夕暮れ ― 2016年06月12日 20:52
夕暮れ
夕暮れ時に合わせて行ったということはないが、前回も今回も、夕日が沈む頃にレストランヴィータで夕食。
今日は、電子ピアノの伴奏で、生演奏が流れている。
スタンダードナンバーをアレンジして、日本の演歌も混ぜたりして歌っていた。
その演奏をバックに、日本人シェフのオリジナルメニューを中心にした料理を選ぶ。
浮沈子はテンダーロインステーキ、イントラは羊の骨付き、加藤先生はシーフードの蒸し物・・・。
サラダとビール(浮沈子はアイスティー)と食後のエスプレッソ(浮沈子は無し)を付けて、140ドル余り・・・。
唯一無二の時間を、男3人で過ごす(ブキミーな気がしないでもないか・・・)。
ややっこしい話はせずに、当たり障りのない話・・・。
次回の日程について、浮沈子の希望を伝える。
年内に、もう1回、テックサイドマウントと、CCRの抱き合わせの機会を作って欲しい・・・。
併せて10日間くらい潜る感じで、テックサイドマウントは、コンフィギュレーションをステージが40キュービックフィートでは固め、80キュービックフィート4本にチャレンジするところまで。
まあ、スキルは、その固まり具合次第だ。
イントラの意見としては、ヨークならヨークで、ファーストステージを全部そろえるべきで、アダプターは使わない方がいいとのこと。
まあ、そうだろうな。
それが正しい。
80キュービックフィート4本でのコンフィギュレーションには、相当時間がかかるとのことだった。
まあ、そうだろうな。
もちろん、それも正しい。
慌てることは何もない。
ゆっくりと、時間を掛けて、試行錯誤を繰り返していけばいい。
BCをどうするかというのは、また相談だな。
ホリスので行くのか、Xディープにするのか、あるいは他社製品にするか。
穴潜り専用ではなく、海洋で潜って使いやすいのがいい。
SMS100Dもいいかもしれない。
十分役に立つ。
その線で、自分の器材を購入する算段をしてみよう。
無難なのが一番だな。
テックサイドマウントは、自分のコンフィギュレーションを見つけることが何より重要で、それが出来てからでなければ、スキルの習得は困難だな。
やってみればわかる。
トリムも取れなければ、タンクもばらばらで、どう取り外していいかもたもたするようでは、スキルどころではない。
大井町のプールで、タンクをお借りして、何度か練習してみよう。
CCRは、今日は忠洋丸とヘルメットレックを潜った。
どちらも、透視度は最悪で、良くて10mだな。
ヘルメットは、深場に行くほど濁っていた。
ポケットパンツとベストの状態に戻して、順調に潜降が出来てほっとする。
今回は欲をかかずに、このコンフィギュレーションのままで通すことにした。
オレンジ色の3mmのスーツは、次回のCCRまでお蔵入りにする。
ああ、テックサイドマウントでは使ってもいい。
思いっきり、後ろにウエイトを置いて、トリムを維持しながら潜るわけだな。
これから、タンクの配置(ドロップ)や回収のスキルが出てくるが、如何にスムーズに行うことが出来るかというのがキモだ。
水面装着でもたもたしているようでは、話にならない。
CCRの方は、減圧停止のシミュレーションを行う。
1本目の忠洋丸では、初めてのロケーションということもあり、酸素もディリュエントもたっぷりと使った。
2本目のヘルメットレックは、潜り慣れた環境ということもあり、透視度はそれなりだったが、ストレスはなく、1本目の半分くらいのガス消費で済んだ。
それでも、ディリュエントは大分使ったがな。
15mから始まって、12m、9m、6mと深度を上げてくるのだが、浮上速度が早過ぎたり、行き過ぎて止まらなくなってしまったり、今度は沈み過ぎて通り越してしまったりと、振動状態が続く。
その精度が上がってくれば、多少の微調整はあるとしても、正確な深度で止まることが出来るようになる(ハズ・・・)。
暫くは、そのトレーニングが続く。
いつまで続くかは、達成度次第だ。
この精度で、減圧ダイビングさせても大丈夫とイントラが判断するまで続く。
イントラに言わせると、コンフィギュレーションも、もう少し弄った方がいいとのこと。
ビタッと止まれないのは、そのせいかもしれない。
時間さえ掛ければ、なんとか停止できるが、3mの深度差を刻む時間は、計画では1分以内だ。
それ以上だと、減圧時間にも影響が出てくるし、通り越してしまった場合には、減圧症のリスクも高まる。
ゆっくり、確実に浮上し、目標深度で正確に止まれるまで、練習を繰り返すことになる。
トリムが取れていることは、最低条件だ。
ここでジタバタしているようでは、話にならない。
こうしてみると、テクニカルダイビングに求められている基本的なスキルというのは、オープンサーキットであれ、CCRであれ、深度のコントロールであることが分かる。
そりゃあ、減圧停止しながら、計画したプロファイルで浮上しなければ、重大な障害や、命にかかわる状況に陥るわけだから、当然といえば当然で、そこに何か違いがあるわけではない。
この先に進めば、ガス交換というスキルが入ってくるが、ノーモキシックトライミックスになれば、CCRでも当然ディリュエントガスの交換が発生する。
ただセカンドを交換して咥えなおせばいいオープンサーキットと異なり、フラッシングとかいう、ややっこしいスキルが入ってくる。
加えて、アホなコンピューターに、ガスを交換したことを教えてやらなければならない。
バックアップのペトレルにもだ。
今回は、まだ、そのシミュレーションには至らないだろう。
エアディリュエントでの減圧停止を、実際に行えるかどうか。
全ては、イントラの判断に掛かっている。
つーか、浮沈子の習得、熟練に掛かっているといっていい。
出来なければ、何年かかっても出来ないのだ。
ヘリウム吸うまでの道のりは、現時点ではまだ、遥か彼方にある。
ブルーウォーターでの停止を想定して、原則として潜降索は見ないことになっているが、ペトレルの数字を見ながら、横目で潜降索の方をちらちら見てはカンニングしている。
ズルだ・・・。
まあいい。
そう、忠洋丸では、この潜降索が動いていて、当てにならなかったので、やや混乱した。
ガスの消費が多かったのもそのせいだ。
最大水深は、どちらも25m前後と、CCRで潜る深さとしては、何の問題もない。
NDLは60分を切ることはなかったし、もちろん減圧停止を要求されることもない。
余程深く(30mオーバー)まで行くとか、長時間ボトムにいるとかしない限り、減圧停止を出すことはない。
今回の講習では、たぶん、最後の方に1回だけ短い減圧停止をやってみるのが精いっぱいだろうな。
明日は、いつもより1時間遅い10時に集合ということになっている。
朝寝坊が出来るわけだが、そろそろ眠くなってきたので、例によってカウンタースタッフ以外に誰もいない食堂(サマーハウス)から撤退しよう。
3日間、夕食抜きで寝てしまったが、今日はしっかりとステーキやサラダ、パンまで食べて、腹いっぱいだ。
本来なら、散歩でもしてから寝るところだが、夜のパラオの散歩は控えるように言われている。
その分、今朝のように、朝の散歩で取り返そう。
なんだ、結局、早起きしなきゃならんのかあ・・・。
夕暮れ時に合わせて行ったということはないが、前回も今回も、夕日が沈む頃にレストランヴィータで夕食。
今日は、電子ピアノの伴奏で、生演奏が流れている。
スタンダードナンバーをアレンジして、日本の演歌も混ぜたりして歌っていた。
その演奏をバックに、日本人シェフのオリジナルメニューを中心にした料理を選ぶ。
浮沈子はテンダーロインステーキ、イントラは羊の骨付き、加藤先生はシーフードの蒸し物・・・。
サラダとビール(浮沈子はアイスティー)と食後のエスプレッソ(浮沈子は無し)を付けて、140ドル余り・・・。
唯一無二の時間を、男3人で過ごす(ブキミーな気がしないでもないか・・・)。
ややっこしい話はせずに、当たり障りのない話・・・。
次回の日程について、浮沈子の希望を伝える。
年内に、もう1回、テックサイドマウントと、CCRの抱き合わせの機会を作って欲しい・・・。
併せて10日間くらい潜る感じで、テックサイドマウントは、コンフィギュレーションをステージが40キュービックフィートでは固め、80キュービックフィート4本にチャレンジするところまで。
まあ、スキルは、その固まり具合次第だ。
イントラの意見としては、ヨークならヨークで、ファーストステージを全部そろえるべきで、アダプターは使わない方がいいとのこと。
まあ、そうだろうな。
それが正しい。
80キュービックフィート4本でのコンフィギュレーションには、相当時間がかかるとのことだった。
まあ、そうだろうな。
もちろん、それも正しい。
慌てることは何もない。
ゆっくりと、時間を掛けて、試行錯誤を繰り返していけばいい。
BCをどうするかというのは、また相談だな。
ホリスので行くのか、Xディープにするのか、あるいは他社製品にするか。
穴潜り専用ではなく、海洋で潜って使いやすいのがいい。
SMS100Dもいいかもしれない。
十分役に立つ。
その線で、自分の器材を購入する算段をしてみよう。
無難なのが一番だな。
テックサイドマウントは、自分のコンフィギュレーションを見つけることが何より重要で、それが出来てからでなければ、スキルの習得は困難だな。
やってみればわかる。
トリムも取れなければ、タンクもばらばらで、どう取り外していいかもたもたするようでは、スキルどころではない。
大井町のプールで、タンクをお借りして、何度か練習してみよう。
CCRは、今日は忠洋丸とヘルメットレックを潜った。
どちらも、透視度は最悪で、良くて10mだな。
ヘルメットは、深場に行くほど濁っていた。
ポケットパンツとベストの状態に戻して、順調に潜降が出来てほっとする。
今回は欲をかかずに、このコンフィギュレーションのままで通すことにした。
オレンジ色の3mmのスーツは、次回のCCRまでお蔵入りにする。
ああ、テックサイドマウントでは使ってもいい。
思いっきり、後ろにウエイトを置いて、トリムを維持しながら潜るわけだな。
これから、タンクの配置(ドロップ)や回収のスキルが出てくるが、如何にスムーズに行うことが出来るかというのがキモだ。
水面装着でもたもたしているようでは、話にならない。
CCRの方は、減圧停止のシミュレーションを行う。
1本目の忠洋丸では、初めてのロケーションということもあり、酸素もディリュエントもたっぷりと使った。
2本目のヘルメットレックは、潜り慣れた環境ということもあり、透視度はそれなりだったが、ストレスはなく、1本目の半分くらいのガス消費で済んだ。
それでも、ディリュエントは大分使ったがな。
15mから始まって、12m、9m、6mと深度を上げてくるのだが、浮上速度が早過ぎたり、行き過ぎて止まらなくなってしまったり、今度は沈み過ぎて通り越してしまったりと、振動状態が続く。
その精度が上がってくれば、多少の微調整はあるとしても、正確な深度で止まることが出来るようになる(ハズ・・・)。
暫くは、そのトレーニングが続く。
いつまで続くかは、達成度次第だ。
この精度で、減圧ダイビングさせても大丈夫とイントラが判断するまで続く。
イントラに言わせると、コンフィギュレーションも、もう少し弄った方がいいとのこと。
ビタッと止まれないのは、そのせいかもしれない。
時間さえ掛ければ、なんとか停止できるが、3mの深度差を刻む時間は、計画では1分以内だ。
それ以上だと、減圧時間にも影響が出てくるし、通り越してしまった場合には、減圧症のリスクも高まる。
ゆっくり、確実に浮上し、目標深度で正確に止まれるまで、練習を繰り返すことになる。
トリムが取れていることは、最低条件だ。
ここでジタバタしているようでは、話にならない。
こうしてみると、テクニカルダイビングに求められている基本的なスキルというのは、オープンサーキットであれ、CCRであれ、深度のコントロールであることが分かる。
そりゃあ、減圧停止しながら、計画したプロファイルで浮上しなければ、重大な障害や、命にかかわる状況に陥るわけだから、当然といえば当然で、そこに何か違いがあるわけではない。
この先に進めば、ガス交換というスキルが入ってくるが、ノーモキシックトライミックスになれば、CCRでも当然ディリュエントガスの交換が発生する。
ただセカンドを交換して咥えなおせばいいオープンサーキットと異なり、フラッシングとかいう、ややっこしいスキルが入ってくる。
加えて、アホなコンピューターに、ガスを交換したことを教えてやらなければならない。
バックアップのペトレルにもだ。
今回は、まだ、そのシミュレーションには至らないだろう。
エアディリュエントでの減圧停止を、実際に行えるかどうか。
全ては、イントラの判断に掛かっている。
つーか、浮沈子の習得、熟練に掛かっているといっていい。
出来なければ、何年かかっても出来ないのだ。
ヘリウム吸うまでの道のりは、現時点ではまだ、遥か彼方にある。
ブルーウォーターでの停止を想定して、原則として潜降索は見ないことになっているが、ペトレルの数字を見ながら、横目で潜降索の方をちらちら見てはカンニングしている。
ズルだ・・・。
まあいい。
そう、忠洋丸では、この潜降索が動いていて、当てにならなかったので、やや混乱した。
ガスの消費が多かったのもそのせいだ。
最大水深は、どちらも25m前後と、CCRで潜る深さとしては、何の問題もない。
NDLは60分を切ることはなかったし、もちろん減圧停止を要求されることもない。
余程深く(30mオーバー)まで行くとか、長時間ボトムにいるとかしない限り、減圧停止を出すことはない。
今回の講習では、たぶん、最後の方に1回だけ短い減圧停止をやってみるのが精いっぱいだろうな。
明日は、いつもより1時間遅い10時に集合ということになっている。
朝寝坊が出来るわけだが、そろそろ眠くなってきたので、例によってカウンタースタッフ以外に誰もいない食堂(サマーハウス)から撤退しよう。
3日間、夕食抜きで寝てしまったが、今日はしっかりとステーキやサラダ、パンまで食べて、腹いっぱいだ。
本来なら、散歩でもしてから寝るところだが、夜のパラオの散歩は控えるように言われている。
その分、今朝のように、朝の散歩で取り返そう。
なんだ、結局、早起きしなきゃならんのかあ・・・。
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