ちだ。

特効薬はない。

諦めずに、現状を維持し続けるしかない。

必要な栄養素をしっかり摂りながら、カロリーコントロールと、適度な運動を続けるしかないのだ。

余分な体脂肪が消え、体脂肪率が標準値になるまでは、まだまだ遠い。

これからは、体重の減少と共に、基礎代謝や運動の負荷も減っていくことになる。

ますます、痩せにくくなる。

それは、理屈に合っている。

しかし、ホメオシタシスというのは目に見えない。

本気で減量するつもりがあるのかどうかを、試されているような気がする。

ダイエットの関所だな。

ここを乗り越えらるかどうかが、一つの山場だ。

本気度が試されるところだ。

体重の減少という報酬は、暫くは与えられない。

報酬無き活動・・・。

そうか、これはボランティアのようなもんだな。

誰のためでもない、自分自身のための奉仕だ。

おっと、赤いバーが伸びてきて、奉仕活動を再開しろと督促される。

そろそろ、動き出さなければなるまい・・・。

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