ウエイト2016年06月12日 08:09

ウエイト


逆立ち状態のCCR。

もちろん、原因は3mmのウエットスーツだ。

浮力を相殺するためのウエイトを、ウエイトベストに入れて潜ったら、いきなり逆立ちした。

ウエイトの位置を、最も下のポケットに移動させて、浅いところでは改善したものの、深度を上げると逆立ちする。

こっちの理由は、ブラダーの上を絞ったことによる。

深度が増して給気する度に、後ろだけ浮力が付いてくる。

3m位に戻って来たら、ベストな状態になった。

さて、どうするか。

ブラダーの状態を元に戻して、浅いところで取れたトリムを深場でも取れるようにするというのがベスト。

しかし、これは上手くいくという保証はない。

次が、ウエイトの位置を、ウエイトベストではなく、腰のベルトにして、ブラダーは現状のままとするというもの。

これも、上手くいくという保証はない。

確実なのは、前回完成させたとおり、ポケットパンツと浮力のないベストに戻して、ブラダーは現状のままとする。

これは、確実にトリムも取れ、深度を増しても崩れない保証がある。

今日は、沈船に行くというので、昨夜いろいろ考えて、上手くいっている実績がある第3の方法を採ることに決めた。

3mmのベストの浮力を舐めていたな。

これで、相当苦労している。

テックサイドマウントでも、ウエイトの位置で試行錯誤したしな。

ブラダーの上部を絞ってしまうというのは、確かに邪道だ。

トータルの浮力を減殺することになるし、今回のようなケースで、上部に空気を回して浮力の分布を調整することもできない。

思い切って、バンジーを緩めてしまうのが正解だろうと確信している。

が、しかし、吉と出ればいいが、凶となった時には、また振出しに戻ることになる。

それもまたいいが、それは、明日挑戦することにしよう。

沈船ではなく、DD前で調整する。

浅いといっても、25mオーバーの深度がある沈船周りで冒険は出来ない。

昨日のダイビングが終わってから、相当考えて、ああでもない、こうでもないと行ったり来たりしながらたどり着いた結論だ。

もとのコンフィギュレーション(つーか、保護スーツとウエイトの組み合わせ)に戻した状態で、DD前でちょっと沈んでみて、確認してからにするのが最も安心だ。

トリムが取れることは、実証済みだが、体形が若干変化している(ハズ)なので、確実に沈めるかどうかの保証がない。

ちょっと、ショップに着いたら相談してみよう。

11時からのボートに相乗りするということなので、時間は十分ある。

エキジットしたら、そのままボートに乗ってしまえばいい。

相乗りする相方は、11時からのダイブは2本目になるので、ボートはその前に着岸してるわけだしな。

我ながら、いいアイデアだ(例によって、自分だけそう思ってるに違いないんだが)。

久しぶりーザーの感じは悪くない。

最初は浮き沈みしたが、逆立ちしていた割には耳抜きも悪くなく、思ったよりは上手くいった。

ハイポジションに切り替えてしばらくは、落ち着かなかったが、トリムを除けば水底(16m位)でも安定した。

ユニットのネガティブチェックで、左ホースのディンプルが、時間が経つと戻ってしまうという現象が消えない。

イントラに見てもらって、とりあえず潜ってみて様子を見ようということだったが、バブルチェックでも問題なかった。

スローリークの原因は不明のまま。

ADV辺りが疑わしいし、Tポートの付け根は最大の容疑者だが、水圧が掛かっていると分からないこともあるようだな。

もっとも、水圧が掛かっていて問題がなければ、それはそれでいいともいうが、隠れた問題が進行して、呼吸回路を引き裂くようなトラブルに発展しないという保証はない。

今回、日本に持ち帰ったら、オーバーホールに出す予定でいる。

ヘッドユニットはそのままでいいが、呼吸回路周りは、そろそろくたびれているし、消耗品であるOリングは、全て交換してもらうつもりだ。

カウンターラングの中の袋も、この際交換かな。

というわけで、今日もCCRのトレーニングダイブが続く。

眩しかった朝日は雲に隠れてしまい、食堂は電灯が灯った。

朝の1杯だけで我慢しているコーヒーは、2日目になった。

今日我慢すれば3日連続ということになる。

コーヒーが飲みたくなったら水を一口飲む。

それで、自分を誤魔化す。

簡単に騙されてしまう脳が、ちょっと情けなくもあるが、朝の1杯が飲めるというニンジンがあるからこそ、ガマンできているということもある。

完全にシャットアウトしてしまったら、たぶん、反乱を起こすに決まってる。

1日20杯とか!。

好きなだけ飲ませておくと、最低10杯は飲んでしまうしな。

20杯くらいは、訳ないだろう・・・。

今、1日1杯にしているのが、おそらく現状では限界だろうな。

それを一定期間持続できれば、コーヒー断ちが出来るかもしれない。

断言はしない。

そんな自信はない。

グラスに入ったただの水(パラオでは、タダではないですが)を見ながら、これはコーヒーだと念じる・・・。

一口、口に含んで、カフェインたっぷりの黒い液体が胃に流れ込んでいく様子を想像する・・・。

・・・やっぱ、無理だな。

そうやすやすとは、騙されないぞ!。

かくして、今日も薬物依存とトリムとの戦いが始まる。

どちらにしても、付ける薬はないのだ・・・。

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